山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

赤兎山は激パウダー!

2021年12月26日 | 山スキー!R03
今日は福井山岳会の仲間と山スキーに行ってきました。
メンバーはA木さん、O橋さん、T田さん、カミさん、ボクの5人です。

 山頂に着いて滑降準備をしたとこと、一瞬…太陽が姿を現しました。寒いけど太陽を拝むと暖かく感じます。

朝、4:00起床し集合場所の小原集落に向かいます。雪は深々と積もり、愛車のワゴンRをブッ飛ばし向かうこと、集合時間に少し遅れ4:35到着。気温は低く雪が軽い。小原集落手前でO橋さん達と合流し、集落の公衆トイレ前の駐車場に車を停め4:55出発です。
 
 駐車場からスキーで出発です。     約5分で小原林道ゲートに到着です。ここからラッセル開始と成ります。

ゲートから先は小原林道約10kmをラッセル進むことになります。もちろんトレースは無く動物の足跡のみ。軽い新雪を踏みO橋さん先頭で進みます。外気はとても寒く身体を動かしていないと耐えられません。途中O橋さんと交代しトレースを伸ばしていきます。

 先ずはウオーミングアップの林道歩き。

雪はまだ少なく、ショートカットも数か所のみ。でも、世間話をしながら皆と進む林道ラッセルは楽しい。そして約4時間が過ぎた8:20漸く赤兎山の登山口に到着です。
 
 風の影響なのか林道の新雪は深さがマチマチ    ショートカットも随時行います。

そして登山口到着。最初は登山道の面影を進み、その後は広大斜面を目指し登山道を離れます。しかし、突如災害級!?の寒波による降雪の為か、弱層がはっきりしており、登っている際、T田さん発生からの腰までの雪崩!?スラフが流れ腰まで埋まりました。雪は軽く難無いが、今後気を付けていかなくては。
でも、ヤッパシ林道より山。ブナ林の中を登るのは気持ちいい。高度をグイグイ上げられると同時に寒く、指先は感覚が徐々に失われてくる。
 
 いつもの形の変わったブナ!     T田さんに次いでカミさんも頑張る。

 
 これぞ山スキー的な登りの雰囲気。視界は良好     ラッセルも深いが頂上の射程に入ってきた。


 最後は無木立の稜線を進むと山頂はもうすぐ!A木さん、O橋さん、T田さん、カミさんの順で

そして10:45に赤兎山の山頂に到着。風が強く何もかも吹き飛ばされそう。いつもなら山頂で儀式(ラーメンタイム)だけど、寒くて居られない。シール剥がし、電熱ゴーグル着けたり滑降準備を各々開始していると、一瞬の晴れ間というか太陽が顔をのぞかせた。暖かく感じる。そして11:03山頂からGO!!

 山頂で記念撮影!電熱ゴーグルのお蔭で山頂に立てました。それと滑りもね

 
 一瞬の晴れ間が!ヤッパシ冬山は良いです。    山頂から次々と滑り降りてきます。

 
 最初は大舟分岐まで尾根を滑降します。    大舟分岐からは美味しそうな斜面を一斉に滑降。

大舟分岐までは平凡な新雪尾根滑降だけど、とても乾いた粉雪でなかなか進みませんが、大舟分岐からが本番。腰から胸パウダーを満喫。顔面シャワーだけどゴーグル装着なので果敢に攻めることが出来ました。上空1500mにマイナス15度以下の寒気団が覆っているとの事で、そのタイミングで福井では珍しい乾いた粉雪を楽しめました。全員粉雪中毒にり患しています。多分

 胸パウダーは経ヶ岳の宿谷川滑降以来だと思ひます。

 
 雪煙で誰が滑っているか判別できませんが、皆同じように奇声をあげていることは分かりました。


 カミさんの後ろでパウパウしているA木さん。

 
 ブナ林を縫って滑るのは山スキーならでは     スキー場のツリーランコースでは味わえません。多分


 新雪と戯れるカミさん!今日もカミさん孝行の山行になったのではと。これが出来るのも両親や子供のお蔭

そしてあっという間に赤兎山の登山口に到着!12:15。そういえば朝から飲まず食わずで此処まで来た。いつものケトン体パワートレーニングのお蔭でミトコンドリアエンジンが上手く機能していたためか、寒く喉も渇かず、お腹も減らずここまで来れた。最近やっている3日に1日やっている24時間断食&トレーニングのお蔭かな!?
ここではいつものランチタイム(儀式!?)テーブル作ってラーメンタイム(糖質0)暖かい飲み物が最高においしい。寒いけど、皆といろいろ他愛のない会話が楽しい。そしてお開き。

朝のラッセルは降雪で殆ど消えてしまい、更に新雪は積もり、最後の林道のトレースをオートクルーズで滑り降りるつもりだったけど、朝と同じようにラッセルを回しながら、ショートカットしながら林道を下ります12:35
 
 こういった傾斜の緩い林道ラッセル滑降はテレマークの方が快適に進めることが出来ます。今日は5人なので楽でした

先頭はラッセルだけど、後続は踏み固められたラッセル軌道をストック漕いで滑ることが出来ます。ここも皆で苦楽を分かち合いつつ降りること15:40駐車地点に到着しました。お疲れさまでした!
 
 カミさんゲートに到着!     しばらく歩き、集落内の駐車場に到着。

駐車場には車を出すのに困難なくらい雪が積もってました。車やその周りを除雪して、車内にスキーやザックを放り込んで車を動かします。さすが勝山市!村の道ギリギリまで除雪が入っており難なく国道に出ることが出来ました。感謝!!
今まで小原林道経由の赤兎山は何度も来ていますが、これ程までに雪質が良かったのは初めて!寒気団の襲来に感謝
そして山岳会の仲間に感謝!!
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護摩堂山で藪&パウダーを満喫

2021年12月20日 | 山スキー!R03

 除雪作業に従事されている方々に感謝です。

今日は久しぶりの平日ヒマ人で山スキーに行ってきました。メンバーはYAMADAさん、みっちゃん、M井さんS江さん、ボクの5名
山頂でビックリ!昨年の大嵐山でもお会いしましたが、今日もサンタさんにお会い出来ました。しかも二人も!!
 
 フカフカの新雪でとても快適!滑りが楽しみ!!    藪漕ぎを終え山頂に到着

今日はゆっくりスタートで、勝山市の恐竜トイレに8:15集合し出発です。北谷を過ぎ、林道取り付きの駐車場は除雪されていないので、谷峠へ約100m行ったところに新雪が積もった駐車場所に停めてスタートです8:55。下山した後、車の周りがきれいに除雪されていました。感謝!!
昨日の福井山岳会新人メンバーのトレースを辿り登ります。途中で消えましたが、その後はボク達でラッセルです。今日はカミさんのポンツーン169なのでラッセルはとても快適です。雪もちらほら、時折青空が顔をのぞかせ、冬山の雰囲気を堪能します。護摩堂峠手前から藪に突入します。そして反射板が見えてきたところで11:25山頂に到着です。

 2名のサンタさんと昼飯タイム!

そしていつものようにテーブル作るのですが、スキーを脱ぐやいなや腰まで雪に沈みました。先日の土日で一気に新雪が積もったから。その後は良く踏み固め、いつも昼飯タイム。
 
 藪ゾーン終了。      護摩堂のお地蔵さんにお参りします。

色々募る話もあり盛り上がった後、飯食った後は先ずは藪スキー!です。そして護摩堂のお地蔵さんにお参りして林道滑降!
その後は植林の快適斜面を滑降です。パウダーもちょうど良く、板も良く浮き快適に滑り降りることが出来ました。

 植林斜面も疎林なので快適に滑ることが出来ました。但し倒木などのトラップに注意です。

S江さんは、11月に沢登りで腓骨にヒビが入り、全治6週間と言われ、今日がその6週間後でしたが、まだ完治していないらしく、激痛に耐えながら滑ってました。さすがです。そしてあっという間に国道に到着しました。13:35
そして国道を歩くこと駐車場に到着です。お疲れさまでした。
 
 新雪は快適です。ポンツーンもイイ感じ!  林道も滑れますが、ヤッパシ藪の中に突入が一番楽しい!

今日は山頂でサンタさんにお会い出来ました。いつもながらのパワフルな安定の滑りでした。
今シーズンも山スキー楽しんでいこうと思ひます。

 お疲れ様。今日も平日ヒマ人らしく楽しめました。
コメント (4)
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三方岩岳!ホワイトロードから

2021年12月11日 | 山スキー!R03
今日はカミさんと二人で馬狩から三方岩岳に滑りに行ってきました。長い林道と巨大な熊にバッタリ遭遇して死の恐怖が脳裏を過りました。

 霙が降ったり止んだりだけど、一瞬の晴れ間から飛騨岩が望めた!

朝、3:00目覚まし時計が鳴り、お湯を沸かしてカミさんのVolvoで出発です。雪が無いのでトヨタ白川郷自然学校前の駐車場を過ぎ、ホワイトロードの岐阜県側ゲートに車を停め、5:55出発です。雪が無いので、スキーを背負い登山道を歩きます。
 
 暗闇の中スタート!      スキーでも行けそうだけど、ヘアピンまでツボ足で登る

標高950mからはしっかり雪が積もってますが、そのままツボ足で登り、標高1150mのヘアピンカーブ(蓮如茶屋下)に出ました7:05。ここからはホワイトロードをただひたすら三方岩休憩舎目掛け歩き続けます。
  
 カミさん今日も靴擦れ無く快調!     ヘアピンに出た!雪はタップリ(^^♪

振り返ると天生峠から籾糠山~猿ヶ馬場山の朝日を受ける様を望めます。雪は固く締まっており、徐々に今朝積もった薄い新雪を踏みながら進みます。熊の足跡が多いなぁと話していたところ・・・しばらく進むこと標高1410mのヘアピンに差し掛かったところでアクシデント!霙が降る視界不良の中、いきなり目の前約30mのところで巨大な黒い物体が動いていました。すぐに熊だと分かりましたが、熊は雪面を赤く染め獲物を捕食中でこちらには気付かないようだったが、ボクが慌てふためき、カミさんに「こっち来ちゃダメ!」と合図しているところに気付き、獲物を咥えゆっくりと、林道に作られた逃げ場のない急な斜面を登っていきました。ボクたちは刺激しないように、ゆっくりと後ずさりし、その間約10分。襲ってこないかドキドキでした。今日の山行は此処で引き返そうかなと思いましたが、熊の姿が消えたらダッシュ!!

 蓮如茶屋にて進むカミさん。快適!

 
 籾糠山と猿ヶ馬場山とカミさん     これはカモシカ!積雪期だと片斜面と成り危なそうなとこ数か所

 
 熊のところを過ぎ、ペースアップ!!     三方岩隧道に到着!あと少し

そして8:50三方岩休憩舎(三方岩隧道)に到着。ここから尾根に取り付き、藪漕いだり、面ツルの斜面を登ったりしながら山頂を目指す。霙は降ったり止んだり。でも、一瞬の晴れ間から圧巻の「飛騨岩」を望めたときは「ワァ~」と歓声。来て良かった。そして9:40三方岩岳に到着しました。

 休憩舎前の広場にて、あとひと踏ん張り!

 
 中々良さげな斜面も有りました。新雪!!       もうすぐ!!

 
 モンスターに成りかけの様相です。      カミさんゴール!お疲れ様

いつもなら、山頂で昼飯といくところですが、視界も悪く寒いので、準備を整え滑降タイム!藪スキーや無木立斜面滑ったりと、あっという間に三方岩休憩舎に到着10:20。ここでいつもの昼飯とする。今日も補給は水のみで、いつものミトコンドリアエンジン!そしてラーメン(糖質0)タイム。今日は帰路の運転はカミさんなので、ボクはのんびり頂く。

 山頂でいつもの記念撮影!今日はテレマークで無くAT板で来ました

 
 カミさんGO!!視界は良好     皆大好き藪スキーも楽しめました。


 大斜面を滑るカミさん!いつものビビりのへっぴり腰!?

飯が終わったらホワイトロードの滑降タイム。ストックで漕ぐ事は無く、オートクルーズで進む。蓮如茶屋を過ぎ、朝出てきた登山道のところのヘアピンも過ぎ、そのまま林道を滑る。徐々に雪は少なくなるも雪を繋ぎつつ、道路脇の落ち葉の上を滑ったり、煩わしい板の脱着を数回すること、標高890mのヘアピンカーブで、もう雪が全くなく限界に来たので、ここでスキーを背負って、他愛のない会話をしながら歩くこと12:20車の停めたゲート前に到着しました。お疲れ様。

 いつもの儀式!ラーメン(糖質0)タイム!カミさん運転有難う!!

 
 林道滑降も山スキーの楽しみの一つ!      ブッ飛ばします・・・


 徐々に雪は少なくなってきましたがマダマダ行きます      落ち葉スキーも楽しめました。

今日はホワイトロードの岐阜県側から三方岩岳に登ったのだけど、眼下に白川郷の合掌造りの集落を望み、5年前に走った第4回 白山白川郷ウルトラマラソン(100km)を思い出し、良くぞこんなところを走ったもんだなと感慨にふけていました。そしてカミさんとの山登りもでき、良い一日を過ごせました。
 
 最後はスキー背負って他愛ない話で歩く。      ゴール!お疲れさまでした
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猫岳

2021年12月05日 | 山スキー!R03
今日は山岳会の仲間と猫岳に行ってきました。最高の青空の下、一日中気温も低く滑りは最高と成りました。

 スカイラインから望む雲海に浮かぶ槍~穂高連峰

朝、3時に起床し、お湯を沸かしたりして準備した後、カミさんと自宅発。3:30大野でN井さん、J地さんと集合しN井さんのエクストレイルで出発。高山を過ぎ平湯峠に近づくにつれ雪は増えだし、峠手前のゲートに到着。既に3台ほど止まっているが、まだ出発していない様子。6:00出発。車から降りて直ぐシール歩行と成ります。周りは暗いが、スカイライン歩きなのでヘッデンは必要ない。徐々に明るくなる。6:55峠に出る。30分前に先行しているO橋さん、T田さんを追いかける。
 
 雪の量は少ないけど帰りは最後まで滑れました      峠の電光掲示板

気温はマイナス10度以下。寒いがインナー1枚で登れるが如何せん指先が凍える。夫婦松手前の登りで槍穂の稜線が雲海に浮かんでいる。感動の瞬間。雲一つない天気。そして白山が。岐阜からの双耳峰が何とも言えない。寒さに強い体質だけど寒くてミトンを付ける。そして8:00夫婦松に到着。
 
 夫婦松にて猫岳山頂に朝日が昇る。   霧氷や雪に覆われた寒々とした木々。

牧場コースで無く本来なら夫婦松から尾根に入りショートカットだが、雪が少ないので1回ショートカットするのみで後は忠実にスカイラインを進む。途中の展望台で槍穂を望む。今年の夏の縦走路を眺めることが出来た。標高2200m地点で先行するO橋さん達に追いつく。ラッセル有難うございました。此処からはボクもラッセルに励みます。
 
 やっと暖かい日向に出ました。雪は軽い!    猫の南東稜線に取り付く

雪が少ないのでいつもなら大崩山経由か大崩山-猫岳間の鞍部目指して登りますが、今回は四ツ岳との間の南東尾根目指し山頂に至ります。目の前には四ツ岳やその奥に乗鞍岳と飽きることはありません。J地さん少し遅れがち。体調不良ですが持ち前の根性で最後まで頑張りました。そして11:20猫岳に到着。もちろん誰も居ない静かな山頂です。皆を待っている間O橋さんと風よけとテーブル作っていると続々メンバーが到着。周りの絶景に只々感動

 カミさん最後の登り!孝行出来た一日と成りました。空気が澄んでいました

 
 山頂から望むふるさとの山「白山」    振り返ると四ツ岳。今年も行きたいと思ってます

皆が揃ったら、槍穂テラス&テーブルで絶景を楽しみながらのラーメンタイム(糖質0)今日も朝から補給はBCAA入りの水のみで、ケトン体パワーによるミトコンドリアエンジン全開で登ることが出来ました。皆で喋りながら、山を見つつ美味しいラーメン(糖質0)食べ物は貧相だけど、とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。そして12:20滑降タイムです。登ってきた南東尾根は雪庇が発達していて雪が豊富なのでスカイラインまで快適に地雷を踏むことなく滑ることが出来ました。

 山頂でいつもの儀式。今日は運転しなくて良いので


 山頂から雪庇を滑る。雪が部分的に豊富で視界も良いのでギリギリを滑りました


 後は消化試合だけど、雪質がパウダーで予想以上に滑り快適でした

後は、スカイラインをオートクルーズで轍に沿って滑るのみ!スピード出すぎて制御できないときは新雪をシュプールで、そして登り返しや平坦な所に来る前に藪の中に突進してショートカット。藪スキーはとても楽しい。夫婦松でワックス休憩し、13:40ゲート前の車のもとに到着しました。お疲れ様!
 
 滑り降りるのは早く山頂から1時間ちょっとで着きました   もちろんショートカットしまくりました。地雷が無く藪を突進

 
 夫婦松にて振り返ると猫岳      ゴール!ゲート前までギリギリ滑ることが出来ました。

今日は皆、今シーズン初山スキーの為か、股関節が痛いとか、マイナートラブルが有りましたが、何れも自分たちで難なく対応して、無事山頂に至ることが出来ました。これから始まる雪山シーズンに向けて、徐々に身体を山スキー仕様にしていきたいです。そして
今日も夫婦で山に登れ、素敵な一日を過ごすことが出来ました。両親をはじめ皆に感謝!!
コメント (2)
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