山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

おにやんま君 自作

2021年07月27日 | DIY
忌避スプレーなどの必要が無い、ただ、吊るしておくだけで防虫効果が有ると言われる「おにやんま君(自作)」
一旦作り始めると、面白くて段々増殖してきました。家の玄関前とかに吊るしておくと、防虫効果が有り、網戸を開けておいても虫がやって来ません。(多分)でも猫は入ってきますが。そしてお客さんが来るとビックリ!(30匹吊ってあるので)
そんな、防虫効果のある(多分)おにやんま君を皆に作ってもらおうと思い、作り方を公開します。是非ともやってみては!?

 削り出し、塗装、組み立て等の工程を経て、仕事の合間を見て9匹作るのに1週間ほどかかりました。

それでは製造開始。ちなみに我が家では、このおにやんま君は大日本帝国海軍の空母機動部隊の艦載機に准え呼称、製造しています。
まず、ホームセンターとかに売っている桧(ヒノキ)材12㎜×12㎜の棒材を調達(目の細かい柾材がおススメ)して、約12㎝~10㎝の長さで切断し、鑿と小刀で削り出し、サンドペーパーで研磨し表面を滑らかにします(羽の付ける所は接着しやすくなるよう平面状にしておきます)。そして、眼の固定する場所にΦ1.5㎜の穴を穿ち、その後は塗料の乗りを良くするために、下塗り塗料「ミッチャクロン」を吹きます。
 
 鑿で大雑把に削り出します。    小刀で大体の形を形成します。

 
 サンドペーパーで削り、最後は2000番でツルツルにします     その後はミッチャクロンを吹きます。

これと並行して、眼を作ります。100均ショップで10㎜位のビーズを調達して、ミッチャクロンを吹いた後ラメ入りの緑色を塗ります。穴に爪楊枝を刺して固定して塗り、乾かすと楽です。乾燥した後はクリア塗装をします。
 
 緑色ラメの塗料はホームセンターで購入。直塗り    ラメ入りで本物の目玉の様です。

本体が乾燥したら塗装に入ります。黒地に黄色の縞模様が入るので、黒塗った後に黄色を塗ればよいと思いがちですが、それだと黄色が弱いので、鮮やかな黄色の発色が得られません。よって、試行錯誤した結果、黄色の下地を何度も塗り重ね、その上に黒を塗ることにします。これがとてもイイ感じに本物っぽくなりました。ちなみにオニヤンマの縞模様は6本らしいです。十分に乾燥させた後は、クリアを吹きます。これで艶も出るし耐候性アップ!
 
 爪楊枝に口を刺して(予めΦ1.5の穴を開けておく)おくと塗装と乾燥が楽にできる     19㎜の長さの釘で双方から打ち固定(予め接着剤も入れてから)


 口には木ネジの吊り下げ環を取り付けます。(帽子とかに付けれるように)そして後は翅を付けるのを待つのみ!

次に翅は0.5㎜厚のプラ板で作ります(クリアファイルで作られる方もいますが、プラ板の方がコシが有り光沢も有るので良いと思います)。予め紙に翅の形を書いておき、それを下にして油性ペンで毛描き、カッターで切り出します。その後は翅の模様を油性ペンで描いて翅の出来上がりです。
 
 固いプラ板だと切りにくいので柔らかめの物を。     翅の完成。

翅の取付けですが、トンボの背中に透明タイプの両面テープを貼り、翅を取付けます。(バランスを考えて付けてください)接着したら、吊り下げられるよう、口に付けた木ネジの吊り下げ環を取付けます。この際重要なのは、糸などで吊り下げた場合、あたかも飛んでるように見えるように胴体が水平になるよう重心を考慮するのが大事です。そして、環を取付ける際に、小さなワッシャー(座金)を介して付けると、確実に翅が固定できます。さぁ、これで出来上がり!!

 完成しました。段々とクォリティーが高くなってきました。

 
 おにやんま職人になりました。      我が家の航空母艦にて発艦を待つ「おにやんま君」青い目が隊長機です。

家の玄関先に吊るしてもいいし、ザックとかに付けたり、帽子に付けたりと、羽虫の寄って来そうなシチュエーションで十二分に活用できます。
いかがだったでしょうか!?これを見れば誰でも「おにやんま君」を作ることが出来ると思います。メルカリとか、ヤフオクとかでは、転売ヤ―が本物の「おにやんま君」を高値で販売しているようですが、自分で作れば材料費は1機300円程で済む様に思います。(手間がかかりますが)
インテリアにも良いし、防虫効果も期待できます。是非ともご自身で作ってみてください。
我が家では、プロトタイプを含め、40機以上作り、失敗作や撃墜により、現有数は31機となりました。しかし有事に備え更に生産していく予定。

 我が家の航空母艦と艦載機。このあと出撃しました。


 デッキテラス他、要所に吊るされ「敵機ヲ撃滅セントス」といった状態です。
コメント (2)
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黒河川 口無谷から岩籠山へ

2021年07月23日 | 沢登り4
今日は山岳会の仲間と地元の沢に行ってきました。メンバーはS江さん、J地さん、カミさん、ボクの4名です。
梅雨も明け、夏真っ盛りの時期、沢登りしかありません。それと、ボクの目的は入渓後すぐのF1の滝を登ること。

 出だしのF1 15m滝。水面に浮かびながら支点を作るのに苦労した。その後は普通のヌメった壁を登る。

 
 釜を泳いで取り付きます。探ってます。(写真:カミさん)     漸く這い上がりますが、ヌメヌメの壁に難儀(写真:カミさん)


 何とか落ち着いて登る。これぞ沢屋。(写真:カミさん)   慎重に且つダイナミックに恐れずに!

 
 約40分かけて登ることが出来ました。次は皆の番!     最初の出だしが難しい。頑張れ!!確保しかできません。


 その後、続々仲間が登ってきます。漸く難所の、水面から上がりました。


 F1を登り終え、後続のメンバーを確保しているJ地さん。ロープ裁きカッコイイ!

先ずはF1の15m滝です。水流に負けないよう釜を泳ぎヘツって取り付きます。取り付いても、足場が無いのでザックの浮力を得て浮いた状態でクラックに取り付き、出だしは人工で水面から這い上がる。漸く水面からクラック沿いを登り(クラック内には小さなCSが有ります。それを掴んで)。クラックはかぶり気味なので、右のスタンスの効いた所に逃げ登ると、残置ピンが2個。これを使い直上。そしてハーケン1、細い灌木1にランニングを取り、計6個の支点を取って滝の落ち口に到着です。取り付きから滝の上に着くまでに約40分かかりました。その後、カミさんや皆が登り終えるのに、ボクを含め全員が登り切るのに2時間半かかりました。やはり、釜を泳ぎながら取り付いてクラックを登るのが難儀します。二人以上で登るのなら(中間エイトノットで確保の場合)ザイルは40mでぎりぎり又は足りない(釜を泳ぐ分)。
でも、全員、この谷の最難関(岩の苔の状態から最近誰も登ってないと思う)の滝を登れ感無量。これさえ登れれば、もうどうだって良い。

 次はF2の13m滝。傾斜が有るが、上部はちょっと注意が必要。

次々とやって来る滝群。F1で時間をかけたので、あとは、皆の技量が分かっているのでフリーで行くことに。F2は最初釜を泳いで取り付く。出だしは傾斜が緩いが徐々に傾斜が強くなるので、最後は慎重に。でも水流に磨かれた岩には苔が無く快適!
 
 泳いで取り付く。今日は積極的に水に浸かった。気持ちイイから!     雰囲気抜群のフリーで登れる滝。


 S江さんに次いでカミさんが登る。


 F3の大滝。落ち口からの瀑布から次第に飛沫に変わり、周りの岩を苔むせ、ボク達はその飛沫に帯びたマイナスイオンを身体に取り込む。

この後もこの谷で最も大きいF3の23m滝。10:00ザイル伸ばせば左から行けないことも無さそう。でも今日はF1で時間をかけすぎたので巻く。左岸に巻道の踏み跡が有るのでこれを辿って滝上に出る。

 F4の8m滝もフリーで。上部は少し慎重に。

その後も4~5mの簡単な小滝が小気味良く現れ、飛沫を浴びたり、釜を泳いだりしながら登る。J地さんは水鉄砲を持ってきてS江さんを狙ったりしていた。
 
 ナメ様の滝も多く、この谷は良く岩盤が発達している。    ウオータースライダーもいっぱい有ります。


 ゴルジュに囲まれた小滝も。さほど高くないのでダイナミックにムーブを。

二俣を左にとり、岩籠山と夕暮山のコルを目指し登ること、薄い藪を楽に漕ぎ12:25登山道に出た。そして登山道を歩くこと12:40岩籠山に到着。敦賀湾が良く望める。
 
 最後は小滝が連続するが全てフリーで。     薄い藪漕ぎで快適だった。登山道に出たら後はインディアン平原目指す。


 岩籠山に到着。日差しは暑いけど、山頂に吹く風は乾いた風で以外に気持ち良かった。

 
 しばらく歩くとインディアン平原が      インディアン平原から望む敦賀湾。水島が良く見えた。

インディアン平原の大きな岩の上で周りの景色を眺めながら昼飯。今日は充実感で満たされ、いつものひもじい糧食も、そして楽しい仲間のお蔭で美味しくいただけました。もちろん、家で凍らしてきた缶ビールは程よく解凍され、喉越し最高でした。

 インディアン平原で昼飯を食う。今日はカミさん運転なので、ビール!!


 インディアン平原の奇岩でJ地さんとカミさん。

13:20下山開始です。帰りは口無谷右俣向け下降です。殆ど滝のない杉林のような沢沿いを降りる事、二股に14:15着。釜に浸かって身体をクールダウン。そして沢を下り、左岸沿いの林道に出て後は快適林道歩き。そして15:10駐車地点(口無谷出合)に到着しました。お疲れさまでした。
 
 二股の水風呂ではしゃぐ皆。山登りは全ての人を童心に返らせる。    駐車地点に到着。

今日は口無谷のF1大滝を登れ感無量。実はこの滝は自分にとってもとても思い入れのある滝で、二十数年前初めて訪れ、このF1を登り、岩籠山を登って下山し、携帯電話の受信可能エリアに到着するや否や、家族から祖父の訃報を知るという嬉しいことと悲しいことが織り交ざった谷でした。そんな思ひ出の有る沢に、今度はカミさんとも来れて良かった!?。あの時から少しは成長したのかなぁ!?と再考させられる谷でもありました。
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大納川 和佐谷左俣そして秘境の池を探索

2021年07月14日 | 沢登り4
今日は平日ヒマ人と沢に行ってきました。メンバーはM井さん、S江さん、ボクです。
十数年前にこの沢に行った記憶が有ります。その時は左俣を詰めて御伊勢山にそして右股を下降しました。今日は秘境の池「越戸ノ池」を探索しようと思い、標高1000mの所を左の沢に進路を取り尾根を越して藪漕ぎを暫くで池に会いました。十数年前の冬に来て以来です。帰りは藪漕ぎして越戸谷山を登り、藪漕いで下山しました。中々味のある山行と成りました。

 終盤の岩峰を伴った二条滝の上で確保するボク。ヤッパシ沢はロープ使って登るのが楽しい。

 
 入渓していきなり小滝が連続しそうな雰囲気      形がキレイな滝が多かった。

 
 フリーで簡単に登れるけど・・・      シャワーは必至。でも夏はこれが気持ちイイ

この谷は、流程が比較的短いけど、その中に多くの滝が有り、その全てを高巻きすることなく登れるのが魅力です。最初の7m滝と後半の岩峰12m滝はロープが必要です。ハーケン2~3枚必要

朝5時にM井さんが我が家に迎えに来てくれ出発です。下山でS江さんと合流し、中龍鉱山跡に向かい、早稲谷林道を進み、標高510m地点の右俣との分岐に駐車し、沢の身支度を整え出発です。そして6:45入渓。堰堤も無くいきなりの連瀑。しかも見るからに増水してます。

目の前に現れた端麗な7m滝は見るからに登れなそうだけど、ロープ出して登る。中盤がいやらしいが、ハーケン2枚で登りきる。この谷の岩の質は中々固く安心して登れる。

 端麗な形の7m滝。登れなさそうに見えるけど、ハーケンが効くので攻めることが出来た。

 
 中間8ノットで登るS江さん。ダイナミックなムーブで登る。       ハーケンを回収するM井さん


 秀麗な滝群。見とれてしまいます

 
 フリーで行けます。小滝群を登るの楽しい      飛沫も十分浴び寒くなります

 
 逆くの字滝も。これも快適     シャワー何度も浴びました。

次々と現れる滝にフリーで登れ楽しい。しかも水量が多くシャワークライム。そして最後の岩峰を伴った二条の滝もロープ出して登る。

 水量多いけど、全部登れるので楽しかった。カッパを着ないS江さんは流石です。


 そして岩峰を伴った二条滝。昔と変わらない風情。左をロープ出して登る。ホールドも良好

 
 チムニーを登る。    ハーケン1枚、アングル1枚打って登る


 ギアを回収するM井さんをビレー中。


 そろそろ終盤。この滝の後は平凡

 
 そろそろ身体が芯から冷えてきました。      苔はあまり滑らなかった。

そして標高1000mの二俣まで登り、左の谷に進路をとり薄い藪を漕いで尾根を越す。地形図には池の表示が無い。でも等高線の感じでは何かありそう。暫く藪を漕いでいると水面が光っている。越戸ノ池だ。なんでも若い男女が結婚を許されず身を投じた伝説の池とか・・・。この手の話は良くあるが、真相はどうなんだろう。でも山の中にひっそりと佇む池の雰囲気はとても良かった。刈込池よりイイかも。
 
 しばらく薄い藪を漕いでいると       水面が見えてきた。


 越戸ノ池の佇まい。神秘的だと思う。その神秘的過ぎてS江さん泳ぐの断念!?


 そして昼飯。池を眺めながらの最高のひと時。

暫く下ると10:30越戸ノ谷に到着。S江さんは泳ぐつもり!?でいたけど池の伝説や神秘的な様相に恐れを抱き諦めたようでした。そして池の見渡せる広場で昼飯!!
飯食った後は再び藪漕ぎして越戸谷山12:30に登り、ピンクリボンを頼りに藪を漕ぎながら尾根を下って12:55林道に到着。そして13:20に車に到着しました。
 
 沢の装備を解除し、再び藪に突入     そして越戸谷山に到着。

 
 徐々に踏み跡らしくなり、素敵なブナ林が出てきます。   杉林を過ぎたら林道に出ます。

今日は滝も楽しめ、秘境の池も訪れることが出来、とても充実した沢登りと成りました。お気に入りの沢に成りました。また暑いときに行きたいなぁ。
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お花巡りの山行

2021年07月13日 | 山登り2
普段、山に登っていて可憐な高山植物が咲いていても、「奇麗な花だなぁ」と思うだけで、遠くに見える山々の形や色を見て「カッコいいなぁ~」とか「あそこに行ってみたいなぁ」とか「あの沢はどんなんだろう?」とか、遠くに見えるものしか良く見ていなくて、灯台下暗しじゃないけど、足元に咲いている高山植物は一瞥するのみで、そのまま通り過ぎていました。

 コバイケイソウの群落。今年は出来が良いみたいです。真っ白な花でした。

もう40歳半ばを過ぎ、自分の寿命そして人生を意識する年齢になってきたのか、雪解け、そして雪が降り出すまでの短い間、高山で懸命に咲く高山植物の儚さ、そして懸命に咲き種の存続にの為に株を増やそうとする姿を見、人間の生き様を投影しているかのように感じるようになりました。
そんな折、花の大好きなカミさんも、我が家の庭には多くの花を育て季節折々、世話をし毎日たくさんの花に囲まれ楽しんでいますが、人間の手に委ねず、厳しい環境で咲く高山植物に対し興味を持ってきたようです。これからは山の花を楽しむ山行も一緒に行けたらと思ひます。
 
 登山口までは約1時間、悶々と歩きます。      もうすぐ登山口です。雨はまだ小降り。

今日はカミさんと高山植物を楽しむべく山に登ろうとしましたが、花の名前は数種類しか知らない。そこで、旧知の山仲間の「つるき山岳会」のK林さんにお願いし、花の解説をしてもらいながら、そして山岳会のO橋さんと4人で行ってきました。
 
 白山小桜(ハクサンコザクラ)畑      小梅恵草(コバイケイソウ)畑


 白山小桜にもっと近づきたかったけど、遠くから撮影します。

最近、SNS等で貴重な高山植物の群落などの詳細な場所が地図上に表示されるなど、盗掘に遭い絶滅が危惧されています。珍しいお花に遭うことが出来ましたが、そのような事を防ぐためにも場所などは非公開とさせて頂きました。
 
 能郷苺(ノウゴウイチゴ)足元に大量に。酸っぱくて美味しかった。    薄雪草(日本版ヘーデルワイス)

朝、5時に集合し、下山は17時半。12時間行動の移動距離23km、標高差2300mと健脚向け。しかも雨が降る山行でしたが、雨に濡れる高山植物もとても良かったです。K林さん解説有難うございました。そして野鳥やお花の解説してくれ、更に蒸し暑い山歩きの中、建設工事現場で作業員の方々が着用する「空調服」を貸していただき、汗をかかず登ることが出来ました。これは使える!!と思いました。

 これは白山でとても珍しい花だそうです。敦盛草(アツモリソウ)少し終わりかけだけど。面白い形の花でした。食虫植物!?

花を楽しみながらズンズン登ります。K林さんの解説も面白いし、皆で他愛ない話をしながら楽しい登り。稜線は寒いくらい…。雨が降ってきたので合羽を着て昼飯です。
 
 稜線を見下ろすと、白や黄色、紫の花が見えます。まさにお花畑といった様相   積丹草(シャコタンソウ)の群落も発見。


 積丹草の花弁は小さな斑点とグラデーションで可愛い花でした。我が家の猫の鼻と口元に似ていると思った。

積丹草はとても珍しく、コバイケイソウと違い、荒涼な岩場に咲くとの事。苔の上にいくつも咲いており、ボクのお気に入りに成りました。

 お花談義しながらの昼飯。K林さんとの久しぶりの山は楽しいです。ここでO橋さんは18時までに帰宅しないといけないので下山します。


 大桜草(オオサクラソウ)紫色に可憐な花弁が何とも良かった。この山域を代表する花だとか。登山道沿いに大量に咲いていました

 
 クロユリ(黒百合)も咲いてました。蠅はたかっていませんでした     最後のお花畑を堪能し下山することに


 途中、コーヒータイム。「おにやんま君」のお蔭で虫は寄って来ませんでした。効果てきめん!?

今日は地元の山を登り、色んなお花を堪能することが出来ました。この他に、もっともっと多くの花が有りました
ゴゼンタチバナ、定番のニッコウキスゲ、ギンリョウソウ、ミヤマクワガタ、マイヅルソウ、等々・・・。
車の車種、排気量、構造、名前などは覚えようと思わなくても自然に覚えることが出来る。
でも、花は中々覚えるのが難しい。でも、山に登った時に、この花の名前は・・・・と分かると、山登りが今まで以上にもっと面白くなるなと実感しました。今後も少しづつ覚えていき、カミさんとまた違った山登りの楽しみを共有したいと思ひました。
下山中、スコールで全身ずぶ濡れ、登山靴も水没状態。でも花に会うことが出来とても満足でした。

高山植物は、厳しい高山の環境下で咲くから魅力的だし、育つのだろうと実感。下界に咲いていても何とも思わないだろうし枯れるだろうなと実感しました。(ボクの個人的見解)
とっていいのは写真だけ!そして群生地を足蹴に踏み荒らすのも厳禁。




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おにやんま君 DIYで増殖中

2021年07月05日 | ひとりごと
最近、山で人気の「おにやんま君」。なんでも、これを身に着けていると羽虫が寄ってこないとか。
おにやんまは可成り獰猛な昆虫で、スズメバチも捕食するとか。

 源工房で製造された「おにやんま君」です市販のものより約10%ほど大きいです。

虫界では恐れられている存在で、おにやんまが居る所は虫が寄ってこないとか。実際、山で使ってみて何となく効果が有った様に実感したので、夏に向けて我が家の周囲にたくさん吊るして、蚊や虻などを撃退しようと思い、自分で作ってみました。性格的に凝り性なのか!?今までプロトタイプを含め23匹作りましたが、徐々に製造方法(材料や切り出し、塗装、翅、吊る際のバランス等)も会得し、今は17匹が我が家の門番!?となりつつ家に来る虫を警戒中です。
欲しいと言ってこられる方が大勢いますが、このブログを見て是非とも自分で作ってください。
 
 先ずは材料の削りだしです        鑿や小刀を使い形成します


 サンドペーパーで表面を平滑にし、ミッチャクロンを吹いて塗料の乗りを良くします


 蛍光の黄色を全体に塗ります(刷毛を使用)。その後、黒色を塗り自分のオリジナルで模様を付けます。

ザックに付けたり、帽子に付けたりと擦れる使用状況が考えられるので、全体にクリアを吹きます。

おにやんま君の目はラメの入った緑色なので、Φ12㎜のビーズを100均で購入し、塗装します。取り付けは予め本体に1.5㎜の下穴を穿ち瞬間接着剤を打ち、両側から釘を打ちます。

 
 t0.5のPET樹脂板を切り出します。カッターで簡単に      翅の筋を油性ペンで描きます


 本体と翅は透明な両面テープで接着します。その後、吊るせるように口元と、翅が外れないように背中に吊り下げ環を打ち終了。


 出来上がり!削り出しや、塗料の乾燥などDIYでやるには時間がかかります。手間とか考えて販売となると・・・
 販売と成ったら、価格の多寡について色々文句言われそうなので、今のところ販売は考えていません。


 デッキテラスには現在12匹の「おにやんま君」が吊るされています。その効果が有ってか!?虫がやって来ません。

今まで、防虫に関して、シトロネラとかティートゥリー等の精油をエタノールで希釈して忌避スプレーを使ってきましたが、おにやんま君は、そういったスプレー無くても吊るしておくだけで防虫効果が有りそうです。
最近、山に登るとDIYで作った「おにやんま君」を見かけるようになりました。メルカリとかヤフオクで購入すると1匹2000以上もします。
自分で作った「おにやんま君」は何となく愛着が湧きます。
購入じゃなく、自分で作ってみると面白いと思います。

 我が家の周囲を警戒してくれている「おにやんま君」

 
 大日本帝国海軍 空母機動部隊の艦載機です       集めてみると、少し気持ち悪いかも
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小倉谷へ沢は涼しいかと思ったけど蒸し暑かった

2021年07月02日 | 沢登り4
今日も平日ヒマ人と沢に行ってきました。

 中盤に出てくる15m滝!中間まで登れそうだけど、上部がスラブなので左から巻きました。

いつもなら沢は冷たく涼しく水を飲むことはないけど、今日は湿度も気温も高くヘロヘロに成りました。でも次々と現れる勇壮な滝は見応えが有りました。この沢はボクが沢を始めて(25年前ほど)最初の頃に連れて行ってもらった思ひ出の沢です。かれこれ3回も訪れていて、それだけイイ沢なのです。
 
 小滝が連続していますが、登りやすい!     苔コケしていて滑りやすい。


 可成り発達した岩盤に魅了されました

今日のメンバーはM井さん!。朝、7時に出発です。いつものD號に乗って龍ヶ鼻ダム管理棟に向かい、駐車後ダム湖畔道を歩いて8:00入渓します。次から次へと現れる滝群はいずれも登れます。コンパクトな谷だけど、岩盤で造られた山なので滝が多い。ほとんどゴーロが無く快適に高度を上げることが出来る。スラブも発達していて、そしてナメも発達しており見応えの有る谷でした。

 15m滝はフリーで行けそうだけど、滑りやすいのでロープ出して登る。

 
 ハーケンの効きは良好。       なかなか高度感のある登り。ロープ出して良かった

最後の詰めは、スラビーな登りで詰め上げやすく、裏比良の貫井谷の様な感じ。藪漕ぎも殆どなく、源頭から10分ほどで登山道に出ました。そして小倉山に11:10到着。そのまま火燈山に向かい11:40着。ここで昼飯。空を見ると奥越の方は雨雲が見えるけど、福井平野から日本海にかけては良く見渡すことが出来ました。
 
 登れる滝が多い!けどスリップ注意!!    釜&滝も有りました


 浸かるとイイ感じ!!

装備を解除して下山します。徐々に暑くなり、もう夏到来といった感じで、登山道~林道~上竹田集落~道路~龍ヶ鼻ダムに13:35到着しました。
 
 小倉山に到着!!               見渡す景色も中々良い!丈競山の小屋もバッチシ!!


 火燈山に到着。ここで沢道具を解除して昼飯食って下山!


 火燈山から見下ろす福井平野!今日は雨かと思ったけど天気が持ってくれた。感謝!!

 
 日本海まで良く見えました。    龍ヶ鼻ダムに到着!道路を歩くのが暑かった(汗)

お疲れ様!!今日は滝をもっと攻めたかったのですが、沢靴の靴下を忘れ、踵と親指に靴ズレが出来、痛いのを我慢しながらの登り、下山でした。次回は忘れないように気を付けなくては。
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