山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

御嶽 新ルート開拓のつもりが

2013年03月30日 | 山スキー!H25

 御嶽山を後にするイシハラさんとガオロさん。 今日はテレ―マークトリオでした。

今日は岐阜テレマーククラブのガオロさんとイシハラさんとで山に行ってきました。
場所は、御嶽山
ここは毎年参戦している「王滝SDA 120km」の拠点でもあります。通い慣れた王滝までの道のりを前日夜発で向かいます。22:30到着
勝山からは3.5時間で到着です。
王滝村に到着し、ビールを到達し集合場所の濁川の付近の駐車場に到着。ここで独り宴会をして、30分後みんなが到着。テントの中で宴会を始め就寝。
朝、5:30出発です。濁川の堰堤群工事用の林道へ向け進みますが入って直ぐにゲートが南京錠で閉ざされており、ザックにスキー、ブーツを付け、ここから歩きます。
 
 テント内での宴会で盛り上がります・・・。                 濁川林道はゲートが固く閉ざされてました。

 
 河原を進みます。 ここには昔、濁川温泉が有って、1984年の長野県西部地震で山体の大崩壊があり、消滅したところです。

懐かしい光景が見えてきます。地形図には載ってませんが、濁川の右岸には立派な林道が有り、ここを歩くと・・・王滝SDAで人気の御嶽山撮影ポイントの濁川の橋を渡り、左岸に延びる荒廃した林道を歩きます。
が、雪は所々見えてますが、シール登高できそうな様相は全く感じられません。そのまま登り詰め、1500m地点の赤川、白川の間の尾根に取り付きますが、全く雪が無く、荷物を下ろして尾根を登るが、熊笹の激藪です。とりあえず行ってみようということで行きますが徐々に笹は薄くなるけど行けども行けども雪は斑状・・・
ここで撤退とする。9:00
朝まで靄で姿が見えなかった御嶽山も漸く姿を現し、ちょっと感動。帰りは山菜を採りながらトボトボ帰るのでした。
 
 取り付いた赤川、白川の間の尾根               また違うルートで御嶽山に登るぞぉ~!

御嶽山に行きたかったけど、新しいルートを開拓するにはこういった事もあるもんだなと・・・。誰かが新しいルートを発見して、それに追従して皆が楽しめる昨今のインターネットをはじめとする情報化社会。こういった事も大事なんだと実感。誰かが紹介したルートを行ってみるのではなく、自ら考えたコースを行ってみるパイオニア的精神を持つ気持ちが大事だと実感しました。

山だけでなく色々楽しい話をしながら3人で木曾檜産地に延びる林道をスキー担いで歩いて登ってきました。


濁川温泉について・・・(濁河温泉とは違うよ)
御嶽山南麓を流れる木曽川水系王滝川支流の濁川に、明治初期に開かれた一軒宿温泉だった。交通のアクセスは非常に悪く、林道を車で約1時間、さらに徒歩で谷底へ降りて20分ほど歩く必要があった。昭和後期でも電気が通じておらず、照明はランプに頼っていたが、それゆえ「秘湯中の秘湯」として温泉マニアを魅了したという。
1984年9月14日長野県西部地震により伝上川上流の御岳山8合目付近から山体崩壊が発生(「御嶽崩れ」)、土石流が伝上川から濁川へ流れ込み、押し寄せた大量の土砂は当時の経営者一家4人もろとも温泉施設を飲み込み、濁川温泉は深さ50mの土中に埋没して消滅した。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「焼山」でカミさん孝行

2013年03月24日 | 山スキー!H25

 焼山 北面台地といったらこの光景ですね。北面台地末端より。黄砂が無かったお蔭で、とてもラッキーでした。

今日は福井山岳会のメンバー達と頸城の「焼山」に行ってきました。
ここは、昔(11年前)・・・カミさんと付き合っていた頃に一緒に山スキーで登った山。思ひ出の山です。
今日はいつもの楽しい仲間達と山で過ごせ、とても良い思ひ出となりました。
メンバーは、M田さん、T堂さん、O橋さん、G藤さん、カミさん、ボクの6人です。朝、2:30に福井で集合の筈が、T堂さんがなかなか来ない・・・。電話をすると、眠そうな声で「どうしたの!?」みたいな感じです。「もう集合時間過ぎましたよ!」と告げると「いけねぇ~寝過ごしたぁぁ」との声が・・・30分でそちらに向かうとの事。結局出発は3:15分となりました。どうも睡眠薬飲んだらしく・・・寝坊してしまったとの事。皆これにはチョット・・・といった雰囲気だったけど、心の広い山岳会メンバー。いつも通りの楽しい車内で笹倉温泉に向かいます。T堂さんの車は6人とその人数分のザックやスキーが車内に入りまみれ・・・ぎゅうぎゅう詰め。あたかもザックに荷物をパッキングするかの様に色々工夫して詰め込みました・・・。交通費を浮かすためにもこれは大事です。
 
 駐車場はフリーマーケット状態でした。        アマナ平を進むカミさん。いかにも火山が作りだした地形といった感じ。

 
 もうすぐ台地末端です。G藤さんがグイグイ引っ張ります      台地末端に着いたカミさん。まだまだ余裕の様相です。多分

薄明るくなってきた頃に笹倉温泉に到着。急いで準備して6:15出発です。3年前ここから火打山に行った時は4:30発だった。ちょっと時間が心配。最初の九十九折りの林道も適宜ショートカットして登ります。雪面は3~5センチほど新雪が積もっていて黄砂やゴミでシールが汚れないので嬉しい。しかも帰りが楽しみ!!地形図を読みながら効率良いルートを見出しながら進み、7:55アマナ平に到着。そしてひと登りして8:30北面台地末端に到着。ここから望む焼山の姿に圧巻!火山の生み出した造形に感動しつつ、山スキーやってて良かったと思える瞬間です。
 
 懐かしい火打山。滑りに適しているのは焼山だと思う。         振り向くと素晴らしい大斜面。もう此処は日本じゃないと思ってます。

 
 急な斜面はスキーを外してアイゼン登高となります。     カミさんの板と自分の板を担ぐ。軽量化を考えていないザックの中身は何が・・・(ロープ他)!?写真:G藤さん

でもここからが長い。歩けども歩けども・・・焼山は近づいて来ない。でも空を仰ぐと真っ青な雲一つない快晴。何処までも何処までも歩きたくなる気分。肺胞に酸素を隅々まで行き届くように大きく呼吸しながら進む。ここではPM2.5といった支那から来る有害物質なんか微塵も無い。そして有害な物質の付着した黄砂も新雪に覆われている。どこまでも支那はあらゆる事で有害な国家なんだ。そんな事を考えながら山頂を目指す。
徐々に傾斜は強くなり、雪面は固く氷化してくるので、1900m地点でシール登高をやめ、スキーをザックに付けてアイゼン登高とする。カミさんはお疲れの様相なのでカミさんの板も担いで登る。標高が高くなるにつれ風は強くなりだしザックに付けられたスキーが風に煽られるが、一歩一歩登り詰める。
2150m地点で富山から来た2人パーティーに遭遇。少し話をしたあと登り詰め、2310m地点で火口に出る。ここで漸く山頂が見えた。火口を横切って、最後は雪とガレ場のミックスを登る。ちょっとアルパインの気分を味わい12:45焼山山頂に到着。妙高や高妻、乙妻、金山、天狗原山、後立山等何でも見える。最高の気分!!カミさんもヘロヘロになりながらも頑張って登った。夫婦で一緒に登れて本当に嬉しかったし、もうすぐ結婚?周年記念なんだけど、これが最高のプレゼントかな!?安くあがったなと・・・。
 
 核心部を抜けた後は屹立する岸壁と雪のルンゼを登ります。       火口を横切り最後のひと登り!!あと少しです。


 焼山山頂にて。皆、今日は完全燃焼でした。カミさんも良く頑張りました!(この時、T堂さんは火口でラーメンタイム)

でも山頂から、ふと火口を見下ろすと風に靡くツェルトに人の姿が・・・T堂さんだった。時間も無いので山頂を後にする。火口ではT堂さんが寒さに震えながらラーメン食べて待っていました。(箸を忘れたのでピッケルのブレードで麺を啜っていました)
ここでシールを剥がし滑降です。出だしは氷化したカリカリ斜面に急斜面で中々テレマークターンを決める事が出来ませんでしたが、徐々に傾斜、雪質も弛みはじめ本領発揮!広大な斜面にテレマークターンです。いつもなら立木の斜面を縫うように滑りますが、今日は北面台地。自分の呼吸、タイミング、気分で自由に滑ります。新雪のお蔭で板は良く走り最高です。特にG藤さんはとてもスキーが上手でハイスピードターンでシャッターチャンスを逃してしまう程。カミさんもいつもの障害物が無い為か上手に滑ってました。

 火口下はカリカリルンゼを滑ります。(最近、新しい道具に目覚めたO橋さん)

 
 ルンゼ下の大斜面を滑るG藤さん。皆見とれていました。        カミさんもいつもより上手に滑ってました。

 
 O橋さんもブッ飛ばしてました!         ヤッパシ・・・テレマーク最高でした。   

そして大きな岳樺の下にいつものテーブルを作り、待ちに待った昼食。周りを見渡しながら、空を見上げながら、大好きな山々、仲間に囲まれ楽しいひと時を過ごす。これも山登りの醍醐味。14:10
 
 岳樺のところへ向け滑りこみます。気持ちイイかった。       ヤッパシ今日もコレ!!時間を忘れ山を堪能したい。

40分ほどで切り上げ再び滑りこみます。徐々に傾斜は弱くなりだすものの、台地末端までシュプールを刻みながら滑る事が出来た。アマナ平に出ると途端に雪質は重くなりストレスを感じるが、快適に九十九折り林道に到着。ここからもショートカットしながら、杉の雄花をストックで叩いて花粉を飛散させながら笹倉温泉目前まで滑り下りる事が出来、到着しました。16:15

 カミさんの滑りカッコ良く撮ってくれて有難うございます(写真:G藤さん)


 スキー場みたいな大斜面に幾条ものシュプール!今日もボク達専用斜面だね

帰りは朝と同じようにT堂さんの車内に人間と山の道具を上手にパッキングして楽しい車内で帰福しました。朝の遅刻のお詫びとしてT堂さんがコンビニでおごってくれました!。
今日は、最高の天気のもと、新雪で生き返った焼山の北面台地という日本離れしたロケーションの中を滑り降りる事が出来ました。
カミさん孝行とはこういう事なんだと思いました。モノじゃなく、二人の思ひ出が一番なんだネ。っていうか、自分が好きなことやってるだけ・・・って言われます。
 
 カミさんと記念撮影。ヤッタネ!!(写真:G藤さん)              最後は火打山川を渡って下れば温泉着です。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中部縦貫自動車道を歩く(勝山IC~大野IC間約8km)

2013年03月18日 | 今日の源次郎

 ゴール地点(大野IC)でカミさんと源次郎。ポカポカ陽気で杉花粉MAX!ボク達家族は花粉症じゃないけど・・・マスクして歩いてる人が多かったです。

昨日は中部縦貫自動車道(高速道路)の開通前に行われたハイウエイウォークに家族で参加してきました。
これは、福井~岐阜県白鳥~長野県松本までを結ぶ全長160kmの高速道路です。白鳥~高山の一部区間は既に開通していますが、まだまだ未開通、未着工の部分が有りますが、漸くボクの住む勝山市にも高速道路が出来ました。
上志比IC~勝山IC間7.9kmは開通していますが、福井北ICまで繋がっていないので殆ど使用しませんが、勝山IC~大野ICの7.8kmが繋がった事により、全長16kmの区間になれば、ボクん家からは大野ICが近いのでこれからは有難く使いたいと思います。
 
 勝山ICから上志比IC方向。徐々に人が増えだします。      カミさんの職場の先輩Nさんも・・・。周りは知り合いでいっぱい!

朝、9:00勝山駅に車を置いてシャトルバスに乗車し勝山ICに向かいます。ここがスタート地点になります。式典会場が設営されており、次々とシャトルバスで大勢の参加者が集まり、主催者発表では2000人だとか。県知事、勝山、大野市長、県、市議会、国土交通省等様々な来賓が来られました。そして勝山市のゆるキャラ「チャマゴン」「チャマリン」大野市の「ウメピー」等も来ていました。源次郎はこれらの動きが怖いらしくビビってました。
そして周りはお祭り状態で太鼓の演奏やらで盛り上がってました。
 
 恐竜化石の採掘量日本No.1を誇る勝山市とあって、当市のゆるキャラは「チャマゴン」「チャマリン」デザインがあまりゆるくありません。   歩く人達・・・大移動って感じです。

高速道路を歩くなんて事は、事故や災害時の特異な事例を除き今後歩く事は出来ません。勝山の田舎にこんな立派なインフラを整備するとあって、大勢の人々が来られ、知り合いにたくさん合いました。歩きやすい格好でと思い、山に登るような格好になってしまいました・・・。
10:20号砲が鳴り響き、杉俣トンネルを出発します。ヒンヤリと肌寒いトンネルを潜ると東遅羽口そして大袋トンネルを潜ると、ボク達の住む平泉寺、そして経ヶ岳がバッチリ!しかも取立山の後ろには白山大汝峰が見えます。そして最後の小矢戸トンネルを潜ると正面には荒島岳が見えます。これはちょっと感動しました。
そして、源次郎も楽しそうに歩き、白山登山に比べれば楽勝だったらしいのですが、最後の方はブツブツ文句を言ってましたが・・・
そして12:10大野ICに到着しました。ゴール地点では、ケーブルテレビのTVアナウンサーにインタビュー受けたりと、カメラを向けられ緊張したり・・・。
そして主催者から記念品を頂き再びシャトルバスに乗って勝山駅に向かい帰宅です。
 
 小矢戸トンネルを潜ると大野市!荒島岳がバーンと見えます。ちょっと感動しました。      家族で楽しく話しながら歩きました。こういった機会もイイもんだなと。

こんな天気の良い日には山に登りたかったけど、ボク達の住む勝山市に開通した高速道路を歩く機会なんて最初で最後。こんなふうに家族で一緒に歩く事が出来、とても良い思ひ出になりました。
来週の3月24日からこの高速道路は開通します。今度は車でブッ飛ばしてみようと思います。っていうか・・・
実は、既に走ったけどね・・・。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経ヶ岳 1555m外輪山から亥向谷滑降

2013年03月12日 | 山スキー!H25

山頂にて・・・今日も天気最高でした。しかも雪は最高のザラメでテレマークターンがとても気持ち良かったです。

天気予報によると、本日は快晴との事なので、YAMAさんを誘って山に行ってきました。南六呂師の集会場に7:00集合なので、朝ごはんを家族で食べた後、カミさんや子供には悪いなぁと思いつつ、6:50家を出発します。10分足らずで到着するなんて、ボクって良い環境に住んでいるなぁと改めて実感。
準備を済ませ、7:20出発します。村の神社横から林道に入ります。人家のすぐ傍にカモシカが佇んでおり、更に良い環境だなと実感。
 
 林道は終始快適でした。(若干長め)          唐谷林道を進む。仰ぎ見る山は目的の1555mピーク

 
 唐谷上部の様子。とても快適な登りとなりました。        池の大沢に出ると、1555mピークが目前に迫ります。(11:15)

林道を山や自転車等の世間話で楽しく登り、法恩寺林道に出ると、一旦少し下り唐谷林道(経ヶ岳への夏の登山道)に入ります。2ヶ所程沢水で雪が無かっただけで快適に谷を登り詰めます。時期が遅い為か唐谷は所々沢が見えており、右岸の台地を登り詰めます。
それにしても良い天気。前方には目的の1555mピークが見えてきます。
今日登った唐谷は、もともと経ヶ岳は火山だった訳(多分成層火山)で、そのマグマだまりが沈下したあと、外輪山が出来てその崩壊物がこの谷を伝って流れ出たと記憶しています。この岩屑流堆積物の大きな岩がいまでも集落内に残っており、山の神秘を感じます。地形図見ても火山体崩壊の痕跡が分かります。実際に山に登り、火山の痕跡を残す山々を眺め、古代のロマンを感じずにはいられません。やっぱし読図は楽しい。
 
 池の大沢から外輪コル目指して登ります(背後は杓子~中岳への稜線)        外輪コルから1555mピーク目指して登ります。


 目前に鎮座する外輪1555mピーク 上部は急で雪が割れていたので、ツボ足で登りました。

池の大沢までの急登を越えると景色は一気に穏やかになります。夏は繁茂する湿原だけど今日は雪の平原!そして最後のひと踏ん張り、外輪山向けて登り、コルに出てから左の1555mピーク目指して登ります。頂上直下の最後の登りはとても急で雪が割れておりスキーをザックに付けて登り、12:10到着です。
経ヶ岳は目の前に鎮座、背後は荒島岳が指呼の間にあります。そして白山がひときわ真っ白です。真っ青な空に白い峰々・・・至福の時間です。日焼け止めクリームを塗らなきゃ・・・
一旦少し下ったところで待望の昼食。料亭やレストランで出される美味しい料理よりも(食べた事無いけど)、ここで食べるラーメンが一番だね!
 
 山頂からは杓子~中岳稜線の向こうに勝山市街地が見えます。         白山はいつ見てもイイね!!早くあそこに行きたい~

 
 目の前の唐谷は火山崩壊の痕跡が良く分かります。大野市更に銀杏峯、部子山が見えます。     ヤッパシコレ!山頂から少し下って1500m地点で昼食。ここから亥向谷に滑りこむよ。

滑降の準備を済ませ、今日の目的は亥向谷を滑降することです。真っ白なキレイな斜面が延々続いています・・・。雪の状態は最高で快適な滑降は間違いない。絶叫しながら滑りこみます。テレマークターンが気持ち良く決まり、脳内麻薬が出ています。これだから山スキーはやめられません・・・新雪の時期に再訪したいな。
標高1500mからエントリーして1100m地点まで滑りました。そしてシール剥がして谷は若干狭くなったところの二俣で再び登り返し・・・

 エントリーポイントから亥向谷を見下ろす。美味しそうな斜面が・・・・・

 
 無木立の素敵な斜面!           そこを滑るYAMAさん。動画を撮っていたので静止画があまり撮れませんでした。

 
 延々続く谷・・・亥向谷はヤッパシ素晴らしいです。また来たいなぁ~

 
 雪質も上質のザラメでした。           再び登り返しです。楽しかった分、頑張らなきゃ!

滑り終えた後は、シール貼って再び外輪コル目指してひと登り!日差しが暑く汗が噴き出る・・・14:10外輪コル到着。再びシールを剥がして池の大沢目指し滑りこむ。スキーが良く進み快適。そんなのもあっという間で、再び唐沢に入り滑り下りて法恩寺林道に到着。帰りは朝とは違うコースで滑り下ります。法恩寺林道をカッ飛ばして車の元に到着。15:37
 
 外輪から池の大沢を滑ります。此処もまた良い斜面!!       池の大沢を滑ります。雪が消えると、ここは湿原になります。

 
 今日はテレマーク持ってきて正解でした。ヤッパシ・・・ヒールフリー最高!!        最後は唐谷を滑ります。その後は林道滑り。これも好き!

今日は絶好の天気の下、大好きな地元の山に登れ幸せでした。この亥向谷の滑降は、以前、上打波~しょうつ山~赤兎山へ山スキーに行った際に、西方向に見えるあの谷をいつか滑ってみたいと思っていました。そして今日、YAMAさんのお蔭でその願いが叶い本当にラッキーでした。感謝!


【YAMAさん製作の動画も見てね!!】
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三方岩岳~野谷荘司周回

2013年03月09日 | 山スキー!H25

 野谷荘司山から白山。山頂一番乗り!   このTRABの板なかなか滑りは良かったです。

誰とも日程が合わなかった為、今日は独りで山スキーです。
遠出したかったのもあるけど、今日はカミさんが職場の人達と温泉に行くので、昼過ぎまでには帰ってこなくちゃならない・・・と言う訳で、手軽に登れる山へ行ってきました。
朝、3:30自宅発で白川郷へ向かいます。少しでも交通費浮かす為に高速はなるべく乗りません。6:00トヨタ自然学校に到着。6:30出発します。今日は天気が良いので滑る予定の白谷や馬狩荘司山、赤頭山がバッチシ見えます。谷にはデブリが落ちているのが遠くから見えます。
まず、三方岩岳へ向け登ります。昔(4~5年ほど前)来た時とは違うルートで登り(登山道に沿って)ます。振り向くと、猿ヶ馬場山、籾糠山や先週行った人形山、大滝山の反射板までが良く見えます。更に剱岳もね!
 
