山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

真名川ダム~中島~銀杏峯

2022年03月29日 | 山スキー!R04
今日はいつもの平日ヒマ人とで山スキーに行ってきました。
山スキーの定番「銀杏峯」ですが、今回は真名川ダムから通行止めなので自転車で中島公園に行き、ここから親水古道の尾根を登り銀杏峯を目指しました。

 1202mピークからの銀杏峯 雪面は縞模様だが、縦溝は無く快適な滑りを堪能できました。

ヒマ人のメンバーはM井さん、S江さん、S田くん、ボクの4名
6:00真名川ダムに集合。この先は通行止め看板が道を塞いでいるので、MTBに跨り6:20出発です。道路は中島公園まで除雪されていますが、所々岩などが落ちています。中島公園を過ぎると、この先は除雪されてなく、道の端の雪が切れているところを自転車に乗ったり、雪の上を押して進むこと、7:05に親水古道登山口着です。真名川ダムから登山口まで距離はちょうど10㎞。
 
 真名川ダムから先は通行止め。帰り道、工事中の作業員の方は快く通してくれた。   中島までは除雪完璧!

 
 中島から先は雪がたっぷり!    登山口の手前の入り口にて駐輪

登山口からはずっと雪が繋がっており、快調に登ることが出来ます。最初は杉の葉で埋め尽くされた杉林を進むと、ブナ林が続きます。急な登りですが、ザラメで登りやすい。徐々に傾斜が緩くなると、9:40に1202mピークに到着。ここは水車小屋尾根との合流地点。
 
 親水古道登山口(十数年ぶりにこの登山道に来た!)     快適なブナ林


 急な登りも。でも滑りも快調な尾根だった。

厳冬期とは違った様相の黒い山頂が見える。それにしても風が強く吹き飛ばされそう…。風に向かって進む。そして10:20に山頂に到着。風が強くじっとしてられない。耐風姿勢でシールを剥がし、10:40元来たルートを滑り込む。
 
 銀杏峯に続く尾根が見えだした。     1202mピーク付近のメローな斜面


 銀杏峯に段々と近づいてきた。春の様相


 山頂で記念撮影!雪がだいぶ減った。寂しい・・・

 
 大野盆地はもう雪が無い!    快適に滑ることが出来た。


 尾根滑降。ストップスノーは無く、スキーは良く走りました

 
 賞味期限はまだまだ有ります。     テレマーク向けの斜面。

 
 ここも良い斜面。    S江さんは今日も動画撮影に夢中!?


 大斜面。パウダーの時此処も滑って登り返したいなと


 滑りの途中で、風の無いところでいつもの昼飯!これも楽しいひと時。

風は若干、追い風で良く滑るザラメで快適に滑ることが出来た。11:00に1202mピークからは広大斜面、そして急な尾根、谷を楽しみながら滑る。その後は杉林を滑り、12:25自転車のもとに到着。
 
 テクニカルな斜面を滑り谷に向かうところ    まだまだ続く良好な斜面


 ナイスTのS江さん。

 
 際どい谷の雪を繋いでMTBの元に到着しました。     駐輪場の横の沢の水でスキーと靴を洗う

汚れたスキーを川で洗い、12:40MTBに跨り出発。緩い下り基調の道をペダルをこぎながら走ること13:15に真名川ダム駐車場に到着しました。
 
 MTBのサドルが尻に喰い込んで痛かった      でも下り基調なので快調

今日は、今まで滑ったことのない親水古道コースを滑れ嬉しかった。今年は雪が豊富!感謝!

 今日のコース(32km)
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新しい板を調達!VOLKL BMT109

2022年03月25日 | 山の道具たち
昨年はカミさん用にPon2oon169を購入しましたが、今年は自分用(カミさんも使用)にVOLKL BMT109を購入しました。
いずれも板はメルカリとかヤフオクで安く調達し、ビンディングは個人輸入で調達しました。

 左の板はPon2oon169 右の板はBMT109 176です。

ウクライナで戦争が勃発した原因なのか、フランスから航空便で届くのが、いつもなら1週間程度で来るはずが、3週間ほどかかりました。
ウクライナにはこの戦争に勝ってほしいが、ロシアの生物化学兵器や核の使用など、今後が恐ろしく、わが子供たちの将来がとても不安です。憲法第9条が有れば戦争を防げるとか言っている人達の能天気ぶりに、今こそ国民が目を覚まし、日本国民による新たな憲法制定が出来る日を願っています。それが出来ないと、我が国は滅んでしまうと切実に感じています。ウクライナの人たちが祖国のために銃を持って戦前に赴く姿を見て「愛国心」「愛郷心」とは。と言う事を考えさせられました。
我が国の領土、領海、領空を守るということは、どういうものなのかと、つくづく考えさせられ、外交を行う上で、その後ろ盾になるものは強大な軍事力が有ることが大事だと思ひます。TVのコメンテーターは今、他国に逃げて、プーチンが死ねば戻ってくればいいと言う人がいるが、一度、領土を奪われたら交渉では帰ってこない。その良い例が北方領土だ。占守島の戦いにより武装解除せず最後まで戦ってくれた樋口中将以下軍人の方々が南下するロシアが、我が国の領土を蹂躙せしめようとする中、戦ってくれたお蔭で、北方四島は奪われてはしまったが、今の北海道が有る。戦後、アメリカが我が国を占領したのが幸いで、今に至るが、もしソ連が支配するような状況であれば、多くの無辜の国民が殺されただろうと思う。婦女は凌辱され、男子は殺されまたは、シベリア抑留(これば拉致)で多くの日本人がソ連で強制労働させられた。そして極寒の地で多くの方々が死んだ。このような過去が、今に至るロシアの行いが何であるかの証左である。この現代における戦争を目の当たりにして、今後この豊かな日本を子供たち、そしてこれからの後世に残していかなくてはならない。ただ傍観するのではなく、ウクライナの現実を見て、背筋が寒くなるのと同時に、我が国でも同じようなことが起こった際は、国連は機能不全に陥る。ましてや常任理事国ではない我が国の立ち位置から、何も解決してくれないだろうし、同盟国のアメリカも、同国の若者が他国の為に血を流して戦ってくれるとは到底思えない。やはり、自分の国は自分で守るという気概を持つことが重要なんだと。
憲法の前文にはこのようなことが書かれている。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と。よく考えてほしい。我が国のEEZにミサイルをぶち込んでくる国や、様々な国際条約を無視してくる国や、国同士の条約を平然と破る国など、どう考えても信義に信頼できる国などない。
やはり、アメリカが作った憲法など破棄し、日本人が自らの手でつくり、いかなる災禍にも耐え万世一系の我が国が永代続いてほしい。現実に目をそらさず、我が国が強く国体を維持し安寧を維持できる素晴らしい国になることを願っているし、その一助になりたいと思っている・・・。そんな事をこの個人輸入で遅延した山の道具を見て実感した次第。
 
 箱を開けるとビンディング!   超軽量なSalomon MTN binding 300ℊを切る軽さ

まずは、スキーのトップシートに幅50㎜のマスキングテープを貼ります。そして専用の計測治具(自作)を用いスキーの長軸方向の中心線の位置を書きます。

 ビンディングを置いてみて、どんな感じか確認。ブーツセンターとスキーのブーツセンターを合わせてみます

 
 中心を何か所もとり、1mの定規で中心線を書きます     その後、ブーツセンターの直交する線を描きます。

カミさんとボクも使えるようにヒールピースのスライド量を計算してビンディングのビス位置を毛書きます。
その中心にポンチングします。その凹み目がけて先行穴Φ1.5で深さ3㎜ほど掘ります
 
 ポンチングも正確に!     先行穴を開けます。(ボール盤でもハンドドリルでもOK)

我が家の工房のボール盤で、専用のキリでビス孔を開けます。先行穴に向かって正確に掘り進んでくれます。その後は、掃除機で穴の中の木くず等を吸い込みます。その後ビスを打ち込み冷間圧造でタッピングを行います。半日程度、ビスを付けたまま放置。ここで注意することは、あまり締めすぎると滑走面が盛り上がってしまうので注意が必要。シビアな作業です。

 ボール盤が有れば垂直に掘ってくれるので、とても楽に作業できます

 
 前後、左右16個所ビス孔を開けました。    冷間圧造中です。ウッドの塑性変形に期待します。

冷間圧造すると、トップシートが盛り上がってくるので、鑿を使って表面を平滑にしてやります。これがとても大事で、盛り上がったトップシートの上にビンディングを付けると、スキーとビンディングが4つの点と面とで接地することになり剛性が出ません。面と面で接地するようにトップシートを平滑にしてやる必要が有ります。これにより、スキーを踏み込んだ際のダイレクト感。荷重の伝達性能が変わるそうです。(プロスキーヤーが仰ってました)。
 
 鑿で表面を平滑に。その後はビス孔の面取り     2液混合性エポキシを封入してビンディング取付け。

穴を開けた後、平滑にした後は、再度穴の中を掃除機かけて綺麗にして、エポキシボンド封入。エポキシは2液混合性の化学反応による硬化なので、接着剤の硬化痩せが無いのでガッチリ接着し、水等の侵入が有りません。溶剤系の接着剤はNGです。
次に大事なのは、正確にビス孔を開けても、ネジの性質上(詳しくは専門書を読んでください)真っすぐに正確に入っていかないので、トゥーピースに兼用靴を取付け、そのヒールセンターがトップシートに毛書いた中心線に来るようにビスの締め付け順と、締め付けトルクを調整し、最後に中心に来たところで徐々に締め付け、本締めします。この作業が最も大事です。ちょっとのズレが、ヒールセンターに大きな影響を及ぼすので。この辺の作業は既に職人の域に達してきたように実感。

 ちょうど、スキーセンターにブーツセンターが来ました。この時がとても快感を覚えます。

今回のビンディングのヒールリフターを延長(急な登りでも快適にするため)するべく、少しカスタマイズしてみましたので、興味がある方は、実践してみてください。(失敗しても責任取れませんので)
ヒールリフターの2段目の兼用靴の底が当たるところが水平になるよう、木で治具を作り、Φ3.5の穴を開け、M4ネジをタッピングします。

 垂直にボール盤で穿孔できるよう木材で治具を作ります

 
 ポンチング、先行穴、そして本穴を開けてやります     その後はM4のネジを切ります(タッピング)


 ヒールリフターを延長してみました。アルミパーツとゴムパーツ何方が良さそうか思案中。

ヒールリフターの延長により、10~12㎜高くなりました。M4のネジを切ってもヒールリフターの剛性は保たれそうな感じ。

 なかなかカッコ良く出来た。

 
 Pon2oon169に付けたDynafit Speedのヒールリフター     BMT109 に付けたヒールリフター


 比較した感じです。MTNの方がヒールパーツが小さく華奢な感じ。

 
 アルミパーツとゴムパーツとの比較      ゴムの方がクッション性が有って良いかも。

実際に山で使ってみたいけど、もう春スキーの様相…今シーズンは出番が無いかも。

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SKIMO用ビンディング取付け

2022年03月22日 | 山の道具たち
なかなか忙しくアップできていませんでしたが、約1か月前に山スキービンディング取付け依頼が有りました。

 SKIMO用の板にビンディング。物凄く軽くビックリです。

依頼主は「白山北部管理人の泰山さん」です。この方は、同じ同郷の方で、過去にテレマークも含め3セット取付けさせていただいております。ボクの運営!?する「源工房」の取付方法の理念に共感していただき、同じ白山を愛する人間として懇意にして頂いております。
今回は、ディナフィットのSKIMO板とビンディング取付けです。毎回の事ですが、レースに使う板とあって、いつもと同じですが正確に、確実に取付けさせて頂きました。
 
 今は廃盤となった希少なビンディングだそうです。      CARBONIO88という板。春スキーでも使えそうです。167㎝ 1100gといった軽量な板

早速取り掛かる前に、スキーのトップシートに幅50㎜のテープを貼り、長軸方向の中心線、そしてそれに直交するブーツセンターを毛書きます。これが一番大事な作業です。
このブーツセンターに、この板に使用する兼用靴のブーツセンターを合わせ、前後のトゥーピースとヒールピースの位置決めを行います。これも大事な作業です。このビンディングはヒールピースが前後移動できないので、可成り正確な施工が必要です。穴をあけると後戻りできないので何度も確認してから穴開けの作業にかかります。
 
 先ずは、毛書いたビスの中心線にポンチを打ちます       Φ1.5で先行穴を開けます

毛書いた中心線にポンチングして凹ませることにより、ドリルビットがその凹んだ中心線を穿つようにしてやります。そしてΦ1.5で少し掘りますd:3㎜ほど。この時に、トップシート下の素材を確認します。この板はカーボンシート下にメタルが有りました。
 
 ボール盤で直角にビス穴を開けます。専用ドリルで開けます     ネジ孔の冷間圧造後、盛り上がったトップシートを平滑にしてやります。

ボール盤でビス孔を開けるのも、先行穴が有るので、その中心に沿って正確に開けてくれます。(メーカーの穴あけ治具が無くても、この工程でやれば可能です)その後、穴の中を掃除(掃除機をかけて)して、締め入れるビスをカラで打ち込みます(打ち込む際の深さに要注意です。締めすぎると、滑走面を盛り起こす恐れがある)。その後、半日以上放置します。これでスキー板にビスの雌ネジを冷間圧造することが出来ました。
ビスを全部抜き、この後は接着剤を封入し、ビンディングを取付けます。

 トゥーピースのネジ止めの際、実際に兼用靴を付けて、靴のヒールセンターがスキーの中心線に来るように調整しながらビスを締めつけます。

ビス孔の中を綺麗に掃除機をかけた後は、いつもの2液混合性エポキシ接着剤を上端まで封入し(締め付けの際に溢れ出ても構わない→密着性向上)トゥーピースを置いてビス締めです。この作業もとても大事で、いくら正確にビス穿を開けたとしても、ビスはその中心に入っていかない。(メートルネジも同じです。その理由は専門書を読んでください)ので、何度も兼用靴を付けてヒールセンターがトップシートの中心線に来るよう、4個有るビスの締め付け順やトルクを調整しながら、中心線に来た時に本締めです。締め付けトルクは職人の勘です。(トップシート下にメタルの有り無しとでは若干変わります)
※ここで大事なこと:トゥーピースの取付け角度θが僅かでもズレれば、靴のヒールセンターは大幅に左右どちらかに振れるということです。この原理を理解いただき取付けてください。

その後は、ヒールピースを同様の行程で取付け取付け完了です。
 
 トゥーピース取付けで中心線に来るかを確認      ヒールピース取付け完了!凄くカッコイイ!


 取付け、取外し可能なブレーキを取付け完了です。可成りレアな板ですね。


 板の細さを実感。これら軽量化を攻めたビンディングには機能美を感じます。

次は左端のVOLKL BMT109 のビンディング取付けです。これは、カミさんとボクの共用の板と成ります。ビンディングは個人輸入で購入しましたが、欧州の政情不安により遅れています。(1週間前に届きました)
それにしても、ビンディング取付けは、物凄い集中力や繊細さを必要とする作業ですが、自分の山行を共にする大事な道具。自分で取付けるのは楽しいし、そのメーカーの板やビンディングの構造、製造やそのデザインに対する理念が伝わってきます。山スキーの記録も大事だけど、足元の道具も大事だと思ひました。
そして、ビンディング取付け依頼してくれた泰山さんいつも・・・有難うございます!!
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越前甲から加賀大日山~北面滑降

2022年03月20日 | 山スキー!R04
今日は雪質を期待していませんでしたが、POWDERとZARAMEを満喫出来ました。
メンバーはS田さん、S江さん、カミさん、ボクの福井山岳会の仲間です。

 帰路にて大日山から甲に向かうところ。漸く晴れだしました!(背後の山は「加賀大日山」)

このルートは4年前にカミさんと行ったルート。前回は春スキーの様相でしたが、今日は新雪の中、冬山然とした雰囲気で行けてとても良かった。

 
 スタート地点!雪は可成り豊富にあります。     鎧壁も冬の様相です。

朝、6:00に横倉の最終除雪地点に集合し6:05出発です。天気は小雨がポツポツ降る程度。歩き慣れたルートを進みます。新雪が積もっておりワクワクしながら進むと、徐々にミゾレ、徐々に風も出てきて7:30峠に出る頃には雪が降ってきた。カッパもバリバリに凍ってきた。
 
 峠に出た!風が強い。       新雪が有り嬉しい反面、その下はカリカリで登りにくい。

 
 いつもの甲への稜線。春なのに今日は冬の様相    カミさん

尾根に取り付くと、固い残雪の上に新雪が10㎝程積もっており、ズルズルで登りにくい。時折りガスが切れると振り返り奥越の山々が顔をのぞかせる。感動の瞬間。でも再びガスの中を進む。そして9:10に越前甲に到着。今日の目的地は稜線を進み更に奥の加賀大日山です。

 越前甲で皆と記念撮影!福井山岳会の仲間との山行はいつも楽しいです。

 
 山頂より大日山方向。左端は1287mピーク     勝山市街地も見えました。田んぼにはまだ雪が多くありました。

3月8日に皿川右俣を滑降した時のエントリーポイントを覗き込むと面ツルパウダー!滑りたいけど、今日の雪質は可成り危険。そのまま稜線を進む。1287mピークも真っ白!

 新雪の稜線は楽しい。でも雪庇踏み抜きやステルスクラックには注意です。シールも良く進み下りは最高!

 
 前回滑った皿川右俣を覗き込む。今日の雪は雪崩の危険性有り!     緩やかな尾根でシールで滑るのも楽しい。

この甲~大日の稜線は緩やかなアップダウンが有り、気持ちイイ。雪庇の危険性は大したことないが、ステルスクラックが多く有り注意が必要。この頃にはガスも切れだし、大パノラマを楽しみながら進むことが出来る。そして前回難儀した1240mコルからの登りは岩場の所の雪も繋がっており、左から巻くように越すことが出来た。
 
 核心部の痩せた尾根をクリアした。      加賀甲の避難小屋が見えた!

これを越えると後は広い尾根をルンルン気分で進むこと、10:35加賀大日山に到着しました。

 加賀大日山まであと少し!背後は加賀甲

 
 加賀大日山に到着。ガスガスで視界が無い       山頂から北面に滑り込みます!

山頂はガスに包まれていますが、ここでシールを剥がし目的の山頂北面に滑り込む。出だしは急だが徐々に斜面はイイ感じに。そして視界も開けパウダーを楽しめました。これだから山は行ってみないと分からない。もっと滑りたいが、帰りのことも有るので再びシールを貼って登り返す。

 冬の様相!北面は無木立で快適斜面!S田さんブッ飛ばしすぎて、このあと縦に2回転して転倒!

 
 カミさんもこの後大転倒!新雪の下にデブリが有ったのかな!?    素晴らしい斜面。


 滑ってきた斜面を見上げる。この時期に新雪とは。感謝!

 
 シールを貼って加賀大日山に登り返す。     冬の様相。プチMONSTER出現

 
 風で新雪が付いていない所はカリカリで気が抜けない    もうすぐ山頂。山頂は広い

11:35再び大日山山頂。ここでいつもの風防を作りラーメンタイム(糖質50%OFF)時折りガスが晴れ、加賀甲の小屋とか帰りの稜線が見える。食べているのはカップラーメンだけどとても贅沢な時間を皆で共有できました。ここで皆と話すくだらない話がとても楽しい。

 山頂でいつもの。風防が有ると無いとでは快適性が違います。毎回このスタイルを堅持しています。

12:30シールを剥がし越前甲へ、1240mのコル目指して滑る。最初はメローなテレマーク向けの斜面はいつの間にか細い尾根、核心部へ。
 
 山頂を出発です。メローな斜面はテレマーク向け!    緩斜面は皆でTターンを満喫。

稜線上で切り落とした雪は表層雪崩となって落ちていく。慎重にクリアし鞍部に到着。

 本日の核心部(1240mコルの上の岩場)を望む。山スキーの機動力は凄いです

鞍部でシールを貼り、あとは快適な稜線を甲目指して進む。この頃になるとガスは完全に晴れ渡り、振り返ると朝は見えなかった加賀大日山を望むことが出来る。シールで滑ったり、登ったりと本当に楽しい稜線。
 
 気持ちイイ稜線      越前甲が見えてきた!

 
 良く滑る快適な尾根。また来年も来たいです       ずっとガスに包まれていた大日山も、振り返ると漸くその姿を現した。

そして13:40に越前甲に到着。ここでビックリしたのは山頂に残されたトレースは山スキー2~3名、ツボ1名程度。今日はあまり登山者が来なかったようです。
山頂でシールを剥がし、いつもの北面エントリーの所に滑る。
 
 山頂からの広大斜面もまだ新雪でいっぱい!     北面にエントリーです

そしてまたもやビックリ!この北面はノートラック!!ということで、皆で北面POWDERを満喫し、最後はトラヴァースして峠に14:20到着。

 北面はノートラックの大斜面でビックリ!そして底付き新雪を満喫できました。

峠からは滑らないZARAMEかと思っていたけど、ここでまたもやビックリ!とても良く滑るザラメで快適に台地を滑ることが出来ました。台地から杉林も快適で、まさかとは思っていましたが、林道も良く滑り、ほぼオートクルーズで林道を滑降し、14:40駐車場に到着しました。
 
 鎧壁の下の斜面も良く滑るザラメでした。     ビックリするくらいの走るザラメ~!

