山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

志目木谷 左俣と前山北面POWDER

2022年02月24日 | 山スキー!R04
今日も平日ヒマ人との山スキーです。メンバーは、O橋さん、M井さん、S江さん、S平さん、ボクです。
今季一番のPOWDERを再び満喫できました。昨日までの強烈寒波のお蔭で山は再び粉雪がいっぱいです。

 前山北面の快適パウダーを滑降です。

今日は6:10にS江さんが我が家に迎えに来てくれ、大野に集合。そしてキャンプ場入り口に車を停め、7:10出発です。新雪が新たに積もり、昨日のトレースは消えています。今日もパウダーを滑れると期待が膨らませ、皆でラッセルを回しながら進みます。前山を過ぎ進みます。
 
 キャンプ場に向かいます。電線が近い!     S平くんがラッセルしてくれるので、皆死んだふり作戦

 
 膝下ラッセルです。      前山を過ぎ、稜線は段々と寒くなります。

天竺坂からは定番のガス、吹雪、ホワイトアウトです。無重力感を感じながらギャップを乗り越え、10:10山頂に到着です。

 とりあえず、山頂で記念撮影です。今日も吹雪いてました。

ホワイトアウトで上下左右の感覚を狂わせながら、少し迷い、エントリーポイント手前の窪みでシールを剥がし10:40志目木谷にエントリーです。先日は右俣を滑りましたが、今日は左俣(いつもの志目木谷)です。

出だしは、ホワイトアウトで慎重に下り、徐々に視界も良くなりだし、突然大斜面が眼下に広がります。感動です。此処からは思う存分皆ブッ飛ばしながら谷を滑り降ります。今日も雪は乾いてます。昨日のトレースも埋まっています。そして右俣との出合(いつも渡渉するところ)に着くと志目木谷の美味しいところは終わります。今日は此処から右俣を登り返し、11:10前山に向かいます。
 
 エントリーポイントまでシールで向かいます      エントリーポイント!ホワイトアウトで良くわからない

 
 先ずは安全運転で滑ります。     しばらくすると広大な斜面が一気に広がります。


 ヤッパシ志目木谷 左俣は最高です。みんな怪しげな発狂しつつ滑り降ります。

 
 S平くんのテレマーク!ヤッパシ…テレマークがカッコイイね      志目木谷は素晴らしいです。

谷を登り返すのは雪崩が怖いですが、雪崩の危険性を評価し、安全だと判断し登り返します。昨日、前山から志目木谷右俣を滑ったトレースが有りました。皆でラッセルを回しながら、前山のコルに着き、しばらくで前山に到着です12:10。
 
 志目木谷 右俣に入ります。     皆でラッセルを回し前山に向かいます


 前山の山頂でいつもの!真空保温マグのお蔭でラーメンが最後まで熱く頂けました。

前山ではいつものラーメンタイム!皆カップヌードル専用保温マグを持っているので最後まで熱々のラーメンを楽しめました。そして再びお楽しみタイム!13:00前山北面を滑ります。
 
 前山から北面にエントリー    直ぐに快適斜面が!広く何処でも自由に滑れます


 最近Pon2oonを新調したS江さん!さすが大学スキー部出身です。

前山北面!6日前もパウダーを楽しめましたが、今日もパウダーです。感謝!!
 
 M井さん!今日はヘルベントで!      S平くん!テレマーカー!

出だしは急で藪っぽい所かなと思うところですが、杞憂で一気に広大な疎林、無木立の斜面が延々続きます。それも林道まで快適に続きます。
 
 徐々に傾斜は緩くなりますが、最後までブッ飛ばせました。      無木立の広い谷でした。

銀杏峰は志目木谷や小葉谷が人気ですが、前山北面も最高です。あまり皆に知られたくないと思うくらい!
杉林を過ぎると直ぐに林道、そしてキャンプ場です。後はオートクルーズで車のもとに到着しました。13:30
 
 キャンプ場から駐車場所までは朝のトレースでT字滑走の練習です    到着しました。今年は雪が多い!!嬉しい!!

今日も平日ヒマ人と共に地元の山で遊ぶことが出来ました。今年は2月下旬まで新雪、そして気温が低く感謝です。今までは志目木谷滑ったら、右俣の出合から斜滑降で堰堤、そして林道~水車小屋が定番のコースでしたが、これからは、このルートが定番となるでしょう。
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志目木谷 右俣と前山北面POWDER

2022年02月18日 | 山スキー!R04
今日も平日ヒマ人との山スキーです。メンバーはYAMAさん、みっちゃん、M井さん、カミさん、ボクです。
今季一番のPOWDERを満喫できたと思います。昨日までの強烈寒波のお蔭で山は再び粉雪がいっぱいです。

 前山から、滑ってきた志目木谷 右俣を望む。左俣より狭いが5人で滑る分には十分!

朝、6:30に大野に集合しM井さんの車で出発です。いつものキャンプ場入り口の除雪されている場所に車を停め7:05出発です。もちろん一昨日より降り続けた降雪のお蔭でトレースはリセットされているので、皆でラッセルを回しながら進みます。名松尾根を登ります。
 
 カミさんのラッセルの後に続く      前山に到着。寒いのでインナー着込む。

 
 木の梢にはビッシリと雪が付いている     山頂付近の平原はいつものホワイトアウト!

9:15前山に到着です。風と雪が強くなりだすので一枚着込み、手袋も替えて進みます。天竺坂手前のピークに来ると、吹雪!そしてホワイトアウト!辛うじて凝視すれば足元が見えるので、もちろん山頂を目指します。ホワイトアウトの中、何度も訪れている山頂。難なく到着10:30。

 山頂の祠の前で記念撮影!風が強く顔面が凍ります

前回同様、シールのまま、天竺坂まで下りて、シールを剥がし、1370mから志目木谷右俣にエントリーです。
 
 シール剥がして、エントリーポイントに移動です     カミさんGO!!


 M井さん 今日も浮きまくりです。イイなぁ・・・

雪崩の評価も行いエントリーしますが、ターンする度に盛大なスラフが流れ、雪煙が舞い上がり、転んでないのに全身雪まみれ!腰パウダーを満喫。今日はカミさんはPon2oon。M井さんはヘルベント!ファット板の皆は浮遊感を満喫してます。そして1150m地点でトラバースして、シールを再び貼って前山に登り返します。
 
 レジェンドYAMAさんの年齢を感じさせない滑り!     みっちゃんGO!華麗な滑り!


 ボクは今日はテレマークで!(写真カミさん)

 
 カミさん今日はPon2oonで!      トラバースした後、登り返して前山に

11:45前山に着くと下界の天気の様相で大野盆地が望め、太陽の光が暖かいです。そして此処でいつものラーメンタイム(野菜スープ)。いつもの他愛ない話で盛り上がります。このひと時も楽しいです。

 前山から大野盆地を見下ろしながらのラーメンは美味しいです。今日はカミさん運転なのでいつもの!

昼飯の後は、前山から北面に滑り込みます12:30。地形図からも分かる通り、北面の疎林。快適!広い斜面なので縦横無尽に滑りまくり、斜面はズタズタ!
名松尾根には合流せず、そのまま滑り、林道に繋げます。その後は林道ショートカットしながらキャンプ場に到着、そして朝のトレースに繋げオートクルーズで車のもとに到着しました13:10。
 
 みっちゃん!     YAMAさんブッ飛ばす!


 スプレー巻き上げての滑り!M井さん

今日は昨日まで続いた寒波のお蔭でパウダーを楽しめました。そして、志目木谷右俣の美味しいところを滑降し、登り返して前山北面も楽しめました。前山北面だけでも十分楽しめましたが、志目木谷右俣と前山北面をセットで滑るこのコースはとても良いコースだと思います。
ボク的には、右俣を堰堤、水車小屋まで滑るよりも、このコースを滑った方が、とても満足できるツアーに成ると思ひます。おススメ!!

 カミさん。志目木谷 右俣よりも前山北面の方が面白いかも!?


 みっちゃん。快適北面斜面は続きます

 
 無木立の素晴らしい斜面でした      林道に近ずくにつれ、雪は重くなりだします・・・


 D號に到着です。今年は雪が豊富です!感謝

今日も平日ヒマ人の山行が出来ました。有難うございました!
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今シーズンのビンディング取付け

2022年02月16日 | 山の道具たち
今シーズンも様々なビンディングを取付けさせて頂きました。最近の傾向としてTLTの依頼が殆どですが、TLTでも、ビスの取付け位置は代表的なディナフィットのSPEED RADICALとかSPEED FIT、G3やフィッシャーとかのサードパーティー、ATKとか色んな種類が有り、それらのビンディングによって位置は様々。
スキーショップでは、ビンディング取付け治具が有り、サクサク取り付け出来ますが、ボクはあくまでも趣味でやっているので、高価な治具を購入できないし、レンタルすることは出来ません。でも…僕の大工、建具職人の技術をもってすれば、これらビンディング取付けは簡単(多分)。

 我が家の地下にある、源工房(GEN Factory)で取付け作業を行っています。

しかも、依頼してくるオーナーの皆さんの要求が高い…。某ショップで取り付けが困難だと断られたからと、難しい取付を依頼。
メルカリとかヤフオクで板とビンディングを其々購入して取付け依頼してくる方々、元々の穴の有る板にビンディング取付け依頼してくる方々。

 まずは、ブルーモーリス製の八甲田(made in japan)の激太板です。ビンディングはフィッシャー製のTLT

トップシートに長軸方向の中心線を引きブーツセンターからのオフセットをオーナーの要求の基づきビス位置を毛描きます。これがまずとっかかりの大事な作業です。信頼のおけるショップなら取付けを任せても良いけど、ただの安売りとかイイ加減な店では取付けが可成り怪しい(その実情も聞いたことが有る)ので、資格を持ったショップで取付けることをお勧めします。(ちなみにボクは持っていません汗)
 
 トップシートに直接書かず、テープを貼ってから作業開始    ボール盤で垂直に開けます。

 
 冷間圧造でネジ穴をタッピングした後盛り上がったトップシートを鑿で平滑にします   ブーツを付けて、ヒールセンターがスキーセンターに来るように調整しながらビスを締めます。これが一番大事な工程です。

 
 ブーツのヒールセンターとトップシートのセンターがバッチシ!     八甲田完成です。激重ですが、超新雪仕様の板です

いくら、トップシートに正確にビス孔中心線、ビス孔を開けてもビスは真っすぐ入っていかないので、4個有るビスを其々締め付けの順番や締め付けトルクを調整しながら、ブーツのヒールセンターが板のセンターに来るように締め付けます。もちろん手締め!その後は、同工程でヒールピースを取付け完成です。

 次は、K2の新しい板にSPEED FITです。ヒールリフターが少し低いように感じます。

続いて同工程でディナフィットのビンを取付けます。この板にはトップシート下にメタルが入っていました。K2にしては珍しいというか、作りに好感を持てました。
オーナーの要望によりスキーセンターのセット フロント バックの要望を聞き取付けます。スキー好きの人は拘りが多いようです。
 
 ビス中心線は正確に!その中心にポンチング!     ボール盤で正確に!

 
 ヒールセンターはトップシートの中心に来るよう取付けます    その後はヒールピースの取付け!トゥーピースと同様に正確にね!


 左からK2(ディナフィット)、八甲田(フィッシャー)、ロシニョール(G3)と取付けました。

続いて、小松市のIさん。板とビンディングを其々購入したので取付けてほしいと依頼が有りました。ビス孔の接着は2液混合性エポキシ接着剤で、水の侵入は有りません
 
 もちろんトップシートにテープを貼り中心線!    正確にボール盤でビス孔を開けます

 
 ヒールセンターが中心に来るようにビス締め付け    ハーガンの板ですLIPSTICK。カッコよく仕上がりました

様々な要求に対応するべく、県内はもちろん、近県の石川県や遠くは栃木県、大阪府など依頼が有りました。このブログの読者の方や、人伝に知った方、もちろん山岳会の仲間など様々です。DIYでビンディング取付けを始めて今年で10年目。今まで取付後のクレームが無いので、自分流の取付けは問題ないと思っています。
取付けにかかる費用は、趣味でやっているので殆どボランティア(依頼される方々がそう言われます)。
中には、この界隈でも良く名の知られた有名山スキー屋さんからも依頼があるなど、ボクの腕を信じて来られる方が居り、嬉しく感じていますが、これからも頑張ってやっていきます。
 
 山岳会のS江さんのPon2oonにatomicのビン取付け     山ゴリラさんのblizzardにディナフィット取付け

以上、今年も取付け依頼が多くありますが、その中で仕事や山登りと忙しい中、山に携われてうれしく思います。今までビンディング取付けを行っていて思うことは、板やビンディングは年々進化していると実感しました。これら道具を山で使い、故障等のトラブルなど改善点をフィードバックして、また年々進化していくのだろうと実感。ボク達山屋さんも、これら道具の進化についていかなくてはと思ひました。

自分の命を預ける「山の道具」は他人に任せず、自分でやることが大事です。是非ともチャレンジしてみては如何でしやうか!?面白いですよ!
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経ヶ岳北面(女神川支流)パウダー

2022年02月12日 | 山スキー!R04
今日は福井山岳会の仲間と経ヶ岳に行ってきました。連日の晴天により新雪滑降の場所を探していましたが、山頂から北面の谷は新雪が生きていました。
メンバーはA木さん、O橋さん、T田さん、カミさん、ボクの5人です。

 山頂直下の急斜面を池の大沢目指し滑るカミさん。エントリーは急だけど徐々に快適!

朝5:30青少年自然の家駐車場に集合し、ヘッデン点して出発です。いつもの宿谷川を登ります。昨年の経ヶ岳は皆でラッセルを回しながら登りましたが、今日は雪もだいぶ沈み快適に登れますが、杓子が岳下の急斜面はスキーアイゼンを使用しました。そして8:20杓子に到着。ここで経ヶ岳の全貌を望むことが出来ました。
 
 宿谷川は完全に雪で覆われ渡渉は無し     大野盆地をバックに登り詰める

 
 もうすぐ稜線。      杓子に到着。ここからの景色も好きです。


 杓子が岳に着くと経ヶ岳がドカン!  山頂直下の斜面も望めます。あとは雪質が・・・

ここからは、経ヶ岳を目指し切窓へ向かいます。中岳のトラバースの際、雪庇と共にT田さんが落ちていったので、ボク達は尾根通しで向かいます。切窓からは再びスキーアイゼン装着して西から回り込むように山頂目指します。今日はカリカリで無く雪が柔らかく難なく山頂に到着しました9:35。
 
 中岳を目指しティー!      切窓から山頂への最後の登り。ここからが核心部


 白山バックに記念撮影。今日も愉快な山岳会の仲間たち

山頂に着いたら、シールを剥がしたり、周りの景色を楽しんだりとのほほんと過ごします。そして10:00山頂から女神川源流の北面を滑降します。北面はパウダーが生きていて、白煙を巻き上げての滑り。気持ちイイです。でも日向に出るとカリカリ…。日陰を滑ります。標高1350m地点まで滑り、山頂直下の大斜面を滑るために再び登り返します。
 
 昨年行った1555mピークへの稜線。今度はここを歩きたい     やっぱし白山が一番存在感が有った


 僕の住む勝山市。その市街地から日本海へと蛇行する九頭竜川。素晴らしい景色に感激。

それでは北面にエントリーです。
 
 カミさんGO!    丁度良い傾斜と雪質


 今日も新雪滑れてよかった。

 
 地元の山でもいっぱい遊べるところが有ります。      谷は広く快適!激パウダーの時に来たいな

今日は雪崩の心配もなく、皆一斉に滑り込みます。そして急に谷が狭く落ち込んできたところで滑るのを止めてシール貼って登り返しです。再び山頂まで登らず、エントリーポイント付近を目指し登り返します。
 
 滑ったところを登り返します。     10:55エントリーポイントに到着。シールを剥がします


 エントリーポイントからボトムの池の大沢を見下ろします。出だしが急!!

エントリーして直ぐはカリカリだけど、南面の日射を受けた斜面は雪は程よく緩みスラフを落としながらの滑りを楽しめます。小さなデブリも柔らかく、面ツル斜面を選び滑り降ります。昨年はパウダーだったけど、今日も快適に滑りを楽しめた。

 池の大沢目指しエントリーです。

 
 大斜面が続きます。    旧火山の馬蹄型崩壊地形を滑ります。ダイナミックな地形です


 池の大沢に到着です。背後は滑ってきた斜面。

池の大沢のボトムに着いたら再びシールを貼り、中岳、杓子が岳目指し登り返します。暑くなってきた。日差しが眩しく日焼け止めを塗り直しながら、荒島岳を望みながら進みます。前回滑った橋架谷が良く見えます。今年は雪が豊富!そして杓子が岳に11:35到着。ここでいつものラーメンタイム(今日は野菜スープ)
 
 池の大沢から中岳へ向かいます。夏は湿地帯。今日は雪原!     杓子が岳に到着。今日が岳と滑った斜面を臨む。


 360度パノラマを楽しみながらの昼飯!いつもの他愛ないくだらない会話が楽しい。

ご飯を食べた後は、宿谷川を滑り降ります。雪質は期待せず、各々楽しく滑り降ります。モナカではなく、よく滑る腐った雪で楽しい。そして日陰はパウダーだったりと、最後まで滑りを楽しめ13:35自然の家駐車場に到着しました。

 大野盆地を眺めながら滑る宿谷川!

 
 雪は良く走る!段々と腐ってくるけど快適だった    広い!ちょっとジャンプしてみたり!

 
 谷が狭くなってくると滝や堰堤が出てくる。何れも難なく巻ける    自然の家はもうすぐ!

今日も山スキーが楽しめたのはもちろん、毎年来ているボク達のお気に入りの山に登れました。今度はPOWDERの時に来たいです。
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部子山から二通谷POWDER

2022年02月09日 | 山スキー!R04
今日もいつもの平日ヒマ人+テレワーク中!?とで山スキーに行ってきました。
行先は地元の「部子山」です。今日も谷はPOWDERでした。
メンバーはYAMAさん、みっちゃん、M井さん、S江さん、K永さん、ボクのヒマ人共々!

 銀杏峰からの尾根から望む部子山

今日は7:00キャンプ場前の駐車場所に集合との事で、M井さんが我が家に迎えに来てくれ6:20出発。車内はS江さんと3人で向かいます。すでに駐車場所にはツボ足の山屋さんの車が3台ほど停まっています。K永さんとも合流し、キャンプ場入り口へ向かいます。7:05。YAMAさん、みっちゃんと合流し、立派なトレースを歩き、キャンプ場着。そして3日前に大平谷から林道滑降の際に付けたトレースを辿り、小葉谷登山口に到着です。鳥居が雪で埋もれて見当たりません。
 
 キャンプ場入り口まで道路を歩きます。          先日のトレース、そして林道をラッセルすると目指す稜線が見えます

今年は雪が多い!小葉谷左岸の尾根(800m地点)に取り付きます。そしてみんなでラッセルを交代しながら1310mピーク目指します。
 
 福井のレジェンドYAMAさん!   左には銀杏峰が見えてきました。登山者の姿も見えました(視力:公称2.0のボク(最近老眼になってきました))


 大野盆地の向こうには、白山を従え山体崩壊によりる馬蹄型窪地の上に立つ、故郷の山「経ヶ岳」が良く見えます

徐々に高度を上げると左には銀杏峰。背後には白山や経ヶ岳がバッチシ!そして今日の目標の部子山が見えてきます。そして10:35に1310mピーク着。あとは尾根をダラダラ歩き、部子山への登りです。
 
 1310mピーク手前の最後の登りのみっちゃん     そのピークから望む艶やかな部子山


 部子山山頂目指して登ります。(写真YAMAさん)

無木立の快適な尾根。久しぶりの尾根!登っていてとても気持ちイイ!そして11:15部子山に到着です。今日は風が微風で快晴。周りの景色を楽しみながらシールを剥がし、いつもの風防、テーブルを作ります。いつもの山頂は雪が風で飛ばされ少し掘ると地面が出てきますが今年は深いです。ブロックを切り出すのも楽チン。そうこうする中、皆が続々山頂に到着。そしていつもの儀式!?

 部子山の山頂でいつものラーメンタイム(糖質50%OFF)


 部子山から滑降前にみんなで!(写真YAMAさん)

山頂昼飯は白山を眺めながら!青空の下食べるカップラーメンは最高においしいです。そしてS江さんから「いちご大福」の差し入れを頂きました。非常に美味しかったです。山頂ではいつまでも居られるくらい気持ちイイ。重い腰を上げて滑降タイムです12:25

 山頂から北東尾根を滑ります。雪が軽く、一部は重パウダー!

 
 北アルプスもバッチシ見えました    快適!

 
 北東尾根は広くて快適な傾斜!写真を撮るみっちゃん      林道の所まで滑る

山頂から北東尾根を滑ります。広く快適な斜面でグングン滑り1180m地点で登り返します。そして朝の尾根上の1310mピーク目指しシール貼って再び上り返します。振り返ると尾根上はシュプールでズタズタ!雪が軽く快適だった。
 
 登り返す。      13:10に1310mピークに到着

1310mピークでまったりして過ごします。13:40二通谷にエントリーです。適度な斜面に北面の軽いパウダーです。無木立の快適だが、雪崩の危険性が有ります。その辺は皆で共有しつつ評価後滑り込みます。

 滑降前に最近巷で流行っている「Tターン」の練習を行いました。でも山では全く使い物にならないと皆、バカにしていました。その真意や!?


 銀杏峰を右手に見つつダイナミックな滑りが出来ました。今日はカミさんのPon2oonで来て正解の様です。


 二通谷はパウダー!北面に有り、広く無木立の素晴らしいゲレンデ

 
 S江さんは今日はあまりキレていませんでした。温厚な感じです。    K永さんのテレマーク。今日はテレワークしている筈ですが。

 
 大斜面は続きます。志目木谷よりも広くて滑りやすい      どこまでも落ちていきます


 志目木谷も良いけど、個人的にはこちらの方がスッキリした広い谷で滑りやすい。(雪崩注意)

徐々に傾斜は落ち着きだし、堰堤群が見えてきたら、それを縫うように滑り、朝の林道に繋げます。そして小葉谷のショートカット斜面を滑り、林道滑降してキャンプ場へ。そして朝の駐車地点へ滑り14:40到着しました。お疲れ様
今日は久しぶりに銀杏峰ー部子山の尾根歩きが出来、二通谷を滑りました。天気、気温、雪の三拍子が揃った素敵な山スキーを堪能できました。もちろん仲間も!
まだ、武官肺炎ウイルスが変異しまくって、まだまだ収束へ向かわず、外出自粛ムードですが、密な屋内に居るよりも山に出かけよう!!
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銀杏峰の谷を周回

2022年02月06日 | 山スキー!R04
今日は、福井山岳会の例会山行ということで、O橋さん担当で行ってきました。
雪が昨日から深々と降り続いたお蔭で、山は新雪!今日もパウダーを満喫してきました。

 志目木谷を滑降するスキー場も山の変わらぬ滑りを堪能するS田さん

メンバーは、A木さん、O橋さん、S田さん、M井さん、S江さん、J地さん、T田さん、O本さん、カミさん、ボク、そしてS平さんです(総勢11名)
コースは、キャンプ場下道路~キャンプ場~名松尾根~銀杏峰~志目木谷~登り返し~名松尾根~前山(昼飯)~大平谷~林道~キャンプ場です。
朝、6:30に大野集合でしたが、前日から雪が降り続き、我が家の周りは車を出すことも困難なぐらいの積雪量です。集合場所や現地入りに不安を覚え、愛車に荷物を詰め込みカミさんと雪の中ブッ飛ばします。もちろん除雪は実施中で、道路の所々は雪の壁。雪は軽いと思い正面から突っ込んだり、亀の子スタックしないようにアクセル全開で一旦停止しないように常に走り続け基幹道路に。その後、不安の残る銀杏峰の登山口に向かうが、車線は1台通ることがギリギリ。水車小屋を過ぎて直ぐに道路は雪の壁で遮られている。その向こうは除雪作業中の重機のライトが見える。ここで除雪作業の邪魔やトラブルにならないように、Uターンして大野市街に向かい、仲間と相談し、時間をおいて、車の数を減らし便乗して、除雪の終わった頃を見計らって出発です。(この降雪期は、今まで除雪に従事される方々と色々トラブルが有ったので、その辺を留意した行動が必要と成ります。ボク達を含め今後の山屋さんの為にもマナー重視で)
そして、除雪業者の方に了解を得て、キャンプ場手前の駐車地点に到着です7:00
 
 キャンプ場入り口は雪の壁です。     今年は昨年より雪が多く感じます。

キャンプ場に行く時、その手前の道路(広くなったところ)で見たことのあるレボーグが有った。これはもしかしてS平君かな!?と思いつつ、無事キャンプ場入り口のスペースに3台停めて準備して出発です。トレースを見た感じでは、先行者1名。大雪警報発令中に雪山に登るのは余程の変人だと思いながら進みます。そしてさすがに、こんな日はスノーシュー・ワカンの登山者は一人も居ず、山スキー屋さんの山なのだと実感

 深々と降り続く山の中、埋まりかけるトレースを辿り登ります。

 
 深々と降り続く尾根を進むのは気持ちイイ    前山とのコルでS平くんに追いつく。ラッセルのお礼

標高を上げるにつれ、徐々に雪は降りだし、風が強くなってくる。そして、前山手前でトラバースしてコルに出るとS平くんが休憩中。ラッセル有難うございました。彼とは昨年の滝波川源流滑降以来です。ここからは、ボク達山岳会の仲間でラッセルを行います。

 天竺坂手前では既にホワイトアウト。でもこの辺の地形は地元山屋さんなら、いつもガスガスで勝手知ったるところ。

小葉谷のエントリーポイントを過ぎると更にホワイトアウトで木々など目標物が無く、進むのに難儀するけどこれは、いつものこと。難なく進むこと10:05銀杏峰山頂に到着。風雪が強く、いつもの記念撮影を撮ってる場合ではないので、志目木谷エントリーポイント手前の窪地に向け、シールで進み、そこで剥がしエントリーすることに。
 
 山頂にてカミさん。今日は爆風ではなかった     窪地でシールを剥がす。

10:35志目木谷にエントリーです。最初はガス+定番のカリカリ斜面ですが暫くすると新雪斜面が続きます。ここからは計11名で一斉に谷を縦横無尽に滑りまくり荒れ放題。更に、思いの外新雪が積もって直ぐの状態で、板が中々浮かない。でも、真っすぐ滑ると顔面シャワー。最高の滑りを堪能できました。この雪はPon2oon以上が一番楽しめたと思います。滑り込む際に、全員ビーコンの確認、雪崩発生の評価を行いエントリーです。

 M井さんのヘルベントが一番浮いてました。でも滑りは大味で面白くないとか

 
 Pon2oonのカミさん               dpsのT田さんとO橋さん

今日は11名の大所帯。一人逸れても誰も気付かない状況。しかも雪の状態や視界の状態が有るので慎重に、そしてほぼ全員が携行している特定省電力無線機で連絡を取りながら安全地帯の確認や点呼をしながら滑る。この後、S江さんが深さ2m程の突如雪面に出来ていた穴に嵌まり自力脱出できなかった。その際、連絡連携が出来ていたため、ロープを出して(エアーでない)無事復帰。

 今日はS平さんと、ボクがテレマーク!ヤッパシ山スキーはテレマークが映えます

 
 ねこペンさんも昨年山スキーデビュー      O本さんは今年山スキーデビュー

そんなこんなで、志目木谷の主要を滑り、標高800mの二俣のところでシールを貼って登り返し。この先はトラヴァースで林道出るだけなので、最後のオプションの谷に行くために登り返すことに。11:20ここから前山に登り返すために急な斜面を登り、朝のトレースに繋げる。

 標高800mの二俣から前山の尾根を登り返します。

 
 地形図からもなかなかの急傾斜トラヴァースが続く      漸く朝のトレースに繋げ快適

そして13:00前山に到着。ここでいつものテーブル作り。今日は11人いるので大掛かりな工事です。でも山岳会の仲間は毎度のことなのでテキパキ仕事を分業するなど進み立派な風防、テーブルの完成。ここで昼飯タイム(糖質0ラーメン)今日も朝から何も補給無くケトン体パワーで登ることが出来ました。一瞬大野市街地が見えましたが直ぐに雪とガスになる。

 前山でいつもの昼飯。今日は人数が多いので対面式テーブルを作りました。

楽しい山岳会の仲間と他愛ない話を山でする。これがとても楽しいです。天気は雪、寒いけどそんなものは気にならない。そして、緊急の際にこう言ったシェルターを素早く作るスキルが大事なのだと、勝手に思いながら作っている次第。この後は、もう一つのお楽しみ谷滑降!
大平谷に滑り込みます。13:45
 
 標高も下がり視界も良く雪も良く      快適に大平谷を滑る


 センター108の板でもよく浮きました。

大平谷は短いですが、快適な谷で、小葉谷林道を北に進み再びいつもの斜面に飛び込みます。無木立のすり鉢状の斜面。快適です。その後は林道を進みますが、先頭には小葉谷を滑ってきた愛知県から来られた2人の女性パーティーが進んでいました。どうも、ボク達のトレースを辿り、視界が悪かったので天竺坂から小葉谷を滑ったのだそうです。その後忠実に滑らない林道をラッセルして来ていた。今日はツボ足の登山者は皆無で、やはり新雪は山スキー屋しか居ないのだと実感しました。
 
 林道下の快適すり鉢斜面。        林道を忠実に行かずショートカットが大事!

 
 最後の林道もショートカットしながらキャンプ場に向かう      車には新たに新雪が積もっていました。お疲れ様!

今日は、楽しいメンバーに恵まれ、雪質に恵まれ、とても素敵な山行と成りました。もちろん、大雪警報の中、吹雪の中、ホワイトアウトの中、こんな日に山頂に登っていた変態はボク達だけでした。普段の日曜日は多くの登山者で溢れかえるこの山も、今日は吹雪の風の音だけで、とても静かな山でした。

 銀杏峰の志目木谷と大平谷を巡る8の字コース。とても良かったです。おススメです(^^♪
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