忌避スプレーなどの必要が無い、ただ、吊るしておくだけで防虫効果が有ると言われる「おにやんま君(自作)」
一旦作り始めると、面白くて段々増殖してきました。家の玄関前とかに吊るしておくと、防虫効果が有り、網戸を開けておいても虫がやって来ません。(多分)でも猫は入ってきますが。そしてお客さんが来るとビックリ!(30匹吊ってあるので)
そんな、防虫効果のある(多分)おにやんま君を皆に作ってもらおうと思い、作り方を公開します。是非ともやってみては!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/39/a74880d3f5ce435794fecfa11086cd2b.jpg)
削り出し、塗装、組み立て等の工程を経て、仕事の合間を見て9匹作るのに1週間ほどかかりました。
それでは製造開始。ちなみに我が家では、このおにやんま君は大日本帝国海軍の空母機動部隊の艦載機に准え呼称、製造しています。
まず、ホームセンターとかに売っている桧(ヒノキ)材12㎜×12㎜の棒材を調達(目の細かい柾材がおススメ)して、約12㎝~10㎝の長さで切断し、鑿と小刀で削り出し、サンドペーパーで研磨し表面を滑らかにします(羽の付ける所は接着しやすくなるよう平面状にしておきます)。そして、眼の固定する場所にΦ1.5㎜の穴を穿ち、その後は塗料の乗りを良くするために、下塗り塗料「ミッチャクロン」を吹きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/7e/6ebeddae8003c9ab0ab73bf66f9850b8.jpg)
鑿で大雑把に削り出します。 小刀で大体の形を形成します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/7b/b62c5b3672fc1f9f1b6fc4a32aacc439.jpg)
サンドペーパーで削り、最後は2000番でツルツルにします その後はミッチャクロンを吹きます。
これと並行して、眼を作ります。100均ショップで10㎜位のビーズを調達して、ミッチャクロンを吹いた後ラメ入りの緑色を塗ります。穴に爪楊枝を刺して固定して塗り、乾かすと楽です。乾燥した後はクリア塗装をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/73/7df2b0c2c13f8098b27a8d81e78c6f4b.jpg)
緑色ラメの塗料はホームセンターで購入。直塗り ラメ入りで本物の目玉の様です。
本体が乾燥したら塗装に入ります。黒地に黄色の縞模様が入るので、黒塗った後に黄色を塗ればよいと思いがちですが、それだと黄色が弱いので、鮮やかな黄色の発色が得られません。よって、試行錯誤した結果、黄色の下地を何度も塗り重ね、その上に黒を塗ることにします。これがとてもイイ感じに本物っぽくなりました。ちなみにオニヤンマの縞模様は6本らしいです。十分に乾燥させた後は、クリアを吹きます。これで艶も出るし耐候性アップ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c0/838244605b2f1fd970baa53645813fb1.jpg)
爪楊枝に口を刺して(予めΦ1.5の穴を開けておく)おくと塗装と乾燥が楽にできる 19㎜の長さの釘で双方から打ち固定(予め接着剤も入れてから)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9a/b7019819dbfe8df32edd6db88838daef.jpg)
口には木ネジの吊り下げ環を取り付けます。(帽子とかに付けれるように)そして後は翅を付けるのを待つのみ!
次に翅は0.5㎜厚のプラ板で作ります(クリアファイルで作られる方もいますが、プラ板の方がコシが有り光沢も有るので良いと思います)。予め紙に翅の形を書いておき、それを下にして油性ペンで毛描き、カッターで切り出します。その後は翅の模様を油性ペンで描いて翅の出来上がりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/2d/64b5481e233e48988386506d37a3a799.jpg)
固いプラ板だと切りにくいので柔らかめの物を。 翅の完成。
翅の取付けですが、トンボの背中に透明タイプの両面テープを貼り、翅を取付けます。(バランスを考えて付けてください)接着したら、吊り下げられるよう、口に付けた木ネジの吊り下げ環を取付けます。この際重要なのは、糸などで吊り下げた場合、あたかも飛んでるように見えるように胴体が水平になるよう重心を考慮するのが大事です。そして、環を取付ける際に、小さなワッシャー(座金)を介して付けると、確実に翅が固定できます。さぁ、これで出来上がり!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fb/bcb2fbda6abc67e815bd0c5cdae1cd68.jpg)
完成しました。段々とクォリティーが高くなってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/dc/f114d7598b1ad4b67a3eed6c476e16c9.jpg)
おにやんま職人になりました。 我が家の航空母艦にて発艦を待つ「おにやんま君」青い目が隊長機です。
家の玄関先に吊るしてもいいし、ザックとかに付けたり、帽子に付けたりと、羽虫の寄って来そうなシチュエーションで十二分に活用できます。
いかがだったでしょうか!?これを見れば誰でも「おにやんま君」を作ることが出来ると思います。メルカリとか、ヤフオクとかでは、転売ヤ―が本物の「おにやんま君」を高値で販売しているようですが、自分で作れば材料費は1機300円程で済む様に思います。(手間がかかりますが)
インテリアにも良いし、防虫効果も期待できます。是非ともご自身で作ってみてください。
我が家では、プロトタイプを含め、40機以上作り、失敗作や撃墜により、現有数は31機となりました。しかし有事に備え更に生産していく予定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/5a/fe1f4d96879f5b893b40d381b52843df.jpg)
我が家の航空母艦と艦載機。このあと出撃しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/a0/bdcbcfa1e1be7692ba5156250b97247e.jpg)
デッキテラス他、要所に吊るされ「敵機ヲ撃滅セントス」といった状態です。
一旦作り始めると、面白くて段々増殖してきました。家の玄関前とかに吊るしておくと、防虫効果が有り、網戸を開けておいても虫がやって来ません。(多分)でも猫は入ってきますが。そしてお客さんが来るとビックリ!(30匹吊ってあるので)
そんな、防虫効果のある(多分)おにやんま君を皆に作ってもらおうと思い、作り方を公開します。是非ともやってみては!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/39/a74880d3f5ce435794fecfa11086cd2b.jpg)
削り出し、塗装、組み立て等の工程を経て、仕事の合間を見て9匹作るのに1週間ほどかかりました。
それでは製造開始。ちなみに我が家では、このおにやんま君は大日本帝国海軍の空母機動部隊の艦載機に准え呼称、製造しています。
まず、ホームセンターとかに売っている桧(ヒノキ)材12㎜×12㎜の棒材を調達(目の細かい柾材がおススメ)して、約12㎝~10㎝の長さで切断し、鑿と小刀で削り出し、サンドペーパーで研磨し表面を滑らかにします(羽の付ける所は接着しやすくなるよう平面状にしておきます)。そして、眼の固定する場所にΦ1.5㎜の穴を穿ち、その後は塗料の乗りを良くするために、下塗り塗料「ミッチャクロン」を吹きます。
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鑿で大雑把に削り出します。 小刀で大体の形を形成します。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/7b/b62c5b3672fc1f9f1b6fc4a32aacc439.jpg)
サンドペーパーで削り、最後は2000番でツルツルにします その後はミッチャクロンを吹きます。
これと並行して、眼を作ります。100均ショップで10㎜位のビーズを調達して、ミッチャクロンを吹いた後ラメ入りの緑色を塗ります。穴に爪楊枝を刺して固定して塗り、乾かすと楽です。乾燥した後はクリア塗装をします。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/73/7df2b0c2c13f8098b27a8d81e78c6f4b.jpg)
緑色ラメの塗料はホームセンターで購入。直塗り ラメ入りで本物の目玉の様です。
本体が乾燥したら塗装に入ります。黒地に黄色の縞模様が入るので、黒塗った後に黄色を塗ればよいと思いがちですが、それだと黄色が弱いので、鮮やかな黄色の発色が得られません。よって、試行錯誤した結果、黄色の下地を何度も塗り重ね、その上に黒を塗ることにします。これがとてもイイ感じに本物っぽくなりました。ちなみにオニヤンマの縞模様は6本らしいです。十分に乾燥させた後は、クリアを吹きます。これで艶も出るし耐候性アップ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/40/71604757f62a22784536bb061d863f5b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c0/838244605b2f1fd970baa53645813fb1.jpg)
爪楊枝に口を刺して(予めΦ1.5の穴を開けておく)おくと塗装と乾燥が楽にできる 19㎜の長さの釘で双方から打ち固定(予め接着剤も入れてから)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/9a/b7019819dbfe8df32edd6db88838daef.jpg)
口には木ネジの吊り下げ環を取り付けます。(帽子とかに付けれるように)そして後は翅を付けるのを待つのみ!
次に翅は0.5㎜厚のプラ板で作ります(クリアファイルで作られる方もいますが、プラ板の方がコシが有り光沢も有るので良いと思います)。予め紙に翅の形を書いておき、それを下にして油性ペンで毛描き、カッターで切り出します。その後は翅の模様を油性ペンで描いて翅の出来上がりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/5f/e2532b7ad158302c15324b6fec191751.jpg)
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固いプラ板だと切りにくいので柔らかめの物を。 翅の完成。
翅の取付けですが、トンボの背中に透明タイプの両面テープを貼り、翅を取付けます。(バランスを考えて付けてください)接着したら、吊り下げられるよう、口に付けた木ネジの吊り下げ環を取付けます。この際重要なのは、糸などで吊り下げた場合、あたかも飛んでるように見えるように胴体が水平になるよう重心を考慮するのが大事です。そして、環を取付ける際に、小さなワッシャー(座金)を介して付けると、確実に翅が固定できます。さぁ、これで出来上がり!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/fb/bcb2fbda6abc67e815bd0c5cdae1cd68.jpg)
完成しました。段々とクォリティーが高くなってきました。
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おにやんま職人になりました。 我が家の航空母艦にて発艦を待つ「おにやんま君」青い目が隊長機です。
家の玄関先に吊るしてもいいし、ザックとかに付けたり、帽子に付けたりと、羽虫の寄って来そうなシチュエーションで十二分に活用できます。
いかがだったでしょうか!?これを見れば誰でも「おにやんま君」を作ることが出来ると思います。メルカリとか、ヤフオクとかでは、転売ヤ―が本物の「おにやんま君」を高値で販売しているようですが、自分で作れば材料費は1機300円程で済む様に思います。(手間がかかりますが)
インテリアにも良いし、防虫効果も期待できます。是非ともご自身で作ってみてください。
我が家では、プロトタイプを含め、40機以上作り、失敗作や撃墜により、現有数は31機となりました。しかし有事に備え更に生産していく予定。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/5a/fe1f4d96879f5b893b40d381b52843df.jpg)
我が家の航空母艦と艦載機。このあと出撃しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/a0/bdcbcfa1e1be7692ba5156250b97247e.jpg)
デッキテラス他、要所に吊るされ「敵機ヲ撃滅セントス」といった状態です。