山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

恒例のワンデイ北アルプス

2010年09月29日 | 山登り2

 奥穂高から望む槍ヶ岳

今日は北アルプスに行ってきました。場所は「奥穂高岳」!3日前に行った白山の疲れが残っているけど、天気予報は「晴れ」とのこと。だったら万難を排し行くしかないかな!?
大学生のときに、焼岳~西穂高~奥穂高~北穂高~槍と縦走して以来の「奥穂高岳」です。かれこれ十数年訪れていないのです。今回は初めての白出沢コース。ワクワクドキドキです。この山に決めた理由は昨年、ボク達の同業者が奥穂高岳でヘリによる救助活動中に墜落しました。今回はこの惨事の追悼をするのも目的に登りました。
 
 さて無料駐車場から出発!                ガスが濃くて渡渉や取り付きが分からない・・・

メンバーは職場の同僚F川くん、嶺北支部のK島くんの3名。22:20ボクの自宅を出発し、一路、白鳥経由で新穂高温泉に向かいます。1:00に到着し、約2時間の仮眠をとり3:00出発です。前夜からの雨も次第に弱まり、出発するときは靄のような雨の中を出発です。白出沢の手前の登山道に入り、黙々登り、靄の中、ヘッデンの点す光が散光し周りが分からない。右往左往して渡渉石切道に辿りつき暗闇の中登る。荷継沢を渡って白出沢源流を遡り、7:15に穂高山荘に到着。思ってたより短い行程だった。ベンチから眺める北アルプスの雄姿は秀逸で飽きない。昔来た時はこの山荘を素通りしたけどとても立派な山小屋!中に入ってしばらくのんびり過ごし、奥穂高岳に登る。
 
 白出沢を登り振りくむと雲海に浮かぶ笠ヶ岳!               ジャンダルムの威容に圧巻!

 
 奥穂高の山頂で記念撮影!ヤッタネ!!                  穂高山荘でささやかな宴会を催す。

ジャンダルムの雄姿が圧巻!むかし登ったんだよね。
記念撮影も終わり、ヘリ墜落現場で追悼の意を込めて一同黙祷。
そして北アルプスの秀峰はもちろん南アルプスや、富士山、中央ア、八ヶ岳を眺め至福の時間を過ごす。気温が低いためか、遠くまでクリアに見える。
山荘に戻ってからは、ラーメン作って、ビール飲んで宴会!(ビール飲んだ人は運転してません)
平日の為か、若者は居らず、ほとんどが60歳前後の方々。今流行りのツアー登山で来ている人達が多くいた。また、ガイドにロープで繋がれた方も何組かいた。
昼寝も少し、そろそろ下りるか。重い足を白出沢に向ける。そして無事車の元に到着しました。
帰りは温泉に浸かって楽しく帰路に向かいました。

昨年の南岳~槍ヶ岳に続き、好天に恵まれ最高の山行を堪能できました。やっぱし北アルプスはイイね!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親子で登山

2010年09月26日 | 家族登山

今日は家族で白山に行ってきました。
これは源次郎が生まれてからの恒例行事となり、1、2、そして今回の3歳の記念に登りました。年々体重が重くなる分、自分で登ってくれるので頼もしく、かつ担ぐ方としては楽できます。
今後もずっとこの恒例行事を続けていけたらと思っています。

さて今回は、昨日(9/25)に職場のイベントそしてその後の打ち上げで酔っぱらって夜遅く帰宅し、そのまま翌朝4:30に家を出発します。白山は10月までマイカー規制中なので、6時発のシャトルバスに乗って別当出合に向かい、登山開始となります。
源次郎は早朝から元気よく、吊り橋渡って、新しく出来た急登を越え、中飯場手前まで頑張ってくれる。頼もしくなったな~
 
