山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

北アルプス縦走

2021年09月21日 | 家族登山
西穂高岳~ジャンダルム~奥穂高岳~槍ヶ岳への縦走路

 馬の背からジャンダルム

 
 【1日目】朝は雨       徐々に晴れてくる

 
 西穂高岳    ここから本番の尾根


 天狗の頭

 
 逆相スラブ    高度感!

 
 目に映る景色が全てカッコイイ!!


 ジャンダルム!


 ジャンダルムの天使に遭遇!?

 
 穂高山荘と涸沢岳      切れ立っている足場

 
 延々と続く難路    馬の背に取り付く


 奥穂高岳からのジャンダルム。威容を誇る守護神

 
 奥穂高岳山頂      穂高山荘からの常念山脈に映る穂高の影

 
 担ぎ上げたビールと食料で乾杯!     快適なテント場。でも直ぐ横は崖


 【2日目】翌朝のご来光

 
 笠ヶ岳と遠くには白山!     涸沢岳からの槍ヶ岳

 
 富士山も見えました     北穂高岳へ


 北穂高岳からの大キレット越しに鎮座する槍ヶ岳!カッコイイね

 
 北穂高岳にて     大キレット鞍部からの南岳方面

 
 大キレット鞍部からの北穂高岳    奥穂高岳~西穂高岳への険しい稜線

 
 南岳小屋に出るとやっと二足歩行が可能になる     南岳からの槍ヶ岳。


 南岳から中岳~大喰岳~槍ヶ岳


 大喰岳からの槍ヶ岳。堂々とした風格

 
 笠ヶ岳    もうすぐ飛騨乗越からの槍ヶ岳。


 槍ヶ岳山頂!


 槍ヶ岳山頂から歩いてきた縦走路

 
 【3日目】雨の中テントで朝ごはん       風雨の中下山。最終日が雨で良かった

 
 飛騨沢を下る。渡渉は増水していなくて無難に渡れた。
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雨の中の銀杏峯

2021年08月14日 | 家族登山
今日は暦では、お盆休み。例年なら皆と川や海、山に登ったり、親戚皆でバーベキューしたりと連日大盛り上がりの日々だけど、・・・
これだけ中国武漢肺炎の変異株の蔓延に伴い、TVや職場など、周りは自粛モード満開。
子供たちは家で遊びまくっていてそれはそれで良いのかもしれないけど、何だか寂しい夏。しかも、この一週間は連日大雨・・・
一昨日から大雨警報が発令するなど、家にじっとしていなければいけないような雰囲気。
でも、来週、2日間、消防学校の山岳訓練が、大野市の山で行われ、まだ下見に行っていない。今日も朝から大雨続きだけど、行っておかなければと思い、カミさんを誘って行ってきました。
 
 名松尾根の「仁王の松」     激しく降る雨はブナの梢を伝い幹を経て地面に浸み込む様子を伺えました。これぞ緑のダム!

雨が激しく降る中、傘をさして登る二人。誰とも会うことなく静かな銀杏峯を堪能することが出来ました。
今日は全身ずぶ濡れ覚悟で、トレランシューズで登りました。雨が良く降るので虫も居ず、暑くも無く、涼しい山を堪能できました。

 山頂のお地蔵さんのベンチで昼飯です。


 小葉谷登山口の鳥居を過ぎます。

登りは…名松尾根。下りは…木葉谷コース。最後のロードは二人でランニングしました。
登り1時間40分。下りは1時間10分。山頂では珍しくBudweiserを頂きました。ボクはHuey Lewis & The News世代です。

雨の中のブナ林を歩くと、雨が葉から梢、そして幹をなめる様に伝い根元、そして腐葉土へ浸み込む様子を見ることが出来ました。これも大雨が降る中、山を歩くことが出来、観察することが出来るんだなと。特段、登山道は川の様に成ることも無く、雨水は地中へ浸透していく。山の木々、そして豊かな土壌は天然のダムなんだろうなと実感。最近、再生可能エネルギーとか言われてますが、山の木々を伐採して太陽光パネルを設置することは、危険なことだと改めて実感しました。雨の中を歩くと、いつも感じないことを思い起こさせてくれるね。

明日、8月15日は敗戦記念日です。
ボクの祖父など戦没者を追悼し、銃後の我が国の発展に貢献された方々に感謝の意を込め、
そして恒久の平和を祈念するべく、
今後も日本の主権そして独立、自由民主社会の発展に貢献すべく微力ながらも頑張っていくことを祈念しつつ
玄関前には高々と、国旗を掲揚しました。(半旗)
明日は、戦死した祖父達、そして、我がご先祖達が帰ってきます。この平和で豊かな日本を築いてくださった方々を迎え入れ、感謝の念も込めつつ家族皆で楽しくビール飲んで過ごしたいと思ひいます。
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嶺南の山に登りました

2021年06月17日 | 家族登山
今日はカミさんと、S江さんとS江さんのカミさんの4人で
青葉山に登りました。山頂からの内浦湾がとてもきれいでした。海に近い山はイイなぁと実感しました。

 山頂から内浦湾。山頂から海を眺める事の出来る山は、普段と違い新鮮です

朝、自宅を出発しカミさんのVOLVOをブッ飛ばし、高速に乗って小浜西ICを降り、コンビニでS江さんと待ち合わせ。いつも山スキーとかで奥越に度々来るS江さんの大変さが身に沁みました。約3時間かかる(高速使わないで来るそうなので)。今日はS江夫妻の案内で嶺南の秀峰「青葉山」を案内していただきました。ボク達は初めてなので楽しみ!そして以外に楽しめました。
 
 東峰に向かう途中の展望台より和田海水浴場    馬の背はスリル満点(滑落事故が良くあるみたいです)

8:35東峰への登山口を出発します。昨日まで雨だったので山の中は鬱蒼と湿潤状態で滑りやすいです。そして10:15東峰に到着。カミさんは終始、舞鶴市と青葉山にしか生息していないの天然記念物「オオキンレイカ」を探すが、花は7月以降なので発見できず。そのまま西峰に向かい、10:55着。見晴らし台に登ります。ここからの内浦湾の眺めが最高でした。そして大飯原子力発電所や高浜原子力発電所から延びる送電線を眺め、日本(とりわけ関西ですが)のライフラインの要の原発の有難みを感じました。(再生可能エネルギーが主力では我が国凋落するね)
 
 先頭を進むS江さん。「俺に付いて来い」的な背中    岩くぐり!火山の余韻を感じました。400万年前の火山だとか

山頂では内浦湾を眺めながら遠く日本海、水面に映る波の陰影を楽しみつつ早い昼飯!今日はお手製の「おにやんま君」のお蔭で虫が寄ってこなかったように思いました。増産してみようと思います。

 山頂で記念撮影

10:50下山開始です。松尾寺経由で、その後はアスファルトを歩きながらS江さんの学生時代、フリーター時代の武勇伝!?を聞きながら、さらりと昔外国で遭った危険な経験をおくびも無く話す姿に、この人はただ者では無いなと実感。その経験が有るから今が有るのだなと。
それはさておき、今日はS江さん夫妻と初めての嶺南の山に登れて楽しかったです。12:40GZN

 帽子に付けた「おにやんま君(自作)」のお蔭で虫が来なかったかも!?

帰りは、カミさんの運転で小浜市でお土産買ったり、若狭町の諦應寺にある銀杏観音を拝みに行ったりと、ちょっとした観光気分で平日を過ごすことが出来ました。

 S江さんの後ろ姿には何かオーラの様なものを感じました。
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恵那山 カミさんリクエスト

2020年11月21日 | 家族登山
今日はカミさんと二人で恵那山(日本百名山)に行ってきました。
朝、3:00自宅発。東海北陸道~東海環状道~中央道をブッ飛ばし、中津川ICで下り、神坂峠駐車場に6:00着。6:20登山開始です。
まだ日が昇りきっておらずモルゲンロートを堪能できました。
 
 太陽と雲が織りなす幻想的な光景       遠くには中央アルプスも望めました。

気温が低く気持ちよく登れました。暫くすると恵那山の展望台の千両山

 朝日に照らされた「恵那山」少し雲がかかっているけど、時間がたつにつれ山頂付近は雲の中に

 
 アップダウンの尾根を登ります。木々は落葉し、笹原の風情が印象的でした。

 
 9:25山頂着です。8人ほどの登山者が居ました。人気の山!?   避難小屋で早い昼飯。

避難小屋に戻りお湯を沸かしてラーメンタイム(糖質0)のんびり山の雰囲気を楽しみつつ、下山します。
 
 10時に下山開始です。徐々に明るくなりました    カミさんのV40ccでブッ飛ばし帰路につきました。

12:36到着し、中国武漢ウイルスに罹患するリスクを避けつつ、本当は色々観光する予定でしたが、最小限に留め帰宅。
二人とも初めての恵那山。なかなか良かった。今度は二人でどこに行こうかな。
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赤兎山

2020年11月03日 | 家族登山
今日はカミさんと二人で地元の赤兎山に行ってきました。

 赤兎山 避難小屋と別山、三の峰

仕事明けで、9時前に帰宅。そのまま適当にザックに糧食や雨具等を詰め込み出発
小原ゲートで係員の方に聞くと、今日は10台も入っていないとのこと。昨日の雨のためか入山者は少ないらしい。
紅葉を堪能しながら写真撮ったりしつつ小原林道を愛車ワゴンRでブッ飛ばす。
そして出発。歩き慣れたいつもの道を歩き、今までの色んな思ひ出を思い起こしつつ登る。
ボクは、最近読み始めた百田尚樹著の「玄庵」読破を(下巻)この山で終えようと、読みながら登る。(とても感慨深い歴史小説で吉村昭のそれに匹敵する程の考察、精緻で鬼気迫る内容で感動した)
そして山頂着。そのまま避難小屋に向かい、白山の展望台で景色を堪能。源次郎が小さかった時にNHKクルーと登った時が懐かしい。
そして昼食し下山しました。
 
 山頂付近が白い白山        カミさんと一緒に山頂で記念撮影

既に山頂付近は落葉しつつも、それより下は錦絵の様相だが、ブナの幹や梢の灰色の絨毯が美しく、白山の山頂付近は白く雪が有り、最高の展望を楽しめました。
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薬師岳 カミさんと

2020年10月11日 | 家族登山
今日はカミさんと薬師岳に行ってきました。
台風一過の好天のもと、最高の展望を満喫できました。
ボクは山スキー(亀谷温泉~自転車~折立~薬師岳)(和佐府集落~寺地山~薬師岳)や沢登り(鳶谷)とか、夏山縦走で何度か訪れている薬師如来の山!再び訪れることが出来たし、カミさんと一緒に来れてとても良かったです。

 もうすぐ山頂!!

前日の土曜16:30に自宅を出発し、糧食を調達し有峰林道に19;00に入ります。(20時にゲート閉まるので)折立駐車場はいっぱいかなぁ!?と思いきやガラガラ!昨日の台風の影響か登山者は殆ど居ないようだ。そしてカミさんの車内で宴会して車中泊。なかなか快適(多分)そして翌朝4:00起床し4:45折立を出発します。
 
 折立駐車場を4:45出発です     段々と明るくなりだしました。

若干小雨とガスガスの中を登るが、次第に明るくなりだし、いつの間にかガスを抜け出すと眼下は雲海…朝日を浴びて微妙にブロッケン現象を堪能。今日は晴れの予感。そして岩井谷の右岸尾根には黄色や赤の斑。紅葉!そして剱岳も見えてきた。一際存在感が有る。高校山岳部の時も大汗かいて登ったけど、その時も天気が良く周りの山々の名前を知らずして登ってたもんだと今になり実感する

 最初はガスガスの中を登ってましたが、ガスを抜けると眼下は雲海!!ヤッタネ!


 剱岳はひときわ目立ってました。雲海に立山が浮かんでる!!

 
 7:10太郎小屋に到着!日曜日なのに誰もいません!!    今日は晴れだ!

約2:20で太郎小屋に到着。登山者は二人のみで折立の方へ下って行った。今日は誰もいない静かな太郎平、そして薬師岳への登山道。
 
 薬師峠にもテント無しで、薬師平に出ると槍の穂先が突き抜けていました。   紅葉もそろそろです。


 10年ほど前に沢登りで登った鳶谷!を見下ろす 焚火したところだ! そして雲海から鍬﨑山がヒョッコリ

7:35太郎平を出発。薬師峠を越えて、薬師平に出ると槍ヶ岳や北アルプスの秀峰が。特に印象的なのは秩父岩の岩稜の荒々しさ。足元は花崗岩の岩屑で占められ、徐々に白い岩で周りが占められてくる。見下ろすと雲海が日本海を覆っている。呼吸が気持ちよい。肺胞で二酸化炭素と酸素が交換していることを実感できる。高地トレーニングやっている感じ。
 
 黒部五郎といえば青天井の大伽藍!また見たいな。そして笠ヶ岳    北ノ俣岳!

 
 奥に見えるのが薬師本峰。かつての氷河に造られた圏谷群を楽しむ。   屋根のない避難小屋を通過するともうすぐ山頂


 山頂は目前!空気が薄いけど美味しい!!ヤッパシ青空はいいね!


 山頂にてカミさんと記念撮影!カミさん初の薬師!!おめでたう!!

10:00山頂着。お疲れさんでした。カミさん少しヘロヘロだけど満足気。周りの景色を重いっきし堪能。来年は雲の平から水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華~黒部五郎に行こうとパノラマを見渡し楽しい会話。夫婦で山を楽しめることに感謝。
 
 360度パノラマ!後立山や槍穂高連峰を眺める。もちろん白山も。   山頂で飲むビール最高!冷えてる!!

ザックの中には凍らしておいたビールが解凍されており山頂で一杯。旨すぎる!!乾杯。10:25山頂で十分楽しんだ後は、太郎小屋へ向けて下山開始。下山は北アルプスや紅葉を楽しみながら、薬師平からの下りで水を汲む。11:45太郎小屋に到着。そしてお湯沸かして糖質0ラーメンや、ハンバーグや…普段山で食べないものを、楽しむ。薬師岳や周囲の山々を眺めながらの昼飯。貧相なものを食ってるけど、とても贅沢!!
 
 山頂で十分景色を堪能した後は…      小屋前で昼食!ラーメンタイムです。今日は豪勢な糧食計画。

楽しんだ後は、12:45下山。ザックも軽くなったし下りなのでぶっ飛ばし、13:45折立に到着。約1時間で下山だった。これも登山道を整備してくれる人たちのお蔭。感謝です。
 
 名残惜しいけど下山します。     無事到着。下りは早かった・・・

車に着いたら、有峰林道を下り、亀谷温泉白樺ハイツで汗を流す。気持ちよかった。そしてカミさんの運転するV40㏄をぶっ飛ばし18:30自宅着。お疲れさまでした。今日は昨日まで台風が関東地方に再接近していて豪雨だったらしい。けど日本海側は「晴れる!!」と信じて来ました。結果、良く晴れており、最高の山行を堪能できました。これからは夫婦で百名山巡りするのも良いかなと思いました。
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下ノ廊下・・・日本一危険な温泉に!

2020年10月01日 | 家族登山
今回の山行は9月29日、30日に黒部ダムから欅平間の「下ノ廊下」です。
職場の夏休みがやっととれたので、カミさんにも有給休暇を取ってもらい、平日ヒマ人の二人で行ってきました。
28日(月)19時に自宅発~扇沢23時着。カミさんの車でビール飲んで車中泊。翌朝5時起床し6:30車を回送サービスの係員に渡します。この回送により、30日の宇奈月温泉で車を受け取ります(27000円)。扇沢駅発黒部ダムの始発に乗るため7:00には並び7:30の始発に乗ってダムへ。「黒部の太陽」でもおなじみの破砕帯を通過。そしてダム駅7:50に到着。ついでにダムの堤頂まで足を延ばしました。引き返し登山者出口(カレ谷出口)から外に出ます(8:00)。登山道を下り、木橋を渡ると観光放流中の黒部ダム!迫力が有りました。

 出発前に、黒部ダムの天端で高さを提高186mを堪能。今からこれよりも高いところを歩く下の廊下はどんなもんだろう!?

 
 扇沢駅で始発のバスを待ちます。(7:30発)    昔はトロリーバスだったけど今はバッテリーで走ります。

 
 バスに降りた後、ダムに向かいました。  ダムから引き返し、登山者専用通路を歩き、ダム下への登山道を歩きます


 ダム下に降りた後、仰ぎ見る立山!空が青い!!(8:00)

今週は天気が安定し2日間は天気良好との予報。下ノ廊下も良いけど、北アルプス縦走も良いだろうなぁと思いつつ、今から始まる絶叫・絶景に期待を馳せ
 
 まず、黒部川を渡渉すると…    観光放水していました。でかいダムだと再認識

丸山基部の岸壁を進みます。さほど悪場もなく登山道を下るといった感じ。朝の空気が清々しい。沢沿いを歩くのはヤッパシ気持ちがいい。
 
 最初は登山道を歩くと徐々に左岸に作られた岩を削り作られた道が現れます。高度感はまだ大丈夫


 徐々に難易度が上がってきます。整備してくれた国、関電に感謝

 
 内蔵助谷の出合。ここでヘルメット着装(8:50)    右岸には新越の滝。秀麗な滝です。

内蔵助谷を越えると徐々に道幅は狭く「落ちたら死ぬ」感が強くなります。でもまだ序の口です。左には黒部の魔神「大タテガビン」


 「屏風岩の大へつり」左岸に作られた心もとない道を進みます。写真撮るときは注意が必要!ザックを岩に当て反動で落ちないように!!


 別山谷手前のアスレチックコース!梯子で大高巻き。降り立って見に行くと大崩壊しそうな道だったので作られたようです


 どこまでも続く危ない道!気が抜けない。

 
 別山谷でやっと一息。行動食を摂る(10:30)    まだまだ…。アドベンチャー!

 
 徐々に慣れてきた細い道。高度感はまだまだ!!

別山谷を過ぎると谷は狭まり、白く泡立つ流れと、深く蒼味がかった淵や瀞。ここが白竜峡だ。写真をとったり流れを眺めたりと、その風情を二人で満喫する。

 白竜峡です。何となく綺麗な感じ。(11:05)

 
 穏やかな流れの黒部川だけど、徐々に幅は狭くなります    水流を浴びながら…

白竜峡を過ぎ、水流を浴びた後、暫くで広い河原状の穏やかな流れになります。気が抜けないところも有るが、十字峡が近づいてくると樹林帯の道になり、沢の音が近づいてくる。十字峡だ!(11:55)十字峡の吊り橋からは涼しい風が流れ気持ちいい。吊り橋を渡った後は再び谷は深く険しくなり一気に高度感の有る水平歩道を歩くことになります。足元から沢床までスパッと垂直に切れ落ちた断崖絶壁にビビりながら歩きます。

 十字峡に着きました。自然の造形に感動。この後、渓谷は狭まり、歩くところも高くなりだします。


 一気に高度感が増し、足元の渓谷を見るとビビってしまうので、慎重に渡ります

 
 よくもまぁ、こんな所に道が有るもんだと。   全く足の置けないところは木材と番線で急拵えで作ってあります


 足元は片足が乗る程度のところもあります。番線を握り慎重に。

断崖絶壁の気の許すことのできないところを歩くが、半月峡の流れに緊張の続く道を歩いてきただけに一瞬だけ気も和らぐ。ほんと一瞬だけね。
そしてS字峡の緩やかなカーブの流れを見ると、山の中にふと現れた人工物!そう黒四地下発電所の送電線口が見えてきた。

 半月峡の流れ。写真では伝わらない。とても美しい流れでした(12:45)

 
 黒四ダムの地下発電所からの送電線。不気味な音が出てます。   道を下ると東谷吊り橋です。渡った後は作業道を歩き仙人ダムへ

送電線口が目の前に出てくると、登山道を一気に下り吊り橋を渡り対岸に移ります。砂利の車道を歩き仙人ダム(黒三ダム)へ。緊張も解かれのんびり二人で他愛(口喧嘩したりと)ない会話でダムに到着(13:40)。掲げられた標識に従い、ダム堤頂を歩き構内に入る。ダム放流口からの高度感さながら、上流は堆砂の多さに驚く。もうすぐダムは砂で埋まってしまうのでは!?と実感。
 
 仙人ダム(黒三ダム)の構内を歩きます。     仙人ダムの提端から見下ろす。黒四よりも当時の技術で作られたダムに感動

 
 仙人ダムを越え、トンネルを歩くと…熱気と硫化水素が立ち込めるトロッコの線路と交差します。ここが高熱隧道だ!!感動!!!(13:55)

ダムの左岸に設けられた坑内(トンネル)に入り歩くと、熱風と硫化水素の臭いがする。そして…高熱隧道の線路と交差する。そう、これが高熱隧道だ!(当時とは若干違うけど)下ノ廊下に来たもう一つの目的はこの場に立つことだった。ボクが吉村昭の小説を全巻読破するきっかけとなった小説「高熱隧道」の舞台である。地下線路沿いに熱い気流が流れ汗ばむ。目頭が熱くなると同時に、従事した作業員、そして殉職された方々に対し感謝の気持ちを捧げると同時に合掌し慰霊した。大東亜戦争中の日本の軍需物資製造のための電源開発の為に従事した人々の残した遺産だが、現在もこれらから生み出される電気を我々は享受しているのだ。改めてボク達の先祖がこの日本に残した遺産に対する感謝の気持ちを忘れてはいけないと実感した。(詳しくは小説を読んでみてください)
この後は、関電人見宿舎を過ぎ、再び高熱隧道尾根を越え阿曽原温泉に向かう。
 
 関電宿舎を過ぎ、阿曽原温泉向け尾根を越えます。疲れた体に登りで権現峠。ここから下って温泉へ(14:25) 阿曽原温泉着(14:50)

阿曽原温泉に到着し、主人にテント場の受付をする。今年は中国武漢ウイルス感染予防の為、小屋泊り営業はせずテント泊のみであるため、人が少ない。平日もあってか、7~8張り程度のテントしか幕営されておらず閑散としている。小屋もビール(500㏄800円)のみ販売している。早速テントを設営してひと息入れ、露天風呂にGO!!付属されている石鹸で体を洗いリフレッシュ、そして疲れを癒すことが出来た。その後カミさんも入り、ビールで乾杯(カミさんはチューハイ→500㏄3本は担ぎ上げました)
気さくな小屋の主に阿曽原温泉のことを色々教えてもらいました。そして「高熱隧道」の舞台だったトンネルがすぐそこに有り、そのズリ出しで埋め立てられたのが今のテント場だということ。そして掘削時に高熱の岩盤を冷却するとき汲み上げられた水源の沢とか色々興味深い歴史の話に感動しきり!是非このコースを歩かれる方は吉村昭 著の「高熱隧道」を読んでから来てもらいたい。日本の電源開発に携わった人々の血と汗と涙の片鱗を感じずには居られないだろう。
外で晩飯食った後は、山の日没の余韻を楽しみ、テントの中に入ってウイスキー飲んで寝る。

 
 身体を洗い(石鹸OK)温泉に浸かりました。気持ちよかった!!    高熱隧道の現場入り口(現在は使われていません)

 
 カミさんが温泉から上がった後は宴会!!(小屋での販売はビールのみです)   翌朝4時起床(5:40キャンプ地を後にします)

夜、寝ているときに地震が有った。過去に地震で登山道が崩壊したと聞いたが、揺れは弱く大丈夫だろう。翌朝4:00起床しα米とカレーを食べた後はテントを撤収し出発準備。段々と空が明るくなりだし、薄暗の中5:40快適だった幕営地を出発する。
最初は登山道を登り、直ぐに、断崖絶壁コースになる。
 
 阿曽原温泉から再び尾根を登りスリリングなコースへ!    オリオ大滝で水を汲みます。

 
 谷に作られた堰堤状のトンネルを潜るところも     そして再び高度感ある断崖絶壁コース!感覚が狂ってきました(^^)/

昨日と変わらない高度感の有る道・・・今日も天気が良い。スラブの絶壁に作られた道であるため、所々頭上から水が落ちてくるところが有る。雨が降った日なら凄いことになるだろうし、滑りやすくなり難易度も上がるだろうなと思い進む。

 奥鐘山!「高熱隧道」読んだ人ならこの山の意味が分かる。RC造の飯場が志合谷からの泡雪崩で吹っ飛んだ現場!


 突き抜ける高度感!こんなところで雨に遭ったら怖い!


 大太鼓!よくぞ刳り貫いたと思うし、感謝して通ります。(8:00)


 志合谷!急峻な谷!ここで泡雪崩が発生したのか・・・確かに冬は凄いことになるだろうなぁ。

 
 志合谷入り口。長い長いトンネル    素掘りのトンネル!息が白くなるほど寒く、足元は水が流れてます。


 志合谷を出た後、歩いてきた道(志合谷右岸)を振り返る

志合谷の両岸とも発達した急峻なスラブ。そこを削って作られた道…。感謝しながら進むとトンネルが。こんなところに岩を削って道を作ったとしても落石や雪崩で直ぐぶっ壊れるんだろう。長い両岸にかけU字状に穿たれた素掘りのトンネルを進む。
 
 そのあとも、トンネル数か所在りました(ヘッデン不要)   まだまだ続く。毛勝三山の展望台に10:00到着

欅平のトロッコの汽笛やアナウンスが徐々に聞こえ出し、下界に近づいてきた感が湧いてくる。861mの展望台に10:00到着。ここから激下り!あっという間に10:20欅平に到着。ここで観光案内所とかを散策し、トロッコの出発を待つ。出発の寸前にビールを購入し、トロッコに揺られながら景色を堪能。物見遊山しながら宇奈月温泉に到着。
そういえば・・・23年前、途中の猫又駅で下車して猫又谷を遡行したなぁと懐かしくなった。あの時は沢で豪雨に遭い、ずぶ濡れでビバークし、増水し靴下とか装備を流された事が懐かしい。その後、不帰避難小屋に泊り下山して祖母谷で河原を掘って湯に浸かったなぁ。
 
 奥鐘山の向こう側に後立山が見え出す。白馬~唐松~五竜が望めた。  欅平でのんびり観光気分に浸りつつマスクを装着

11:04発宇奈月温泉のトロッコに乗車し物見遊山で12:20頃に到着。日帰り温泉に浸かり汗と疲労を流し、カミさんのボルボを駐車場で受け取りお土産買ったりしながら、カミさんの運転でのんびり高速道路で帰宅しました。

「黒部に怪我無し」という格言が有る。これは黒部川(下ノ廊下)では怪我では済まされない。死ぬということだ。(下ノ廊下は9月下旬から11月初旬までの約2ヶ月の間入ることが出来、昨年は5名、今年は既に1名の尊い命が犠牲に成りました)その通り、ちょっとした事で転落死すると実感。今回は条件が良く無事帰ってこられた。そしてまたカミさんとも一つ良い思ひ出を作ることが出来きた。




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夫婦で白山

2019年11月12日 | 家族登山

 翠ヶ池からは冠雪した北アルプスの山々を望めました

このところ、身体の調子が悪く山に行けない日々がずっと続いていました。漸く少しづつ恢復してきたので、カミさんと白山に行くことにしました。いつも一緒に行く源次郎は従弟の誕生日パーティーに行くとかで母と武生に行きました。
本日、令和元年11月10日は今上天皇の祝賀御列の儀(パレード)です。我が家の玄関に国旗を高々と掲げ出発します。
今上天皇弥栄!!天皇陛下の御代がいつまでも栄えますようにとの一心で、ボクもお祈りさせていただきました。そして白山の神様にもその旨を祈願。2600年以上もの永い歴史、126代にも続く天皇の御代…今後もボク達の子孫累々この日本が続いていくことを祈っています。
 
 新しい軽トラは超快適!    朝日を受け赤くなった大長、赤兎山

朝、5:00自宅を出発しました。軽トラで進むこと別当出合に6:00着。準備を整え6:15に出発です。今日は天気が良く汗をかくことなく気持ちよく登れました。途中、山スキーを背負った山仲間のYoshiさんに黒ボコ手前で会いました。スキーは出来なかったとの事。9:20室堂に到着。小屋は仕舞われ閑散とし静かです。
 
 別山も若干初冠雪!    黒ボコの最後の登りのカミさん

そのまま、お池巡りコースを行き、そして10:30山頂着。山頂は10人くらいで静かに景色を愉しむことができ、折角なので山頂で早い昼飯を頂きました。

 小屋仕舞いされ閑散とした室堂

そして下山は観光新道で景色を愉しみつつ14:45別当出合に到着しました。その後は総湯に浸かりのんびり帰宅しました。

付き合っていた頃は良く二人で沢や山スキーに行ってたけど、久し振りに二人で白山に来ました。これからは子供と山に行く機会が減ってくだろうけど、こうやってずっと夫婦で仲良く山に行きたいなぁと思ひました。
 
 山頂で記念撮影!雲一つない最高の天気     山頂でささやかな宴会!

今月末は金沢で手術をする予定。無事終えて早く山に復帰したい!

およそ二千数百年前、神を祖先とした王朝が誕生し、それが現在までも続いている国、いわゆるそれこそが、我が祖先たちが創りあげた日本。そしてこの日本の精神の柱である皇室の万世一系が途絶えることないよう、後世にこの素晴らしい日本の歴史を伝えていかなくてはならないと思ひます。そのためにも、現在の教育現場では教えられない日本の神話や歴史を子供たちに伝えていかなくてはいけないと思います。
ボクとしても、源次郎には古事記など本を読み聞かせたりするなど、先祖の神話を教えています。

イギリスの歴史学者であるアーノルド・J・トインビーが、その著書において「12、13歳ぐらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」という言葉がそれであり、常識からかけ離れた記述が古事記から見受けられるのも事実。でもその中には天皇の国民に対する思いってのがいろいろ書かれているのも、なんだか熱くなります。
例えば「日本書紀」引用だけど「民の竈(かまど)の煙」から

仁徳天皇が高殿に登って遥かにながめると、人家の煙が見られない。
これは人民たちが窮乏しているのであると思われ。
今後三年間すべて租税をやめ、人民の苦しみを柔げようといわれた。
それ天の君を立つるは、これ百姓の為なり、
然らば則ち君は、百姓をもって本となす。
是を以て、古への聖王は、一人飢寒(きかん)すれば、
顧みて身を責む。いま百姓の貧しきは、則ち朕の貧しきなり、
百姓の富めるは、則ち朕の富めるなり、
未だ百姓富みて、君貧しきことあらざるなり。

天皇は国民の幸せを祈り続ける存在。それに対し古代に栄えた他国の王朝は国民は搾取する対象…だからこそ滅びてしまった。日本という国は天皇を中心とした家族のような国家だと言われる。だからこそ日本そして皇室は万世一系2600年も続いてきた。
今上天皇の祝賀御列の儀でのパレードで沿道に集まる国民の姿を見てより強くそのことを実感した。
天皇弥栄(すめらぎいさかや)
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学年行事で経ヶ岳

2019年09月17日 | 家族登山

 杓子ヶ岳から望む経ヶ岳

9月14日の土曜日に小学校の学年行事で地元の山に登ってきました。
源次郎の通う平泉寺小学校の校歌には、「経ヶ岳」や「女神川」といったフレーズが有り
経ヶ岳の山頂に登り、そして切窓から女神川が生まれる場所を見ることができ、とても良い経験になったと思ひます。
このような経験を通して愛郷心を育んでもらえたら嬉しいです。
 
 法恩寺林道の登山口から出発です。   日本海まで望める事のできる快晴

天気は快晴で、とても清々しくイイ気分。山頂からは平泉寺小学校が見えました。
山は秋の風情が訪れており、風が心地よく涼しかった。

 
 担任の先生と源次郎     藪漕ぎして三角点のところで記念撮影


 皆で記念撮影!お疲れさまでした

朝、6:30に小学校に集合し分乗し出発。7:30登山口出発…9:15杓子ヶ岳…10:30経ヶ岳着
11:20経ヶ岳発(下山)…14:00登山口着

帰宅後、シャワー浴びて皆で居酒屋で乾杯!

2年前に家族で登った雨の中の経ヶ岳

4年前の親子行事で登った法恩寺山の伏拝
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小学校親子登山で白山!

2019年08月18日 | 家族登山
昨日今日と白山に行ってきました。
毎年恒例です。源次郎もこれで12回目突破ですが、この親子白山登山はこれで最後になりそうです。寂しいですが。

 山頂で記念撮影!雲一つない快晴です。晴れ男、晴れ女は誰だ!?

朝、源次郎の通う小学校に8時集合し、一路市ノ瀬に向かいます。もちろんこの時期はシャトルバス(片道500円)ギュウギュウ詰めの車内は暑いですが、別当出合に着くと涼しく気持ちよい。10:05出発。初めての人もいるのでなかなかペースは上がらず、ボクは先頭で小説を読書しながらゆっくり登ります。他の登山者からは「二宮金次郎!?」と何人にも声をかけられました。
甚之助で昼食をとります。もう暑く何も食べる気しないので家から凍らして持ってきた「ビール」を飲みます。最高に美味い。
そして黒ボコを過ぎ、14:30に室堂着。宿泊の受付してから、室堂前のテーブルで大人は大宴会!子供はお菓子タイム。
頑張って担ぎ上げたビールやストロングチューハイ、そして室堂の生ビールを飲みながら楽しいひと時。

 出だしは少しパラパラ雨が降ってたけど次第に好天!

 
 朝、3時起床しご来光を拝みに山頂に向かいます。見上げると満天の星空。流れ星も…。誰かが言ってた。「星座が大きく見える」と。そう…ボクも小学校6年にはじめて白山に登った時、見上げるカシオペア座が家で見る時よりも大きく感じた。ふとあの頃の感慨に耽る。

徐々に北アルプスの穂高の方が茜色に染まりだし、神社の神主が白山の解説。そして雲上にご来光が出たところで神主の音頭で「万歳三唱」
そして皆で記念撮影後はお池巡りして室堂へ。そして朝食摂ってエコーライン経由で下山しました。8:40
 

徐々に暑さが蘇りつつも一陣の涼風が突き抜けるところも多く気持ちよく下山。12:40別当出合到着

 いつもは家族で登ってきた白山。今年で12回目。もっと一緒に登っていきたいけど・・・。

白山の家族の記録(リンク)
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北海道旅行!

2019年07月31日 | 家族登山

 初!北海道の山に登りました!「旭岳」

源次郎も早や少額6年生…中学生になったら部活とか忙しくなるだろうから、今年は家族で北海道に旅行そして登山に行ってきました。
3泊4日の短いスケジュールでしたが思いっきし楽しんできました。
 
 中部国際空港のラウンジで生ビール飲んでます!(ボクは我慢)     北海道の畑はとてつもなくデカい!


 就実の丘!延々と畑の中に道が真っすぐ延びてます。北海道ならでは

1日目…朝3:30家を出発し8時発の中部国際空港から新千歳空港便に搭乗。到着後レンタカーで小樽へ。ここで寿司を食ったり観光したりと過ごし、本日の宿泊地の旭川温泉に向かいます。その前に「就実の丘」で北海道ならではの風景を堪能。デッカイなぁ~
旭岳の麓のホテル(ラビスタ大雪山)に宿泊し、フレンチのフルコースを堪能

2日目…朝、ビュッフェを頂き山に登る。ロープウエーで姿見に到着。至る所で噴煙がもうもうと上がっていて素敵。早速登る。2時間ほどで北海道で一番高い山!旭岳到着。標高2290mそして日本百名山の一つ!ヤッタネ。見渡す限り山が大きくさすがは大雪山自然公園。
ホテルには15時頃に到着しのんびり。今日もここに泊まりフルコース!もちろん部屋飲みでヘロヘロ。夏休みはこうでなくっちゃ!
 
 朝、旭岳目指して歩いて行きます。    平日なのであまり人が居なくて静かな山を堪能できました。


 火山ガスが至る所で噴出していました。

3日目…ビュッフェを頂き、超快適だったホテルを後にし、源次郎が行きたがっていた旭山動物園。そして最後の地…ヤッパシサッポロ!
サッポロでは様々な名勝を観光。大通公園や狸小路では祭り!生ビール(200円)飲みながら観光。昼間っぱら酔っ払いイイ感じ。楽しい!!
そして夜はジンギスカン!もちろん、すすきので二次会!(源次郎も付き合ってくれました)そしてホテルで部屋飲み。
4日目…ビュッフェを頂き新千歳空港へ。お土産買ったり搭乗手続きしたあとヒマなのでラウンジでひと息。そして中部国際空港へ…。
そして高速道路をブッ飛ばし18:30に自宅着。お疲れさまでした。
 
 山の風情も本州とは違うような感じでした。      また一緒に山に行こうね!源次郎


 またのんびり縦走してみたいな。

今回の夏の家族旅行はいつもの登山メインだったものに対し、観光を主体として楽しみました。お金はかかったけど、「モノより思ひ出」
楽しめました。毎年夏は色んな所に出かけているけど、源次郎と一緒にこんな旅に出掛けるのも段々少なくなってくるのかなと思うと少し寂しくなりました。
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小学校親子登山

2019年06月24日 | 家族登山
先日の土曜日は、源次郎の通う小学校の親子有志で地元の山
「赤兎山」に行ってきました。

 山頂にて!白山を望めました!次はあそこに行くよ!

雨天決行と伝えてありましたが、皆雨の中登りました。
避難小屋では皆、各々早い昼飯を摂って下山しました。
次は白山、そして経ヶ岳に皆で登る予定。4年生頑張ってね!

 登れそうな木があると、登ってしまう源次郎。

皆から猿と言われてました。
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南アルプス遠征と横浜観光

2018年08月08日 | 家族登山

 北岳の山頂にて。連日猛暑ですが山は快適でした。

8月4日から8日の5日間、毎年恒例の家族旅行で山に行ってきました。
今年は、山で2泊三日の山行、下界で2泊し観光の良い旅をしてきました。

 
 駐車場にて!頑張って2泊三日の山旅を楽しんできます!       バスを待つ間足湯でのんびり!

 
 広河原の吊り橋を渡ります。北岳はガスの中…    整備された登山道を登ります。源次郎は頭痛がするとの事。

1日目、朝6:00仕事を終え帰宅し、6:30韮崎へ向け出発です。渋滞もなく順調に進み芦安の第2駐車場に運よく1台分空いていて駐車できました11:55。おもむろに準備して広河原行きのバス切符を購入し、足湯に浸かったりしながら待つこと13:00出発です。約1時間で広河原に到着し、14:15今日のテント場の白根御池小屋に向かいます。涼しい樹林の中進むこと16:45に到着。今日は土曜日!既に多くの登山者でいっぱいの小屋!テント場もテントで埋め尽くされ、ちょうど小屋に近いところの傾斜面が残っていたので此処に幕営!
 
 御池小屋に着くや一気に元気になる源次郎。自分の装備が重かったのか!?     ヤッパシ9%のビールとチューハイ(まだ凍っていた)

一息つきホッとする。待ちに待った…ビールタイム!小屋では生ビール850円で売っているけど、ボクは頑張って担ぎ上げたビールやチューハイで宴会!テーブル囲み楽しい晩飯。遠くで雷鳴が聞こえる。台風12号の影響はどうなのか気になる。酔いが回りいつの間にか就寝…。
4:30に起床しテントの中で後片付けやパッキング。天気も良いので外で朝食をとり、テントを撤収し6:35御池小屋を後にします。今日は北岳~北岳山荘~間ノ岳なので時間的余裕が有る。のんびり行こう!
 
 北岳に朝日が差す。今日はいい天気!     朝ご飯もしっかりとって出発です。


 振り返ると御池小屋の池が見えました。癒しの池でした。水も豊富で美味しかった。

草すべりコースでグングン登ります。北岳山荘は水が有料だと思っていたので(実は無料)3リットル担いで登る。源次郎は調子よくボク達の先を進んでいきました。一気に標高差600mを登る。下界は猛暑だけど汗をかくことなく気持ち良く登れる。振り返ると地蔵岳などオベリスクも良く見える。最高のロケーション!小太郎尾根分岐に8:30到着。目の前には南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」が鎮座。そして昔…十数年前にカミさんと付き合っていたころに登ったピラミダルな花崗岩甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根経由)が望め、最高のロケーション!源次郎も興奮!!

 小太郎尾根分岐に出ると一気に展望は激変!360度パノラマでした。バックは仙丈ヶ岳

 
 甲斐駒ヶ岳は白く、雪が積もったかのよう。    北岳肩の小屋目指し景色を堪能しつつ進む。

 
 北岳が見えてくると気分は高揚!     肩の小屋に到着!懐かしの小屋

北岳肩の小屋に出ると、多くの団体ツアーパーティーが居たので、山頂が賑やかになる前に行かなきゃと思い、休憩はとらず山頂を目指し、9:35に北岳山頂に到着。素晴らしい景観。遠くは広大な稜線が続く間ノ岳も望める。感激!源次郎は2年前に富士山登頂!そして今日は日本で2番目に高い北岳に登ることが出来ました。おめでとう!そして此処は日本で一番高いところで富士山を望める場所。
 
 北岳山頂!そしてバックは仙丈ヶ岳。     富士山!2年前の事を思い出す。


 2泊目のテント場の北岳山荘を見下ろす。その後ろには雄大な間ノ岳が鎮座。

北岳山荘の手前で親子の雷鳥5羽が砂浴びしている。子供の4羽はとても可愛らしく、他の登山者も足を止め撮影タイム。
10:30北岳山荘に到着!今日の幕営地です。早速受付を済まし一番良いところにテントを設営。小屋では荷揚げが遅れており、ジュース等が無いとの事。でもビールは有る!(まだザックの中には4本有り)
 
 砂浴びする雷鳥(寄生虫や汚れを落とすためにするらしい)      親子のらいてう!

 
 北岳山荘に到着!トイレは最新!       間ノ岳から望む北岳!カッコいい!!

そして間ノ岳目指して出発します11:30テントなどの装備が無い分、楽に登ることが出来、12:50間ノ岳に到着!此処に来るまで、地質の変化が面白く、主稜は展望も良く農鳥岳も良く望め感動!そして登山者も少なくイイ感じ。
 
 間ノ岳に到着! 源次郎は何故か怒っていた!?    間ノ岳を後にする。素敵な稜線

 
 中白根山に到着。もうすぐ小屋!!     14:20北岳山荘に到着!待ちに待ったビール!!

テント場に戻ると源次郎は疲れたのか中に入って就寝…。カミさんとボクは富士山を眺めつつビールタイム。そしてのんびり時間を過ごす。この瞬間がたまらない。ボクは山ではいつも持ってくる吉村昭の小説を読破!(総員起シ)カミさんは(雪の花)
大学ワンゲル部の部員と色々話したりしつつ、段々と空は茜色。

 北岳山荘のテント場にて。頑張って担ぎ上げた大量のビールや酎ハイで乾杯!

朝、3:30起床する。後片付けして、朝飯作りながら夜明けを待つ。今朝も天気は良くおぼろげに照らされた富士山を堪能。早朝はくっきりと見える。富士山は登るよりも眺める方が良いのかもしれない。そして5:10快適だった北岳山荘の幕営地を後にする。八本歯コル目指し朝日に照らされた間ノ岳を振り返りつつ登り返す。
 
 夕焼けを愉しむ。富士山は雲の中…       夜明けの富士山を待つ登山者たち。


 くっきりと映し出された富士山。ヤッパシ富士山はイイもんだと実感

 
 さぁ出発。富士山とサヨナラです      間ノ岳を後にする。猛暑に向かう

北岳山荘を後にする。八本歯コルへ向け登rい返し、そしてトラヴァースする。足元は悪いが登山道はよく整備されていて歩きやすい。そして高度感もあり楽しい。尾根を吹き抜ける風が涼しい。
 
 八本歯コル目指し高度感のあるトラヴァースを進む。      大樺沢を下るとバットレスが望める!壮観。


 八本歯コルにて。天候に恵まれた山行が出来感謝!

大樺沢から望むバットレスは壮観!昔ここをクライミングしたことを思い出す。色々アクシデントが有ったけど今となれば良い思ひ出。
そしてこの大樺沢へは、過去に深澤さんと山スキーで滑降した思い出の沢!色んな思い出の詰まったこの山に、また新たな良い思ひ出を作ることが出来た。ヤッパシ山登りはイイね。

大樺沢を下ると、兵庫県の高校山岳部のパーティーとすれ違う。ボクにも彼らのような時代が有ったのだと懐かしく思う。頑張れ高校山岳部!!そして二股に出ると何となく体感気温が上がってくる。今朝、広河原を出発したパーティーもチラホラ。
そして御池小屋への分岐を過ぎると8:40あっという間に広河原山荘に到着。ここで源次郎はジュースを買ってもらい、下界のモノにありつける。ボクもビールといきたいところだけど、今日はこのまま横浜まで運転しないといけないので我慢!
 
 吊り橋を渡る。みんなお疲れさまでした。     バットレス、そして北岳を眺めながらバス発着場へ向かう。

そして9:20発の乗り合いタクシーに乗って芦安に10:10到着。予定よりも早く着きホッと一息。そして金山沢温泉で汗を流し横浜に向けGO!
甲府市に出たら、山の服をコインランドリーで洗濯しつつ、その間に下界の食べ物(回転ずし)でお腹を満たし出発です。中央自動車道、圏央道などを乗って徐々に都心に近づいてくると道路は渋滞気味…。慣れない渋滞に辟易しながら、やっとこさ15:40ランドマークタワーに到着しました。こんな高層ビルに泊まるのは初めて!66階という高さと、山屋の風情の僕たちには場違いな雰囲気かも!?と思いつつ、いつもと違う丁寧なチェックインをして広い部屋に入った。宿泊料が高いので色々ともてなされるのは当たり前なのかしれないが、コーヒーなど飲み物から、夜のお酒まで全て無料。新聞も部屋に届けてくれる…。
昨日まで狭いテントで、衛生的に微妙なものを食べたり、不潔な格好で居たあの時とは雲泥の差。でもかしこまってしまい、ボクが僕で無いみたいになる。ヤッパシ車中泊やテントの方が合ってるのかな。
 
 エレベーターが超速かった!         この後、夜景がキレイでした。
その夜は夜景のきれいなレストランを予約してあったので、そこでビールを飲み、肉を食べる。山で食べる糧食も良いけど、レストランもイイね!
翌日は横浜を観光したり、水族館に行ったりと丸一日楽しみ宿泊。そして最後の日は渋滞になるも横浜を脱出。そして猛暑の名古屋を観光し帰宅しました。

 部屋からの夜景。台風の影響か、霞んでいた。山の風景の方がボクにはイイかも。源次郎は田んぼが無いと驚いていました。

今回の旅は、テントで2泊、高層ビルで2泊だったが、どちらも甲乙付けられないくらいに楽しめました。山はあまりお金がかからないけど、都会に出ると凄くお金がかかる…。でも源次郎には山の生活と都会の生活を体験することが出来、良かったんじゃないかな。そして都会ではデカい車は邪魔で、ヤッパシ電車で移動が一番楽だと実感。
源次郎にとっての都会と田舎の判断基準は「田んぼ」が有るか無いか、また田んぼの占める割合で、その都会度を判断しているという事が今回の旅で判りました。
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家族登山!毎年恒例の白山へGO!

2018年07月16日 | 家族登山

 皆で神社にお参り!源次郎の神社での参拝の作法もバッチリです。さすがは平泉寺の子供!

最近なかなか山に行けない日々が続き悶々としていましたが、今日は家族で白山に行けてとても良かったです。
毎年恒例というか、源次郎が生まれてから毎年家族で行こうと決めて以来、今回で11回目と成りました。
白山登山は、源次郎の成長の具合を測る一種のバロメーター。年々きちんと成長しているなぁと実感でき、とても嬉しかったです。
昔みたいに…あと何歩!?で着くの?とか、あと何キロ?とか…そんな事言わず、ボクのくだらないギャグを聞き流しつつ、周りの風景に感嘆しながら、冷たい水をすくって飲んだり、涼しい風に癒されたりしている姿を見ていると、あと何年一緒に登ってくれるのかなぁ・・・と少し寂しくもなりました。
 
 朝一のバスで来たので登山者は少なめ。     甚之助で小休止。BCAAをを補給

朝、3:30目覚ましが鳴り、出発です!一ノ瀬に4:30に到着し、5:00始発のシャトルバスに乗って別当出合に到着です。空は快晴!そして涼しい~!下界はもうすぐ灼熱の地獄と化すだろうと思いながら気持ち良くスタート。山頂まで涼しくあまり汗をかくことなく到着。北アルプスなどの山々を眺めつつ、お池巡りしたかったけど、直ぐに室堂に下りたいという源次郎とのジャンケンに負け室堂へ!
 
 弥陀ヶ原にて。昨日から泊りで来た登山者がそろそろ下山の時間。      山頂もくっきり望め、白山デーの一日でした。

朝飯食ってなかったので、ここで昼飯タイム!ボクは寒天ラーメン!とビールで乾杯。白山を眺めつつ最高の瞬間を皆で過ごす。ヤッパシ僕達家族にとって白山は特別な存在。来年もまた再来年も家族で登ろう!!
 
 山頂で恒例の記念撮影!年々背が伸びてきた源次郎!もうすぐ抜かれる…     ラーメンタイム!普段は食べれないカップラーメンも今日は特別にOKです。

 
 ボクは白山に来たのでサッポロビールの「頂」を!        延命水を汲んで帰る源次郎!汲むのに凄く時間がかかった。

そして…毎年恒例になった源次郎の水汲み。祖父母に「延命水」を汲んで帰るとの事で、ボトルを全て空にして4リットルほど汲みました。(ちゃんと源次郎が担いで帰りました)ボクはウイスキーの水割りに使う予定。
そうこうしながら、楽しい会話でいつのまにか別当出合に到着13:50

さすがは白山!山は涼しかったけど一ノ瀬に着いたら茹だるような暑さに参る。車のエアコンをガンガンに効かせ家に帰りました。

今日も家族で楽しく山登り!ヤッパシ白山は素晴らしいね。白山のお膝元に暮らす僕たち…。いつも源次郎を見守ってくれて有難う!
そして先週の大雨での洪水や土砂崩れの災害に見舞われた方々へ衷心よりお見舞い申し上げます。そのような中で家族で山に登ることが出来ることに感謝です。

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雨の中、赤兎山へ

2018年06月30日 | 家族登山

 今日も多くの登山者で賑やかな山でした。ニッコウキスゲも8分咲きでした

今日は久しぶりの家族登山。
最近仕事も忙しく、カミさんは仕事の研修や源次郎も学校やクラブ等で忙しく中々皆予定が合わない。
今日は一日皆フリーなので、雨降りでしたが、地元の山に行ってきました。
カミさんの職場の仲間とその友達の計5名
 
 いつもの駐車場を出発!雨なのか5台+マイクロバス1台     泥濘に注意しながら登りました

 
 山頂で記念撮影!       更にニッコウキスゲに迎えられながら小屋を目指します

虫が多く、雨で蒸し暑く、辟易しそうでしたが、山頂は風が心地よく、避難小屋も快適で、飯食った後は天気も好転し、大長山も望め、帰路は気持ちよく山を楽しめました。
途中、山岳会の長井さんにも遭遇しました。
 
 帰路はガスが晴れ、雨も止み気持ち良かったです。     駐車場に出るともう梅雨は去ったかのような感じ

そろそろ白山に行きたい!明日は防災訓練…
なかなか思いっきり山に行けない…悶々としてきました。
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