山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

白山初滑り!

2015年12月13日 | 山スキー!H27

 山頂神社でラーメンタイム! 寒いけど早い昼飯食います。(10:15)

今日はO橋さんとで白山に行ってきました。
下界は生温い風が吹いていましたが、山頂は吹雪でした。
久しぶりの吹雪で指先から顔までキンキンに冷えましたが、やっとこの季節が来たのだと嬉しくなりました。

早朝に勝山の某所に集合し白峰に向かいます。風嵐ゲートは固く閉ざされここからスタート。そして市ノ瀬を過ぎ、別当出合手前のS字カーブの所で路面は雪で覆われているので此処からスキーで悶々と進みます。5:05
 
 風嵐ゲート前にて          別当出合にて!ここからスキーを担いで吊橋渡り。

漸く別当出合に到着5:35 お腹の調子が良くないのでトイレ休憩!スッキリし、気合を入れて歩き出します。いつもの踏み板の外された橋を渡り、中飯場を過ぎたところで再びスキーで登る。まだまだ雪が少なく登山道は雪で覆われているけど籔が迫り、籔を払いのけながら登る。漸く甚之助避難小屋を過ぎた頃から快適な斜面に変わる。
 
 いつもの踏み板を撤去された吊橋!      中飯場上の登山道沿いを登る。甚之助からは雪は豊富!!

だけど、先日の天気(気温が高かった)のため、雪面はカリカリ!!でその上に薄らと新雪が積もった状態。トラヴァースに神経を尖らせ黒ボコ方面に向かう。エッジが効かず何度も足を掬われそうになるが、ここは往年のテクニックで何とかやり過ごし、黒ボコ岩に到着。(8:50)
いつもなら、此処から雄大な白山を拝めるのだけど、今日は天気は良くなく見えない…。そのまま進む。そしてカリカリの斜面を登り、9:50白山御前峰に到着!いつもならセルフタイマーで一緒に写真を撮りたいところだけど、風が強く三脚ごとカメラがブッ飛ばされるので一人づつ撮影。山頂の標柱にはエビの尻尾が発達中だった。本日山頂に至れたのはボク達のみか…な!?
寒いので頂上神社の石垣に避難し、お参り後昼食とする。ホッと一息…。この瞬間が大好き!でも寒いのでいっぱい着込み、早い昼飯となった。
 
 トラヴァースしながら黒ボコ基部に向かう        黒ボコ下はアイスバーン!!


 黒ボコから山頂を望みたいところだけど、室堂から上は厚いガスに包まれている。

メシ食った後は、視界の良くない頂上直下の斜面を滑ることに。ホワイトアウトで且つ斜面の起伏が良く分からないので、へっぴり腰なスタイルで滑り下りる。室堂に近づくにつれ徐々に視界も良くなり、此処からは各々ブッ飛ばしながら新雪斜面にシュプールを刻む。
 
 山頂で記念撮影!(O橋さん)           そしてボク  ヤッタネ!


 飯食ったらホワイトアウトの斜面にエントリーです。 起伏が分かりません・・・。

黒ボコの斜面を滑降し、トラヴァースしながら美味しそうな斜面にシュプールを刻みながら甚之助避難小屋に向かう。小屋にはBeautiful Mountain ブログの管理人さんが居り、「ゲンゴロウさんですか!?」とお声をかけてもらう。山の世界は狭いなぁと思いつつ、終盤の登山道をブッ飛ばし、木にぶち当たりそうになるながら、ブッシュの中に突っ込みながら滑り下り、雪の下に隠れた石を踏みスキーに深刻なダメージを与えつつ滑りました。(10年前の板だし気にしなくなってしまいました…)
そうこうして最後の吊橋を渡り帰路に着きました。
 
 頂上直下は視界が悪く何が何だか良く分からない…。    黒ボコ下の斜面は硬いけど視界良好!気持ち良い滑り!!


 大斜面をブッ飛ばす!  やっぱし山スキー楽しいし、この時期に白山に来れて良かった。良かった。

今日の山行は、地元、勝山(平泉寺)では全く雪が無く、落ち込んでいたボクだったけど、久しぶりに雪と戯れる事ができ嬉しかったです。早く下界にも雪が降らないかなぁ…。(折角スタッドレスタイヤを新調したんだからね!)
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白山 カミさんと一緒に山スキー

2015年04月29日 | 山スキー!H27

 山頂付近は雪が少ない。斜面は縦溝が大きく滑りにくいが、快適山スキーでした。

朝、目覚まし時計を3:00に設定し、起床し軽トラに乗りこみカミさんと自宅を発ちます。見上げる夜空は満天の星空…。今年もイイ天気のもと、二人が大好きな白山に行くぞぉ~!
白峰集落に入り暫くで風嵐ゲートが封鎖されている。毎年この時期は開いているはずなのに…。でも軽トラには秘密兵器!これで行く事に。そして既にゲートの周囲には山ヤさんが自転車の準備。ここで金沢のtaroさんに「ゲンゴロウさん!」とお声をかけて頂きました。また今後もよろしくお願いします!
 
 別当の吊橋を渡るカミさん。         甚之助避難小屋目指し登るカミさん

 
 甚之助小屋の雪も少なめ・・・          黒ボコ目指し登る!

ボク達も準備をし出発です。ブイブイ進み、市ノ瀬ゲート過ぎ、4:40に標高1100m付近の除雪最終地点に到着ここから山スキーで進む事に。ここでまた単独行の山ヤさんにお会いする。「ゲンゴロウさん!」とお声をかけて頂いたその方は、山猿さん(S田さん)でした。山でばったり会うのは沢登り(シタ谷)以来!

ウグイスやら多くの野鳥のさえずりを楽しみながら二人で雑談しながらのんびり白山の雰囲気を味わいながら登ります。今日は子供は母に預け、二人でこんな風に山を楽しめるのはイイなぁと実感しきり。YASUHIROさん達との超ハードな山行もイイけど、こんな風に登るのもまたイイ。

 別山バックに!

甚之助避難小屋に7:40到着。今日は黒ボコから登ることにする。振り返ると奥越の雄大な山々。歩くは白山の胎内。ボク達しか居ない静かな山。とても気持ちイイ。

黒ボコを過ぎると真っ青な背景に白山が鎮座。今年は山頂付近は雪が少ないようだ。徐々に本峰が迫る。斜面は幾条もの縦溝が入りあたかも洗濯板のやうである。そして、本峰の西肩に至り雪が切れるが、折角だからお互いの愛用する板を山頂まで担ぎあげ記念撮影。10:20山頂着。

 山頂に到着!板を担ぎ上げる必要無いけど、ヤッパシ自分の相棒の板と一緒に撮りたかったので…

 
 頂上神社でお参り!いつ来てもイイね!     室堂までの快適斜面を!

毎年恒例だが、二人元気にこうやって山頂に至れるのが嬉しい。そして山頂神社でお参りし、再び板を担ぎ雪の斜面に戻る。

さぁ、滑るぞぉ!縦溝で滑りにくいかと気になっていたけど、雪は適度に腐り良く滑り、快適にテレマークターンをする事が出来た。室堂を過ぎ、別山の展望台で昼飯のとき、またも「ゲンゴロウさん?」と金沢から来られた山ヤさんにお声をかけて頂きました。ありがとうございます。その後、taroさん達、ヒールフリー集団にもお会いでき暫し雑談。
 
 カミさんもGO!!      滑りも良かったけど青空がイイ感じでした。

 
 滑りの上手さは関係ないです。楽しめればそれでOK      いつもの鳥居前で記念撮影!

再び滑る事に!悪雪でもそれなりに滑り、いつの間にか別当出合!恐怖の一本吊橋を渡り、滑らない林道を漕ぎつつ目の前に黒い物体・・・そう熊が至近距離に。こちらの存在を認識している筈なのに、一向に逃げ出したりしない。こちらが奇声をあげて漸く山の中に退散していった。その後も林道を滑ると除雪作業している重機が。お疲れ様。(13:10)除雪の進度は進みつつあり、あと3日もすれば別当まで届くだろう。そして林道を歩き再び愛車に跨り一ノ瀬、白峰に向かいました。
 
 室堂からの大斜面を滑る。       そして別山眺めながら昼食!山で食う飯は何でも美味しいです。


 別山眺めながら・・・  快適快適!!
 
 テレマーク気持ちイイね!    下界は夏のやうでした!

