山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

沢登りの収録

2011年07月27日 | 撮影隊

 収録が終了し、駐車場で本日のメンバーと記念撮影です。(左からボク、S浦さん、Y村さん、Iさん、Kさん)

今日は金沢NHKのクルーと白山の主であるIさん、そして出演者である某市役所の若い22歳の女の子!(Kさん)と共に沢登りの収録に出かけました。
本当は先週の土曜日23日に予定していたらしいのですが、勝手ながらボクの能登半島一周404kmという大事な計画が有ったので見送らせて頂き、今日になりました。
 
 朝、準備をして入渓です。虻、オロ共に居ませんでした。           気持ちの良い河原を歩きます。

 
 堰堤越えのところはFIXロープで収録。           いつものとおり収録に関し綿密な打ち合わせです。

先々週に下見に行った場所で、収録作業が有るので、引き返し地点は右俣の大滝までとし、朝7時に入渓しました。真夏の暑い日差しの下、快適に遡行し、釜を泳いだり、シャワークライムしたりと夏の沢登りの醍醐味を収録しました。もちろん主役はKさんですが、ボクも主役に次いで色々インタビューされて、田舎者であることが暴露された(既に皆知っていますが・・・)と思います。まぁ、アブナイ発言はカットされるだろうけどね。
とにかく、涼感溢れるVになったはず。金沢NHKでいつの日か放送されるはずです。更に反響が高ければ名古屋放送局発の中部(福井も含まれるよ)で発信されます。
 
 釜を泳いだりヘツッたりと夏の沢登りの醍醐味を収録します。         インタビューを受けるKさん。意外にカメラが近く緊張するね。

 
 ハイビジョンカメラを持っていつものポーズ!このカメラは安い方らしいです。      初めは不慣れなKさんも最後は勇ましかったです。

自転車もイイけど、山登りもイイね!
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白山は生きている!

2009年10月19日 | 撮影隊
今日は石川NHKのスタッフと岩間温泉の噴泉塔へ撮影に行ってきました。
白山の主のIさんからのオファーを受けボクはエキストラって事で・・・出演です
朝、まだ薄暗い中一里野を出発し岩間温泉に向かいます。登山道を歩くと、湯煙に包まれた霞滝の豪瀑をはじめ、紅葉の中宮道稜線と中ノ川へ至るまで目を楽しませてくれます。時おり小熊の鳴き声がし、すぐそこに熊の親子が居ることを知らせてくれます。
中ノ川に出ると、以前噴出していた塔は先端の穴が詰まったのか噴出していない。川床に下りると、左岸にドドーと温泉が流出している。触ると熱い!!温度計を当てると89度!触ると火傷しそう!
 
 中宮道の稜線を挟んで。荒涼とした雰囲気と紅葉がイイ感じ!         中ノ川に出てすぐの左岸の様子!

沢靴を履き、さらに100m程下流に進むとジュジュ―と飛距離10m程に勢いよく噴出している噴泉塔群がある!こっちも膨大な湯気を伴い噴出する姿を見るとやっぱし白山は生きているんだ~と実感せずにはいられない。
更に左岸支流の谷には勢いよく噴出するチムニーが有り、沢を流れる水流が程良い湯加減になっています。
まるで生き物のように高熱の湯を吹き上げる姿を見て無機質な山塊にも生が宿っているんだということが分かった。そして地殻の下には教科書どおりにマグマが存在し、地球が誕生して以来ずっとこのように地球は生きているのだと実感しました。
普段、温泉センターに行って、その蛇口からお湯が出ているのしか目にしないボクにとってそれはとても新鮮に感じ、感動しました。
 
 湧出する温泉に温度計をあてると82℃!                    さらに下ったところの左岸には幾つもの噴泉塔が!地球のエネルギー

 
 カメラを持っていつものポーズ!!                             支流の沢にあるチムニー!ここの温度は90℃!温度計が吹き飛ばされそうな勢いの噴出でした!

そういえば、昔、黒部川支流の猫又谷を溯行してその帰りに祖母谷で川床に湧出する温泉を堰き止めて、その湯に浸かったことを思い出した。

今回はテレビの収録ということもあり、ベタな回答やベタな演技しか出来ませんでした(実際この演技が放映されるかは分かりませんが)が、
石川県にお住まいの方へ。
10月22日(木)18:00からNHKの
「デジタル百万石」
に当該収録した映像が約5分間放映される予定です。
暇だったら見て下さいね!
コメント (4)
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感動の百四丈滝

2008年10月06日 | 撮影隊
昨日は久々の感動の山行を楽しむことが出来ました。以前から白山の主(ぬし)でもある「I」さんから、「NHKの撮影隊と共に百四丈滝に行くのだが、その手伝いをやってくれないか?」との事。そして昨日その溯行のガイドをしてきました。
朝3時に起床して一里野に向かいます。4:30集合場所であるペンション カントリードーム http://www5.ocn.ne.jp/~shizen/の駐車場にてNHKのランクル、カントリードームのオーナーのプラドに分乗し、岩間温泉の山崎旅館を経由し丸石谷出合に向かいます。
撮影の関係で、周りが明るくなってきた6:00頃出発です。メンバーはNHKのクルーのディレクター、カメラマン、音声、ボッカの4人と「I」さんとボクの6人編成。大人数での山行となり、カメラマンは元クライマー、ボッカは現役早稲田大学の探検部なので心配ないけど、あとの2人は沢登り初心者なので無事辿り着けるか心配・・・ここでガイドの腕が問われるのか。
 
超高価なハイビジョンカメラ!     途中までは快適な滝が続きます。

 
この白山の沢の風景が好き!スケールが違うな~!

最初はさしたる大きな滝や、難しいところも無く、みんな健脚でスイスイ登ってくる。
でも、入渓してから2時間30分、今回の核心部の三段滝、黒滝の大高巻き地点に到着。最初のガレ場は残地ロープが有りそれを頼りに登ると三段滝が良く見える。一見、登れそうにもない滝では無いようだ。そのまま斜上し、右手を登るのだが、取り付きは草しか生えていないのでなかなかショッパイ登り。僕がリードで登る。20mのザイルがいっぱいになったところで丁度安全な所に出た。そこでフィックスして他のメンバーはアッセンダーで登る。ザイル回収を「I」さんに任せ、笹の尾根を登る。カメラマンは高価なハイビジョンカメラを随時ザックから取り出し撮影している。さすがです!右手には黒滝の絶壁から流れる水流が良く見える。下部はブッシュにて確認できず。尾根からガレた小ルンゼを登り暫くして右のトラバース出来そうな斜面に至る。微妙に踏み跡があるのでここで良いのか!?40mザイルを伸ばしトラバースルートにフィックスを設定。なかなかショッパイトラバースで心細い草付きを頼りにザイルを伸ばす。ザイルがいっぱいになったところでフィックスし、20mの懸垂+トラバース(フィックス)で、黒滝落ち口手前のルンゼらしき所に至る。ここで50mのスタティックロープをシングルで懸垂しピッタリ黒滝落ち口に出る(50m降下)。やった~核心部の通過はこれで終わり。ほとんどフィックスしたので帰りは同じルートを回収しながらとなるはず。これでひとまず安心・・・。
そして皆を待つ。この大所帯で2時間余りで通過できたのはラッキーだった。懸垂降下するのが初めてなメンバーが2名いたことを考えれば、良かった。
 
黒滝の落ち口から向こう側を望む。開放的な風景!    これは三段滝! 黒滝の全貌捉えられず。残念

黒滝から目的の百四丈まで要所要所撮影しながらの登りとなり、ついに百四丈の滝を垣間見た時、遠く離れていたけど、戦慄のような衝撃が走った。
段々と近づいてくるそれに心弾ませながら歩く。全体像が見え、離れた位置にいても滝の飛沫が顔を湿らす。なんてデカイ滝なんだ~。ハングした壮絶な岸壁から一条の滝。100m近い落差を持つ滝の為、滝壷に届く頃には表面張力の効果あってか水は細かい粒子となり白い波のようにうねりながらやさしく落ちる。そしてその飛沫は広範囲にわたり周りを潤す。滝壷から注ぐ水量はかなりの量なのだが、滴下する飛沫が収束してこれだけの水量になるのか。滝の風格はもとより威厳のある姿に神々しさを感じずにはいられなかった。そこでいつものように白山の神に向かい手を合わせました。今日もありがとう!!
撮影も終わり雨の降らないうちに撤収して滝を後にする。13:30
 
段々と近づいてきたよ~!ハイテンションになってきた~!

 百四丈滝とボク(右端) 人間なんてちっぽけだ~!

 
撮影クルーの撮影時の状況。            そしてみんなで集合写真!

大高巻きしたときのフィックスロープを辿りアッセンダーを用いたり、所々テンションビレーして後続を上げたりしている頃とうとう雨が降り出した。濡れたブッシュに脚を滑らさないよう注意を促し巻く。ルンゼを下るところで先行が間違えたルートをとっていたので引き返し正規に戻る。その後20mを懸垂するが、慣れない懸垂で落石を落とし、降下地点で待っていたボクのところに電子レンジ大の落石が襲う。間一髪で1個はかわしたものの、もう1個が臀部をかすめ落ちていった。その後誘発した落石がガシャーンと谷を轟かせていた。
その後、一人ひとりブッシュを伝い残地ロープを用い降下し丸石谷に全員到着!あとは忠実に沢を下るだけ。さしたる悪所も無いし、雑談しながら快適に下り、17:05林道に到着。
 
足場の悪い中の降下。         雨が降り、周りは幻想的な雰囲気。

 林道にでたところでボッカのM君と今日の喜びを体現しました。

みんなと今回の撮影が成功したことを喜び握手を交わす。ヤッタ~!!お疲れ様でした。
普段の山岳会の山行では、ザイルワーク等何も言わなくても阿吽の呼吸で意思の疎通ができるが、今回は沢登りが始めての人も含まれ最初はどうなることか!?と思ったが、「百四丈の滝の撮影」という皆の強い信念というか意志が実り、とても良いロケ山行になった。そしてそのお手伝いが出来たのもイイ勉強になったし、
なによりもその大滝の瀑布に包まれた時の感動は忘れられない。
今年の4月に山スキーでこの滝に訪れた時以上の感動があったのではないか。
白山は感動でいっぱいです。
ちなみにこの映像は、NHK石川で石川県内で放映されるほか、来年1月に富山石川福井愛知岐阜・・・で放送されるとの事。さらに好評なら全国だそうです。(白山の他の映像を含め45分の特番)
しかも・・・超演技が下手で、勝山弁を喋り捲る!?ボクも出るとの事!です。
 
山スキーで行った時の百四丈滝(上部より)  ハイビジョンカメラを手にいつものポーズ!
コメント (6)
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NHKの撮影

2008年07月11日 | 撮影隊
昨日は、NHKのスタッフの皆さんと赤兎山に登ってきました。
ニッコウキスゲや笹ユリがキレイでした。更にモウゼンゴケや銀リョウソウなどの高山植物が今、時期で良かったです。
ボクは赤兎山を案内するといった感じで出演させて頂きました。
喋り方が勝山弁なので、怪しい標準語を喋っていたような・・・
訳の分からない事を言っていなかったか・・・
色々心配が残ります。
シナリオなんて無いし、全部その場で感じたことや山の事についての案内など色々喋ってきました。
まぁ不適切な言動があった場合はカットされるだろうし、とにかく放送される日が楽しみです。
ビデオを録画しておかんと。
朝の8時から17時まで長いような短いような収録山行でした。
ハイビジョンカメラは高価だということが分かりました。一台7~800万円するらしいです。
 
その高価なカメラでボクも撮らせてもらいました。   スタッフのみなさん。


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