山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

カメラ更新!

2011年11月18日 | 山の道具たち

 奥からミノルタ、ニコンの防水、ペンタLX、キャノンG11、コニカ現場監督、パナLUMIX(今回買ったもの)、ペンタOptioW30もう銀塩カメラは使わなくなった・・・

今まで愛用していた防水カメラ(ペンタックス オプティオW30)を落としたり、岩にぶつける等の扱い方が悪かった為か、ストロボは直ぐに壊れ、遂に内部のレンズが異常を来たしたので新しく防水カメラを購入する羽目になりました。まだ4年しか使っておらず、気にいっていたので残念。
新しくなったのは、カミさんと同じパナソニックのLUMIXというデジカメの防水タイプです。ちょっとでかくなりましたが、写りはペンタより良さげで気にいっています。といっても伸張しない鏡筒のレンズだし、写りはそんなもんだけど、「防水」だからね。

山に登るってことは、その時出合った素晴らしい情景をカメラに収めるんだけど、デジカメを購入してからは工事現場と変わらない記録写真的なものになってしまい、昔の銀塩カメラのように感動的な写真を撮れなくなった様な気がします・・・。ただ単に写真の「腕」が無いだけですけど。
その分、感動の記録画像は自分の眼からフィルターにかけられ頭のメモリーにきちんと刻んでおきます・・・。
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歴史の路をツーリング!

2011年11月05日 | 自転車2

玄蕃尾城跡(柴田勝家の本陣)にて。柳ヶ瀬山に築かれた山城の堀や塀などが残っていて、古戦場マニアには涎垂ものです。

今日はYAMAさんと、みっちゃん(今日が初対面)と3人でMTBに乗ってツーリングしてきました。舗装路や山道等いろんな道を走りました。どんなところでも走れるMTB!やっぱしロードよりもこっちの方がボクには合うみたいです。
 
 今庄365スキー場斜面を登ります。(木の芽峠につづきます)      途中に言奈地蔵堂に寄りました。道はダートの山道をです。

 
 快適な山道を走ること暫し・・・で              暫くで「木の芽峠」に到着です。良い雰囲気です!

鯖江に6:30集合し、今庄365スキー場駐車場に向かいます。ここからスキー場内の道を走り、木の芽峠に向かいます。この峠は幕末の日本を震撼させた「天狗党の乱」でおなじみの水戸尊攘派の武田耕雲斎率いる軍勢500人ほどが中山道を辿り、岐阜‐福井の県境の蠅帽子峠を越え、大野の笹又峠、そして12月の厳寒、降雪の中、木の芽峠を越え敦賀市手前の新保で陣を構え、最終的に降伏し、350人も打ち首などの死罪となる大量処刑されました。明治維新を待つ事ができなかった志士達。この顛末を知りたい方は是非、吉村昭 著の「天狗争乱」を読んでみてください。とても良い歴史小説です。
話はずれたけど、この幕末ロマンをかみしめながら「木の芽峠」やそこに繋がる路を通りました。そして、次いで通ったのは木之本から福井との境にある「栃ノ木峠」ここもボクの大好きな小説の舞台。またもや吉村昭 著の「雪の花」です。天然痘で苦しむ者を救うために、福井藩の町医、笠原良策が私財をなげうち生死をかけて種痘の苗を福井に運ぶために京都からそして、12月の厳寒の雪降る中、柳ヶ瀬から栃ノ木峠を越え板取を越えたこれまた歴史の舞台。
 
 栃ノ木峠に到着!近くに栃の大木がありました。           倉坂峠目指しシングルトラックを走ります。鹿に遭遇!!

 
 玄蕃尾城跡に到着。落ち葉に敷き詰められた道はとても快適!!        広い山城の陣地を駆け巡ります。

今は道路は舗装され快適に走ることができるけど、苦労したであろう当時の情景に思いを馳せペダルを漕ぎました。こんな歴史を辿る(ちょっとだけだったけど)自転車のツーリングも良いネ!
そして柳ヶ瀬の集落からは、古くから敦賀に抜けるために歩かれた古道を登ります。シングルトラックのやや荒れたこの道もMTBでグイグイ漕いで登ります。そして倉坂峠を越え、玄蕃尾城跡(柴田勝家の本陣)に行ってきました。そして敦賀に下り、柳ヶ瀬トンネル(明治17年、当時国内最長1352mのトンネル)前に到着。当時は汽車が黒煙を吐き、乗務員や乗客が咳き込みながら通った当時が思い起こされます。土木学会選奨土木遺産に認定されていて、今は車が一方通行で走るのみですが使われているのがイイね!
そして笙の川沿いの道を走り、池河内湿原に到着です。ここで湿原を縦断する遊歩道をMTBで走ります。尾瀬の湿原とはいかないけどイイ感じでした。ここでYAMAさんが湿原の中に足を突っ込んでしまいました。沼みたいだそうです。スリルある木道!落っこちないよう慎重にかっ飛ばす!気持ちよかったです。誰にも会うことなく通過し、国道476号に出る。ここからは葉原や新保(天狗党が陣を構えたところ)の旧道を走り、木の芽峠への旧道を走り、365スキー場へ下りゴール!
53km走りました。
 
 柳ヶ瀬隧道の敦賀側です。今にも汽車の音がしそうです。重厚な感じのトンネル入り口!!     池河内湿原の木道は快適に走れました。

今日のツーリングは楽しく話しながら、歴史の舞台となった旧道や峠を走ることができ、本当に充実した自転車行とたりました。やっぱし歴史の本を読んで、その舞台を訪ねる旅ってイイもんだなと改めて実感しました。車でなく、自転車だとゆっくり眺めながらじっくり味わえるね。誘ってくれたYAMAさんに感謝です。みっちゃんにも感謝です。
そして、現在、ボクは吉村昭 著の小説を全て読破しようと頑張っています(現在20冊くらい読んだ)。様々な資料を研究し、その地を踏査して作り上げる吉村昭の歴史小説って超大好き!
 
 武田耕雲斎が逗留、陣を構えた跡地です。車なら来る事のないこの場所に来れて良かったです。    本棚から出してきた吉村昭の本です。
コメント (6)
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