荒島岳を縦走しました

　山スキーでおなじみ「大ナベ」へ続く尾根を登る。此処まで来れば快適！！

今日は、例年の如く白山に山スキーの予定を考えていましたが、このところの気候不順により雪が積もっておらず・・・ということで、家族で登山に行きました。
行き先は…地元の名峰「荒島岳」です。源次郎が１歳の頃、背負ってカミさんと登りましたが、今回は一緒に登りました。
コースは、下山～荒島岳～勝原です。ボクも初めてのこの縦走コース。登り口には｛上級コース｝と表示されていましたが、勝原よりも急なコースが続き、子供にはちょっと厳しいかなと思いました。でも景色も良く（天気が良ければもっと最高！）お勧めのコースです。
　
　ＪＲ下山駅横の駐車場から出発です。　　　　　はじめは急登が延々続き、子供にはちょっと危なげな登りです。

朝、６時に自宅を出発し、７：１０に大野市下山ＪＲ駅の駐車場を出発します。地形図のとおり急な登りが続きますが、落葉しきった木々の向こうは景色が良く展望でき気持ち良く登る事が出来ます。２０箇所以上ロープが垂らされ、それを伝い登りながらの登り。源次郎は危なげなこの登りも、親としては安心して見守る事が出来ました。こんなところを見ると成長したなぁと思いました。
しりとりゲームしたり面白い話したりしたりと、辛い登りを紛らわせながら登ること１１５０ｍの稜線上に出ると、漸く楽な尾根に変わり、後は熊笹の中につくられた登山道を登りました。山スキーでお馴染みの大ナベ、小ナベのピークを過ぎ、１０：３０山頂着！此処に来ると数パーティーの登山者が居ます。ボク達の下山コースは名古屋から来られた２人組の方のみ。（この方から源次郎はお菓子を頂きました有難うございます。）殆どが勝原コースからの登山者でした。
　
　尾根に出ると能郷白山や木無山、経ヶ岳、平家岳などロケーション最高！　　　　山頂にて！源次郎も自らの足で登りきりました。

ここでラーメン作ってのんびり山頂を過ごし、勝原駅（ＪＲ越美北線）の１４：０２に間に合うように１１：２０下山開始とします。この後は１８：１５だから・・・源次郎は同じ登山道を登った名古屋の山ヤさんにラムネを頂き下山。

白山は望めないものの、眼下は大野や勝山盆地を望め、経ヶ岳など地元の山々を眺めながら、ブナの実を拾いながら家族で楽しく下山しました。普段家に居てもそんなに喋らないけど、山ではお互い色んな楽しい話で盛り上がってしまう。ヤッパシ山は家族の絆を強くしてくれるのかなぁなんて思ったりしながら、所々泥濘化した登山道に足をとられつつ下山しました。他の登山者を追い抜く際、身体じゅう泥まみれになっている方を見て、ちょっとビックリ！無粋な声をかけられなかった。

旧勝原スキー場ゲレンデに出るとあと少し！ゲレンデ内には桜の幼樹が植樹されており、旧銀嶺荘前駐車場に着くと、愛山会の方々や大野市長をはじめ来賓方、ＮＨＫ等のテレビクルーなどが大勢居り、植樹祭の式典を行っていました。旧ゲレンデを桜の木でいっぱいにするとか。「桜坂」にするらしいです。ＮＨＫのＩ塚カメラマンや愛山会の方等と先日のロケの話や山の話をしたりして、電車の時間に間に合うよう勝原駅に向かい道路を歩いている途中、「ゲンゴロウさんですか！？」と声をかけて頂きました。京都からこの植樹祭に来られた方（ランクルＺＸさん）でいつもボクのブログを見て頂いているようで、まさかこんな所で会うとは！！といった感じで…。お声をかけて頂き嬉しかったです。有難うございました。

　山頂の祠でお参りしました。　　　湯を沸かしラーメンを作ります！ボクはビールです（カミさん運転よろしく）！！！

　
　下山は勝原コースで！！下りは楽チン！　　　　小荒島岳を望みます。ヤッパシこのコースは登山者が多いね。

そうして駅に到着し、１４：０２の九頭竜湖行きのＪＲに名古屋の山ヤさんと乗車し無事予定通り縦走する事が出来ました。

下山コース、昔は荒島谷川から、まぼろしの大垂を眺めつつ登るコースが有りましたが（鳴ザコを沢登りの際に下山で使用）、これは廃道になりつつあり新たに大野市の山の会の皆さんのご尽力で開通しました。これで縦走することのできる素晴らしいコースが出来ました。感謝するとともに、本当に良いコースだと実感しました。（天気が良いともっと最高だと思います）ボク達を含め下山コースは２パーティーでとても静かな山旅でした。
　
　落葉したブナ林の雰囲気を愉しみながら、木の実を拾いながら下山しました。　　　　勝原駅を待つこと３０分、ＪＲに乗って駐車場所の下山駅に向かいます。

そして何よりも源次郎が頑張って登り、家族の素敵な思ひ出がまた一つ出来たことがとても嬉しく、成長したなぁと実感できました。山は子供の成長の進度を測ることの出来る物差しの一つなのかなと、いつも思っています。ヤッパシ山はイイね！！

金沢マラソン完走！！

　ゴール！した瞬間。何だか感動して涙が出そうになりました。マラソンってイイなぁ。

昨日今日と金沢に行ってました。
その目的は・・・「金沢マラソン」を走る為！
北陸新幹線開業記念として開催されたこのフルマラソン！人生初の４２．１９５ｋｍどうなる事かとビビってましたが・・・
結果は３時間２８分３１秒
とりあえず、目標のサブ３．５時間を切れて良かった・・・

でも、前日土曜日に金沢の大学時代の友達家族と焼き肉食って記憶がトリップしそうになるほど飲んだせいか、走っている時お腹が痛くなりトイレに２度ピットイン！フルマラソンの前には酒は禁止だと実感しました。
そして、目的のエイドステーションでは、金沢の和菓子やブドウ、お握りなど面白いものが出てたのでそれも完食しました。そうやって楽しみながら走る事が出来ました。

前日はカミさんが金沢へ仕事の研修で一足早く汽車で向かい、車で出発したボク達は駅で受付を済ませ昼過ぎにカミさんと合流。折角だからと金沢の寿司屋で昼食しました。結構値が張り少しビックリするものの、明日への鋭気を養うべきと思い高いネタを食べました。その後は鮎っちの家へ遊びに行き、ホテルにＧＯ！今回のマラソンで県内外から１万２千人ものランナーが金沢に来るので宿泊や飲食など経済効果は凄いんだろうなぁと。ホテルも高級ホテルしか予約できない状況。
そして夜はホテルに友人が迎えに来てくれ家族で焼き肉！今思うとこれをセーブしておけばもっと良い結果が出たかも！？まぁいぃか～。
　
　１２ｋｍ地点でカミさん源次郎が応援してくれ撮ってくれた一枚。　　　　ゴール後メダルを首にかけてもらいました！


朝から冷たい雨が降ったり止んだり・・・。１時間前にはスタート地点に並びますが、何だか大会の雰囲気に飲み込まれテンションが上がってきます。でも
スタート１５分前のセレモニーでは雨がザーザー降りでテンション下がりますが、スタートしてしまえば身体は温まり気になりません…。が風が強かった。順調に走り続けるも・・・
金沢市街地の大通りを通行止めし走る爽快さは何とも言えない。大学の頃を懐かしみながらの走り。当時住んでいた界隈も走れ感激。スタートから１２ｋｍ程の区間は登り調子で後は平坦なコース。走行距離の看板を見ながらあと○○ｋｍ！と自分を励ましつつ、エイドステーションはどんな食べ物が有るのだろう！？と期待を膨らませつつ楽しく、そして悶々と走る走る…。
３０ｋｍの壁と皆が言うように３５ｋｍくらいを過ぎると徐々に足が重くなり、太ももやふくらはぎが硬くなってくる。ペースが上がらない…。歯を食いしばりつつ沿道の応援に背中を押され頑張って走りました。

ボクは一応…医療従事者という事で「Medical Runner」として走ったので、各救護所を通過の際、応援して頂き感謝！！

大学時代に住んでいた金沢・・・あの頃よく通った道程、懐かしい記憶、そして新しい都市に変貌しつつあるこの金沢を縦横無尽に走り切ったこの感慨。初のフルマラソンあってか人生の素晴らしい思ひ出になりました
　
　家族と一緒に。こうやって走れるのも皆のお蔭！　　　　　完走証とメダル！これを見るとフルマラソン走ったんだという実感が湧きました

それよりも、沿道の金沢市民の方々の応援が凄く、市民が一体となっていました。これには本当に感動しました。

１２ｋｍ地点でカミさん、源次郎も応援してくれこれも凄い力になった！また何かの大会に出て青春したいと思ひました。

そしてゴール後に飲んだビールは最高に旨かった～。これだからやめられない！！そして日帰り温泉に入って汗を流す。これも最高に気持ち良かった。

　ボクの第２の故郷「金澤」こうやって走れて感無量！

今まで山登りや自転車をしていて、ランニングなんて邪道だと自分勝手に思っていましたが、こうやってフルマラソン走ってみると、これもまたイイもんだなぁと実感しました。
世の中にはまだまだ自分の知らない、思いっきり青春出来るアクティビティーが有るのだという事を改めて実感しました。
いやぁ・・・本当に疲れたけど楽しかったです。

高島トレイルライド

　さすが嶺南の山！明るく籔が無く快適なシングルトラックが続きます。

今日はＹＡＭＡさんと自転車で山登り＆シングルトラックライドしてきました。
ここは送電線の巡視路なので登山道と違い資材を運ぶための小さな重機が入れるようになっていて、走りやすい。
誰も居ない（トレイルランナー一人と遭遇したのみ）静かな山を二人でＭＴＢ担ぎ、走れそうなところはブッ飛ばしてきました。
　
　在原の駐車場で準備です。commencal VIPとＹＡＭＡさんのVOODOOです。　　　　関電巡視路は快適です。琵琶湖眺めながら進みます。

　
　乗鞍岳向けＭＴＢを担ぎ登ります。　　　　山頂往復するのでＭＴＢデポすれば良いのですがヤッパシ愛車と山頂を踏みたいので…写真奥の山が乗鞍岳です（写真ＹＡＭＡさん）


　山頂で記念撮影！薮にＭＴＢが引っ掛りながらも登りました。

　
　今から走るコースを遠望します（乗鞍岳付近にて）（写真ＹＡＭＡさん）　　　　落ち葉の絨毯の上を走ります（写真ＹＡＭＡさん）

朝、鯖江の某所に集合しＹＡＭＡさんの車にＭＴＢを分解し積み込みます。下道を走りマキノ在原に到着。ここは在原業平に由来するのか、墓地が有ります。駐車後関電の巡視路（舗装路）を走り乗鞍岳の電波塔に到着。（８：２０）ここからＭＴＢを担いで乗鞍岳へ！ここで記念撮影して踵を返し黒河峠方面に向かいます。ブナ林の中、落ち葉が敷き詰められた山の中…。所々道に迷いそうになるが、高島トレイルのコースの表示（黄色のテープ）を探しながら、たおやかな尾根を快適に走ります。誰もいない静かな山・・・。
　
　敷き詰められた落ち葉で一瞬迷います…。　　　　　芦原岳～黒河峠へ向け快適ブナ林をブッ飛ばします。

　
　傾斜も緩いところが殆どで攻められます。（写真ＹＡＭＡさん）　　　　　落葉し見晴らしも良く安全に攻めれらます。（写真ＹＡＭＡさん）

関電の鉄塔が林立しており、それに沿って巡視路が有りここを走りました。高島トレイルは巡視路を基本にコース化されているのか。所々急な下りが有り、前方宙返りしそうになる。落車して怪我すると、マラソン大会に影響するので、ここは攻めずにＭＴＢを担いだり、押したりしながら歩きます。

　原発林立地域の為か送電線の鉄塔が多い！敦賀湾と琵琶湖の眺めイイ！野坂岳や岩籠山等もイイ感じ！


芦原岳も過ぎ、暫くすると敦賀湾や野坂岳がバッチシ見える。もちろん反対側は琵琶湖！ちょっと曇っているけど天気がイイと最高のロケーションだろうな。
　
　何処でも行けそうだけど、落ち葉の下には地雷が…（写真ＹＡＭＡさん）　　　快適な小径を進むＹＡＭＡさん

　
　荒れた林道をブッ飛ばすのもイイけど・・・（写真ＹＡＭＡさん）　　　　ブナ林を縫いながら走るのはもっと最高！！

快適なシングルトラックを進むとトレイルランしている人に遭遇。そして黒河峠に到着（１１：０５）。ここで昼飯食ってマキノ林道をブッ飛ばします。一部洗掘された荒れた林道をブッ飛ばします。王滝ＳＤＡの様な感じで気持ちイイ。紅葉もイイ感じ。
　
　押して登るところもたくさん有ります。　　　　こんな感じの快適なコースが主体です。

１１：２５林道は終り、ここから在原に向け舗装路を走り、１１：４５到着。ここで在原業平の墓地を見に行きました。
　
　黒河峠に到着です。ひっそりした佇まい。　　　　　　　　マキノ林道を王滝ＳＤＡばりに攻めます。スピード出て気持ちイイ！

　
　林道も紅葉が良かったです。（写真ＹＡＭＡさん）　　　　　林道を出たら後は県道を走り在原集落へ！

今日の山行は快適な巡視路のシングルトラックを思う存分ブッ飛ばせました。とても快適でした。誰にも迷惑かけることなく静かな山行ができました。ＹＡＭＡさんありがとうございました！

　最近ランニングばかりでＭＴＢに乗る機会が無かったけどヤッパシＭＴＢは楽しい～！！commencal VIP　最高です。

日本陸連公認ハーフマラソンを走った！

　ゴール後！走り終えた後はとても清々しい気分！

昨日は越前市で開催された菊花マラソンを走ってきました。
ヤッパシ走るなら、この大会で一番長いハーフだろうということで、フルマラソンの半分の21.0975キロメートルにエントリー！
ちなみに、カミさんと源次郎は２ｋｍファミリーの部を走りました。
このマラソンは公道を通行止め（当然だけど）して武生中心市街地から今立の粟田部で折り返して戻って来るもの。はじめて走るコースはとても気持ち良かったし、沿道の方々の応援がとても嬉しかった。
最近の健康ブーム！？マラソンブーム！？あってか、この大会も年々エントリー数が増え今年は３９８８名との事。
ファミリーの部を除きハーフのエントリーが最も多く７１８名でした。
で・・・結果は４０歳代男子１８１名中、１８位と、あと１４秒早ければ入賞（１５位）できた・・・。
（記録は１時間３２分０８秒）
フルマラソンで３時間切りする事の大変さを実感しました。
新たな目標が出来ました。
ちなみにカミさん源次郎は残念な結果でした。また次回頑張ろうね！

　カミさんと一緒に

昨日は天気がイイと思っていたけど、折り返し後に雨が降り出し、ずぶ濡れ状態で走りました。
次なる目標は・・・金沢マラソン！！４２ｋｍ走れるか心配です。
ボランティアの皆さんありがとうございました。