山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

白倉谷左俣

2009年06月27日 | 沢登り1
今日は福井山岳会のM本さん、労山のHさんと沢登りにいってきました。
この沢は、昔々・・・ボクとカミさんが結婚する前のまだ付き合っている頃、約7~8年前に一緒に行ったきりです。あの時の記憶はあんまり無いけど、沢の風情は少し記憶の片隅に残っています。天気もイイことだし、頑張って行きませう!
朝5:15大野の某所で集合し、Hさんの車に乗せてもらいいざ池田町へ。そして林道に突進し添又谷との二俣の駐車し出発です。(7:00頃)
 

 

 

 

 

堰堤2つ越え左俣へ。水量もマズマズ。小滝が連続する楽しい溯行が続きます。1箇所を除き全て直登出来た。さしたる難しいルートファインディングも無く1168mの支尾根に到着し、金草岳への登山道へ藪漕ぎし、登山道を辿り山頂に向かうと草刈り集団に遭遇。「あれ・・・YAMADAさんじゃないですか~!」話を聞くと、YAMADAさん達は毎年恒例の登山道草刈りとのこと。さすがです。このような方のお陰で我々登山者は快適な登山が出来るというもの。
 

 

 

きちんと整備、草刈りされた登山道を歩き、登頂できるのもこういった方々のお陰だということを認識し山に登らなくてはいけませんね。来週土曜日は福井山岳会が上小池~六本檜~三ノ峰、~赤兎山の登山道草刈りを敢行します。ヨロシク!そして山頂には12:05着。ヤッター!!冠岳も指呼の間に聳え圧巻!でも昔来たときには無かった徳山ダムには寂しくなりました。あんなの必要あるのか!?昔行った西ノ浦、イチン谷など流域の名渓はもう入れないだろう。
山頂で記念撮影をし、いつもの必修装備のビールを忘れたことを悔い、行動食を食べ下山。
草刈りのお陰で登山道は明瞭で快適・・・でも暑い・・・そして、檜尾峠に着いた時、前着たときは峠には小さな祠が有ったのに無くなっている。雪で谷底に落ちたのかな・・・!?進路を左にとり、激下りの後14:40駐車ポイントに到着。
今回の山行は久しぶりにこの沢に入ったんだけど、小滝が連続し、そのほとんどが直登可能で気持ちよく涼しい山行となりました。夏の暑い時期はやっぱし「沢登り」だね~。
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水流に負けじと・・・

2009年06月21日 | 沢登り1
今日は眞ちゃん達と沢に行ってきました。
朝目が覚めてカミさんと今庄に向かう。途中雨がザーザー降っていたので今日はもしかすると中止かな!?と思いながらメンバーを待つ。
こんな雨の中での溯行は中止だろうと思っていたが、眞ちゃんが行く!というので皆異論は口に出せません。
 雨の中でも皆が居れば楽しいよ!(はうさんとカミさん)

 
 夜叉滝                    高巻きするN井さん 雨に濡れた葉っぱがキレイ!

進路を広野ダムに向け出発!夜叉ヶ池への駐車場に駐車し、雨の中合羽を着てハーネス等の装備を着け岩谷川に入ります。夜叉滝を巻き、途中登山道を横目に入っていきます。そして
15mCS滝にぶち当たります。左のフェースはヌメヌメ、登るなら右の水流の中を登るっきゃないです。
そしてトップは志願したボクが登ることに!
冷たい水流を頭に受けながら、上の状況を仰ぐと顔面に激流を浴び、耳や口など穴という穴の中に水が入ってきても、防ぐことは出来ず、確実に微妙なスタンス、ホールドを捉え登った。以外に岩は脆くない。ハーケンのリスも有り、カムを噛ますところも有り、支点を細かく取り、滝上に上がることができました。万歳!!
  
 頑張れボク!
 
その後は支点を取り、後続のビレーをとり全員完登しました。
帰りはこの滝を懸垂し、(アクシデントが有りましたが危機一髪でセーフでした)雨が上がる雲の切れ間からの日差しを浴び、体を温めながら下降、
 
 もう沢登りのシーズンに入ったんだね~♪         懸垂するカミさん

 
 天然洗濯機の中だよ!(マイナスイオン中毒)       ここの名物「ヤシャ ゲンゴロウ」         

駐車場に着いたころには雨は完全にあがりました。
帰路にて国道を走る頃には外気温35℃と夏のような暑さの中、エアコンのぶっ壊れたパジェロの窓を全開にして汗をかきながら、コンビニでアイスを買ってそれを頬張りながら帰りました。

水流の中の登攀は全身水浸しで寒いけど、スリルがあって気持ちイイっす!
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雨で撤退!

2008年09月21日 | 沢登り1
今日は山岳会の新人M山君と沢に行ってきました。
メンバーは敏さん、D道さんの4人です。
土曜日の夜はカミさんの実家(福井市)でビールを飲みまくっていたので、朝が気持ち悪かったですが、D道さんにカミさんの実家近くまで迎えに来てもらい、勝山の沢に行きました。
天気予報どおり雨が降っていて、所により雷が・・・という不吉な予報を信じないで行きました。
しかし天気予報どおり雨が降っていて、小原のゲートを6時通過(入山協力金を支払い)し入渓地点から堰堤を5つ越え、溯行していくと、段々と霧が深くなり視界も悪くなり、ついに大粒の雨がザック、体を打ちつけます。
徐々に川の水も濁りだし、みんなで相談した結果、「撤退」ということになりました。
早々と沢を下り、車の元に到着しました。残念!!
車の中にブルーシートを敷き、国道のチェーン脱着場の雨宿り出来るところで着替えました。
その後は、ログハウス→コージツ(山の店)→クライミングセンターと怪しい珍道中になりました。
また今度リベンジしましょうね。
 雨さえ降ってくれなければ・・・
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新人のムック!

2008年08月28日 | 沢登り1
最近ブログを更新していないせいか、色んな方からどうしたんだ!?と心配される始末。ただ、本職の仕事が何やかんや忙しかったもので、ついつい更新が億劫になっていました。
さて・・・
8月10日は福井山岳会の新人のM山君と沢に行ってきました。この日は、毎年の恒例である登山道整備です。他の会員の皆さんは草払機でブッシュと挌闘していることでしやうが、ボクには入会するか迷っているM山君との山行に行かなくてはならないと、勝手に大義名分があると言い聞かせ、D道さんとM本さんとの4人で沢に行ってきました。
D道さんとは5年ほど前に三ノ峰の剣ヶ岩谷を溯行して以来の久しぶり!それ以外にはクライミングでお世話になっているけど・・・いつものD道節が聞けるとあって楽しい山行になるだろう。M本さんは、この溯行のあとパキスタンの山に登るらしく、アルカイダ系の武装集団に拉致、されないか心配です。そして新人M山君は某製薬会社に勤務する元大学ワンゲル部出身の24歳。若い!!
ということでこのメンバーで赤坂谷に行ってきました。
 
夏は泳ぎの沢がイチバン!

ここは初心者向けの易しい沢!でも5年程前に豪雨の中溯行した時に山岳会のK尾さんが濁流に飲み込まれ滝を3つ流し落とされ釜の中で人間洗濯機になった沢(下りの神崎川本流での事故)でもある。
しかし当日は好天に恵まれたのは良いが、このところの雨不足により水量は半分くらいに減っており、前回とは比較できないほどの超初心者向けの沢になっていました。
でも、水と戯れることが出来、本流の天狗滝もM本さんリードで登ることが出来、そこそこ満足いく沢登りとなりました。
もちろん帰りの車内は爆笑しながらとなりました。さすがD道さん。
 

 
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涼を求めて

2008年07月28日 | 沢登り1
猛暑日が続く毎日ですが、先日の26日(土)は福井山岳会のN井さんとN崎さんとで「海ノ溝」に行ってきました。ここはボクが沢登りを始めた当時、眞ちゃんに連れて行ってもらったのだけど、逃げ場の無い壮絶なゴルジュ、そして陽の当たらない陰惨なゴルジュのなかの滝を突破するそれは、今までの沢登りには無い恐ろしさを感じ、浮力が働かない白泡の中を泳ぎ、釜に吸い込まれそうで、いくら水をかいても進まなく、水流に押し戻され恐怖を感じたものだ。しかも水温は冷たく、遡行中は寒さで体の芯から冷え切って、上顎と下顎が噛みあわないほどに震えていた。でも、一つ一つ滝を突破する難しさは有るものの、突破したときの喜びは何事にも代えられない。クライミングでのフォールといった恐怖よりも、白泡の水流での突破に失敗し、溺死が一番恐かった。
 今回は心強いメンバーとの遡行となった。連日好天が続き、水量は昔来た時よりも若干少なめだが、逃げ場の無いゴルジュでは何が起こるか分からない。心して行こう!
 集合場所の板取温泉でN崎さんと落ち合い出発です。キャンプ場から本流に入ります。暫くは平和な流れで泳いだり、へつったりして進み、海ノ溝の出合に到着。すぐの滝は右の岩場の細かいスタンスを頼りに簡単に越えます。昔ここで落っこちて流された記憶が蘇ってきた。
 
平和な流れの本流                  もうすぐ入り口です。若かりし頃ここで落ちた・・・

暫くすると、白泡の2m滝が現れるが、N井さんが切り込み隊長で10m程泳ぎ滝の落ち口に入り、続いてボクがN井さんのショルダーで越します。暫くは水に浸かった状態だったけど難なく越え、続いての2m滝も7~8m程泳ぎ左からショルダーで登りました。水流から頭を出すときにかなり水を飲んだ。
 
