山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

白山東面台地 上部は快適!下部は洗濯板

2018年04月29日 | 山スキー!H30
今日はカミさんと毎年恒例の白山で山スキーです。
カミさんと一緒に行く東面台地はこれで4回目!いつ来ても爽快なコースです。

 転法輪谷から白山を見上げる!カッコいい

 
 大白川林道ゲート前にて2:30        大白川ダムに到着し藪漕ぎして尾根に取付く

 
 暫く藪漕ぎしていると雪が出てきました     暗闇の中、進みます


 北アルプスの槍ヶ岳の横からの日の出です。だんだんと明るくなりだします。小鳥たちも激しく囀りだします

 
 コル目指し詰めていきます。本当に良い天気!      カミさんヘロヘロ…待ちながら登ります

 
 コルを出た!山頂まであと少し!         山頂直下の登り!カミさんガンバ!!


 山頂でいつもの記念撮影!愛用の板を手に

 
 山頂神社でお参りします!いつもありがとうございます!   山頂から一気にGO!!

 
 雪はイイ感じに緩み快適!     谷に入ります!


 スキー場には無い解放感!これだからやめられないです


 カミさんも写真撮ってくれました!テレマークです


 北アルプスなどを望みながらの最高の昼飯を堪能

  
 吸い込まれていきます!     今日も天候に恵まれ最高の一日でした!そしてカミさん孝行の日でした

 
 ダケカンバやブナの大木に癒されながらの滑り    朝のトレースを辿り帰路に就く

 
 藪を漕いだ後ダム湖畔の道路に到着!      途中、堰堤の水でスキーや靴を洗いました


 ゲートに到着!12時前に到着!

詳細は後程アップしますね!!
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越前兜から大日山へGO!

2018年03月31日 | 山スキー!H30

 大日山から望む白山!最高のロケーションです♪

今日は一応仲の良い夫婦で一緒に山スキーです。
昼過ぎには家に帰らないといけないので、近場の山に行きました。今年は雪が多いのでイイね!
行先は
横倉~大日峠~越前甲~大日山です。帰路は同じコースを戻ります。

 
 もうすぐ小松市に繋がる国道416号線を進む        鎧壁下の台地に出た!藪はまだまだ埋まってる

朝5:40我が家を出発し、横倉のいつもの駐車場所に到着です。除雪は此処よりもだいぶ進んだところまでされていますが、今日は土曜日なので工事業者の邪魔にならぬよう、此処に駐車することにします。既に関西から来られた山屋(山スキー)さんが居り、声をかけられました。以前ビンディングのとりつけをさせてもらった「主将さん」の友人の方々でした。
 
 北面の斜面を登る!帰路は此処を滑った!        カミさんの後ろ(左のピーク)に大日山が見える!

ボク達も準備を済ませ6:20出発です。2kmほど車道を歩き、7:10台地末端の斜面に取付きます。そして7:30鎧壁下の台地に到着!今年は雪が多く嬉しくなりつつ進み7:55大日峠に到着。風が強いが今日はポカポカ陽気。急斜面を登り、途中で北面斜面に取付き登ると大日山がだんだんと大きく見えてきます。
痩せ尾根も雪が緩んでいるので無難に登れ、8:50越前甲に到着です!大日山が大きく見え、「あの山頂に立つぞ!!」とカミさんに気合を注入。
 
 快適な稜線を進む!今年は雪が豊富       越前甲に到着です!奥には大日山が見えます


 越前甲を越し大日山目指し更に進む。

アップダウンの多い稜線を進む。辟易しそうな尾根だけど白山が素晴らしく癒してくれます。最後の登りは地形図見ても尾根が痩せており雪が付いていないところが有ります。どうだろうか!?とりあえず進む。一旦標高1230mまで下り、急峻な尾根を登り返す。ヤッパシ雪が付いていないところは右側の急斜面をスキーを担ぎ登り、広くなったところで再びスキーを履く。
 
 越前甲を背後に進む!此処から望む甲もカッコいい。     大日山もイイ形してます。山頂手前の黒いところが核心部!?

 
 核心部はスキーを担いで急斜面を登る!      核心部が終われば平和な尾根を山頂目指し進む

そして広い尾根、たおやかな広い斜面を登ること10:10大日山に到着!ヤッタネ!

 加賀大日山に到着!山頂の標柱のところで記念撮影!今日も夫婦で頑張りました!


 大日山からもと来たコースを眺める。尾根の一番奥が越前甲です。数人の山屋さんが見えました。(視力:公称2.0以上)

お疲れさまでした!ここで少し水分を摂って、もと来たコースを帰ります。シールは貼ったままで行きます。加賀甲(大日小屋)の向こうは福井平野や日本海が望めました。カミさん少しヘロヘロ状態だけど檄を入れながらアップダウンを進み11:30越前甲に到着!ここでランチタイム!
 
 加賀甲(大日小屋)への稜線         一部登山道が出てました。

 
 もうすぐ越前甲!カッコいいね!       もうすぐ越前甲!背後は大日山!


 いつもの定番!風除け作ってランチタイム!白山眺めながらの超贅沢な昼飯!

いつもの定番!麺無しラーメンにサラダチキンです。白山眺めながら、この感じがとてもイイ。夫婦でこの愉しみを共感でき、今日もカミさん孝行ができたと実感。さぁマッタリした後は滑降です。北面斜面目指しスタートです。12:10
 
 白山目指しGO!                新雪でも腐った雪でも最高の北面!

 
 イイ感じに腐ってました            テレマークターンも快適にできました

 
 あっという間に北面は終了!          大日峠目指しトラヴァース!

12:25大日峠に到着!ここからは鎧壁下の台地目指し滑る。途中朝の関西メンバーと話してさらに進む。そして朝の道路に出てショートカットしながら歩き13:15車の元に到着!お疲れさまでした。
 
 鎧壁下の台地も快適に滑れました。        まだまだ賞味期限大丈夫です!


 お疲れ様!ポカポカ陽気でもう春なんだなぁと実感。これからは腐った雪のシーズンだね!

越前甲から大日山に行く事が出来、とても良かった。天気も良かったし滑りも楽しめたし良い山行と成りました。今度は皿川右俣を滑ってみたいと思いました。


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小白山(南峰)から俵谷へGO!

2018年03月25日 | 山スキー!H30

 小白山(南峰)山頂にて!今日はARMADA DECLIVITYのコンビです! バックは経ヶ岳(亥向谷)

今日は1年ぶりに小白山です。しかも昨年と同じコース!ヤッパシ…いつ来ても俵谷は期待を裏切りません。今日は福井山岳会の仲間(K尾さん、A木さん、O橋さん)とワサビさんとオヤジさんです。

朝、大野のいつもの場所に4:30集合です。K尾さんの車にスキーやザックなど6人分の装備をぶち込み出発です。誤って後ろのハッチを開けようものなら雪崩のようにザックやらが落ちてきます。そんなくらいにいつも酷使している21万キロ走行しているNOAH!
楽しい車内も一瞬で石徹白に到着です。人気の山なのか冬限定で登れるため、多くの登山者の車が駐車されています。橋のたもとに駐車し6:40出発です。
 
 石徹白川を渡ります。       もう装いは春山の風情

いつもの林道をサクサク登りつつBCAAを過剰なほどまでに摂取しながら登ります。標高960mのヘアピンで林道を離れ、ダイレクト尾根末端に向け杉葉が夥しく散乱する林を進むこと、8:25ダイレクト尾根に到着。ここからは野伏ヶ岳や小白山(北峰)が望めます。でも残念なことに今年は大雪だったはずなのに稜線の下は黒く雪が落ちています。雪融けが早いです。

 ダイレクト尾根を越すと小白山が望めます。昨年より黒い!  目指すコル下の美味しそうな斜面を目指します。

台地を進むと、周囲のブナ林は広範囲に亘り雪崩によりバキバキに折れています。雪崩のパワーを再認識。そして橋立峠への谷を過ぎ、南側の1475mのコルに9:15到着。ここから望む我が郷土の山々が最高にカッコいい!!野伏ヶ岳の方を見ると大勢の登山者が見えます(ボクの視力:公称2.0以上)コルから望む北峰は雪が落ちており昨年のツルツル斜面が懐かしい。
 
 ダイレクト尾根を背に台地をトラヴァースしながら進みます。      コル目指して美味しそうな斜面を登ります(帰りは此処を滑ります)

此処で少し休憩を取り北峰を目指します。尾根は雪が割れており慎重にルートを選びながら登り、9:40小白山(北峰)に到着!漸く小白山(南峰)を望めます。俵谷はツルツルの斜面だけど、此処からの稜線や山頂は昨年に比べて雪が少なく割れている。ここからもルートを慎重に選び山頂目指し、南峰(標高1609.2m)に10:00到着!昔来た三面谷コースも良く見える。それと忘れちゃいけない…雄大な白山が野伏ヶ岳の背後に神々しく鎮座。最高のロケーション。

 小白山(北峰)から望む南峰!あっちが本当の小白山!


 俵谷全貌!美味しそうです。新雪も少し積もっていて快適そうです。


 山頂から白山を遙拝!今日も山に登れて感謝です。(手前の黒い山が野伏ヶ岳)

山頂に皆続々到着です。そして奥越の郷土の山々を眺めた後はシールを剥がしイザ俵谷へGO!です。快適すぎて頭がおかしくなりそう!気持ちよくテレマークターンです。DECLIVITYの滑りもイイ感じ。ほぼノンストップで滑り続けること、谷が狭まりだす1280m地点で滑降は終了。昨年より下まで滑る事が出来た。
 
 山頂からGO!           広い斜面で何処滑ろうか逡巡してしまいます。

 
 谷の入り口に向けウオーミングアップ。      広いツルツルの起伏の無いゲレンデ!


 これぞ山スキーの真髄!?こんなところ滑ったらゲレンデに行けなくなる!?

再びシールを貼って登り返しです。杉山~小白山(北峰)へのブナ林の稜線を登ります。カモシカの足跡を辿りつつ稜線目指してヒーヒーになりながらボクたちの刻んだシュプールを眺めながら登ります。イイ感じに刻まれています。野伏ヶ岳はズタズタだろうけど、小白山はボク達しか居なく静かな山を堪能できました。そして11:05再び小白山(北峰)に到着。ここでいつもの昼飯タイム!白山を拝みながら、とても贅沢な昼飯です。
 
 シールを再び貼って登り返し!アップダウンの山はイイね!      滑ってきた谷を眺めながら尾根への登り返し!


 山頂直下のシュプール!雪は程良く緩んでいて滑りやすかった。

 
 もうすぐ北峰!登りやすい尾根でした。          杉山方向を振り返る。


 贅沢な時間、そして大したもの食っていないけど贅沢な昼飯!です。

昼飯も程々に朝来たコル目指し雪がとぎれとぎれの尾根を滑ります。
 
 北峰の山頂直下は昨年よりシビアでした。    でも直ぐ快適になりコルに到着。

 
 コルから一気に台地目指し広い谷を滑降します。此処も超快適です。    新しい板を新調したK尾さん!

板は相当進化したK尾さんでしたが、相変わらず滑りは進化していません。(でもこれこそ超安定の滑り!これぞ山ヤ!?)
ここも休まず一気に滑り降り、帰りの台地トラヴァースを考慮し、ギリギリ下まで滑降する。そしてダイレクト尾根目指し歩き、

 広大な斜面!これからは腐った雪の季節!

 
 雪は腐っていたけど、それは新雪だったので良く板が走りました。  今日はとても良い山日和でした。

ダイレクト尾根を越した後はショートカットしながら朝の林道目指し杉葉の敷き詰められた斜面をブッ飛ばし、林道はジェットコースターばりにブッ飛ばし車の元に到着!お疲れさまでした。12:50
その後は、石徹白川に降りて汚れたスキーを洗い、着替えたりして朝の様にK尾さんの車に6人分の装備をブッ込みポカポカ陽気の道を楽しい車内で帰りました。
 
 K尾さんお疲れ様!    K尾さんのNOAHはスキーやザック等でゴチャゴチャ…異臭!?でも皆、大好きな車です。

これまで、小白山は何度も登ってきましたが、ヤッパシ…ボク達は沢ヤだったらしく沢登りで来た谷を滑りたくなるのは山ヤの習性だね。
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大辻山からショウガ山へGO!

2018年03月07日 | 山スキー!H30

 ショウガ山山頂から白山を拝む。四塚山、七倉山も!

今日も、平日ヒマ人間のメンバーで山スキーです。
YAMAさん、みっちゃん、ボクの3人でYAMAさんの水平対向エンジンで深瀬に向かいます。準備を整え6:40出発です。
先ずは深瀬大橋を渡り、尾根に取付きます。当該ルートは12年前にK尾さんとカミさんと行ったコースと同じです。尾根上は雪が固くシールがあまり効かないけど、スキーアイゼン付けずに頑張って登ります。そして9:15に標高1160mのJPに到着。漸く尾根の傾斜が緩くなり快適に進める。
 
 深瀬大橋を渡り尾根に取付きます。(写真:YAMAさん)     最初の尾根は急だし、カリカリ…

 
 標高1160mのJPに到着!      JPからは素敵な尾根が続く。滑りも楽しめた。

たおやかな尾根が続く。右方向にはショウガ山が見え、気持ちの良い尾根歩き…。そして10:05み大辻山に到着。ここから望む笈ヶ岳や大笠山がとてもきれいに見える。そしてアップダウンの尾根の先に見えるショウガ山。なるべくアップダウンしないようにルートを考えトラヴァースしながら進む。

 大辻山にて。ショウガ山の後ろには四塚山や七倉山が…

 
 素敵なブナ林の尾根を進む。癒し系     右に笈ヶ岳、左に大笠山を望む。

最後は上り調子でイイ感じに「カマボコ谷」のコルに出た。このカマボコ谷から目附谷へ滑った時の事を思い出す。あの時よりも天気が良くイイ感じ。

 カマボコ谷のコルからショウガ山を望む。蒲鉾に生姜!食い物の名前の付いた谷や山!

ここからも斜面はカリカリで、スキーアイゼンを付ける場所がなく少し後悔するが、そのままエッジ効かせてガンガン登ること11:45ショウガ山に到着。白山はもちろん、北アルプスの名峰も良く見える。日本海も!YAMAさん達を待つ間、固い雪を掘っていつものテーブルを作る。本当に今日はいい天気!
 
 もうすぐ山頂!久しぶりに来れたね!     みっちゃん、YAMAさんゴール!お疲れさま~


 白山最高でした。何喰っても美味い!!

待ちに待った昼飯!山で食べるものは何喰っても美味い!白山や周囲の山々を眺めながらの贅沢な時間。12:40コーヒー飲んだら出発です。でも山頂からカマボコ谷のコルまではカリカリ斜面。ヒェ~。
 
 無木立の山頂滑降!気持ちイイけどカリカリ     一気にコルまで滑り降りる。

カマボコ谷のコルからも快適で素敵な尾根が続きます。そして標高1403mのポコもイイ感じにトラヴァースして滑り、ここを過ぎたコルでスキーを担ぎ大辻山に登り返しです。
 
 カマボコ谷のコルから登り返し無く標高1403mのポコと大辻山とのコルまで滑る。雰囲気最高の尾根

そして13:40に大辻山に到着!もう後は、ただ下るだけ!標高1160mのジャンクションまでも広い尾根が続き快適です。
 
 みっちゃん大辻山に到着です!!    大辻山にてみっちゃんと(写真:YAMAさん)

 
 快適な滑りを堪能するYAMAさん   雪も良い感じに緩み滑りやすい雪質でした。

 
 みっちゃんも!癒し系の尾根滑降    ボクも快適テレマークで!(写真:YAMAさん)

標高1160mのJPまで広く快適な尾根を進み、本日のショウガ山に次いでのイベント!仮称「ゲンゴロウルンゼ」に入ります。

 これが噂!?のゲンゴロウルンゼ。鮎っちとネーちゃんと行った新雪の時も可成り快適です!

雪は腐っているが傾斜もありスキーも良く進み快適!?とは言えないがガンガンすべり、あっという間に深瀬大橋に到着。
 
 広いルンゼで滑り応えあり!    雪は腐っていて滑りやすい

 
 ルンゼ末端にはデブリランドが有りました。     悪雪もARMADAならズンズン滑れる!?(写真:YAMAさん)

そして杉林を滑って深瀬大橋が見えてきたらそろそろゴールです!14:50
 
 橋が見えてきた!     そしてゴール!!お疲れ様!

今日は最高の天気のもと、大好きな白山の界隈の山に登れてとても幸せでした。YAMAさん、みっちゃんに感謝!!
こんなマニアック!?な山ならいつ来ても静かに白山を堪能できそうだネ。
癒し系であり、滑りも楽しめる素敵な山でした。

YAMAさん編集のYouTube見てね!
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四ノ又谷と弓ヶ洞谷滑降

2018年03月04日 | 山スキー!H30

 弓ヶ洞谷右俣を滑降です。思いのほか雪は良く走り気持ち良かったです。

今日は福井山岳会の仲間と山スキーです。場所は三方崩山から四ノ又谷を滑降し、再びシール登高した後は弓ヶ洞谷を滑りました。
2日前に降雪が有り、気温が緩んだにもかかわらず、雪質はこの時期としてはマズマズ。快適なスキーを堪能できました。
メンバーはO橋さん、М井さん、S田君、ボクの4人。
 
 稜線に月がかかって見えました。        朝日に照らされた稜線目指す。雪はマズマズ

 
 弓ヶ洞谷はゲレンデ状(右俣に入ったところ)     昨年登った稜線が見えた!(シッタカ谷を滑降)

朝、3:30大野に集合しМ井さんのデリカに乗り込み出発です。5:45帰雲橋の側道から出発です。まだ暗いのでヘッデン点けて行きます。ちょうど稜線上に月がかかっておりキレイでした。だんだん明るくなりだし、稜線にモルゲンロートが映し出されていました。(カメラがコンデジなのでうまく撮れてないけど)。斜面は大してデブリランドと化しておらず、滑降が楽しみです。

 稜線に着き弓ヶ洞谷右俣の大斜面を見下ろす。最後はここを滑りました。


 神々しい白山!いつ見ても美しいです。

徐々に傾斜は強くなりだす。振り返ると猿ヶ馬場山、そして高度が上がってくると北アルプスの名峰が良く見えます。2日前に降った新雪が斜面をリセットしてくれ、シールが良く効きグイグイ登り9:10稜線に出ました。
ここから南方向へ三方崩山目指して雪庇の発達した稜線を進みます。奥三方岳の後ろには真っ白な白山が望めました。いつ見てもイイね!そして10:15三方崩山に到着です。過去にO橋さんと違うルートから登りました。
 
 三方崩山が見えてきた!もうすぐ♪      一旦下って暫くで山頂です!

 
 昔来たときはこの稜線(登山道の稜線)から来て…        そして大ノマ谷を滑りました。


 三方崩山の山頂で記念撮影!10:30展望最高でした

ここでシールを剥がし四ノ又谷にエントリー!10:35
 
 四ノ又谷目指してGO!大斜面!スキー場です。      気持ち良いです!

四ノ又谷は北に面する谷なのでパウダーが残っており快適です。(昔…2月に滑ったときは激パウでしたが…今日はマズマズ)あっという間に滑り降り、標高1600m地点で谷が狭くなりだしたところで尾根に登り返します。11:05
 
 広く快適な谷です。       新雪が生きていてくれて有難う!


 妙法山向かってGO!です

 
 かっ飛ばしすぎで転倒するO橋さん!       М井さんも福井山岳会に入会されました。

快適な滑りも標高差450mで我慢して終わらせ、再びシールを貼り朝の尾根に登り返します。日当たりの良いところは新雪が腐っていてシールが良く効くが、日陰はカチカチツルツル。なるべくジグを切らず直登でシールのフリクション最大限効かし頑張って登り返すこと、11:55稜線に到着です。再び白山に対面♪
 
 シール貼って再び登高です。心地よい有酸素運動     稜線に再び到着。エントリーポイントを探す。

稜線に着いた後は、良さげな弓ヶ洞谷右俣の支谷を探しつつ進み、本谷の南側の素敵なルンゼに決める。そしてシール剥がし再びエントリー!ボロボロ雪の塊が落ちながらの滑り。雪は重い新雪だが板は良く進む。快適!
 
 この支谷を滑る!新雪最高です。    ロールケーキやらも落ちてきました。

 
 当たり!です。これだからやめられない!      とまらない!皆絶叫

 
 もうすぐで昼飯タイム!      右俣本流にもうすぐ合流です。


 合流したところの大岩の陰で昼飯!麺無しラーメンとサラダチキンを頂きました。

飯食った後も広大な斜面を滑降です。雪は段々と重くなってきましたが、意外にスキーは良く走り快適です。デブリは谷の際までしか覆っておらず、真ん中の大斜面を滑る事が出来ました。
 


 大斜面!今日はカミさんと源次郎は2日間SKIJAMでスキースクールに行ってました!


 新しい板でテレマーク!ARMADA最高の乗り心地!(気のせい!?)写真:M井さん

 

 
 デブリは下の方で出てました。     デリカのもとに到着BCAAを補給

今日は好天のもと、昨年と同じくこの界隈を滑れて良かったです。S田君も昨年のボクのパワハラにめげず、山でトレーニングを重ね、イイ感じに育ってくれたようで、とても良かったです。M井さんは今日からボクたち山岳会の仲間入り!よろしくお願いします。
それと、新しく新調したARMADA DECLIVITYの滑りはというと…重く剛性感の高い板で悪雪にも安定して突っ走ってくれるといった感じがした。鈍感な僕でもそのポテンシャルを十分に感じる事が出来ました。
ヤッパシ…板の性能って個々によりそれぞれ違うのだなぁと実感。山スキーって軽さばかりを追求しがちだけど、こういった感性に訴えてくれるのってイイと思うし、重いけど頑張ろうと思えてくる。
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遭難!

2018年02月25日 | 山スキー!H30

 谷は進退窮まる難所。登り返すも相当大変です。ボク達もなかなか嫌らしいところを登って帰ってきました。

今日は県内某所で遭難事故が有りました。
出場依頼が有り警察署に集結。現場付近までは警察車両に乗り、警官2名と県山岳救助隊のM井さん、そしてボク達がスノーモービルに乗せてもらい、現場付近に到着。此処からは山スキーにて谷を滑降し、標高差約700m下がったところで要救助者を発見し、救助ヘリに引き渡しました。怪我もなく元気でとても良かったです。(可成り反省している様相…。)
 
 さすがに、ヘリのエアパワーには感服です。天候が良く飛んでくれたので良かった。もし飛べなかったらビパークです。

ヘリでの救助後は、そのまま下っても滝やゴルジュが続き難所が続き帰れないので、再びシールを貼って標高差約700m登り返し、帰還しました。
雪はそんなに甘いもんじゃない!
 
 遭難現場の状況。谷は所々割れていました。     要救助者の所持品をザックに括り付け登り返しました。ヘロヘロになりました。

救助後、警察の方にお灸を据えられ、可哀そうでしたが、命が助かっただけでも感謝しないといけない。
あのまま発見されなかったら、凍死してたところです…。

みなさんも、秩序を守り無謀なことせずに、楽しい雪山をエンジョイしてください!

同様に、ボクも山に行くときは気を付けようと思いました。
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木無山チビパウダー満喫

2018年02月23日 | 山スキー!H30

 木無山の快適な谷を滑降!予想に反して以外にパウダー良かったです!

今日は木無山です。メンバーは福井県警山岳救助隊のM井さんです。
警察では、山岳遭難に対応できるよう、日頃から県内の山に登り、有事の際には対応できるよう技術や知識を習得することが大事で、布いては遊んでいるようにも見えるが県民の為にもなっているのです。(山に登るのは勤務以外の日です)警察内では色々有るけど、山に対し熱いハートを持っているからこそ休みの日に実地で真面目に技術の修練に努めるM井さんはエライ!と思ひます。(上から目線ですみません)
そんな山行に、ボクは乗っかり平日ヒマ人なのでご一緒させてもらっているという具合です。
 
 和泉スキー場から林道を目指す。除雪の雪壁凄いね!        渡渉せずに尾根に取付けた

 
 快適な尾根をズンズン進む。      雪庇を超えてたおやかな稜線を進むと暫くで山頂!

今朝はお互い諸事情が有り、遅いスタートになるので、近場の山に行くことになりました。場所は半日コースの「木無山」です。
朝7:30、大野のいつもの場所に集合し和泉スキー場に向かいます。今日は平日なのでスキー場駐車場は無料です(土日は1000円/台)。ガラ空きの駐車場の片隅に車をとめ、8:40出発です。長倉谷林道によじ登り、3センチほど積もった林道を快適に進みます。徐々にゲレンデのBGMも聞こえなくなり静かな山に包まれます。

林道終点を過ぎ、いつもの渡渉地点は先日の記録的豪雪により完全に埋まり、楽に尾根に取付けました。尾根を忠実に登るが、カリカリ斜面に積もった新雪により所々難儀するが、心地よいブナ林に癒されながら登ることが出来ました。
山頂付近はその名の通り木は雪で覆われ無木立の平原です。11:00着

 いつもの儀式!テーブル作成!今日も二人ともK2です。

いつの間にかガスが湧きだし視界は悪くなりだす。そして風も強くなりだしたので、いつものように穴を掘って風防作ってテーブル作成。これで快適に昼飯です。今日もいつもの定番のスープとサラダチキン!

なんにも景色は堪能できない中、昼食を終え滑降の準備!そして11:35滑降開始。最初は視界が無いのでトレースを辿り、谷に飛び込みます。東に面する谷だけど、新雪がイイ感じに積もっており快適に滑ることができた。途中立派なカモシカに直撃するが、そのまま大雪のお蔭で藪の煩くない谷を忠実に滑り、朝の林道トレースに接続した。12:00あっという間だった。
 
 山頂発!最初だけ視界が悪かった。      谷に入れば快適の一言!さすが木無山

 
 谷に雄叫びがこだまする。       ヤッパシ…テレマーク最高!!

 
 谷に入る手前!(写真M井さん)        テレマークターン!(写真:M井さん)

その後は良く滑る林道をジェットコースターでブッ飛ばし、和泉スキー場に到着12:15。駐車場にはボクたちの車を含め15台程度。空しくBGMがゲレンデに流れていた。
 
 最後は林道をブッ飛ばしスキー場駐車場へ…      平日のためガラ空きのスキー場駐車場!

今日は地元の山を登ることができ、とても良かった。
そして、帰路に就くが、途中の仏原ダム(国道158号線)を走っていたところ、琴洞橋の上の仏御前の滝の谷(毛尻谷)では国道まで夥しい木々が大規模な雪崩により薙ぎ倒された痕が望めた。どうも先日までの国道通行止めの原因があれだったんだと実感。10数年前にカミさんと山スキーで毛尻谷を滑ったことがあったんだけど、その大規模さに圧巻だった。いつものデブリで済まず、国道まで盛大に流れ出た雪塊に感動すら覚えた。
改めて雪崩ってのは恐ろしいと実感(山で目撃する雪崩の域を超えてるけどね)
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越前兜でパウダー&湿雪堪能

2018年02月20日 | 山スキー!H30

 もうすぐ山頂!雪と風が作った造形を愉しみながら登る。気持ちイイ!!

今日は越前甲に行ってきました。メンバーはお馴染みYAMAさんとみっちゃんとボクの平日ヒマ人です。
3日前は銀杏峯で痛い目に遭ったけど、今日はその逆で良い思いをしました。カミさんに申し訳ないです。
定番のコースですが、最高の雪質(パウダー&湿雪)を堪能し、今日もテレマークスキーやってて良かったと思う一日となりました。山、そして仲間に感謝です。

朝、7:00恐竜街道駐車場に集合し横倉に向かいます。道は両岸雪壁です。あまごの宿まで除雪されており、除雪された少し広くなったところに車を路駐し7:25出発です。いつもの駐車場所までの間(約500m)は除雪は行き届いていませんが、ちょうど1台とめられる場所があってラッキーでした。
 
 こんなところまで除雪されていて有難いです。      ズンズン登る!

 
 鎧壁の下はゲレンデ状の台地!       藪や灌木は皆無で快適に登れました。

雪は締まっていて歩きやすい。徐々に雪は柔らかくなりだし、いつものコースで鎧壁下の台地に出る。真っ白な平原に青空!今日は山スキー日和です。12月に来たときは藪が出ていたけど、先日までの記録的豪雪により、藪は皆無。木々の先端が少し出ている程度。これはもうスキー場みたいな風情。

誘ってくれたYAMAさんに感謝です。景色を愉しみながら進むこと9:20大日峠着。峠を吹き抜ける風が冷たくカッパを着込む。頂上めざし尾根にジグを切りラッセルです。ヤッパシ北側は日が当たらずパウダーがしっかり残っている。しかも先程まで有ったトレースも峠手前で消え、滑降した跡がある。先日の土日は峠から山頂へは誰も入っていない模様。ってことは北面はツルツル(誰も滑っていないという意味です)!
 
 もうすぐ山頂!南面は緩んでるけど気持ち良さげ!       山頂に到着!今日は無風快晴!最高!


 いつもの恒例の構図!今日もみんなのお蔭で楽しむことが出来ました。今日も全員K2

心地よい有酸素運動でラッセルして10:30山頂着!白山はガスって見えないけど、大日岳や眼下にはボクのふるさと平泉寺が良く見える。YAMAさん達が来る間、穴掘って、ブロック積んでテーブル作り。そして昼飯タイム。断小麦をやっているので今日もスープとサラダチキン!山で食うメシは何でも旨い。
 
 山頂付近の緩斜面へGO!        南面に一本滑る。緩んだザラメが良く滑る!

 
 YAMAさん北面にエントリー!      パウダー満喫です!


 みっちゃんも!


 
 ボクの滑りです!テレマーク最高!(また新しいビンディング購入してしまいました。只今新しい板物色中)写真:みっちゃん

 YAMAさんも!もう皆パウダー中毒!

 最高の斜面!北面はイイね!!

身体が冷えてきたところで、11:10滑降準備して真っ白な斜面に飛び込みます。日当たりの良い斜面は良い具合に雪が緩み滑りやすい。そしていつもの北面に向かいエントリー!パウダーがとても気持ちイイ!脳みそ沸く~!絶叫しながらターン!激パウでなくて、脛から膝くらいのパウダーが丁度気持ちよくターンできる。センター104㎜の板はこのぐらいのパウダーが丁度いいのかな。先日の腰パウダーは確かに気持ちよかったが、スピードが出るこの程度の雪の深さが快適。
 
 快適北面は続く!       記録的豪雪は様々な災害を生みましたが、山にとっては恵みの雪でした

そしてボトムまで行くと登り返しになるので、ギリギリのトラバースで峠に出る。その後はいつもの消化試合と言いたいところだけど、この台地は藪は皆無でゲレンデ状。湿った雪が良く走り快適に滑れる。最後まで気持ちよく滑り、林道に出る。この後はジェットコースターでブッ飛ばし、12:10あまごの宿に到着。そして小春日和のようなポカポカ陽気の道を暫くで車の元に到着。
 
 峠からも快適斜面が進む。     湿った雪だけどスキーが良く走りました。


 ゲレンデ状の台地。無木立です。

 
 最後まで快適でした。

今日は最高の天気のもと、地元の山を滑ることができ嬉しかった。今年は記録的豪雪で、遠くに行かなくても良いところが有るなぁと実感。YAMAさん、みっちゃんに感謝です。
 
 滑降前での一コマ!眼下は勝山市街地      あまごの宿まで除雪がされていました。勝山市に感謝!(写真:YAMAさん)

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銀杏峯敗退

2018年02月17日 | 山スキー!H30

 主稜線1314m地点手前で撤退を決める。これ以降の細い尾根の雪庇は周りの景色に同化して分からない

今日はM井さんと、カミさんとで銀杏峯に行ってきました。
いつもの水車小屋から6:30出発です。湿った雪が深々降る中、踝程度のラッセルで林道を進み、尾根に取付きます。徐々に風は強くなりだし、天気予報どおりの風雪注意報発令中とあって尾根を通る風がどんどん強くなりだし、濡れたジャケットやザックがバリバリに凍り出します。
 
 路駐して出発です。今年の冬は四駆のワゴンR大活躍!      雰囲気の良い尾根は最初だけ…

 
 徐々に風は強くなりだし、睫毛や鼻毛が凍りだす。      主稜線に出た!風はMAX

先日までの豪雪により、尾根は雪庇が良く発達している。9:05樹木が疎らになると主稜線に出る。
平原状の広い尾根を進むが視界が全く無い。いわゆるホワイトアウトで何処進んでいるか分からない。上下感覚も分からない。周囲の木々も雪で完全に埋まっており、吹雪で眼を瞬きながらも頑張って進むが、雪庇の発達した1314mの細い尾根手前で撤退を決める。
退路はまだ埋まり切っていないトレースを辿り、もと来たルート引き返すことに…。残念だけど、ここで事故ったらどんな事を言われるか想像がつく。
 
 雪庇の陰で漸く安堵。滑降準備!      雪庇の陰から尾根に出る。再び地獄に突入

支尾根の雪庇の陰に入り凍えた手でシールを剥がす。そして9:45滑降開始。
吹雪の中の尾根を滑降。途中で谷に入りパウダーを楽しむ。漸く風が弱くなりだし快適に滑ることができた。やっと安堵。そして朝のトレースを辿ってジェットコースター!10:20あっという間に車の元に到着。お疲れ様でした。
 
 カミさんも漸く快適に滑る!そしてやっと写真を撮る余裕が出てきた。      広い尾根を求めて滑る!

 
 以外に広い斜面も有ったりして終盤はなかなか快適に滑ることができた。ヤッパシ新雪最高!

 
 最後はジェットコースターの様に突き進むのみ!     車の元に到着。今日は僕たちだけでした…

今日は志目木谷を滑る予定で銀杏峯を目指しましたが、今までどんなに風が強くても山頂に辿り着いてきましたが、今日は最高に風が強かった。悔しかったけど強風に阻まれ撤退となりました。また次回、新雪降った後に行こうと思う。
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銀杏峯・小葉谷パウダー

2018年02月02日 | 山スキー!H30
今日は本当に最高の天気、そして最高のパウダーを満喫でき感激でした。

 山頂にて記念撮影!白山がとても素敵でした。今日は全員K2の板で滑りました

当初、市内の山に行こうと県警山岳救助隊のM井(以降M井さん)さんと相談していたところ、YAMAさんから「銀杏峯に行かない!?」とのお誘いがあり、喜んでそっちに乗っかって行ってきました。
M井さんは、子供の送迎を終え、8時に宝慶寺いこいの森の入り口(除雪終了地点)に集合し出発です。既にツボ足のトレースが有るが、それを辿らずショートカットしてキャンプ場、そして帰りの事を考え名松尾根に行かず600m地点まで林道をラッセルしてトレースを付け、名松尾根を目指します。
 
 直接名松尾根に行かず、帰りの事を考え林道にトレースを付ける        もうすぐ前山!ラッセルは、ほぼ皆無

その後は、ツボ足のトレースに乗り、ラッセルも無く楽々の登高です。前山手前でトラヴァースしてコルに出て登ります。振り返ると大野・勝山盆地が見え、ボクの家のところも良く見えます(ボクの視力は公称:2.0)。また真っ白な白山連峰が神々しく見え感激です。北斜面の登りなので眩しくなく快適に登れます。

 白山連峰に従え、その麓に住むボク!(家の周囲が良く見えます)こんなところに生まれ育ち生きていられることに感謝

雰囲気の良い尾根を登ること11:30銀杏峯山頂着!ここで「ようこそ銀杏峰」のホームページの管理人にお会いしました。そして、みっちゃんは握手を求められていました。さすが有名人!
今日は珍しく風は微風で快適な山頂。周りの景色を重いっきし満喫して、ラーメンタイムです。(ボクはスープにサラダチキン)
 
 もうすぐ山頂!今日は珍しく風が弱く、快適!      山頂の祠にスキーを並べました。


 山頂下でいつものラーメンタイム!温かい汁が旨い!今日もノンアルコールBeerです。(本物飲んだら逮捕されます)

タンパク質と脂質を補給し、12:20山頂発!最初、出だしの急斜面を避け尾根を西方向に進み、良さげなところからエントリー!ここも急だけど新雪が乗っており快適にターンしつつ、徐々に広大な快適斜面につなぎます。
 
 エントリーポイントへ移動です。目の前には部子山!    風雪の造形!ハーフパイプを滑ると谷に繋がります。


 テレマークでGO!!(写真:YAMAさん)

 
 いつもはカリカリの出だしも今日はパウダー!      徐々に谷は広くなりだし快適ターン!

先週の腰パウダーよりも、今日のパウダーはとても快適。テレマークターンが気持ちイイ!皆も奇声!?雄叫び!?をあげ、狂ったように新雪を満喫し滑降。ボクはもう陶酔状態というか、気が変になるほどの快感を満喫。
M井さんも同様、おろしたてのK2CoonBackの滑りの良さに感動してました。

銀杏峯というと志目木谷を良く滑っていて、この谷は10年以上来ていないので、こんなに良かったんだと再認識!ヤッパシ板の性能が良くなったお蔭で、そう思うとのだと実感しました。延々続く広大な斜面。カモシカも3頭ラッセルしているところを目撃しつつ、林道のところまで快適に滑ることができた。
 
 YAMAさんの滑り!      M井さんの滑り!  新雪のお蔭で、みんな上手に滑れました。

 
 YAMAさんの滑り!動画撮りながら滑ってました!    みっちゃんも!


 小葉谷は北面に位置し、広く滑りやすい快適な谷です。

 
 今日の条件は最高でした。  小葉谷なかなかイイね!


 K2 WayBack104はとてもイイ板です。気に入りました!!(写真:みっちゃん)


 最高の滑り!みっちゃんもパウダーK2が良く浮いていました。素敵な谷でした。また来るよ!

その後は堰堤が続くので、林道を滑り、途中でYAMAさんおすすめの広大斜面に出た!北斜面なので標高は800mと低いがパウダーであり、ここも快適テレマーク。そして最後は朝のトレースを辿りボブスレー!

そして13:50車の元に到着しました。
 
 ずっとパウダーが(だんだん重くなってくるけど)続きました。

 
 林道を暫く進むと・・・      YAMAさんとっておきの快適斜面を滑れました。

 
 最後まで新雪滑れてお腹一杯になりました。    そして朝作っておいたトレースに接続しボブスレー!

今日はドピーカンの好天のもと、気温が低く最高の谷を滑ることが出来ました。最高の仲間と最高の谷を滑れて感謝です。そして漸くボクもK2 WayBack104、そしてはじめてのテレビン(Voile Switchback X2)に慣れてきた。

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激ラッセルそして…宿谷川滑降!

2018年01月27日 | 山スキー!H30

 激パウダーそして顔面シャワー満喫するYAMAさん

数年ぶりの超大寒波襲来により、家の周りは堆く雪の山・・・。ニュースでは不要不急の外出は控えてくださいとアナウンスされているけど、山ヤさん達にはそんなの関係ないらしい。でも、こんな状況で山で事故ったら何言われるか分からない。既にニュースでは色んな事故の報道がされている。
ということなので、安全第一!?でヤッパシ新雪の山に行ってきました。
 
 新しくできた堰堤を越した後、渡渉するところも有りました。      ラッセル交代!後ろでのんびりのひと時。

場所は…雪崩の巣窟、そして南斜面なので新雪後の低温時にしか行けない「宿谷川」です。
朝起きると、深々と降り続けた雪が自宅前に新たに40cm程積もっている。ここ5日間連続して降り続けている雪!しかもここ連日最高気温はマイナス3度の日々…。山はパウダー祭りだ!とほくそ笑みながら、軽トラにスキーを積んで奥越青少年自然の家に向かうが、除雪で道が狭いうえ、路面は未除雪状態。そして除雪車が何台も作業中とあってスムーズに進めない。作業員の方に一礼して進む。そして漸く7:15に到着。そして皆集まったところで7:30出発
今日のメンバーはYAMAさん、みっちゃん、Kojiさん、M上さん、そしてボク。ボクが一番年下なのでラッセルして働かなきゃね。
 
 上に行くにつれ雪は深くなり、腰ラッセルになる。       稜線の方向を仰ぐ。近く見えてなかなか進まない。

いつもの堰堤を越し、川床に出る。そして暫くすると見かけない構造物が。4年前に来た時にはなかった堰堤が新たに有り、右から巻く。そしてその堰堤の為か水の流れが変わり、いつもはしないところで渡渉。その後はスキーを脱がずズンズン登る。
ラッセルは平均して膝から大腿の深さ。ジグ切って登るところでは雪は腰に達し、なかなか進まない。深いところでは進路の雪を両手で崩しラッセルするところも。

 久しぶりに腰ラッセルでした。全然進みません。Kojiさん進路を遮る雪を両手で崩しながらラッセルしてました。

 
 ラッセルの最後続は超快適!まさに高速道路(写真YAMAさん)      未開の地を切り開き道路を建設!後続は拡幅工事!!(写真YAMAさん)

法恩寺林道を過ぎ、宿谷川左岸の台地に入る。ボクの好きなところ!巨大なブナ林がヘロヘロのボクを元気づけてくれる。今日は5人いるので皆でラッセルをしながら進む。ジグを切るのも深い雪で時間がかかる。なるべく切らないように大きく登る。
弱層テストしたくとも新雪が深く全然層にたどりつけない。山ヤの勘で今日は雪崩れないだろうと判断。そのまま進む。そして一旦空が青くなった途端、上方に稜線が見える。釈氏ヶ岳だ!見えると元気が湧いてくる。でもなかなか進まない…。
そして13:10山頂に到着!一度も休憩せず、約6時間かかって到達した。

 杓氏ヶ岳に到達!ヘロヘロだけど、山頂でラーメンタイム(小麦=麻薬)!最高に美味しいです。(ボクはスープとサラダチキン)

雪庇のところに穴を掘ってシェルター作り!そして待ちに待ったラーメンタイム。吹雪の中、そして経ヶ岳も望めないが、満足満足!BCAAを摂って13:50滑降開始
 
 エントリーポイントに向かう。今日は一日中雪だった。     転んだら這い上がれない雪の量!

 
 雪煙により誰だかわからない。そして顔面シャワーで呼吸ができない     みっちゃんも華麗に板を操ってました。


 山の雑誌にこんなの見たことある。そんな風情の山スキーだった。(M上さん)

豪快にテレマークターンと行きたいところだけど、雪が軽く深すぎて、ボクの板(135/104/125)の板でも良く浮いてくれない。しかも顔面に新雪シャワー状態。久しぶりに顔面シャワーの洗礼を受ける。でも徐々に慣れてきた。
皆も豪快に太板を操る。数時間かかった斜面も十数分で滑り降りてしまう。そんな残念さはあるけど、これが山スキーの醍醐味。写真を撮りながら最初は広大な斜面を、そして台地に出るとブナ林を縫って滑る。最高の瞬間!

 新雪が深すぎてテレ板のトップが雪面に出てこない…ヤッパシ…新雪滑降はてれまーくでしやう!

 
 誰かと思ったらKojiさんだった。    YAMAさん年齢を感じさせない滑り!!

 
 粉まみれ!(純度の高いその白さは雪だし麻薬でもあります)    台地に出たら快適ツリーラン!

そして渡渉地点に到着。ここでスキーを外し雪壁を乗り越え、朝のトレースを辿り、最後は自然の家に向けジェットコースターでブッ飛ばし15:15到着!お疲れ様でした。
 
 心臓に悪い大斜面滑降よりもブナ林を縫うのは気持ちイイ!       キャンプ場の管理棟に出た!

今日の山スキーは大寒波襲来のお蔭で思いっきり地元の山を駆けることができた。そしてラッセルに勤しみ、ヘロヘロになりながらもなかなか進まない雪との格闘で、心地よい有酸素運動(ケトン体エンジン全開)で身体に溜まった老廃物を除去できた。一度も休憩せず、一度も行動食とらなくても登れたので、普段行っているトレーニングの成果が出たのでは!?と思ったりもした。(断小麦製品)
今度は経ヶ岳まで行きたい!!

YAMAさん編集のYouTube見てね!

過去の経ヶ岳の記録
2006年2月
2013年2月
2014年12月(快晴)
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カラスカグラの頭へ

2018年01月21日 | 山スキー!H30

 カラスカグラの頭から望むショウガ山!懐かしい…

今日は福井山岳会のみんなと山スキーです。
場所はお馴染みのカラスカグラの頭!
今回はウサギ谷を滑れず残念でしたが、また次回の降雪後行ってみたいです。
朝、勝山に6時集合し尾添に向かいます。今回はM井さんのデリカ(懐かしのスターワゴン【MT仕様】)に乗って出発です。ヤッパシ男なら車はマニュアルでしょう。快適にブッ飛ばし目附谷橋の除雪終了地点に駐車し7:15出発。
 
 ショートカットしてガンガン登る。     登りやすい尾根!

 
 ガシガシ登る。一里野スキー場から聞こえる音で雰囲気興ざめ     カラスカグラの頭に到着!

最初は林道を少し歩き、尾根に取付きます。枯れた楢林を進みながら「ナメコ」を探すが全然無い。みんな落胆です。徐々にブナ林になり、雪で覆われた越戸の池を過ぎ、暫くで10:15ウサギの頭(鉢伏平1327m)に到着。

山岳会の皆はアップダウンが大好きなので、そのままシールで一旦下り、最後の登り!そして目の前にショウガ山が見えたところで、10:55カラスカズラの頭に到着。お疲れ様!大辻山やしかり場分岐、四塚山など良く眺められ感動です。

 山岳会の定番!ラーメンタイム!!普段絶対食べないラーメンも美味しく感じます。小麦=麻薬

そしていつもの様に穴を掘り、ブロック積んでラーメンタイム。今日もノンアルコールビールで乾杯。
景色も十分堪能できたところで、11:35滑降開始。微妙に新雪が積もった雪面で意外に滑りやすく、ブナ林を縫って滑る。そしてウサギの頭のコルに出たところで登り返し。この時、アクシデント!!カミさんがスキーを外していたところ手を放してしまい荒谷の方へスキーは滑り落ちた。いくら足の速いカミさんでも追いつくはずもなく、ダッシュでスキーを追いかけ、暫くしてスキーを抱えて登ってきた。あぁ良かった。
 
 滑降開始です。          皆、快適そうです

 
 疎林の林の滑降!         快適な尾根!

 
 林道はショートカットして攻めます。       M井さんのデリカ!カッコいい!

一旦仕切り直しをして、ウサギの頭に登り返し、再び快適斜面を滑降。徐々に雪は緩んできてザラメっぽくなってくると更に滑りやすく快適になってきた。ショートカットしたところも滑り、林道滑降は僅かで13:10プラントに到着。この頃になると、さっきまでの晴天はいつの間にか小雨になりだした。急いで車にスキー等をブッ込んで帰路に就いた。

今日は激パウは楽しめなかったが、楽しい山スキーを山岳会の仲間とカミさんと堪能できラッキーだった。今日もカミさん孝行が出来た。そして新しいテレマークスキーに慣れてきた。ヤッパシ…テレマーク最高です。


この山の過去の記録!
目附谷橋~鉢伏平~カラスカグラの頭
目附谷橋~鉢伏平~カラスカグラの頭~ショウガ山~カマボコ谷~目附谷渡り~檜倉稜線~オメナシ(周回コース)
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橋架谷パウダー

2018年01月15日 | 山スキー!H30

 荒島岳の直下を滑るK永さん。出だしは固くパックされたパウダー

昨日はゲレンデでテレマーク!今日は山でテレマーク三昧でした。ヤッパシ…ゲレンデよりも山の方が100倍以上楽しい!!
場所は福井の山ヤさんの定番の荒島岳の橋架谷です。いつもと同じように仏原ダム~毛尻尾根~大ナベ~荒島岳です。
先週後半の豪雪のお蔭で山は新雪がモコモコ積もり、ラッセルは可成り大変でしたが、その分パウダーを満喫できました。

今日のメンバーは警官2名、自然保護センター職員1名、船乗り(タンカー)そしてボクの異色メンバー。今回も日頃の挙動を慎みつつラッセルに専念しました。
先週後半は大雪警報が出るなど、県内はもとより北陸地方は大雪で交通インフラは麻痺状態。それだけ降った雪は家の周りでも積雪1.5m以上。こんな状態でどこに行こうか逡巡するが、昨日のスキージャム滑った結果と今日は天気が夕刻まで持つとのことなので、思い切って橋架谷を滑ることにしました。
朝6時に家を出て6:30仏原ダムの湖畔の除雪してあるところに駐車し、6:40出発です。もうこれだけ積もれば尾根は快適です。しかし、鉄塔の尾根に登る際、スノーブッヂが所々水流が見えており注意が必要です。7:40鉄塔に到着。ここでK永さん達と合流し一緒にラッレルトレーニング!雪が深くヘロヘロですが、身体中の悪い成分(アルコール等)が抜けていくようです。ヘロヘロになるラッセルは心身ともにリフレッシュしてくれます。
 
 ダム湖畔に駐車して出発!帰ってきたら車は行き交う車の泥はねでドロドロ      ラッセルは深いが、新しい板のお蔭で快適に登れました。

素敵なブナ林が我々を魅了してくれ、そして張り詰めた冷たい大気を肺胞の隅々まで届ける深い呼吸。ヤッパシ山の空気は美味しいです。そして振り返ると我が郷土の山々達が、白く輝いています。特に経ヶ岳、そして白山連峰には感動です。動物の足跡を見ながら登り続け進み、ジャンクションピークを過ぎ、尾根を進み一旦下ると小ナベへの登りです。此処はいつもの核心部ですが、新雪が積もっておりスキーアイゼンは必要無く登り上げ、10:45小ナベに到着。荒島岳へ続く稜線がなんともアルペンチックでカッコいい!
 
 毛尻尾根をラッセル交代しながら登る。     小ナベが見えてきた!ツルツルスベスベ

 
 快適快適!気持ちイイ!     小ナベに近づくと雪面はヤッパシ固くなってきた


 小ナベから望む大ナベそして奥に見えるのが荒島岳!視界が効かないときは雪庇注意の場所

雪庇に注意しながら稜線を進みます。尾根上は風雪により作られた波打つ雪庇の形状が面白かった。大ナベを過ぎ、エントリーポイントを確認して暫くで11:20山頂着!お疲れ様!360度パノラマです。周りの山々を確認。ボクん家のところも見えました。

 アルペンチックな尾根を進む!この尾根が気持ちイイ!!

 
 もうすぐ山頂!      エントリーポイントを確認!雪崩の危険性を評価する


そして、今日も風が強いので、いつものようにブロックを切り出し積み上げてシェルターを作る。この中でのんびりラーメンタイム!今日も自重!

 ヤッパシこれだね!山頂でブロック積み上げシェルター内でラーメンタイム。山頂は風が強いが、そんなに寒くなかった。

シェルター内で準備をして、12:10いざ滑降!山頂から10mほど離れた雪庇の無いところから、エントリーです。最初は急峻な谷も徐々に良さげな傾斜になり快適なテレマークターンを決めます!と言いたいところだけど、雪質は激パウダーの所も有れば、固いパウダーのところも有りその応接に忙しく、テレマークターンの難しさを思い知る。でも谷が狭くなるところまでもずっとパウダーで感謝!標高610m付近で谷は割れだし水流も見えてきたので、早々にトラヴァースして鉄塔尾根に向かう。カモシカもラッセルしており、彼らのパワフルさに感動。
 
 さぁ滑降開始!ボクが先に降りて雪崩の危険性の評価!皆は上で待機      ツルツルな新雪バーン!この後グチャグチャに…


 次いでM井さんが降りてきた!新しい板がイイ感じ

 
 K永さんもテレマークで攻めます。       今日はテレマーク祭りでした!

 
 目まぐるしく変わる雪質に悪戦(写真K永さん)  でも、テレマークスキーなら何とかなる!?(写真K永さん)


 新雪滑るならテレマークが良いです。普段悪辣とした輩でも優雅に映ります。


 白山を拝みながら谷を滑りました!なんて幸せなんだろうね!

 
 快適斜面が続きました。奥越ではなかなかこんなに良い谷は無いです     徐々に谷は狭くなってきますが快適なパウダーラン

トラヴァースを終え、鉄塔尾根への支谷に出たところで13:45シールを貼り登り返す。ルートを見ながら効率よく進み、朝のトレースに接続する。ここで再びシールを剥がし、仏原ダム向けて滑降!まだパウダーは生きており樹林を縫うように滑り、スノーブリッヂを渡り植林地帯を過ぎ14:40ダム到着。お疲れさまでした。
 
 登り返し、トラヴァースで朝の尾根に取付きます。   M井さんもイッパシの山ヤさんになりました。おめでたう!!

今日の山行は山スキー歴(1年、2年)の方が居ましたが、無事山行を敢行でき良かった。そして何より楽しい仲間たちと一緒に最高のロケーションの中、橋架谷を滑ることができ嬉しかったです。実は…昨日ゲレンデスキーをしていた時に無理に腰を捻ってしまい、腰痛(ぎっくり腰!?)っぽくなっており、痛み止めを処方して、この山を登ったわけだけど、山行中は全く痛くなかった腰も、車のシートに座ったとたん、違和感、下車後腰痛となりました。山に登ると、これまで風邪やその他の疾病が治ってきたわけだけど、今回の腰痛はどうなんだろう!?
山はイイね!
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檜の新宮からハライ谷(1115mピーク手前から)滑降

2018年01月03日 | 山スキー!H30

 カミさんの滑り!板(K2 COONBACK)のお蔭で良く浮いてます!新雪もバッチリ!

今日はO橋さんとカミさんとで山スキーです。場所は檜の新宮です。年末年始に降ってくれた新雪のお蔭でパウダーを満喫できました。
朝、5時に勝山に集合し、カミさんの車で一路、尾添へ向かいます。雪が降る中の運転…。除雪車もガンガン作業中で、邪魔にならないように走ります。そして白山ホワイトロードへの分岐のゲートに到着。6:25出発です。
 
 カミさんの愛車「NV200」雪道もガンガン走りました。     崖林道をトラヴァース!上方の雪崩を気を付けながら

最初は林道を進み、いつもの崖のところの道を、危なげなくトラヴァースし、ハライ谷に架かる橋を渡って直ぐに尾根に取付きます。はじめは急な斜面をラッセルです。膝くらいのラッセルでジグを刻みながら登ります。お正月は、お節料理や餅や、酒、ビール、シャンパン、つまみ等と毎日不摂生な生活をしていたので、頑張ってラッセルしていると、それら毒素が抜けていくようだ。ヤッパシラッセルはいいね!
 
 お節料理パワーで進みます。(いつもはケトン体パワー)       カミさんも毒素抜きラッセルです。

3人でラッセルを交代しながら、雪山の雰囲気を堪能しながら登ります。風が強く尾根に出ると顔が凍りそう…。平坦な斜面に出ると地形が面白い。そしてそのまま登っていくと雪庇の立派な尾根が続いている。ここでアクシデント!!(死ぬかと思った)

雪庇の横(3m)を歩いていると、左足と右足の間に亀裂が入り「ガババァ・・・」「ドッカーン」と幅約40~50mの幅で雪屁が崩れ落ちた。もちろんそのままボクも雪屁と一緒にハライ谷と反対側の小谷に落ちた。ボクは途中で止まったが、雪屁のブロックは木々をへし折り、音を立て谷底に落ちていった。後ろを歩いていたカミさんは、ボクが目の前から忽然と消えたのでビビったそう。
  
 登り返し、断面の上の仲間に助け上げられる。一瞬無重力状態を体感!    雪屁は谷の下に崩れ落ちていきました。こんな斜面である意味助かりました。

怪我が無いかを確かめて、姿勢を正し、登り返したいところだけど、目の前は雪屁の断面3mの絶壁。そして断面以外のところは延々雪屁が続き、ハングしているし、いつ崩れるか分からない。ということで、逡巡した結果、垂直の断面を登り返すことに。スキーをザックに付け、O橋さんにロープで引き上げてもらい、ダブルアックスでキックステップして、ロープで確保されながら登り返すことができ一安心。今まで雪庇が崩れ落ちたことは有るが、今日のは今までで最大で、単独で来ていたらヤバかった。尾根に出るには相当雪庇下を下り、雪庇のないところを登り返す必要が有り、今回は仲間が居たお蔭で、これで済んだ。良い経験になったし、雪庇の危険性を改めて実感しました。

 雪屁事故はさておき、モンスター達も出迎えてくれました。(まだモンスターに成れきれず)

 
 もうすぐ檜の新宮!だんだん良い雰囲気です。       昨年は有難うございました。


 ヤッパシこれでしょう!ラーメン啜って身体はポカポカ…!(本当は寒い!)儀式だからしょうがない

そんな事も有り、そのまま尾根を登り、10:15檜の新宮に到着です。ボクはまだ、初詣していなかったので、ここで二礼二拍手一礼しました。これでスッキリ!そして近くに穴を掘りシェルターの建築です。尾根は風が強いがシェルターの中は快適!
ここでラーメンタイム!暖かい汁を飲み身体が温まったところで、滑降となる。11:05
 
 ラーメン食ったら出発です!    滑りだせば寒さは感じない!それぇー!

 
 1115m手前の1160m地点から谷の斜面に入ります。カミさんイイ感じ。    O橋さん飛ばしすぎでシャッターチャンス逃す

尾根は広く気持ちイイ!雪は軽く(尾根上は固い)良く進む。そしてK2 WAYBACK104が良く浮き気持ちよくテレマーク!カミさんも雪煙をたて滑る。そしてO橋さんは、いつものようにカッとんでジャンプしている。今日は最高の雪質です。

そして標高1115mピークの手前の1160m地点から、ハライ谷に入る支流の斜面に入る。ここが一番気持ちよい!今まで此処は数度訪れているが今日は一番のパウダー!本流に出るまでずっと気持ちよいパウダーを堪能できました。

 O橋さんは今日の板の選択間違ってました。いつものファット持ってくればと後悔…

 
 ボクはテレマークを堪能!新しいビンディングに漸く慣れてきた。    カミさん孝行の山行です。


 パウダー中毒でした。雪に感謝!!仲間に感謝!!

 
 本流手前は谷の中を滑降!雪も多く快適です。    明日は仕事始め!正月が楽しかっただけに…

最後は本流に出て、手ごろなパウダー斜面を楽しみつつ、ハライ谷の橋のところに到着。後は林道をかっ飛ばしながら進むこと12:00車の元に到着。お疲れ様でした。

今日は初詣も出来たし、約20年前に就職して初めてボーナスを貰い、それで自分で買った山スキーで登った、とても思ひ出の有る檜の新宮。その時の自分の姿を思い出しながら、何だか目頭が少し熱くなった山でもありました。

コメント (2)
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