 吊り橋を渡るゲンジロウ!                       急登を楽しそうに登る。

その後はボクの背中に乗り、新築中の甚之助小屋に到着。今日は寒いみたいで背中の源次郎はガタガタ震えている。そこで厚着させて登る。今日はとってもイイ天気!空は紺碧とは言わないが真っ青!風が冷たく気持ちイイ。弥陀ヶ原も気持ち良く歩き、室堂到着。神社でお参りしてそのまま山頂へ向け登る。そして好天の下、山頂に至る。でもその間、寝息が・・・結局、一昨年、昨年同様、今回も源次郎は山頂で爆睡することになりました。残念。
記念撮影を終え、室堂に!室堂に着くと、福井の「つ〇きそば」店長のあんちゃんことK林さんとばったり!いつも蕎麦を食い逃げ並みに頂いている事にお礼を述べ、室堂前のテーブルで昼食だ!(K林さんは転法輪の岩屋を探索しにいきましたよ)
ラーメン作ったり、ビ〇ル飲んでのんびり青空の下のんびり過ごしました。
 
 弥陀ヶ原の木道を母ちゃんと一緒に。                  青い空、そして山頂!山登りは楽しいね~

 
 山頂から室堂の様子。                        やっぱし山はこれでしょう~♪

ここで・・・登っている途中や、室堂にいると今流行りの「山ガール」を多く目撃しました。更にそれに付随して山ガールに引率する的な山男も多数見かけました。彼女達を分類するのは非常に簡単!スパッツ(脚絆)を膝下まできちんと履き、CWXタイツや縞模様のタイツを履きその上に短パン、ミニスカートを履き、カラフルな衣装を身に付け、ザックには色んなものをぶら下げている。ちょっと違和感を感じるモノの、山に多くの若者が興味を抱き登ってくれているのは良い事だと思う。何かアウトドアのファッションショー的。違和感をちょっと感じた。
お腹を膨らませたところで、帰りも同じ砂防新道を通って下りました。
 
 神社前で記念撮影!                  白山が大好きな源次郎!

下る途中、おばちゃん達から、何処で源次郎の名を知ったのか、「ゲンちゃん頑張って下りてきたね~」とお声をかけて頂きました。
そしてボク達家族にとってとても楽しく記憶に残る山行となりました。
源次郎も遠くに望む山々を眺め何かを感じ取ってくれた様子。とても良い情操教育になったんじゃないかな!?
次は来年だ!頑張るぞ~
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王滝SDA 120km 完走!

2010年09月20日 | 自転車2

 スタート地点に並べられたMTB 赤ゼッケンは120km 黒ゼッケンは100km №18はゲンゴロウ、№19はヒデちゃん、№20は店長

今年もやってきました・・・。毎年参戦しているこのMTBのイベント。
木曾檜の産地である御嶽のお膝元長野県王滝村の山に巡らされた完全未舗装の林道を走るレース!
42km(479名)、100km(945名)、120km(62名)のカテゴリーに分かれていて、もちろんボクの走った120kmは最高峰のとても厳しく辛い。(  )内は出場した選手の数。
60名という少なさから、とてもとても厳しいということがうかがい知れる。でも08年リタイヤ!09年パンク3回したけど完走!そして今年も完走!した。

 
 テントを設営しMTBの調整したりゼッケン付けたり。青ゼッケンは42km!      明日は頑張るぞ~快適なキャンプサイトでみんなと

 
 大会前の前夜祭がそろそろはじまるよ!ここで要綱やコースの説明、そしてビール!いっぱい頂きました。     前夜祭から帰ってきてここでも宴会!!

9/18朝、いつものように、職場のH田、Y川先輩の車にテントや自転車等を詰め込み勝山を立つ。4時間半くらいで到着し、準備や受付をし、まったりと過ごす。先輩は車中泊で、ボクはテントを張った。昨年お世話になったLJさんやすこさんとお会い出来た!あしたもよろしくお願いします~!
夜はパスタ2人前作って食べる!一応カーボローディング。もちろんビールもたくさん飲んだ。10時には床に着く。翌朝、3時起き昨日の残った食糧や、ゼリーなどお腹に詰め込む。今日は120km走るしどれだけカロリー消費するか分からない。いっぱい食べとかなくちゃ。そしてトイレに並ぶ。
自転車をスタート地点に並べる。早くも100台は置かれている。(基本的に100kmと120kmは同じところを走るので。)
そして5:40神主が現れ、祈祷、全員で御嶽の山頂に向かい2礼2拍手1礼し、本日のレースの健闘をお祈りする。
 
 物凄く並べられた自転車!中には100万円をゆうに超すものも・・・欲しいな~      濁川の橋で記念撮影!バックは御嶽!だよ

6:00スタート!「プワァ~ン」といった気の抜けた号砲が鳴り響く。さぁ・・・これから長い長い自分との闘いが始まるのだ。昨年の記憶が脳裏をかすめ心が熱くなる。これが青春だ!村内を先導車の後を走りパレードラン。5km過ぎたところで林道に入る。鈴ヶ沢沿いの林道は荒れていて、落車する選手が多くその都度渋滞になる。早くもパンクしている人を発見!12km程登ると下り基調になる。フルサスの選手はガンガン攻めている。転んでいる人もいる。痛そう・・・。ガレガレの激下りを過ぎ丁字路を右折し登り基調。濁川の橋で記念撮影し再び跨る。ここからCP1まで一気に駆け上る。既に十数台のパンクを目撃。CP1(35km地点)には3時間以内に到着。レーション摂って跨る。ここから王滝川、三浦貯水池までアップダウンが繰り返しよく覚えていない。無難に走る事に。湖畔を走り、CP2目指し標高差300mを一気に登る!これが通称「無限坂」と言われるのだが甘い!120kmは後でそんなの比較にならない厳しい登りがあるんだよ~今回はパンクなどのメカニカルトラブルで路肩で修理している選手は30名ほど居た。例年より多い気がした。
CP2(65km地点)でLJさん達にお会いし、リヤディレーラーが泥や砂が詰まり調子が悪かったのでOILを貸してもらう。これでバッチシ!ありがとう~またここから登りが延々と続く。標高1630mの最高地点を後にし、後は下り基調のアップダウンでCP3(79km地点)へ、ここで100kmの選手は2回登って下ればゴール。でもボク達120kmはゴール手前で進路を左の林道にとり、20km余分に走らなければならない。これが王滝最大の難所!標高差700mを8kmの悪路を走って登らなきゃいけない。平均勾配約10%だ。疲れ切った体に鞭打ち、100kmのゴール地点から聞こえてくるアナウンスを背にひたすら登る。昨年は独り旅だったけど、今回は再びLJさんに出合う。延々と続く悪夢のような登り。そしてやっと尾根の向こう側に出たら下り!やった~2kmほど下ると、さっき走った100kmのコースに接続。ここの係員の方に激励され、それに応え下り!もうあと1箇所しか登りは無い。体の痛みも忘れぶっ飛ばす。そしてゴール付近の走りやすいダートを漕ぎ120kmゴール!やった~~~!!!
 
 ゴール後、家族といっしょに!迎えに来てくれてありがとう!          一息ついたところで母と!家族の理解あって出来るんだと思う。感謝!

ゴールのところで、カミさんと源次郎、母がボクを迎えてくれた。そしていつも行く自転車のショップの皆と握手を交わす。ありがとう!(職場の先輩は42kmで早く終わり、地元の祭りに出席しなくてはならず先に帰りました。そして)
ヘロヘロに疲れたけど、心はとても満たされ、120kmの悪路を共に走ってくれた愛車「COMMENCAL SUPER NORMAL 05」に感謝の意を伝えた。

今年も王滝SDA最高峰の120kmに出場でき、完走することが出来、嬉しかった。ロードで走る120kmと違い、全て悪路の林道のアップダウン(累積標高差(登り)3000m)はかなり厳しいものが有る。集中力を切らしたら転倒やパンクなどのアクシデントに見舞われる。マウンテンは厳しいな~!

帰りは迎えに来てくれた家族と一緒に高山市の居酒屋に寄り晩御飯を食べた。もちろん生ビールが最高に旨かった!!

最後に・・・この大会、本当は120kmに出場するつもりでいたけど、エントリー料金12000円を期日までに振り込む事が出来ず(うっかり忘れていた)、事務局に問い合わせたところ120km参戦は不可と言われ、追加募集の100kmは大丈夫と言われ、100kmのエントリー料10000円を現金書留で送った。でも・・・なんと後日届いた大会の要綱、出場種目には「120km」と記載されていた。100km走る気でいたボクだけど、2000円タダで走れるのだからと、内心ラッキー&走れるかな~と悩んでいた!そして不安!も有ったけど、今になってみれば完走できたし儲けた~!ラッキーと思っている。
でもなんで人間ってこんなに辛い事を求めてお金を払ってまでこんな事をするのかな!?

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地獄谷(クズハキ谷)遡行

2010年09月11日 | 沢登り2
今日も福井山岳会のメンバーで沢登りです!
メンバーはK尾さん、敏さん、O橋さん、ボクの4人です。
場所は荒島岳最難関のクズハキ谷です。ここは10年ほど前に遡行して以来です。その時は天気は雨っぽくて、ビビりながら行ったのを記憶しています。それから年数が経ち、ボクもどれくらい成長したかな~と思いながら行ってきました。
朝、あらかじめ下山口に車を回し、5:40佐開を出発!堰堤4つ無難に越すと極楽谷と地獄谷の二俣に到着です。今日は地獄行き!!過去に死亡事故が発生しているので、気を引き締めて行こ~!
 
 高い堰堤が4基あったけど、いずれも難なくクリア!           滝はいっぱいあるよ~

 
 見応えのある滝もあるよ~!                 いかにも奥越の沢と行ったタタズマイ!

4~5mの直や斜、CS滝が連続するけどいずれもホールドが細かく慎重に登ります。目前に現れた12m滝は右岸を巻いたのみで、ほとんどの滝を時間かかってもイイから登攀しました。ツノ滝谷の二俣を過ぎ、暫くすると、CS8mの次に現れた3m滝!ココは昔頑張って登ったところだ!ここはO橋さんに登ってもらう。右岸のカンテ状の細かいスタンス・ホールドを的確にとらえ登った!やったね!!ココが第1の核心部かな!?目の前の25mズダレ滝を見ながら左にルートをとり、45m程の連ばくを越え、ズンズン高度を上げる。そして最後の難関100mあろうか乾いた岩壁を登る。不安定なのでザイルをメイいっぱい出し、3ピッチで登る。この高度感がたまらない。アルパインクライミングしているかのよう。
 
 小さいけど登りにくい滝があるけど、これが面白い!              樋滝を登るO橋さん

 
 水が気持ちイイ!                             最後の100m岩壁を登る。この高度感がたまらないね~

この岩壁を過ぎると最後の詰め!15分位でヒメマチ稜の稜線に出る。風が涼しい~!
ここから下山コースの登山道向け、激藪を漕いで行く。30分位で登山道に出たのだが、廃道になったらしいのか登山道は笹が繁茂している。昔来た時はきれいな登山道だったのに・・・6年ほど前にカミさんと鳴ザコ登った時もまだまだ大丈夫だったのに・・・今は激藪に様変わり。
旧来の登山道の面影も少し残っているようだが、完全に藪に覆われている。ここを無我夢中で登る事1時間弱。
荒島岳山頂に到着!!!やった~!!!
 
 ヒメマチ稜の稜線に出た!ここから藪漕ぎだ~(K尾さん曰く、藪漕ぎ4級だそう)        山頂で記念撮影!やったね。 

食糧に有りつく。旨い!!!(もちろんアレも!)
30分くらい休んだ後、下山開始。快適な登山道!楽ちん~!
シャクナゲ平手前を左にとり、佐開に向け下りる。が・・・ここで失敗!駐車場についてもボクの軽トラが無い!(ガビーン)どうも違うところに駐車したみたい。このまま1時間くらい歩いて下りて、佐開まで下りて、再びK尾さんの車に乗って全然違うところに駐車した軽トラを回収するのでした。16:30

今回の山行は、昔若い頃は怖い沢というイメージでしたが、今はどぉって事無い、なかなか味のある沢だということを実感しました。やっぱしここらの沢は小粒だけど、ヌメっていて、岩も脆く、陰湿な感じであるが、好きなんだな~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもは山猿だけど海猿にもなるよ!