切り込み隊長のN井さんの後を続くボク。そして無事登れた・・・

 
登ったあとのひと時。            続々と滝が出てきますよ~

 
ここも左からショルダーです。               ヘツるN崎さん

 
水を飲みながら登るボク                 寒中水泳大会です

寒いが以前ほど緊張感は無く、唯一陽の当たる平和な釜の岩場で休憩。目の前の5m滝は登らないで左岸を高巻きます。次回来るときはココを是非とも登ってみたい!
 平和な水面(唯一陽の当たるところ)

懸垂してヘツって泳いでいくと目の前に灰色のCS滝がデンと立ちふさがります。ここはボクが最初右岸を泳ぎ、水流を横断し左岸に移って泳ぎCS基部に取り付き、残置スリングでCSを左から巻き込むように登った。中々微妙な登りだった。皆を引っ張り、ビレーして左の岩をトラバースするのだがここで失敗したらCSの裏側に引っかかり水流に押し潰されカエルのようになってしまう。
 
CS滝(N崎さん断念)つづいてそれを泳ぎきり、攻略中のボク

N崎さんがハーケンを打ち微妙なムーブで越えていく。次の滝は水流も強く、越えられそうにも無く、ボクが細かいホールドを探し、気合で左岸壁を登り越えた。
最後の難関は泳いでも泳いでも水流に押し戻されるが、渾身の力で泳ぎ左岸の壁に辿り着き壁にヘツっていても押し戻され、あえなくハンマーで越えることに。ボクのハンマーにザイルを括り、6~7回滝の上に放り込んだ時、滝に引っかかっていた流木に微妙な感じで引っかかった!これを頼りに溯り、その木にしがみついて登ることに。やった~
 
頑張れN井さん

 
増水時に引っかかった流木。こんなに水が増えたら即死かな!?

暫くは小滝が連続し、徐々に周りの景色が明るくなり、生温い一陣の風がゴルジュ内を過ぎ去っていく。緑の新緑の梢が見え出してきたら終点だ。いつの間にかゴルジュを抜け出し、平和なせせらぎが流れるようになる。これでゴルジュは突破したのだ。
おつかれさん!後は林道に向かい藪を5分程度漕いで車のところまで歩くのでした。
帰りは板取温泉に浸かって、新しく出来たトンネルを通ってルンルン気分で帰路に向かいました。家に帰ると、源次郎とカミさんとで地元の保育園の夕涼み会にも行き、ビールを飲んでいました。
翌日、体中(特に脚)を中心に青アザが出来ていました。知らないうちに岩に当たっていたんだな~。
今回は水量も若干少なめで、快適な溯行が出来ました。天気の崩れも無く、終始冗談を言いながらのリラックスして臨めた。昔はそんなんじゃ無かった・・・。ちょっとは成長したのかなと思った。
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滝、滝、滝~!

2008年07月20日 | 沢登り1
今日は福井山岳会のみんなで沢に行ってきました。
カミさんは2年ぶりの沢でとても緊張していましたが、今回のメンバーとなら大丈夫でしょう!K尾さんがいないのがちょっと寂しいけどね。
今日のメンバーは敏さん、N井さん、M本さん、そしてカミさんとボクの5名です。
勝山の某所にて集合したのち出発です。今日はN井さんの新車で行きますよ~車が沢臭くならないとイイんだけどね・・・
今日は直海谷の支流倉谷の遡行です。
いきなりミニゴルジュそして連瀑と滝が多く出現しますが、高巻くのもいやらしく全て直登でクリアします。沢が久しぶりのカミさんも徐々に感覚を取り戻して果敢にムーブを決め登りました。
 
水に浸かるの気持ちイイね~!

 
滝もいっぱいあったよ。

 
マイナスイオン中毒です。

 ナメに浸かり皆で記念撮影!

25m大滝を一箇所高巻いただけで、後は全て登れたのがこの沢のイイとこでした。
ザイルでの登攀、花崗岩質の岩でできた谷なのか、ハーケンが良く効き、カムも効き果敢にリードクライミングできたのが良かった。
この谷、いや山域が岩の塊で出来ているのか、滝やナメが素晴らしかった。
標高850m付近で右にルートを取ると、70m位の流程を持つスラブ滝も現れ、これもザイルで登れたのが更に良かった。(ちょっと恐かったけど、登っている途中に振り向いた山の展望が最高でした。)
最後までずっと滝が続き、源頭からは15分程度藪を漕ぎ登山道に出た!
 
さすがにこの25滝は高巻きしました。    この20m滝はボクがリードさせてもらいました。

 その20m滝で流心を通過したときのカミさん

 
70mスラブ滝(その下は連瀑)をリードするN井さん。(下から仰瞰する以上に長い流程でロープワークが大変でした。しかもリスに乏しく、ちょっと恐かった)

その後は登山道を忠実に登り、口三方岳の三角点目指して登り、ゴール!お疲れさんでした。
遅い昼食をとった後、ワイワイ登山道を下り車を駐車した地点に帰着。
川で水浴びして泥を流して温泉に向かうのでした。
帰りの温泉は、久しぶりに女原温泉に行ってきました(320円)そこでいつものようにタダのマッサージチェアに座り体をほぐして帰りました。
 
皆で記念撮影!やったね!!           カミさんと記念撮影!