今日は好天の下、白山を満喫できました。ありがとうございました!!
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ガオロピーク南方の1869.3mピークへ

2015年03月15日 | 山スキー!H27
今日はカミさんと、F山岳会のA木さん、O橋さんの4人で山スキーです。
場所は、御母衣ダムの西側にある名も無い(ひょっとすると有るのかもしれませんが)標高1869.3mのピークです。ここは白山系に属し、山スキーのゲレンデと化した日照岳(1751m)よりも高く、存在感のある山だと思うのだけど、地形図には名が無い。でも、一際存在感の有る山だ。

ボクがブログを始める前(10年ほど前か)の2月に山岳会のメンバーで手前のピーク(俗称、ガオロピーク)1745.9mに登った際、牧谷のすぐ南側にあるこの谷を激パウダーで滑った以来。先日新雪が積もったので、また行けるかもと思い、帰りは此処を滑りました。

 
 トンネル過ぎたところのいつもの場所に駐車。(少し除雪が必要)   滑った谷の右岸尾根を登りました(昔来た時は左岸を登った)

 天気は最高!快適な尾根を登る登る!!

朝、3:00起床し子供を両親に預け、3:30大野市のいつもの待ち合わせ場所で集合し御母衣ダムへ向かいます。ダムのトンネルを過ぎたところに駐車しようと思いますが、雪が有り、ザックからスコップを出し除雪し漸く駐車し、5:40出発です。

踝から脛程度のラッセルでズンズン高度を上げます。カミサンも調子が良さそうで皆で色々雑談しながら登ります。ボクも新しいGPSをいじりながらの登り。今居る地点が画面に表示され、凄いの一言。こんな便利なモノが有ったら地形図見なくなるかもと思いそうだけど、普段から慣れている地形図の方が距離感や地形の状況が把握しやすくヤッパシ地形図がイイなと思いながらも登ります。谷の源頭上部を過ぎ・・・尾根をそのまま進み・・・ここからGPSの出番です。

 ガオロピーク基部の巻くところで、本日の目的の山1869.3mピークを望む(いちばん奥のピーク)

前回のワンデイ薬師岳でYASUHIROさんから色々講釈頂いた件を試してみるのです。いつもの山岳会メンバーなら、アップダウンが大好きなのでそのまま尾根通しで行くところを、通称ガオロピークやその後続くポコポコ起伏のある小ピークをトラヴァースで登り調子で行くのです。この効率良く登る事によって帰りは楽チンに下る作戦。これはイイ感じにトレースできました。
 
 ガオロピークを巻いたところの鞍部1660m付近が見える!後ろは白山!    その後もポコは巻きながら効率良く進む

今日登った1869.3mピークまで大きいのから小さいのまでアップダウンが多く有り、これが足かせとなってか、多くの山スキー屋―達が皆此処まで来ないのかもしれないのではと思った。ポコポコの攻略がかなり面倒くさいんだもの・・・。でも登っている途中、右に目をやると真っ白な白山が鎮座!元気モリモリ!!!

そして11:05山頂着!やったね!!シール剥がしていつもの穴掘って待ちに待った昼飯!白山を眺めながらの最高のロケーションで楽しめた。

 1869.3mピーク到着!そしていつもの昼飯!お湯沸かしてラーメンタイム!!


 山頂からは純白の白山がいつもと違う角度で拝む事が出来る!幸せ!! 東面台地が延びる・・・。また行くぞぉ~!

11:50滑降開始。雪質も良く滑る!でも元来たトラヴァース道を進み快適にガオロピークもトラバースし、徐々に雪質が重くなりつつ、いつもの谷にエントリー。ヤッパシ先日雪は降ったは降ったが、重い・・・快適にテレマークターンを決めようにもスキーが引っかかり悪戦苦闘。今日は気温が高くなったのか・・・残念。でもO橋さんは目まぐるしく変化する雪質なんか関係無いらしくフッ飛んでいた。カミさんも悪戦苦闘しながらの滑り。
 
 奥に見えるのがガオロピーク!けっこう遠くに見える。       新雪滑降のカミさん!

 
 元来たトレールをトラヴァースしながら進む。効率第一か。   で、カミさん雪庇をジャンプ!!着地成功!A木さん失敗!

堰堤群が出てきたら右岸に進路をとり朝のトレールに繋ぎ、14:25車の元に到着。お疲れさまでした。その後はいつもの楽しい車内でワイワイ福井に帰りました。
 
 今日のピークともお別れ!楽しかったよ!     さぁ、谷に向け滑り出すぞ~


 大斜面が続く!!激パウの時に再び訪れたいね。

 
 段々と湿り気が・・・      でも、何だかんだ言っても滑りは超楽しい!

今日はパウダーゲットか!?と思いきや、上部のみで目的の谷は最初の標高差100m程が良かっただけで後は湿った雪に翻弄される滑りとなりました。でも前回はガオロピークまでだったけど、今日は更に足を伸ばし、アップダウンを乗り越え1869.3mの無名峰に登る事が出来た。このピークはこの界隈で最も標高が高いので名前もあっても良いものだが、行ってみたいと以前から思っていたこのピークに立てて満足でした。
 無事車の元に到着!早く帰って子供と遊ばなくては…。

そして何よりもカミさんと一緒に行けてまた一つ夫婦の良い思ひ出が出来たんじゃないかと思いました。最後にいつものようにボク達夫婦が山に行く時に子供をみてくれてた両親にも本当に感謝しきりでした。

ブログに記事を載せた後、O橋さんから貴重な情報を得た。国土地理院の「基準点成果等閲覧サービス」によると、ボク達が登った山(地形図には無名の1869.3m)には基準点名が有り、なんと・・・日照岳(基準点コード:TR35436163901)と表示され、地形図に表示されている日照岳(1751.0m)は基準点名:尾神岳(基準点コード:TR25436172101)と表示されている。何故だ!?
という事は・・・昨日ボク達が登った1869.3m峰は基準点名は日照岳なんだという事。不思議!?兎に角、三角点のあるところには基準点としての名があるという事なんだ。
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厳冬期 薬師岳 ワンデイやりました!

2015年02月25日 | 山スキー!H27
 
 モルゲンロートに照らされた峰々をバックに  北ノ俣分岐付近にて 源クン

今日は、YASUHIROさん、大魔人さん、源くん、そしてボクの4人で薬師岳に行ってきました。
コースは、和佐府の有峰林道入口から入り(もちろん冬季通行止の積雪路)、飛越トンネルのところから尾根に上がり、寺地山を経由し北ノ俣分岐を太郎方向へ、トラヴァースしながら薬師谷に至りこの谷を詰め薬師岳に登りました。帰りはほぼ同じルートで。
結果、無事全員山頂に立つことができました。
深夜0時出発し15時40分と云う長丁場の山行でしたが。厳冬期という条件のもと、みごとやりました!。
そして…「THE DAY」の意味をはじめて理解できました。今日の山行これなんだ!

素晴らしい仲間と共にやり遂げた充実感、達成感、思ひ出に残る経験でした。

昨日は仕事が忙しく、18時に仕事を終え、金沢にGOです。YASUHIROさんの医院に駐車し少し仮眠をとり、9:30にYASUHIROさんの車に乗せてもらい交代で運転しながら神岡の和佐府に向かいます。有峰林道入口には既に皆の車が停まっており、0:00丁度にスタートです。見上げると満天の星空。今日の天気は予報通りだろう。

  
 長い林道歩き。本当に長かった…       林道終点は飛越トンネル

長い長い林道…6km以上有るとか。周りは真っ暗闇でどのくらい進んだか良く分からないが、1:35飛越トンネル到着。やっとここから尾根に入れる。まだまだ序盤だ。

尾根に入ってからは、YASUHIROさんがトップでアップダウンを回避しながらトラヴァースして進路を見出す。帰路はここを通るので無駄な労力を避けるためにも、上り調子でルートを切り開くのだ。これにはとても勉強になりました。

そして寺地山を過ぎると一気に気温は下がります。避難小屋地点から北ノ俣岳に向かう尾根は広く無木立の斜面だが、暗くて全貌は把握できない。ただひたすら方向を確認しながら滑りやすい大斜面を登る。そうして6:30北ノ俣岳分岐に到着。既に周りは明るくなりだし、北アルプスの秀峰がモルゲンロートに照らされる瞬間を拝む事が出来た。感動!!でも、今日の目的地の薬師岳は遥か遠く…。
  
 アップダウンの有る尾根を切り開くYASUHIROさん            正面は北ノ俣岳、そして大斜面!!

  
 水晶岳が輝いてた             槍ヶ岳も黒い岩肌をむき出しにしてました。

 
      まだまだ遠い薬師岳

ここでシールを剥がし、太郎小屋の方へ滑り込む。そしてそのままトラヴァースしながら薬師峠へ。折角2600mまで上がって来たのに峠の2300mに下降。薬師岳(2926m)までまだまだあるぞ。

そして、かなり強い西風に身体よろめきながら、体感気温-20℃か!?と思える激寒の中、一歩一歩進め、10:10念願の薬師岳山頂に到着!!数年前にYASUHIROさんと5月に亀谷から自転車で折立経由で薬師岳に登った事あるけど、それより1.5倍以上は疲れたと思う。でも、メンバー誰一人欠けず登れた事に嬉しく思う。見渡すと周囲は北アルプスはもちろん、ふるさとの白山もよく望める。最高だ!でも超寒い。
  
 薬師峠に向けGO!!(トラヴァース注意)     薬師岳をバックに薬師峠へ向かうボク(写真YASUHIROさん)

  
  薬師岳向け登る(超寒かった)          もうすぐ山頂!ガンバ!! 

  
       山頂にてボク。        そして今日のメンバー!源くんの身体が写真に収まりきれず(強風のため)
  
      早速滑るぞぉ~!        ボクの滑り!板はカミさんのK2クンバック!(写真YASUHIROさん)

記念撮影もほどほどに一気に滑り降りる事に。カリカリバーンに新雪にと目まぐるしく変化する雪質の応接が大変。でもさすが!皆山スキーヤー。どんな雪質にも対応可。

滑りも一息つき、薬師峠から再びシールを張り付け、太郎山を経由し北ノ俣岳分岐に登り返し。12:40。そして此処からも大斜面と行きたいところだけど、カリカリ&新雪バーンにヘロヘロになりながら、朝のトレースに着く。
 
 大魔神さんの滑り        そしてYASUHIROさんの滑り  全ての雪質に対応してます

  
 源クン!白馬でシーズン券買ってSKIの練習に励んでます!    北ノ俣分岐にて薬師岳にはボク達を祝うかのように4つの雲が並んで浮かんでいた。(写真YASUHIROさん)
 
 薬師岳バックに北ノ俣岳分岐目指す。

 
       北ノ俣岳下の斜面は大斜面!

此処からはアップダウンのある尾根を朝、効率良く付けてきたトレースとおりに滑ることに。以外にも長い尾根でヘロヘロになりつつ、飛越トンネル着15:15.ここからは待望の林道滑降。来る時は1.5時間かかったこの林道も、この時刻になると雪が緩み進みづらくなる。結局ストックで漕ぎ約30分で滑り下りた。15:40車の元に到着。
 
  林道滑降も楽しい!

今回の山行は15時間40分と言う長丁場、普通の山スキーヤーなら発狂してしまいそうな距離、時間、難易度出合ったと思う。しかも恐らくこの時期誰も達成していないであろうこのルートをこの時期、日帰りでやり遂げたのだ。とても嬉しい。

このルートをこの時期に行く!と考案したYASUHIROさんの期待を裏切らぬやう、みんな頑張りました!。というよりも、この厳しくも素晴らしいコースを思いつき、それを実行してしまうところが凄いところ。帰りの車中で「何もしなかったら、何も生まれない」と言っていたのが印象的だった。そうだ。妄想だけではダメで、実際の行動に移す事が大事なんだと。
このやうな素敵な経験を共に過ごせる仲間がいるってことは人生の宝だと実感。

そして今回のメンバーは強かった。そして初めて大魔神さんと山行をご一緒させて頂きました。今まで何処かしらの山でお会いしていましたが、こうやって山行を共にするのは初めて。名前からしてヤバそうな人かなと思ってましたが、気さくな兄貴分の方でした。これからもよろすくお願いします!!

本日の累積標高差(登った高さ)は3000mオーバー、
歩き登った距離は47km、
行動時間15時間40分(0:00~15:40)

一緒に行ったメンバーのHP
YASUHIROさん
大魔神さん
クン(鋭意作成中か!?)
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朝日前坂から小白山へ!!

2015年02月15日 | 山スキー!H27

 視界が悪い中、ナイフリッジを進む!もうすぐ山頂か!?昨晩の湿雪のせいか弱層が発達してました。

今日も山スキーです。
場所は・・・小白山(おじろやま)です。標高1609.2m
名前に「白山」の文字が付く此の山は白山が大好きなボクにとって、特別な感じがする。

過去に山スキーで石徹白から和田山牧場経由で何度か行ったことが有る。ついでに俵谷を滑ったりして・・・
更に俵谷を遡行したことも2度ある。三面谷の遡行も・・・
この「小白山」は山スキーで行くなら石徹白集落から和田山牧場経由又は、石徹白集落から杉山経由で行くのが最も手っ取り早く楽なコースと言える。
でも、福井と岐阜の県境に跨るこの山は福井県民としては岐阜県側いわゆる石徹白集落からでなく、是非とも福井県側から登っておきたい。そういう気持ちを今まで想い続けてきた。

そして、今日は県道や林道をラッセルして読図に迷いつつ(GPS使用禁止令発令中)も尾根に取り付き漸く登ることができた。
尾根は一部ナイフリッジ、山頂はホワイトアウトでビビりながらも「小白山」の山頂に立てた!!ヤッタネ!!
今回のメンバーはオール福井山岳会!A木、O橋、M田村、H島、ボクの5人です。
 
 県道ラッセルを終え、三面谷林道に入る。       三面谷林道はさしたる悪所は無い。地図を見るより林道は延びていた

 
 5人もいればラッセル交代で楽に行ける。最後尾は鼻歌まじりで     快適そうな尾根も有ったり・・・。

昨晩はボクのBirthdayパーティーで自宅にて家族でささやかな宴会を催し、明日は山なのでと早々に終了(11時頃)そして朝、3:30起床し大野市の某所に4:00集合し和泉スキー場方面に向かいます。天気は湿雪…嫌な予感。そして和泉スキー場との三叉路付近(朝日前坂集落)に駐車し5:00出発です。先ずは冬季通行止めになっている石徹白集落に延びる県道を湿雪の重い雪をラッセルしながら進みます。石徹白ダム手前の旧道を左に入り三面谷(さづらたに)林道に入ります6:10。ここからも延々地味な林道ラッセル。皆無口に悶々進み、734m地点を過ぎます。
 
 ホワイトアウトで上下左右の感覚麻痺。先頭は気持ち悪い。    山頂にて一瞬見えた俵谷方面。

 
 とりあえず山頂で記念撮影!やったゾー!!    山頂さえ踏めば後はルンルンで下る!?

林道は更に伸びており、此処で少しルートファインディングに手こずります。暗闇ならまだしもO橋さんは立派なGPSを携帯しているけど、皆、カンニングするのは山岳会らしからぬといった空気なのか、ガスっていて視界の悪い中、コンパス振って地形図を活用し、何とか我らの進むべき方向を探りだす。なかなかのアップダウンが有り効率的ではないが、自ら切り開く意思を示せたか。

漸く1288mの尾根に取り付き此処からはズンズンラッセルです。朝の湿雪でジャケットやザックが濡れ、標高が上がるにつれバリバリに凍り出す。1543m地点までは、発達した雪屁に亀裂が多く、痩せ尾根、急登などハラハラさせるところも多く視界が利かない中、ラッセルを交代しつつ頑張った。1543m地点から先はホワイトアウトで全く視界が利かず。コンパス振って、木々の無い稜線をゆっくり周囲を確認しながら、ナイフリッジ上や左右にと登る。先頭を歩くボクは正直、ビビっていた。
そして漸く11:50に小白山山頂に至る。和田山牧場方面はガスが晴れているようだ。雪、風が強く居ても立ってもいられない。このままシールの状態で1543m地点に戻る。ここでシールを剥がし、5人が居座れる大きな穴(シェルター)を掘って暫し休息(昼飯)やっと一息。でも吹き荒れる風雪…。12:20
 
 山岳会ならではの一こま。欠かせないランチタイム。どんなに体が冷えても行う儀式か!?   滑りは快適そのもの…


 これがあるから寒くても辛くても頑張るのです。雪と戯れる事が出来、シアワセ…。

飯食った後はカッ飛ばすのみ。徐々に視界は晴れ渡り、朝は視界が悪かった斜面も良く見え快適にスプレー!そして朝の反省からアップダウンの無いように林道に出る。ここで、大規模な雪崩痕!デカイ樹林が爆風なのか雪崩なのか多くなぎ倒されている。谷はデブリで延々続いている。ボクの大好きな小説、吉村昭著「高熱隧道」の蜆谷の惨状が頭を過った。
 
 今日の天候や雪の状態では谷を滑るのは危なげ!!    快適な尾根でした。(意外に)

 
 三面谷を俯瞰する。なかなか遠いなぁ       雪崩の痕をみる。谷が完全に埋まっていたし、木々が薙ぎ倒されていた。

 
 あとは林道をストックで漕ぐ…なかなか進まない…        県道に出てからも進まない…

漸く朝の林道のイイ感じのところに接続し、後は林道を一部登り返ししながらぶっ飛ばす。そして県道に出る15:05。この後も、前坂キャンプ場の所を登り返したりしながら悶々歩くこと15:40車の元に到着。お疲れ様!!

 みんなお疲れ様!!やったぞ!!って感じの充実感。

今日は、地形図を見て思い描いていたコースを無事、踏査出来、充実した一日を過ごす事が出来た。普段は石徹白から至っていたこの山も、ボクの住む福井県側から登る事が出来、とても嬉しく思った。ヤッパシ山スキーは機動力だと思った。

そして今回一緒に行った福井山岳会のA木さんとの山スキーは18年前に白山~湯の谷周回コースを共にして以来だった。あの頃のA木さんは確か革靴のテレマーク姿だったが、今日はTLTとファット板と最新の装備であり、少しビックリした。

ヤッパシ、ふるさとの山はイイもんだね。


 見にくいけど概念図です。こんな感じのコースで行ってきました。
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カミさん孝行の山行!そしてクロカンスキーの練習

2015年02月07日 | 山スキー!H27

 部子山の北尾根から望む白山!眼下は大野盆地

今日はカミさんと二人で山スキーに行ってきました。
場所は、地元の山!の「部子山」→西割谷滑降です。本当は遠出したかったけど、クロカンの大会が明日あるので、その練習しないといけないので近場の山となりました。
それともう一つ大事な事は…。
この前YASUHIROさんと色々話していた中で、カミさんをもっと大事にしないといけない!と言われたのもあって、いつも自分だけ遊びまくっているので、カミさんと一緒に遊んできました。
特に今日は天気が最高だったので、部子山の北尾根から望む白山を見せてあげたかった。
と言う事で、本日の山行は最高のロケーション、最高の雪質の西割谷を滑降出来、カミさん大喜びで、ここ数週間は悪い事しても機嫌を悪くしないだろうと目論んでいます。
 
 流水で雪割れの林道を登ります         851mピーク目指して登る。心地よいブナ林

 
 部子山の北尾根に出ると最高の展望が待ってます。    部子山目指し頑張るカミさん

昨日、源次郎を妹の家に送り、従兄弟同士仲良く遊び面倒を見てもらいつつ、今日は4:00起床し、コンビニによって宝慶寺に向かいます。辺りはまだ真っ暗…ヘッデン点し清滝川沿いの林道を登ります。支谷からの流水で所々雪が切れていて、5回ほどスキーを着けたり外したり…面倒くさいが仕方ない。そして…痛恨のミスコース!暗く林道が分からず小葉谷の方向へ進んでしまった。辺りは段々明るくなり地図を広げて何度も読図するがおかしい。前来た時と雰囲気が違う。で、ヤッパシ間違っていたので尾根を乗り越え本来のコースへ戻った。ヤッパシ暗闇の中歩くのは読図がうまくいかない。ヤッパシGPSが有ると良いんだなぁと再認識。
 
 部子山と西割谷を望む。快適そうである。     三脚置いてセルフタイマー二人撮り!

 
 無粋な人工物!      エビの尻尾と鳥居、避難小屋

仕切り直して、851mの尾根を登る。癒しのブナ林!徐々に高度を上げ、1087mの北尾根を登る途中、朝日に照らされた白山が望める。威厳のある風情!カミさんと二人感動を共有。ヤッパシこういう事を夫婦で楽しめる事がイイんだなぁと実感。
でも、久々の山スキーにカミさんヘロヘロ。頑張れ!と言いつつ先にラッセルして突き放す…。
尾根からは今日滑る西割谷の様子が良く分かる。(ボクの視力2.0)雪崩ていないようだ。北斜面なので雪質も良いだろう。そしてズンズン進み1256m地点!振り返ると福井市街地や日本海が見える。今日、源次郎の居る武生も見える。目の前は真っ白な部子山!今日はなんて天気が良いのだろう!

 避難小屋を越えると山頂が!これぞビクトリーラン(源クン曰く)か!?

 
 山頂祠とカミサンゴール!お疲れ様。      山頂より少し下ったところでラーメンタイム!!

途中、無粋な巨大な人工物(反射板)を越えエビの尻尾で覆われた鳥居、避難小屋を越え、そして…10:55部子山の山頂に到着!誰も居ない二人だけの山頂だ!!でも、いつもの如く風が超強いので、少し下って穴掘って風防作り待ちに待ったラーメンタイム!白山を眺めながらのんびりするのも最高!ボクはプシュッと一息!!
 
 カミさんGO!!        頂上下を滑ると徐々に谷地形に…快適快適

 
 ボクは、テレマーク滑りで・・・     カミさんのファットスキー浮いてます。

けっこう長居したので後片付けして、滑降モードに入ります11:50。最初は広大な新雪バーン!!気持ちイイ!!そして徐々に谷に入っていきます。延々続く快適なパウダー斜面。カミさんもファットスキーを操り上手に滑っていきます。ボクはテレマークです。気持ち良くターンが決まり最高!!
序盤の広大斜面もイイ感じ。カモシカも驚いて逃げて行く。今日は二人だけの斜面!シュプールが二条だけではもったいない。そして滝を左から巻き、朝の851mピークに向けシールを貼り登る。851mピークからもブナ林の中を快適シュプール。本当に今日は当たりの一日!新雪が続く。

 テレマーク!


 新雪斜面は続く…

 
 イイ感じ!上手になったみたい。        雪崩の心配は有りませんでした。

 
 底突き感もありませんでした。     標高が下がって来ると若干重い雪に。

そして林道に出たら後は、林道をぶっ飛ばす!!雪が乾いていて良く滑る。でも最後の方は、朝来たように継ぎ接ぎの林道…。スキーを着けたり脱いだりしながら養魚場に。13:45到着!お疲れ様でした。
今日も最高の山スキーを二人で滑れました。部子山は付き合っていた頃(10数年前)銀杏峯から縦走したのを思い出す。あの頃は二人は若かったなぁ。でも楽しさは変わらない。
 
 851mピーク目指し少し登り返す。        851mピークからも快適ブナ林クルージング。


 養魚場着!お疲れ様。イイ思ひ出になりました。

車に山スキーやらをブッ込んで家に帰り、次は勝山市長尾山公園へGO!明日のクロスカントリースキー大会の練習です。15時に到着し受付を済ませ、二人でコースに刻まれた轍を細長いスキーで進む。同じ所をグルグル回りあまり楽しくないが、練習しておかないとね。練習もそこそこに、家に帰り山のあと片付けをしました。

 県立恐竜博物館の公園内にクロスカントリースキーコースが有ります。距離は様々…

 
 山に登った後のクロスカントリーはちょっと疲れました。     明日の大会は頑張ってね!!(ボクは仕事で出られません)

今日は、夫婦で部子山をそして白山の展望を二人占めでき、楽しい一日を過ごす事が出来ました。カミさん孝行も出来たし、たまにはこういった山行もイイもんだと実感。それも良かったけど、パウダーを堪能できたのも本当に良かった。

明日はカミさんクロスカントリーの個人の部、そしてリレーの部に参戦します。頑張ってネ!!
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堂津岳パウダーコース開拓!

2015年02月04日 | 山スキー!H27

 もうすぐ堂津岳! 今日はイイ天気!!

今日はピーカンの好天のもと、YASUHIROさんと、源クンとの3人で山スキーに行ってきました。ちょうど先週、この山を奉納温泉から林道経由で行こうと思っていましたが、全層雪崩痕が有り、その他様々なリスクを回避する事は難しいことから、今日は別ルートで登る事になりました。YASUHIROさんのいつもながらの慧眼。勉強になりました。
 
 最初は谷を歩きますが徐々に快適な斜面に…     1386mコルに到着!源クンはシールの貼り直し

今日も医院で拾ってもらいアルファードに乗って運転交代しながら小谷村に向かいます。小谷村の道路にある空き地に2台を駐車し4:00出発です。最初は谷を登り、奉納山南西の1386mコル目指します。谷は穴が開いているところが有ったりと、落っこちないよう注意しつつ、今日は気温も低く朝早いので雪崩の危険性は無いと目論みズンズンラッセルします。ここは帰りも滑る予定の谷!新雪に疎林とあって帰りが期待できます。後ろを振り向くと赤く染まったブラッドムーン!しかも満月!!
 
