山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

定期 登山道調査

2018年08月30日 | 訓練

 中岳から見上げる経ヶ岳! また山スキーで来たいね!

今日は職場の有志が集まり、経ヶ岳に行ってきました。
皆、今日は仕事が休みなので登山を楽しみつつ登山道の調査です。
もちろん地形図を用い読図の練習。GPSの取り扱いの確認、そして有事の際にデジタル無線が届くか、救助ヘリのピックアップの場所の確認、携帯電話の通話が可能かなど、様々な情報を地形図に書き込みつつ、仕事の話や、くだらない話など、楽しく登ることが出来ました。
 
 もちろん三角点にもタッチ!!    山体崩壊の風情が色濃く残る経ヶ岳が大好きです!ボクの家も100万年前に経ヶ岳が崩れた跡地に建っています。(流れ山地形)

普段は、上下関係の厳しい職場だけど、今日みたいに山に入ると皆、同じ階級です。
職場では窺い知ることのできない仲間の個性などが見えてくるのも山ならでは。
今後も管轄する山の状況を皆で確認しつつ、登っていこうと思います。もちろん手当は出ませんが、山に付き合ってくれる同志に感謝!!

 今日も楽しい仲間たちと山に登れました! 山頂は涼しく「アキアカネ」が舞っていました。

そして、今日は山岳会のM井さんはトレラン姿でボクたち小隊をブチ抜いて行かれました。
ゴロゴロ雷が朝から鳴り続いていましたが、昼頃少し雨が降った程度で終始快適な山行となりました。
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神鳩谷の美渓に癒されてきました

2018年08月26日 | 沢登り3

 入渓して暫くで、見ごたえのある均整の取れた6m滝。超涼しげ!

今日は久しぶりに石徹白の沢に行ってきました。メンバーは山岳会のメンバーO橋さんとM井さんとボクの3人。
昨日は福井のカミさんの実家の祭りによばれてビール三昧!二日酔い必至です。なので近くに住むO橋さんに、4:45カミさんの実家に迎えに来てもらいました。有難うございました!そして5:30大野の集合場所に到着!M井さんの車に荷物を詰め込み石徹白川を沿いながら進むこと6:55美濃禅定道登山口の駐車場に到着。沢の準備を済ませ、7:20出発し倉谷に向かい、最初は荒廃した作業道を進み、激藪になったところで谷に下り入渓です。
 
 最初は広いが、最後の堰堤(破壊)を越えると、沢らしくなる。     ぶっ壊れた石積み堰堤。

堰堤を2個越えたところでようやく快適な沢歩きが始まります。昔の石積み堰堤(破壊)も越え暫くすると、均整のとれた大きな釜をもつ6m滝。ここは左から攀じり簡単に越えます。その後もナメっぽい滝が連続し、愉しませてくれる。平凡なゴーロ沢じゃなく、見応えのある滝が多く見とれました…。
 
 イイ感じの滑滝が連続するところも有りました。虻は入渓時から一匹も飛んでませんでした。

 
 素敵な雰囲気でした。ヤッパシ倉谷の雰囲気は良いです。


 この滝は右から登ります。M井さんは泳いでました( ;∀;)

そして暫くすると、左に見失いそうに支流が入っています。ここが今日の目的のカンバタ谷です。そしてすぐに目前に壁の様な連瀑です。上部のスラブはミニチュア版の沢上谷の滝のよう。此処は右を巻きつつ登ると、最後は20m滝が姿を現しました。ここはヤッパシ登攀具を持ってきたので果敢に攻めることに。岩は脆く上部がいやらしそう…。
 
 カンバタ谷に入り暫くで見上げると、白い壁のようなものが見えました。


 ミニチュア版沢上谷のような雰囲気でした。登れそうにもないので右から巻きました。

 今日のメインの滝!20m滝です。ここを巻いたらこの谷の面白みが半減すると思う。

徐々に傾斜がきつくなるし、しかも岩は脆くハンマーで叩くとポクポク軽い音がする。でも頑張って微妙なスタンスやホールドを足を震わせながら、カム1ヶ所、ハーケン2ヶ所、灌木1ヶ所にランニングをとって無事、滝の落ち口に到着!花崗岩みたいにしっかりしていないボロボロの脆い壁だったけど、こんな岩がある意味好き!