 
 今年は雪が多いです。林道も薄く積もった新雪のお蔭で滑りました     駐車場ゴール!

今日はまさかの新雪を楽しめました。そして一番良かったのは、甲から大日山までの尾根!これぞツアースキーの醍醐味といった快適で素敵な尾根を満喫できたことです。もちろん新雪やザラメを満喫できたのは良かったですが、それよりも尾根歩きが印象に残る山行と成りました。山岳会の楽しい仲間と、カミさんと素敵な思ひでを作ることが出来ました。仲間に感謝、家族に感謝です。
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経ヶ岳 外輪山1555mピークから亥向谷

2022年03月17日 | 山スキー!R04
今日は快適ザラメを堪能できました。同コースを昨年はPOWDER!今日はZARAME!無木立の快適斜面は雪質を問いません。

 広大な斜面が続く「亥向谷」。新雪の時もザラメの時も快適です。

メンバーはS田さん、M井さん、O本さん、ボクの4人(福井山岳会)
朝、M井さんが我が家に迎えに来てくれ、六呂師の集落センターに集合し、出発です。集落内を少し歩き、林道をショートカットしながら7:15法恩寺林道に出ます。
 
 集落センターに駐車させてもらいスタート!       法恩寺林道までは杉林の中を進みます

 
 唐谷も滝は全て埋まっており悪いところは無い      池の大沢への分岐で1555mピークが望めました。

少し下って唐谷林道を進み、谷を詰めます。1050m地点で池の大沢へのルートから東の谷を詰め、9:25に1555mピークの南側のコルに到着。

 振り返ると、杓子が岳が望めました。大野市は雲海の下

コルからそのまま、1555mピークに登ります。傾斜が急でスキー担いで登ろうかと思ひましたが、上手くコース取りして、そのままシールで登り、9:50山頂着です。
 
 コルに到着。山頂へは急斜面!      風が強いのでアウターを着込んで。スキーアイゼンは不要でした。


 もうすぐ山頂!池の大沢側は崖なので慎重にルートをとって登ります。

経ヶ岳がカッコイイです。白山も堪能。ここからの中岳~杓子が岳の眺めも良い。若干黄ばんだ雪がもう・・・残雪期の様相。山頂でシールを剥がし、亥向谷にエントリー!無木立の大斜面を満喫。

 山頂で記念撮影!バックは経ヶ岳!本日の紅一点のO本さんは今シーズンから山スキーを始めました。体力とセンスが有ります。

 
 山頂から雪庇を越えてエントリーするO本さん     山頂から亥向谷に落ちていく!

 
 大斜面。            山頂からずっと無木立


 今日はSKIJAMに行く予定だったS田さん。ヤッパシ山スキーの方が楽しいそうです(ボクもそう思ひます)

 
 皆、ブッ飛ばす!     O本さんは小学生の時に数回スキーをやったのみで、今年から山スキーデビュー!凄いね。


 シュプールで荒らされた斜面。楽しい思いをして滑った後は登り返す。

雪庇を越えてエントリーして、最初は急斜面も徐々にイイ感じの傾斜になる。テレマークに丁度良い広大斜面に成ります。そして一気に標高1030mまで滑り、再びシールを貼って10:30登り返し。楽しかった斜面もヘロヘロの登り。シールは水を吸って、重い板が更に重くなるけどヘロヘロの登りが気持ちよく、11:10コルに到着。
 
 シールを貼って登り返します。           もうすぐコル!


 崩れた雪庇のところで、いつもの昼飯タイム!景色を眺めながらのは最高です

ここで昼飯をとる。いつものテーブル作り!橋立峠や野伏ヶ岳、小白山、枇杷倉山の稜線を楽しむ。岐阜県側のこれら山は白くたおやかな風情だけど、ここから見るのは、また違った厳しそうな雰囲気です。皆で山を眺めながら雑談で盛り上がるラーメンはとても美味しいです。そして12:15唐谷にエントリー

 唐谷も大斜面!縦溝も深くなく、難無く滑ることが出来た。

 
 ブナ林のツリーランも堪能         良く滑るザラメ

 
 谷が徐々に狭くなってくると、唐谷林道      法恩寺林道に到着。林道を漕いで滑る。

広い谷でとても快適。ザラメも良く滑り快適!O本さんはS田さんに滑りを矯正されていました。飲み込むのが早く、カッコ良く滑ることが出来ているようでした。Tターンはダメだそうです。脇を締めて滑ることが大事だそうです。そうこうする中、あっという間に法恩寺林道の出合に到着。
 
 田んぼを進むと集落センターが見えてきました。      O本さんとS田さん。

帰りは林道を登らず、良く滑る(場所によってはストックで漕ぐ)雪なのでそのまま法恩寺林道を滑り、集落手前で田んぼをショートカットして13:15六呂師集落センターに到着。お疲れさまでした。

今日は、ザラメを堪能できました。この時期に前回来た時も快適ザラメ!いつ来ても素晴らしい谷と実感。
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銀杏峯~部子山~西割谷

2022年03月11日 | 山スキー!R04

 銀杏峯を過ぎて尾根からの部子山を望む。カッコイイね。

今日は仕事が休みなので、タイヤ交換とか家のことをやるつもりだったけど、昨夜の天気予報では今日は快晴だと。
急遽山スキーの準備をして行ってきました。突然だったので行く山が思い浮かばず、地元の山に行ってきました。
メンバーはボク(単独)
コースは水車小屋~銀杏峯東尾根~銀杏峯~部子山~西割谷~養魚場の周回コースです。
 
 水車小屋を出発。前回はよじ登って取り付いたけど、雪がだいぶ少なくなった。     振り返ると大野盆地   

このコースは久しぶりです。起床し6:45自宅発です。水車小屋前の道路に駐車し準備していると山岳会のM田さん。今日は銀杏峯から大平谷とかを滑るそうです。7:30水車小屋出発です。今日は一人なのでのんびり行くことに。林道を過ぎ、尾根に取り付き荒島岳とか周囲の山々を楽しみつつ登ること9:40東尾根に出ました。

 銀杏峯の東尾根にでると、広い尾根の向こうに銀杏峯が見えます。


 銀杏峯に向かう途中、志目木谷が望めます。スキー場みたいな斜面に幾条ものシュプール。

たおやかな尾根の向こうに銀杏峯。黄砂のせいか、雪面は斑に黄色い。尾根を進むと右には志目木谷が良く見えます。幾条ものシュプールで荒らされています。そして天竺坂に差し掛かると名松尾根からの登山者が4人ほど。そして10:25に銀杏峯に到着。誰も居なくて平日は良いです。4人ほど部子山に向かっているようです。下り基調の尾根なのでシールのまま滑って進む。その際に銀爺と遭遇。夏以来です。今日は宝慶寺の方へと周回するそうです。
 
 銀杏峯への尾根歩きは楽しい!        もうすぐ銀杏峯!黄砂で若干黄色いです。

 
 銀杏峯山頂に到着。土日は賑わうこの山頂も今日はボク独り!     部子山への尾根歩きも、とっても楽しい!


 今日はアルマダにBD 01の重板テレマーク!でも滑りは最高です。

数人のツボ足登山者を抜き、最後の登り。そして11:15に部子山に到着。周りの景色を楽しんでから、ブロックを積んで風防作って昼飯の準備。今日は風が弱い。白山、経ヶ岳、荒島岳とかを眺めながらラーメン(糖質50%OFF)タイム!部子山に着いた他の登山者の方々と談笑しつつ12:15西割谷にエントリー。

 今日はお一人様用なので、速攻で作ることが出来ました。前回来た時(2/9)の風防の基礎の残骸が残っていました。

 
 山頂から西割谷にエントリー!     シュプール無しの面ツル状態

シュプールは無く、面ツルのザラメ!この谷はいつもパウダーの時にしか来ませんが、ザラメもとても快適に滑ることが出来ました。
いつもなら、標高750mのところで851mのコルに突き上げますが、今年は雪が多く谷が埋まっているだろうとの事で、そのまま谷を滑りました。(谷割れが有ったけど、右岸を快適に滑ることが出来ました)そして林道に到着。

 大斜面!ザラメだけど、良く滑る雪でした。

 
 これからはザラメの季節に成りました。     面ツル!

 
 ザラメだけど、新雪が!     コルへ登らず谷をそのまま滑ることが出来ました(右岸)

林道に出ると緩いザラメなのでワックスを塗り直し、若干滑走性も良くなり、快適に滑ること13:15養魚場に到着しました。
この後はスキーをザックに付けてポカポカ陽気のもと歩くこと、キャンプ場入り口には平日なのに20台ほど車が停まっていました。そして13:40水車小屋前の車のもとに到着しました。
 
 林道は2回スキーを脱ぎました。     養魚場に到着です。

今日は小春日和のなか、快適に登山が出来ました。車に着いてビックリ!!車のボディーやフロントガラスにはビッシリとスギ花粉が堆積していました。ボクは花粉症じゃないけど、これからの季節は花粉との山行と成りそうです(汗)
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念願叶った!皿川 右俣滑降!

2022年03月08日 | 山スキー!R04
今日は平日ヒマ人とで山スキーです。メンバーはM井さんとボク。

 鹿谷町保田で滑ってきた谷の写真を撮りました。出だしが急!!


 出だしはビビったけど・・・滑りは最高!(写真:M井さん)

勝山市に住むボクとして、山スキーを始めたころ(25年ほど前)から、勝山市から望む越前甲の西に位置する皿川右俣を滑ってみたかった。
南面に位置する雪崩やデブリランドの谷で、見ても…あまりにも急な斜面に何となく敬遠していた。
いつも目にすることが出来、未だ滑っていない自分が、その谷を遠望すると、「まだ滑ってないのか!?」と谷が囁いているようで、滑ったことの無い自分が何となく恥ずかしく思っていた。
 
 いつもの鎧壁の大地を進む。      雪はリセットされています

6日前に越前甲の西1287mピークに行った際、実は偵察も兼ねての山行だった。今日は、降雪直後の安定した雪、天気のこと。メンバーはいつものM井さん。彼もボクと同じ妄想を抱いていたようで、漸くこの谷を滑ることが出来、溜飲が下がる気分に浸ることが出来ました。

 山頂はもうすぐ!

朝、7:00横倉の最終除雪地点に集合し7:15出発です。通い慣れたいつものコースで越前甲に向かいます。8:50に峠に到着。
新雪が10~20㎝積もっています。古い雪との結合も概ね良好。山頂に向かう途中のいつもの北面はリセットされており、シュプールも有りません。北面に滑り込みたいところだけど、皿川右俣は南面なので雪が腐る前に行かなくては。
 
 もうすぐ山頂の広大斜面       左のピークが1287m

 
 山頂で記念撮影(山岳会創立80周年手ぬぐい)     右のピークが大日山!エントリーポイントに向かいます

9:50越前甲に到着。先日の1287mピークの山頂には昼飯の時に作った風防がまだ残っているのが見えます(ボクの視力は公称2.0)。山頂から少し下り、シールを剥がし、滑降準備を整え、雪庇が張り出しているが、雪庇の一番低い所からエントリーです。10:05

 エントリーして安全な所で谷を俯瞰することが出来た。広大な斜面!!

最初は物凄い傾斜で可成りビビりますが、雪の状態も良くスムーズに入ることが出来ました。今日はテレマークでは無く、二人ともAT板です(テレマークではヤバいと思い)。
傾斜が強いのでターンをする度に、スラフが一気に落ちていきます。それも束の間!?甲の岩稜側壁を過ぎる頃には美味しい斜面に成ります。
 
 エントリーポイントはちょうど雪庇が無かったが、いきなり急斜面     新雪が有るので何となく安心して滑れた


 重いパウダーを満喫できた。此処まで来ると快適な斜面となる。ヤッパシ出だしがドキドキだった。

谷はとても広く、そして新雪は若干重いが良く滑る。雄叫びを上げつつ、雪が少なかったら左岸の881mピークの北側のコルを抜けようかと思っていたけど、谷は広く完全に埋まっているのでそのまま林道のところ標高650mのところまで滑る。最初はビビっていたけど、とても快適だった。10:40
 
 青空!そして新雪!       喉もと過ぎれば快適。

 
 この谷が北面にあったら良かったのになと      良く滑る雪です。


 勝山の街並みを見下ろしながらの滑り。


 こんなに素晴らしい所が有ったとは・・・。もっと早く来るべきだったと。

 
 ここから尾根を登り返す。    登り返しているときに滑ってきた谷を望む

ここからはシールを貼り、881mピークの南のコル目指し登る。登っているときに滑ってきた谷、シュプールを望み満足!見下ろすと林道から下の谷は割れていた。そして11:10コルに到着。そして此処で昼飯とする。
 
 シール貼って登り返す。       標高差約200mの登り返し

11:35昼めし食った後は、車のもとに滑り込みます。雪庇を大ジャンプし、快適な斜面を滑りつつ、旧横倉区の段々畑跡を滑り11:50駐車場所に到着しました。

 コルで白山を拝みながら昼飯(糖質50%OFFラーメン)

 
 雪庇をジャンプして広大斜面にエントリー     地形図が表すとおり快適な斜面だった


 大斜面!

 
 段々畑の跡地を滑ると      駐車場所に出た!周回コースとなりました。

今日は、今まで想い続けてきた谷を滑降することが出来ました。メンバーに感謝、そして今年の大雪、今日の天気に感謝です。
越前甲は山頂から北面を滑るのがメジャーですが、これからは、山頂から皿川 右俣を滑り周回するコースが、多くの山屋さん達に滑られていくのかなと、開拓というか、紹介することが出来て嬉しく思ひます。越前甲北面に飽きた方は是非とも!(激パウダ―を望むのであれば北面ですが・・・)
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俵谷ザラメ滑降

2022年03月05日 | 山スキー!R04
今日はカミさんと二人で山スキーに行ってきました。
昼から天気が崩れるとの予報なので、荒天の影響のない所をと逡巡した結果、小白山に行くことに決めました。

 小白山と俵谷。2条のシュプールがイイ感じ!

朝、4:30に目覚まし時計が鳴り起床!軽トラにスキーやザックを積んで5:00出発です。いつもの通いなれた道を運転して石徹白に到着。6:45石徹白川の橋を渡り出発です。
 
 愛車のハイゼットジャンボ!下の駐車場から出発です。        ダイレクト尾根末端目指し進みます。

旧和田山牧場への林道をショートカットしつつ、ダイレクト尾根末端に最短距離で向かいます。8:05ダイレクト尾根末端に到着。ここから橋立峠の南側のコル目指して野伏ヶ岳直下を横断します。今年の大雪の為か雪崩に薙ぎ倒された木々に雪崩の破壊力を実感できます。見上げると野伏ヶ岳の稜線には巨大な雪庇と雪崩の破断面を見ることが出来ます。

 ダイレクト尾根を越すと、左は小白山北方ピークと目指すコル。(このコルからも滑りは良かった)

 
 雪崩が頻発するところなので、木々が少ない。       コル目指して登る。素敵な斜面

そして9:15コルを突き上げると、経ヶ岳や赤兎山が霞んで望めます。天気が段々と悪化する雰囲気を感じ取れます。ここから小白山北方ピークへは、クレバスが有ったり、風の通り道なのか氷化したところも有り気が抜けません。
 
 コルに出ると、稜線を伝って北方ピークへ      雪庇やクラストとかで気が抜けない


 小白山南峰を望む。今年も面ツルの美味しそうな斜面。白山という名前が付くのも頷けます。

そして北方ピークに出ると、小白山がドカン!無木立の美味しそうな斜面!いつものように、稜線上の雪庇の低いところで斜面に出てしばらく登ると10:00小白山に到着です。
 
 山頂が段々と近づいてきた!        途中、俵谷を俯瞰する。早く滑りたい!!

 
 雪庇の低い所から斜面に出る。稜線は福井県側は危ないので     山頂から枇杷倉山。カッコイイ~!


 小白山山頂でカミさんと!背後は野伏ヶ岳。板は春仕様です。

山頂からは枇杷倉山への稜線がとてもカッコイイ!そして霞んだ荒島岳など、展望を楽しめました。そしてシール剥がして山頂から俵谷へGO!!広大な斜面。そして程よく腐ったザラメ。最高です。もちろんこの谷の沢登りも最高です。標高1350m付近で左岸の尾根目指し北方ピーク目指して登ります。

 広大な無木立の俵谷。今日は誰とも会うことの無い、二人だけの山を満喫出来ました。

 
 カミさんGO!      快適ザラメ!

 
 どこまでも滑っていきたいけど      俵谷を仰ぐ

11:00北方ピーク到着です。ここから少し南峰まで行き、滑ったシュプールを見に行きました。広大な谷には2条のシュプール!ご馳走様。

 登り返す。クリーミー!な雪面!もう一回滑りたいけど

 
 適度に緩んだ斜面で登りやすい     雪庇を崩してヒヤヒヤしながら稜線に出る

稜線は朝来た時よりも風が強く、経ヶ岳には鉛色の雲が覆い、如何にも天気が悪くなる雰囲気だったので、北方ピークで飯を取る予定だったけど、別の谷を滑り降り、11:30安全な樹林帯で昼飯。この頃には雪が降りだした。
 
 コル目指し稜線を滑ります     稜線は朝よりも風が強く荒天の兆し


 コルから広い谷を滑る。快適。

 
 二人で滑るのがもったいなかった     カミさん思いっきり転んで雪まみれになりました。


 カミさんに撮ってもらいました。ヤッパシ・・・ザラメとテレマークの組み合わせはバッチシ!

ラーメン(糖質50%OFF)食った後は一目散に斜面をブッ飛ばす。気温も低く新雪も少し積もった斜面は良く滑りあっという間にダイレクト尾根末端、そして杉林をショートカットして、林道、そして12:30軽トラに到着しました。

 風を防げるところでいつもの!帰りはカミさん運転よろすく!

 
 良く滑るザラメになっていた。     杉林を滑るのも楽しい!

 
 林道はオートクルーズで!     軽トラまで滑って来れました。

この頃には雨も徐々に強くなり慌てて着替えて帰りました。
今日は昼から雨、雪の予報だったので、丁度良い山行と成りました。かれこれ5回ほど俵谷を滑ってますが、今日の雪質が一番良かった!
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越前甲の西1287mピーク 

2022年03月02日 | 山スキー!R04
今日も平日ヒマ人と共に山スキーです。もうパウダーは無いけど、ザラメを楽しめました。

 山頂直下の大斜面!まさにゲレンデ!滑る前にラーメンタイム!
YAMAさん編集の動画見てください!!←clickしてね(^^)/

メンバーはYAMAさん、みっちゃん、M井さん、K永さん、ボク。今日はテレマーカーは2名です。
この山は平成24年に行ったきり。その時は雪が降っていて視界は良くなかったけど、今日は良かったです
 
 今日は山スキー×3、テレマーク×2の編成     林道は快適!帰りの滑りも快適

 
 快適な登り!       標高を上げると加越国境の山々を望めました。

朝、6:45勝山市の恐竜ロードパーキングに集合し、皿川林道除雪終了地点(標高190m地点)に車を停め、7:05出発です。長い林道を黙々歩きます。雪切れもなく快適に進み、皿川の右俣左俣の出合のところの橋を渡り標高320mから8:10尾根に取り付きます。

 大斜面を進む。雪崩の危険性は有りませんでした。

尾根を忠実に辿り登ると、周りの山々が良く見えだし、天気も良くなり振り返ると雲海に沈んだ勝山市街地も見えだします。昨日は下界では雨だったけど、山は新雪が積もったようで、純白の峰々を望めます。標高1000mを過ぎると目の前には大斜面が山頂まで続いています。スキー場の様です。

 もうすぐ山頂!みっちゃんと、その背後は越前甲!

そして11:25山頂に到着。天気は高曇り!加賀甲や越前甲などバッチシ!景色を堪能しながらブロックを切り出し風防とテーブル作り!そしてラーメンタイム(糖質50%OFF)

 風が有ったけど、風防作れば快適になります。背後は加賀甲!

12:30滑降開始!大斜面!!雪質も快適ザラメでスイスイ滑れます。南面なので程よく緩みイイ感じ!
大斜面が終わった後は、木々をすり抜けながらのツリーラン!これも山スキーならでは
 
 みっちゃんGO!       M井さんもGO!


 勝山盆地目がけてGO!テレマーク!!(写真YAMAさん)

 
 快適なテレマーク向けの斜面も     スラフを落としながらの

 
 あまり知られていない1287mピークの快適斜面!(南面だけど)(写真YAMAさん)


 テレマーカー2人のコラボ!(写真YAMAさん)

そして朝の林道に接続し、林道は意外に良く進みオートクルーズで。そして14:05駐車場所に到着です。お疲れさまでした
 
 林道はあまり漕ぐこと無く快適でした。     駐車場所に到着!お疲れ様!!

これからは、ザラメの時期になってきますが、うっかりパウダーも求めつつ、山スキー後半戦皆で楽しんでいきたいと思ひます。今日も楽しい仲間と山に登れました感謝です!

 K永さんに撮ってもらいました。テレマークはヤッパシ楽しいですね!
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