山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

今までありがとう!

2011年05月23日 | ひとりごと

 新旧パジェロ。新しいパジェロもデザインがお気に入りです。それとディーゼル最高!!

とうとうこの日がやってきました。
家族の車「パジェロ」とお別れの日です。たくさんの思ひ出の詰まったこのパジェロ。涙が出ました・・・。
この車は、ボクが高校2年生の平成4年5月に父が買いました。我が家の初めての4駆!とってもカッコ良く、旅行や山に連れってってもらったりと色んなところに行きました。時効になりますが、自動車免許を取りに行く前に、親に黙ってカギを持ち出し軽トラやパジェロを運転して練習したものです。
免許取ってからは、山の仲間と共に県内外各地の山々に行く為に高速道路や林道をカッ飛ばしました。山へのアプローチの途中の深い雪、荒れ放題の林道、ジャングルの様な林道をこの頼もしい相棒と走破し、車中泊する事も・・・
そんなパジェロも我が家に来て19年の歳月が経ち、23万4千kmの距離を走りました。
エンジンはまだまだ快調なパジェロでしたが、所々不調をきたし、税金や車検など維持に様々な経費がかかることから本日、福井市の某中古車買取店に売ってきました。こんな状態だけど、いくばくかの値がつきました。

今までこの車とたくさんの思ひ出を作る事が出来、とても感謝しているし、19年も一緒にいると、この車も家族の一人です。確かに古くなるに従いぞんざいな扱いを受けることも有りましたが、まさに家族そのものだったパジェロ!廃車まで乗る事が出来ず申し訳なく思っている。
そして・・・我が家に新しい車が来ました。
今まで壊れることなく、何の問題無く走り続けたパジェロにはボク自身、絶大の信頼が有ります。そんな事有ってか次なる家族の車もやっぱし「PAJERO」
またしてもパジェロ!今度の車もディーゼル!しかもクリーンなディーゼル!!次はこのパジェロで色んな思ひ出を作っていこうと思います。
3200ccと排気量は大きいですが、意外に燃費は毎回約10km/リットルを維持してくれます。スピードメーターは何故か220kmまで刻んであり、どこでこんなスピード出すんだ!?と突っ込みたくなりますが、これからも道路交通法は遵守していきますネ!

 
昨日、お別れ前に家族皆で記念撮影しました。19年という今日までボクの山人生を共にし、楽しく愉快な思い出を作ってくれて有難う!!次はNewパジェロと共にまた新しい山人生を送るからね!
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白山!毎度のコース

2011年05月20日 | 山スキー!H23

 山頂にてソールの剥がれた靴とボク。剥がれたけどプラスチックの経年劣化による加水分解によりぶっ壊れなくて良かった!

今日はいつもの様に白山詣!
白峰ゲートはまだ閉ざされているとの事なので、スキーや自転車一式を愛車(軽トラ)に積んで、自宅発を3:30とし寝ましたzzz・・・
しかし、その安眠を打ち破る「職場からの招集メール」が2:03に受信。そのまま軽トラで向かう。災害の規模も僅少で2:40解除となる。このまま家に帰るのはもったいないので、そのまま一路、白峰に向かう。
風嵐のゲートは閉ざされていると思いきや、解放されていた。ヤッタネ!!もうけた。このまま市ノ瀬に向かう。もしかすると、市ノ瀬のゲートも開いてんじゃないかな!?と期待するも、ヤッパシ閉まっていた。早速、自転車やら準備をしていると、既に到着していた方がボクのところに。そして「ゲンゴロウさんですか!?」と聞かれ「はい!そうです」と受け答え。この方は有名な「ひろろとろろ」さんでした。実はボクの家から3km程離れたところに在住しているわけですが、今まで下界でも山でも会った事が有りませんでした。こんなところでお会いできるとは、と嬉しかった。
3:45市ノ瀬ゲート発。いつもの暗闇の中をシャコシャコ漕いで行く。人は誰も居ない、野生動物のテリトリーに足を踏み入れる。ちょっと不気味だけど、このドキドキ感が大好き!次第に周りは明るくなり野鳥が囀りだす。この時の雰囲気も大好き!
 
 自転車区間終了!別当出合到着です。           廃墟と化した甚ノ助避難小屋(いままでお世話になりました!)

4:25に別当出合に到着。自転車をデポしてレーション食べて踏み板の無い吊り橋を渡る。中飯場手前で少しづつ雪が出てくる。林道交差トンネル上でスキー歩行にしようと思いきや「アクシデント発生」兼用靴のソールが左足の踵を残し全てもげてしまい散逸しているではないか・・・これにはかなりヤル気が失せてしまった。でも仕方ない。このダイナフィットの靴は15年ほど経過しているシロモノ!今日は登山道を歩く事が多いと思い、暫く使っていなかったこの靴を持ってきたのが原因。でも、ビンディングに嵌めようと思っても踵が低くガタガタいって足を保持してくれない。仕方なく、木の枝やらを踵の部分に並べ嵩上げして何とか嵌める事が出来た。こんな事に20~30分程要してしまった。今日はカミさんの板(ビンディング:ジルブ・EASY-GO)を借りてきたわけだけど、いつものTLTにしとけば良かったと少し後悔した。
 
 山頂が見えてきたよ!ヤッパシ山はイイね!!        室堂前の白山神社にて。先日、東面台地のとき見たときは鳥居は潜れないほど雪が有ったよ。

とりあえず、足元は左右ともガタガタいって心許ないが登る事にする。いつものようにスキーに変な負担をかけないよう、一歩一歩慎重に登る。何度か枝を千切って交換しながら登り、甚ノ助を過ぎ、笹藪をスキー履いたまま藪漕ぎしていつものルンゼに入る。主稜線に出る時も同様、笹を掻き分け笹ラッセル(ほんの3~4mほど)雨で削られたガタガタの斜面。滑りが思いやられると思いながらも足元に神経を集中させ登り、7:20室堂着。さあ山頂は直ぐソコ!
山頂左のバーンを無心で登り、8:05山頂着。ヤッタネ!いつもの様に山頂神社でお参り。時間がいっぱい有るし、雪がカリカリなので雪が緩む間を待ちながら、修理用具でビンディングの調整したり、遠くは北アルプス等の雄姿を眺める。暫くすると、「ひろろとろろ」さんもやってきたのでイロイロ語らう。ボクの近所にこんな凄い人が居たんだね。
 
 山頂から室堂を見下ろす!                      登山道に残る僅かな雪片を縫うように滑りココまできました。

9:00山頂に居ても肌寒いので滑る事に。白山の肩まで移動して滑り下りる。雪面はガタガタ!恒例の洗濯板滑り。とても滑りにくいけど、これぞ山スキー!ゲレンデには無いこの荒れ模様。でもそれなりにターンを決める。雪は少し硬いのでかっ飛ばせる!!もちろん滑降中も足元に全神経を集中させていた。
室堂を過ぎ滑って行く・・・。途中、4名のツボ足の登山者を過ぎる。林道交差地点で、尾根を外れ林道を滑って中飯場へ。ここからも雪を追い求め可能な限り滑り、標高1400mの登山道でスキーを担ぐ事となる。そして初夏の日差しを浴びながら登山道を歩き、朝の吊り橋は作業員の手で踏み板を取り付けられ、挨拶して通過。最後は自転車で市ノ瀬までを新緑のトンネルを通過しながらぶっ飛ばす!これが一番気持ち良かったかも!?
そして10:25市ノ瀬ゲート着。
 
 これで11月まで危ない吊り橋渡りが出来なくなった。               市ノ瀬ゲート着!初夏の陽気。でもとっても暑い・・・

今日は15年ほど使用した兼用靴が殉職した日でもある。これまで厳しい山や楽しい山を共にし、ボクの山行を足元から支えてきてくれたこの兼用靴。大好きな白山を見届けこのような姿になり、おそらく成仏しているだろう。
道具を大事に使いきったという充足感は有るが、既に気持ちは切り替わり次はどんな新しい道具を購入しようかな~と思ってしまったりしている。来シーズンは新しい板、ビンディング等々欲しいけどカミさんが許してくれるかな!?
 今までありがとう!!
コメント (7)
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天気予報大外れ!白馬岳

2011年05月14日 | 山スキー!H23
 白馬岳山頂にて記念撮影(寒かったです)

今日は新しく更新したクリーンディーゼルパジェロを駆って遥々長野県へ遠征です。高速土日祭日1000円は5月で終わりなので何処か行こう!といったノリです。
目指すは「白馬岳」大学生の頃縦走に訪れ、カミさんと付き合っている頃に山スキーで登って以来の山です。今日の予定は、大雪渓~白馬岳~杓子沢~長走沢を滑るという予定でしたが・・・
朝、1:00丸岡ICを出発し、猿倉4:00着、4:40出発します。ボク達の前にツボ足単独がいるのみの静かな山です。朝から風が強く、上空を見上げると山頂は雲に覆われ、その雲は激しく動いている。標高を徐々に上げると風が勢いを増し、氷の礫が襲う。風で体が一瞬吹き飛ばされそうになるが、耐風姿勢!冬の富士山に比べればこんなのマダマダ甘い!雪面は氷化するが村営頂上宿舎に到着。
 
 大雪渓を見上げる。上空はどんよりとした感じ。           杓子岳方向。雲が早く動いている。風強そう・・・

 
 カリカリ斜面でしたがスキーアイゼンで村営小屋まで行きました。            村営小屋で記念撮影。

単独行者はここで引き返すがボク達はここでスキーをデポしてアイゼン歩行。ホワイトアウトしているので地形図見ながら、帰路のルートを見失わないよう赤布付けて雪面を歩く。稜線に出ると、風雪が強く体にエビの尻尾が出来そうな感じ。でも雪は無く、登山道を黙々歩き、誰も居ないかのように、ひっそりと佇む白馬山荘を過ぎ「白馬岳」山頂着。意外にK尾さんはこのピークはは初めてでした。
視界の効かず、強風&雪に見舞われ当初の予定を変更し、このまま大雪渓を滑り降りる事に決定!
斜面はアイスバーンでカリカリ・・・慎重に滑る。葱平を過ぎると漸く視界も冴え這松の中で昼食をとる。降雪の中、やっと一息いれることができた。
ここからは徐々に雪も腐りはじめ、さらに新雪が積もっているので板も良く滑り快適!
もちろん雪の下に隠れたトラップの石を踏む。もうこんなの気にしない。
いつの間にか白馬尻を過ぎる頃には雪は雨に変わり全身ずぶ濡れになり、林道をとばす。そして次第に太陽が眩しくなり、振り向くと山はどんよりとした鉛色の雲で覆われていた。天気が悪かったのは山だけだったんだね。
 
 良く見えない~。                  カリカリで足が疲れる・・・ 転べない斜面です。

 
 新雪の上を快適に滑る!でもトラップだらけ・・・              最後は雨の中を滑降!


 駐車場は晴れていました。

13時には駐車場に着いたので、のんびり温泉に浸かって一路帰路に向かいました。
実は、今日は源次郎の保育園の遠足でした。ボクも誘われていましたが、辞退させてもらいました。理由は両親同伴でゾロゾロ行く必要は無いかな!?というのと、「山に行きたかった!」から。
こんな自分勝手なボクを許してくれたカミさんに感謝です。
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トチとブナの引っ越し!

2011年05月07日 | 自然

庭にあるブナも萌えています。新緑が眩しい~!まだ葉は柔らかく、葉の裏の産毛が良いです。

昨日はGWの中の平日!ボクの兄妹夫妻そして、その子供達、そして家族でGWの田舎帰省者の定番である「バーベキュウ」をしました。(ちなみに妹の旦那は東北震災のボランティアに行ってますので居ません)
バーベキュウの準備をする合間を縫って、ボクは昨年秋に植え芽が出た「トチ」くん(白山、長野県王滝村出身っていうか、拾ってきた)と、小さな鉢に入っていた「ブナ」くん(白山で拾ったブナの実から栽培)をそれぞれ大きな鉢に移し替えました。思いのほか根が良く伸び生命の強さを感じました。
 狭苦しそうに芽が伸びたトチくん。

トチの芽はあの固い殻のヘソの蓋を持ちあげ真っ白な根が地中に伸び、ヒゲ根も土から養分を吸収すべく放射状に広がり、実と根の間から弱々しくも生命力に満ち溢れた芽が殻の間から顔を出す。そして日を追って芽は細長い茎を伴って逞しく成長し葉を広げる。
このままでは互いに根が絡まり、移し替えるのは困難になりそうなのでさっそく家に余った鉢や、母の育てている花の鉢をひっくり返し、トチの次なる鉢とした。同時にブナのこれまで小さい鉢に入っていたので、大きいものに替えた。
これで一応ひと段落といったところだけど、根の成長は強く、すぐに狭くなってくるだろう。その前にちゃんと地面に植えてやりたいと思います。人間の寿命は約80年と云われますが、これら木々はこれから何年生き続けるのかな~。そんな事を思いながら、山で出合うこれら大木に思いを馳せ、ボクが死んでもそんな樹に育ってくれると嬉しいと思いました。
 