 暗闇の中、奉納山南東山尾根目指しトラバース     尾根に出るとブラッドムーン!

 
 尾根を進む。左右どちらも凄い景観!       白馬三山もバッチシ!モルゲンロート綺麗です。

そして5:40にコル(1386mのところ)に到着。ここからはトラヴァースしながら奉納山南東の稜線に出ます。ここで徐々に周囲は明るくなり、白馬三山や雪倉、朝日等の山々が朝日に照らされモルゲンロート。感激!そして反対方向は雨飾山や天狗原山、金山、火打とこちらも間近に眺められます。本当に最高の尾根歩き。ここは是非ともこの時期お勧めの場所です。
 
 雨飾山も美しく見えます。夢のやう!!     モンスターもいっぱい居ました。

 
 もうすぐ堂津岳稜線です。    堂津岳稜線は快適です。(雪屁発達してます)

そしてラッセルしつつ高度を上げ、堂津岳の稜線1800mに出ます。ここから眺める山々も感激。カメラがいつもの防水カメラとあって、イイ写真を撮れないのが残念。この光景は脳裏に焼き付けておこう。そして最後のビクトリーラン(源クン曰く)と言いたいところだけど、途中デカイ雪屁を落とし一瞬ビビる。景色に気をとられていた。

 堂津岳山頂にて頚城山塊バックに記念撮影!

そして9:00堂津岳到着。遠くは富士山まで見えました。感激!

早速シール剥がして山頂から北西に伸びる崖マーク多数ある谷に向けGO!!北斜面なので新雪!万歳!傾斜もキツイが深雪とあって気持ち良くクルージング。無木立の素晴らしい斜面。この山にはこの他に北に延びる斜面はまだ2箇所有る。これらも最高だろう。快感の瞬間もあっという間に終り、標高1200mくらいからは疎林の谷を滑り、朝の1386mピークに向けシール貼り付け登り返し。9:55元気な源クンが先頭で南面の重雪ラッセルに励み、10:25朝のコル(トレース)に到着。

 頂上直下の大斜面!快適です。

 
 大斜面がず~っと続いてました。    パウダーがず~っと続いてました。

 
 今日は最高のコンディションでした。テレマークでも滑ってみたいなぁ   大斜面は続く

 
 雪崩の巣なのか無木立の斜面が延々…      疎林を滑り登り返し地点へ 

ここから再び快適な滑りが待っている。疎林の斜面を一気に滑り降り、最後は谷の右岸~左岸と滑り下り10:50朝の駐車地点に到着しました。ふぅ~。お疲れさま。
 
 もうすぐコル!後は下るだけ    疎林大斜面滑る。

 
 大斜面は続く…。    最後は谷を滑り…

車のもとに!お疲れさまでした!!

今日は先週登れなかった「堂津岳」に登れ、しかも素晴らしいコースを開拓出来、とても嬉しかった。特に尾根から見た頚城山塊の山々や妙高の山々、そして白馬三山と最高の展望を望めた。
山スキーのコースは北面を滑る事ができればパウダーを堪能できるのは周知のとおりだが、どのコースを辿ると効率良く行動できるか。展望がどんな風に見えてくるのか。といった総合的に考えコースを探求するのはとても面白いことだと思うし、センスが無いとダメだなぁと思ひました。今日も皆に感謝です!!

そして、実は今日、カミさんが仕事休みなので何処か一緒に山に行こうと約束していたんだけど、YASUHIROさんのお誘いに乗ってしまい約束を反故にしてしまいました。ゴメンね!!今度はどっかイイとこ行こうね!!

みなさん御存知YASUHIROさんのHP

アスリートの白馬の源クンのHP
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東山(1849.3m)地味な名前だけど最高の山スキーゲレンデ!?

2015年01月28日 | 山スキー!H27

雪煙上げて滑る源くん!今は白馬に居るけど心は石川にあるとのこと。

今日はYASUHIROさん、源くん、白馬ガイドKさんの4人で山スキーに行ってきました。
場所は、雨飾山界隈の山です。朝、医院の駐車場でYASUHIROさんに拾ってもらい、1:50アルファードに乗って小谷村へGOです。雪の降る中、ボクも運転しつつ人気の無い奉納温泉に到着し4:30、堂津岳目指し林道を進みます…が、暫く進むと林道を埋め尽くす全層雪崩の痕!こりゃこの先4.5kmもある林道も当然このような状態だろうと諦め、本日の第2候補の東山に進みます。
 
 写真では良く分からないけど、全層雪崩凄かった。    仕切り直しで東山の林道ショートカットするYASUHIROさん

 
 林道はサクサク進む。       最初、谷は狭いけど徐々に快適になります。

ここで、源くん、Kさんと合流(国道で大事故が有り遅れたそうです)し狭い集落の中、集落の人々の邪魔にならない駐車場を探し6:00出発します。林道をショートカットしつつ、長い林道を歩き、7:45東山の西方向に延びる谷に取り付きます。最初は狭い谷地形も徐々に広大な斜面に変わり、サラサラの新雪を踏みつつ登ります。
 
 源くん。サブ3あってかペース早い…。       振り返ると快適幅広な斜面が続く。


 大斜面!はやく此処を滑りたいな~。

 
 今日は条件が良かった。普段は雪崩の巣なんだと思う。    トラヴァースするのもドキドキ。

この谷は雪崩の巣なのか、木々が全く生えておらず本日の雪の状態なら最高の新雪を滑降できるゾと期待を膨らませながら登る。徐々に傾斜は強くなり、慎重に1545mの尾根に取り付き、その後も痩せ尾根に難儀しながら最後は青空に映える山頂がボク達を迎えてくれました。雪を覆った真っ白な木々の姿に青空、肺胞まで凍りそうな澄んだ大気を思いっきり吸っての登高。夢のやう。
 
 1545mの尾根に出た。でもここからも核心部      どんな痩せ尾根も先陣切って登るYASUHIROさん

 
 もうすぐ山頂!眩しい!!    山頂にてモンスター達がお出迎え!!

山頂に着くころには先程まで雪、曇の天気はいつしか快晴の清々しい青空!猛々しい貫禄のある中西山をはじめ、遠くには高妻山、乙妻山、戸隠山がカッコいい。更に、西に目をやると栂池高原や八方尾根!本当に今日はツイてるネ!

 山頂で記念撮影!もうファット、スーパーファット無しではこの時期、山には登れない。

 
 中西山!平凡な名前だけどカッコいい。     山頂直下の尾根を滑る源くん。

 
 雪質は最高!ロケーションも最高!     新雪滑降YASUHIROさん

 
 ガンガン滑っていく…YASUHIROさん     源クンはこの後…

写真撮影もほどほどに、シール剥がして滑降へ!登ってきたコースでは無く一部かなり急な新雪斜面を滑る事に。雪崩のリスクを最小限にするべく、一人ひとりエントリーする。小さな雪崩を連発させながら粉雪に咽つつ底着き感の無い最高の新雪滑降が出来た。急斜面も終盤、源クンはダイナミックに転倒しあわや滝下に転落!といった冷やりとする場面もあったけど皆、雄叫びあげての最高の滑りを堪能出来た。
 
 ガイドさんはさすが北海道出身とあって凄い!    安定の滑りYASUHIROさん

 
 ヤッパシ新雪滑降は最高!         林道ショートカットして下りると車のもとに。お疲れさまでした

その後もまだまだ新雪斜面が延々。若干底着き感は有るものの、雪煙を上げ気持ち良く滑れた。
癒される樹林帯滑降を終え、林道に出た後は黙々と進むのみ。そして12:05車のもとに到着した。

今日は堂津岳に行けず残念だったけど、東山というマニアックな山を滑れ満足の一日でした。一日中気温が低く雪の状態もバッチシ!でした。でもいつかは山スキーで堂津岳に行ってみたいなと思いました。
そして、久しぶりに皆と滑れ楽しかったし、勉強になりました。

帰りはアルファードで一路、金沢へ…。ボクが運転している横では早速YASUHIROさんはパソコンのキーを叩きつつ、自身のホームページのアップを行っていました。そして車内ではYASUHIROさんから色々面白い話を聞けました。
更に昼飯もご馳走になってしまい、ありがとうございました!!
YASUHIROさんの生き様を見てると…いくつになっても自分の信念を貫く漢はカッコイイ!ボクもそう成りたいなぁと実感しました。
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小学校のスキー遠足