この温泉のおばちゃんに、アンちゃんこれ飲むか?と言われ、ビールをご馳走になりました。(もちろんボクは運転しませんでしたよ)
満足満足のお腹いっぱいの、スリル満点の山行でした。
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アクシデント

2008年07月07日 | 沢登り1
昨日7月6日に山岳会の例会山行にボクも参加してきました。
場所は西割谷!ここは部子山からの山スキーベストコースの一つですが、沢で来るのは初めて!
朝、6時に入渓地点の橋に集合です。山岳会の沢ヤ9名の大所帯。素早く登りましょう!
上部の堰堤を越えやっと沢床に降ります。しばらくすると雰囲気の良いミニゴルジュが出てきて、流心に腰まで浸かりながら突破、するとCS6m滝が前方を塞いでいます。ここでザイルを出してナッツやハーケンでルート工作!かぶり気味のいやらしい壁を登り、皆をビレーし、左岸をトラバースして再び沢に入ります。
 
ゴルジュ入り口               この後にCS滝が出てきます

更に、山スキーで訪れると毎度露出している滝は下部が雪で覆われているので、どんなに大きい滝かな~と思いながら来ると以外や6~7m滝ってところでここもザイルを出して、フレンズで支点を取って難なく突破!
あとはゴーロ帯が上までず~っと続き、高度も上がり眼下には大野市が良く見えてきます。1100m地点で休憩を取って行動食を貪りながら後続を待っていると、敏さんが空身で緊急ホイッスルを鳴らし下に下りてこいとの指示。何があったのか近づいて聞くと「K尾さんが足に落石が直撃し大変なことになっている」との事、休憩の皆と共にザック担いでK尾さんのところに行くと、1050m地点で50センチ四方の岩が左足踝の上に落ちたとの事。落石は、足を押し潰すことはあまり無く、落石の全荷重が足にかからず、うまい具合に斜め下方向に通過したとの事、しかし、落石の荷重はかかったと見られ、しかもその際に負った裂傷が酷かった。骨折はおそらくしていなかったと思われるものの、深さ5ミリ以上幅4~5センチの範囲で皮下脂肪はもとより筋膜が見えるほどの深い傷を負っていた。幸い出血も微量で挫滅など広範囲にわたって傷を負っていなかったものの、このまま歩ける状態では無いような傷だった。
でもこういうときに助かるのは心強い仲間!救急セットを携帯しているので、滅菌ガーゼで止血しテーピングで関節が動かないほどグルグル巻きにし、一応の応急処置は完了した。出血によるショック状態になる心配も無さそうだ。
さて、ここでどうやって下山するかだ・・・・。
防災ヘリコプターなどの要請も頭の中にあったが、なるべくなら大事(おおごと)にしたくないし、剣岳で遭難したとき県警ヘリで救出された山岳会のA川さんがどんな目にあったかも皆知っている。K尾さんは頑なに自力で帰るとの強い意志が見られた。よって、現在の標高は1050mだからあと400m登れば部子山の登山道にぶつかる。そこまで行けば、山頂から歩いて約10分下れば避難小屋、そして自家用車の通れる林道がある。ということで、M上さんとM本さんがこの地点から元来たルートを下山し、車を宝慶寺から水海そして林道を走り避難小屋前までもってくるとの事になった。
 枯れ滝12m ボロボロで気持ち悪い登りだった。

K尾さんの荷物を皆で分配し、場所によっては介助し登ることになった。1200m付近には12m程の滝があったが、ザイルを使い皆を確保して登り、源頭まで来た。K尾さんは痛みに堪えていた。藪に突入し、地形図コンパスで最短ルートを選び、藪漕ぎを30分で登山道に出た!気分的にかなり楽になった。
しかしここでいつもの僕も含め福井山岳会の面々の本性が現れる・・・。
藪漕ぎをして出た登山道から5分もかからない距離に部子山の山頂があるのだ。足をかばって登ってきたK尾さんに、山頂を踏みたいからここで待っててと伝え、一目散に山頂にダッシュ!そして記念撮影した後、K尾さんのもとに。そして避難小屋でM上さん達を待っていました。例年崖崩れで車が通れないときがあるこの林道。しかし多数の車が上ってきており安心・・・。あとはじっと待つだけ。
 K尾さんには申し訳ないけど山頂で記念撮影(・。・;

K尾さんのテーピング、ガーゼを取り消毒してガーゼを貼って談笑していた。こんな事態でも、K尾さんをはじめ明るい会話が続く。K尾さんの容態も重篤ではなかったのが不幸中の幸いだった。
携帯電話で連絡を試みる為に再度山頂を登るが「圏外」表示だった。
2時間ほど待ったところで2台の車が迎えに来てくれた。あぁこれで帰れる~♪
K尾さんの早期復活を祈願すると共に、沢登りという外界とは隔絶されたエリアでの事故が発生した際にはどうやってセルフレスキューすれば良いのか考えさせられた。
特に遭難対策ではセルフレスキューの技術的なことは教わるが、事故る場所は多様であり、そのシチュエーションに応じた救出、連絡、搬送などを効率良く全てを貫徹しなくては本当の救助が出来ないのだと実感した。
今回の沢登りでの事故は白山の沢登りで体験した落石事故の事を思い出した。
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今年一発目の沢登りは・・・捜索・・・

2008年04月21日 | 沢登り1
普段、メールでの連絡がほとんどの眞ちゃん(昔からの腐れ縁!沢登りの師匠)から何故だか携帯電話に電話があった。眞ちゃんから電話がかかってくるなんて、1年振りぐらいか?

電話の内容は大まかに言うと、沢で渓流釣り師が遭難したとのこと。生きている可能性は絶望的だが、可能な限り捜索範囲を広げたいとのことで、「一緒に来てくれないか」との事でした。現場は福井県でも屈指の厳しい沢。救助、捜索には沢登りのエキスパートが必要とのことでした。既に機動隊、消防隊は現地に入ったものの、今日入ったところは沢登りの技術の必要な場所で、彼らが入るには2次災害発生のおそれがあります。
そこで白羽の矢が立ったのが、沢のエキスパート「眞ちゃん」だったのです。
眞ちゃんに頼まれたら行くしかないでしょう!そしてボクも沢に行きたかったから快諾し、現地に向かいました。
 
林道に車を駐車し出発!         沢登りは気持ちイイ・・・

遭難者家族からはお願いしますとの言葉をもらい、日野川源流を遡り、広野ダム湖畔の林道を進み、沢に入りました。遺留品の発見地点などの情報を得、遭難者が遡行したと思われるルートを辿りました。
沢はなかなか手強い反面、素晴らしい渓相でした。遭難時は増水して凄いことになっていたそうだが、今日は穏やかな沢でした。高巻きや危なげなトラバース、ザイルを用いての登攀などをして、雪渓の覆いかぶさる地点に至り、手がかりを得ないまま下ることに。(これだけの登攀的要素のある沢はおそらく、渓流釣り師は入らないだろう。おそらく最初の二俣を過ぎたところの連瀑を攀じっているときに滑落し釜に落ちたのだろう)
その後は、二俣からダムまで川沿いを歩き、捜索しました。その時白い四角いものを発見!「遊魚券」が流木の枝に引っかかっており、写真や名前から本人のものと確認!そのあとも携帯灰皿が沈んでおり、眞ちゃんが冷たい水の中を潜りゲット(本人のものと確認)
一番発見したかった遭難者本人を発見することが出来ず残念でした。どのような姿になっているかは分からないが、早く家族のもとに帰してあげたい一心で必死に探したけど結局見つけられなかった。

最後に旧今庄町役場駐車場で、解散したのですが、そこでの遭難者ご家族の姿を見、お礼の言葉を頂くと、やっぱ山では死んではいけないと強く感じました。ご家族の背中を見ると、ボクまで涙がこみ上げてきた。残されたものにとって、一家の主を失うという事の大きさは計り知れない。
山は美しい、山登りは感動で満たされている。しかしその反面、こういった現実が在るのだということを痛感させられた。

今まで数々の遭難現場に遭遇してきたが、今回の現場は今までになく、ご家族の心情を察し、やるせない辛い気持ちになった。

これは人事(ひとごと)では無い!
 
連瀑が続く・・・        7m滝(右を巻いた)

 
雪渓が出てきたところで引き返す。        白濁した流れ、落ちたらひとたまりも無い

 
懸垂降下して下りるところも多数

 美しい滝が続く・・・やっぱ沢登りはイイね

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沢登り+例会山行

2007年09月09日 | 沢登り1
今日は久々に山に行ってきました!先月の登山道の草刈りをしてから家に帰ると腰周りににブツブツができていました。ずっとチクチク痛かったのですが、これは尋常でないと思い翌日病院にいくと皮膚科の医師に「帯状疱疹」と宣告されました。山登りはもちろんその他スポーツは禁止ということで、それからは家で我慢していました。来週は王滝で自転車の大会があるっていうのに全然練習が出来ない~
今日はその憂さ晴らしの意味!?で沢に行ってきました。最近メキメキ実力を付けている山岳会の新人の坪ちゃんと二人で「黒谷」に行きました!
朝、3:30起床し4:00勝山集合で一路、瀬波に!昨晩はけっこう雨降ったしどうかな!?
林道をぶっ飛ばし5:30出発です。本流を遡るのですが、蛇行するそれを何度も脚を掬われそうになりながら渡渉し左の清山谷の連瀑、右は昔遡行した大ザクレ谷の大滝を見ながら進みます。
 大ザクレ谷

そして今日の目的地の黒谷出合に到着します。もうブヨは姿を消しており快適です。
登りはじめてすぐにキレイな滝、そしてナメ床がこれでもかこれでもかといった感じで姿を現し飽きさせません。
 

 

 

 

ザイルなどの登攀ギア類を持っていきましたが、全てフリーで登ることができました。坪ちゃんが釜に落ちちゃったけどね~!標高800mを過ぎると気持ちのいい滝は姿を消し、白山系ならではの脆い滝が姿を現します。そして藪漕ぎもわずかで山頂の中宮山に9:30到着!意外と早かった。
 
山頂で一緒に記念撮影!         三角点 1339.8m

今日は山岳会の例会山行(幹事:敏さん)でこの山にみんな来るという事なので、家で凍らしてきたビールも程よく解凍されたのでここで早めの昼食を摂りながら皆を待ちます。10:30皆まだ来ないので、ナメリ谷を降下する為に登山道を下ります。11:00途中で皆に会い、「一緒に山頂に行こうや~」と言われ踵を返し元来た道を辿り再び山頂へ!ここで皆と昼食をとりました。
 
皆と大宴会!               白山の方向!

皆から貰ったツマミ&ビールでお腹一杯になり、沢を下降する気力が無くなり、このまま皆と下山し車で、ボクの停めた場所まで送ってもらうことになりました。(鮎ネーチャンありがと!)

登山道越しに見た笈ヶ岳はいつも見る形と違っていて感動しました。そして1052.1mの藪の中の三角点を見つけたK尾さんにはビックリした~匂いで分かる!?
そんなこんなで楽しい山行になりました!
次は地獄谷から大瓢箪山に行きたいな~!
来週は王滝セルフディスカバリーに出場する予定ですが、全然練習してない・・・不安です。
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山頂の珍客!?

2007年06月17日 | 沢登り1
今日は久しぶりの沢登り!眞ちゃん、文さん、ノザキさん、はうさん、くみさんの6人で広野の沢に行ってきました。朝5:00に武生に集合です。その前に国道8号線を南下中、山岳会のいつもの集合場所(M殊殿)には既に数台の車が駐車してあります。そういえば嶺南の山に泊まりで行ってるみたいですね~
さて今日のメンバーと集合後、今庄へ向かいます。広野ダム湖畔をはしり鈴谷川の林道を走り駐車し出発です!

パッキングを済ませしゅっぱつです(^^)

林道を歩き、鈴谷川支流(449m)に入ります。そして955mのコル目指し登りますが、堰堤が5つ6つ有りそれを超えるのに難儀します。しかもコル付近の藪漕ぎもヘロヘロ・・・でも、コルから見上げる今日の目的地の美濃又丸のピークが目の前に見えます!イイね~でもここからまた下り杉谷に下ります。

中央に見えるのは美濃又丸!藪斜面の登りはきつかった~(^^)

やっとの事で杉谷に到着です。清流で顔を洗い気持ちよくなります!沢っていいな~
 
沢を覆う緑のトンネル、そして滝からの飛沫が疲れを癒してくれます。生きている証拠がこれだ!ネ

杉谷は平凡な沢で特筆する滝は無いもの、体を吹き抜ける涼風が気持ちイイです。そして最後は藪漕ぎです。目前は笹やシャクナゲ行く手を阻みますが、地形図をコンパスでルートを確認しながら頂上目指して藪漕ぎします。
 
このぐらいの藪ならヘッチャラ!

そして山頂に到着!ヤッター!ピンポイントで到着しました。そしてビールで乾杯です。家で凍らしてきたビールは程よく解凍され冷えています。喉ごし最高です。しかも周りは360度パノラマで三周ヶ岳、大河内山、黒壁がバッチリ望めます。昼食を食った後パッキングしていると、何やら人の声が・・・まさか・・・こんな登山道の無い山誰が来るんだろう?そんな物好きな人がいるのかと振り向くと、やっぱりというか、さすがというか・・・福井山岳会のO田さん、A川さん、M上さんが来ました。なんでも沢登りで来たとのこと。嬉しくなりました。そして記念撮影しました。
 
今日のメンバーと!      福井山岳会のみんなと!

そして鈴谷川本流に下りました。そして堰堤の林道(廃道状態)の道を世間話しながら楽しく下りました。
沢シーズン本番!今年も怪しげなところに行きたいな~
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逆層スラブ

2006年10月29日 | 沢登り1

本日も山岳会のK尾さんそしてM木さんと沢に行ってきました。紅葉のキレイな時期!いつものように楽しく行きたかったがなかなか厳しかった。

 

かなりショッパイ登攀。

滝の登攀だが、逆層スラブのヌメヌメしかも岩質は脆弱でハーケンを打ち込んでもボロボロ崩れ落ちなかなか支点が取れない。そしてスタンスやホールドもいきなり剥がれ落ちビレイヤーの方へ落ちていく・・・なるほど、基部は岩屑が堆積しこんもり盛り上がっている。この岩の脆さが伺える・・・。あーだこーだ言いながら奮闘し、取り付き点を2度変更し、落ち葉が雪のように舞い降る中、秋の風情を体感しつつようやく登攀することができました。ほっ

 懸垂降下中のK尾さん!

そしてその後も小気味よい滝を登り平凡になったところで引き返すことになった。最後は先ほど登った滝を懸垂する。ザイル(40m)を2本繋げ降下!スリル満点だった!ザイルがあと5m足りなかったのでこの滝は45mということだろう。

  

ヌメヌメ フェースだー!          おつかれさん

あとはのんびり日が暮れる前に沢をくだりました。

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ひさしぶりの蛇谷

2006年10月21日 | 沢登り1

きょうは山岳会のK尾さんと蛇谷の「ジライ谷↑」「途中谷↓」に行ってきました。勝山に5:15集合し中宮に向かいます。野猿センターに車を駐車しジライ谷出合にむかいます。最初はゴーロ、段々とCS滝が現れ小気味よく登ります。猿岩(眞ちゃん命名だったはず・・・)にも遭遇。周りは赤や黄、橙と紅葉した木々がダークグレーのゴルジュにいろどりを添えているようです。とっても風流です。後ろを振り向くと白山の北縦走路、そしてスカイライン!得した気分です。

  

出合はこんな感じ・・・       猿岩手前の滝

10m滝の左のルンゼを詰めるときなかなか渋い登り・・・フレンズで突破!便利だねぇ~!2ピッチ目を登っているとき、右の峻立する側壁から何故か落石・・・10分ほど前にいたところ(ルンゼ内)に一気に落ちていった。大きさは14インチのテレビ程の大きさ!もう少し遅かったら直撃していたところ。逃げ場が無いしけっこうビビッた。

  

ゴルジュの向こうには紅葉が見えます(^^)   実物はもっとキレイな紅葉でした

あとはなだらかな平流を遡り1215m地点で左の支流に入りコルを乗越し途中谷に入る。1100m地点で20mの大滝!懸垂で降りる。この後も4~5回懸垂を交えながら小滝を気持ちよくクライムダウンし途中昼食をとり車道にでる。

  

手ごわい滝でした!            これはイイ感じ!

今は紅葉シーズンであるためか、多くの県外ナンバーの車が白山スーパー林道に向かっている。通行料は普通車で3000円以上するみたいです。高いな~

 20m滝を懸垂するK尾さん

あとはいつもの温泉で汗を流し帰りました。今日も充実した山行となりました!でも猿に会えなかったのが残念!

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気持ちのいい一日

2006年09月30日 | 沢登り1

今日は眞ちゃんと、大阪から来られたK山さんと3人で白山の丸岡谷に行ってきました。ここは9年前の夏に訪れて以来久しぶりです。山スキーではこの谷は2回滑ったのでこれまで計4回ってことになるね~ 白山の沢はけっこう厳しいところが多いですが、ココは極楽系・癒し系の沢です。

 

加越国境、大長山が見えます♪       こんな感じの滝がほとんど

朝、6時に市ノ瀬に集合です。パッキング済ませてます。山行には最も良いシーズン!ぼくらはココから歩き・・・バスに乗車し別当に行く登山客を横目に道を歩き、釈迦新道に入ります。4km歩くと入渓口に到着。ゴーロ状の急な谷を延々と登ります。所々小滝が現れますが簡単に越します。

1700m付近でこの谷で最も大きい滝にぶつかり、左から高巻きます。そんなこんなで1800m付近から白山の源頭らしい光景が目に入ります。這松がなく丈の低い熊笹で一面覆われた草原!ヤックルが出てきそうな感じ。ここで昼食!ビールが旨いです。いつものように楽しい会話&景色で盛り上がります♪食後、沢を詰めて稜線に飛び出し鎧壁を眺め釈迦岳に登り、ここで靴を履き替え釈迦新道を下ります。いつもの美しいブナ林に今日も出会えました。感謝!

 

丸岡谷唯一の大滝(20m)        高巻きのようす

他の登山者にはほとんど会わず市ノ瀬に到着しました!この谷は上部がとっても雰囲気の良い沢です!今日も天気にそしてメンバーに恵まれ感謝感謝!やっぱ白山大好きです。

 

最後の詰めはこんな感じ!イイ感じっす       ここで昼食!極楽のよう・・・

コメント (6)
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夏は沢に限るぅ!?

