山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

最近は・・・

2008年02月26日 | 今日の源次郎
10ヶ月と6日になった源次郎は日に日にはげしくなっています


こたつの上に登り、大好きなパソコンや絵本を荒らしています


ラッパも吹けるようになりました*注*食べているのではありません


絵本も好みがあり、好きなものは自分でめくっています。



子供の成長は早いですね昨日出来なかったことが今日は出来るようになっていて、日々驚きがあります。親である私たちもそれなりに成長していきたいものです
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吹雪だったけど登ってきた

2008年02月24日 | 山スキー!H20
今日は「猿ヶ山」に行ってきました。この山は沢登りで一度登っていますが冬季は初めて!昨年は雪が無くてゲート前(尾根取り付き地点)に来て他の山に変更を余儀なくされました。今回は再チャレンジです。
 
 今年のゲート前の様子!雪がいっぱい       ラッセル頑張ろう!

朝3:00起床し丸岡インター目指します。天気予報どうり、天候は最悪で吹雪の中の運転でビビリます。いつものようにETC深夜割引時間帯3分前の3:57に高速に乗ります。金沢のネーの寝坊があったけど、雪降る中無難に五箇山に到着です。それにしても物凄い雪!
ゲート前のスペースに車を停め準備していると一台の車がきました。ネーの顔見知りのM山岳会の浅ぴょんとK川さんです。一日行動を共にすることになります。
ゲートを過ぎすぐに尾根に取り付きます。雪は豊富にあるので快適です。それよか、降り続く雪が物凄く積もり続けラッセルが不安。高度を稼ぐにつれ積雪は増えだし、ラッセルも厳しくなります。でも前回の腰ラッセルには至らず、膝か最大でも膝上のラッセル!みんなで交替しラッセルします。最初は山頂まで無理かなと思っていたけど、これは行けると自信が湧いてきます。標高900mを過ぎるとブナ林の広大斜面が続き、傾斜も強く、帰りの滑りは気持ちイイだろうとワクワクします。
ラッセルにヘロヘロになり1221m地点に出るとあとはボチボチ山頂に向かうのみ。吹雪で後続が見えないくらいだけど、地形図とコンパスで山頂目指し、10:35山頂着!やった~!
 
 山頂でパチリ!                 山頂下の斜面!

K川さんに生温いビールを一口!旨い!寒く居ても立っても居られず、シール剥がし滑り降りることに。
予想通り最高の滑りを堪能できる。時折薄日が射すがそれも束の間、すぐに吹雪になるけど、この雪のお陰!パウダー最高です。
 
1221m下の斜面!みんな最高の雪を楽しんでます。

標高1221mの所で風除けの穴を掘って昼食とします。風が無いだけでも暖かい~ラーメン作って食べる。
メシ食った後は再び滑降!この斜面が最高で果敢に滑り降り転びまくり雪に埋もれ脱出するのにヘロヘロ。これも新雪のお陰!鉄塔への登り返しもあり、最後の痩せ尾根もありましたが、新雪のお陰で何もかもが楽しい山行になりました。ココは残雪期のカリカリ斜面の時より、新雪期に来た方が断然良いです。

やっぱ山スキーは新雪がいちばん!

あとは車のもとに辿り、いつもの「くろば温泉」で汗を流し帰りました。
今日の山行は吹雪でしたが、そのお陰で、楽しい新雪滑降ができました。山の神様に感謝!
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今年の志目木谷はどう!?

2008年02月18日 | 山スキー!H20
2月16、17日の土日は母の還暦お祝い温泉旅行で潰れたので、今日の2月18日は雪もかなり積もったことだし、地元の山に行ってきました♪
 
朝、目を覚ますとタイヤショベル(除雪車)のエンジン音が鳴り響きいつもと何だか違う。見ると家の前の道でタイヤが田んぼの斜面に脱輪しスタックしていてました。普通車ならボクのDEFENDER110で引っ張ることもできるけど、相手は重機!なので無理!!いつもありがとう、手伝えなくてゴメンと思いながら、山スキーを車に積み込んで出発!行き先は銀杏峰なので、家の近く!20分くらいで登り口の水車小屋に到着です。
7:30出発!いきなりの激ラッセルですが、昨日食べた分のカロリーを消費しなきゃと思い、ズンズン進みます。雪は小降り。尾根取り付きは8:45さぁこれからです。
 