2015年01月20日 | 山スキー!H27

 源次郎そして友達と雁ヶ原スキー場にて

今日は源次郎の通う小学校のスキー遠足に保護者として参加しました。
さすがは「田舎の子」である。普段から豪雪に見舞われ雪に慣れ親しんでいる子供達、生活の一部として雪と共生する我が子達。逞しい限り。

 
 午前中はスキー教室の先生として教えてました。      先日の日曜日はSKIJAMで家族で吹雪の中スキーでした。

 
 カミさんも吹雪の中、ヘロヘロ…       どんなに寒くても頑張った源次郎!スキーが大好きになったとか

何も教えなくてもスイスイ水を得た魚のやう。荒削りで危なげない滑りでもあるけれども、巧みにスキーを操り滑ってました。このような学校の行事に参加すると、子供達の様子が良く分かります。友達や先生との関係。我が子の通う小学校の雰囲気。本当に恵まれた環境に居るのだなと如実に感じました。
これからも、のびのびと元気に思いっきり学校生活を皆と楽しく、そして時には厳しく過ごし育ってくれればと思いました。
先生達には本当に感謝しきりです。
毎日、集団登校が楽しみで、学校に行くのが大好きな源次郎。
いつかは一緒に山スキーに行きたいなぁと、直滑降でブッ飛ばすその後ろ姿に頼もしさ、成長の早さを感じました。

 クワッドリフトに子供たちで乗り楽しんでいました。イイ思ひ出になるといいね
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ゲンゴロウルンゼ再訪

2015年01月12日 | 山スキー!H27

 大辻山山頂にて。白山系の山々が大好きな3人衆!とても寒かったです。

今日は金沢のA川夫妻と大辻山に行ってきました。ボク達は大の白山好き!!この界隈での沢登りや山スキーが大好き!!今年は雪が豊富で遠出しなくても近くに雪がいっぱい有るので、やはり白山周辺の山に行く事になります。
今回は大辻山です。
過去(2006/3)にカミさんとK尾さんとで深瀬大橋~大辻山~ショウガ山に行きゲンゴロウルンゼ(勝手に命名)を滑った事も有り、今回も激ラッセルをし大辻山に至り、再びゲンゴロウルンゼを滑る事になりました。前回は右ルンゼを滑ったので今回は左ルンゼを滑りました。どちらかというと、右ルンゼの方がダイナミックなロケーションです。
今回は降雪後ということで雪崩の危険性が有りましたが(雪崩を誘発させながらの危なげ無い滑りでしたが)ヤッパシ激パウダーの滑降はしびれました。
 
 深瀬大橋を渡り尾根に取り付きます     大辻山南西尾根まで斜上しながら登ります

朝、深瀬大橋を6:00出発の予定だったが村内を重機が除雪作業をしており駐車出来ず待つこと30分以上漸く重機が出てきたので橋のところに駐車し出発です。(6:55)橋を渡り、トラバース気味に大辻山の南西尾根に取り付きます。以前は3月とあって雪が落ち着き登りやすかったけど、今回は積雪期!ラッセル!ラッセル!!で頑張ります。気温が低くヘイコラヘイコラ…登るのがちょうど気持ちイイ。尾根に出ると風雪が強く如何にも冬山然としてくる。帰りのゲンゴロウルンゼの源頭に赤旗をブナの梢に括り大辻山に向かう。傾斜は緩いので楽にラッセル出来る。そしてだだっ広いピークの大辻山山頂着。(11:25)ヤッタネ!!
 
 尾根に出るとブリザード!頬が痛い…     一瞬現れる光景に癒される。

ここでシールを剥がし待望の滑りを堪能!雪が良く降ってるので前が見えず。瞼を瞬きながらの滑り!ギャップも良く分からずで前方宙返りの転倒!両板が外れ体中雪まみれ…そんなこんなで源頭に到着。雪屁の下に穴掘って昼食。やっと一息入れる事が出来た。
 
 眼を瞬きながらの滑り。ゴーグル有ると良いんだろうけど     これも大事!ボクの大きいスコップ大活躍

メシもさておきゲンゴロウルンゼに滑りこむ。サラサラの雪がかなり積もっており雪崩が心配されるけど、何となくというか日頃の経験というか、カン!?で行けると判断。(弱層テストするまでも無かった)でも滑りながらも浅い雪崩を幾つも誘発させながら、それをかわしながら気持ち良く滑れた。これぞ山スキーって感じだ。新雪が深いのでこれくらいの傾斜が丁度イイ。
 
 ゲンゴロウルンゼ最高です。     見上げると雪崩れるとヤバそうな斜面。でも楽しい斜面

 
 みんな雄叫び上げて滑ってました。    満足満足!!な滑りでした。

 
 ダムが見えてきた!もうすぐルンゼも終盤     林道に到着。深瀬大橋まで僅か

そして左ルンゼに入っても状況は同じ。雪崩の巣!?とあってか木々が生えておらず快適にターンをこなし一気に深瀬大橋に到着。ここから見上げたルンゼは急勾配に見えるが実際に滑ると何の事無い。
 
 名残惜しいが深瀬大橋を渡る仲の良い鮎っち夫妻       振り返るとゲンゴロウルンゼが(左側の白いライン)

ヤッパシパウダーが気持ちイイ!ここは西向きの斜面だから新雪の賞味期限が短い。やはり来るなら今日みたいな一日中雪が降り続く気温の低い日がベストだろうね。

 登り、滑ったコースを載せてみた。今日もゲンゴロウルンゼ楽しかった!!

今日は我ら白山の子供達3人衆で白山系の素敵なパウダーを滑る事が出来てとても幸せな一日だった。そして、今日一日、源次郎と従姉妹をスキー場に連れて行ってくれたカミさんに大々々感謝!!今度一緒にどっか行こうネ!!
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経ヶ岳!パウダー満喫!!

2014年12月27日 | 山スキー!H27

 杓子ヶ岳から望む経ヶ岳。堂々とした風格が漂う。今からあそこに行くぞ~! 山頂直下の正面の斜面を滑った!!

今日は宿谷川~杓子ヶ岳~経ヶ岳へ行ってきました。
昨日まで降り続いた雪のお蔭、そして本日その天気も恢復してくるという絶好のタイミングで山スキーに行ってきました。更に一日中気温が低く、日当たりの良い当該エリアも雪質は昼過ぎまでパウダーとなっており、経ヶ岳の山頂を踏む事が出来たし、山頂直下の斜面を滑れ、そして宿谷川もパウダーとあって最高の一日を過ごす事が出来ました。
 
 駐車場を出発します。      暗闇の中僅かに繋がったスノーブリッヂを渡る。この後悲劇が…

 
 右岸や左岸と前方の谷割れの様子を窺いながら進む       法恩寺林道過ぎると徐々に大斜面が始まる

今回のメンバーはお馴染み山岳会のO橋さん、そして先月の白山で友達になったプジョーさんことO田さん、そしてO田さんの会社の同僚のK吉さん、そしてボクの4人で行ってきました。5:30六呂師の奥越高原青少年自然の家駐車場に集合し出発です。いつものように宿谷川を溯りますが、雪の状態が心配・・・スノーブリッヂは繋がっていたけど最後に渡ったK吉さんは崩壊するブリッヂと共に冷たい川の中に・・・川床から雪面までは2m以上もあり這い出すのが大変!!そんな事も有り大変でしたが、その後は快適にラッセルしながら杓子ヶ岳を目指す。徐々に傾斜は強くなり雪崩が心配されるが踏む雪の感じで大丈夫だろうとそのまま進む。雲が晴れ背後には大野盆地が見えてくる。ことしの大雪で町は真っ白に雪化粧。そうして9:30杓子ヶ岳に到着。
 
 見上げると大斜面!うぅー早く滑りたい     ラッセルが気持ちイイ


 宿谷川は条件さえ揃えば県内屈指の山スキー斜面だ!

 
 振り返ると雪化粧した大野盆地が・・・       杓子ヶ岳に到着した~!ここで経ヶ岳と対面する

杓子ヶ岳山頂からは目指す経ヶ岳がバッチシ望める。厳冬期然としていてアルペンチック。とてもカッコいい。さすが旧火山の風貌を擁かせる存在感。360度パノラマで荒島岳や銀杏峯など奥越界隈の山々がはっきり見える。とっても気分がイイ。
そのまま経ヶ岳目指し中岳をトラヴァースし切窓に至る。風の通り道でブリザード!ここでK吉さんはスキーの不具合により待っててもらう事になり、O橋さん、O田さん、ボクの3人で山頂目指す。所々クラストや氷化していて肝を冷やすが難無く山頂に到着!ヤッタネ!!10:50

 
 切窓目指し進む。この時期に(まだ12月)こんなに雪屁が発達        もうすぐ山頂!

 
 モンスターもお出まし・・・        山頂で白山をバックに記念撮影!この日の為に生きているんだ!!

ここで記念撮影した後、山頂直下から池の大沢(旧火口)目指し滑る!新雪が吹き溜まり状になっており最高の滑りを堪能できる。これだからやめられない!コレを滑れただけでも満足だった(ボクとしては)
 
 北岳方面!        山頂直下の大斜面を滑りこむ!最初がちょっとビビる。

  
 華麗なテレマークターンを決めるO田さん      雪煙上げてかっ飛ばす みんなカッコイイね!


 山頂直下斜面にて雪煙を上げ…テレマークターンは新雪に似合います。  

感動の滑りはすぐ終わり、K吉さんの待つ切窓までトラヴァースしてここで再びシールを貼り杓子ヶ岳目指し登り返す。そしてここで昼食タイム。経ヶ岳を眺めながらの楽しい談笑。メシも程々に天気が良いので雪が腐る前に滑らなきゃ・・・

さぁ此処からも楽しい最高の滑り。雪質が朝とあまり変わらず雪煙を巻き上げながらのテレマークターン!今日はO田さんとボクがテレ屋だ。視界も良く雪質も良く最高の滑りが出来た。法恩寺林道上、標高1050mからは谷が狭くブッシュが多くなるので左岸の台地上を滑る。心地よいブナ林を縫いながらの滑降。
堰堤が見え出すと右岸に移り滑り朝の林道に接続。そして最後は朝の駐車場目指しカッ飛ばして13:15到着!お疲れさまでした。
 
 経ヶ岳を眺めての昼飯!美味しい~!     杓子ヶ岳から宿谷川へ向け滑りこむ。

 
 日当たり良いはずだけど、気温が低く新雪が生きてました。   O橋さんもいつもの様にカッ飛んでた。

 
 宿谷川パウダーもう文章では説明が出来ないくらい良かった。写真の通り最高だった。

 
 1050mhから左岸の台地に入りブナ林を滑る。    最後まで良かった!

その後、みんなと別れ約5分で家に到着。正月前の大掃除等が出来た。

今回の山行は今まで何度も宿谷川を滑ったが最高のロケーション、コンディションで滑れ、更に経ヶ岳に登る事が出来最高の山と成った。数年前にこのルートでカミさんと来た時は季節は春でグサグサの雪だった。その時も天気は良かったが今日は雪質が最高で満足いくものになった。
そしてボクの郷土の山!小学校の校歌にも登場する経ヶ岳に登れ最高の一日となった。みんなありがと―!!
ちなみに経ヶ岳(標高1625m)は日本300名山なんだよ。

最後に、この宿谷川は雪崩の危険性の高い谷です。過去に危ない目に遭遇した事が有ります。行かれる場合は自己責任でセルフレスキュー出来る体勢のもと、雪崩予知判断をし十分注意してください。
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赤兎山 モナカ&パウダー

2014年12月21日 | 山スキー!H27

エビの尻尾に覆われた「赤兎山」山頂標柱

今日は福井山岳会の仲間と地元の山「赤兎山」に行ってきました。今年は雪が早く12月で既に小原集落からスキーで歩けます。昨日雨が降ったせいかモナカ雪の上に新雪が積もった状態。山頂に近付くにつれパウダーと成りました。
昨日は夜遅くまで仕事(災害が有ったので…)をし、家に帰っていろいろ飲んでしまいました。小原集落に5:30集合なので5時に家を出ました。シャンパンとビールを飲んだせいか悪酔いしたのか気分がすぐれない。既に待っていたO橋さんとMT村さんと合流し5:40出発です。
 
 ヘッデン点して出発です。   小原林道(小原集落~赤兎山登山口まで約10km)を進む

林道は重い新雪が積もっておりラッセルしながら進む。気持ち悪くなかなかペースは上がらないが、黙々と林道を歩く事によって徐々に二日酔いは覚めていくようだ。適宜ショートカットしながら二条の轍を作りつつ9:15漸く赤兎山登山口に到着。此処からは大舟分岐ピーク目指して適当に進む。大斜面も見つけた。帰りは此処を滑ろう!
 
 快適なブナ林を進む。目指すは大舟分岐      大斜面見つけた!帰りが楽しみ!!

徐々に風雪は強くなり顔が痛い…。でも雪は乾いたパウダーになってくる!帰路を迷わないよう赤布を木の枝に付け進む。風雪でトレールは消えてしまいそうだ。視界もあまり効かず。地形図とコンパスで読図しながら進み、前回迷ったところも注意する。最近のGPSは地図が映りそこに自分の居る場所も表示されるという。でも、せっかく山に来たのだから車みたいにナビみたいなものは使いたくない。地形図、コンパス、高度計を駆使したい。
 
 山頂で記念撮影!風が強い…寒い…       視界効かないけど…

 
 ヤッパシ大斜面滑るのは楽しい!!     地元、ふるさとの山はイイね。パウダー最高!!

段々と傾斜が弱くなりエビの尻尾が付着した赤兎山山頂の標柱が見えてきた。ヤッター!着いたー!(10:55)風が強く寒い…記念撮影して待ちに待った滑降だ。でもパウダーの吹き溜まりのところは気持ち良いが、カリカリ斜面、モナカ斜面に足を取られ転倒する事も。視界も良くなく周り一面真っ白なので斜面のギャップが分かりづらく怖い思いも。でも登りの時に見つけた大斜面はとても快適だった。
 
 もうすぐ登山口!山の中を滑るのは楽しい!!     大きさ形状様々なスコップ!そして待ちに待ったラーメンタイム!

そしてブナ林を縫うように滑り、登山口近くで待ちに待ったラーメンタイム。3人三様の大きさ形の違うスコップで穴を掘り風防作ってひと休み。今日はガスストーブでなく先日の山岳会オークションでゲットしたトランギアのアルコールストーブで湯を沸かすが時間がかかった。これは夏に使った方がイイのかな。
飯食った後は、朝、ラッセルして作ったトレールを一気に滑る!と言いたいがストックで漕ぎながらの滑降と成りました。途中、熊!?が至近距離でラッセルしていたりと厳しい自然に生息する野生動物も見る事が出来ました。もちろんカモシカはたくさん居ました。徐々に降る雪が水気を帯びるようになると小原集落は目前。13:30小原林道ゲート到着!お疲れさまでした。
 
 林道滑降もそれなりに楽しい。         小原集落ゲートに到着!お疲れ様♪

今年は11月、12月に入って一気に積雪が増え地元の山は装いを変えた。有難い雪山シーズンだ。3日前に家の屋根雪下ろしをしたところで、雪国に住むと毎日除雪したりと忙しいが、雪山で遊ぶとその疲れや鬱憤も一気に吹き飛んでしまう。今日も楽しい一日を過ごす事が出来た。感謝!!
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小荒島岳から激パウダー三昧

2014年12月14日 | 山スキー!H27

 今日のカミさんの滑り。いつになくカッ飛ばしてます

今日は所属するF山岳会の仲間達と山スキーに行ってきました。
そしてカミさん孝行の山行でもありました。
朝、5時に起床し源次郎を両親の寝床に連れて行き、ボク達は雪の降りしきる中、コンビに寄って勝原へ。道中、道のあちこちで除雪車両が作業中で邪魔にならぬやう追い抜き、雪の中に突っ込んで駐車。ここで準備し、出発するところで山岳会の仲間(K尾さん、敏さん、T堂さん、O橋さん、MT村さん)が到着。ボク達は先にラッセルするべく出発です。(6:00)
 
 駐車場所が除雪されてて嬉しかった。      暗闇の中のラッセル楽しい~! 

 
 雰囲気の良い尾根。カミさんジャケットを新調(アークテリクス)     シャクナゲ平に到着!

 
 小荒島岳山頂でカミさんと敏さん          雪庇のところを掘り下げテーブル作って早い昼食。

誰もいない新雪をヘッデン点してラッセルです。先週より気温が低く汗はかかず気持ち良い。ブナ林も雪で凍っていて美しい。もちろん尾根を吹きつける風雪は厳しく頬が凍りそう。でもラッセルが楽しい。8:25にジャクナゲ平に到着。気温は低くジャケットがバリバリに凍っている。滑りは期待が出来そうだ。そして小荒島の方に針路をとり8:55到着。雪庇のところを掘ってここで休憩。早い昼食をとる。時間を潰したいところだけど寒いので早々と出立する。ゾンデで積雪量を計るとゆうに2mを越えていた。
 
 カッ飛ばすO橋さん。板を新調してから滑りが変わったような     MT村さんとは初めての山行。スキー上手いです

 
 雪煙上げて何処でも滑りまくりです。    K尾さんも板を最新にしてから滑りが変わったような・・・


 一のカラ谷は手軽で最高でした。

いつもの一のカラ谷に滑りこむ。雪の量が心配されたけど全く問題なし。最高の新雪斜面だった。カミさんの板も良く浮き羨ましい。ボクも新雪との相性の良いテレマークで突っ込む。みんな絶叫しながら楽しく粉雪を巻き上げ滑って行く。
いつもなら、出作り小屋のところから林道に出て帰路に向かうけど、そのまま右岸を延々と滑りました。
そして11:30頃には車のもとに到着。家で待つ源次郎のもとに更に積もった雪道をブッ飛ばしました。そして昼からは家族サービス。

 これだけ雪が良いとカミさんの滑りもいつもと見違えるやう・・・。ヤッパシ新雪だね。今日は本当に乾いた新雪でした!

今日は、とても充実した一日となりました。山岳会の仲間、そしてカミさん、家族に感謝です。
昨年は東京住まいで雪と戯れる事が出来なかった。ヤッパシ、ふるさとの奥越(勝山)は雪が多く生活するには大変だけど、その雪の中で思いっきし楽しめる。ヤッパシ雪国はイイね!
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タカンボー山で激パウダー満喫(重め)

2014年12月06日 | 山スキー!H27

 顔面シャワー満喫の山岳会のホープH島君。

今日は山岳会のメンバーH島クンと二人で富山に行ってきました。当初岐阜の乗鞍山の方に行こうと計画していましたが、もの凄い寒波と豪雪予想により交通機関が麻痺(除雪車両等)により遠出は困難と判断し、富山に決定。結果、素晴らしい深雪に戯れることが出来ました。
前日は飲み会でヘロヘロになりながらも、明日は早いので早めに就寝…。4時に高速インターに集合し五箇山に向かいます。高速道路は雪の山…何とか五箇山の道の駅上平に到着。ここに車を駐車しタカンボースキー場に向かいます。(6:40発)もちろんこのスキー場はまだ営業していません。

 
 道の駅に駐車。除雪が進んでいればスキー場駐車場に駐車出来たけどね       誰も居ない圧雪されていないゲレンデを登る。

 
 静かな尾根を登る。もう普通に登れるくらいの積雪量         ラッセル楽しい!今日は比較的気温は高めだった。

圧雪されていないゲレンデをラッセルです。昨日今日の大雪でかなりの積雪。早くも喘ぎつつラッセルで一歩一歩進みます。
そして最初は細い尾根を登り、第2鉄塔を過ぎた頃より斜面は広くなりだし快適な登高!もちろんブッシュも雪で影をひそめ快適!でもフカフカの新雪のラッセル。とても良いラッセルトレーニングになりました。
そして、偽ピークを過ぎ一旦下り再び大斜面を登ること11:15タカンボー山に到着。シールを剥がそうとスキーを外すと胸まで潜ってしまうほどの新雪、積雪。雪は一瞬止みここでラーメン等で昼食をとり、12:15滑降となる。
新雪が深すぎてカミさんのK2クンバックもサブマリン状態。もっと太い板が欲しいが、傾斜が強いところは気持ち良く滑ることが出来る。顔面シャワーで息が出来ないくらい。
 
 山頂ではやっぱし、震えながらの昼食。     さぁ滑りまっし!

 
 快適斜面や痩せ尾根斜面といろいろ。      ゲレンデは広大で粉雪楽しめるけど、木が生えていないのでちょっと寂しい

そうして再びシールを付けて偽ピークへ登り返し再び尾根を下り、ゲレンデトップへ。ヤッパシゲレンデ!快適に滑ることが出来た。そんなこんなで2:00には道の駅に到着。ここの下屋で着替えさせてもらい雪の降りしきる高速道路を走り家に帰りました。
今日は、いきなりの豪雪で当初の予定を変更し五箇山に滑りに来たけど、雪に戯れ今シーズン初の激ラッセルに汗することが出来ました。やっぱし山スキー楽しいな。
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白山で初滑り

2014年11月21日 | 山スキー!H27

 山頂からの眺め。雲一つ有りません。御嶽は相変わらず噴煙をあげていました。

今日は最高の好天の下、大好きな白山に行ってきました。
新たな出会いもあり、そしてビックリも有り、とても充実した一日となりました。

朝、2:30自宅発するが、忘れ物を取りに引き返し時間のロス・・・。で、市ノ瀬ゲート発が3:50となる。
そして山頂着が8:45、市ノ瀬到着が11:47となった。
自宅には12:45に到着し、NHK連ドラを見る事が出来ました。

 
 愛車commencalにスキー付けて      恐怖の吊り橋渡り!

市ノ瀬ゲートに到着し、愛車commencalにスキーを取り付け出発です。先行者の車(プジョー106)が有り今日は静かな山だ。そして今日は独りだし、天気予報も快晴との事でのんびり白山を楽しもうと思いつつペダルを漕ぎます。約1時間弱で別当着。自転車に鍵かけたり行動食摂ったりして例の踏み板無しの吊り橋を渡り、登山道に。例年に無く雪が豊富でそのまま最初の急登までツボ足で登り、その後は山頂までスキー登高。見上げると夜空には満天の星空・・・普段は良く見えないメイサまでもくっきり見えます。星空を眺めながら一杯・・・とはいかず行動食。グイグイ登り、中飯場を過ぎてプジョーの方と合流。追い付いた!こんな平日に山スキーする若者(ボクは30代ですが…)ので御挨拶&自己紹介。
 
我が郷土の山「経ヶ岳」「大長山」「赤兎山」    新雪斜面が待ってる。腐らないでね

徐々に日は昇り甚ノ助小屋を過ぎる頃にはヘッデンが要らない程に。そのままエコーライン手前ルンゼを登り、山頂を目指す。右に目をやると御嶽からは依然と噴煙が立ち上っているのが良く見える。もちろん正面には大好きな白山。踝にも満たないラッセルで新雪を突き進み、室堂を越え山頂直下の斜面を登り、8:45山頂着。約5時間弱で到着。360度パノラマで清々しい。
 
 山頂が見えてきた!          風紋がイイ感じ。

 
 やたー山頂だ! いつもの記念撮影      山頂直下から正面へ滑降(プジョーさん)


 雪質最高でした。パウダーです!!

 
 山頂直下の斜面は例年になく条件最高でした。     プジョーさん滑り上手いです。

先ほどのプジョーさんも到着し、暫し会談…。なるほど。国防の要職に就かれる方だった。ボクが最も尊敬する生業の方である。しかも、今日はTLTだが普段はテレマーカー。何だかボクと気が合いそう。一緒に写真を撮り合い滑る事になりました。

プジョーさんはとてもスキーが旨く、あの滑り様だとテレマークも凄いんだろうなと実感…。山頂直下から一気に滑り降り、パウダーやハードバーン、そしてモナカと腹いっぱい滑る事が出来ました。

果敢に攻めまくるプジョーさん。    意外にパウダーが続いてました。

 
 段々と雪が重くなってきて、甚之助から下の登山道は閉口…    帰りの自転車はとっても気持ちイイ!!

で・・・もうひとつビックリした事が。甚ノ助小屋過ぎて暫くすると「ゲンちゃん!」と声をかけられる。二人の山スキー屋さんが登っていて、YAMAさんとみっちゃんだった。これにはビックリ!お二人とも元気だなぁ。そして灌木がまだ埋まり切っていない登山道を右や左…あわや木に激突しそうになりながら滑り下りました。途中林道も滑ったりと、11:25別当出合到着。ここでデポしてあった自転車に跨り市ノ瀬に11::47着。

あとは家に向かってのんびり車を運転し、12:45自宅到着。

今日は新たな出会い、そして馴染みの山ヤさんにも会え、天気、雪質最高のコンディションの下、とても楽しい山登りが出来ました。感謝!!
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