山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

野伏ヶ岳カミさんと!

2020年02月29日 | 山スキー!R02
今日はカミさんと山スキーに行ってきました。この山はカミさんと付き合っていたころから良く登った山でもあります。当時使っていた道具は変わっていくけど山の風情と二人は変わりません。山は自分の姿を投影してくれてるような…。
本当は、山岳会の2月例会山行に参加する予定で来ましでしたが、皆よりも早く出発して山頂から北面滑ったりして過ごし合流しようと思っていましたが、結局会えずじまい。
我が家を愛車の軽トラで4:30に出発し石徹白に向かいます。そして石徹白川の橋の駐車場に止めて6:35出発です。雪が全くなく、そのまま軽トラで林道を詰めて行けるくらいです。スキーを担ぎ林道を登ること標高870mの所で漸く雪が繋がり、ココからスキーで登れました。
 
 石徹白川の橋のたもとに駐車します。    和田山牧場跡地に出ると野伏ヶ岳に対面。今年も黒いです。

ショートカットは藪ヤブなので林道をそのまま詰め和田山牧場跡地に出ました。人気の山なのか、テントが3張り設営されていました。このまま進み、ダイレクト尾根に取りつきます。稜線に出ると藪が濃くなりますが許容範囲。そのまま進み標高1400m地点に出ると快適な尾根になります。
 
 1400mの所までくると藪は疎ら    新雪も積もっており登りやすい尾根!

 
 牧場内の湿地帯の蛇行する川の流れ    もうすぐ山頂!真っ白な斜面

振り返ると牧場の湿地帯(ミニ釧路湿原とボクは呼んでいる)のような2つの大きな窪地に蛇行河川があり、この流路形成にはどのようなメカニズムで出来たのか興味があります。自由蛇行か穿入蛇行のどちらかだけど、この湿地帯は沖積平野状なので自由蛇行河川なのかな!?とか思いを馳せながらカミさんを待ちながら登る。

 カミさん山頂に到着!ガスガスだったけど、この後白山を望めました

漸く木立の無い真っ白な斜面になると山頂は近い。10:45に到着。山岳会の仲間を待ち受けるため、いつもなら小規模なテーブルのみだが、風があるので、動かないと寒い。掘り起こし風防も造る作業に取り掛かりつつ、カミさんに後は任せて北面に滑り込む!さすがは北面!パウダーが残っており、気持ちよく滑り、再び登り返す…。とカミさんは仕上がり作業を行っていた。

 いつものテーブル作り!風が有るので風防も。風を凌げるので2時間以上、山岳会の仲間を待ってたんだけど

せっかくの豪華なテーブルをボク達で独占するのは勿体ないので、近くにいた2人をお誘いして一緒にラーメンタイム!もちろん今日も朝から何も食って無く昼飯は糖質0ラーメンにゆで卵!今津から来られた山屋さんと楽しく山談義などして過ごすと一瞬白山が望めたりと・・・結局待つも12:50にタイムアウト!!下山することに(山岳会の仲間は13:00に北東尾根コースで山頂に至ったとのこと!残念)
 
 テーブル作りはカミさんに任せてボクはシール剥がし山頂から北面にGO!!さすがにパウダー。随分下まで快適に滑れた


 山岳会の仲間を待つ間、今津から来られた登山者の方と昼飯!映画の話で盛り上がった!しかもカミさんの同業者の方!奇遇

 
 白山も一瞬拝めました!    山頂からGO!!

北面も気持ち良かったけど、ダイレクト尾根と北東尾根の間の中央ルンゼも最高。でも、登ってきたときに、雪割れして水が流れている箇所がけっこう上の方であったので藪が煩くなってきたころにトラヴァースしてダイレクト尾根に戻り、激藪をすり抜け突進しながら滑る。こういう時ってヘルメットが役に立つ。

 中央ルンゼにエントリー!ここが一番快適!!でも下の方で直ぐ谷割れして水が流れているのでダイレクト尾根にトラヴァース


 カミさんルンゼを滑っていく・・・!快適斜面もブッ飛ばせば一瞬で終わり

ダイレクト尾根の途中で牧場の方に方向を変え滑り込む。以外に藪は薄く快適に滑り、林道跡に出る。もうここからは消化試合。牧場をスキーで歩き、最後は林道をオートクルーズで進む。
 
 ここから薮が強くなるが、薮スキーも楽しい!    和田山牧場跡から望む野伏ヶ岳!中央ルンゼのみ白い


 いつもなら橋まで雪が有るけど、今年は標高870m付近の林道から雪が有った。

帰りはカミさんの運転で帰ることになりました。ATの軽トラなので…本当はMTが欲しかったけどMT免許持っているはずのカミさんも運転できるようにと。帰りはのんびりコンビニでコーヒー買って快適な軽トラで帰宅しました。
家に帰ると源次郎は小学校が政府の要請により金曜(昨日)をもって休校となり、急きょ出された宿題やらをやったり、風呂の掃除をしたりと、外出せずに頑張っていた。(何処にも出かけてはいけないと言われたらしい・・・)
御存知のとおり、下界では中国肺炎により酷いことになっているが、山はいつものとおり・・・。

今年1月に発生した中国起源の新型肺炎ウイルスのせいで、国民は人が多く集まるイベントの中止とか、小中高の休校など、僕たちの生活に悪影響を与え、悶々とした日々を過ごすことを強いられている。本当に迷惑というか憤りを禁じ得ない。政府の言うとおりに従うのは勿論だが、子供たちが可哀そうである。それより、感染者多数の中国や韓国から日本に入国させない措置をもっと早い段階で決行していればなと、今更ながら政府のやり方に疑問を覚える。これを「家」で例えるなら、玄関を全開にして、子供たちには自分の部屋の鍵をかけて閉じこもっていろ!といった措置に思える。早く終息して欲しいが、景気が悪くなるだろう。ここで、10%になった消費税を5%にしたらなと・・・内需依存型傾向になりつつある国内消費は完全に冷え込みというか凍死状態である。もちろん中国にサプライチェーンの工場を持つ日本の企業も相当ヤバいだろう。
中国は今まで経済成長をし、GDPは日本を追い抜きアメリカに次いで2位となった(怪しいが)その経済成長を後ろ盾に軍事費を増強し空母を持つように成り、更に建造中だという(実際、通常動力でカタパルト無しの空母なんか時代遅れだし、運用の経験も未熟だから使い物にならないだろうが、周辺国には一応脅威に映る。)。そんなところにお金を使って「公衆衛生」に見向きも触れず、汚物や工場排水やらを垂れ流し、国民の衛生観念も低い。こんなんだから、人ー人に移るウイルスを防ぐこともできず、世界中に蔓延させてしまったのだ。WTOも機能せず、各国で対策を行いつつ終息を願うばかり。

こんな状況なのに中国は我が国の領海(尖閣諸島)に中国公船が毎日領海侵犯しているという。この肺炎の混乱騒ぎに乗じて実効支配するかもしれない。この肺炎で在日米軍が日本を離れたら必ず上陸し実行するに違いない。ベトナムの時はスプラトリー諸島、フィリピンの時はミスチーフ諸島がその良い例だ。
ウイグル、チベットの民族を蹂躙しホロコースト以上のことをやっている中国共産党を許しちゃいけない。その親玉(国家主席)の習近平を我が天皇陛下に近付けてはいけない。そう国賓として招く予定とのことだが(肺炎蔓延によりオリンピック後になるとか)、こんなことしちゃ、ウイグル、チベットで中国がやっていることを日本が黙認していると誤ったメッセージを国際社会に披歴することになる。そして江沢民が平成天皇に対して行った非礼も忘れちゃいけない。こんな事を平然とやる国なのだ。
そんな事まで思いを馳せ、中国肺炎の蔓延をみて我が国、そして子供たちに、この素晴らしい国をかの国から蹂躙されたくないと強く思っている。ボク達の祖先が汗水垂らし、そして命をかけて造り守ってきた国、日本!!、育ててきた民族、国家システム、インフラ、アイデンティティーこれらを護らなくては。まずはWGIPから目を覚ませ!歴史を学べ!!

話はだいぶ逸れたけど、今日も楽しい山登りを夫婦で楽しませてもらいました。皆に感謝!!

 今日は二人で山に来たので愛車の軽トラで来ました。軽トラ最高!!
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金剛堂山のヤブヤブ栃谷を滑降!

2020年02月20日 | 山スキー!R02
今日は山岳会のM井さんとボクとで金剛堂山に行ってきました。

 中金剛にて!今日も良い天気でした!!

今年は雪が少なく栃谷ヤバいだろうなぁ~とか思いを馳せつつも、沢登りの激薮を経験しているので、何とかなるやろ~!ということで、行ってきました。
朝3:30にM井さんの家に集合し出発です。砺波ICで降りて利賀川を沿って471号線を進み、百瀬川沿いを進んで今はやっていない利賀スキー場の駐車場に到着し、明るくなりだしたころに出発です6:30
今回も滝口登山道入り口に取付きます。少し藪っぽいですが気になりません。快適に登ります。
 
 片折岳を通過すると前金剛が見えてきます。      前金剛!こんな黒い金剛堂山初めて!!雪庇が発達してません

読図しながら、昨日のトレースに惑わされることなく、自分たちのルートを刻みつつ踝程度のラッセルをします。
ゆるやかな山頂に出てきたら、ここは片折岳に到着です。8:10
ここから前金剛を望むのですが、今年は雪が少なく雪庇が発達しておらず狭い尾根が黒々しています。小休止して出発です
 
 前金剛の石造りの合掌造りの祠!      白山もバッチシ拝めました

難所も無く快適な尾根を雑談しながら登ること、左には仁王山や白木峰が良く見えます。徐々に木々の梢は霧氷になり9:35前金剛の祠に到着です。
ここに例のものを仕込んで中金剛に向かいます。白いたおやかな尾根がいつ来ても素晴らしいです。山はいいなぁ!と思う瞬間
そして9:50中金剛に到着。三ヶ辻山の奥には白山が鎮座です。今年は若干黒い白山・・・。記念撮影した後、前金剛に向け踵を返します。

 前金剛からの中金剛!何とも言えない風情を醸し出しています。


 中金剛で記念撮影!今日も山に来れました感謝!!今日も板の選択はお互い正解だったようです。


 前金剛でラーメンタイムのため戻る!


 いつもの定番・・・糖質0ラーメンです。今日も朝から糖質OFF登山!!でサラダチキンとゆで卵を食う

前金剛に到着後、シールを剥がしテーブル作っていつものラーメンタイムです。朝から何も食っていないのでとても美味しく頂きました。
毎回定番の糖質0ラーメンとゆで卵とか・・・お楽しみタイム。今日も炭水化物を一切排除したケトン体パワーによるミトコンドリアエンジンで活動してきました。
ボクらも年齢は40を過ぎ解糖系によるクエン酸回路を通じたATP産生より、むしろケトン体によるミトコンドリア内でのTCAサイクルによるATP産出によるエネルギーの方が、メインエンジンになっているという事が山登りで強く実感出来ます。(あくまでも個人の感覚)
さて・・・素晴らしい光景の中の食事も終え、10:50前金剛を後にし片折岳を目指します。
 
 片折岳から栃谷へGO!   最初は超快適!!新雪最高です

片折岳へのコル向け尾根を滑降。途中3人の若者に出会いました。良く訊くと、ボクの出身大学の山岳部の連中だった。後輩も頑張って山を楽しんでいるところを見て嬉しくなりました。コルに着いた後、スキーをザックに背負って片折岳に登り返しました。
ここから何処へ滑ろうか逡巡するものの、すぐに答えは出た。M井さんも「谷を滑る!」ということなのでヤブヤブの「栃谷」にエントリー
 
 思っていたより上部は快適!   徐々に雪は重くなり・・・

薮は多いものの、意外に薄いところも有り、しかも新雪という事で快適に滑ることが出来た。場所によっては雪が20cmくらいしか積もっていないところも有ったりと、吹き溜まりのところを選んで高度を落とす。徐々に沢の音がし出します。

 なかなかテクニカルな沢に進入し・・・。板が岩でガリガリやられないか心配になりながらの攻めの滑降です。

 
 活路を見出しながら進む。    ヤッパシ栃谷に入って正解だった。藪スキー最高!

やっぱし、山スキーはこんなんじゃないとね。何が有るか分からないところが沢登りによく似ている。漸く川床の付近に出ると、藪に掴まったり突進したりして百瀬川に出ました。鉄橋のところに出られれば良かったのですが、仕方なく渡渉し林道に出た後はストックで漕いで朝の駐車場に到着12:50


 最後は沢伝いに滑っていく!岩を踏まない様に注意!

 
 百瀬川を渡渉       最後は林道!もうすぐ駐車場

ヤッパシ行ってみないと分からないもので、昨年より酷かったけど意外に滑れました。
これだから山スキーは面白い!帰りは下道でのんびり帰りました16時着
でも家に帰った後、スキーの滑走面を見ると新たに「傷」が複数個所出来てました。今年こそはチューンナップしないといけないなぁ・・・。
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山スキービンディング取付け!

2020年02月17日 | 山の道具たち
今日は山スキービンディング取付けの仕事です。

 「源工房」の作業台の様子。この工房もDIYで作りました!大工も建具もなんでもDIY!

本職の仕事はもちろん、休みの日は山に行ったり、ジムで筋トレしたり、ランニングしたりと毎日何かと色々有って、中々山スキーのビンディング取付けが出来なかったけど、今日は本腰入れてやりました。職人気質のこだわりの取り付け作業開始です!!
今回は毎回お馴染みのDYNAFITのビンディング取付けです。
 
 トップシートにテープを貼り中心線を描きビン取り付け位置を描きます   正確にやります。ショップなど専用の治具でビス孔を開けるよりも、全て手仕事で正確にやる!

ここで大事なのは、トップシートに書く中心線(縦軸方向)正確を期すために専用の治具を用い何度も計測し引きます。そして縦軸の中心線に直交する板のセンターを描き、その交点を基準にブーツセンターからの距離を測りトゥーピースとヒールピースのビス穴の中心線を毛書きます。ここも何度も確認し2枚の板が真一緒な位置に来ていることを確認し穴あけ作業に移ります。
穴開けは、先ずセンターポンチで中心を打ち込みます。そして垂直にそして深さを留意する必要があるためボール盤、そしてキリはステッドラー社製(製図でおなじみ)で正確にビス孔の穴開けをやります。
 
 ボール盤で正確に!微妙な調整は職人の技です。    冷間圧造中。

ボール盤で開けた後は60°の面取り用キリでバリ取り面取りしてからビスを規定の深さに打ち込みます(もちろん手締め)。ここで冷間圧造(母材にネジを切ります)しますが、軽量性しか考えられていない板はメタル等の補強はされていませんが、今回の板は前後に入ってました。
カーボンは縦軸状に入ってました。横や捻じれ方向の剛性が気になります。
冷間圧造を終わった後は、鑿や面取りキリを用いトップシートを平滑に削ります。ここがとても大事!どんな板でもビスを打つと、表面が盛り上がるので、板とビンディングが面一(つらいち)でピッタリ付けられるように表面の調整が必要と成ります。こうすることにより、剛性が上がるのはもちろん、取付け強度も増します。ここがきちんとされていない板はビンディングとの間に「隙間ゲージ代わりに」薄い紙が入るくらいの隙間が生じます。
 
 トゥーピースの取付けが一番の核心です。    接着剤は2液混合性のエポキシです。

ここでビン取付けの際に最も重要なのはトゥーピースの取付けです。真っすぐに取り付けられないと、ビンディングにブーツを装着した際、踵の中心がセンターに来ないからです。ビンディング取付けの際のちょっとのブレが、踵が大きく振られてしまうのです。そうならないように、ブーツの踵に中心の印を付け、板の縦軸方向の中心線に来るように各ビスの締め付け順番を変えたり、トルクを変えたりして締めます。(もちろん勘を頼りに熟練の手締め)(正確に開けたとしても、専門的な話になるので、ここでは割愛するけど、ネジの特性上絶対に真っすぐ入らないので)そして、穴に打つ接着剤は2液混合性のエポキシです。YouTubeで取付けの動画が公開されていますが見ていてとてもアバウトな取付けで、神経質なボクとしては、大事な板をこんな風に取り付けるなんてと見ていてイライラします。しかも、接着剤は木工用ボンドを使うなど、ボクとしては許せなくなります。何故、エポキシを使うのかと言うと、普通の接着剤は硬化速度が速いのと、ヤッパシ含まれる揮発性の溶剤のせいで硬化するときに接着剤が痩せる。いわゆる体積が小さくなることにより、隙間が生じ強度が下がるのはもちろん、板の主材料である木(ウッド)の中に水が浸入し腐敗やネジの錆などが生じ強度が下がることはもちろん、ゲレンデとは違いバックカントリーという特殊な環境で命を託す道具に故障やトラブルが有ってはならないからです。しかも接着剤としての高度も強いので…だからエポキシを使っています。
 
 ポジドライブ規格のネジです。普通のプラスネジとは違います      山スキー!

最近のDYNAFITはトルクスネジT20ですが、今回のは旧式ということもありポジドライブPZ3です。ヤッパシボクとしてはポジドライブが安心!ぜんぜんトルクのかけ方が違い、うまく締め付けられるからです。(締めすぎて壊してしまう恐れも有るけど)過去に、ボクが取り付けたトルクスネジのDYNAFITのビン(エポキシ)のネジを緩めようとしたときに、エポキシの強度もさながらT20ではドライバーのヘッドの強度が弱くヘッドが破損したことが何度かあった。翻って、ポジドライブはビス自体の強度があるので、同様にヘッドも強いので絶対外れました。

ヒールピースも前項同様正確に取付け、トップシートのテープを剥がし完了です。自分では使わない仲間の板だけど、何だか愛着がわいてくると同時に羨ましくも感じます。

 仕上がりました!我ながら、今日もイイ仕事したよ!これで3000円って安い!とよく言われますが、趣味でやっているのでイイです。もちろん、今までボクの取付けたビンディングによるトラブルは有りません。ですが、これはあくまでも趣味でやっているので、もし山で外れた!とかいう苦情とか賠償!?とかは受け付けませんので、その辺を理解してもらって取付けていますのでよろしくお願いします。
ビンディング取付け!自分でやってみたいと思う方は、是非やってみては如何!?面白いです。取付けテクニックをお教えします。

このようなDIYビン取付け・・・
山屋さんは一部を除いて貧乏な人が多く(勝手な私見)スキーやビンディングをそれぞれ安い店で買ったり、中古を買ったりするので、新規購入でないためショップで付けられないという事態が有ります。(そうで無い場合は高額な値段を請求されます)また、マニアックな山屋さんになると、ブーツセンターの位置を少しセットバックしてとか細かい注文をしてくる時もあります。
だから、皆・・・ボクの家の地下工房「源工房」を最後の砦!?として持ってきてくれます。
しかも取り付け費用は採算度外視の趣味金額3000円/板2本でやってます。もしくは現品(食べ物とか3000円相当)
そんな事も有り、10年ぐらい前からDIY取付けを始め、技術レベルも向上し、各パーツの特徴や、メーカーの技術に対する理念も何となく理解できるようになりました。大学でその辺に関係するところ専攻してたんで。

ただ、今回のこのトゥーピースは昔ながらのビス5本締めなので、強度が出るので中々好感が持てますが、プラスチックパーツが多いのが少し不安でもあります。
今回も寸分の狂い無く最高の仕上がり(自分よがりですが)で取付けが完了しました。

仕事を依頼してくれた山岳会のS田くん。これでガシガシ頑張ってね!
取り付け費用は現物でお願いします!(MYPROTEINのBCAAを3000円分でよろしくお願いします)
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一難場山~蒲原山 パウダー満喫

2020年02月11日 | 山スキー!R02
今日はいつものメンバーで山スキーです。メンバーは
YAMAさん、みっちゃん、M井さん、杉ちゃん、カミさん、ボクです。

本日は日本の初代天皇である神武天皇が即位した日!いわゆる紀元節。なぜか現代では建国記念日という名称になっている。そんな有り難い祝祭日に山に行けるのです。
朝、3:00に起床し、玄関入口に国旗を掲揚し敬礼、そして山の装備を車に乗せ集合場所へGO!
ボクの信条としては祝祭日は国旗を掲揚することはもちろん、日頃から国旗に敬意を常に持ちつつ、我が国の法令等の根本となる憲法を早く改正してくれないかと、現政権に対する期待を馳せつつ車を走らせます。
 
 スピンし雪の壁にぶつかり停止したD號。その後広いところに駐車!    杉ノ平目指しラッセルです。

高速道路では除雪車が僕らの前で作業中。ノロノロ運転・・・漸く糸魚川ICを出て木地屋集落に入ります。此処までくると雪は豊富にある。道路も除雪車が入った後でキレイに除雪されていたが、此処でアクシデント!木地屋の里をこえて坂を上ると一台の車がスタック!M井さんがそれを見て一時停止するが、坂の途中でしかも路面はテカテカのアイスバーン!車はスリップして両側の雪の壁に横向きになり引っ掛かって停止した状態。それを抜け出そうとスコップで壁を掘ったりして、車はホイルスピンしながら前後に車体を揺さぶり抜けたと同時に、車は自重で重力にまかせるまま滑りながら落ちてゆく・・・。ボクらも車から避けようと走るが、みな転びまくって、あわや車に轢かれそうになる。M井さんは運転席で為す術もなくハンドルを握ったまま車と一緒に路上を落ちてゆき木地屋の里付近の除雪されたスペースの雪の壁に突っ込み停車。あわや大事故につながる瞬間だった。傾斜は緩いので此処で車の姿勢を正し駐車すると、再び悪夢が・・・先程のスタックしていたフォレスターがM井さんの車と同じように上から降ってくる・・・。しかも仲間をあわや轢きかけつつM井さんの車の方に滑り落ちてくる。うぁ~ダメか!?と思いきや、雪の壁に突っ込みセーフ。2台の車とも人身事故を起こさず、かつ柔らかい雪の壁に突っ込んだだけなので車体の損傷は無く助かりました。

 杉ノ平にて木地屋川を渡渉。小さな岩を頼りに素早く・・・

皆の無事を確認し、おもむろに準備をして出発は遅れたが7:45出発。先日のラッセルの跡が残っていたけど、暫くで無くなり林道をショートカットしながら一難場山目指します。杉ノ平に出ると木地屋川が出てきます。まだ雪で埋まっていないので渡渉することに。インナーを濡らせまいと忍者のように渡り皆一応セーフ。渡渉は1回のみで後は尾根に取付きラッセルです。

 雪は深かったけど太板のお蔭で快適でした。

先日の寒波のお蔭で新雪は良い感じに積もっており、脛から膝までのラッセル。藪は許容範囲です。滑りの事を考えるとワクワクです。もちろん本日も朝から水とマルチビタミン剤、そしてBCAAのみの補給。いつもの断食無補給登山です。ミトコンドリアエンジン全開で、今日もTCAサイクルを経てATPを産生する、ケトン体がメインエネルギー!。一度も休憩なく補給もなく、全員ケトン体パワーで登りました。
 
 杉ちゃんセンター88の板で頑張ってラッセル!最後尾は楽ちん     主稜線に出ると朝日岳が望めました!感動

ラッセルが大変でしたが、皆でラッセルを回し最初はフカフカの未開地だけど、市道から県道、国道、高規格道路、最後尾は高速道路に成り皆で協力しながら快適に登ることが出来ました。後続の他のパーティーも、このトレースを使ってくれたそうです。
 
 もうすぐ一難場山!       もうすぐ蒲原山!樹氷が美しかったです。

急な登りのラッセルも、滑りは最高だろうと思いつつ頑張ること11:05に一難場山の主稜線に着きました。ここからは緩い稜線を山頂目指し進み、途中ガスが晴れ真っ白な朝日岳を望むことが出来ました。

 蒲原山でいつもの昼飯!これも山スキーの楽しみの一つ!今日も糖質0だ!

そして11:15一難場山に到着!そして更に進み、感動のフィナーレラッセルは杉ちゃんに譲り、11:35に蒲原山に到着です。お疲れ様
山頂を踏み固めて昼飯の準備です。今日も糖質0ラーメンとゆで卵を頂きました。山で食べる昼飯って・・・小学校の時の遠足のような雰囲気!!楽しすぎる。

 もちろん滑りは最高!最後までパウダーでした!M井さんいつになくブッ飛ばしてました!


 ボクもテレマークで粉雪遊び!


 カミさんも終始、白い粉満喫!

さぁ、気持ちを切り替えて頭の中は滑降モードに切り替えます。12:40蒲原山下の斜面はそこそこ滑り、主稜線出たところまでは緩いので漕いで進む。ここからはお待ちかねのパウダー滑降!雪が超軽く、もちろんボク達がファーストトラック!縦横無尽に攻めまくります。藪も突進!杉ちゃんはこの前とは違い軽快に滑ってます。
 
 YAMAさんの年齢を感じさせない攻めの滑り!    みっちゃん叫んでましたよ!

皆で写真を撮りあいながら滑ること14:05杉ノ平に到着。朝の渡渉ポイントで素早く渡り、再び林道ショートカットを滑って車の元に到着です14:35

 やっと白い粉のお蔭で覚醒した杉ちゃん!さすが大学スキー部(競技)スギちゃんのポテンシャルは未知数であることを再認識!


今日は朝マジで危ない思いをし、一瞬今日の山行は中止になるかも!?と脳裏を過りましたがM井さん、そしてD號のお蔭で無事山に登ることが出来ました。帰りはD號に6人、そしてスキーやらの装備を詰め込み楽しい車内で帰福しました。ここでsurprise!
福井の集合場所に到着後、皆と別れるのですが、そのとき、みっちゃんにバレンタインデーのチョコを、男衆ども、そしてカミさんまでも頂きました。ちょっとしたサプライズで嬉しかったです。ビールのツマミに頂きます!ホワイトデーは何かお返ししなくっちゃね!
皆に感謝!
今日は今年一番の新雪だった。ボクが思うに精製された物として「上白糖」「小麦」「白米」そして「覚醒剤」は依存性が高く、一度食べたら(摂ったら)やめられない・・・。純度が高ければ尚更だ。同じようにサラサラの純度の高い「粉雪」も人の心を狂わせ、一度味わえば止められない、依存性の高いものである。
ヤッパシ・・・「白いもの」はヤバい!脳の報酬回路を活性化させてしまうのだと改めて再認識しました(あくまでも個人の感想です)

YAMAさん編集の今日の動画YouTube見てね!
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十石山パウダー!満喫

2020年02月02日 | 山スキー!R02
今日はいつものメンバーで十石山に行ってきました。
 
 温泉越えて林道除雪ギリギリのところで駐車     モンスターになれ切れていない樹林帯をラッセル!

朝、3:15M井さんが我が家に迎えに来てくれます。(いつもありがとうございます)そして大野に3:30集合し、6人と山好きや装備をD號に乗せ出発です。
雪の無い平湯を過ぎ白骨温泉に到着。温泉上部の駐車場は客の車で満車。そのまま雪の中を進み登山口前のスペースに駐車し7:20出発!

 森林限界過ぎると最高の光景が広がります!

雪は昨日降り積もったのか徐々に増えだし、しかも軽い!膝下くらいのラッセルです。先行者が居るので楽に登れますが、山頂に着いたときは全て抜くことが出来ました。杉ちゃんもトップで初ラッセルです。
 
 森林限界超えると素敵な光景に・・・    杉ちゃんトップで引っ張ってくれました。

森林限界を過ぎると乗鞍などの山々がバッチシ!そして10:50山頂着です。今日は風が穏やかです。でも寒い。北アルプスや、アナコンダ山もバッチリ!
雲一つない快晴!しかも、今日はカミさんも一緒。今日はいつもの家事や子育てや仕事の疲れを癒すことが出来たと思う。

 乗鞍岳もバッチシキレイに望めました。


 山頂で記念撮影!穂高がとてもキレイに望めました!感激です。

写真撮ったり、滑降の準備していると大阪の山屋さんたちも到着。写真を撮ってもらいました。樹林帯の風の防げるところで飯を食うということで、真っ新なノートラックを滑り込みます。感激です。

 パウダー満喫のみっちゃん! 安定の滑り!!


 ボクもテレマークで新雪堪能!ヤッタネ。(写真:みっちゃん)

上部は一部カリカリのところが有りましたが、ほとんどが新雪!今年は雪が全然降らなく消沈していたところですが、新雪をテレマークターン出来、嬉しかったです。
 
 上部は薮は無く、快適ツリーランを堪能できました。(写真:みっちゃん)

樹林帯のところでいつものテーブル作って昼飯です。12:00今日も糖質0ラーメンにゆで卵。ミトコンドリアを活性させつつ、今日も有酸素運動でケトン体パワーです。最近思うことだけど、ボクにとっての主食はタンパク質と脂質!朝から水+BCAA、DHA、EPA、ビタミン剤のみの摂取で行動してるが、強度の低い運動では、こんなんでイイと思っている(あくまでも個人の感想)

 いつもの定番・・・ラーメンタイム(糖質0ラーメン) 今日も朝飯抜き、行動食抜きでケトン体パワーです。


 カミさんも新雪を堪能中。今日もカミさん孝行できました。


 YAMAさんの年齢を感じさせない滑り!攻めまくってました。

徐々に藪っぽくなってきますが、新雪が有り、気にならない。朝のルートは尾根なので、後半の滑りは南側の斜面を滑り台地のところにトラヴァースで復帰しました。最初は覚束なかったS江さんも大学スキー部で滑っていた感覚(山とゲレンデは全然違うけど)が蘇った!?

 M井さんは、もうどこでも行けちゃいます!!全雪質対応・・・新雪でも薮でも

 
 みっちゃんの滑り!いつもの安定     S江さんも山スキーに慣れてきました。

昨日の降雪によりパウダーを満喫でき、最後まで楽しめました。今日も山で遊べるのは仲間と家族を含め皆のお蔭。
有難うございます!
そして、今日もカミさん孝行の山行と成りました。ミトコンドリア今日もありがとう!!

YAMAさん編集のYouTube動画見てね!!
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