 朝日を受けた山の姿。こんなの見るともう春山スキー          尾根上からは三方岩岳の猛々しい様相

 
 三方岩岳の山頂の雪屁踏みぬき注意(左のところ)          三方岩岳の山頂でちょっと休憩。笈ヶ岳がカッコ良かったです。

天気が良く気持ち良い登り。鎧壁の様に屹立してる三方岩岳がカッコ良く、9:10到着。山頂の落ち口のギリギリまで行く。雪屁崩壊したら死ぬ~と思いながらスリルを味わい、次に進みます。北方には笈ヶ岳、大笠山がカッコ良く輝いています。
赤頭山へ向けアップダウンを進み、右下には瓢箪(ふくべ)谷の源流があり、気持ち良さそうなので、滑りこみます。雪が程良く腐っていて滑りやすい。気持ちを切り替え、野谷荘司山の西側の尾根を登り返し、10:15野谷荘司山に到着。白山の良い展望台。こんなに良い天気に此処に立ったのはこれで2回目。好天にあまり恵まれず散々な目に会うことが多いこの山頂がちょっと嬉しい。しかも一番乗り!
 
 瓢箪谷の源頭向けGOです。今日の山スキーは此処が一番雪が良かったかも。          山頂で暫し休憩。ラーメン作る気分が湧かなかった。


 白谷左俣のエントリーポイントからコースを俯瞰する。 これで雪質が最高だったらなぁ・・・

いつもならラーメンといきたいところだけど、今日は行動食摂ってそそくさと滑りこみます。10:30
赤頭山に着くと、白谷へのエントリーポイントを確認していざ滑りこみます。でもターンするたびに雪が・・・デブリが・・・落ちてくる。しかも雪質は瓢箪谷より悪い。でもボク独りでこの大斜面を独り占めしながら滑る。クランク状の狭い谷も過ぎあとは、雪に埋まった堰堤群を滑り越えて行き、車の元に到着。11:08着
ボクの車の後ろには、関東方面など様々な県外ナンバーの車が駐車されていた。トレールからみても皆、鶴平新道を登っている様相。
折角、遠いところから此処へ滑りに来て、あの雪(腐った)じゃね・・・
今度来る時はもっと良い時に来たいな。
 
 とりあえず、シュプールを刻みます。あまり快感ではなかった。       でも見上げると何だかイイ感じ!


 車のところから今日滑ったところを眺める。向かって左の谷です。真っ白!!

今日は、カミさんの新しいTRAB FREERIDE POWERCAP の慣らし運転の山行きとなりました、中々バランスの良い板でした。今度また貸してもらおっと。そして家には13:25着。黄砂やPM2.5、CaCl2で汚れた車を洗いました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TLTビンディング取り付け

2013年03月05日 | 山の道具たち

 TRABのデザインが好きです。 TLT Speedと良く合ってます。

今回は、自分の板を作りました。
6年落ちのTRABの新品の板、定価59千円を送料込で15千円で手に入れたので、早速仏蘭西からビンディングやシール等を個人輸入して取り付けました。
定番のDYNAFIT TLT Speedです。これまでかれこれ10セット以上は取り付けているので、もう朝飯前か!?いや、イイ仕事をしたいので、今回も慎重に作業を行いました。
 
 いつものようにテープを貼り、ビスの位置を毛書きます。        トゥーピースに靴を取り付けてから、芯が出ているか調整してビスを本締めです。

 
 いつもながら良い仕事に満足です。職人の仕事です!        これが8mmアップのヒールピース。

新しい板はTTRAB FREERIDE POWERCAP 164cm 108/78/93という昔なら普通の山板でしたが、今では極細の部類。でもこれは、残雪期用として、カミさんと仲間で使おうと思います。
昔の板なので、ヘタっているかもしれないけど所詮、山で遊ぶ板。そこそこ軽く、気持ち良く曲がれればそれで良し。
リーシュ等、随所に「源工房」のこだわりが入っています。
 
 カミさんのCoomBackに付けて旧来との比較         新しいTRABに付けました。イモネジでシッカリ固定できます。

それと、TLT Speedの低いヒールリフターに8mmアップのヒールピースを取り付けました。既にCoomBackにも取り付けましたが、8mmという微妙な高さだけど、登りは快適になったような気がします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人形山 激ラッセル&パウダー!

2013年03月03日 | 山スキー!H25

 もうすぐ山頂!仲の良い山岳会メンバー!

今日は福井山岳会のメンバーで行ってきました。(メンバー:K尾さん、M田さん、Y田紀さん、O橋さん、ボク)
朝、4:00丸岡ICに集合しK尾さんの車で富山へ向かいます。いつもは田向から登りますが、今日は大勘場からです。2年前にもここから三ヶ辻山に登っていますが、ここから登るのがイイと思います。
いつもながらの楽しい車内で盛り上がりつつ、6:40着、7:10発です。最初は林道をラッセルです。昨日今日と降り続いた雪のお蔭で山もリセットされ今日もパウダーゲットするぞ!と意気込んでます。地形図を読みながら、登りやすそうなところを選び845m地点で尾根に上がります。かなりの急登に加えラッセルも有りますが、先日製作した「クライミングサポート」でシールのグリップが効く寸前まで直登します。このデバイスの効果が確認できました。特にTLT SPEEDのリフト量の少ないビンディングには打ってつけだと思います。
 
 大勘場の除雪終了点を出発します。雪多いです              まずは林道を黙々とラッセルです。取付きやすそうな所を探しながらです・・・

 
 自作したクライミングサポートでジグを切る回数が減り、登り勾配もきつくなりました。       ラッセルするO橋さん。気温も低く気持ちよい運動でした

 
 写真中央は今日滑った谷です。(左は2年前に滑った谷です)               もうすぐ主稜線!頑張るぞぉ~

今回のメンバーでの若手に位置するO橋さんとボクがラッセルに勤しみ、1138m、1345m(標高点)と登ります。視界は段々と悪くなり、主稜線に出るころには無木立の尾根に雪酔いしつつ地形図で方向を確認しながら進みます。宮屋敷のところも過ぎ、視界が悪く、雪酔いしながら何処進んで良いか難儀し漸く三ヶ辻山と人形山とのJPに到着。ここから進路を北西にとり人形山を目指します。ここは以前(十数年前カミさんと付き合っていたころに一緒に山スキーで来た山(K尾さんと3人でね)。とても感慨深いものが有ります)来て以来です。アップダウンも何となく覚えていて、雪屁が伸びる稜線、真っ白な結晶の雪面と今日は最高!時折、ガスが切れた時に見える山々等、本当に感動でした。
 
 稜線上に延びるトレール。この感じがイイね。ラッセル休めるね。          JPから人形山に続く。雪屁が発達しており、何処から巻こうか迷うときもありました。

 
 山頂が見えてきた!!(たぶん山頂だと思う!)             ヤッパシ今日もこれ!これが有るから皆頑張ってきました。沁み渡りました。

そして12:55人形山到着です。雪屁の下にいつも通りの昼食タイム。これが有るから今日頑張ってきました。そそくさと終え、13:50踵を返し三ヶ辻山と人形山とのJPに向かいます。ここでシールを剥がし14:10岩長谷に滑り込みます。ここは以前三ヶ辻山から左俣を滑りましたが、この右俣は今日が初めて。ドキドキです。
雪崩の危険性も無く一気に滑り降りましたが、広く傾斜も良く最高の滑りを堪能することが出来ました。もちろん雪質も良く頭がおかしくなりそうな最高の滑りでした。そんな楽しい滑りも14:55終わり、林道をラッセルし朝のトレールに繋ぎました。
でもここからが大変。再びトレールの無い林道をラッセルし、朝のトレールの跡に繋げ、ここをぶっ飛ばし、車のもとには16:05着でした。
 
 エントリーしやすく大斜面が広がっていました。O橋さんぶっ飛ばしすぎ!          最高の気分。皆頭がおかしくなっていました。

 
 延々と続く最高の斜面でした                    K尾さんと太陽(いつもながらの安定した独特の滑りでした)


 ボクもテレマークで最高の滑りを堪能できました。今日はテレマークを持ってきて正解でした。

 
 Y田さんも雪国大野市出身とあって滑りは華麗です。           M田さんは今日いちばんの細板でしたが、山ヤの滑りです。


 シュプールで荒らされた谷。超快感でした。

 
 2年前に滑った左俣。ここも今日見上げると、とっても良さげです。             帰りも朝のトレールに接続するまで林道ラッセルです

今日は山岳会の仲間と共に富山の大好きな山に登ることが出来ました。先日の降雪により山は再び生き返りラッセルは常時膝辺りできつかったけど、滑りは最高でした。これだから山スキーは辞められないんだなぁと思いました。それと、今日はカミさんの太板を借りたかったけど、兼用靴が修理中とあってテレマークで登りましたが、岩長谷の滑降はテレマークがとても最高でした。それと、先日作ったクライミングサポートも上出来で今後も使っていこうと思います。
そしてボク達山岳会メンバーしか居ない静かな山となりました。(滑っている時は発狂してましたが・・・)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする