山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

大日沢!

2024年05月25日 | 沢登り4
今日は山岳会の例会山行で、担当のカミさんの企画で大日沢に行きました。
メンバーはK尾さん、敏さん、O橋さん、T本さん、ゆこりんさん、JOEさん、カミさん、ボクの計8名の大所帯です。
 雪渓の残る冷たい沢を果敢に攻めるJoeさん!寒いけどシャワークライム最高!

朝、6:00にセブンイレブンに集合し、分乗し真砂に向かいます。準備を整え7:05駐車場を出発です。荒れた林道を進み7:30入渓です。明るい日が差してきます。すぐに堰堤が現れてきますが、左から簡単に越して、更に素敵な渓が始まります。
 
 先ずは林道を歩きます。    そして入渓。キレイな沢

 
 堰堤は1基のみ。    小滝が続き・・・

 ブログ冒頭の写真の滝が現れます。左から簡単に行けるけど、泳いでシャワークライムです。

堰堤を越え暫くで見覚えのある滝!此処は左から簡単に登れますが、暑い日は正面突破で泳いでシャワークライム!まだ5月とあってか寒くブルブル震えました。滝の落ち口で吐く息は白く、まだ寒いのかなと
 
 果敢にシャワークライムするJOEさん   濡れずに巻いて登ることも可能

 澄んだ淵を泳ぎました。気持ちイイ!
 
 JOEさん・・・そしてカミさんと泳いで取り付きます。

 泳がなくても滝の左から容易に登ることが出来ます。

次々と現れる滝!いづれもコンパクトな滝で攻める事も巻くことも可能。そして明るくキレイな沢なので楽しい!懐かしのメンバーとの会話が弾みます。
 
 へつったり、泳いだり・・・楽しい沢!

 
 今日のメンバーではロープを出すことも無く、緊張感のあるクライミングを楽しむ。

 
 淵を持ったキレイな滝が続々!    はじめてこの沢に登ったのが28年前の学生時代。

昔(大学生)の頃に訪れた時は、九谷ダムが建設中で、まだ集落の面影が有った。今はその集落の石垣が在りしき日の面影を残している。下界の雰囲気は変わっても、沢の渓相は昔のまま。当時はどんな思いで登っていたのだろうかと考えながら登る。
 岩盤の発達した沢で、退屈なゴーロやガレが無いのが良い。滝も良い


 標高790mの二俣の右にはいつものスラブ大滝!今日は水量少な目

二俣を左に進むと、岩盤がとても発達したナメ滝た、ナメ床が延々続く。ここも大日沢の見どころ。
 
 滝はいずれも順層で登りやすい    ナメ床が延々続く

 明るい沢にナメ床。流下する一陣の風が清々しく気持ちイイ。

 いつもより水量が少なく迫力の無い2段角滝

この後もフリーで登れる滝が続き、二俣とか出てきますが、山岳会の山行のためGPSは使わず、地形図とコンパスを使って方向を定めながら支流に入っていきます。途中、雪渓が有りそのひんやりした雪に頬ずりしたりと久しぶりの雪と皆戯れていました。
 
 容易に登れる小滝が多い    久しぶりの雪に興奮!

 
 大日小屋北東の崖マーク(標高1150m)を登ると   11:40小大日山が望める。

崖マークを越えると沢地形が続き、水流に削られた凹地形を、コル目指し登ります。が、あまり右方向へ行くと小屋の方の凹溝に行ってしまうので、ここはコンパスを振って左方向へ進む。そして程なく12:00登山道に到着。
ここからは、登山道を辿り、サンカヨウとか楽しみながら登る事12:20に大日山に到着しました。
 
 今日の例会山行メンバーと山頂にて    山頂でラーメンタイム!

 
 13:05下山開始です。敏さんの希望により徳助新道で    15:10にちゅうしゃじょうに到着。

今日は天気も良く明るい沢でとても楽しかったです。久しぶりにK尾さん、敏さんと沢に行けて、とても嬉しかったです。昔話とかしていると、とても懐かしく、お互い年をとったなぁと悲しくもなりますが、これも人生。これからも自分の身体に見合った山に登りたいし、また昔の仲間と緩い沢に行きたいなと思ひました。それと、今年3月に入会したJOEさんは今回で3回目の沢登りでしたが、彼の身のこなしが素晴らしく、センス有るクライミングに感心しました。
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白谷岳又へ沢登りと先人の遺構に感激

2023年08月05日 | 沢登り4
今日はBossさん、てっちゃん、カミさん、ボクとで沢登りです。
行先は白谷支流の「白谷岳又」です。本当は、7月に行く予定でしたが、大雨による国道通行止めで鈴鹿の沢へと流れてしまったので、今日行くことになりました。20数年前にBossさんとか、山仲間と小白谷に登って以来の、能郷白山に突き上げる沢。
 沢の中は涼しいを通り越して寒かった!(白谷岳又序盤の2段滝)

白谷はその名の通り、白い岩や石で敷き詰められた谷で明るい渓相であったことが懐かしい。そしてこの谷は、堰堤が多く、それらは1300mまで続くものの、現場で石材手積みのものや、巨石積み工法だったりと、古の職人技の凄さに感動しきりの沢登りと成りました。
 
 白谷堰堤記念碑の所から入渓      最初は広い河原を歩きます。この時期なのに「蚋(ブヨ)」が居なくてビックリ!

朝、5:30に温見峠で集合し、ボクのKIXを峠にデポして、てっちゃんの車で入渓地点に向かいます。5:55入渓。始めはゴーロを延々歩き、巨大な堰堤も4基ほど簡単に越し進みます。小白谷の分岐に到着。そのまま進むこと7:30に白谷岳又の分岐に到着。白い岩に透き通った水の流れ。とてもキレイな沢!
 
 川床に緻密に敷き詰められた巨石。   破壊された石積み堰堤

進むこと暫し、手積みの堰堤や、小滝が連続する中の登り。それも巨石積みといった豪快かつ緻密に作られた堰堤が滝と交互に作られていることに驚かされる。昔の職人の技術に驚かされる。また、大手ゼネコン土木エンジニアのてっちゃんの解説付きで、普段は現場監督や重機を操って、中部縦貫自動車道の建設現場で勤務しているてっちゃんも驚きを隠せない状況だった。
 
 流下する水の流れが綺麗だった。    石積み堰堤の中央、水通し部分が破壊され、植生に覆われ、一瞬滝!?と思ってしまった。

昭和初期に作られたこれら堰堤は破壊されているものも有るが、当時のまま現存しているものも半分ほどあり、今も我々の生活に欠かせない治水インフラとして現存する姿を見て一同感動しきりでした。そして堰堤の機能についてご教授頂きました。
 双門の間に巨石積み堰堤!!機械力の無い時代に人の手で積み上げたものが100年近くも、その役割を今も・・・

堰堤が気になりますが、4m~6m程の簡単な滝が続々出てきて、シャワークライムも堪能できます。ニュースで知った本日の最高気温は福井県三国町で全国2番目に高い39.5度(県内観測史上最高)を記録したとか。でも沢の中は時々、霧雨が降りBossさんはガタガタ震えるほど寒いくらいだった。ヤッパシ夏は沢登り!

 水量少な目なのでシャワークライムで攻めます。でもヤッパシ寒い。

 
 支流は一気に高度が上がります     ゴルジュは無くV字谷。

 
 大滝は無いが、ほとんどの滝は快適に   ヌメった滝が多いのでスタンスはタワシで擦って!

てっちゃんの沢靴はラバーソールなのでヌメリに弱いそう。嫌らしいところはタワシでヌメリ排除。岩は意外に安定的。
 
 北陸の沢はタワシ最強!?   滝は水流に磨かれた角の丸い滑らかな岩が多かった。

 藪に突入するまで明るい解放感の有るゴーロをひたすら登る。動いていると丁度涼しい…。

両側から笹藪が迫って来るや、いきなし笹藪に突入。この辺り特有の丈の高い濃密な笹藪…。もちろん足は地面に着かず、笹の上を歩く状態での藪漕ぎ。10分ほどで稜線に達し、登山道まで下りの薮漕ぎ。下りだと笹藪の倒れる方向に進むので楽になる。そして10:35に登山道に出る。そのまま祠へ進みお参り。そしてUターンして10:50に能郷白山山頂に到着しました。お疲れ様!
 
 久しぶりに濃密な笹藪でズボンが裂けました!    山頂で記念撮影!涼しくて快適

 のんびり昼飯!です。このひと時がたまりません!

早い昼飯を食ったら、靴を履き替え下山です。毎回「コロンブスピーク」を通って下山しますが、このピークの由来が分かりました。(誰が付けたんだろう!?)このピークは1492m。そして西暦1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見した事に由来するそうです。
高度を下げると徐々に暑くなり出すとともに視界が開け、目前に姥ヶ岳が見えました。そして12:30温見峠に到着。気温は暑いが峠を吹き抜ける風が心地よい。ここで着替えて狭いKIXに全員乗車して、てっちゃんの車へ。お疲れさまでした。
 
 姥ヶ岳を遠望する   下山です。温見峠を通過する車やバイクが多かった

今日の山行は、昔の職人さんの石積み堰堤造成工事の技術の凄さや、どうやってこんな所に!?と謎が一杯になりましたが、土木エンジニアのてっちゃんの解説の下、楽しく勉強になる沢登りと成りました。また次回もお願いします!

家に着いたのが14時前。沢の後片付けをした後、カミさんと喫茶店に行き、冷房の効いた店内でカキ氷(宇治抹茶大盛りの全トッピング)で頭が痛くなりました。これぞ夏!って感じでした。ちなみに源次郎の夏休みは8月10日からだそうで、9日に帰省&バイトが始まるそうです。
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小白水谷~お花松原~白山!

2023年07月30日 | 沢登り4
今日は山岳会の仲間と沢登りです。というか、山岳会の例会山行(7月)に指名されていたので、白山系の素晴らしい沢にと選定したつもりが、いつもの面々のみの山行と成りました。次回は是非ともよろしくお願いします。
 コバルトブルーの澄んだ淵。冷たくて泳げません・・・(写真カミさん)

当初、今まで2回訪れている大白水谷なら、初心者でもと計画していましたが、今日のメンバーはO橋さん、S江さん、カミさん、ボクの4名ということもあり、O橋さんのリクエストも有り、小白水谷からお花松原(高山植物を堪能)のオプションも取り入れ、白山山頂も登ることにしました。結果、4人で丁度良かった。
 
 雪解け水なのか、予想に反して水量が多く嬉しかった 快適・・・

朝、2:30に大野市の道の駅に集合し、カミさんのV40CCで一路、大白川ダムを目指します。コンビニで糧食等を調達して駐車場着。混んでいると思いきや、意外にすんなり駐車出来、準備後5:30入渓。大白水谷と同じく水はキレイで、温泉成分の為か岩肌は白く爽快な沢。最近雨が降ってないので水は少ないと思っていたけど、多い。やはり、雪渓の残る沢は渇水期でも水は豊富。
 ゴルジュの先のキレイな滝。冷たくて浸かる気にならなかった。

ゴーロを暫く歩くと、ゴルジュを擁し廊下の先に3m程の滝が。水流は早く登れないと早々に判断して右を巻く。そして暫くゴーロや小滝を進む。O橋さんやS江さんとは山スキー以来。近況報告が楽しかった。
 20m直瀑!右の草付きからコンパクトに巻く。川床に降りる際、懸垂。

暫くすると20m程の直瀑。これも右から巻いて懸垂で沢床に降りる。白山の沢らしく、豪放な流れに感動。地元の地味な沢と違って、流程も長いことはもちろん、見上げる沢は広くダイナミック!これぞ白山!
 溶岩が迫っている豪快な滝!左から巻く!コンパクトに巻けない。

硫化水素の臭いが鼻腔を擽る。飲んでみると温泉の味!力量の揃ったメンバー!くだらない話が楽しい。振り返ると乗鞍御岳が良く見える。そして暫くすると7:50これも登れそうにも無い30mの直瀑。これは左から巻くも、岩盤が発達していてトラバース気味に登り、支稜線を藪漕ぎして沢の音に導かれ本流に戻る。
 
 30m滝を横目に巻く。足元は安定!   藪漕ぎの後、身体を洗う。

 
 小滝は全て快適に登れる    日が差してきて温かく、快適になってきた

このあとも先程と同じように広い沢を、小滝、ゴーロを進むと9:45多段80m滝が姿を現す。地形図で標高1870mの滝マークの所。
 下部はフリーで快適に。そしてロープを出して、バンドを右に水流を渡り登る

 
 下部をフリーで登る。快適&高度感有る     凹状の20m滝を確保しているところ

下から仰ぎ見るとスラブの右に水流。そんなに大きくないなと思い、1段目スラブはフリーで20m程登り、その上は水流を伴った凹状の20m滝。難しそう。ロープを出し流芯を登ることにする。水流は強く高度差が有るので中々怖い登り。しかも側壁の岩は握ると剥がれ落ち、緊張を強いられる。ハーケンは無理なのでカムを効かしてロープを延ばし、最後の一手!岩を左に水流に負けじと登る。
 凹状の20m滝。高度感の有る登り!最後に写真右の水流を登るのが少し厳しかった。カミさんが登ってくる!

腹部に水流が当たり引き剝がされそうになるけど、左足の水流の中にスタンスが有り登りあがることが出来た。漸く落ち着き流木で支点をとり皆をビレー!S江さんは合羽装着で攻めてました。
 水流を渡り、10mカンテを登る!高度感が有る。

ひと息つく暇も無く、振り返ると更に10mカンテ状の岩の左に滝。でも此処は水流を跨いでカンテをフリーで簡単に登ることが出来た。
 最後の30m大滝!開けた視界に岩壁から注ぐそれは、白山の渓らしい風情!

しかし、ホッとする間もなく、更に幅広の30m大滝。ここは左からスラブの溝に沿って草付きを束ねて支点を取り登り11:15落ち口に到着。漸く安定のゴーロ地帯となる。地形図通りの側壁に囲まれた滝だった。白山の懐に感動!!
 
 30m滝を登ってくる仲間を待つ    此処から先は小滝のみ!平和になる。

この後はゴーロや小滝を進み、火照った身体を水に浸けながら登り、2020mの御前峰と剣ヶ峰のコルへ続く二俣に出る。もちろんボク達のこの後の目的は高山植物の堪能であり、二俣を右に進みお花松原を目指す。
 小白水谷のハクサンコザクラの群落。このやうな所はたくさん有りました。

所々、ハクサンコザクラの群落が有り、感動しきり!特にお花大好きのO橋さんは感激していた。カミさんも。でも、S江さんは特に興味を示すことなく、スマホで撮影していました。更に沢を詰めていくと標高2320m付近で中宮道を歩く登山者が見え、登山道が近いことを知る。
 
 お花松原の黒百合の群落。今年はお花イマイチ!?    お花松原を後にする。

そして登山道に出た後、靴を履き替え荷物をデポして、お花松原方向へ下る。せっかく登ってきたのに、お花を見るために下るの!?(S江さんの気持ち)3人で高山植物を堪能。生ゴミ臭がする…黒百合のお花畑だった。2年ぶりに訪れることが出来た。お花を堪能したらS江さんの待つところまで再び登り返し、大汝への登りに大汗をかく(^^;)。ここで室堂へショートカットしたいところだけど、翠ヶ池を堪能して最後の登りで14:30白山山頂に到着。お疲れさまでした。
 
 やっと大汝のコルに出た!ヘロヘロ・・・    翠ヶ池の雪は少し残っていた。

 山頂で今日のメンバーと記念撮影!この時間になると山頂の登山者は疎ら。

記念撮影を撮った後は、ダッシュで室堂へGO!もちろんアレ🍺が目当て。小汚い格好で小走りに下り、売店で生ビールを調達して皆で乾杯しました(飲んだ人は運転してません)。この一杯の為に登ったんだなぁと実感。適当に糧食を摂って、15:30平瀬道を下山開始。
 この一杯の為に「キターー!」このひと時が大好き!

もちろん駆け降りる感じで・・・。振り返る白山を拝みながら、眼下には白水湖。そういえば、この道を下山するのは11年前に自転車で白山縦断した時以来。よくもこんなに長い登山道を、そして下道を自転車で走ったなぁと懐かしく思ひました。
 
 奥三方岳と白水湖を眺めながら下山    下界に近づくと段々暑くなってきた。

S江さんとダッシュしながら下り、17:25平瀬登山口駐車場に到着しました。帰路はいつもの山岳会談話での楽しい車内。そして20:05に自宅に到着しました。
 平瀬道登山口にて!お疲れさまでした!!
今日の例会山行はヤッパシ白山の懐に抱かれた感じがする、素晴らしいものと成りました。約12時間行動と成りましたが、充実の山行となり、付き合ってくれた仲間とカミさんに感謝です。


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鈴鹿 蛇谷再訪

2023年07月15日 | 沢登り4
今日は、カミさんとBossさん、所長、てっちゃんの5人で蛇谷です。この沢はボクが沢登りを始めたころ26年前にBossさんに連れてもらった思ひ出の沢。そしてカミさんとは19年前に訪れた思ひ出の沢。とっても素晴らしい思ひ出の詰まった沢なのです。
朝4:30起床して、鯖江のPAでBossさんと合流し、大野から来た所長さん、てっちゃんの車に乗って一路、宇賀渓へ。駐車場で準備をして遅いスタート8:15。いつもの沢沿いの道を歩き、ホダガ谷の出合から入渓。そして、8:45に魚止滝に到着。まだ沢に慣れていないメンバーが居るとの事なので、ロープを出して滝の右を登る。その後も、滝は巻かずに、積極的にロープを出して登りました。
鈴鹿の沢は明るい花崗岩で北陸には無い美しさが有ります。

 まずは魚止滝を登ります。難しくないです。

 
 久しぶりの魚止滝。へつって取付く   ロープ出さなくても行けそうですが安全に行きます

 
 燕滝の二俣を右に進むと   花崗岩のゴルジュに滝がたくさん(*^^*)

鈴鹿は花崗岩が主体でヌメリが無いのでラバーソールが優勢!てっちゃん以外は皆フェルト!最初は花崗岩が主体だが、終盤は泥岩に変わり、玄武岩には石白い帯が貫入する面白い岩質だった。
 さすがにこの滝は左から巻き。見応えがあります。

 この滝は右から容易に登れる。フリクションは良好。蛇を3匹目撃

 
 この滝は左から。上部が嫌らしかったが、沢慣れしているパーティーならロープは不要。

所々で滝で遊びながら、常にヒル(蛭)チェックしながら登る。途中滝を登っている際に際どい所でヒルが細い身体をくゆらし、獲物を探しているのを発見。沢に落とす。
 
 滝が多く、そして美しい!     てっちゃんのポテンシャルの高さを実感。

 
 岩質も変わり、北陸とよく似た黒い岩肌に成ってきました。

等高線の急傾斜は連瀑で、フリーで登ることが容易で一気に標高を稼ぐと、いつの間にか平和なせせらぎに成ります。アラクラ谷の天の川のやうです。
 
 天の川に出ると一気に平和な様相   所長さんとカミさん。鹿の群れを眺めてます

二俣を左にとり、最後は丈の低い笹を進み山頂に至ります。昔来た時は鹿は目撃する事も無く、背丈ほどの笹藪を漕いで山頂に至った記憶が有りますが、繁殖しまくった鹿により、笹は膝下、所々斜面が崩れているところも。そして動物の糞尿の臭いの山頂、鹿の糞で足の踏み場が無い山頂で着替え、14:30下山です。

 
 竜ヶ岳山頂で昼飯です。鹿の糞尿の臭いが漂います   今日のメンバー!


 金山尾根で下山です。ヒルの存在より鹿の糞が残念な山。昔はこんなんじゃなかった。

下山路もヒルに怯えつつ(Bossさんとカミさんが餌食に成りました)、沢で涼んで16:30に駐車場所に到着しました。着替えした後は、飛ばし屋のてっちゃんの高級車で、鯖江からはカミさんの運転で19:45自宅着。
19年ぶりに訪れた「蛇谷」。昔と変わらず、とても素敵な沢だったのと対照的に獣(鹿)臭い、野生動物による自然破壊を垣間見ることの出来た何とも言い難い山行と成りました。そして新しいメンバーとの山行はとても楽しかったし、勉強になりました。
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ヘク谷で蛭(ヒル)の餌食に!(^^;)

2023年06月24日 | 沢登り4
 比良の沢は好きだけど、蛭が蠢いているので、難易度が少しUPします

今日は山仲間のBossさんと久しぶりに沢登りに行きました。
先週もヤラれましたが、今日は2ヶ所吸血(献血)され、下山中に2回未遂と成りました。恐るべし奥比良の沢!でも楽しかった。


 小女郎ヶ池の畔で昼飯!道具を解除していると色んな所から蛭が出てきた

詳細は後程アップしますね!
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明王谷 口ノ深谷から武奈ヶ岳へ

2023年06月19日 | 沢登り4
今日はカミさんと二人で沢登りです。昔は良く通った裏比良の沢。
沢から帰宅後、源次郎を鯖江まで送るといった、ある意味運転でヘロヘロに成りました。ヒルの目撃は有りませんでしたが、下山後服を脱いだら右脚の脛に吸血痕。今回もやられました。

 滝が多く、登攀系の沢でした

朝、4:30に自宅を出発し敦賀経由で比良に向かいます。奥の深谷の林道は昔は入れたけど今はチェーンで塞がれているので、いったん戻って葛川市民センターの駐車場に停めます。既に数台の車が駐車しています。広い快適な駐車場で準備をして6:50出発。まずは奥の深谷の散策路を歩き、口ノ深谷出合を目指し、7:30入渓。
 
 登山者用駐車場のようです    林道から1分で入渓です

奥の深谷とか口ノ深谷は20年以上前に何度か訪れているはずだけど、あまり記憶が残っていません。三の滝は見覚えがあります。地味な谷の様に見えますが、徐々に発達した岩盤につくられた滝群が行く手を阻みます。
 
 暫くは小滝が続き、フリーで快適に    フリーの滝が殆どだけど危ないところはロープを出して

 冒頭の滝の写真。下部はカンテを、中盤は残置ピンが2ヶ所。その他ナイフブレードを2枚打って登った。岩が剥がれ嫌らしかった。

 
 中段でひと息つく     セカンドのカミさんハーケン回収中

そのあとも続々と滝が現れるけど、良く登られている谷なので巻き道も踏み跡が有るのでそこを辿る
 
 水量は普通。快適な登り    この滝は滝の下を潜る。頭から水をかぶる!

 寒い時期には潜りたくないけど、今日は気持ち良かった。

 
 形の良い滝がズラリ!    フリーで簡単に登れる滝が多い。(見極め大事です)

 このデカいCS滝は右岸の残置お助け縄を使って簡単に巻くことが出来た

 
 水や飛沫を浴びながらシャワークライム!   流芯にはホールド・スタンスも有り安心
 この滝も左壁の斜上ラインを登り、落ち口は注意して登る。

 CS下の岩の穴を潜ります。身体が一人分すり抜ける程度の狭さ。水量が多いと水圧がモロに・・・

 
 CS滝の潜り岩を抜けるカミさん    最後の大滝は左から慎重に登る

大滝を越えると渓相は一変して平和な渓流と化する。
 
 12:15ここで脱渓してワサビ峠への登山道に入る   稜線に出ると武奈ヶ岳への稜線登山道

12:50に山頂に到着。この山頂にはこれまで貫井谷や八幡谷とか沢登りでしか来たことが無い。多くの登山者でいっぱい!山頂から琵琶湖や遠くは京都市の方まで見えました。

 山頂は風も無く、木々も無く展望は最高!山頂まで来て良かった。

 山頂では冷えたソーメンをカミさんが作ってくれた。ボクはいつもの

山頂ではカッパや、その他道具を天日干ししながらのんびり過ごす。靴も履き替え夏山仕様になる。周りの景色が素晴らしく、今日も山に登ったんだなぁと実感。13:30に下山開始
 
 琵琶湖や福井、京都の山々を眺めることが出来ました   登山道は快適!

 
 明王院の境内を横切って    国道367号を横切って15:00到着

今日はカミさんと二人で沢登り!昔は山岳会に入る前は良く二人で沢登りをしていたもんだけど、その時の記憶や思ひ出が込み上げてくる山登りと成りました。仲間とワイワイ登る沢も良いけど、二人で登る沢も楽しい。その後、自宅に17:30帰宅し、帰省していた源次郎を18:30に送って20:30やっと自宅着。
今日も充実した一日と成りました。
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真の谷から夜叉ヶ丸

2023年05月28日 | 沢登り4
今日は山岳会の仲間と例会山行です。
 10m滝の上から撮影。出だしはシャワークライム。カミさんカッパ忘れてずぶ濡れに(^^;)

自宅を4:30発で、広野ダム6:00集合。湖畔トイレからは林道に鎖で閉鎖されているので岩谷川沿いを6:20発で約1時間で夜叉ヶ池登山口に到着して7:20に入渓します。今日のメンバーは、とっさん、ネーちゃん、T本さん、カミさん、ボクの5名です。
 
 林道は鎖で閉鎖中ここから歩きます     登山口の大カツラ!甘い匂いがします。

この界隈の谷は、特に岩盤が発達していて登り甲斐のある谷が多いです。特に源平谷がお勧めです。
 岩盤が発達していて、この界隈の沢は楽しいです。

堰堤は1ヶ所のみで、その後は小滝が続き、ロープを必要とするのは中盤の10m滝のみ。シャワークライムで臨みます。難しくなくカムが効き快適に登ることが出来ました。
 5m滝も左から容易に登れます。

 
 小滝が続きますが快適に登ります    ヤッパシ沢登りは楽しい!

当初、三国岳に行く予定でしたが、夜叉ヶ丸へのコルに向け、二俣を左にとり、終盤は急な涸れ滝を登って、薄い藪を漕ぎ11:50稜線に出ました。稜線上の薄い踏み跡を辿り夜叉ヶ丸に到着。夜叉ヶ池へ下ります。ここから臨む池ノ又谷のガレ場と三周ヶ岳への稜線は素晴らしい。
 
 適宜、見ごたえのある滝も現れ     雪渓も随所に認められました

 冒頭の10m滝。この滝を高巻いたら勿体ないです。右の凹角から登れます

 10m滝をシャワークライム。カミさんカッパ忘れて震えていました。

そして12:15夜叉ヶ池に到着。普段は多くの登山者で賑わっているこの池も今日は、林道閉鎖とあってか誰も居ない。夜叉ゲンゴロウさんを探すも見つからず。池畔のテラスで沢の装備を干したり、昼飯食べたりしながら、皆で他愛もない話で盛り上がる。ネーちゃんとの沢も久し振りで嬉しかった。
 
 藪は薄く快適   稜線から夜叉ヶ池を眺める。

 岐阜県側は荒涼としていて、その中に池が有る。素晴らしい景観

 山岳会の山行と言えば、忘れてはいけないものが有ります。もちろんネーちゃんも必携です。

のんびり夜叉ヶ池を楽しんだ後は、トレランシューズに履き替え下山です。14:05に登山口に到着。大桂を観察して、林道を歩いて広野ダムに向かいます。T本さんと色々話をしながら…。そして15:00に車の元に到着しました。
 
 大トチを眺めながら下山。白い花穂が素晴らしかった   登山口に到着

下山後、陸上の高校総体に出場していた源次郎を迎えに行くために、9.98スタジアムへGO!成績は・・・5位で北信越大会に出場する事が出来るのだけど、学校の試験が有るとかで出られないとか。
10年前に源次郎と来た夜叉ヶ丸!また家族で登りたいなぁ
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アラクラ谷から荒倉山へ!(アラクラ大滝登攀)

2022年10月02日 | 沢登り4
今日は福井山岳会の仲間と行ってきました。昔(20数年前は熊河林道が荒れ放題で車で行くには途中までしか行けませんでしたが、今回は入渓するところの橋まで行けました。ラッキーです)
メンバー:A木さん、O橋さん、M井さん、T田さん、カミさん、ボクの6名

 アラクラ大滝!落差45mを誇るこの界隈で最も大きな滝です。これを登攀しました!(^^;)高度感が凄かった。

朝、大野のいつもの場所に5:30集合。M井さんの車に乗って真名川ダム、雲川ダムを越え熊河林道に入り、入渓地点に到着。沢装備を身に着け6:30入渓。水が冷たい。進むこと7:00アラクラ谷出合に到着。狭い入口が懐かしい。
 
 熊河川本流は穏やかな渓相      アラクラ谷に入る。暫くは穏やか

谷は徐々に狭く成りだし、ゴルジュの渓相に。見上げると左岸の1059mの岩峰を望める。これからです。
 
 この沢の奥に何かが潜んでいそうな雰囲気・・・    二条滝が現れたら此処からが本番。


 どの滝も登れるが、ホールドやスタンスが細かく剝がれやすいので注意!

 
 ゴルジュは狭く屈曲しだして来た。    水が冷たいのでなるべく浸からずに突破!


 狭部を伴った滝が多く、ゴルジュは上部まで岩盤が続き、此処まで来たらもう高巻くことは困難。進むしかない。

 
 T田さんは流芯を登るが失敗。なので、左の壁をロープ出して登る。  岩が脆い。ハーケン打ってアブミで人工で突破

 
 この滝も左壁から人工登攀。この滝の上は左岸ブッシュをロープ出して     ゴルジュに囲まれてるので登るしかない。

この後は簡単な小滝が続き、ナメ床が有ったりと気持ち良く進み、谷が右に屈曲し暫くでアラクラ大滝が目前に迫る。45mの落差の大滝は見事!!この界隈で最も大きな滝。圧巻!右壁を登ることにする。行程が長いので、シュリンゲやカラビナが足りなくなるので借りて挑む40mロープでは足りないので、ロープ2本出して、中間テラスで1ピッチとって登る。テラスでハーケン2枚打ってビレイステーションを作る。此処までO橋さんに登ってもらい、2ピッチ目のビレーを依頼して登る。ヌメッていて嫌らしいが、逆相でないので登れるし、ハーケンのリスも豊富。快適に高度感のあるクライミングを楽しめる。最後の10m滝も安定していて快適。そして左岸の灌木に支点を設けビレー解除。その後はタイブロックで皆が続々登ってくる。最後の支点回収はM井さん。11:10に登攀開始で12:00に全員が登り終えた。ヤッタネ!

 
 1ピッチ目。この上のテラスは広いです     2ピッチ目。ヌルっていて出だしが怖い


 大滝登攀は2ピッチで登ります。高度感が有ります。


 登攀終了。ここでビレーします。高度感が写真では伝わりませんが・・・

登り終えた後は一気に渓相は穏やかになり、天の川に。今までゴルジュ内で寒かったが、ここで日光を浴びポカポカ陽気で更に進む。この後は荒倉山目指し二俣を左に進み、地形図で方向を見定めながら3m程の滝を3つ登り、視界が開けてきたら山頂!高木は無く、低い灌木で見晴らしが良い。指呼の間に臨む冠山の山頂には人影が望め、若丸山、金草山や部子山、荒島岳などの山々を望め、最高の展望を満喫できた。
 
 大滝を登り終えると一気に平和な雰囲気!ここが通称天の川!久し振り。    荒倉山から若丸山を望む。山々に囲まれ幸せ!!


 12:55に荒倉山到着。山頂には標識らしきものは無い。ラーメン食ったり眺めを楽しんだりして13:25西日谷を下降する。

西日谷も昔、登ったことが有るので安心して下降出来るが、1ヶ所懸垂降下する25m滝が有るのみで、後は怪しい草付きトラバースでクライムダウン(怖かった)したり、ゴルジュ内の小滝を下ったりと、最後まで気が抜けなかったが、西日谷出合に15:15到着。この後は熊河川の河原を歩くこと15:55車の元に到着しました。
 
 25m滝を懸垂降下するカミさん      一部ゴルジュも有り、緊張するところも。

今日は初秋の冷たくなった沢を登りました。日が沈むのが早い。山は紅葉しだして来たようだ。今日もカミさんと、山岳会の愉快な仲間達と沢で遊ぶことが出来ました。皆に感謝!
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粥川谷から瓢ヶ岳

2022年08月21日 | 沢登り4
今日は沢登りに行ってきました。昨日は我が家でカミさんの職場の方々とバーベキュー!その後雨も段々と強くなり、夜は大雨警報が出た!不安だったが5:00に起床し、5:30大野エキサイトに集合してカミさんのV40㏄で出発です。
メンバーはO本さん、カミさん、ボクの3名。
この界隈の谷と言えば印象に残る素晴らしい谷は「川浦谷 海ノ溝洞」「松洞谷」ですが、今日の谷も天気が良ければもっと良かったと思ひました。

 40m大滝も水量が多く大迫力!

小雨が降る中運転。九頭竜川は茶色に増水している。でも行先は岐阜県だし大丈夫かなと思うが、ヤッパシこちらも増水!明らかに普段流れていないところに水が流れていました。でも増水のお蔭で沢は迫力が有りました。
 
 今日はカミさんの愛車で沢登り!      入渓するやいきなり末広がりの滝!でも水流強い

美並ICを下り、星宮神社を過ぎ暫くで入渓場所の駐車場に到着。アブがブンブン煩い中着替えて7:30に林道からいきなり入渓!増水していて川を渡るのも足を取れれて危ない。足を掬われたら流れていきそうで怖い思いをする。でも連瀑が続き、水量も多く大迫力!朝からずっと雨は止むことなく小雨が続きます。

 暫くで左岸二俣から35m滝!マイナスイオンを浴びて横切ります。

35m滝を過ぎると二段の美しい滝が出てきます。1段目を登り水流を横切るのも水流が強いのでスリングを張って渡ります。でも迫力満点!その後に冒頭の40m滝が出てきます。これは右岸から巻きました。

 40m滝。1段目を登り、2段目を望みましたが、登るの無理なので巻きます。普通の水量だったら、なかなか趣ある滝なんだろうけど

その後も息つく間もなく、次から次へと滝が現れ、その全てがフリーで登ることが出来ます。重いギア類を持って来なくても良かった。途中林道が谷を横切っていますが、ボックスカルバートの中を潜り、本流に出ます。
 
 ボックスカルバートを潜る      水が綺麗で滝も美形なものが多い。来てよかった


 左壁から簡単にフリーで!

 
 右の水流の際を登る。ホールド、スタンス共に良好    流芯をシャワークライムで登る

登っている途中、右上腕のTシャツ袖が汚れていたので土でも付いたのかなと思っていたら、カミさんから「血で染まっている!」と言われよく見ると出血!ヒルは居なかったが吸われた後の流血だった。痛くないのでそのまま登る。水流が細くなってきたところで、標高940mhで古い登山道標識が出てきたので左に登山道跡を進むがいつの間にか無くなり、丈の低い腰高の笹藪を漕いで稜線目指す。

その後、稜線上は巨岩がゴロゴロ出てきて面白い。登山道に出るが、誰も歩かないのか薮化し、最後は背丈以上の笹藪を、足元の登山道の痕跡を見出しながら登ること10:45に瓢ヶ岳に到着。山頂は濃いガスの中で小雨が降る中昼飯を食って11:20に下山開始。奥瓢を過ぎると二俣の看板が現れ踏み跡の乏しい宮奥登山道で下山する。途中デカいアブに頭頂部を刺されたりと、虫たちと格闘し駐車場の近くの渡渉地点で汚れた身体を清め、沢靴を洗い約1分で車の元に到着。12:44

 稜線に詰めるのは腰高の笹原。快適だったけど、山頂付近の笹は背丈以上の笹でドロドロになりました。

 
 稜線に出ると大きな岩がゴロゴロ!乗り越えるのは簡単!岩と共生する木々の生命力が凄い!

ここで最後の核心部。沢装備を脱いでいるときにO本さんのゲーターに2匹のヒル!虫の苦手なO本さんは悲鳴!!でも被害0で良かったけど、ボクは右上腕に2ヶ所やられました。車に乗り、帰路途中に、左脚の親指がヌルヌルするなと思い見ると血まみれに・・・。路肩に車を停めサンダルを脱ぐと親指に肥えたヒルがくっ付き、血まみれに。側溝に流れる水で脚を洗っていたら、カミさんのTシャツ左腰部が血で染まっていた。
今回の被害(献血)は蛭(ヒル)にボクは3ヶ所、カミさんは1ヶ所献血させて頂きました。(ちなみに現在、本物の献血は212回)
3時間以上経ってもボクの出血は止まらず(ヒルは抗血液凝固剤を分泌させるらしい)。そのまま血で染まった服を着てコンビニに寄った際、血まみれの服にお客さんは不審な目で見られました。
そして、下道でのんびり帰路につきました。

今日は以前から訪れてみたかった粥川に来れて良かった。そして、久しぶりにヒルの洗礼を受けました。
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鳴ザコを溯行!

2022年08月12日 | 沢登り4
今日は巷ではお盆休みの平日。ということで、今日も平日ヒマ人とで沢登りです。
実は、先日の山岳訓練(8/4)に朝から勝山市一帯は大雨で、浄土寺川や滝波川、野津又川、皿川などの、加越国境を端と成す河川流域で、氾濫が起き、流域の建物は床上床下浸水、堤防から流れ出た土砂により、刈り取り前の田んぼに被害や、これら河川の護岸は破壊され林道の消失などの大災害が発生しました。「奥越豪雨」といいます。学校の山岳訓練を終えた後はそれらの処理に追われました。その後、天候は恢復し、あの災害は何だったのだろうか!?と思うほどの好天続き。でも災害現場の爪痕は深く残りました。という事で、仕事が休みだった2日間(半日+まる一日)ボランティア!ヘロヘロになって帰宅。でも今日は折角の休みだったので沢登りに行ってきました。また、機会が有ればボランティアに行く予定です。(H16の福井豪雨以来のボランティア参加と成りました)


 鳴滝!堰堤工事が此処まで及んでいなかった時は、もっと豪快なイイ滝だったんだろうなぁ

行先は荒島谷川の支流の「鳴ザコ」です。この谷はかれこれ25年前にN田さんと、21年前にカミさんと登った懐かしの沢。当時は旧下山登山道が薄っすらと残っており、下山路は藪漕ぎして下った思ひ出の沢です。
最初の鳴滝(15m)は右から巻きますが、その後現れる滝は全て容易に登れ、ゴーロ主体の谷は登るにつれ高度感が有ります。
 
 昔は無かった高速道路の構造物。     雪渓が出てきたと思ったらブヨの襲撃が強くなってきた

5:30M井さんが我が家に迎えに来てくれ、D號で一路大野市下山に向かいます。そして中部縦貫道の工事現場を過ぎ、林道の側らに駐車し、6:15出発です。荒島谷川に延びる林道を歩くのですが、昔はしっかりした道だったけど、20年も経てば荒れ放題。(昔はYAMAHAのTTR250というオフロードバイクで行けましたが…途中でコケました)歩くこと6:45谷の中には未だ雪渓が残っており涼しかった(そういえば過去に鳴ザコ~荒島谷川を山頂からK尾さんと滑った)。

 雪渓の傍を歩くと涼しい。標高550mhで残る雪渓としては珍しい

でも出てきた…奴らが!蚋(ブヨ)!追い払いながら進むと「七ザコ」の連瀑が右手に見える。この谷も25年前に眞ちゃんと登っている。難しい谷だったという記憶しか残っていない。そして暫くで7:00鳴ザコの出合に到着。この頃にはブヨは居なくなった。

 昔登った七ザコの連瀑!あの頃は22歳という若さだった。

この鳴ザコ出合の「鳴滝」15mは昔来たときは、直ぐ下を走る林道の為、林道下にこの滝の釜を見下ろす感じで入渓したが、今日は林道が無くその滝の全体を下から眺めることが出来た。(本来ならもっと大きな滝だったが堰堤工事のため3m程埋まっている)ここは右から巻き、木にぶら下がりながらトラバースして落ち口に出る。
 
 鳴滝を近づいて見てみる。時間をかければ行けるかも    高巻したあとの鳴滝の落ち口

 
 夏はシャワークライム!    右手から登る。草付きが弱々しくビビる。(6m)

この後も小振りな滝が続くが、フリーで簡単に登れる。ゴーロ主体の谷でグイグイ高度を稼ぎ進むが、雨が降り出した。強かったり弱かったり・・・。ここで先日の奥越豪雨を思ひ出す。増水したら逃げ場はなく途中で降りるも増水した荒島谷川はヤバいことになるだろうと。実際登っているときに先日の大雨で浮石は多く、高いところまで木やブッシュが薙ぎ倒されている。不安になり早々に下ろうか!?と話すが振り返ると谷を挟んで対岸の尾根が見えることだし、そのまま登ることに。

 左から容易に越す。(6m)雨が降っているので何となく落ち着かない・・・


 7m滝を越すと三俣に出る。その奥(真ん中の支流)の先には13m滝が見える。(この写真には写ってない)


 13m滝。登れそうにもない(前回も)ので右の細い滝を登って滝上に立つ。

 
 M井さんにリードをお願いしました。次回もお願いします    滝の上から見下ろす。

そして950mhの三俣を過ぎると8:15に13m滝に出る。右手の滝をロープ出してM井さんリードで登る。残置ピン×2、灌木でランニングがとれる。セカンドでボクが登っているときに残置ピンをいじっていたら、いきなり抜けビックリ!やはり誰かが打ったピンは信じちゃダメで、念のためハンマーで打ってみることが大事と実感。

その後は小滝が続き、ゴーロを登ると1230mh地点で二俣。前回は2度左に進路をとり、旧下山登山道に(廃道に近い)出て山頂に登ったが、今回は右に進路をとり、ダイレクトに山頂を目指す。
 
 振り返ると対岸の稜線が見える。雨もあがってきた    もうすぐ二俣!左に行くと旧下山道。今日は右を行く

詰めは脆い急なスラブを登り、簡単な岩稜帯に出た後は最後の笹藪を漕ぐ。背丈以上の濃密な薮!傾斜が緩くなりだすと、山頂の祠が見える。ヤッター!10:12山頂に到着。
 
 岩稜も傾斜が緩いので快適。天気が良ければ高度感満喫出来るのに   藪に突入。5~6分で山頂に

山頂はガスガスで視界無し。5名ほど登山者が居り、藪の中から突然出てきたボク達に驚き目を白黒させていました。記念撮影後、広場で飯を食って10:44新下山道で下山開始。

 山頂で記念撮影。ドロドロで登る沢登り最高です。

笹の勢いが強く、足元が見えず転んだりしながら、例の急な下りを下りていくとガスの中から出てきたのか九頭竜スキー場とか見えだし晴れの天気で暑い。そして12:35登山口に到着。お盆の観光客が走行する国道を歩くこと13:00駐車地点に到着しました。お疲れ様!
 
 景色を堪能出来ない。ちょっと残念    新下山道を下山します

 
 小鍋に取付きます。帰路は2人の登山者に会いました    下山集落の用水路で頭に水をかぶりクールダウン!

今日の山行は雨の中沢登りを中止にしようかと逡巡しました。この時の優柔不断というか、判断して行く!止めとこか!といった判断力の無さがダメなところだと実感。自分なりの判断基準をつくらないといけないと実感する山登りと成りました。でも登れて良かった!
ヤッパシ・・・荒島岳の沢は地獄谷~クズハキ谷が一番面白いと思う。
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暑い日は…沢登り!

2022年07月31日 | 沢登り4
今日はいつもの福井山岳会+αの仲間と沢登りに行ってきました。
メンバーはA川さん、O橋さん、カミさん、H島くん、AXさん、ボクの6人。

 いきなり素敵な淵が現れます。泳いで突破!

 
 泳ぐ!     ゴルジュだったり、河原だったり

ナメ、淵、滝、瀬、ゴルジュと沢の面白み満載の素敵な沢でした。下界は猛暑で38度とか・・・でも沢の中は別天地です。常に水と戯れ涼しい一日を楽しい仲間たちと過ごすことが出来ました。

 長い歳月をかけて削り、磨かれた造形が素晴らしい。

そういえば、この沢は11年前に金沢のA川夫婦と行って以来

 安山岩の浸食された谷が造り出す造形に終始、感動しました。

そして、今日は5年ぶり位にH君との沢登り。仕事の関係でタイ王国に出張して最近帰国したとの事。鈴鹿最難関の「滝洞谷」を登って以来の再会と成りました。今度は郷里の埼玉県に帰るそうです。
 
 時おり日差しは眩しいけど、沢の中は日陰で快適      苔むした沢の雰囲気


 泳ぎながら沢の水を飲むと、苔の味がしました。


 愉快な仲間達と一緒に


 ロープを出して登る!失敗しても釜の中に落ちるだけ!

 
 カミさん     1ヶ所のみを除いて全て滝は登れる

 
 マイナスイオンを浴びながら      どれも良い形をした滝が多かった

 
 巻いた滝       穴潜りも


 帰りの林道は、皆で荷台に乗って・・・いつものドナドナ!

今日も仲間と楽しい山行を満喫でき感謝です。そして、AXさん今日が沢登り初めてとの事。登るの上手かった!また次回もよろしくお願いします。そして、今日の沢では、アブに両腕を20か所以上も刺され、下山する頃には腫れだしパンパンに成った。顔を刺されなくてよかった。
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イオーマタ谷から富士写ヶ岳

2022年07月16日 | 沢登り4
今日は福井山岳会の仲間と沢登りです。
メンバーはK永さん、カミさん、ボクの3人
場所はイオーマタ谷!ずいぶん昔に登ったきりで記憶が全く無い。簾滝谷や北面沢(吊り橋渡っての沢)とか登りましたが、ヤッパシ、イオーマタ谷が一番楽しいと実感。と、大スラブ上のヌルヌル20mスラブ(中央突破)(ハーケン2、カム1、立木1使用)が良かった。高度感のあるクライミングで、振り返ると恐ろしかった

 本日のハイライト!!大スラブ上の30mスラブ滝を登るカミさん。出だしと中盤が難しかった。

朝、源次郎の陸上競技大会(明日が本番)の送迎に北部中学校6:15に行き、そのまま6:30K永さんとそこで合流し出発です。今日は富士写ヶ岳の沢。大内峠の駐車場に車を停め7:35出発です。始めは大内川沿いの林道を進み、7:55入渓です。素晴らしいナメ床が続きます。この山域は岩盤が良く発達していることを改めて実感。
 
 ナメ床が続きます。     岩盤が発達しています。素晴らしい!

ナメ床で寝っ転がりたいけど、そのまま進むと10m凹角の滝が。寒い時期なら高巻きして行こうと思いますが、ロープを出して登ります。K永さんがリードで登りました。ハーケン1、カム1使用
 
 10m凹角の滝!難しそうだけど、流芯の中にはホールド有りました    流木が有るので

さすがです。ハーケンも効き、カムも効きました。ただ、このところ毎日雨が続いたので、水圧が強く水量が多く耳の中に水が入りました。

 大スラブ手前の凹角10m滝。シャワークライミングだが、なかなか難しかった。

その後も小滝が続き、楽しいクライミング。地形図が表す急な谷に入ります。水量が多い方へ入って行ったらいつの間にか大スラブ上部に到着。見下ろすと乾いたスラブが・・・

 見どころの大スラブ。傾斜もゆるく楽しく登れそう。

再びクライムダウンして登ろうかと思いましたが、この上のヌメった逆相スラブが今回の核心部。スラブの両岸に逃げれば簡単かもしれないが、ダイナミックに真ん中を登ります。

 大スラブ後半の最終ピッチの30mスラブ。逆相でヌルヌル!でも水線中央突破!肝が冷えました

 
 ハーケン×2、カム×1、灌木×1で藪に逃げず登ります。スリル満点     カミさんはタイブロックで登る


 20mスラブ滝を介して大スラブへの高度感のあるクライミングを楽しめます。
 大スラブ上の水流を伴ったスラブを登り切り振り返る。爽快なクライミングと成りました。スラブ落ち口から登ってきたルートを俯瞰

スラブが終わった後も滝は続きます。標高750m付近で谷は右に曲がり登山道が近くに有り、ショートカット出来ますが、滝が続き登るのが楽しいし、沢屋なら水線を遡り薮漕いで山頂にピンポイントで出たい!ということでそのまま進みます。
 
 ロープ出す必要のない小滝が山頂まで一気に続きます。全て巻くことなく登れるので楽しい


 カミさんと記念撮影!(写真K永さん)

 
 樋状の滝も    色んな形の滝が有ります。この自由さが沢登りの魅力


 二俣が出てきたら地形図出して、夫婦で読図。今日も一緒に山に登れて感謝です。

標高900m付近まで滝が続き、そして藪に突入。チクチクする萱の木やユズリハなどの薄い藪漕ぎ。濃密なクマ笹などが無くコンパス振って快適に漕ぐ。そして、11:50火燈山からの登山道に出るや否や山頂に到着しました。お疲れ様。
 
 そろそろ滝も終わりに近づく。目の前が明るくなり稜線が近いことを知る    源頭もそろそろ近づいてきた

 
 藪も薄く快適。    登山道に出るや・・・直ぐに山頂に到着!

 
 山頂で記念撮影!     今日が初めての登山という金沢の方と談笑!


 薮漕いでほぼピンポイントで山頂に到着!巻くことなく、滝群をストレートで完登出来たことを乾杯!です

山頂に着くと始めは他の登山者が一名のみの静かな山頂でしたが、人気の山なのか、トレランの方や、その他続々と登山者がやって来て賑やかな山頂に。12:30下山開始です。涼しかった山頂も、下界に近づくと段々と蒸し暑くなります。今日は天気も良く福井市も遠望できます。そして13:20駐車場に到着。お疲れ様!
 
 下山中に火燈山方向を望む       駐車場に到着

下山した後帰宅、山の後片付けして陸上競技の大会1日目を終えた源次郎を迎えに行く。
そして明日2日目は本番!・・・(ボクは仕事、カミさんは応援に行きました)
結果は2位。自分の目標としていた記録を出せずに涙を流す源次郎。一応、北信越大会への出場資格を得た。次回も頑張れ!!
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福井山岳会 例会山行で沢登り(和佐谷左俣)

2022年07月10日 | 沢登り4
今日は福井山岳会の仲間と沢登りです。今回7月例会山行の担当はボクなので、皆が楽しめる沢をと考えた結果、
この沢に決定!かれこれ3回目の沢です。
メンバーはT田さん、塚Tさん、T本さん、K田さん、M下さん、W杉さん、K野さん、+αさん、ボクの9人です
5:00に大野市の道の駅に集合し出発です。5:45駐車地点を出発!
 
 9人いるので3台の車で!     入渓するやキレイな滝が出迎えてくれました。

昨日夕方から夜中にかけて大雨警報が発令してましたが、増水するぐらいが丁度よいかなと思いましたが、入渓すると、明らかに増水!滝から降り注ぐ流れも普段流れていないところから落ちている。でも、さすが山岳会の仲間達。だれも中止しようとは言いません。

 まずは、ロープ出して登った7m滝!流れの左側を登りました

この滝は、見た目、巻かないといけないかな!?と思うけど、左から容易に登れます。ハーケンは2枚使用。
 
 岩は固く、リスも豊富。    メンバーの視線が熱い!失敗できない。


 7m滝の上から登ってくるメンバーを撮影

 
 7m滝ビレー中。充実した登りを皆堪能できたみたい      その後も連瀑が続きます。

この沢は地形図からも分かるように等高線が密でかつ、一直線に伸びる谷。ゴーロは無くコンパクトな滝ながらも、いろんな造形の滝が多く、その何れも登れます。ただ、水量が多い今日は迫力満点でした。
 
 各々好きなルートで     全身ずぶ濡れだけど、合羽着てるので温かい

 
 水量が有るので写真も迫力あります      この滝は左から


 息つく暇も無く表れる滝!滝!全て巻かずに登れます!

山岳会の新人メンバーの例会沢登りでしたが、皆野生の勘で水流の中を手探りでホールドやスタンスを見つけたり、お尻や膝、ザックなど全身でフリクションを得て登る姿に、特段登り方を説明する必要はありません。
 
 全身全霊で山のエネルギーを頂きながら     マイナスイオン全開!に浴びています。

多くの滝の応接忙しくこなしながら進むと目前に岩峰を伴った12m滝が姿を現します。ここでロープ出して登攀の準備していると、滝の上から小振りな「岩魚」が一匹落ちてきた。岩の上で跳ねていたので捕まえて水流にリリース。

 岩峰により流れを二分する12m滝。これは左の溝を登り、最後は岩峰のカンテを登りますピンとカムを使用

この滝は左の流芯から攻めます。狭いので全身でフリクションを得ながら、そしてホールドもしっかりしているので簡単に抜けられます。抜けた後はハーケンを打ち支点作って右へ斜上しますが、スタンスやホールドが確実でなく「しなーぁ」と登り、カムで支点作ります。その後は岩峰(カンテ状)を登り上げ到着。高度感も有り、謎のオレンジ色の芋虫が登っている間も大量に居て、それが唯一嫌らしかった。
 
 先ずは、12m滝の取付きに登ります。    左の流芯に取付きます。この後から微妙になります


 カンテに取付くところ。最初の一歩が・・・でも皆登れました!!


 9人もいるのでタイブロックで登ってもらったり、中間8の字でビレーしたりして、皆無事登ることが出来ました。

この後もしばらくは滝が続きますが、急傾斜の滝群を登ってきたら、いきなり平流の平和な沢床に変わります。ここで、左の黒光りした小さなスラブを登り、そして短い藪を漕ぐと支尾根に出ます。

 この滝を越えると一気に平和になります。この頃には雨も上がったようです。

支尾根を越えた後は、再び池目指して藪に突入。暫くで水も流れ出し、目の前の景色が変わってきたと思うやいなや、水面が光っているのが見えます。「越戸ノ池」(おっとのいけ)です。池の畔の木々の葉にはモリアオガエルの泡状の卵がいっぱいぶら下がっています。カエルの種を残すための執念というか習性というか、いつもながら感動。池を時計回りに周り、11:40広場で昼飯です。

 山の中にポツンと佇む池に感動です。前回も解説しましたが「若い男女が結婚を許されず身を投じた伝説の池」との事。この手の伝説は良くあります。

 今日の福井山岳会のメンバーです。只今新会員募集中です。

飯食った後は、うっすらと踏み後、ピンクリボンを頼りに地図で方向を確かめながら「越戸谷山」(おっとたにやま)に12:40到着です。山頂は笹藪の中で看板とか何も有りません。A木さんによると、昔は登山道が有ったそうですが、今は廃道状態。でも、山頂から尾根をピンクリボンで降りていくと徐々に登山道っぽく成ってきました。そして杉林を抜けると13:25林道に到着。そして、林道を降りて、入渓地点に到着して、再び沢に入り汚れた身体や靴等を洗い、再び林道を歩き14:00駐車地点(和佐谷の右俣、左俣の分岐)に到着しました。

今日は新しく入会された仲間と沢に登れ、楽しかった!また次回もよろすくお願いしますね!
雨の中で増水してましたが、予定通り例会山行を出来て良かった!
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女神川から経ヶ岳

2022年07月07日 | 沢登り4
今日も平日ヒマ人との山行です。メンバーはM井さん、ボクの二人。
今朝は、朝6:30まで仕事だったので、帰宅後M井さんに迎えに来てもらい山へGO!法恩寺林道から釣鐘橋に行き、7:35そこから入渓

巨岩の多い沢!登りも十分楽しめました

沢は大きな滝は無いものの、旧火山だった経ヶ岳の山体崩壊による痕跡が随所に認められ、巨岩や礫岩など地形や地質が面白かったです。山登りは地質や植生、動物など色んなものを見て学べる実践的な学校だといつも思ってます。
 
 日本庭園のような渓相    釜も多く泳ぐところも

 
 夏は泳ぎの沢も!    ザックの中身はきちんと防水!


 巨岩がゴロゴロしてました

この女神川と経ヶ岳はボクの母校の平泉寺小学校の校歌にも出てくる馴染み深い沢と山!さしたる悪いところも無く、快適に登ります。ゴーロ歩きでは、先日の大雨で足元の岩が不安定と成り転んで左膝を負傷。慎重に登る。登りの際も浮石が所々。
 
 今日は天気が曇り模様で暑くないので快適     スラブ滝に登り振り返ると詰める沢を間違え一旦下る

 
 切窓から経ヶ岳に登る途中の池の大沢。幻想的!     山頂の三角点。1か月前の林野火災の爪痕が残る


 経ヶ岳山頂にて!いつも運転ありがとう!!

そして飯食った後は12:00下山開始。14:00に登山口に到着し、法恩寺林道を歩くこと、14:30にD號に到着しました。
今日は地元の故郷の山と沢を登れ満足の山行と成りました。
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暑い日は沢登り!

2022年07月02日 | 沢登り4
今年は6月に梅雨明けするという、観測史上最速!毎日猛暑で苦しい・・・という事で
今日はカミさんと沢登りに行ってきました。場所は定番の「大日沢」
 
 軽トラは便利!沢の道具を荷台に積めます     ↓の滝を泳いで取り付くカミさん


 ヤッパシ夏の沢は泳がなくっちゃね!

蒸し暑い朝、もっと早く起きようとしたが、クーラー入れて二度寝…5時過ぎに起床し軽トラに沢道具を積んで出発です。通い慣れた道。我谷ダムを過ぎ真砂集落跡を出発。発電所取水口の駐車場を過ぎ、神社前まで入ります。さすが軽トラ!沢装備を身に着け出発。7:05池洞登山口を過ぎて入渓します。

 シャワークライムも気持ちイイ!

 
 ↑の滝をシャワークライムするカミさん     まだまだ続く快適な滝群

 
 どれも簡単に取付け、登ることのできる夏本番にお勧めの沢です

 
 大きな滝もチラホラ・・・。    沢熟れた人ならロープは必要ない

 
 日当たりの良い沢。    魚影も良く見た

 
 この辺の沢は岩盤が良く発達していて見事な渓相     難しそうな滝も意外に簡単。しかも高巻きも容易

泳いで登ってと・・・でも藪漕ぎと登山道に出ると茹だるような暑さに参りましたが、山頂は清々しい風が吹き、そして展望も最高でした。
こんな日に大日岳の山頂に居るのはボク達と、山中から登山道で来たもうひとパーティー。いつも賑やかな山頂だけど、今日はみんな何処の山に居るのかな!?

 手ごろな滝が多く、殆ど巻くことなく登れました。

 
 暑いので無駄に浸かりながら進む     右支流にスラブ滝を見たら終盤

 
 見ごたえのある滝が多い     ナメ床も2ヶ所ほどあった


 終盤の二条滝。見た目より簡単に登れる。

加賀甲と加賀大日の鞍部目指して最後は藪漕ぎ。源頭から約10分で登山道に出る。激藪ではなく、およそ2mの高さのクマ笹。11:00に登山道に出る。先程の爽快さは皆無。茹だるような暑さにヘロヘロに成りつつ大日山に11:15到着。山頂には沢山の蜻蛉が舞っていた。
 
 薮漕ぎも終え、登山道に出る瞬間のカミさん      山頂に到着。珍しいく人はボク達と、2名の静かな山頂だった。(暑くて誰も来ない)


 山頂の日陰で昼飯タイム!凍らしてきたDHCビールが丁度よく解凍されていて、美味しすぎて昇天しました。(運転はカミさん)

山頂はクマ笹や低木しかなく、日陰を探し昼飯。凍らしてきたビールが解凍されキンキンに冷えていた。他愛ない会話で弾む夫婦。12:05下山開始。そして13:50に駐車場到着しました。
この後は急いで家に帰り、後片付けと源次郎の部活の送迎(17:00~19:00)に大野市の陸上競技場。に送って行ったりと、慌ただしい一日と成りましたが、今日もカミさんと夏の沢を楽しめ満足の一日と成りました。今日は水量が若干少なかったけど、とても楽しめました。

 記念撮影!空には早くもトンボが舞ってました。カミさんは虫除けの網を被っています。
コメント
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