山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

金剛堂山!前回のリベンジ

2019年03月19日 | 山スキー!H31
今日も平日ヒマ人の二人で山スキーです。メンバーはM井さんとボク。YAMAさんのように毎日遊んでいるように見えますが、ボク達は山遊び以外の日はきちんと勤労の義務を果たしています。先月行った山ですが、ホワイトアウトの山で中金剛に行けなかったのでリベンジです。
朝、3:30M井さんの家に行き、デリカに山の装備を積んで出発です。高速に乗って砺波ICから大長谷温泉に向かいます。下界は全く雪の雰囲気が無く心配になったけど、徐々に増えだし国道のゲートに到着。ここに駐車して6:30出発です。
 
 大長谷温泉から少し行くとゲート。直ぐに道には雪が出てきます。    国道471・472号線を進みます。微妙に新雪

ゲートで閉ざされた国道は雪が有るものの、所々微妙に雪が無く、シールで進みます。(帰りは2、3回スキーを脱ぎました)そして約1時間で大長谷第3発電所(猿越ダム)に到着。しばらく林道を進むが、片斜面になっており、崩れた岩屑の上に新雪が載っており何度か岩を踏み意気消沈。
 
 出発から1時間で大長谷第4発電所です。     気持ちの良い尾根!少し汗ばんできた…

そして尾根に取付きグイグイ高度を稼ぎます。静かなブナ林に癒されつつ登ります。時々シールに団子が付きますが、高度を上げるにつれそれらは無くなり快適にラッセル。深さは踝程度。

 1473mの稜線を目指す。仁王山や白木峰が背後に。気持ちいい尾根!早く滑りたい

今日も朝起きてからDHAやEPA、ビタミン剤と水しか摂らず。いつものケトン体を代謝しつつ、ミトコンドリアエンジンで意識的に呼吸を深く酸素を取り込みATPを産生し丁度良い負荷をかけて登高する。昼のラーメンタイム(糖質0)まで行動食を摂らなくても、ミトコンドリアエンジン主体の身体になったのでは!?と何となく思う。もう、40代になったので、解糖系エンジンよりも、こっちの方が良いと思っている。
 
 稜線に近づいてくると前金剛堂山かと思いきや     ガスが晴れると、その後ろに白いシルエットが見えた

 
 快適な尾根をズンズン進む。この雰囲気最高!     そして前金剛に到着。先月来た時よりもだいぶ積雪が増えた!

最初は視界があまり良くなく、1473mのピークに出ても本峰を望めなかったが、前金剛に出ると、ガスの中に微かに中金剛が見えだした。天気は午後から恢復するとの事だったので、それを信じて中金剛に向かう。前回は視界が全く無く上下左右の感覚が麻痺して諦めたけど、今日は大丈夫。

 前金剛堂山から中金剛堂山へ向かう。この稜線が最高に気持ち良かった。今度は白木峰へと周回したいなぁ

 
 中金剛で記念撮影!やっと晴れの日に来れました     中金剛から前金剛を望む

そして10:25に中金剛に到着。そして暫くすると視界がバッチシ!富山湾まで見えた。ヤッタネ!記念撮影して前金剛へ向かう。

 前金剛堂山から望む中金剛!最初はガスっていたけど徐々に晴れてきた!


 山頂(前金剛の祠)で記念撮影!今日もビンディングは違うが二人ともARMADA DECLIVITY

お楽しみの昼食は1473mピークとし、シールを取って滑り込む。雪質は軽く気持ちよくターン!スキー場から来た単独ツボ足のおじさんと少し話をした後そのまま滑り続ける。あっという間に1473mに到着。
 
 前金剛からGO!出だしは最高の雪質     快適!

 
 前金剛を振り返る。もうすぐ1473mピーク付近    快適斜面は続く。

早速テーブル作ってラーメンタイム。正面は仁王山、白木峰を愉しみつつ、その背後には黒い剱岳、そして立山が望めた。いつもの定番糖質0ラーメンを啜りつつ、ゆで卵、サラダチキンを食ってお腹いっぱい。今日もタンパク質と脂肪を積極的に摂りました。

 いつものラーメンタイム(二人とも糖質0ラーメン)

 
 尾根コースもイイね!新雪の時に再訪したいです。     無木立の斜面も有ったりと…

メシ食った後も快適な尾根が続きます。でも徐々に雪質は重くなりだし…デブリやアンモナイトを誘発させながら、滑りました。目まぐるしく変わる雪質に対応しながらの滑り…。これぞ山スキーってところかな。

 高度が下がってくると、アンモナイトやロールケーキが落ちてきます。デカいのに直撃したり、デブリに流されたり…

 
 最後の方は段々スキーは進まず修行の滑り     そして国道をストックで漕いで約45分かけて到着。

そして…発電所に出たら国道を進みます。日陰は進むがそれ以外は進まず、ストックで漕いで…12:45にゲートに到着。
今回は5年前に敗退した発電所ルート!このルートを達成でき嬉しかった!
真っ白な稜線の続く金剛堂山…。行ってみると良さげな尾根や谷がいっぱい有り、また今度違うルートで訪れてみたいと思いました。帰りは時間が余ったので、M井さんと一緒に金沢のオクトスで買い物。そして高速使わず白峰経由で17:45帰宅。お腹一杯の一日になりました。
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横前倉山で山スキー

2019年03月10日 | 山スキー!H31
今日は、福井山岳会の仲間と山スキーです。
メンバーはA木さん、O橋さん、カミさん、ゲンゴロウです
朝、2:30丸岡ICに集合し、トラックで出発です。4人以上そして山スキーの道具やらを積める車はボクのトラックしかないのでこうなりました。
片道240km×2=480kmそして燃費は6㎞/㍑、そして1ナンバーなので高速料金は4040円(片道)と、山に行くには不経済な車です。
でも今日は4人で割勘なので何とか行ける!
いつもながらの楽しい車内で北野集落に到着し、準備を整え5:55出発です。
 
 北野集落の除雪終了地点に車を停め出発です。      最初は林道を進み小さな谷に入ります。

最初は林道をショートカットしつつ登り、途中の標高930mのところで谷に入ります。温泉が流れているようで川床が茶色く、そして温泉の成分が析出しています。火山の所縁が地形にも現れていますが、温泉も湧いているとなると更に火山といった感じが強くなります。
 
 その小さな谷には温泉が流れており茶色かった      南俣沢をトラバースして下りた後台地に出ました。

南俣沢のコルのところは若干尾根を登りつつトラバースしながら無駄(登り返し)が無いように沢床に出ます。そして台地に登り、最後は風吹岳との谷を登り詰めます。気温は高くなりつつあり、ジャケットを脱いで汗かきながら登ります。振り返ると頸城山塊や雨飾山などバッチシ望められ一同感嘆。

 風吹岳(左)と横前倉岳(右)を望む。今度はパウダーの時に訪れてみたい。


 登りやすい谷…近いようでなかなか届かない。シールにも団子が…(風吹岳と横前倉山との間の谷)


 日差しが強くポカポカ陽気…カッパを脱いで汗をかきつつ谷を詰める

雪は緩み始め滑りは懸念されるが、もう春山だと諦め登り詰め、コル手前から右の斜面に取付き山頂への稜線に出ると雪倉岳や朝日岳が輝いています。白馬乗鞍からのトレースも望めました。そして10:10横前倉山に到着です。お疲れ様。

 風吹岳とのコルから急な斜面を出る。もうすぐ山頂!背後には真っ白な朝日岳や雪倉が望める

天気予報は下り坂でしたが、意外に持ってくれ快晴でした。

 頸城山塊、雨飾山や焼山、火打、乙妻、天狗原、金山、カルデラに守られた妙高山、そして堂津岳、奉納山など過去に滑った山が全部望める!幸せ

360度パノラマの景色を愉しみつつ、山頂で昼飯!素晴らしい景色のもと食べるラーメン(糖質0)は最高に美味しいです。今日も朝飯抜き、行動食抜き(摂ったのはBCAA+水のみ)でいつものミトコンドリアエンジン全開でケトン体からTCA回路でATPを合成し燃料とします。この代謝になってきた(そんな気がする)ら山行中ではお腹が空くことがなくなり、行動食を食べることも無くなった。

 山頂でいつもの糖質0ラーメンを啜る。そしてサラダチキン、ゆで卵を食べる。


 大パノラマ!こんなに最高な天気、ロケーションのもとのんびり昼飯。今日も山に登れて幸せ!良いカミさん孝行にもなった。

カミさんとの山行は今シーズン全て天気や雪に恵まれている。こんな山行を夫婦で楽しめるのも皆のお蔭。両親にも源次郎にも感謝!


 大斜面!山頂からエントリー!新雪斜面をお互い譲りながら滑ります。思いのほか良く板が走ります。

 
 新雪ではないので滑った後、上からたくさんのバームクーヘンやアンモナイトが転がり落ちてきます。


 この山は火山なので、その特徴が地形に良く表れており、上部はミニ焼山の風情。ミニ賽の河原を越えたりしつつ台地を求め、最後はトラバースして南俣沢を越え朝のコルっぽい所に出て最後は温泉湧いていた谷目指し滑って林道に出ました。最後の方は日陰はスキーが走りますが、日当たりの良いところはいきなりストップ雪だったりと意表を突かれながらの滑りでした。
 
 快適な台地!疎林の雰囲気が良かった。    コルっぽいところからも大斜面を楽しむことが出来た。


 そして12:25車のもとに到着しました。お疲れさまでした!

着替えた後は、道の駅で日焼け止めクリームで真っ白になった顔を洗い、コンビニコーヒーを飲みつつ楽しく帰路に着きました。帰宅後は後片付けをし、18:00から地区の壮年会の総会&飲み会(居酒屋)に間に合い、酔っぱらって帰宅しました。
今年は雪が少なく、大好きな地元の山々で滑れなくなったので、当分(もうすぐ終わるかも)遠出して山スキーを楽しまなくちゃいけないかな…。でもここら辺の山は素晴らしい!
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冬季 山岳訓練

2019年03月07日 | 訓練
今日は、職場の仲間と管轄する山へ訓練に行ってきました。
今年もこの山では遭難事故が有り、年々冬季の事故が増加の一途…。若手隊員にも有事に対応できるよう、勤務が休みの日に一緒に登って訓練をしています。(もちろん時間外手当無し)
今日は、雪上訓練と踏査訓練です。地形図とコンパス、高度計を用いて読図するのは当然のスキルとして、今回はスマホのアプリ(地図ロイド)を用いての訓練です。
 
 山岳救助は色んな技術が有るけど、現場に行けるスキルが大事!そのためにも読図が大事!

そして下界では雨だった天気も、山頂に近づくにつれ雪、そして吹雪いてくる。でも、訓練後は雪屁の下にテーブル作ってラーメンタイム。お疲れさまでした。
1年を通し管内の様々な山に後輩たちと登ることが出来、いよいよボクが居なくとも対応できると思います。
テレビ局の要望の為なのか、山の麓で訓練している状況をニュースでアピールしているのを、たまに散見しますが、そんな事よりも、。皆で山頂に登るのが大切と思っています。

 雪屁の下で風をよけつつラーメンタイム!この時ばかりは先輩後輩の関係は無視して楽しみます。
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テレマークスキー

2019年03月03日 | ひとりごと
先週の滝波川源流滑降でのテレマーク!
M井さんがカッコよく撮ってくれたので、嬉しくなって記念にブログにアップした次第。
ヤッパシ…テレマークは山に合います(個人の感想)そんな事も有ってか、最近テレマーカーが増えているように思う。
ボクが初めてテレマークやったのは20年前…。
山仲間に3ピンのビンディングにBDの細い板、革靴で滑った際、足首がグニャグニャでまともに滑れなかった。

 テレマークスキー最高!

その後、T3のプラブーツにロッテフェラ(チリ)にTRABの板を購入し始めた。
毎週、ゲレンデに通い漸く人前にさらされても良い滑りになった。
そして、調子こいて市民スキー大会(ジャイアントスラロームの部)にテレマークで出場し、失笑を買ったか、絶賛されたかは分からないが、低い姿勢で旗門をこえていく感じがなんとも言えず。また山ではパウダーを足をスライドさせながら駆け抜ける爽快感…。
ヤッパシ…テレマークスキーは楽しいです。
普通の山スキーに飽きている方…是非テレマークにチャレンジしてみてください。
靴も、ビンもATスキーよりも重いですが、そんな事忘れさせてくれるほど、テレマークの魅力は大きいです・。(個人の感想)
コメント (2)
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