山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

初雪の白山

2022年10月29日 | 山登り2

 朝焼けの大長山~赤兎山、経ヶ岳。ボクの故郷の山

先日、白山に初雪が降ったとの事。という訳で、今日はカミさんと行ってきました。
朝、3:30に起床し出発!別当出合手前の道路わきの駐車スペースに停めて出発しました。
今日は車も少なく、登山者も少なく、山頂迄にすれ違ったり、追い抜いた人は5人程。とても静かな白山を堪能できました。
 
 室堂手前から弥陀ヶ原を見下ろす      屋根には霜が積もってました!

甚之助避難小屋を過ぎるころには大長山や赤兎山、経ヶ岳が朝日に照らされ真っ赤に燃えているようでした。
そして黒ボコの坂は凍っており、弥陀ヶ原の木道も霜が積もっていました。
 
 山頂で今日も夫婦で記念撮影!          槍ヶ岳もバッチシ!!

 
 寒い季節は空気がとても澄んでいて、遠くの山々もクッキリ!!    別山も!カッコいいです


 剣ヶ峰と大汝。池は真っ白に凍ってました。

寒いので、防寒着や手袋をはめて登ること、一部新雪が残る白山山頂に到着。そして室堂へ下りて、ラーメンタイム!新雪の塊を掘って、コッヘルに入れて湯を沸かしました。ちょうど、その時「ゲンゴロウさんですか!?」と金沢の山屋さんからお声をかけて頂きました。有難うございました!!

 風が有ったので、室堂の陰でラーメン!今日はカミさんが運転です!

 
 若干新雪が残っています。     岳樺の白さが際立っていました。

帰りは観光新道から。紅葉はあまりパッとしませんでしたが、岳樺の白い幹や梢がキレイに映ってました。
今日も天候に恵まれ感謝です。次来るときは山スキーで来たいと思ひました。
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Pon2oon159のビンディング取付け

2022年10月25日 | 山の道具たち
今日は、山スキーのビンディング取付けを行いました。
先月、我が家に持ち込み依頼のあったもので、山に行ったり、その辺を走ったりと何だかんだ有ったけど、今日は一日休みだったので、丸一日かけてゆっくりと、正確に、そして確実に仕事をさせていただきました。仕上がった板を眺めて・・・感無量(それだけ取付けするのが楽しい)

 左の板はカミさんのPon2oon169、右の板がボクBMT109(176)、そして今回取付けた(中央)のがPon2oon159

作業はいつものとおり、過去の記録を見て頂くとその詳細が分かります。
まず板のトップシートにマスキングテープを貼って、長軸方向の中心線を描き(トップ~センター~テールとカーブしているので、自作の治具を用いセンターを毛書きます)、更にブーツセンターを書いて、実際に兼用靴にビンディングを取付けた状態で兼用靴のブーツセンターとスキーのブーツセンターを合わせて、トゥーピースとヒールピースのビンディングの位置決めをして、ビス孔の位置決めを行います。
 
 トップシートにマスキングテープを貼って毛書く準備     実際にブーツを当てて寸法出し(要請に応じ±オフセット可能)


 トップシートに毛書いたビンディングのビスの位置。最近老眼鏡を使って細かい仕事・・・

ポンチングして、ボール盤を用い先行孔、本孔を開け、ネジ穴の冷間圧造、トップシートの平滑加工、穴の掃除後接着剤(2液混合性エポキシ)封入しビンディング取付けを行います。特に、TLTはトゥーピースの取付け角度θが少しでもズレると、ヒールピースのセンターが板の中心に来ないので、ここは職人のテクニックで何度も兼用靴を取付け外してと、ズレ幅を見ながら確実に締め、本締めです。(この辺の手仕事は今まで培った技術です。ショップなど治具を用い簡便に取り付けるのとは違い、職人の魂が込められる瞬間です)
 
 正確に板に対し垂直に!専用のドリル刃を用います     正確に16箇所孔けることが出来ました

 
 予めビスを打って冷間圧造、その後トップシートの平滑化    ヒールピースがスキーのセンターに来るように、微調整しながらビスを締めます。

ヒールピースも同様に行い完成です。ちなみに1セット仕上げるのに5時間くらいかかります(YOUTUBE見ながらのんびりやってるので)。
こうして仕上がった今回の板は新品未使用の今ではかなりレアなPon2oon159の旧モデル。ビンディングはTLT Speedfit。軽い板に仕上がりました。
 
 ビスの取付けは手締めが絶対です。トルクは往年の経験で分かります   接着剤封入は体積変化の無い2液混合性エポキシ


 今日も良い仕事させて頂きました。まだまだバックオーダーが有ります。鋭意、真心込めてヤッテマス!みなさんもぜひDIY取付けにチャレンジしてみてください(^^♪

今年も雪が大量に降って、この板で激パウダーを楽しめると良いですね!!
コメント (2)
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白山登山!5日振りに登る!

2022年10月20日 | 山登り2
今日の降水確率は一日中0%。ということで、仕事も休みなので体力錬成も兼ねて再び白山。

 室堂から白山!今日は雲一つない快晴!!

今日は5時に目を覚まし、自宅発。平日なので別当出合は空いているので、道路の脇の駐車スペースに車を停め6:10出発。大鳥居で一礼して砂防新道から登る。先日はすれ違ったり、抜き去る際にする「挨拶」が忙しかったけど、今日はガラガラ。人が少ないので歩きやすい。

 山頂から別山!素晴らしい!


 昨年登った西穂高岳~奥穂高岳~槍ヶ岳の稜線もくっきり!

振り返ると経ヶ岳をはじめ故郷の山々が赤く染まり、今年は紅葉がイマイチと言われるが、雲一つない好天のお蔭なのか、とても素晴らしい眺めだった。晩秋の空気が澄んだ日なのか、剱岳や槍ヶ岳、北アルプスの雄峰はもちろん、遥か日本海、富山湾まで見渡すことが出来、感無量

 今日の翠ヶ池はとてもキレイだった。感動しました。

 
 翠ヶ池の浅瀬には温泉成分なのかな       池は所々凍っていた。

ということで、今日もお池巡りをしてきました。ヤッパシ翠ヶ池がとても美しく、ずっと見ていた。千蛇ヶ池も完全に万年雪に埋まり、蛇は出てこられなさそう。そして10:15室堂へ。もう室堂は小屋仕舞いで閉まっていた。
 
 室堂で昼飯!暖かい食べ物が美味しい季節     故郷の山 大長山~赤兎山、そして経ヶ岳も!

下山は、山々を眺めながら観光新道で下山しました。

 釈迦岳とその後ろはシゲジ

今日は人が少なく静かな白山を満喫できました。
次来るときは山スキーかな!?
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白山登山

2022年10月15日 | 山登り2
今日は独りで白山に行ってきました。

 御前峰から剣ヶ峰を望む。今日も快晴!!


 ミルキーブルーの翠ヶ池!

目覚ましかけておいたけど、二度寝してビックリ!6時に家を出発して白峰へ。シャトルバス運行は無くて、別当出合までマイカーで行けるけど、下の駐車場は満車。道路上には係員の方が居て、その指示に従い縦列駐車の長い列が続きます。そして7:00出発。
 
 池の湖畔で観察!     室堂のテーブルで白山を拝みながら昼飯!

砂防コースを登り、約2時間半で山頂へ、その後はお池巡りして10:45室堂で昼飯。
 
 エコーラインからの白山!山スキーシーズンまでもうすぐ!    ローマ字表記にビビった!!

帰りはエコーラインで下山するも・・・ここでビックリ!!南龍ヶ馬場の案内標識のローマ字表記が「Minamiryugabanba」と・・・高校山岳部の頃から「なんりゅう」と呼んでいただけに、「みなみりゅう」との呼称にたまげてしまった。
でも、これからも・・・「なんりゅう」と呼び続けていきます。

その後、登山道を下っていくと、見覚えのあるゴツイ山屋が登ってくる。ミサゴさん御一行だった。今日は南龍のテント場で宴会だそう。酒類を20kg/人のノルマで・・・。さぞ、豪快な宴会になるだろうなぁ。
そして無事下山。今日も素敵な白山、お池巡りを出来ました。感謝!!
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アラクラ谷から荒倉山へ!(アラクラ大滝登攀)

2022年10月02日 | 沢登り4
今日は福井山岳会の仲間と行ってきました。昔(20数年前は熊河林道が荒れ放題で車で行くには途中までしか行けませんでしたが、今回は入渓するところの橋まで行けました。ラッキーです)
メンバー:A木さん、O橋さん、M井さん、T田さん、カミさん、ボクの6名

 アラクラ大滝!落差45mを誇るこの界隈で最も大きな滝です。これを登攀しました!(^^;)高度感が凄かった。

朝、大野のいつもの場所に5:30集合。M井さんの車に乗って真名川ダム、雲川ダムを越え熊河林道に入り、入渓地点に到着。沢装備を身に着け6:30入渓。水が冷たい。進むこと7:00アラクラ谷出合に到着。狭い入口が懐かしい。
 
 熊河川本流は穏やかな渓相      アラクラ谷に入る。暫くは穏やか

谷は徐々に狭く成りだし、ゴルジュの渓相に。見上げると左岸の1059mの岩峰を望める。これからです。
 
 この沢の奥に何かが潜んでいそうな雰囲気・・・    二条滝が現れたら此処からが本番。


 どの滝も登れるが、ホールドやスタンスが細かく剝がれやすいので注意!

 
 ゴルジュは狭く屈曲しだして来た。    水が冷たいのでなるべく浸からずに突破!


 狭部を伴った滝が多く、ゴルジュは上部まで岩盤が続き、此処まで来たらもう高巻くことは困難。進むしかない。

 
 T田さんは流芯を登るが失敗。なので、左の壁をロープ出して登る。  岩が脆い。ハーケン打ってアブミで人工で突破

 
 この滝も左壁から人工登攀。この滝の上は左岸ブッシュをロープ出して     ゴルジュに囲まれてるので登るしかない。

この後は簡単な小滝が続き、ナメ床が有ったりと気持ち良く進み、谷が右に屈曲し暫くでアラクラ大滝が目前に迫る。45mの落差の大滝は見事!!この界隈で最も大きな滝。圧巻!右壁を登ることにする。行程が長いので、シュリンゲやカラビナが足りなくなるので借りて挑む40mロープでは足りないので、ロープ2本出して、中間テラスで1ピッチとって登る。テラスでハーケン2枚打ってビレイステーションを作る。此処までO橋さんに登ってもらい、2ピッチ目のビレーを依頼して登る。ヌメッていて嫌らしいが、逆相でないので登れるし、ハーケンのリスも豊富。快適に高度感のあるクライミングを楽しめる。最後の10m滝も安定していて快適。そして左岸の灌木に支点を設けビレー解除。その後はタイブロックで皆が続々登ってくる。最後の支点回収はM井さん。11:10に登攀開始で12:00に全員が登り終えた。ヤッタネ!

 
 1ピッチ目。この上のテラスは広いです     2ピッチ目。ヌルっていて出だしが怖い


 大滝登攀は2ピッチで登ります。高度感が有ります。


 登攀終了。ここでビレーします。高度感が写真では伝わりませんが・・・

登り終えた後は一気に渓相は穏やかになり、天の川に。今までゴルジュ内で寒かったが、ここで日光を浴びポカポカ陽気で更に進む。この後は荒倉山目指し二俣を左に進み、地形図で方向を見定めながら3m程の滝を3つ登り、視界が開けてきたら山頂!高木は無く、低い灌木で見晴らしが良い。指呼の間に臨む冠山の山頂には人影が望め、若丸山、金草山や部子山、荒島岳などの山々を望め、最高の展望を満喫できた。
 
 大滝を登り終えると一気に平和な雰囲気!ここが通称天の川!久し振り。    荒倉山から若丸山を望む。山々に囲まれ幸せ!!


 12:55に荒倉山到着。山頂には標識らしきものは無い。ラーメン食ったり眺めを楽しんだりして13:25西日谷を下降する。

西日谷も昔、登ったことが有るので安心して下降出来るが、1ヶ所懸垂降下する25m滝が有るのみで、後は怪しい草付きトラバースでクライムダウン(怖かった)したり、ゴルジュ内の小滝を下ったりと、最後まで気が抜けなかったが、西日谷出合に15:15到着。この後は熊河川の河原を歩くこと15:55車の元に到着しました。
 
 25m滝を懸垂降下するカミさん      一部ゴルジュも有り、緊張するところも。

今日は初秋の冷たくなった沢を登りました。日が沈むのが早い。山は紅葉しだして来たようだ。今日もカミさんと、山岳会の愉快な仲間達と沢で遊ぶことが出来ました。皆に感謝!
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