 M井さん登る!ボロボロ…ヌルヌル…こんな滝もイイ!

 
 O橋さんゴール!            暑い日は仲良く二人で五右衛門風呂です。身体が芯から冷え切った

徐々に水流は細くなりだし、小滝が続きつつ、1490m付近で沢に赤テープが見えてくる。ここで左の支流に入り登っていくと、避難小屋の水場が有り、此処からは階段状になり登りやすくなってくる。そして12:30神鳩避難小屋に出てきた。藪漕ぎ無しで少し寂しかったけど、楽チンでゴール。身体はまだイイ感じに冷えていて、小屋の周りを流れる風が心地よい。ここで昼飯!ボクはM井さんに家まで送ってもらえるので、ありがたくビールを飲む。この為に登ったんだね!?
 
 水場のところから出てきました。お疲れ様!      神鳩避難小屋からは野伏ヶ岳や薙刀山も望めました。母御石もね。


 小屋で昼飯(サラダチキンとビール)摂ったら下山開始です。

13:00小屋を出発し美濃禅定道を下ります。先日の台風20号で多くの栃の実が落ちていた。まだ実が白いものも有ったが、大きく育った実のみ20個ほど拾いつつ、朽ちかけた石徹白大杉を拝み、14:10駐車場に到着!お疲れさまでした。
今回の沢は、意外に見ごたえのあるキレイな滝が多く、そしてミニ沢上谷の滝を除いてすべて登攀できたのが良かった。そして下界は茹だるような暑さだったかと思うと、得した気分になった。ヤッパシ暑い夏は沢に限るね!
そして、朝から腹の調子が悪く、残念にも沢の中で用を足した。天然水洗トイレ、そして天然ウォシュレットで爽快になりました。お蔭でたすかりました。

山岳会の会長はカンバタ谷の名の由来は神鳩(カンバト)からきているという事です。カンバトが訛ってカンバタになったんだね!なるほど…


 神鳩谷の素敵なスラブ滝!癒されました。  写真:O橋さん
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消防学校 第53期 山岳訓練

2018年08月23日 | 訓練

 今年も東山で初任科の山岳訓練!です。   東山の仙人(管理人の源野さん)に敬礼!!

今年も1泊2日で初任科第53期生の山岳訓練が行われました。山に籠って踏査訓練や山岳救助訓練を行います。台風20号が接近する中、天候の悪化も無く、滞り無く怪我人も出ず、とても良い訓練が出来ました。

1日目:消防学校で13時~17時まで座学の講義を実施。昼食後とあってか、視聴覚室でパワーポイントと動画で室内は薄暗く居眠りの学生も…その後、基本結索等をやって終了。
2日目:登山。その経路で踏査訓練を実施。あまりの暑さに大滝に打たれる学生5名。定番のカレーと焼き肉を作って食べる。
3日目:朝飯を作って食べた後、山岳救助訓練実施。その後チロリアンブリッヂを作って渡過
 
 踏査訓練から帰ってくる。もちろん平地は駆け足です!    カレーの後はヤッパシ肉!!美味しかったです。

山での救助は少ない人的資源の中、そのマンパワーを効率よく使えるよう様々な技術を伝授し、実際にやってみた。もちろん要救助者に辿り着くために必要な地形図を読む…読図の重要性を教え、実際に山でやるなど、初任科生対応の訓練を実施できました。
 
 山岳救助訓練です。高所・低所からの要救助者搬送訓練。少ない人的資源の中、ロープを効率よく使い救助します。


 チルホール使わなくても、人力でロープ展張します。そして渡過です。

半年間の学校生活で鍛えられた規律正しい若者を見ると、この日本社会…彼らに託せる!と実感しました。その無垢で生き生きした目の彼たちと毎年接することが出来、ボクも色んな刺激を貰ってます。今年で21年目の山岳訓練。こんなに素敵な訓練に参加する機会を与えていただき感謝です。
第53期生のみんな!10月から頑張れ!!

そして、この訓練に際し、訓練現場や快適なキャンプサイトを提供してくれた源野さん、源野さんのアシスタントをしている山岳会の先輩の奥様の笠川さん2日間有難うございました。


 汗臭い奴らだったけど、ハートは熱いファイヤーマン!夜の各班の出し物楽しかったです。源野さんを慕って訪れる一般のキャンパーいる中、静かなサイトを賑やかにしてしまい御免なさい。
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夏休みの宿題も大詰め

2018年08月18日 | 今日の源次郎

 ちょっと失敗したが、中々の出来!文字が反転…重さは575gでした。

夏休みの宿題も年々多くなり、最近の小学生は大変です。
でも、遅々と進まない様子を見ていると、口を出してはいけないのだけど・・・つい・・・
今は読書感想文をやっています。
何か面白い本無いか!?と聞かれ、大好きな百田尚樹の小説の
「永遠の0」や「風の中のマリア」、「カエルの楽園」を紹介したが、
一昨年読んで面白かった「カエルの楽園」をもう一度読んで感想文を書くとの事。

 源次郎曰く…ナパージュの三戒なんか無くなれば助かったかもしれない…ボクも同感です。

今日は黙々書いていました。本人曰く、「デイブレイク」には5回むかついたとの事。
本人は薄々、この本に書かれていることが日本の社会を揺るがしている、ある事実に気付いているようでした。
 
 この日の為に頑張って飲んだビールやチューハイ!   炉に強制的に空気を送り高熱にします。

 
 アルミの融点は660℃なので簡単に溶けます。    結構スラグが出てくるのでそれらを除きながら缶を投入


 スラグを取り除くとイイ感じです。もっと高熱にしたいところだけど、この辺が限界か!?

先日、自由研究で空き缶のリサイクルと銘打って、鋳造も行いました。
七輪でステンレスのナベを加熱し、アルミ缶を60個溶解させながら投入し砂型に流し作りました。
 
 鋳型を慎重に作ります。       ここに湯を流します。

 
 一気に鋳型に湯を流します。ここは危険なのでボクがやります。     畑に行って型を壊すと中から銀色の金属が!

鋳型が失敗したけど面白かった。
今度は家の表札でも作ろうかな。
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親愛なる兄貴の死去 石塚運昇 兄ちゃん

2018年08月18日 | ひとりごと
メディアでの公式発表が、されたのでつぶやきたいと思います。

ボクの従弟(ボク親父の兄妹の息子)の運昇(ゆきのり)兄ちゃんが先日亡くなりました。
ボクが小さいころ、とても面倒見が良く、首都の東京で格好良く活躍していた兄貴!、バイクで事故った事など楽しくしれたり…、
受験で関東の大学に受験しに行った時は、田舎者の僕にベンツに乗せてくれ東京を観光してくれ、高級な物を買ってくれたり…。
大学生のころニュージーランドにヒッチハイクの旅に行く前夜では中野区の自宅で送迎会を開いてくれたり…
本当に面倒見の良い兄ちゃんでした。
ボクの出身校の勝山高校山岳部の先輩である兄ちゃん。兄ちゃんの影響もあってかボクも入部し、今日まで山を登り続けた日々…。
そのエピソードとして夏山の遠征時、誤って燃料の灯油を飲んでしまった事など、当時の高校生の豪胆さ、高校生にもありながら学生同士飲み屋で大暴れした事など、今の時代には考えられない程の武勇伝をおしえてくれました。声優やっていたころの内に秘めるその魅力は往時の豪快な生き方が根底に有ったのかなとも思う。バイクで事故っても涼しい顔していたころ、カメラ(MINORUTAが好きだった)にハマっていたころ…
東京に住んではいたが、地元に帰ってくると、かかさず褞袍(どてら)を着こなし田舎に馴染んでいたこと…面白いこといっぱいの兄貴だった。

最近では、5年前
救急救命士の資格取得のため、南大沢での半年間研修中は銀座で寿司をご馳走してくれるなど、上京する郷里の従弟や親族にたくさん思いをはかってくれた素敵な兄貴でした。
毎年、年末年末になると、郷里に帰ってきて、我が家で餅つきが恒例となっていましたが、、昨年12月は体調不良で来られず、皆心配していましたが、薬石功をなさず先日、死去されました。

今、思うといろんな思い出が脳裏を馳せます。8人兄妹の長男の兄ちゃん。
今まで有難うございました。

ベンツにいつも乗っていた大好きな兄ちゃん…。でも帰郷すると軽自動車のレンタカーで帰ってくる兄ちゃん。
声優とか芸能人は大変だぞ!…地道に生きていくのが一番と、東京一極集中に憧れるボク達に田舎の良さを教えてくれた兄ちゃん。
危ないこと、ヤバいこと…花札のやり方を教えてくれた兄ちゃん。

メカドックのナベさんでデビューしたのがボクの記憶に残っています。その時のサイン入りのセル画、今はどこに行ったか分かりません。
この福井の田舎から東京に単身チャレンジし声優として活躍していた兄ちゃん…尊敬します。
そして、兄ちゃんを支えてくれた妻、たかえ姉ちゃんありがとう!!またいつものように勝山に帰ってきてください。

一緒に餅つき

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南アルプス遠征と横浜観光

2018年08月08日 | 家族登山

 北岳の山頂にて。連日猛暑ですが山は快適でした。

8月4日から8日の5日間、毎年恒例の家族旅行で山に行ってきました。
今年は、山で2泊三日の山行、下界で2泊し観光の良い旅をしてきました。

 
 駐車場にて!頑張って2泊三日の山旅を楽しんできます!       バスを待つ間足湯でのんびり!

 
 広河原の吊り橋を渡ります。北岳はガスの中…    整備された登山道を登ります。源次郎は頭痛がするとの事。

1日目、朝6:00仕事を終え帰宅し、6:30韮崎へ向け出発です。渋滞もなく順調に進み芦安の第2駐車場に運よく1台分空いていて駐車できました11:55。おもむろに準備して広河原行きのバス切符を購入し、足湯に浸かったりしながら待つこと13:00出発です。約1時間で広河原に到着し、14:15今日のテント場の白根御池小屋に向かいます。涼しい樹林の中進むこと16:45に到着。今日は土曜日!既に多くの登山者でいっぱいの小屋!テント場もテントで埋め尽くされ、ちょうど小屋に近いところの傾斜面が残っていたので此処に幕営!
 
 御池小屋に着くや一気に元気になる源次郎。自分の装備が重かったのか!?     ヤッパシ9%のビールとチューハイ(まだ凍っていた)

一息つきホッとする。待ちに待った…ビールタイム!小屋では生ビール850円で売っているけど、ボクは頑張って担ぎ上げたビールやチューハイで宴会!テーブル囲み楽しい晩飯。遠くで雷鳴が聞こえる。台風12号の影響はどうなのか気になる。酔いが回りいつの間にか就寝…。
4:30に起床しテントの中で後片付けやパッキング。天気も良いので外で朝食をとり、テントを撤収し6:35御池小屋を後にします。今日は北岳~北岳山荘~間ノ岳なので時間的余裕が有る。のんびり行こう!
 
 北岳に朝日が差す。今日はいい天気!     朝ご飯もしっかりとって出発です。


 振り返ると御池小屋の池が見えました。癒しの池でした。水も豊富で美味しかった。

草すべりコースでグングン登ります。北岳山荘は水が有料だと思っていたので(実は無料)3リットル担いで登る。源次郎は調子よくボク達の先を進んでいきました。一気に標高差600mを登る。下界は猛暑だけど汗をかくことなく気持ち良く登れる。振り返ると地蔵岳などオベリスクも良く見える。最高のロケーション!小太郎尾根分岐に8:30到着。目の前には南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」が鎮座。そして昔…十数年前にカミさんと付き合っていたころに登ったピラミダルな花崗岩甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根経由)が望め、最高のロケーション!源次郎も興奮!!

 小太郎尾根分岐に出ると一気に展望は激変!360度パノラマでした。バックは仙丈ヶ岳

 
 甲斐駒ヶ岳は白く、雪が積もったかのよう。    北岳肩の小屋目指し景色を堪能しつつ進む。

 
 北岳が見えてくると気分は高揚!     肩の小屋に到着!懐かしの小屋

北岳肩の小屋に出ると、多くの団体ツアーパーティーが居たので、山頂が賑やかになる前に行かなきゃと思い、休憩はとらず山頂を目指し、9:35に北岳山頂に到着。素晴らしい景観。遠くは広大な稜線が続く間ノ岳も望める。感激!源次郎は2年前に富士山登頂!そして今日は日本で2番目に高い北岳に登ることが出来ました。おめでとう!そして此処は日本で一番高いところで富士山を望める場所。
 
 北岳山頂!そしてバックは仙丈ヶ岳。     富士山!2年前の事を思い出す。


 2泊目のテント場の北岳山荘を見下ろす。その後ろには雄大な間ノ岳が鎮座。

北岳山荘の手前で親子の雷鳥5羽が砂浴びしている。子供の4羽はとても可愛らしく、他の登山者も足を止め撮影タイム。
10:30北岳山荘に到着!今日の幕営地です。早速受付を済まし一番良いところにテントを設営。小屋では荷揚げが遅れており、ジュース等が無いとの事。でもビールは有る!(まだザックの中には4本有り)
 
 砂浴びする雷鳥(寄生虫や汚れを落とすためにするらしい)      親子のらいてう!

 
 北岳山荘に到着!トイレは最新!       間ノ岳から望む北岳!カッコいい!!

そして間ノ岳目指して出発します11:30テントなどの装備が無い分、楽に登ることが出来、12:50間ノ岳に到着!此処に来るまで、地質の変化が面白く、主稜は展望も良く農鳥岳も良く望め感動!そして登山者も少なくイイ感じ。
 
 間ノ岳に到着! 源次郎は何故か怒っていた!?    間ノ岳を後にする。素敵な稜線

 
 中白根山に到着。もうすぐ小屋!!     14:20北岳山荘に到着!待ちに待ったビール!!

テント場に戻ると源次郎は疲れたのか中に入って就寝…。カミさんとボクは富士山を眺めつつビールタイム。そしてのんびり時間を過ごす。この瞬間がたまらない。ボクは山ではいつも持ってくる吉村昭の小説を読破!(総員起シ)カミさんは(雪の花)
大学ワンゲル部の部員と色々話したりしつつ、段々と空は茜色。

 北岳山荘のテント場にて。頑張って担ぎ上げた大量のビールや酎ハイで乾杯!

朝、3:30起床する。後片付けして、朝飯作りながら夜明けを待つ。今朝も天気は良くおぼろげに照らされた富士山を堪能。早朝はくっきりと見える。富士山は登るよりも眺める方が良いのかもしれない。そして5:10快適だった北岳山荘の幕営地を後にする。八本歯コル目指し朝日に照らされた間ノ岳を振り返りつつ登り返す。
 
 夕焼けを愉しむ。富士山は雲の中…       夜明けの富士山を待つ登山者たち。


 くっきりと映し出された富士山。ヤッパシ富士山はイイもんだと実感

 
 さぁ出発。富士山とサヨナラです      間ノ岳を後にする。猛暑に向かう

北岳山荘を後にする。八本歯コルへ向け登rい返し、そしてトラヴァースする。足元は悪いが登山道はよく整備されていて歩きやすい。そして高度感もあり楽しい。尾根を吹き抜ける風が涼しい。
 
 八本歯コル目指し高度感のあるトラヴァースを進む。      大樺沢を下るとバットレスが望める!壮観。


 八本歯コルにて。天候に恵まれた山行が出来感謝!

大樺沢から望むバットレスは壮観!昔ここをクライミングしたことを思い出す。色々アクシデントが有ったけど今となれば良い思ひ出。
そしてこの大樺沢へは、過去に深澤さんと山スキーで滑降した思い出の沢!色んな思い出の詰まったこの山に、また新たな良い思ひ出を作ることが出来た。ヤッパシ山登りはイイね。

大樺沢を下ると、兵庫県の高校山岳部のパーティーとすれ違う。ボクにも彼らのような時代が有ったのだと懐かしく思う。頑張れ高校山岳部!!そして二股に出ると何となく体感気温が上がってくる。今朝、広河原を出発したパーティーもチラホラ。
そして御池小屋への分岐を過ぎると8:40あっという間に広河原山荘に到着。ここで源次郎はジュースを買ってもらい、下界のモノにありつける。ボクもビールといきたいところだけど、今日はこのまま横浜まで運転しないといけないので我慢!
 
 吊り橋を渡る。みんなお疲れさまでした。     バットレス、そして北岳を眺めながらバス発着場へ向かう。

そして9:20発の乗り合いタクシーに乗って芦安に10:10到着。予定よりも早く着きホッと一息。そして金山沢温泉で汗を流し横浜に向けGO!
甲府市に出たら、山の服をコインランドリーで洗濯しつつ、その間に下界の食べ物(回転ずし)でお腹を満たし出発です。中央自動車道、圏央道などを乗って徐々に都心に近づいてくると道路は渋滞気味…。慣れない渋滞に辟易しながら、やっとこさ15:40ランドマークタワーに到着しました。こんな高層ビルに泊まるのは初めて!66階という高さと、山屋の風情の僕たちには場違いな雰囲気かも!?と思いつつ、いつもと違う丁寧なチェックインをして広い部屋に入った。宿泊料が高いので色々ともてなされるのは当たり前なのかしれないが、コーヒーなど飲み物から、夜のお酒まで全て無料。新聞も部屋に届けてくれる…。
昨日まで狭いテントで、衛生的に微妙なものを食べたり、不潔な格好で居たあの時とは雲泥の差。でもかしこまってしまい、ボクが僕で無いみたいになる。ヤッパシ車中泊やテントの方が合ってるのかな。
 
 エレベーターが超速かった!         この後、夜景がキレイでした。
その夜は夜景のきれいなレストランを予約してあったので、そこでビールを飲み、肉を食べる。山で食べる糧食も良いけど、レストランもイイね!
翌日は横浜を観光したり、水族館に行ったりと丸一日楽しみ宿泊。そして最後の日は渋滞になるも横浜を脱出。そして猛暑の名古屋を観光し帰宅しました。

 部屋からの夜景。台風の影響か、霞んでいた。山の風景の方がボクにはイイかも。源次郎は田んぼが無いと驚いていました。

今回の旅は、テントで2泊、高層ビルで2泊だったが、どちらも甲乙付けられないくらいに楽しめました。山はあまりお金がかからないけど、都会に出ると凄くお金がかかる…。でも源次郎には山の生活と都会の生活を体験することが出来、良かったんじゃないかな。そして都会ではデカい車は邪魔で、ヤッパシ電車で移動が一番楽だと実感。
源次郎にとっての都会と田舎の判断基準は「田んぼ」が有るか無いか、また田んぼの占める割合で、その都会度を判断しているという事が今回の旅で判りました。
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