山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

消防学校初任科 山岳訓練

2016年08月25日 | 訓練

 6倍力でチロリアンブリッヂ作って渡過。山では限られた資器材で展張できます。(3人で張力約900kg)

一昨日、昨日、今日と消防学校山岳訓練の講師として山に行ってきました。今年は初任科51期生、総員46名です。
今年でボクは講師として19年目になります。今まで色々あったけど、消防士を志し毎日の厳しい訓練、そして勉学と鍛えられている学生を見ていると、毎年新鮮な気持ちになり若さをもらっています。そういった意味では、この訓練に参加させてもらう事はとても意義深く、消防に対する気持ちをリセットできるイイ機会です。
 
 実際に山の中に入り舟形担架で要救助者の引き上げ、降下訓練を行います。雨が降って来たけど、どんな天気でも救助しなくちゃ!

 
 専用の救助資器材を用いず、山の道具でやります!  頭の中がコンガラガッテます。

 
 システム組んで効率よく救助します!    生体(要救助者)を使っての訓練。人間って重い…

1日目は座学での講義。そして2、3日目は現地での訓練です。地形図、コンパスを用いた踏査訓練。そしてロープや各種ディバイスを用いた山岳救助訓練です。
3日間内容の濃い訓練となり今年も終了。
とても良い訓練となりました。
 
 夜は定番のカレー自炊。災害派遣に備えて自己完結出来るようにね。    高さ約40mの崖を降下。

そして、ボクが学生に一番訴えたかったのは…。救助技術を身につけることよりも、管轄の山を歩き山を知り、地形図を読む事が出来ること。これが一番重要。なぜなら、救助する前に要救助者の元に辿り着く事が出来なければ、救助できないから。

 今回、訓練した初任科生と講師(ボクは前列中央の白Tシャツ)。若いって素晴らしいなぁ。彼らに負けないぞぉ!!(写真:源野仙人)
今年も元気な初任科生!消防人は元気よく、礼儀正しく、声がでかく、動作が機敏!キャンプ場の主である仙人も今どきの若者との違いを実感しているようでした。
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自由研究 (栃餅作りと栃クッキー作り)

2016年08月15日 | 今日の源次郎
夏休みと言えば「自由研究」
今年も源次郎と一緒にやりました。って言うか、親の関与が無いとまとまりません…。
でも頑張ってやりました。お疲れ様源次郎!

 我が家の栃の木に実った「栃の実」

今年の題材は「栃の実」

ボクの名字にあるように、名字の由来は「栃の木の巨木」が家ににあったと謂われています。
昔は米があまり採れず、年貢やら飢饉に備えて栃の木は大切に育てられ、その実は大切な炭水化物、タンパク源などの栄養源だったそうです。
でも、剥いていきなり食べられるような甘い栗と違って、形は良く似ているけど、そのまま食べると、とても苦いというか、渋柿を食べた時の様な半日、口の中が麻痺しているかのようなエグ味、苦みを処理、いわゆる「アク抜き」しないと食べられない栃の実。

今では、道の駅などで、栃せんべい、栃餅など「田舎のお土産」的に販売されている。たしかに食べると微妙にほろ苦く、懐かしい味。という訳で皆!?大好きな!?栃の実を使って祖父母や、地区のお年寄りに教えを乞うて、アク抜きして食べられるようにしました。
 
 昨年9月に家の庭や家の周辺に有る栃の木から実を拾い集めます。   小原林道でもたくさん拾いました。

 
 殻を割ると大きな栃の実が出てきます。     栃の実って「栗」にとても似ています。味は相当違います。

昨年9月に、我が家の栃の木から拾い集めた栃の実と、小原林道で拾い集めた栃の実を水の張ったバケツに入れ、中に入った虫を殺します。そして2週間くらい天日干し。これで長期保存が可能となり、必要な時にアク抜きして食べる事が出来るようになります。

今年の7月下旬、バケツに水を張り、井戸水の流水に晒し、ふやかします。井戸水は冷たくて気持ちイイ。2日くらいたつとふやけるので、カッターやナイフで硬い皮を切り、剥きます。
 
 井戸水を流しながら漬けておきます。    ふやけたらカッターなども用い皮を剥きます。ヘロヘロ!

 
 根気のいる仕事です。頑張れ源次郎!!    剥かれていく様子。美味しそうに見えるけど…。食べるな危険!!

そのまま井戸水に曝し、網に入れて、家の横に流れる川(清流)に3日ほど曝し、井戸水で洗った後、薪ストーブの灰(広葉樹の灰が良いそうです。我が家の昨年の主な燃料は桜だったのでOKとします。)に漬け、お湯を浸し3日間、灰汁に漬けます。これは渋みの成分であるサポニンやタンニンがアルカリ性の灰汁と反応して苦み、エグ味成分が無くなるそうです。
 
 とっても苦く一口食べただけで、口の中が麻痺しそう…。    網に入れて…

 
 家の横を流れる清流に浸しておきます。田舎だからこの辺は楽勝!     そして井戸水で洗います。

その後は灰を流してキレイに洗って、再び井戸水に4日間曝します。そうすることでキレイでアク抜きされた栃の実ができました。とても根気のいる作業でしたが、食べてみると、以前の超強烈な渋みエグ味が消え、どこか懐かしい昔の茅葺の家に居るような雰囲気に包まれた、ほろ苦い、懐かしい、淡白な味がします。ヤッタネ!アク抜き成功!!
 
 薪ストーブの中から、そして予め蓄えておいた灰を使います。      発泡スチロールの中に入れて、何段も灰と実を折り重ねます

 
 熱湯を注ぎ、灰汁に漬けます。3日間漬けます。    で、3日後実を食べると、麻痺しなくなったけど灰汁の味がします。

 
 井戸水で灰を流すと、何だか食べられそうな雰囲気!!     で、次は4日間井戸水に曝しました…。手間がかかるね。

 
 何度も水を変えても、だし汁様のアクが出てきます。これが無くなるまで延々井戸水です。   そして出来上がり!これで食える。


 生で食っても大丈夫!懐かしい味がします!  

その栃の実を使って、カミさん監修の元、クッキーを作ってみました。栃の実:小麦粉(3:1)、卵黄、砂糖、バター、牛乳で作りました。後味が少し、ほろ苦く、大人の味のクッキーに仕上がりました。
 
クッキーの材料です。風味が大事なので実際はクッキーミックスは使わず、小麦粉を使用しました。 栃の実をふんだんに使って作りました。

 
 栃の実を刻んで(食感が楽しめるように)     2/3はすり潰し、小麦粉と混ぜます。

 
 卵黄や砂糖、溶かしバターを入れて撹拌!    成型してオーブンにGO!!

 
 180℃で25分ほど焼いて出来上がり。     意外に美味しかったです。お菓子作りって、楽しいなぁと実感!

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次は栃餅作りです。


 出来上がった栃餅!市販されている物より、栃の実含有率が高い!

材料は栃の実545g、餅米300gとします。市販の栃餅は、栃の実の含有率が少ないので、もっと本格的に昔のように栃の実は餅米の約2倍の量にしてみます。
栃の実は蒸し、ほぐれる様にします。次いで餅米も蒸して、ほぐした栃の実の中に投入します。栃の実をミキサーで細かく砕けば良いのかもしれませんが、折角だから人力で潰します。
 
 栃餅の材料は、餅米と栃の実(アク抜き済み)      まず餅米を研ぎます。この後一晩水に漬けておきます。

 
 栃の実を蒸し器で蒸します。    熱々の栃の実を食べると意外に美味しい!(ほんのり苦いけど)

その中に蒸した餅米を投入するのですが、あまりにも餅米が少なく、これで餅が出来るのかなと不安になります。
でも源次郎がガンガン搗いてくれるので次第に粘り気が出てきて、微妙に茶色くなり、いかにも栃餅のような物体ができてきます。
 
 次は餅米を蒸します。     蒸している間、栃の実を麺棒で潰します。パサパサとした粉になります

 
 潰した栃の実の中に餅米を投入し搗きます。      段々と餅らしく粘りや伸びが出てきます。

(本来なら年末の風物詩の杵と臼で搗きたいところだけど、毎年10臼くらい搗くのに比べ、こんなちょっぴりではそこまで大がかりにやるのは無駄なので、ボウルにいれて搗きました)
搗きおわった餅は、もろぶたにそして、手に片栗粉をまぶして源次郎に捏ねて成型してもらいました。
手に付着した餅を食べてみると、意外に餅っぽく伸びてビックリ!餅米の含有率少なくてもこんなに伸びるんだと感動。先人の知恵は凄いと実感。そして味は…なんとも懐かしい味で、道の駅等の物産店で販売されている物より美味しく感じました。
素人でも簡単に作れるのだと実感。
今度は焼いたり煮たりで食ってみよう!
 
 年末の餅搗きと同様に捏ねます。片栗粉で真っ白!!      歪な形になりましたが成型終了!栃餅の出来上がり!!

今回、栃餅を作ってみて驚いたのは、あんな苦くエグイ木の実からアク抜きしてデンプン質をつくり、そこに重さが半分の餅米を入れて搗いても、粉っぽくなり、粘りや伸びが出ないだろうと思っていたが、栃の実のデンプン質と餅米のデンプン質が結合!?して、モチモチした触感の餅になった事。そして懐かしい渋味も加わり美味しい餅が出来た。
今回は、意外な美味しい結果に感動を覚えつつ、ボク達祖先の食べ物に対する欲求と、執念を実感しました。

源次郎の「夏休みの自由研究」のテーマとして「栃の実」を題材にしたわけだけど、昨年の砂金採りに引き続き良い研究!?になりました。

このように、昔の人々は苦労を重ね、アク抜きして何とか飢えを凌ごうとした努力に敬服しました。今では食べ物は豊富に手に入れる事が出来るこのご時世、食べ物の有難みを感じつつ、先人の食べ物に対する執念を感じました。源次郎はもとよりボクもとても良い経験となりました。

今年、我が家の栃の木はウラ年なのか、収穫は少なくなりそうです。

高度経済成長期に食糧事情は大きく改善され、このような手間のかかる食べ物をもたらしてくれる木々は見捨てられ、用材として価値の上がると思われた杉や檜を植えられることにより、もともと我らの家の周りに本来有った様々な木々、例えば燃料(木炭)として楢などが有った雑木林は刈り払われると共に、救荒作物として大事にされてきた栃などは一気に姿を消した。今では食料はありふれ、何も困らなくなった(今後、分からないが)。その反面、スギ花粉など新たな問題が発生しつつある。今になって何やってんだか…と思うだろうが、これが時代の流れ。
ボクに出来る事は、こういった事を後世に伝え、もともと有った自然の恵み、これらを生かして生きて行った先人の知恵を伝えて行く事が大事なんじゃないかなぁと今更ながら実感している。
今日は「お盆」
先祖が帰って来る日だ。遊ぶ事も大事だけど、ボク達の両親はもちろん、小さい頃祖父母、曾祖父の言っていた言葉を思い返し、又は耳を傾け、祖先の知恵を再考すべきなんじゃないかなと改めて思った。

食えたもんじゃない…あんなに「マズイ」ものが食べ物になった事…。源次郎も身に沁みて感じていたようで、嬉しくなりました。こういった経験は夏休みじゃなきゃ出来ないね。(親も大変)

そして今日は終戦(敗戦)の日。大東亜戦争で、戦死したボクの先祖をはじめ、かの地で斃れた我が大日本帝国軍の軍人軍属の方々、そして戦禍を被り亡くなられた先人の霊をしのんで、黙祷するとともに感謝の気持ちを祈りませう。

なお、
詳細は源次郎の「夏休みの自由研究」を見てね!
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源次郎、富士山に挑む

2016年08月09日 | 家族登山


 6合目付近から望む富士山!今回も天候に恵まれました!

今年の夏休みは、家族で富士山に登り、その後は観光したりという予定で、8月4~9日の6日間で夏休みをエンジョイしてきました。
毎年、夏休みは家族で様々な山に登っているボク達家族。今年は、いつかは家族揃って登ってやろうと狙っていた「富士山」に行ってきました。でも9歳の子供にはなかなか厳しい山行となりました。
 
 須走多目的広場(臨時駐車場)から望む富士山   シャトルバスに乗って5合目到着!ここからスタート

 
 もうすぐ6合目!森林限界の高い須走登山道     木々の木陰で涼しく登れます

8月4日(木)仕事を終え夕方家を出発し御殿場そして須走へ向かいます。臨時駐車場に5日(金)0時到着し、ここでビール飲んで車中泊。6:00のシャトルバスに乗って須走口5合目登山口に向かいます。源次郎はここの売店で杖を買い、この後は各山小屋で焼印を押してもらう事になりました。

 源次郎は5合目で杖を購入し、各山小屋で焼印してもらいました。全て押してもらい総額3000円ほどかかりました。

6:50に5合目登山口を出発!いつもなら吉田口登山道を登るのですが、この時期、人が多いので静かな須走登山道を選びました。出発は標高1950mと低いですが、(吉田5合目は2300m)高度順応させるにはなるべく低い方が良いと思って…。
 
 徐々に荒涼とした風情の富士山の登山道に…     人気が無く登山者の少ない須走登山道。でもこの少なさが煩くなくイイね。

 
 宿泊する本8合目の胸突江戸屋!標高3370m   Free Tibet!支那の一方的なチベット侵略にボクも反対!漢民族出てけぇ~!

樹林帯が続き、気持ち良く登ることが出来ました。しかし…。ボクは山小屋で飲むビール代(1本当たり600円以上)を浮かすために家から冷凍庫で凍らせたビールやチュウハイ13本をザックに忍ばせ、更にラーメン代を浮かすために水を3リットル、飲料水1リットルなどをザックに入れてたので、周囲の登山者に比べ大きく重たそうなザックを背負い頑張って登りました。

各山小屋では、源次郎は杖に焼印を押してもらいながら本6合目の瀬戸館で標高2700m、ここから徐々に源次郎の体験する標高となります(3000m級の山ははじめて)。その後も無難に標高をあげ、ボク達親におおだてられながら…、11:50に今日の宿泊先である本8合目の「胸突江戸屋」標高3370mに到着。受付を済ませ、小屋の外でお湯を沸かしてラーメン作ったり、ビール飲んだりとまったり過ごす。高度順応させようと過ごすが、源次郎は頭痛を訴え始めたので、高山病だなと思い、ダイアモックス(本来高山病の薬では無いけど、ヒマラヤ遠征隊など高山病を予防するために飲んでいる医師の処方箋が無いと手に入れる事の出来ない錠剤)を服用させる。
 
 山小屋の晩飯!ビール・チューハイ「13本」担ぎあげました。小屋で買うと1本あたり750円なんだもん!  山頂手前の狛犬

天気は上々で、眼下に広がる山中湖など富士五湖を堪能しつつ、山小屋でまったり過ごし、17:30ハンバーグカレーの山小屋飯を食ってビール飲んで就寝。

須走本8合目は吉田登山道と合流するので御来光を拝もうと朝登ろうとすると、渋滞するので6日(土)1:00に出発として0:00起床する。ここでも源次郎の才能が発揮!どんな所でも熟睡できる彼を起こすことに。そして1:00出発。
 
 グロッキーな源次郎。呼吸抑制しないよう胸を張って、深呼吸だ!!    下界から担ぎあげた酸素を吸う!小屋で買うと1500円するよ。

でも…。最初は調子良かった源次郎も徐々に高山病の症状が強くなり、足取りが遅くなる…。何度も何度も立ち止まりながら「気持ち悪い」と訴える。でも再び足を進める…。そんな時突然「吐きそう…」と訴え嘔吐(少量)をする。こりゃまずい…間違いなく高山病だと思い、再びダイアモックスを服用させ、酸素ボンベで呼吸させる。青白い顔貌の源次郎に「下山するか!?」と聞くと「登る!」言うのでそのまま頑張らせる。その後も何度も立ち止まり、3:05山頂(浅間大社神宮前)到着。
 
 3時に山頂着後、御来光までの1時間半までこの状態で源次郎は仮眠!?    もうすぐ御来光なので起こされました

このまま、御来光を拝める場所に移動し、適当な場所でフリース、ダウンジャケット、雨具、ボクのダウンを着させ、寒い山頂で御来光の4:45まで寒風に曝せ待たせる。この時源次郎は目を瞑ったまま動かない状況。

そして4:50頃、ボクには3度目、カミさんは2度目、源次郎は初の富士山からの御来光を望む事が出来ました。本当に本当に素晴らしい御来光でした。感激でした。源次郎にとってはとてもハードな山行でしたが家族で一緒に素晴らしい御来光を望め感謝です。本人もとても辛かったけど感動したと言ってくれ嬉しかった。

 周りが明るくなり徐々に太陽が昇ってきます。


 とっても神秘的!みんな感動に包まれました。これを源次郎に見せてやりたくて、一緒に頑張ったんだね!。


 所々で万歳三唱の声が聞こえてきます。今日、この日に山頂に立てた事に感謝!

その後は、山頂郵便局に寄り源次郎の友達や家族に手紙を送り、剣ヶ峰3775.6mにて家族写真を撮り、影富士を望んだりしながら下山口へ。ここで1本600円のレッドブル(清涼飲料水)を飲んだ途端源次郎は復活し、一気に下山する事に。

7:30下山開始!一気に砂走りを走って下りて…5合目には8:52到着!なんと下山は1時間22分で到着しました。そして家族や友達、学校の先生等にお土産を買って、シャトルバスに乗って須走口駐車場に向かいました。
 
 3775.6mの山頂!ここが日本で一番高い場所!源次郎おめでたう!    影富士もバッチリ見えました。

 
 山頂を後にする。お鉢めぐりです    さぁ下山です!!

その後は、温泉で汗を流し御殿場アウトレットに寄って、本日の宿泊先の山中湖湖畔の民宿に行き、近場のバーで祝勝会を開きました。そして翌日、翌々日…とその後3日間は山梨、長野、岐阜とペンションやリゾートホテルを点々と泊まり家族の夏休みをエンジョイしました。

 家族で記念撮影!辛かったけど頑張って登ってよかったね。

今回の山行は予てから源次郎と行ってみようと思っていた富士山に登れとても嬉しかったし、彼にとってはとても辛い経験をさせてしまったけど、あの状態で本人は「登る!」と言ってくれ、登らせた訳だけど彼の諦めない芯の強さをはじめて知ることが出来ました。よく親のエゴで子供を巻き添えにさせてるな…。と言われるけど、このご時世、苦労や辛さ等をあまり体験できなくなっているからこそ、こんな経験をさせてやり、かつ御来光というとても神秘的な体験をさせてやることの素晴らしさと言うか、そんなものを体験させてやれる、この機会を今だからこそさせてやるのも大事なんじゃないかなぁと思ひました。

源次郎にとって極限の状態を両親で見届ける事が出来、励まし、そして完遂する姿を見届ける事が出来、ボク達もとても感動することのできた登山となりました。山登りは心身ともに成長する事の出来るものだと実感!

源次郎おめでたう!!!
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