2006年08月19日 | 沢登り1

今日は眞ちゃんと沢に行ってきました。本当はカミさんも行く予定でしたが、急用ができ二人で行くことに・・・金曜の夜、大野市で待ち合わせをし、いざ境川ダムへ~(23時到着)桂橋のいつもの場所に駐車しテントを張り宴会!明日の行程を考えビールは3本でセーブ!明日は大畠谷(オバタキダニ)の支流に行くので二日酔いは厳禁です。

朝4:50起床し朝飯をとりながらパッキング。5:20出発!ぶっ壊れた橋の手前を下り大畠谷に至る。さあゴルジュ帯だぁ~いつものうるさい虻と格闘し撃墜しながら進む。今年の大雪か大雨のせいか山が崩れ谷を堰止めていました。ゴルジュの中を進みます。ここは雨が降ったら一気に増水して逃げ場が無くなるところ・・・でも今日は好天に恵まれ気持ちよくヘツったり、滝を乗り越えたりと楽しく進みます。いつの間にか虻も姿を消します。

 

明るいゴルジュ!  右の滝はかなりの迫力!かなりでかかったです!さらにこの後ろに大滝があります♪

ついに出てきました・・・大滝!(昔行った白山の別山谷の亀滝にちょこっと似ていました)落差40mくらいある大きな滝でどうみても登れそうにない・・・眞ちゃんと相談し右岸を高巻くことに。でも両岸は立派なゴルジュ!巻くにも登攀を強いられます。1ピッチ目は眞ちゃん2ピッチ目はボクとかなりショッパイ高巻きになりました。しかも降下しようとしたところにもドデカイ滝が・・・トラバースしながら降下ポイントを探します。途中、カモシカの骸が2体、岩角にありました。彼らも行く手を阻まれたのか変わり果てた姿となっていました。合掌

高巻いたあとはスノーブリッヂを潜ったりと楽しい遡行く!涼しく気持ちイイ~

 

スノーブリッジ内はとっても涼しい~  けっこう高度を稼いでます!奈良岳が見えました

支流にはいります。ゴルジュに接続する支流だから厳しいかなと思いきや以外に簡単!ほとんどフリーで登ります。所々雪渓があったが、ハンマーで氷を砕きザックに忍ばせておいたビールの袋に入れ冷やします。

最後はゴーロ帯をひたすら登り、昼食!ビールがとっても旨かった!そして最後の詰めはハンマーのブレードで泥壁を登りました。そして稜線&登山道に着きました。

あとは黙々と登山道を下るのみ・・・暑い暑い!そしてぶっ壊れたつり橋を恐る恐る渡りゴール!やった~お疲れさん!無事帰って来れました~

 

稜線に出たところで眞ちゃんと記念撮影!  ぶっ壊れたつり橋!渡るの恐かった~

今度は泊まりで本流に行きたいな~

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暑い日は泳ぎ系の沢登り!

2006年07月31日 | 沢登り1

やっと休み~ということで、土日で沢に行くことになりました。しかし外は大粒の雨が降りまくっている。何故なんだ~今日は晴れのはずだぞ 眞ちゃんと合流し梅雨が明けた近畿方面に向かう・・・が入渓地点に到着してもまだ雨が降り続いている。テンションは下がり明日の溯行1本にかけることにして、下界に下りてコンビニでビール等を大量購入し再び山へ・・・幕営後宴会の始まり!夜は焚き火!まったりした気分!空はいつの間にか満天の星空になっていた

 

朝起きておもむろに朝食をとりテントやらを撤収する。昨日飲んだビールの本数を数えると350ccが13本、500ccが3本と凄い量を飲み干していた。

みんなとの集合地点に車を走らせパッキングしていると、なにやら足の踝(くるぶし)周辺がチクチクする。また藪蚊に刺されているのかなの思いそこに目をやると黒い小さな葉っぱがついているのかなと思い、よく見ると「ヒル」が美味しそうに血を吸っている。さては幕営地の茂みで用を足していたときにやられたらしい。眞ちゃんに取ってもらう。そうこうしているうちに出発~

花崗岩のきれいな谷!水量はいつもより少ないかな!?ほとんど水に浸かりながら突破していく(冷気持ちイイ)

 

難関の「天狗」も「大トロ」も弱点は体得している!ザイルを出し慎重にへつりながら突破する。流心に体をとられそうになり、頭から滝をかぶる・・・手を離したら滝壷に喰われ浮き上ってこれないよ~などとビビリながらの登攀。この感覚がたまらないです~

 

 左岸をへつっています。そして滝の裏側に這い上がります♪       ここも左岸をへつります♪♪

 

最後の滝!          カムが大活躍!?

最後の滝を登りここで昼食タイム!流木を集め焚き火!それで湯を沸かしラーメン!またまたビール!(500cc×1本)

 

帰りはもときたルートを下りる!難儀した滝も上からジャンプして飛び込む!滑り台状の滝からも飛び込む!これが天然ウオータースライダー!

あとは流れに身を任せ入渓地点に戻りました。

下界はうだるような暑さだったと思いますが僕らはとっても夏らしい涼しい(寒い!?)ところで遊べました!

最後にこの沢は毎年死亡事故が発生し、多くの方が命を落としています。ここに入渓する方は細心の注意を払うのはもちろん、手慣れた方と溯行して下さいね~!増水時はもちろん超危険ですヨ!(3年前、身をもって恐怖の体験をしました

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