山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

雨飾山ホワイトアウト

2014年03月16日 | 山スキー!H25

 荒菅沢を横断し尾根を登るカミさん

今日は福井山岳会の仲間達と久しぶりに山に行ってきました。
(メンバー:K尾さん、M田さん、A川ネー、O橋さん、S田さん(新人)、カミさん、ボク)
東京から帰って来たのでヤッパシ山に行きたくなって・・・頚城山塊の名峰「雨飾山」へ。ここへは16~7年前に春に山スキーで荒菅沢を滑って以来・・・。今回もその調子で行こうと思いましたが、天気予報通り、午前中に天候は悪化し、笹平手前で撤退する事となりました。残念だったけど、引き返す勇気と判断も大事なことと自分に言い聞かせ、パウダーをゲットして楽しめました。
 
 初めは好天の元ルンルン気分で進む          荒菅沢を見上げる。昔ここを滑ったんだけど、良い斜面でした。

 
 荒菅沢の横の谷は雪崩れていました。カモシカと思いきや熊と遭遇!      対岸の尾根に登ります。

3:00今回は山岳会の新人S田さんと初めての山行となりました。ボクと良く気が合うのか道中いろんな話で持ちきり。6:00小谷温泉下のスノーシェッドに駐車し向かいます。天気は晴れ模様。今日は最高だろ~と思い栃の木温泉、大海川へとショートカットしながら進みます。そして尾根に取り付き、トラバース気味に登り、荒菅沢に下降し対岸の尾根に取り付きます。この頃既に空はどんよりと鉛色を呈しており、風が強く雪も降り出す。天気予報通り昼から荒れる予報は当たっているのだろう。そのまま頑張って登るが、背後に眺めた金山の姿は雲の中です。以前行った、天狗原山→金山→茂倉尾根→大海川のコースが懐かしく感じられる)後続も少しづつ遅れだし、雪屁やクラストした斜面など、視界不良、強風の中これ以上行くのは危険と判断し、笹平手前で引き返すことに決定。
 
 一瞬現れる荒涼とした岸壁!布団菱もあれかなぁと思いながら登りました。     シール剥がし滑る準備のカミさん

 
 S田さんの華麗な滑りも見れました。          ヤッパシカミさんは屁っピリ腰!?

吹雪強風の中シール剥がして新雪に飛び込む。この時期にパウダーゲット出来、とてもラッキーだった。その後、荒菅沢を越し少し登りきったところで昼食を摂り、美しいブナ林を再びシール登高し、再び滑り大海川に眠るドロヤナギの群生に向かうのであった。
帰りは、いつものやうに、山田旅館の素敵な浴槽に浸かり身体を芯から温め帰路に向かいました。帰路もヤッパシたのしいひと時だった。
 
 これも大事。いつものテーブル囲んで団欒        ブナ林がとても良かった。

 今度また来よう!と思いました。

そして東京での生活から解き放たれ、自然と思いっきし向き合うことのできる、この幸せを改めて実感しました。
そして、久しぶりにカミさんと山に行けたのも良かった良かった。
国試の合格発表は3月31日!!ドキドキです。

 若干ホワイトアウトの中、滑降するカミさん。
コメント (4)
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