2010年09月07日 | 訓練
今年の夏は暑い日が続き、山や海で多くの事故が発生しました。
そんな事故に対応するべく、普段から様々な訓練を受けています。本当は山の救助が本職!?なんだけど、これも仕事です。
訓練では失敗は許されるけど、本番では失敗は許されない!
その為に苦しい、超苦しい訓練を受けています。
 
 さぁ訓練水域に出場だ!!重機材背負ってGO!             水深15mの海底でジャックスティによる検索を実施

 
 「水面よし!」で飛びこむボク!              これより環状検索を実施する!潜行!! 海底の視界は約1~2m

水の中は普段何気なく呼吸出来る環境と違い、重機材のエアー吸って潜水するので体にあたえる影響は計り知れないです。耳抜き出来なかったら鼓膜は破れるし、潜行中トラブってパニックになって緊急浮上して肺が破裂なんてこともあるし、減圧症にも留意し、計画を立て潜水時間、減圧時間等を考慮して活動を行わなくてはなりません。豹紋蛸(ヒョウモンダコ)も日本海いるらしいので、気を付けないとね!(猛毒のテトロドトキシン)
地上、や水面上に浮上し空気を吸える事って本当に幸せ。
でも有事になれば頑張るぞ~!!

巡視船の舳から飛び込んだり、スキンダイブで船底に潜り結索したり、もちろん潜水、泳ぎに登攀、海の男も青春だ~!

 
 巡視船も「現在、潜水訓練実施中」                    ボクら海の男!水難救助命!!(山もね)

 
 やっと一息・・・昼食後のデザート!                   我ら15期これからも人命救助頑張るぞ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蛇谷支流

2010年09月05日 | 沢登り2
今日は福井山岳会の皆で沢登り!(メンバー:K尾、敏さん、O橋さん、ボク)
蛇谷支流の花切谷→霧晴山→湯谷のコースです。当初は無名谷に下りる予定でしたが、昔行った事が有る(コヤ谷経由)のでここを下りました。
朝、勝山の某国道休息場に4:00集合し一路、中宮に向かい装備を付けて30分程歩き入渓です。
 F1の凹角を登るO橋さん

 
 ビレーするボク                             滝が幾重にも続く!でもフリーでGO!!

5:35出合に到着。いきなりの急こう配の岩盤に圧倒されるが、F1、4段50mに取り付く。最初の凹角に取り付くまでが、ヌメヌメのコケゾーン!カムを効かせ登り、凹角は快適に右上。その後も幾つも滝は現れるがロープ出したり、ハーケン打って抜ける。
2条20mは下段はフリーで、上段は水流の中をハーケン、カムを効かせ、横の岩盤、草付きに逃げず登る事が出来た。リスに乏しくドキドキ!
その後も3mCSで難儀し、3段30m、4m、7m、と次々と滝が現れ、その応接に暇がない。ビレイしている時などにレーション食べたりと、忙しかった。1150mの二俣で大休止!対岸の山の風景を堪能しながら楽しく過ごす。
 
 2段20mの滝。下段はフリーで!                  そして上段は樋状をハーケン連打して登る!これが面白い!スリル!

 
 スラブは続く~どこまでも~!                    いやらしいけど、簡単!でも落ちないでね!

 
 蛇谷支流の特徴だね!この白い岩!               白く固いスラブは登りやすいです。高度感がたまりません。

霧晴山に登るので左俣を登るが、延々とスラブが続き、高度感が怖い。要所でザイルを出したりと忙しい。山頂近くまでスラブが続く。この山は岩塊なんだな~。山頂は濃い藪で覆われるが、大橋さんが発見!やったね!!さすがだね。GPS無くても発見で来たぞ~!(11:50)
ここで小休止して湯谷の方向へ向かって藪漕ぎ・・・
 
 霧晴山の山頂、三角点に到達!やったね!やっぱしサッポロビール!          湯谷を下ったところでラーメンタイム!

 暑いので釜に浸かるO橋さん

この谷、何も無い平凡な谷かな~と思っていたけど、中間にある35m滝をはじめ、滝がいっぱい!
7~8回懸垂降下することとなった。
そして16:00本流に出て岩魚を手掴みしながらスーパー林道の駐車場に到着した。(16:50)
帰りはいつものように楽しく帰り、コーラ一気飲みするのを我慢して家でギンギンに冷えたビールを一気飲みしました。とっても美味しかった~!!
 
 なかなか大きい滝も有りました。(35m)                     色んな支点で懸垂しました。(残置もいくつかしちゃいました)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休みは避暑地で

2010年09月01日 | 家族登山

 2日目の朝、朝靄に佇む湿原。とっても涼しかった~!

8/29~31の間、家族で夏休みの旅行に行ってきました。
一度行ってみたかった「尾瀬」どんなところだろう・・・予想以上に素晴らしいところでした。

29日は昼過ぎに勝山を出発し関越自動車道で新潟へ向かいます。昔、沢登りで来た湯沢ICで下りて、温泉に入り河原で車中泊!家族でささやかな車中宴会を催しサンルーフを開けて快適に寝る事が出来ました。やっぱしパジェロは快適!!購入して18年、走行距離23万kmの車両です。まだまだ元気!
 
 パジェロの後部座席をフラットにして宴会!               鳩待峠で!ここから山の鼻へ下る。

 
 ゆっくりと木道を歩く。                     池塘がいっぱい!水が澄んでいたよ

 
 明日登る至仏山を背後に!                   池塘に蓮の小さいのが一面に・・・

翌日沼田に向かい鳩待峠に向かいここからスタート!さすが国立公園!木道が延々と完備され山の鼻までルンルンと快適に歩く事が出来、源次郎も頑張って怒られながらも歩きました。ここから背後には明日登る至仏山、目の前には燧ケ岳を望みながら尾瀬ヶ原に延びる木道を歩く。燧ケ岳の噴火によって堰き止められた土砂が堆積しこの湿原が出来たとか。悠久の歴史を感じつつ湿原に渡された木道を歩く。寄り道したり、ごはん食べたりとのんびり歩き、宿泊する見晴十字路の長蔵第二小屋に到着!山小屋に泊まるなんて何年ぶりかな。周りを散策したり、ビール飲んだりしてのんびり過ごすと、突然稲光が、夕立で一気に寒くなる。早く小屋について良かった。
風呂(石鹸の使用は不可)に入って、晩飯食べてのんびり過ごして消灯。平日なのか宿泊客も15人程度で、小屋の主人をはじめみんな親切でとっても良い小屋でした。
 
 地塘に映る燧ケ岳!                        カミさんと燧ケ岳!足元には川がせらせらと流れていたよ。魚も居た

 
 ヨッピ橋を渡るところ!熊出没注意!!             泊まった長蔵第二小屋。歴史のある小屋です。

 
 手紙を出しに夕立の中、投函しに行くカミさん、源次郎、小屋の女の子              靄が幻想的!

翌日、6時に朝ごはんを食べて湿原を真っすぐ歩き山の鼻に到着(6:30→8:10)ここで少し休憩を入れて至仏山に登る。源次郎背負って・・・ヤッパシ山登りは暑い。汗がダラダラ流れる。でも背後には広大な湿原が横たわり、遠くには昨日泊まった小屋が見える。1時間50分程で山頂着。やったね!でも天気は予報通り下り坂で雨になりそう。そのまま下り、1時間半で鳩待峠に到着。ココに着くと、大学山岳部らしき人達やハイカー達でごった返している。下界に下りてきたんだね。尾瀬の余韻に浸る暇も無くお土産買って車の元に。
帰りはのんびり温泉に浸かって、ETC30%割引き時間帯(20時~)を狙って高速道路をひた走り福井に帰りました。
 
 翌朝、靄に浮かぶ至仏山!ここに登ったよ!                      小屋を後にするカミさんと源次郎

 
 源次郎とボク!ゲンも頑張って歩いたよ!!                    至仏山の中腹から見下ろした尾瀬ヶ原。見晴十字路も見えた。

 家族で山頂記念撮影!至仏山は百名山だよ。

今回は、いつかは行ってみたいと思っていた尾瀬に行く事が出来、百名山にも登る事が出来満足の3日間でした。ボクとカミさんにとっては有意義な休みを過ごせたけど、源次郎にとってどうだったろうか!?でも3歳なりに何か感じとってくれたらしく、話す言葉の節々にその情緒を感じさせた。小さいなりに何か感じたのかな!?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする