山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

餅搗き!

2017年12月31日 | ひとりごと

 今年も、みんな元気に杵を振るいました。ストレス発散! 臼は100年近く経った年代もの!(欅製)

昨日の12月30日は毎年恒例の「餅つき」です。家族や親戚が集まって行いました。今年は縁起の良い8臼です。
前日から水に付けられていた餅米を蒸篭(せいろ)で蒸します。ガンガンに薪をくべ、蒸しあがった餅米を搗きます。
 
 火の番をする源次郎。薪はふんだんにあります。     搗き手は兄、取り手は兄の妻、プロフェッショナルの域!?

 
 子供たちも、年々上手になってきたので安心して見ていられる。

搗きあがった餅は丸く扁平に成形して、麹蓋(もろぶた)に整然と並べました。
最初は手伝ってくれていた子供たちは、いつの間にか雪遊びに夢中でそっちのけ。でも、搗きあがった餅を餡子や大根おろし、きな粉、海苔しょう油に付けて食べるときになると、一斉に集まり皆で美味しく頂きました。

 自家製の漬物(沢庵やニシン漬け等)をアテに、普段は食べない甘い餅を食べました。

餅屋が作る餅と違い、臼や杵の小さな木片が混入していたり、衛生上微妙な手で捏ねる子供たち、大きさはまばら、形もいろいろ。店で販売されている形の整った餅よりも、たぶん美味しいと思います。

 庭では雪で「かまくら」を作ったり、雪合戦したり、田んぼの斜面で橇滑りしたりと、まだまだ少ない雪を思いっきり遊んでました。

 
 カミさんも、ヘッピリ腰ながら搗いていました。      麹蓋には色んな形の丸餅が並べられていました。

これで、今年も一安心!毎年恒例の家族親戚の行事が無事終わりました。
来年も良い年でありますように。そして今年もありがとうございました。


 冬になり、炬燵でぬくぬくしている猫。だんだん太ってきた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漫画の世界が現実に!

2017年12月26日 | ひとりごと

 「空母いぶき」の漫画も今では8巻目  それと百田尚樹著の「カエルの楽園」最高に面白い。これも今の世情を予言した名作

ニュースで、「護衛艦いずも」がF35Bの離着艦できるように改修するらしい!
凄い!!!
今まで、ヘリ空母といわれてきたのが、遂に戦闘機を離着艦できる空母化されるという。
まさに漫画「空母いぶき」(かわぐちかいじ)でのストーリーと同じ流れに。
政府は対北防衛といっているが、離島防衛のためにやると思う。それは尖閣諸島防衛だ。
今日も(というか毎日)尖閣周辺にCHINAの公船が出没し、虎視眈々と侵略を目論んでいる。
漫画の世界が現実になりつつある。
 
 現実を直視しているのは現政権の自民党だね。森友加計問題(問題じゃない)とかスーパーコンピューターとか追及している野党は何だか見ていて空虚

防衛費はGDPの1パーセントで頑張っている日本軍。何の根拠もない1パーセント。先進国は軒並み約2パーセント
こうなったら、攻撃型空母を新たに建造して欲しい。
ボクは支持します。もちろん今の時代にそして我が国柄に合った憲法を新しく作ってほしい。
憲法の前文では・・・
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。・・・』と書いてあるけど、日本の周りには平和を愛する諸国民って居るか!?彼らを信頼していいのか!?


人それぞれイデオロギーは違うので、これはあくまでもボクの主観です。
平和が一番!!だけどそれをお経のように唱えているだけでは平和は訪れない。


 最近読んだ本で面白かったのがこれ。浅見シリーズの探偵ものとは違い、感動した。
でもヤッパシ…ボクはジャンルが違うが小説は「吉村昭」シリーズが大好き!!


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越前兜で重パウダー

2017年12月25日 | 山スキー!H29

 吹きすさぶ山頂にて快適なシェルターを拵えラーメンタイム!今日は警官同伴なのでは色んな意味で自重です。

今日は、K永さんとM井さんとで越前兜に行ってきました。
家を出発する時から雨が降っていましたが、山は雪降ってるんじゃないかなぁと期待しつつ登りました。そしてM井さんが来るので、その言動や飲食物により逮捕されないよう、細心の注意を払っての山行です。
 
 今日はK2+テレマークのコンビです     最初は小雨の降る中を進んでいきます。

 
 壁の様子。まだ藪っぽい     峠を目指す。あと2降りは欲しいところ!

雨の中、横倉の最終除雪地点に7:00集合です。7:15出発!途中、射殺された猪の解体現場を通り進みます。標高を上げるにつれ霙(ミゾレ)に変わっていきます。ショートカットして台地に出て、いつもより藪っぽい雪面を進みます。そして9:00峠に到着。風が強くイイ感じ。

ここで少し休憩をとって登る。藪が煩くジグを刻みながら登る。登山口では雨だったが、徐々に雪に変わり湿ったパウダー斜面になってきた。でも…濡らしたシールが凍り付きシールは下駄状に雪がくっ付き一歩一歩が重くなるが、トレーニングと思いながら進む。雪もイイ感じに降り続け視界も悪くなるが、山頂目指し踝程度のラッセルを続け、9:55山頂着お疲れ様!

 峠に到着!峠に出ると風は強くなる。尾根を進む。雪は段々軽くなってくる!

 
 山頂に到着!吹雪いているのでシェルターを作る。    3人もいれば直ぐに作ることができる。

この日は北海道で二つ玉低気圧直撃の一日で、山頂は強い吹雪。雪というよりも風が強い。ということで雪を掘り起こし、風防のブロックを積み上げシェルターを作る。外は風の吹きすさぶ音がするが、中はいたって静穏。ここで一息…ラーメンタイム。暖かい汁を啜る。とても快適で此処にずっといたい気持ちだけど、シェルター内で滑降の準備をして10:50滑降開始。
 
 暖かくなったところで出発!    出だしの緩斜面のパウダーを頂く。


 視界が悪いけど攻める!(写真:K永さん)


 樹林帯の中を攻める!(写真:K永さん)


 テレマーク最高です。K永さんの滑り!雪質が変わっても安定の滑り

視界が悪いが重いパウダーを堪能できる。痩せ尾根を過ぎていつもの北面に差し掛かるが、出だしは藪藪…。なので、少し尾根筋を滑って藪が開けたところで北面にエントリー。ここまでくると湿雪だが、なんとなく快適に滑る。そうして峠に出た。
この後は、台地の良さげな斜面を拾いつつ滑る。
 
 台地も藪をかわしつつ攻める(写真:K永さん)     M井さんの滑り(今日は兼用靴)

最後は消化試合。湿って滑らない雪を漕いで11:40着。お疲れさまでした。この後は速攻で家に帰り、冬休み中の源次郎と一緒に映画を見に行くことができました。

家に帰ると、源次郎は昨晩サンタがプレゼントを枕元の袋の中に入れてくれていたと喜んでいました。サンタへのクッキーと牛乳も食べられており、そしてサンタへの手紙も読んでくれたと言ってました。本気でサンタを信じている源次郎の様子を見て、少し感動しました。今どきの子供ってこんな感じなんだね!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みさごさんの板をインビス化

2017年12月25日 | 山の道具たち

 ビンディングの位置決め!源工房(木工所)にて

先月、みさごさんから山スキー板のインビス化の依頼があり、昨日、出来上がった板をお渡ししました。
みさごさんとはTJAR(トランスジャパンアルプスレース)という物凄く過酷な山岳レースを完走した凄い山ヤです。そんな方からの依頼もあり、しかも道具には可成りこだわる人なので、その辺のところキッチリやって、記録として残します。
去年、同じ山仲間のK永さんの依頼でテレマーク(22デザイン)のインビス加工をやったのでその辺の急所は押えたつもり。なので、今回もイイ仕事をしました。
 
 中心線を毛書き、ビンの穴のセンターを毛書きます     既インビスはトップシートから僅かに出ていたので、専用工具(ヤスリ)で削って平滑にします。

 
 インビスの長さは9mm      ボール盤で深さ9.5mm(+0.1、-0)の許容誤差で直角に掘ります。

みさごさんの板はダイナフィットのBALTROに既にテレマークのビンが取付けられるようインビス化されており、そこにダイナフィットSPEEDを付けるので、あまりブーツセンターが変わらないよう既インビスの許容ギリギリのところに付けることにします。
大体の場所が決まれば後はいつも通り、毛書き用のテープをトップシートに貼り板の長辺のセンター出しを行います。その後はダイナフィットSPEEDのビスのセンターを専用の定規などを使って正確に毛書き、後はセンターポンチを打って、先行穴そして本穴(φ6.3mm)を開けます。今回は垂直に開けるために、前回同様に源工房(鉄工所)でボール盤を使いました。
 
 面取りします。    そしてタッピング!中にはメタルが入っていません。空洞なところも有りました。軽量化重視の板と実感

その後は、K永さんから借りてきた、当該インビス用のドリルタップで慎重にタッピング!雌ネジがキレイに彫れました。
そしていつもの「2液混合性エポキシ接着剤」を注入(いつもより多い量となった)し、インビスを慎重に挿入しました。
ここでポイントは、トップシートから約0.5mm程度深く挿入してやり、その上をエポキシで覆ってやり、乾いたら平滑にするためにカッターで削ること!こうすることで、トップシートからインビスが突起しないため、ビンディングとトップシートが面で合わさり、ビンの剛性が上がる。これはいつもの木ネジビス取付けでもボクがこだわっているところ。
 
 いつものエポキシを注入!けっこう入りました。硬化強度最強!!      慎重にインビスを、ねじ込み挿入!トップシートから約0.5mm深く入れる!

ショップが適当に付けたものは、面どおしくっ付いていないことが多く、山で命を預ける板じゃないといつも思っている。
そんなこんなで、加工時間度外視でほとんど趣味の世界で取り付けている。

そして出来上がり!
 
締め付けネジも1本1本金鋸で切断し、ヤスリで長さ調整し、テーパーを入れてやります。    みさごさんもヤスリで削りだし中!

最後は取り付けネジ(M5)を、インビスの雌ネジに最も適した長さに切り出す。トゥーピースとヒールピースのそれぞれ締め付ける母材の厚さが違うので雌ネジ最後まで確実に締め付けられる。(摩擦の効く面積を最大限にしてやる)

こうして、ブーツのヒールのセンターがスキーの長辺のセンターに来るように、ビスを締めてやり完成(みさごさんは、ビスにネジロック(緩み止め剤)使用するとの事)

 我ながらの良い仕事に満足!

本日もとてもイイ仕事ができました。彼とは食生活など、ボクと考えがよく似ていて、話していてとっても楽しく、話し尽きなかった。今度は山に行くのはもちろん、お酒飲みながら色々話してみたいと思いました。ストイックな人って面白いです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

取立山で藪パウダー満喫

2017年12月18日 | 山スキー!H29

 新雪ツリーランを楽しむカミさん!樹林帯を滑降するのは楽しい!

今日は、カミさんと、県警山岳救助隊のM井さんとの3人で、取立山へ行ってきました。
カミさんはK2 COOMBACK、ボクはK2 WAYBACK104、そしてM井さんはK2 SUMMIT(懐かしい板)です。
しかも、M井さんの足元は…懐かしのジルブレッタ500に靴は…兼用靴ではなく冬季登山靴!さすがです。このような山スキーは富山山岳警備隊のそれと同じである。感心しつつ9:05国道沿いの駐車場を出発します。
 
 東山キャンプ場の下、国道沿いの駐車場を出発      ショートカットしながら進みます!


 もう一降りも二降りも必要です。でもこの時期でこれだけの雪があるのは、かなり久しぶりです。

 
 M井さんはザックに「ワカン」を付けてます。流石です。      徐々に雰囲気が良くなってきました。

新雪を踏みつつ脛程度のラッセルでショートカットしつつ登ります。まだまだ藪は隠れきっておらず、煩いながらも冬山の雰囲気を楽しみつつ登ります。藪に積もった雪が、そこを通過する際にバサバサと雪が落ちてくる。
稜線に出ると風と雪の中を登ることになる。最後は真っ白な尾根を進み11:35山頂着。視界は悪い
シール剥がして、いつもの穴を掘り、テーブル作って昼飯タイム!今日もラーメンにノンアルコールビール。

 穴を掘ってテーブル作ってラーメンタイム!寒いけど会話が弾みました。山岳会に所属する同業者の話で盛り上がりました。

 
 もうすぐ山頂です。山頂付近は雪原です        滑降開始です。今日は僕たちだけしか居ませんでした。

12:10滑降開始。藪が多くいつもの斜面を滑れないのは残念だけど、藪の少ないところを見出して滑る。カミさんもボクも幅広板なので良く浮いてくれて気持ちイイ。M井さんはというと細板に登山靴スキーで難儀しつつ滑ってくる!
最後の方は藪斜面を回避するべく、林道を滑降。昔の板なら潜って進まないところだけど、太い板なのでブイブイ進んでくれる。そして13:10駐車場に到着。お疲れさまでした。
 
 藪をかわしつつ、新雪斜面を拾ってテレマークターン     これだから山スキーはイイね!!

今日の取立山はまだ藪が完全に埋まっておらず、まだまだ降雪が必要と実感しました。ともあれ、新しい仲間が増えた有意義な山行と成りました。またよろしくお願いします!!

 無事到着!お疲れさまでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

志目木谷!重パウダーと藪滑降

2017年12月16日 | 山スキー!H29

 銀杏峯の山頂で記念撮影!いつ来ても風が強い…。K2 WAYBACK104最高

今日は福井山岳会のK尾さんとS田くんとで銀杏峯の志目木谷を滑ってきました。
まだ12月なのにこの谷を滑れて幸せでした。そして山岳会お得意の藪も堪能でき、更に幸せでした。
 
 福井山岳会の若きエースのS田くん       尾根は快適に登れました。藪は全然出てなかった

朝、6時に水車小屋に到着。小雨が降っていたので少し待ち6:30には止んだので出発です。いつもお馴染みのコース取りで林道はショートカットしつつ尾根に取付きます。今日は20代のS田君にラッセルを頑張ってもらう。オッサン達は後塵を拝みながら…楽します。
天気予報では昼から荒れるとの予報だが、意外に天気は良く10:20主稜線の広い台地に出た。ヤッパシまだ雪が少ないので藪が出ている。雪庇上をルンルン歩き多少のアップダウンを過ぎて最後の登り、10:55銀杏峯に到着。視界はあまり良くないが、まだ全然ましな方。
シールを剥がし谷を目指す。途中1名のツボ足登山者(名松尾根コース)とすれ違ったのみで、今日も静かな山だ。
 
 新雪が少し積もっていた。今日はいい天気!      台地に出た。台地上は若干の藪


 銀杏峯の山頂が遠くに見える。毎回天気が悪かったので、久しぶりに見通せた。

11:20志目木谷のエントリーポイントに着いた。藪っぽい…。でも12月にこの谷を滑ることができる!ヤッタネ。
最初は藪をかわしつつ滑り、広大な斜面が出てくる。ここでテレマークターン!ヤッパシ幅広の板が良く浮いてくれ、気持ちよくターンができる。ヤッパシ太板のテレマークは新雪滑降の為にあるのだと再認識。高かったが買ってよかった。
 
 山頂に到着!S田くん危うく祠を破壊しそうになる。    志目木谷エントリーポイント。藪っ!

でも快適な斜面は直ぐ終わり、藪の谷をブッシュかわしつつ滑る。雪も重くなり少しばかり辟易しつつも、藪スキーを楽しみ、いつもの台地に出てラーメンタイム。この後は更に濃くなった藪を突進しながら、合羽が破ける勢いで突き進む。
去年、K永さんが落ちた谷の落とし穴も、谷は完全に露呈しており、ここは潔くスキーを外して渡渉して滑った。
堰堤のところもイイ感じに出て、朝のトレールまで若干の藪があったが最後まで藪スキーを楽しめた。
そして林道を滑降し13:15車のもとに到着。
 
 最初は藪っぽかったけどいつもの斜面は快適!     ヤッパシ新雪最高です。


 S田くんの滑り!カッ飛ばしています。激突注意!この後穴にはまり出られなくなりました…

 
 上部は快適だった。若干の藪あるものの。    段々と谷は狭まり…。今日はこんな感じの谷でした。


 ヤッパシこれが大事!ラーメンタイムで盛り上がる。 最近はまっている鯖の水煮!旨いっ!!

今日はこの時期、志目木谷を滑降するには雪が少ないと感じつつ行ったが、やはり予想通りだった。だけど上部の広大斜面とパウダーを楽しめただけでもラッキーだったし、福井山岳会お馴染みの藪スキーも楽しめ、とても良かった。
 
 渡渉も楽しい!       堰堤向けてのトラヴァース!

パウダー滑降と藪滑降の比率でいうと今回は4:6といったところか。
でも様々な変化に富む山スキーはゲレンデより100倍楽しい!!

 水車小屋に到着!お疲れ様! K2 WAYBACK104+Voile Swichback X2は最高の組み合わせ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビンディングDIY取り付け

2017年12月16日 | 山の道具たち

 今回、山岳会のMT村さんの依頼で2セット取り付けました(右から2、3番目の板)ブリザードとアルマダ!

この時期になると、続々山スキーのビンディング取付け依頼が入ってくる。
その殆どが山岳会の仲間や山の友達からの依頼です。
ここ10年近く取付けしていると、昔はジルブレッタから始まり、最近では殆どがダイナフィットのTLTシリーズ、そしてG3やフリッチ、そしてテレマークなど。取付けていて感じるのは、それぞれのメーカーの理念みたいなのが感じ取れます。
 
 板の表面にシートを貼って、その上に中心線やビンディングビスの位置を毛書きます。    正確に掘った穴(専用ドリル刃にて)

 
 トゥーピースを置いてみる。バッチシ!!    一度ビスを打って「冷間圧造」

色んなビンディングを取付けていて一番心掛けているのは、板のセンター(長辺方向の中心線)出し。これをきっちり出してやること、そしてビスを打つ際には絶対に緩まないように2液混合性エポキシ接着剤を使うことです。
ビスを打つ前に、一度ビスを打って板の内壁を冷間圧造し、その後ビスを抜くと、穴の周りが盛り上がっているので、鑿(ノミ)やカッターで削り表面を平滑にします。これで、ビンディングの裏面と板表面が面どうしで吸い付くようにくっ付きます。これでビンディングの剛性も上がるはず!

 今回もいろんな種類を付けました。フリッチはプラスティックパーツが多すぎて山ではあまり使いたくないと思う。

そしていくら正確にビスの穴を開けてもビスを打つ際、正確に芯をとらえて入っていかないので、ビスを締める順番を調整してブーツをトゥーピースに付けて、そのブーツのヒールが板のセンターに来るように調整しながら打つことを念頭に、職人気質満々で頑張っています。
自分、そして仲間の命に係わる山の道具だから、その辺のところキッチリやっています。
 
 アルマダの板にフリッチ ヴァイペックを付けました    ゲレンデ主体の山スキーならヴァイペックでもイイかも。山主体ならダイナフィット

過去にショップで付けてもらったビンディングのビスが山で緩み、何度も増し締めしながら下山した時の悔しい思い、そしてそのビンディングの取り付けた仕事の甘さを知ってからは、ビンディングは自分で取付けようと、固く思った。
慣れれば、そしてコツさえ掴めばビンディング取付けは簡単なので、是非ともみなさんも自分で取り付けてみては!?

 地下にある「源工房」でやってます。 インビス加工の場合などはボール盤を使って正確にやってます。

あくまでも、これは趣味でやっているので、その辺のところよろしくお願いします。そして、山でこのビンディングによる事故が発生しても当方では責任が取れませんので、これをご理解いただいた上でやってます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GARMIN JAPANありがとう!

2017年12月16日 | 山の道具たち

 ロックンローラーダイヤルが吹っ飛んだ状態。これでは全く操作できない…

先日、猫岳に行った際、いつの間にかボクのGPS(ガーミン コロラド300)の操作ダイヤル(ロックンローラーといいます)が吹っ飛んでしまいました。
だいぶ古いGPSだし、諦めていましたが、新たにGPSを購入すると6~7万円しそうな感じで、先日スキーを買ったばかりだし諦めていました。
でも・・・諦めきれず・・・
イチかバチかで、ガーミンジャパンにメールで問い合わせてみると、「無償で該当パーツを送ってくれる」との事。
そして、今日取り付けてみるとバッチシ!感動ものでした。
 
 封筒が送られてきました。     中にはロックンローラーが!!

この「ガーミンジャパン」の神対応には本当に嬉しくなりました。
本当に本当に感謝!!!

 装着すると、クルクル回転しポインターの移動もサクサク動きました。

ありがとう「GARMIN JAPAN」まだまだ大事に使うね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10年ぶりにテレ板を新調!

2017年12月12日 | 山の道具たち

 K2 Wayback104 デザインが気に入りました。シラビソ林!?

ようやく!そして10年ぶりにテレマーク板を新調しました。
ボクの愛テレ遍歴は…初めてテレマークスキーを始めたのは22年前!その時は「ブラックダイヤモンドの細板に3ピン」
そして就職して「TRAB板にロッテフェラ チリ」そして10年前に「アトミック スヌープダディーにBDのО1」
そして漸くカミさんの許しを得て購入しました。もちろん個人輸入で安く仕入れるのは当然として、いつものように自分で取り付けました。
 
 ヤッパシ個人輸入に頼るしかない。懐が寂しいので      ボレーのビンディングも約半分の値段で買えた

板はBDのHelio116もイイかなと迷ったけど、カミさん愛用のK2クンバックの乗り味が気に入っていることもあり、迷わず
「K2 Wayback104」に決定!ディメンションは136-104-122とイイ感じ。デザインも気に入っている。
そしてビンディングは初めての「Voile Switchback X2」
これらをいつものようにDIYで取り付け!いつもながらに慎重にセンターを出し確実に取り付けました。
 
 慎重にセンター出しして毛書きして取り付けます。     ボレーのビンって、いかにもテレマークらしい形状。

そして早速、先日山で滑ってきました。その乗り味として…。板はクンバックよりも軽く回せる感じ、そして意外だったのはビンディングがBDのO1よりも何となく回しづらい感じがしました。でもビンディングの剛性感はSwitchback X2の方が横方向が特に高く、攻めれるといった感じでした。

 これまで使っていた板との比較!これで新雪のラッセル頑張れます。

AT板はヒールフリーで無い分滑りの感覚は画一なものがあるように思えるけど、テレマークはビンディングが変わるだけで、ここまで乗り味が変わるのだと実感しました。これからはVoileで山を駆けて、そのポテンシャルを遺憾なく発揮できるよう練習に励みたいです。
  シールも新調!モヘアとナイロン混紡

ヤッパシ…テレマークスキーって奥が深いなぁと実感すると同時に、滑っているときの感覚がたまらないなぁ…。

そして、このシーズン、山岳会の仲間や同業者の山ヤさんからビンディング取り付け依頼が3件来ました。
ボクの腕を信頼して来てくれるのだから、気合入れて正確かつガッチリ取り付けたいと思います。

 地下室には取り付けを待つ板がズラリ!(ボクとカミさんの板も含まれています)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猫岳で新しい板デビュー!

2017年12月10日 | 山スキー!H29

 猫岳山頂でラーメンタイム! 新しい板!最高!!  K2 Wayback104 に Boile SwitchbackX2

今日は悪天と思いきや、晴天の中、猫岳に行ってきました。メンバーは福井山岳会のK尾さんとO橋さんとボクの3名。
大野に3:30集合し平湯トンネルにGOです。6時前には到着し、6:10トンネル前のスカイライン入り口を出発します。僕たちの前には3パーティーが先に登っていましたが、グイグイ進み平湯峠へはショートカットしつつ、全パーティーを抜いて先頭に立ちました。
 
 出発直後!だんだん明るくなってきました。       夫婦松に到着!昨日のトレールが有り、快適!

ここから夫婦松まではスカイラインを忠実に進み、夫婦松からは尾根に取り付きショートカットです。7:50
ここで小休憩を取り気持のよいシラビソ林を進みます。ボクの新調したテレ板(K2 Wayback104に描かれたデザインもシラビソ!)もセンターが104㎜あるのでラッセルが快適!気持ち良いです。ウサギも数羽目の前を走っていきました。
そして大崩山に登っているとき、4羽のライチョウが雪面を行進していました。まだ子供のやうで小さかったです。
 
 ショートカットはラッセルしながら進みました。      大崩山経由で猫を目指します。


 雪質は最高!でも寒いです。昨日の滑降痕が残ってました。


 大崩山からは、たおやかな稜線伝いに猫岳が現れました。久しぶりの対面です(しかも好天で!)

大崩山を過ぎると猫岳が目の前に現れ興奮!でも左の方向に臨む笠ヶ岳や槍など北アルプスの雄姿を望め感激!生きててよかった!そして10:25に山頂到着!誰もいない静かな山を堪能!乗鞍や四ツ、そしてふるさとの白山もカッコいい!!風が強いので窪みに移って穴掘って、いつものラーメンタイム!穂高を望みながらの贅沢なラーメンを啜る。
 
 北アルプスの展望さいこうでした!       もうすぐ山頂!

11:15新調した新しい板で滑降!パウダーが乗っていて気持ちいい!新しい板は、前のよりも浮力があって気持ちいい。でもビンディングが前のはブラックダイヤモンドのO1で、新しい板のはボレーX2。少し違和感がある。昔使っていたロッテフェラのチリに似た感じ…。でも徐々に慣れてきた。

さぁ!滑降開始です。この感じがイイね。

 
 久しぶりの猫の好天が嬉しかった。    大崩山ではなく、スカイラインに向け滑った。


 雲海に向けGO!テレマークターン最高!そしてO橋さんの滑り復活!(四ツ岳の捻挫から)

 
 岩が出てるので傷つけないように滑る。新しい板だしね!    ショートカットの尾根は気持ちよい!林間滑降最高!!

 
 牧場上部の林間も気持ちよく、牧場内も快適!!最後までパウダーを楽しめました!


 そして久手牧場入口に到着。

今日は、今シーズンの滑り初めでいい感じでスタートが切れた。そしてテレ板も10年ぶりに新調しました。これからのシーズン、太板テレのポテンシャルを十分発揮できるよう精進したいと思ひました。
K2 Wayback104にVoile Switchback X2の組み合わせは絶妙に合っていると実感。そしてBDのO1よりもヒールリフターが高く、急な登りは快適でした。もっと雪が積もって劇パウダーを滑りたいと更に思いました。ヤッパシ、K2の板は滑っていて気持ちイイです。
ヤッパシ・・・テレマーク最高!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする