山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

平泉寺から白山へ

2010年08月24日 | 山登り2
今日は白山に登ってきました。
先週の剱岳で登頂を断念したH田先輩と、Y川先輩と3人で行ってきました。
ボクは高校山岳部時代から何度もココを訪れているし、今回はちょっと違った登り方をしようと思い、自宅から自転車を漕ぎ白山に向かいました。
その昔・・・泰澄はボクの地元平泉寺から白山への道を開いたと聞きます。それにあやかって、自宅から自転車で別当出合まで(約50km)走り、自転車をデポして砂防新道を登りました。
朝0:00に自宅を出発し、国道を激走するトラックに轢かれないかとビビりながら谷峠を目指す。白峰集落からは一台も車に遭遇することなく、突然藪の中から出てきた獣たちに驚かされながら、心臓バクバクそしてビビりながら別当出合着です(3:50)
 
 北谷の国道沿い休憩場               市ノ瀬 細谷川の橋のところ

先輩達を待ちながら道路で大の字になって星空を眺めます。天然のクーラーが効いていてとても気持ちいい。先輩と合流し4:40別当出合駐車場(上)を出発します。堪之助避難小屋は新しく建て替えられるようです(完成は今年の11月)
3時間で室堂着、そのまま山頂に行き記念撮影。そして下り待望のビール&ラーメン!最高!!!眠いのでそのままベンチで就寝し、9:40下山開始。観光新道を使って12:10別当出合到着!
 
 現在の堪之助小屋(これが無くなるなんてちょっと寂しいな)               新避難小屋の場所

 
 山頂で記念撮影!やったね!                       神社の前でパチリ!最近流行りの山ガール!?がいたよ。

ここで皆は着替えて白峰の温泉にGOですが、ボクは自転車スタイルになってこのまま自宅へGO(12:30)です・・・
めちゃくちゃ暑い気候の元ペダルを漕いで14:30自宅着!やったね!!
家に着くなり、大野のあっ宝んど(公衆浴場)に行き、水風呂に入りました。
熱中症にかかりそうな暑い中の自転車でしたが、谷トンネルの中はとっても涼しく快適でした。
 暑いので日陰で休憩しないと熱中症になっちゃうね!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

剱岳日帰り

2010年08月18日 | 山登り

 山頂にて記念撮影!左からカミさん、ゲンゴロウ、F川君

今日は職場の皆と夏の剱岳に行ってきました。その前々日、カミさんにその話をすると、「何で私にも言ってくれんの!?」との事。ということで、カミさんも一緒です。
昔々・・・カミさんが福井山岳会に入りたての頃(8年前)、白萩川~池の谷~三の窓~剱岳~早月尾根で行ったきりです。でも今回は早月尾根ピストンです。
前日、勝山を夜11時に出発し馬場島に。仮眠をとり3時に暗闇の中ヘッデン点し出発!富山の夜景を眺めながらグイグイ登り、2時間半で早月小屋着。ここで皆を待つがなかなか来てくれない。どうしたんだろう。カミさんとF川君とで待つ。でもなかなか来ない。結局8時まで待ったがY川先輩がどうもバテてしまったらしく、ここからH田先輩とこの後馬場島に引き返すことになる。
 
 猫又山も同じ高さになってきた!          もうすぐ鎖場だ!

 
 慎重に鎖場を渡ろうね!              もうすぐ山頂だ~

メンバーが2人減って、ボクとカミさんとF川君とで8時に早月小屋を出発し剱岳を目指す。小窓尾根や大日岳、室堂等を横目にグイグイ登って、2800mを過ぎると鎖場が出てきてF川君ビビりだすが、10時前に山頂着!ヤッタネ!!
とりあえずカミさんのペースで早月小屋の休憩時間を差し引き4時間半で馬場島―剱岳間を登り切った事になる。
山頂で涼しそうに佇むカミさんを見て、さすがだな~と思いました。
家で凍らせてきたビールは解凍しきれずシャーベット状!山頂でグイッといきたかったのにな~
360度のパノラマを堪能し、下山開始。
早月小屋でビールを購入し(まだ凍っていたので)喉を潤す。ここで、新しい出会い!!ボクのブログを見て下さっている東京からの登山者の方(今日はここで宿泊します)からボクことゲンゴロウのことを良く御存じでいろいろお話させて頂きました。「今日はお子さんは婆ちゃんに見てもらっているんですね!」と、図星でした。粟巣野の「わが家」のオーナーさんともお知り合いになりました!
そんなこんなで楽しい時間を過ごし、踵を返し馬場島に向かうのでした。(14:10着)
 
 この言葉が好き!こんな気持をもてる事って素晴らしいな~             馬場島キャンプ場で寛ぐ

やっぱし剱岳はイイね!山頂から剱沢や立山を望むと高校山岳部(1年生)の合宿で登ったこの山の楽く苦い記憶が蘇りました。
やっぱし山登りは青春だね!
それにしてもカミさんの馬力には目を見張るものがありました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消防学校 山岳訓練

2010年08月06日 | 訓練
昨日、今日と福井県消防学校 初任教育第45期の山岳訓練に参加してきました。この教育訓練はかれこれ12年程参加させていただいています。
年々増え続ける山岳遭難事故に対応すべく、消防の責務の一環としてこの任務は年々重要性を増しつつある昨今、体力・技術的に高度を求められています。福井県消防学校では今回、それに応えられるやう、現場に即した訓練を実施しました。
 
 テント設営中。(新品のテントだけど風が強くポールが折れた)         読図訓練の勉強中。(整置がんばろう)本番は山の中で実施。

今回の訓練現場は大野市の某所。キャンプサイトでいつものように野営訓練と救助訓練、地形図の読図訓練を行います。すでに座学で読図・救助の基本を学んだ学生は、コンパスを振って地形の勉強を行います。いくら救助手法に長けていても、要救助者の待つ現場に行けなくては意味がない。山岳救助において読図技術は現場での救助よりもとても大切なのです。
場所をキャンプ場の外れの急傾斜地に移し降下訓練から、MASによる舟型担架での引き上げ訓練、ディスタンスブレーキ等、メインラインのみの訓練を実施。人的物的資源の少ない山岳救助という特性上、都市型救助で用いる様々な機材を使わず、山岳会の遭難対策訓練で培われたシンプルな形式での救助方法を実践しました。(ロープはスタティックね)
 
 船型担架を用いての救出訓練!(もっと引っ張って~)     MASの利点欠点は!?もっと人が居れば1倍力OK

 
 ディスタンスブレーキで確保し舟形担架とそれに繋がれた隊員を降下させる。      降下訓練。

 
 ザックを用い要救助者を担ぎ、急傾斜地を登る。(1倍)             食事の準備!今夜はカレー。明日の朝は・・・

 
 何時でも何処でも毎日腕立てスクワットをやっている。             非常呼集で集められた学生。この後は・・・

訓練終了後は、火を起こしてキャンプの定番・・・カレーライスを食しました。もちろん就寝点呼や非常招集を行い、学生達にとって眠れぬ夜となりました。でも夜は星がきれいで、各小隊、個人の出し物(教官のモノマネ)等で盛り上がりました。
翌日は、大野の秀峰「銀杏峯」に登りました。地点確認しながらの途中、H学生が熊に襲われ意識レベルJCS300となったと想定し、山頂までスケッドストレッチャーで搬送する訓練を実施しました。各小隊、班と連携が良く、メガホンで檄を飛ばしつつ足場の悪い中、協力し合い山頂まで担ぎ上げる事が出来ました。
山頂に着いてからは、林野火災を想定したホース延長訓練も実施し、各人ザックに入れてきたホースを延長し、放水体勢。
訓練に汗する若い消防士の卵を見て、とても新鮮な気持ちになり、自分への励みになりました。
やっぱし「山登りは青春」だな~。
4月から10月までの6カ月間、教養・訓練を受けた初任科生は10月になると、各所属に散っていく。この訓練が彼らの記憶に残るものになってくれたらうれしいな。

 朝の点検を終え、これから訓練開始!熱中症に注意。 総員46名            藪を掻き分け要救助者を搬送!一致団結!

 
 要救助者の容態は!?意識レベルJCS300               急斜面はロープで確保して引き上げる!


 山頂で記念撮影!山登りは青春だ~!                 ついでに林野火災を想定した操法を実施。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする