山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

赤兎山 山スキー !雨降りだけど

2021年03月25日 | 山スキー!R03
今日も平日ヒマ人とで地元の山に行ってきました。場所は「赤兎山」です。今回も小原林道経由で行ってきました。
ヒマ人メンバーはM井さん、S江さん、ボクです。

 大舟分岐したの大斜面を登り切った後の、みっちゃんポーズ!?

6:10に小原林道ゲートをスタートです。林道は10㎞有ります。3月なので林道に積もった雪は途切れ途切れです。でも登りはシール付けているのでアスファルト上をそのまま歩き、適宜ショートカットしながら進みます。大木が薙が倒されていたりと所々大規模な雪崩の爪痕が見られました。
 
 小原林道ゲートからスタートです!      林道は随所途切れていますが総じて快適

 
 約10㎞の小原林道。      延々続きます。

9:15漸く登山口に到着です。此処からは小原峠を経由せず大舟山分岐目指し登ります。ここには広大な無木立斜面が有るのです。天気が良ければイイんだけど、次第に雨の降りが強くなりだします。斜面は面ツル!しかも腐った新雪が積もっており滑りが楽しみです。真っ白な兎が斜面を疾走していきました。

 ショートカット!

 
 ショートカット斜面を滑るのも快適でした       いつものブナ!生命力を感じました。


 大舟分岐下の大斜面!もちろん此処を滑りました


 雪質は快適ザラメと湿った新雪!帰りが楽しみだけど雨!!

10:25大舟分岐に到着。視界は30~50m程度。そして10:40赤兎山に到着です。全身ずぶ濡れ!!本当なら山頂で景色を堪能しながら昼飯だけど、シール剥がして滑り降ります!
 
 大斜面は急斜面なので緊張します。       大舟分岐に到着しました。更に視界が悪くなりました


 山頂に到着です。山頂の積雪は約30㎝融雪が進んでるね。

10:55滑降開始です。とても良く滑るザラメで気持ちイイです。そして大舟分岐から大斜面にエントリー!ガスっていて写真が上手く撮れないけど、快適ザラメを滑る!その後はブナ林を縫うように滑り、登山口に到着11:10
 
 山頂から大舟分岐までは尾根上を滑ります。    待望の大斜面にエントリーです!


 大斜面を滑るM井さん。快適なザラメと腐った新雪のコラボ

 
 雨の中、目を瞬きながら滑ります。     天気が良ければ素晴らしいロケーションなんだけどなぁ

 
 大斜面の後は、登山口にかけてブナ林を縫うやうに滑ります     ラーメンタイム。暖かい汁で身体が温まりました。

ここでラーメン(糖質0)タイムです。雨降っているけど、既にずぶ濡れなので気にしない。暖かいスープが沁みます。
そして林道をオートクルーズで進みますが、最初は快適だったけど、杉林の中は杉葉が敷き詰められており進まないし、地雷地帯や隠れ地雷が有ったりと緊張の滑り、歩きが続き、雪が切れている所はアスファルト、その上の落ち葉上を歩き、板を外さないように滑りました。(計6回外しました)
 
 楽しかった後は長い林道を     オートクルーズと言いたいところだけど殆ど漕がなきゃ!

 
 山屋さんは雪のない所もスキーで進みます。      春なので杉葉の有るところが多いです。

そして12:45に小原ゲートに到着!ヤッパシ下りは早いです。
今日も地元の山に登れて嬉しかった。今日は板が傷だらけになることを予想し20年前から使っている地雷専用の板で滑りましたが、更に傷が増えました。というか、もはやどの傷が今日の傷だか分からなくなりました。
今日も山仲間に感謝!

過去の記録
小原林道経由の赤兎山(2014年12月21日)
小原林道経由の赤兎山(2011年 1月 9日)
小原林道経由の赤兎山(2007年 1月13日)
打波集落からしょうつ山経由の赤兎山(2006年 4月 9日)
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野伏ヶ岳 中央ルンゼ!ガリガリそしてパウダー!

2021年03月22日 | 山スキー!R03
今日はカミさんと山岳会のJ地さんとボクの3人で山スキーに行ってきました。今日も平日ヒマ人の山行です
昨日(3/21)は一日中雨で、今日も雨という予報・・・。晴れる所はないかと逡巡した結果、岐阜は一応「晴れ」マーク。という訳で、石徹白に来ました。

 中央ルンゼを滑るカミさん!以外に・・・可成り攻めてました。何か目覚めた!?

朝日添尾根経由で芦倉山に行こうと取り付きに来ましたが、尾根には雪は無くヤブヤブ!!来年に行こうと予定を変更し定番の「野伏ヶ岳」にしました。駐車場に車を停め6:25出発です。ボク達と同じく山スキー屋1名とテレマーカー1名も出発しました。
 
 いつも駐車させて頂き感謝です。平日なのでとても静かな山に成りました。ヤッパシ平日ヒマ人最高です。

杉葉の堆積した林道を進みます。雪解けは早く、雪は途切れ途切れで、スキーの脱着が煩わしいです。ショートカットをする事、7:35和田山牧場跡地に出ました。野伏ヶ岳がドカン。でも山頂付近は雲の中。その流れる雲の速さ!!吹雪かな!?
雪原を進みます。氷化した雪の上に新雪が積もっておりシールが良く進む。先程の2名の山屋さんはダイレクト尾根に向かいました。ボク達は北東尾根に取り付くべく真っすぐ進み右に進路を取り尾根に取り付きます。
 
 幻想的な湿地帯上の雪原を進みます。     宿り木多すぎです。

最初は登りやすかった斜面も次第にカリカリの上に新雪が乗る状態。可成りスリッピーな斜面なので、カミさんとボクはスキーアイゼンを付けて登ることに。J地さんは最近山スキーセットを購入したてで、まだスキーアイゼンは届いていないとの事で、スキーを背負い靴アイゼンを付けて登りました。
 
 最初は景色を楽しめたけど     段々と風が強くなっていき・・・

 
 横殴りの風雪になってきました       視界は20m程に。稜線を外れないやう慎重に

ラッセルする程の雪ではない。昨日の雨から、夜には雪に変わったのだろう。尾根を登っていると北風がだんだん強くなってくる。体が煽られる。誰も下山しようと言うものは居ない。特にJ地さんは初野伏ヶ岳との事で、気合が入っています。そしてダイレクト尾根とのジャンクションを過ぎる。ダイレクト尾根からのトレースも無い。

 そして山頂に到着です。J地さんおめでとうございます!!

そして10:05山頂に到着です。展望は全く無し。雪と風のみ!いつもなら山頂で昼飯だけど、寒くて居られない。シール剥がして滑り降りる事にします。シール剥がしてダイレクト尾根に向かいます。そして中央ルンゼにエントリー!!
 
 最初はカリカリです。落ちたら下までまっしぐら・・・    でもカミさん攻めます。ボクは別山谷滑落したことを一瞬脳裏を過りました


 最初は距離感掴めなくて、足元が覚束なかったけど徐々に視界は開けてきました。

ダイレクト尾根で2名のツボ足登山者にすれ違い、2名の山スキーテレマーカーは山頂諦めて下山したとの事。
最初は勾配が強くカリカリで気が抜けない滑りだったけど、徐々にルンゼ内に溜まった新雪のお蔭で快適に滑り降りることが出来ました。今日で山スキー4回目のJ地さんは、ハラハラしながらも、ちゃんと滑り降りてきました。流石は大野の雪国育ちだけのことは有ります。
 
 J地さんも徐々に攻めモードにスイッチが入りました。    いつに無くカミさん攻めてた。


 こんな時期に新雪滑れるなんて、とてもラッキーでした。

 
 段々とゲレンデの様相に


 それー!

 
 新雪に感謝!この時期には無いとても軽い新雪でした。

11:05そして見晴らしの良い、湿地帯に流れる自由蛇行河川を眺めることのできる所で昼飯です。いつものテーブル作ってラーメン(糖質0)タイムです。今日も山に来ることが出来て感謝です。飯食った後も気持ち良いブナ林を縫うように滑りました。

 自由蛇行河川を俯瞰しながら、蛇行の不思議を感じつつラーメン食います。もちろん今日もケトン体パワーで登りました。

そして良く滑る湿地帯の平原を進み、最後は林道をオートクルーズで進み、雪が切れたところでスキーを担ぎ12:35車のもとに到着しました。お疲れ様でした。
 
 朝来た時よりも天気は悪くなっていました。      石徹白川を渡る二人。40歳過ぎても青春してます。

今日は山岳会の新人のJ地さんのポテンシャルの高さを実感しました。これからもよろしくお願いします。
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越前甲北面(標高800mまで)ザラメ滑降

2021年03月19日 | 山スキー!R03
今日も平日ヒマ人とで山スキーに行きました。4日ぶりの越前甲です。
メンバーは、YAMAさん、みっちゃん、ボクの3人です。今日も平日快晴で最高の北面ザラメを堪能しました。

 北面の快適ザラメを滑るみっちゃん!

朝、横倉の駐車場に集合し、7:40出発です。(遅刻してすみません)
先日と同様で雪は繋がっており、スキーを脱がずに登り滑ることが出来ました。
 
 台地に出ると鎧壁がドーン!     先日無かったブロック雪崩の痕跡も!軽自動車くらいの大きさも

生暖かい中、登ります。汗が出てきます。サングラスも曇りますが、峠に出るとヤッパシ風が有り肌寒い。カッパを着込み、今回は登山道尾根を登らず北面の斜面を登ります。下部は緩んで快適な登りだけど、徐々にカリカリになります。慎重に登ります。
 
 トラバースは雪が緩んでいて快適!      北面に出ました。帰りはここを滑らず、隣の西側の北面を滑りました。

ジグを刻みながら登ること、1180mhの甲の肩に10:05到着です。振り向くと白山がドカン!そして勝山市街地も良く見えます。でも黄砂!?花粉!?のためか見下ろす風景は霞んでいます。

 白山とみっちゃん!登っている途中、福井県警のヘリが上空を飛来して来ました。

さぁ。最後の登りです。痩せ尾根も雪が緩んでおり快適に登れました。そうして10:45山頂に到着です。先日作ったテーブルは残っていましたが、風防は溶けたのか、その基部のブロックが少し残っていました。
 
 途中、北面を俯瞰する。もう少しすると緩むかな     先日作ったテーブルと風防の状況。

先日作った風防が溶け無くなったので、新たにブロックを掘り起こし積み上げ、YAMAさんが来る頃に完成しました。風を防げるだけで暖かいです。そしていつものラーメン(糖質0)タイムです。白山を拝みながら啜るラーメン最高です。今日も朝飯抜きのケトン体パワーで登ることが出来ました。

 いつもの儀式です。貧相な昼食だけど、山に登り白山を拝みながら食べるラーメンは最高の贅沢です。

山頂でのんびり景色を楽しんだり、雑談したりと楽しい時間を過ごせました。長居してしまいましたが11:45滑降開始です。
 
 小松の方向です。日本海が見えました       勝山市街地です。勝山市からはいつも良く越前甲が見えます(カミさんは冬の時期はペンギン🐧に見えると言ってます)

最初はテレテレと山頂の広い斜面を滑り、北面のエントリーポイントに到着です。今日は谷が狭く水流が出てくるところまで滑ろうということで、標高800mhまで滑りました。滑った後はシールを貼って再び峠を目指し登りました。

 山頂からの広大斜面。テレマークがとても気持ちイイです。


 北面も最初はカリカリ君でしたが、徐々に腐ってきました。快適ザラメです。

先生とみっちゃんは動画を撮ってくれるので、頑張って滑りましたが転んで滑落…。もっと技術を磨かないとね。
 
 落ちてゆくYAMAさん。年齢を感じさせない滑り!    広大ザラメ!この辺が超快適でした

 
 徐々に谷は狭くなってきますがまだまだ滑ります    この辺に来ると、峠へのトラバースのトレースが有ります。

谷は徐々に狭くなりだし、数日前のトレースはトラバースして峠に向かっているやうです。でも雪はまだまだ繋がっているので、そのまま滑り降りていきます。そして時折、滝の頭が出ているところを過ぎ、そのまま滑り降りていき、標高800mh地点で滑降はやめて、シールを貼って尾根に取り付きます。

 北面ご馳走様でした!

 
 カッパを脱いでシール貼って登り返します。標高差約150mを登り返しました。

登り返している途中の尾根から、北面の大斜面を仰瞰することが出来ました。素晴らしい北面です。多くの山スキー屋さんが滑りに来るのも頷けます。

 北面の状況を仔細に観察して、今度来るときは何処を滑ろうかと色々楽しみも膨らみます。

 
 12:45に峠に到着です。ここからもまだまだ斜面は続きます!   腐った雪を堪能です!!

最後は林道をオートクルーズで進みます。思いのほか良く滑り快適!(^^)/
そして13:25横倉の除雪地点の駐車場に到着です。お疲れ様でした。

今日もありがとうございました!

いつも山でお世話になっているYAMAさんとみっちゃんには、我が山岳会80周年(なんと戦前の昭和15年設立)記念の景品(手ぬぐい)をプレゼントしました!また何処かで使ってくれると嬉しいです。
そんなこんなで、今日は北面を可成り下部まで滑ることが出来、満足満足の山スキーと成りました。

YAMAさん制作の本日の動画見てね
コメント (4)
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越前甲北面 快適ザラメ

2021年03月15日 | 山スキー!R03
今日も平日ヒマ人との山行です。皆、一応仕事をしており今朝は夜勤明けの!そして天気も良いことなので、近場の山に行こうと成りました。勤務の申し送りを終え、車に乗り横倉の最終除雪地点に到着。山の服装に着替え、準備を終えたら9:17出発です。

 最終除雪地点。例年通り除雪されております。(前回はあまごの宿まで)

 
 しばらく歩くと、雪は豊富です。    でも融雪のスピードも速く、SB(スノーブリッヂ)が随所に

10:05鎧壁下の台地に出ます。見上げる岩稜がいつ来てもカッコイイです。トラバースしながら進むこと新又越に到着。雪はギリギリで繋がっていました。あと1週間も経たないうちに消えそう。此処に出ると、北面の様子が窺える。新雪が3~5センチ積もっているようです。急斜面を登る。尾根上は風で雪面が氷化した上に薄っすらと新雪が積もる。慎重に登るが、足を滑らせたら北面に落ちてしまう(;'∀')
1箇所、これはさすがにシールで登るのは危ないと思い、スキーを背負って登ることに。そして平坦な尾根(1270mh)に成ったら再びシール登高。所謂シートラで越前甲を登るのは初めてでした。
 
 もうすぐ越前と加賀との峠の新又越!    峠からは急な斜面を登ります。カリカリで際どい登り。

 
 ようやく緩い尾根の登り     1270mhで山頂にご対面!

もう此処まで来れば、あとちょい。天気も良く快適。途中、エントリーポイントの北面を覗き込むと、リセットされています。少し緩むのを待って滑り込むとして、山頂を目指すこと暫し。11:35越前甲に到着です。遮るものは無く360度のパノラマ!!風が強いので風防とテーブル作りで白山を拝みながらラーメンタイム(糖質0)旨い!!
 
 北面は縦溝無しの新雪が積もっています。     山頂に到着!!ヤッパシ故郷の山は素晴らしいです


 いつもの儀式!?山頂で昼飯です。昨日の朝から食事を摂っていなかったので、更に美味しく感じます。(ファスティング!?)

白山はもとより、経ヶ岳、大長山、加賀大日山が良く見渡せ、眼下には勝山市街地、そして遠くは日本海まで見えます。人事異動の内定など、今後の自分達の成り行きや、山岳会の事や色んな話で盛り上がります。雪も緩んできただろうという事で、12:20山頂を後にします。

 真っ白な白山!ひと際存在感が有ってカッコイイです。4月に成ったら行きたいと思います。

 
 勝山市街地と九頭竜川。もう田んぼには雪は有りません。   存在感の有る大長山。素晴らしい!

雪はちょうどいい感じに緩み、ターンの一つ一つが気持ちイイ。縦溝の無い面ツル斜面。そして、北面に入ると更に快適です。上に乗った新雪はイイ感じに緩んで滑りやすい。その下の根雪も適度に緩み気持ちイイ。今日は思いかけず滑りやすい新雪を堪能。

 山頂からGO!杉ちゃん。毎回山行を重ねる毎に進化が止まらない


 北面の大斜面にGO!M井さん。ARMADAの板で参戦。どんな雪質にも対応するイイ板です。


 杉ちゃん。滑りやすい快適斜面が続きます。

 
 デブリも無く、面ツル斜面。越前甲に来たなら北面は必須だと思っています。


 なるべく限界まで北面を頂きました。ご馳走様でした!

最後は頑張ってトラバースして新又越に出ます。その後はトラバースして進みつつ、台地のあまり滑らない斜面を滑降し、林道に繋げます。でもストップスノーでなかったのが良く、台地も林道も良く滑り12:50車のところに到着。
 
 鎧壁を眺めながら台地を滑降します       林道はオートクルーズで

今日は勤務明けで若干眠かったですが、真っ青な空に真っ白な山でスッキリ覚醒しました。そしてメンバーにも恵まれ、お蔭で素晴らしい山行に成りました。今年は地元故郷の山々を駆けることが出来、感謝です。
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小白山から俵谷滑降!

2021年03月07日 | 山スキー!R03
今日は福井山岳会の仲間と石徹白~杉山~小白山(南峰)に登りました。
そして俵谷を滑り、再び山頂に登り返し、再度俵谷を限界まで滑り、登り返しました。天気も良く雪も良くお腹いっぱいの山行と成りました。
(山スキーメンバー)A木さん、O橋さん、M井さん、T田さん、塚Dさん、カミさん、ボク
(ツボ足メンバー) T内さん、Y田さん、M上さん

 帰路にて「杉山」から望む小白山と俵谷!最高の滑り、登りを堪能できました

今日は山岳会の例会山行です。山スキーチームとツボ足チームの混成グループです(総勢10人の大所帯)。大野のいつもの集合場所に4:10集合し、出発です。場所は石徹白!最近人気の山なので早くいかないと駐車場が大混雑(地域住民の方々に迷惑にならない様、細心の注意を払う必要があります)。5:50に神社前駐車場に到着し、6:05出発です。
今回はいつもの牧場跡ルートでなく、人のいない静かな杉山経由の小白山北峰ダイレクト尾根を目指します。
 
 既に数台車が有りました。     最初は急な登りです。雪が切れ始めてきました。

 
 最初はガスの中だけど杉山に出ると、見晴らしが良くなりました     いったんボトムに滑り降ります

林道を少し歩き小白山谷の橋手前を左にとり、急な斜面を登ります。切れかけた雪を繋ぎ、木の枝を引っ張って登ると台地に出ます。そして再び尾根を登ること8:10杉山の見晴らし台に到着。杉山という名称だけど、樹木を仔細に観察すると、檜でした。シールのまま下り、一旦1115mhのボトムに下り、小白山北峰のダイレクト尾根に取り付きます。徐々にガスは消え青空と白い峰々のコントラストがボク達を迎えてくれます。感動!!

 樹林帯を抜けるとダイレクト尾根に続き野伏ヶ岳が見えます。登山者の姿も確認(ボクの視力は公称2.0です)


 そして左に目をやると、今日の目的地、そしてエントリーポイントの小白山南峰がドッシリと構えています。

 
 野伏も近くなり、その奥には純白の別山が鎮座しています。    カミさんもガシガシ登ってきています。

今日で山スキー2回目のT田さんも皆について来ています。シール登高の技術等がまだですが、体力、センスが有るので無難に登ってきています。そして9:45北峰ピークに到着です。南峰ピークへの稜線も安定しているようで、雪庇の危険性もありません。福井県側は可成り切れているので、早めに岐阜側の斜面をトラバースして山頂目指します。

 北峰から望む小白山南峰(こちらが本物のピーク)俵谷のラインが白く美しいです。早く滑りたい!!


 南峰に向け斜面をトラバースしているときに、谷に目をやると「俵谷」早く滑りたい!イイ感じに雪はザラメ!!


 小白山南峰から野伏ヶ岳。後続メンバーも続々やって来ます


 枇杷鞍山の後ろには雲海に浮かぶ荒島岳。


 そしてボクらが故郷の山「経ヶ岳」先月滑った1555m外輪から亥向谷のラインもバッチシ

9:55小白山南峰に到着です。360度遮るものなく、北アルプスや乗鞍、御嶽もバッチリ!能郷白山とか。もちろん白山も。感動的な風景を山岳会の仲間とそしてカミさんと堪能できました。今日は本当に天気が良い!!
 
 続々と皆が山頂に到着します。雪も次第にイイ感じに緩み、快適ザラメに変わってきました。(^^)/


 小白山の山頂にて山岳会の仲間と。板はもう皆・・・春仕様なりました

記念撮影を終えたら、10:20待望の俵谷滑降(1回目)を滑ります。皆、奇声を上げ滑り…落ちてゆきます。快感のひと時も暫くで、標高1400mhのところまで標高約200mh滑り、再びシールで南峰に登り返します。登り返している途中、稜線上に山岳会のツボ足メンバーが見えました。そして登り返すこと10:55南峰山頂に到着。ここでT田さんは皆の為に素晴らしいテーブルと風防を作ってくれていました。感謝!!
 
 山頂から一気にエントリー!    障害物も無く面ツルの快適斜面


 いつ来てもとても素晴らしく滑りやすい谷!そして縦溝無し!


 時間が許す限り、滑って登り返して滑ってと、楽しめました

 
 標高差200mh滑り降りたら     登り返し!誰もザックを山頂にデポする人は居なかった。やはり山岳会の掟!?

 
 登り返しの呼吸の辛さも何故か気持ちイイ!     山頂に再びカミさんゴール!!


 ツボ足とスキーメンバーが揃ったところでT田さんが作ってくれた立派なテーブルでラーメン(糖質0)タイムです。皆、家から持ち寄った様々な食材を分け合い楽しい時間。これも山の楽しい時間です。T田さんは今回も凝った昼飯です。流石です。ヤッパシ山岳会の仲間は皆面白い人たちです。

11:40楽しい時間も撤収し、山スキーメンバーは谷へ滑り込み、ツボ足メンバーは元来たルートへ下山開始です。
 
 雪はまだまだ快適ザラメ!!気持ちイイ     落ちてゆくM井さん


 カミさんも快適にシュプールを描けてました!ヤッタネ!!


 どこまでも続く大斜面・・・

 
 誰も此処で終わろうと言う人が居なく・・・     滝の埋まった狭い所に出て漸く尾根に登り返すことに

随分と滑り続けます。気持ち良く誰もその滑りを止める人は居ません。標高1270mh付近で谷が狭まり滝の埋まっているところで漸く登りやすそうな支尾根が出てきたので、このまま滑り続けたいと思う残念さは有ったが、シール付けて登り返します。標高差150mh登ったところで、朝の北峰ダイレクト尾根にトラバースできそうなところでシールを剥がし、当該尾根に接続し、再び快適な尾根を滑ります。
 
 尾根への滑りも楽しいブナ林。颯爽と滑る気持ち良さ。    雪質は終始快適だった

ボトムに着いたら、シールが汚れるのと、着脱の面倒さによりスキーを背負って杉山に登り返します。そして13:30杉山に到着。振り返るとボク達の滑ってきた俵谷が見える。

 小白山南峰からの俵谷、そして満足げなカミさん!もう此処からは滑り一辺倒。

杉山でツボ足メンバーが待ってくれており、ツボ足メンバーは先に下山。ボク達は全員そろって一気に滑る。樹林帯はブナ林から杉林になるものの、スキーは良く滑り快適に最後まで滑れました。
そして限界までギリギリのところまで滑り、朝の橋に到着し、石徹白川に架かる橋を渡り14:20到着しました。

 O橋さんとカミさんゴール!お疲れさまでした。

今日の小白山の俵谷滑降は今まで牧場から橋立峠コースから3回来たことがあるけど、今回の杉山コースに登り返すコースをとれば、俵谷を思う存分お腹いっぱい滑ることのできる秀逸なコースであると実感しました。
今日もカミさんと、そして楽しい山岳会の仲間と山に登れて最高の思ひ出が出来ました。皆に感謝です!!

過去の俵谷の記録
2010 3月 俵谷滑降
2010 10月 俵谷↑三面谷↓沢登り
2015 2月 朝日前坂から小白山
2017 3月 俵谷滑降
2018 3月 俵谷滑降
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滝波川源流滑降

2021年03月01日 | 山スキー!R03
今日もいつもの平日ヒマ人達と山に行ってきました

 大長山から白山を望む。真っ白です!今年もよろしくお願いします!

メンバーはM井さん、S江さん、Y川さん(テレマーカー)、ボクの4人。カミさんも一緒に来る予定だったけど、他の山岳会の仲間と縫ヶ原山に行きました。1台を小原集落の道路の待避所にデポし、東山の駐車場に車を停め6:05出発です
 
 昨日大勢の山屋さんが取立山に行ったのかトレースが凄い     振り返ると勝山市や福井市が良く見える

キャンプ場管理棟手前の尾根に取り付きショートカットして登ります。快適に登り進め7:50取立山に到着です。鉢伏山の先にちょこんと大長山が見えます。

 もうすぐ取立山! 鉢伏山の上に大長山の先っちょが見えます。

 
 もうすぐ取立山!    山頂から原高山への下り


 取立山から鉢伏山・・・そして鉢伏山の上にちょこんと大長山

 
 経ヶ岳はいつ見てもカッコイイ!!       鉢伏山への稜線。快適尾根歩き


 鉢伏山からの大長山!

アップダウンの尾根を滑ったり登ったりと取立山~大長山への稜線は楽しいです。今日は良く滑るザラメなので快適!!
9:10鉢伏山に到着です。風が物凄く強く、立っていられないほど。
シール付けた状態でテレテレと滑るのは楽しい!!
 
 鉢伏山の山頂に到着!風が強く飛ばされそう…      鉢伏山を後にする。

 
 谷は風が無く快適に登れました      振り返ると鉢伏山


 山頂の肩に出ると大長山。堂々とした風情です。

 
 山頂からは白山はもとより     我らが故郷の経ヶ岳

 
 赤兎山や      別山!  360度パノラマ満喫

10:25大長山に到着です。爆風が吹き荒れているので、皆で雪面ブロックを切り出し積み上げてシェルターを作ります。そして漸く落ち着いたところで、白山を拝みながらのラーメン(糖質0)タイムです。天気は暴風だけどこれ以上悪くならないので、雪が緩むまで待つこと暫し。11:30に滝波川源流にエントリーです。

 風が強く飯どころじゃないので、ブロック切り出し積み上げてシェルターとテーブル作って昼飯!

 
 飯食った後は谷に向けGO     山頂下は広大なゲレンデが広がっています


 超快適です。ザラメが丁度良い具合に緩み、進みます。

気持ち良い滑りで皆、奇声をあげています。ゴルジュの状態が気になりますが、今年は大雪だったので、多分埋まっているだろうと思い、滑りを満喫する。デブリも落石も無く終始、面ツル状態。今日は当たりの一日。

 広い!!

 
 ボクのお気に入りゲレンデ!     滝波川源流は沢登りも楽しいです(17年前に遡行)

昔、カミさんと滝波川源流の沢登りに来たときは、今回の懸念のゴルジュが面白かったが、その後は平凡な沢で、頂上直下付近に差し掛かると傾斜は急で、草付きを登った記憶が思い浮かぶ。そんな沢でも雪が積もれば快適斜面。沢も山スキーも楽しめる!!
 
 Y川さんのテレマーク!NTNの滑りを一回試してみたいなぁ(ボクは75㎜)


 黄砂は若干雪面に残っていた。けど真っ白なゲレンデです。落石も無しデブリも無し


 2年前に来たときはゴルジュに雪が少なく通過を難儀したけど今日は快適に滑り抜けることが出来た。

 
 ゴルジュは両岩が切れ立っているのでトラバースに難儀するところですが、今日は楽勝!

 
 後は左岸、右岸と雪のあるところを滑ります     所々きわどい所も有りますがロープ出すことも無く進みます

ゴルジュを過ぎた後は広い河原を進みますが、所々狭く雪の付いていない所も有るので、急斜面をトラバースするときは、沢に落ちないよう細心の注意を払います。一応ロープ持ってきましたが、今回のメンバーなら何とかなるだろうと。(ただ面倒臭いだけ!?)いつもと違い、渡渉は上の方で。(林道への登り返しが無く、ここを選んで正解だった)ただ、渡渉の際、対岸へ投げた板が雪面を滑り落ち川の中にドボン!拾いに下りました。(濡れた)そして林道に到着

 渡渉もありました。対岸にスキーを投げたつもりが…板は滑り出し川の中に落ちました。広いに行くの大変でした

 
 林道に出るまで何とか頑張ります    小原林道はオートクルーズでブッ飛ばし小原集落にゴール!

林道に出たら後は何も考えず、滑り降りる。所々漕ぐところがあったけど、ほぼオートクルーズで。そして13:20小原集落に到着。ひっそりとした佇まいです。路肩の壁から流れ出る生水を飲んで喉を麗し、板を洗ってデポしておいた車に乗り込み東山駐車場で解散しました。
今年は大雪のお蔭で県内の山々で遊ぶことが出来、嬉しい!ヤッパシ・・・生まれ育った勝山の山はイイなぁ。

 お疲れ様でした。今日も楽しい仲間と楽しい山行ができました。

 2年前の滝波川源流滑降の記録
11年前の滝波川源流滑降の記録
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