 根と芽が出たトチくん。あの固い殻をこじ開けるパワーに驚きます。         こんな小さな実から出た芽が、いずれ大木になるんでしょうね。

 
 まだ芽が完全に出ていませんが、弱々しい茎を湾曲させ芽を吹かせます。    移し替えたトチ、ブナくん。次は何処に植えようか。欲しい人差し上げます。

そして夕方からは田舎に良くある光景である、GW定番のバーベキューです。ボクはビール飲みながら肉を焼くことに徹していました。ヤッパシ炭火で焼く肉は美味しいです。子供たちもいとこ同士楽しそうでした。山にも行きたいけど、これも楽しいネ!
 
 車庫内でバーベキュー大会!じいちゃんばぁちゃん兄弟子供皆集まり楽しかったです。      源次郎も従姉弟達に囲まれ楽しく肉を食ってました。 
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白山、東面台地はいつ来ても素晴らしいです。

2011年05月04日 | 山スキー!H23

 東面台地に映る樹影
今日は山スキーに行ってきました。実は・・・源次郎がインフルエンザB型に罹患したのを前日、病院に行って分かったのです。本来ならカミさんと二人で東面台地に行く予定でしたが、源次郎の看病しなけらばならないので、カミさんが家に残ることになり、ボクだけ山に行ってきました。
 
 独り宴会。やっぱし皆で飲んだ方が楽しいネ・・・車中泊は楽しい!            朝2:30 ゲートを出発する二人。

 
 間名古谷に架かる橋で小休憩。             ダム湖畔に到着しました。ここで自転車をデポします。

勘の鋭い敏さんから何処に行く!?と連絡が有り、東面台地に行くのであれば我も行くとの事だったので、急遽、敏さんと二人で行く事になりました。
前日夕方出発し、平瀬ゲートで独り宴会をしていると、23時頃に敏さん到着。ボクの車で一緒に宴会し、明日は2:30発ということでお開きとする。
朝、2:30いつもの様に漆黒の闇の中を自転車で出発。でも、空を見上げると満天の星空!周りには煩い電灯など無く星空がいっそう輝き、とてもキレイです。
シャコシャコペダルを踏み、1時間40分位でダム到着。ウダウダ準備を済ませ、4:30東面台地へ向け藪を漕ぐ。暫くすると雪も出だし、スキーで歩行する。ここは何度も通い慣れたコース。読図しながらのんびり台地を登る。(敏さんは久しぶりの自転車で足を使いすぎたのか攣っているみたい)敏さんのペースに合わせながら登る。雪面は意外に締まり、適度なザラメ!帰りが楽しみです。
 
 白山の双耳峰!福井県側からは見られない光景。               山頂で敏さんと記念撮影!

アップダウンの若干ある尾根を効率良く進み、転法輪谷に入りグイグイ登る。そして9:50白山山頂に到着。
意外にツボ足で観光新道から登ってくる登山者が多い。
1.5時間後に敏さん登頂!自転車でけっこう参ったらしくバテ気味・・・
山頂で待っていると、「ゲンちゃん!?」とお声をかけて頂きました。昨年三ヶ辻山でお会いした富山の「山スキー小僧さん」2名パーティーでした。お声をかけて頂きとても嬉しかったです!。
そしてシール剥がしていざ滑り下りる事に。もちろん転法輪谷に向けGOです。真新しい雪面に二条のシュプール!これぞ山スキーの醍醐味!!
1800m地点まで谷を滑り続け、後はあさの台地に接続に自転車のもとまで滑り下りました。
 
 転法輪谷は広く斜度も適度で滑りやすいです。今日の雪質は上部は最高に良かったです。

 
 谷でいったん休憩・・・            もちろん台地も採っても気持ち良いです。

今日は昨日まで本土を覆っていた黄砂の影響も殆ど無く久しぶりに蒼い空と白い山のコントラストを楽しむ事が出来ました。
13:10ダム湖畔着、13:40ゲート着。
今日は久しぶりに疲れる山行となりましたが、この疲労感がとても気持ち良いです。
 帰りの自転車区間も大好きなところです。
コメント (8)
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