山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

妙高山の山頂に!

2009年03月29日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会のメンバーで妙高山に行ってきました。(メンバー:K尾さん、M田さん、敏さん、ネーちゃん、M上さん、カミさん、新人S水さん、ボクの総勢8名)
高速道路もどこ行っても1000円(普段だと6000円らしいよ)となり、格安の恩恵を受けようと貧乏臭い山岳会の考えることは、もっと遠いところへ行っちゃえ~ということでこの山に決定!
しかも、新入会員のS水さんを連れて、激ラッセルの中、頑張ってもらいました。
天気はボチボチでしたが、良く積もった新雪に足をとられながらのなかなか厳しいラッセルに阻まれ、そして雪崩の恐怖に苛まれたけど、なんとか山頂を踏むことが出来ました。ラッキー!!

2:00丸岡IC出発し5:30妙高IC着。(路面は徐々に雪が増えだし吹雪の中、上越高田ICでスノータイヤ・チェーン規制のため止められ、無事妙高まで辿り着くことができました)そして10分ぐらいで「妙高杉ノ原スキー場」着。ここのスキー場(杉ノ原ゴンドラのみ稼動)は6時から営業しているので、速攻で準備して早朝券(6~8時まで)1000円を購入し6:25ゴンドラに乗り込む。一気に標高1480mまで運んでくれる超楽!ここから更に上にはリフトがあるのだけど、今の時間はこのゴンドラしか動いていないのでここから圧雪してないゲレンデをラッセルする!(結局このリフトはずっと動かなかった。昨年の大規模雪崩のせいなのか、1週間前にこの山で山ヤさんが遭難死したのが原因で動かなくなったのかな!?まぁ、雪さえ豊富にあればどぉって事ないけどね)
 
 深い雪でも楽しい滑りを思えば楽しいよ~ 寒いので汗が出ない・・・

降り積もった雪は多く、ラッセルしていても脛から太ももまでの深さは十分にある。M上さんとラッセルを交替しながら登る。ゲレンデトップも過ぎ、過去に雪崩により遭難死した付近の沢をトラバース。確かに雪崩が頻発しているのか木々は生えていない。ちょっとビビる。でも頭の中はラッセル中毒の罹患者である。この感じが超気持ちイイ。そして今日新たに気付いた点は、いつもマイペースの敏さんが以外や新人の後ろについて登り方などの指導にあたっている。皆に遅れながらも一緒に後ろからついてくる姿を見て、こんな自分が言うのは何だが見直してしまいました。理事長として?いや若い女の子だからなのか?最初はぎこちない足並みだったけど、今回で2回目の山スキーとの事、もともと彼女はスキーのバッチテストを受ける程の腕前だから直ぐに慣れるだろう。敏さんサンキュー!
そして今日のカミさんは絶好調だ!
 
 外輪山から妙高山山頂を見上げる。         外輪山から大正池に向けてゴー!!

疎林の中を息を荒げ登ると10:10外輪山の三田原山と赤倉山の間の標高2300m地点に到着。ここで今日の目的の「妙高山」のピークが弱い吹雪の中、薄く見える。頑張るぞ~!
このピークから滑りやすそうな斜面を滑っていったん大正池まで標高差200m滑る。最初にボクが突っ込んで行ったらいきなり雪崩が発生!でもトラバースしてかわす。なるほど確かに雪崩がよく発生する山らしい。けど、最後は無視してパウダーを楽しむ。みんな変態のような奇声をあげている。
 
 激パウダ~!あぁ気持ちえぇ~          カミさんも腰まで浸かったパウダー♪

さてと、ここから(大正池の南の平坦地:標高2080m)妙高山に登り返さなくては・・・妙高山南面シュートはこの降雪で登るのはヤバそうだし、上部がクラストしているかも知れないのでパス。ということで、妙高山東面に向かって回り込むように登る。さっきのラッセルに疲れた体に鞭打ちK尾さんとラッセルしながら頑張る。標高2250m付近を過ぎたところで地獄谷に吸い込まれるように落ちた斜面に取り付く。ここはもうスキーでは絶対行けない。スキーをデポしてピッケルアイゼンで慎重に足場を作りながら登る。硫化水素が鼻腔を心地よく刺激する。ここも火山なんだね~!一部氷化した急斜面が続き難儀する。その核心部も終わり、標高2350mにくると傾斜は緩くなり岩場の広い稜線となる。あとは岩を掴みながら登るだけ。たいしたことない。そして12:20山頂着!やったネ♪
 
 なかなかしょっぱい登り・・・地獄谷に吸い込まれそう~      イェ~イ妙高山山頂だ!

 
 下りはザイルで確保して・・・        最後の外輪山への登り返し・・・ここさえ終えればあとは滑りのみ

山頂からは視界が悪く昨年の乙妻山など何も見えない。残念!山頂を断念したカミさんやネーチャン、S水さんが外輪山へ向かってラッセルして帰りの僕たちの為にトレールを付けてくれているいるのが微かに見える。トップはカミさんか!?さて・・・山頂は寒いし時間が押しているのでそそくさと下りる。
登りでのヤバい氷化した斜面は、ピッケルアイゼンだけで下りるには危険すぎる。ちゃんとザックの中に忍ばせてきたザイルを出し雪面にピッケルを刺してスタンディングアックスビレーをしながら確保し安全なところまで下りる。やっぱザイル出して正解!一人滑ったけどザイルが効いていた。
そしてスキーデポ地点で登頂断念したM上さんと合流し、大正池のところまで滑り、ここから再び外輪山に向けて登り返す。カミさん達のトレールのお陰で快適に登ることが出来た。それにしても深い雪・・・ラッセル大変だっただろうな。
外輪山の妙高山が良く見えるところでやっと昼食!(14:20)そして新人歓迎パーティーでビールで乾杯!超旨いぃ~五臓六腑に良く染み渡り、生きていることを実感。山登りは青春だ!(飲酒した者は運転していないよ)
 
 福井山岳会、新会員歓迎山行!ビールうめぇ~!!        カミさんと妙高山♪

 帰りの滑り・・・モナカだったけど・・・

いつもならラーメン作って・・・と言いたいところだけど、今日は時間が無い。適当に行動食摂って滑る。14:40
上部は快適だったけど、次第にモナカとなり悪戦苦闘。でも山スキー屋なら気にするほどでもない。初体験のS水さんは良く転んでいた。ガスって視界もかなり悪いのでみんなかたまって朝のトレールを辿りながら上部ゲレンデに出て、下部ゲレンデに出たら圧雪した整備の行き届いた快適な斜面が広がる。スキー場の放送が耳障りで無機質な雪面だ。他のスキーヤー・ボーダーが楽しそうに滑っている。ボク達も彼らと一緒にゲレンデに散っていく。スキー場の快適な斜面でテレマークターンを決め、今日イチバンの上手な滑りが出来たように感じた。K尾さんは新雪・悪雪・藪・ゲレンデなどどんな所でも良く似た怪しいフォームで滑っている。実に安定した滑りというか何というか・・・。S水さんといえば、水を得た魚の様にシュルシュルと華麗に滑っていく。さすが!今度は山で見せてもらいたい。
ザックを背負った怪しい集団が続々と斜面を滑り降り、駐車地点には16:05着。おつかれさん!
今日の山行は降雪後の雪崩の危険性のある山域に足を踏み込んだわけだけど、その甲斐あって素晴らしい景観を堪能できた。やはり、山岳会の面々だ。皆の意思疎通というか、日ごろから一緒に山行を共にするメンバーあってか、山頂にアタックの際にも安心して後続、トレールのことを任せることが出来た。
自分だけ美味しいところをゲットしておいてこんなこと言ってはなんだが・・・
昨年の乙妻山は他の山ヤ達がいてちょっと煩かったけど、今日の山はボク達しか居ないとっても静かな山でとても良かった!みんなありがと~そして妙高山、そして高速道路サンキューだ~!


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剱岳の展望台!

2009年03月21日 | 山スキー!H21
今日もはるばる福井から登ってきました!
山は「大日岳」!岐阜の大日岳じゃないよ。
新田次郎著の小説「点の記」でもおなじみ柴崎芳太郎が実際にこの山から剱岳への登頂ルートを探ったこの場所にボクも立ち、彼と同じように剱岳を眺めることが出来ました。実際彼はそのときどのような感慨を持ったかは分からなけど、何となくボクもその時の雰囲気を感じ取れたような気がしました。
この小説、ボクは大好きで何回か読み返していますが、中でも長次郎が好き!映画ではどうなっているのか楽しみ・・・

脱線したけど、今日は福井山岳会のK尾さんと二人でいってきました。
12:00福井を出発し、立山駅のところの称名滝への道を塞ぐゲートのところに駐車し、暫し仮眠・・・そして3:35暗闇の中出発です。人津谷まで約3km徒歩で行きます。夜空を見上げると月は出ていないので、星が燦々と輝いている。とてもキレイ。K尾さんから「もう夏の星座が出ているよ」とのこと。白鳥座やオリヒメ、ヒコボシなど様々な星座を教えてもらった。K尾さんがそんなに星座に詳しいとは・・・顔に似合わずとってもロマンチストな一面があることを改めて実感しました。(すみません)
 
 朝のゲート真っ暗!                標高1000m付近。ようやく快適になったよ

30分ほどして七姫平の人津谷の分岐に到着。でも全く雪が無い!!ヤバイな~!でもとりあえず、雪の途切れ途切れになった林道をスキーを付けたり外したりして登る。でも途中で道は崩壊し川のようになっていたのであっさりスキーを持って歩く。暗闇の渡渉では足が水没したりと難儀が続き、山頂に行けるのかな!?と暗雲が脳裏を過ぎる。でも徐々に雪は増えだし、標高900m地点でようやくシール登高することが出来る。雪質は硬くその上に1~3センチ程のパウダーが積もっていて黄砂で汚れた雪面を覆っている。
冬山前進基地手前の西側の尾根に取り付き稜線に出る。ここでようやく今日の目的地の大日岳が早乙女岳の後ろにどっしり構えている。まってろよ~!
昨日の山岳会の例会山行で湯谷山で藪漕ぎしていたK尾さんはその疲れが残っているのかペースが上がらないファイト~!
 
 雪見平付近から見た大日岳(いちばん奥の山)            大日岳に延びる稜線

標高1566mの雪見平を過ぎると大日岳に伸びる稜線がよく見える。そして左には毛勝三山が仲良く揃って屹立している。右には除雪が終った弥陀ヶ原、先週行った鍬崎山、その後ろにはボクのふるさと白山連峰が白い帯のように峻立している。山の神様今日もサンキュー!
雪は良く締まっていて歩きやすい。ガンガン登る。
 
 稜線を振り返る                 ブナクラ峠から延びる毛勝三山

標高1778mの前大日を過ぎ、早乙女岳を過ぎると大日岳までのラインが良く見える。近く見えるけど、あと標高差500mファイト!雪屁に留意しながら登高ラインを定め登ると目前に鋭い岩で出来た山塊、威容を誇示しているかのように天を突く、岩と雪の殿堂「剱岳」が!うおぉ~カッコイイ~!三ノ窓や!早月尾根あんなに急勾配だったんだ~などと色々見える。季節は違うけど前記した芳太郎の当時の気分に浸る。
そして息を荒げ、10:43山頂着。大日小屋~奥大日~室堂乗越~別山~立山のラインも良く見える。
あぁ幸せ!剱岳の展望も最高!
 
 岩と雪の殿堂!剱岳!!カッコイイネ!        立山方面!室堂まで除雪がしてあったよ

 
 鍬崎山の後ろには白山が!遥拝!!   やっぱりビールで乾杯(飲酒運転撲滅キャンペーン実施中)

シールを剥がし、昼食の準備をしてK尾さんを待つ。暫くして到着し展望を堪能しながら昼飯!
そして11:30元来たルートを滑り降りる。上部はカリカリで難儀したが、そのあとは日射を受けイイ感じに緩んだ快適斜面にシュプールを刻みながら滑った。
途中、コット谷から来た山ヤさんや、ボク達と同じコースから来た山ヤさんとすれ違いながら、会話を楽しみながら下りる。
 
 剱岳をバックに記念撮影!            尾根は広く快適!

 
 アップダウンは少しありました。            冬山前進基地の様子

 人津谷入り口のレストラン「クムジュン」雪が全く無いよ~

冬山前進基地の様子を見に行き、以外に雪が多いことにビックリ!その後も雪が繋がっているところまでギリギリまで滑り、渡渉したりして崩壊の進む人津谷林道を下り、ポカポカ陽気の下、フキノトウを取りながら春山の雰囲気になってしまったこの山を後にしました。林道ゲートのところまで来て振り返ると、はるか遠くに今日登った大日岳が小さく見えた。標高差2000mの長い道程だったんだな~と実感。(14:23着)
今日も山で遊ばせてもらった。やっぱ山登りは青春!だね!!
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鍬崎山パウダ~!

2009年03月15日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会のお調子メンバーでパウダーを頂いてきました。(メンバーはK尾さん、敏さん、ネーちゃん、Y田さん、ボク)
行き先は、鍬崎山!コースは粟巣野スキー場~大品山経由のスタンダードなコースです。
昨日から冬型の気圧配置が強くなり雪がよく降っていて山もかなりパウダー積もったんじゃないかな~ラッセルに明け暮れ途中撤退もあり得るかな~と弱気にもなりながら高速をブッ飛ばす!
スキー場には4:00到着、4:30まで仮眠をとり、4:50ヘッデン点して出発です。新雪をラッセルしながらゲレンデを登ります。そして貯水池を経て大品山の稜線に取り付く。最初は急勾配だが段々と雰囲気の素晴らしいブナ林の中をラッセル!ラッセル!気温も低く雪が軽いがかなりの積雪。でもブナ林に元気を貰いながら頑張ってトレールを刻む。7:55に大品山に到着!ここでやっと鍬崎山のピークがちょっこりと見える。けっこう遠いな~でもファイトだー!
 
 ゲレンデでラッセル!         雪はけっこう深く久しぶりのラッセルが嬉しい(^^)

 
 奥にチョコンと見える三角のピークが鍬崎山!      天気も良くなりラッセルも楽しくなる

大品山から一旦100m下り登る。単調な登って下るというような山よりアップダウンのある山スキーが好き!新雪の下には硬い雪があるので、ラッセルは疲れるけどハードバーンを登るよりも神経を使わずに登ることが出来るのである意味楽だったのかな!?
北東側には良く発達した雪屁があるので気を付けながら登り、1756mピーク手前は痩せ尾根になりキノコ雪となっているので右の急斜面をトラバースする。チリ雪崩が起こりまくるけど、弱層による雪崩の心配は無さそう、ガンガン登る。そこを過ぎるとピークは指呼の間に見える。遅れ気味のY田さんを励ましながら登る。
 
 ちょっといやらしいトラバース!      山頂がバ~ンと見える!これを見ると元気が出るね!

頂上に近くなるにつれ、雪の状態は悪くカリカリのバーンとなるけど、慎重に雪のあるところを選びジグを刻む。そして11:30山頂着!ヤッタ~!最初はガスの中で雪屁がどこにあるか分からない状況だったけどだんだんと視界は良くなり360度パノラマになり、いつものようにテーブルをこしらえ、昼食タイム!やっぱしビール!ザックに忍ばせていたビール2本で乾杯!超旨い!これを飲む為に為に頑張ってきたんだ~とっても美味しい!あぁ幸せ(飲酒した人は運転していません)剱岳はもとより毛勝三山、薬師、北ノ俣、立山など何でも見える!これらを肴にとっても美味しい酒が飲むことが出来幸せでした。
 
 頂上まであとちょこっと。            ラーメン作って山頂宴会だ~

 
 剱岳に薬師岳と素晴らしい景観にみんな感動してました!

メシ食ったあとは滑る!パウダー斜面を思いっきり滑りました。やっぱ山スキーの醍醐味はパウダー!みんな狂ったように楽しく滑ってました。
 
 山頂で記念撮影         山頂から滑るところ!

 
 上部はパウダー!自分の滑りが上手くなった錯覚がするくらいイイ雪でした

 これだからやめられないネ!

大品山からも更に素晴らしい斜面が続く。そしてあっと言う間にスキー場上部着、15:30スキー場の駐車場着。今日は素晴らしい天候の下、朝まで降り続いていた雪のお陰で素晴らしいパウダーを堪能でき最高の山スキーになったのは想像に難しくない。この山行を完結できたのも我が山岳会の面白いメンバーあってのもの!いつまでたっても青春している山岳会の皆に感謝!
今日の山はボク達が独占できたもの良かった~!
でも今日、家で源次郎の子守りをしていたカミさんにももちろん感謝!こんなに楽しい思いしてゴメンね~♪次どっか行こうね。
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家族と一緒のお出かけ!

2009年03月08日 | ひとりごと
たまには家族と一緒にどっか行こう~!ということで、
最近ダンプとかブルトーザー、パワーショベルなどの重機や消防車、パトカーなどの車両、航空機などの乗り物系が大好きな源次郎の為にも、本物の航空機を見せてあげようということで、小松空港に行ってきました。道中では道路に置かれてある重機を見てブルトーザーとかパワーショベルと指差し喜んでいる源次郎を見るとやっぱ男の子だな~。ボクと趣向が似てるなと感心。カミさんにとっては全て一緒に見えるそれら乗り物を、ピタリ名前を当ててしまうので子供の記憶力は凄いなと関心・・・まだ2歳にもなっていないのに・・・

小松空港に入って展望台に向かいお弁当を食べながらフライトを待つ。中華民国のエアバス機と、JALの767の離陸を眺める。白山の雄大な景色をバックにカッ飛んでいく姿に源次郎は手を振って「バイバイ・・・落ちないでね・・・」と言っていた。さすがに成田空港とは違いスケールはちっちゃいけど、楽しかった。
 
 白山をバックに離陸!               対潜哨戒ヘリの操縦席

その次は・・・空港の向かいにある石川県立航空プラザに行ってきました。県の施設で入場料はタダ!各務原の航空博物館と比べると見劣りするけど楽しかった~
実物の航空機や、ヘリコプターなども展示され、リアルな模型がいっぱい展示されついつい源次郎をほったらかしにしながら見入っていました。
 
 源次郎も操縦したよ!              とても勉強になったよ!

とても充実した一日になりました。そして小松市の8号線から眺める白山がいつも見るのとは違って美しかった。今日は山日和!山登りて~と思いました。

それと、日照岳で3月1日から山スキーに行って遭難した人がまだ見つからないという・・・大丈夫かな。
そして四塚山の遭難した学生は無事発見されたらしいです。
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火打山で完全燃焼!

2009年03月01日 | 山スキー!H21
今日も福井山岳会のメンバーで火打山に行ってきました。(メンバー:K尾さん、M田さん、ネーちゃん)
前日の夜11:00福井出発し糸魚川へ、そして朝1:50に笹倉温泉駐車場に到着し4:00まで車のシートを倒しての暫しの仮眠、なかなか眠れないが体は少し休めたような感じ。
 
 ヘッデン点して出発だ~           朝の火打山!カッコえェ~

4:30笹倉温泉駐車場を出発!九十九折りの林道をヘッデン点して進む。1時間ほどで九十九折り終点、ショートカットしながらアマナ平に到着、そして北面台地の末端に到着!わぁ~!北面台地の奥に「デン」と焼山がどっしりとその威容を誇示している。噴煙も良く出ており、いつ来てもこの風景には感動だね!ここまでは昔、カミさんと焼山に行ったときと同じコースだ。
 
 焼山の威容が素晴らしい。また行きたい!     河原を越え台地を快適に進みます。

東に仰ぎみると今日の目的地の火打山が聳えている。待ってろよ~!ここからは進路を東にとる。暫くして賽の河原を下り登り返す。焼山と影火打のコルめがけて谷を詰める。標高1750m地点で左に進路をとり谷を詰めるが、段々と勾配はきつくなり、雪の状態もモナカからアイスバーンに近くなる。そのとき上から単独行の山スキー屋が降りてくる。時刻は9:30くらい。「もう頂上に行ってきたのですか?」と聞くと「上部の雪の状態が悪く、雪屁があったりして、これ以上登れなかったので帰る」との事。う~ん下から仰ぎ見るにはそんなことないようだけどな~。とりあえず慎重に足場を作りながらジグを緩く切って登る。段々と雪の状態は悪くなり傾斜もきつくなり、これ以上スキーで登り返すのは危険と判断し、スキーをザックに付けてツボ足で左の痩せ尾根のブッシュを掴みながら、そして焼山の噴煙に含まれる硫化水素が鼻腔を刺激するなか着実に登り、標高2000mの緩斜面に出た。ふぅ~!ちょっとビビッた登りでした。
更に僕達の後ろから来た後続パーティーもこの登りを断念し、帰って行った・・・。(ネーチャンも標高1950m地点で断念)
 
 核心部を過ぎ焼山を背後に          おや!火打がカッコえぇ形だな~

天気は朝は快晴だったが徐々に雲行きが怪しくなり時折、焼山や火打などがガスの中になるけど、再びガスも晴れるといった天気!まだまだ天気は持ってくれるだろう。
よっしや~ここまで来たらもう山頂まで悪所は無い!頑張るぞ~。影火打を右に見ながら火打山のコルに出たらもうチョイ!雪が少ないのか這松を避けながら登り12:03山頂着!ヤッタね!皆を待つ。
山頂からは北面台地が良く見え、あんな遠いとこから来たんだな~と実感。乙妻山や金山などは見えなかったけど、もう満足。いつもなら山頂でラーメン作って宴会というところだけど、今日は行動食のみ!準備が終ったら滑りませう!ビールも無しだよ!
 
 山頂で記念撮影!いつもの山岳会メンバー       頂上下の滑り!

快適な滑り!!新雪が2~3センチ程積もっていて良く滑り快適~♪でも・・・あの大変だったルンゼの中はバリバリ、そしてモナカ!ジャンプターンしながら滑る。テレマークターンなんて出来ない。
でもそこさえ終えれば後は超快適な北面台地!この日本離れした広大な斜面を小気味よくテレマークターンする。感激!
 
 この光景を見ながらの滑りは最高!!     どんな雪質でもそれなりに滑るのだ~

 悪雪で転びまくるけど山スキーって最高!

そしてネーチャンの待つ台地の火打山を展望できるところで暫しの大休憩。その後は良く滑る北面台地そしてアマナ平、大好きな林道滑りと かっ飛ばして笹倉温泉に到着!その時ちょうど雨が降り出した。3:00
 
 黄砂の影響も全く無く北面台地はよく滑りました。

良いタイミングで到着したね!そのあとは焼山温泉の湯船に浸かり、鼻腔をくすぐる硫化水素を嗅ぎながら今日の山行を思い返していました。
今日の山行は累積標高差2000mを超える長いルートとなったが、一つ宿題を終えたような清々しい気分になった。もちろん素晴らしいルートだった。そして今日の山頂に至れたのはボク達だけだったのも嬉しかった。
このルートの参考にさせてもらったYASUHIROさんにも感謝!いつになっても山登りは青春!だね!
帰りの車内はネーチャン節が炸裂していつものように楽しかった~♪
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