モンスター達がいっぱい居ました。

今年は昨年に比べると雪は多いはず!頑張るぞ!!独りだし適宜休憩を織り交ぜラッセルに励みます。思ったより雪は重い・・・。深いところで太ももまでの深さ!トラバースすると腰上の深さ!
標高1100mに達するとやっぱり・・・吹雪いてきた。しかも視界は徐々に悪くなる。雪屁との境界線が不明瞭となってくる。
 霧氷がきれいでした 1100m付近

1250mの台地状の尾根に出ると物凄く視界が悪く、木々が全く無く方向感覚が麻痺!元来た尾根を辿って下ろうか、山頂目指すかどちらにしようか迷うが、北方向を滑れば大丈夫だろうと思い、山頂目指し歩く。視界が全く利かないので地形図を用いコンパスの方向を合わせ、コンパスの示す方向を見ながら歩く。1314mピークや、1340mの鞍部で方向を修正しながら進む。
 
どこ歩いているのか分からない!地形図、コンパスを頼りに進む。    やっと谷地形を把握できた。

銀杏峰の稜線の強風で出来た尾根上の雪の壁を越え、雪屁を踏み抜かないよう尾根を忠実に歩く。谷から吹き上げる風が冷たい。頂上付近の複雑な地形も一応把握できたつもりでいつの間にか山頂着。いつもなら記念撮影するところだが、そんなことする余裕は全く無い。木などが全くないから距離感が分からない。しかも真っ白で何が何だか分からないが、コンパス頼りに地形図でなんども位置を確認しながら降り口を探し滑り下りることに。谷から吹き上げる吹雪でシール剥がして云々は出来ないので、シール付けたまま100m程滑り降りる。木が全く無くどこにいるか、斜面の状況分からず。重力に任せトラバースしながら、そして目印の木々を探しながら下りる。1200~1150m付近でようやく谷の地形が分かってくる。それまでは生きた心地がしなかったけど、やっと落ち着ける。谷の真ん中は避け、端に行き木々の中でシールを剥がし滑降体勢を整え滑り降りることに。
 やっと安全地帯に!

雪は重く、激パウダーとは言い難いが、テレマークターンを楽しめた。標高を下げるにつれ視界は良くなり快適に。支谷が出てくると、読図は間違っていなかったとホッとする。そして、800m付近から谷は割れだし、水流が顔をのぞかせる。左岸に渡る為に一度渡渉し、そのまま堰堤に。途中カモシカ君がこちらを分からず無我夢中でラッセルをしていた。頑張れ!
 
やっと快適な滑りになりました。      カモちゃん頑張れ!

堰堤を3つ程過ぎ、橋を渡り、右岸をトラバースし、林道にでると暫くで朝のトレールで出くわす。ふぅ~
あとはジェットコースターと言いたいけど、進まないトレールを辿り車のところに到着しました。13:20
  下界が見えてきたような。

今日の山行はラッセルしに行ったようなものだったけど、奥越の山スキーもやっと本番って感じがしました。雪の量は例年並みといった感じです。志目木谷はもうバッチリ!です。
あと、やっぱ視界の利かない中一人で地形図とコンパスで進むのは恐いものがありました。特に銀杏峰の稜線は恐かったです。修行が足りないのもあるかもしれないけど、GPSを持っていないだけに、頼れるのは自分だけ!五感をフルに働かせ、この天候の中登ることが出来、とても充実した山行になりました。
でも、何かあった事を考えるとGPS携帯も身を守る重要なアイテムの一つになるな~と思いました。
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長い間ありがとうございました

2008年02月18日 | ひとりごと
2月16、17と石川県の某温泉旅館で「母」の還暦祝いを兄弟でやってきました。
兄の家族は京都から、妹の家族は武生から、そしてボクとカミさん、源次郎の総勢12名の大所帯です。
先週はずっと雪が降っていたので山スキー行くと最高だろうな~と思いつつ、ハンドルを握りました。
プレゼントを渡したり、ゲームしたり、ケーキ食ったり、ビール飲みまくったりと、楽しかったです。
家に帰ってきたら、2日分の雪が積もっており、家の除雪車出動で雪かきに追われていました。
山はかなり積もっているだろうな~
今までありがとうございました!そしてこれからもヨロシク!
 
源次郎も初温泉!        家族が増えました!

 
花束贈呈!        帰りに記念撮影!
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写真展

2008年02月13日 | 恵里の部屋
11日(月)に家族3人でアオッサに行ってきました

『福井山岳会写真展』(2月9日~17日)を見るためです

 

私たちは早速5階へ向かいました。祭日のためかアオッサには大勢の人がいましたし、写真展にもかなりの見学者がいて、少し意外でした

この写真展に出品するために、源ちゃんが十数年撮りためた多量の写真の中からいい写真を選びました。
ものすごい数のネガの中から探す地道な作業をしたのは私です・・・

でも引き伸ばして額に飾るとまたいい感じ苦労?も報われます
デジカメの写真もとてもキレイでした!

某局でこの写真展のニュースをしていたのですが、いきなり私が山を登っている写真がでてきてビックリしました。冬山装備で誰も私と気付かないと思いますが・・・

山岳会では年に何回か会員が写真を持ち寄り、順位を付けているのですが、このようにたくさんの方に見ていただけるとまたいいものですね。

 

山を登る人も、登らない人も写真に見入っていました。山の写真とひとことで言っても、山スキー・クライミング・沢登り・外国の山・植物・動物となかなか楽しい写真展でした。

皆さんも機会があれば是非、足を運んでみて下さいネ併せて備え付けのノートに感想と記帳もどうぞ

人は多かったのですが山岳会の人は誰もいませんでした。お天気がよかったので皆、山に行ってたんでしょうね私たちは、アオッサからの白山で我慢しました

源次郎は眠そうだったので、ずっとおんぶしていたのですが人が多くて興奮したのか全く寝てくれませんでした。帰りはぐっすりでした

 家に帰ってパンにかぶりつき
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ビンディングの取替え

2008年02月12日 | 山の道具たち
今日は、いつも自転車でお世話になっている、地元勝山のプロショップNaturalに行ってきました。
ここは夏は自転車屋、そして冬は自転車もやってるけど、Skiのショップになります。
店長は元エリートライダーで自転車の職人!そして冬はSkiの整備からビンディングの取り付けなど何でもやってくれます。もちろんその筋の有資格者!
ってことで、ボクの山スキーのビンディング取り付けのノウハウの御教授をうけてきました。
 スキーも大好きな店長!

今から10年前に購入した板(TRAB)に付いているジルブレッタのEasy-Goを、カミさんの板のTRAB SINTESIに付いているNaxo nx01を取り外し、再びEasy-Goを移植する大手術です。
 今までお疲れさん!ボクの山ライフを支えてきてくれた板達!

カミさんの板は4年前に購入したのですが、Naxoはハードユースに耐えられなく、至るところに不備が発生しました。やっぱ老舗のジルブレッタは何年経とうが、その質実剛健な作りもあって頑丈です。
店長から道具の事など色々教えてもらい、通常なら、ビンディング取り付けにはテンプレート等が付属していて、穴を開ける位置が分かるのですが、今回はそんなもの既に有るはずも無く、差し金や定規、スケールなどを用いて取り付けました。
そういえば、福井山岳会のK尾さんなんかは自分で長い板を自分の身長に適した長さにする為に、金鋸でちょん切って、ドリルで穴開けて適当にやってると聞いていたから、ボクでも出来る気がしました。
でも過去に山で板が真っ二つに折れたという事をきいてたもんだから、慎重にしなくては・・・。

まずは、ジルブレッタを外す作業に取り掛かります。
次に、Naxoを外し、その板に開いている穴を埋めます。これもちゃんと埋め専用のダボがあるにビックリ!
そして、山板ならではの、つま先の位置を示すラインに合わせネジ穴のセンターを決めます。ここは、普通ならシール状のテンプレートを使うのですが、そんなもの昔のだし有るはずも無く、差し金、スケールなど用いて決め、ドリルで穴あけ!失敗しないように何度も慎重に測定します♪
そして穴に接着剤を入れビンディングを当てネジで取り付けます。もちろん手では締まらないくらいキツイので機械を使用します。手締めは疲れるので。そして最後は手締めでトルクをかけて終了!(もちろんドライバーはポジ規格のものを!これはディフェンダーのと同じ規格です♪)
後は作動を確かめます。
そして出来上がり!!
これでカミさんから文句言われないかな!?
 
ダボを打ち込みます!      取り付け位置を確認!

 
正確な作業を心掛けよう!

 
機械締めのあとは手締め!     残った残骸!

Naxoは平地での歩行はとても自然で歩きやすいのですが、長期にわたりハードに使うと、可動部が多い為、横方向にガタがきてしまい、トラバースしながらの登高ではクライミングサポートにうまく乗らない場合があることや、使い勝手が悪いです。
でもジルブレッタEasy-Goは10年前のモデルですが、それに代表される404と同様に、質実剛健というか、簡素で頑丈です。ぼくも昔、このビンディングを購入するとき、フリッチのディアミールにしようか迷ったのですが、何故かジルブレッタにしました。
今、山に入ると多くの人がディアミールを使っています。山岳会でもほとんどがそれですが、ジルブレッタもなかなかイイですよ~!!
 みんなも自分の大切な板は自分の手でやってみては!?
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白尾山から鷲ヶ岳へ

2008年02月09日 | 山スキー!H20
今日も山スキーの一日でした。この山ははじめての山です。なかなか良かったです(^^)地元福井の山の雰囲気に似ていて、アップダウンがいっぱいあって滑り重視の山ではないですが、いかにも福井山岳会好みの山でした。
今日のメンバーはk尾さん、敏さん、y田さん、カミさん、ボクの5人です。
朝、勝山のいつもの場所で集合し出発です♪何故か白鳥で高速に乗ってしまい、高鷲で下りてまた乗って白鳥に戻るという意味の無いことをしてしまい、時間のロスをしてしまいます。そして白鳥の「白尾スキー場」の駐車場に駐車して7:00いざ出発!リフトの動いていないところから登ったので誰も居なく快適~ガンガン高度を稼ぎました。そして造雪マシーンなるものをはじめて見ました。轟々とうなり、キラキラと雪の結晶というよりも、氷の細かい粒がたくさんできていました。パトロールのあんちゃんに、「気をつけて行ってきて下さい、コースの端を登ってください」と言われ、ボク達山ヤさんは敬遠されていないみたいで安心しました。
 
これが造雪マシーン      いちばん奥が白尾山

1時間足らずでゲレンデトップに到着しそれと同時にリフトも動き出し、スノーボーダー達がリフトから降りて来ます。
さてここからはボク達の遊び場所!音楽というかなんというか、けたたましいスキー場のBGMからやっと逃れられ、静かな山になります。いつものように動物達の足跡を眺めながら踝から脛までのラッセルで進みます。天気予報どおり徐々に天候は下り坂で、軽い吹雪になってきます。
白尾山までは少しアップダウンがありますが、意外と滑りやすそうな尾根となっています。
そして遠くに見えた山頂もすぐそこ!9:30に白尾山山頂着です。
 
白尾山までの登りは快適!      白尾山山頂です!

さて、ここで終るはずが無く、山スキーの機動力を活かし、更に向こうの「鷲ヶ岳」に向かい進みます!痩せ尾根に猛烈なアップダウン!ナイフリッジがあったりと、楽しませてくれます。スキーには絶対不向きな尾根ですが、登ってて楽しい~!11:15山頂着!おつかれさん!!
天候もだいぶ荒れてきたけど、雪屁の陰に穴を掘り風除け作ってそこで昼食とします。これまた楽しい~
 
尾根は顕著!頑張っていこう~!(白尾山山頂にて)     カミさんもゴキゲン!

 
鷲ヶ岳山頂にて集合写真!      下りもシールで!

さて、いつもならシールを剥がしイザ!と言いたいところですが、この尾根は快適に滑れる所はまず無いので、シールのまま白尾山に向かいます。消えかけたトレースを辿り、無いところは読図で向かいます。単調な地形なのでまず迷うことはありません。
白尾山に再び着いてここでシールを剥がします。そして滑ります~全体的に尾根は疎林で快適にすべることができます。しかも降り続く雪のお陰でパウダーです。4箇所程登るところがありますが、いずれもちょっと登るだけでまた快適な下り・・・
 
吹雪いているけど楽しい尾根!     やっと滑りが堪能できるよ!

そうすること14:33けたたましい騒音の鳴り響く!?ゲレンデトップ着!
ここからは整備された開放的なゲレンデを滑ります。それまでは、木にぶつからないように滑ってたけど、ここからは他のスキーヤーやボーダーにぶつからないよう周りを注意しながら滑り、15:10車の元に到着!ふぅ~楽しかった~!
 
カミさんもゴーグル付けて滑ってました!   ゲレンデは煩いけど、一番滑りやすかった~

車に降り積もった雪を掻き、装備をぶっ込んで、帰ることに。ここのスキー場は駐車代タダだと思っていたけど、帰りにしっかりと1000円徴収されました。
あとは、雪の降り続く中、スリップ事故で横転した車を眺めつつ安全運転で帰りました。
やっぱ、滑り一辺倒の山よりも、こういった山の方が楽しいな~と思う一日でした。
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ラッセル疲れた~!

2008年02月03日 | 山スキー!H20
今日は平湯の金山岩という山に行ってきました。
メンバーは福井山岳会、山スキー同好会、K尾、敏さん、金沢のネー、ボクの4人です
大野市を朝3:15出発し、平湯に向かいます。目的地に近付くに従い雪の降りは強くなってきます。平湯に着いたときにはかなりの雪!!今日はパウダー頂き~と思いながら、いつものアカンダナ駐車場に向かうと前方に一台の除雪車が道を除雪しており、遅いし、積雪量も20センチ程だったので、抜きにかかったら、急に進路をガードして塞ぎます。慌ててブレーキを踏むと、バックライトを照らしこちらをにらんでいる模様。暫くすると除雪するために進んで行き、ボク達はその場でじっと待っていると、次はバックでこちらに猛進してくるではないか。あわててバックギアに入れ後退するも勢いを増しながら突進・・・かなり青ざめました。「おめぇら来んじゃねぇ!!」という意思表示だったのでしょう。そこで、側道に入り除雪を終えるのを待つこと暫し、除雪の終ったブルはまたもやボク達のところに来て停車。このまま睨めっこしていてはラチがあかないし、無理やり突進して駐車したものなら、ボクの車に危害を加えられたり、雪で埋められると思い、ビビッて、そこに行くのはもう諦めて平湯キャンプ場の駐車場に入ります。マジメに仕事している人にとって、遊びで来ているボク達はやっぱ、仕事の邪魔になるようなことしてはいけないなと実感しました。「この場を借りてごめんなさい」「でもあんなやり方はヒドイな~と思うのはボクだけかな!?」まぁ今度からは気をつけますね。
みんなで相談した結果、当初計画していた山を諦め、平湯大滝から派生する支尾根から金山岩に登ろうということになりました。雪が深々と降り続く中パッキングをし、いざ出発!暫くで青氷に覆われた平湯大滝が目の前に現れます。壮観!
 これが氷瀑、青氷の平湯大滝!

右岸の痩せ尾根に取り付き、かなりショッパイ登りとなりますが、スキーを脱がずに登れました。キックターンを失敗したら谷に落っこちる~と思いながら難しいラッセルとなります。
その後は快適な尾根に取り付き、帰りの滑りが楽しみな状況になり、皆に笑顔が!その間も断続的に雪は降り続きラッセルラッセルで汗をかきます。今日は意外と気温が高いみたい。
疎林の続く気持ちの良い尾根はラッセルの疲れを忘れさせてくれます。
 
ラッセル交替!ガンバ!    山頂は吹雪・・・視界が利けば色んな山見えただろうな~

左のスキー場から続く尾根を見ると、1パーティー、4名程の山ヤが登っています。負けないぞ!その尾根の合流地点に到着します。この辺りの地形は面白い形をしていて地形図と照合します。この時がけっこう楽しい!山頂基部にスキーをデポし、ピッケルアイゼンで最後の登りです。ここは吹きさらしの為か、雪は硬いです。もちろん風は強く一気に体感気温は下がります。そして12:45山頂着です。7:00発だったから6時間弱かかった。周りの展望は全く望めないが、イイ気分。写真をとって下ります。
 さて滑るよ~!

そしてスキーを履いて元来たトレースが消えないうちに滑ることになります。出発してすぐ、敏さんが「雷鳥発見せり」の言葉を聞き振り返ると、ボクのすぐ傍3m程のところに雷鳥の親子が7羽いました。白い衣を羽織っていたので雪に同化していて全然気がつかなかった。黒い瞳が雪面をチョコチョコ動き、「グエェ~グエェ~」と鳴く声を聞き分かった。子供とおぼしきそれは、親の後を追って縦列行進していました。こんな寒空の中、大して食糧が無いのに、生き生きとしたその親子を見て物凄く元気がでました。そして感動しました。人に恐れない習性を持つ彼らは、人間なんてどおっって事無い!みたいな風情で、山と一体化していました。こんな場面に遭遇できてまたもや幸せでした。

雷鳥くん、頑張って生きていって下さい!ボクも頑張るよ~!

さて、滑りのほうはというと、疎林でパウダー!どこ滑っても快適といった斜面が続きます。そういえばさっきのパーティーは何処?と思うと、例の尾根を滑っていました。どうも山頂は断念したみたいです。
お腹も空いたことだし、やっと昼食にありつけます。重いガスや水を担ぎ上げたのだからラーメン食わなきゃ損!皆で降り続く雪の中、温まりました。
 
やっぱ滑りの楽しさも重要です。 今日もパウダーごつっぉさん!

さて懸案の痩せ尾根の滑りです。尾根上は雪が少なく、露岩も少なくなく悩みますが、平湯大滝手前に落ち込む斜面は滑れそうだぞ!ということで、斜滑降+ターンできわどい滑りになります。後続のメンバーが起こす小さい雪崩に足を掬われそうになりながら、慎重に滑り降りました。そして大滝の観光遊歩道に到着しました。フゥ~!恐かった~!
買ったばかりの板がぁ~傷つくぅ~!でも下りなきゃ・・・

そして、こんなに降り続いている雪の中でも大滝を見に来る観光客がいるもんだな~と感心しつつ、雪の降り積もった道を快適にぶっ飛ばし、車のところに到着しました。(ちなみに車は無事でした)
帰りは、冷えた身体を温めに、いつもの温泉に浸かり、帰路に向かいました。が・・・またここでもアクシデント!平湯峠を越し、続く下り道を走っていると、5~6台前方の車がカーブ前で急停車。何だ?と滑るアイスバーンの道を歩いて先を見ると、2台の観光バスが絡む交通事故で完全に道は塞がれ通行不能に。またそのバスの1台は、車両の右前方が壁にぶつかって、腹下の雪により動けない状況。乗客は皆無事だったけど、バスなんか牽引できないしと待つこと30分程度、別のバスは後退でき、やっと進路は確保できました。これでやっと帰れることになりました。運転も疲れた~の山行となりました。


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寒い一日

2008年02月02日 | 恵里の部屋
今朝早くから源ちゃんが薪ストーブの煙突の掃除を始めました。

やはり今シーズンは絶え間なく薪を燃やしているせいか、最近灰の溜まり方も激しいし、すすも大分溜まっているようです

  

 いつもよりスゴイすすです

いつもシーズンオフにしか掃除をしたことがないのですが、今回はシーズン真っ只中

昨日の夜から薪ストーブを使えず、エアコンと石油ストーブと炬燵だけ…ものすご~く寒いっ

改めて薪ストーブの暖かさを実感しました

源次郎は寒さに関係なく元気散歩も風が冷たくてほっぺが真っ赤になるけど、お外も大好き



 
 バートが好きみたい      夜なべして編んだ帽子→最近嫌がります

今年は雪が少ないので、もうちょっと降ってくれると私も近場へ山スキーに行けるのに・・・と先日のスキーの余韻に浸りつつ、いそいそと山の準備をする源ちゃんがちょっと恨めしい私です

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