山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

憧れのGTRに乗って

2011年09月27日 | ひとりごと

 憧れのGT-Rを運転しました。 パジェロとは違う異次元の感覚です。 アクセル全開は怖くて出来ませんでした。

今日は、YASUHIROさんのお友達のO戸さんの車に乗ってドライブです。
以前から、この日を待ちに待っていました(^^)/
何故ならば・・・
日本の誇るあの名車!R35 GT‐Rだから。
しかもO戸さんはボクの大学の大先輩です!今までの車の所有歴はブルーバード1300や三菱ミツビシギャラン GTO-MR(V6のじゃ無いよ。昔のGTO)等、過去の名車からR33、R34を乗り継ぎ、奥さんの愛車はGOLF GTI!とってもセレブな方です。
エンジニアらしく、車の事はメチャメチャ詳しく、こういった車を所有する人はこうでないとダメなんだな~と実感しました。
値段を訊くと0.1億円するし、維持費も凄いことです。
ボクのような薄給サラリーマンには高嶺の花!こんな機会が無いと乗れません。
 
 筋肉質のボディー! ヤッパシ男は車とか、バイク、自転車と乗り物が大好きなんだな~!

 
 エコカーもイイけど、こんなエンジン積んだ車がもっとイイね!480馬力 VR38DETT最高です。      ブレーキはブレンボ!

ボクのカミさんにGT‐Rの話しても車なんてタイヤ4個付いてて乗れればイイじゃない。荷物や人が乗せられればそれでイイじゃないと言った風情。女性にはこの車の価値は分からない。でも源次郎はこの車を「カッコイイ!欲しい!」と言ってくれた。
車は男のロマン!ボクも若い頃は自分で車(安い車)をいじって遊んだり、福井港のテクノポートに0-400見に行ったりと車の事しか!?考えていなかったかな。

さて、GT‐Rに話は戻るけど、やっぱしカッコイイ!!何もかも。
自動車評論家ではないので、拙い表現しかできないけど、造形は筋骨隆々といった感じで、4輪を地に這わせ動物に例えると肉食のチーターとかそういった感じ。最近の車にありがちなスペース効率を優先しているものとは一線を画し、エンジンのサウンド、振動、排気音!これぞ車といった感じ。最近の車はより静かで快適で、燃費が良くて・・・といった草食系の嗜好だけど、180度逆のベクトルで進化が進んでいると実感。シートに座りステアリングを握り、エンジンをかけるともう・・・異次元でした。もちろん走りも加速はあっという間に???km、カーブも「なんでこんなスピードで曲がれるの!?」といった感じ。ブレーキもブレンボ製!ただ速い、よく曲がる、よく止まるといったものではなく、乗る人の情念に訴えてくるものがこの車にあると思った。今まで車の本(よく読んでいるのは「ベストカー」だけど)で読む内容しか知らないけど、この楽しみを体感でき嬉しかったです。
 
 コックピットといった感じ。このステアリング握ると誰もが豹変しそう・・・。       O戸さん本当にありがとうございました!
 
電気自動車にはない、これまで日本のメーカーが脈々と育んできた伝統、技術、感性みたいなものが少し分かったと思います。新興国では今、自動車を生産し、更には電気自動車も作り始めていますが、この感性、情念に訴えてくる車はまだ作れないと思いました。

最近円高で、日本の製造業が打撃を受けていますが、この車はただの工業製品では無い。こういった車を作れる技術があるから大丈夫だろうと実感しました。

このような素晴らしい機会を与えてくれたO戸さんには本当に感謝です!
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いろいろ彷徨って日野山へ

2011年09月23日 | 家族登山
 頑張って登った源次郎を帰りはおんぶして下山しました。

今日はカミさんもボクも休み!先週は王滝で遊ばせてもらったので、その穴埋めというか、家族サービスというか・・・で皆で山に登ってきました。
ボクの思い浮かぶ家族で遊ぶ場所といったら「山」しか思い浮かびません。源次郎にも何処に行きたい?と訊くと「山に行きたい」と云うので
じゃぁ山に行こうということになりました。(本心は源次郎抜きで沢登りに行きたかったのですが・・・)
いろいろ迷った挙句、能郷白山に!でもネットで調べると先日の大雨で国道は通行止めに。よって冠山に決定!
今日は秋分の日!祝日です!!自宅に国旗を掲揚して出発です!
朝、志津原を過ぎて向かうとこの道も通行止め!一気に登る気を無くしたけど、池田町を越せば武生、そこには「日野山」があるので、十数年ぶりに日野山に登ることにしました。地形図を持っていなかったのでいろいろ迷い、中平吹野の日野神社から登ることに決定。
そして、今回は源次郎を担ぐことは一切せずに自分の足で登らせることにしました。(標高差750mと低いので)
 
 最初は元気に歩く源次郎!              途中、休憩も適宜とって源次郎の気を紛らわします。

 
 車道っぽいところも有ります。             室堂のお不動さんにお参りします。あと最後の急登が待ってます。

源次郎もカラ身なのでグイグイ登り、頼もしくボク達の先頭を突っ走ります。苔で滑りやすいところで滑って転んでも平然と「痛くない大丈夫」と逞しいです。(手から血が出てましたが、普段から外で思い切り遊ばせて怪我しても無関心でいる結果かな!?)
段々と登る気を失せていく源次郎ですが、「頂上で大好きなラーメン作ってあげるから頑張ろう」とか言って励ましながら、下界を見渡せるところで休憩し展望を楽しませたりと4歳になる源次郎のやる気を増進させながら登りました。
 
 登山道は木々に覆われ涼しいですが、苔むしていて滑りやすいです。       やったー山頂に到着!源次郎良く頑張ったネ!

そうすること12:40山頂に到着!ここから郷里の山々を一緒に見渡し、山の風景を堪能し、昼食にありつきました。
帰りは滑りやすく危ないので、ボクのザックをカミさんに担いでもらって、ボクは源次郎を「おんぶ」して、みんなで歌を歌いながら、虫を捕まえながら楽しく下山しました。(14:50)その後は式部温泉に浸かって帰りました。
 
 山頂下の小屋の軒下で大好きなカレーラーメンの昼食。ボクはもちろんビール!        山頂を背にして母ちゃんと。

久しく沢登りに行っていないので行きたいと思う反面、若干4歳の源次郎があの坂をモノとせず登る後姿にはちょっと感動しました。あんなに細い足で親に付いて行こうと必死に登る姿。遠くの山々を眺める姿、成長していなさそうで、確実に大きくなっているのだなと実感しました。
そんな意味で、今日は良い山行だったなと思いました。もちろん山頂で飲んだビールは超冷えてて美味しかったぁ~!!!!
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王滝セルフディスカバリーアドベンチャー 120km 自己ベスト!

2011年09月19日 | 自転車2

 120kmの悪路を共に走破したゴール後の愛車COMMENCAL SuperNormal 05 泥と砂にまみれです。MTBはこうでなくちゃネ

今年もこの季節がやって来た。全国から長野県王滝村にMTBの大好きなM的な変態達が集まってきました。
ボクもその一員なのか、今年もこのレースの最高峰の120kmに参戦です!
ちなみに今年は、エントリー者数: 42kmは 439人
                    100kmは 943人 そして・・・
                    120kmは 71人 が王滝村の木曽檜の産地の山に巡らせた未舗装の林道を走ります。
この大会は国内で行われるマウンテンバイクレースでは最も距離が長く、アップダウンの激しいレースなのです。レース中はメカニカルトラブルは自分で対処し、水分やエネルギーも自分で補給するなど、スタートからゴールまで自己完結型です。この冒険的なレースが人気の秘密であり、参戦した各々が「自己発見」出来るに違いないと思っています。

9/17朝、職場の先輩達と王滝村に向け出発です。雨の降る中、高速をぶっ飛ばし、高山でビールや食料を購入し、361号線で王滝村入りし、松原スポーツ公園に12時過ぎ到着します。いつものところにテントを張り、MTBを組み立て、いつもの「王滝食堂」でいつものイノブタ丼(名物)を食べ、テントのところに戻って受付を済ませ、ビールで宴会しながらゼッケン付けたり、整備するなどしてのんびり過ごす。が外は雨・・・テンションは下がってきます。遅れてやってきたS木君もやってきて17:30からの競技説明会&パーティーで再びビール飲みまくる。明日はビールパワーです。(二日酔いしない程度に頂きました)パーティー後、テントに戻りパスタ作ってビール飲んで早々と就寝。雨音が不安を募らせるが。雨降った方が気合入るだろう。
 
 松原公園下の橋。100km、120kmは此処をパレードランします。     王滝食堂で店長達とばったり!!

 
 王滝に来たなら「イノブタ丼」食べないとネ!美味です(食いさしですが)    受付を済ませます。臨時ショップも展開されており、MTB関連のものも売ってます。


雨が降るのでテントの中で宴会です(^^) MTBはブルーシートで      パーティーでオードブル、ビールを頂きます。

9/18朝3:00起床。カミさんの作ってくれた握り飯3個を口に押し込み、うどん作って食べる。4:00スタート地点にMTBを並べに行く。既に前方には100台くらい並んでいる。そして王滝SDA名物の渋滞するトイレに並ぶが、15分くらい待って快便!5:30小雨の降る中スタートを待っていると、薄暗かった空には雲の切れ間が見え出し、予報通り晴れを窺わせる。5:50神主が現れ、皆で祈祷を受け御嶽の方向に回れ右して2礼2拍手1礼する。ボクのハートに火が点いたぞ~。そして6:00いつもの「プワァ~ン」といった気の抜けるような号砲が轟く。前方から出発する者のビンディングペダルの装着音が近づき、自分のところにきた。ボクも付けて出発だ!今から長い長い旅が始まる。自分との闘いだ!
 
 数珠繋ぎとなったMTBの列・・・1000台以上あります。           ボクのMTBの位置から見たスタートライン!

 
 赤ナンバー(2ケタ)は120kmエントリー者の証!!黒ナンバー(3ケタ)は100kmエントリー者      ボクの愛車!と共に今年も思ひ出を作ります。

村内の道路約5kmは先導車に従いパレードラン。村民の応援を背に受け走る!早くもパンクしている人や、チェン切れしている人が居る。パレードランも終わり林道に入る。12kmの長い登り。一気に550mの標高差を駆け上がる。パンクやその他メカトラの人を過ぎる。早くもこんなトラブルに見舞われるとテンション一気に下がるだろうな。ボクはマイペースで路面に注意しながら登る。12kmを過ぎ下り基調のアップダウンだが、薮っぽく中々ペースが上がらない。緩斜面は路面状況も比較的良好だが、勾配が強くなるに従い、雨水で浸食された路面は岩だらけになる。あまりの振動の強さでコース中には食料やボトル、工具などが落ちている。
子供の頭くらいの岩がそこかしこに転がる激下りを過ぎ18km地点の丁字路の右カーブ。もちろんパンク者は枚挙に暇がない。伝上川の手前でコースが変わり、一気に濁川の仮設橋に向かう。大雨で橋が流れたので急遽ここを通る事になったのだが、通常のコースよりだいぶ下ったので、登り返すのに少し辟易する。まぁいつもの事だし気にしない事にする。ここから28km地点のピーク目指し登り、再び下り上黒沢橋へ、また登り返し35km地点のCP1に到着。ここまで2時間40分台。渋滞していたのもあるけど、もっとペース上げなきゃ。
 
 スタート地点で愛車と共に!           CP1にて! このレースにエントリーする人みんなイイMTB乗ってて羨ましいです。

CP1から三浦貯水池までは下り基調ではあるものの、60mの標高差の登りを3ヶ所越え49km地点の三浦貯水池の湖畔に出る。湖畔の平坦な林道を3km程走る。ここで走りながら固形物を喉に通す。レース中はカーボショッツばかりだったのでお腹が満たされた。
通称関電水無無人局標高1440mまで登りまた下る。ここで57kmやっと半分来たか。ここまで来ると人は疎らで自分のコースを定め登り、ダウンヒル出来る。もちろんパンク等のメカトラはそこかしこで見かける。ここでボクもアクシデント!?右足の筋肉が痛い!!ガマンし辛い痛みだったので鎮痛剤飲んで走る。王滝100km名物の無限坂に差しかかる。5.2kmの距離で一気に300m上がるのだが、こんなの全然大した事無い!絶対無い!!だって120kmの最後の20kmの方が一気に7kmで一気に標高差560mも駆け上がるのだから!これを経験していればどんな登りも大丈夫!!と自分に言い聞かせ登る。時折姿をみせる御嶽に心和ませ、山のパワーをもらう。また冬に行くからネ!!
 
 CP2にて。ここまで65km半分の距離まで来ました。              CP2を出るライダー達。

 
 御嶽を眺めながらCP3めがけて走る。       王滝SDAのコース!イイ雰囲気!!今回は写真も小まめに撮りました。

無限坂ピーク1610mを過ぎて一気に下ると65km地点のCP2に到着!時間は忘れたけど中々良い感じ。チェン、ディレーラー等砂や泥が噛んでうまく変速しないのでチェンオイルを塗りまくる。ここからCP3向けて1570m、1630m(最高地点)、1615m地点を登り返して下る事、79km地点、標高1220mのCP3に到着するも、スルーして次のピーク目指す。1420mピークを過ぎると、120kmの合流地点が見える。ここで係員のチェックを受けて「下まで下ってまた此処まで登ってこいや!頑張って!!」と声援を受ける。ここからは1ヶ所登りが有って下り基調の標高970mまで一気に下る。文字通りダウンヒル!一気に500mの標高差を下って、うぐい川沿いを走り小俣川の橋を過ぎたところで係員に左に曲がれを指示される。「38人目だよ」と言われ元気が出る。
 
 CP3へのダート                120kmコースの激登りで滝に打たれるついでに撮りました。

この120kmへの分岐まで94km!100kmのエントリー者ならこのままうぐい川沿いを走り100kmゴールだけど、ボクは120kmカテゴリー!ここから例の激登りが始まる。延々と続く坂・・・7kmで一気に560m登る。もちろん路面は未舗装。スリップしないようにジワジワ登る。暑いので途中で天然エイドステーションで水を汲むついでに、その滝に打たれる。その後も続く激坂でバテたライダーを2人抜く。抜く間際お互い声を掛け合い励ましあう。そして峠を抜け下ると、さっきの100kmのコースに出る。よし!もうあとは殆ど下るだけだ!この時間で100kmコースを走る人は早くない人達。下りではガンガン抜きそして、うぐい川に差し掛かり平坦なダートをぶっ飛ばす。そして王滝川に架かる橋が見え出し、ゴールラインが見えてきた!!ゴールをアナウンスするDJみたいな人から「53番ゴール!120kmお疲れさん」と言われ、ゴールを通過する機器の「ピッ」という音が聞こえた。ALL SPORTSのカメラマンに写真を何枚も撮られイイ気分!でも何よりも120kmを頑張って走り切れた事がイイ気分!そしていつもの自転車屋「Natural」のメンバーに迎えられ労われる。記録は手元の時計で8時間47分だ。昨年より50分近く短縮できたことになる。
 
 ゴール後の満面の笑みのボク!やったゾー!!!             120kmのコース図 長かったなぁ~。

今までゴール出来た事に感動し涙を流すボクだったけど、今回は記録を出せたという達成感がボクを満たし涙は出なかった。
王滝SDAにこれまで100kmに2回、120kmに4回出た事になる。もちろん愛車のCOMMENCAL SuperNormalと共に。今大会で初めて人馬一体というか人車一体となれた様な気がしました。
マウンテンバイクという乗り物。ロードでは均質な平面である道路を走る様な感じだが、マウンテンバイクは平面で無く起伏の激しい岩や泥や水たまり等の立体的な路面を走ると言った難しさが有る。これが楽しい理由なのかなと思いました。
この王滝SDAというレース。悪路の続くコーナーを曲がっても曲がっても先が見えない。見上げると遠方に今から行かなくちゃいけないコースが山の中に見える。そこには蟻の様に小さく映るライダーが見える。これを見ると心が折れそうになる事が有る。心拍が上がる。足がなくなる等、肉体的な事なら休めば復活する事が出来る。でも心が折れた時は即リタイヤになる。メカトラでモチベーションが維持できなくなった時も然りだ。こんな状況の下、今いる自分に打ち勝って乗り越えゴールする・・・。これがSELF DISCOVERY ADVENTUREなんだな。

 ハンドルに貼られた120kmコースのアップダウン・距離グラフ(エクセルで作成しました)

ちなみに、120kmコースの積算標高2940mです。(これだけの高さをMTBで登りました!!)

  youtubeで見つけた王滝SDA2009の映像です。 ←面白かったです
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MTBもタイヤ更新です

2011年09月13日 | 自転車2
今度の日曜日、長野県王滝村で開催される
「王滝SDA」に参戦する為にタイヤを新しくしました。SDA:Self deicovery adventure

 マウンテンバイクもロードバイクと同じコメンサル!スーパーノーマル最高です!(ボクにとってはね)

この大会、木曾檜の原産地の山々に作られた林道を走るレース!未舗装率99パーセントの悪路を走破するレースで、42km、100km、120kmのカテゴリーに分かれていてボクは今年も120kmに参戦する予定です(今年で120kmは4回目)。
走る距離が長いことや、悪路によりタイヤの損傷、摩耗は著しいので、毎年交換している次第です。
そんな訳で、今年も「HUTCHINSON」のパイソンに交換しました。チューブレスだし、パンクしないように予めシーラントを入れました。2年前はシーラント入れたにもかかわらずパンクし、チューブ入れて走るものの再び2回のパンクに襲われましたが、今年はパンクしないよう神に祈っています。
愛車のCOMMENCAL SuperNormal 05もいろんな所がくたびれてきていますが、とりあえず完走目指して頑張ります!
本当はフルサスが欲しいところですが、今回もこの愛車で素晴らしい思ひ出を作ろうと思います。

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源次郎 4回目の白山

2011年09月10日 | 家族登山

 山頂で記念写真! 源次郎4回目の白山登頂。おめでたう!!

今日は恒例の家族登山!源次郎は生まれてこのかた、1、2、3歳と白山に登っています。これは我が家が白山信仰の信者であることもあり、毎年白山の神様に源次郎が健やかに元気に育っている事を本人に報告させるべく山頂の祠にお参りしに行っているのです。という事で今年、4歳になった源次郎を連れて白山に登ってきました。
朝、4:00平泉寺町を出発し市ノ瀬に向かいます。市ノ瀬―別当出合間のシャトルバスの始発は5:00なのでそれに間に合うようにブッ飛ばします。駐車場に着き源次郎を起こし、バスに揺られ5:30別当出合出発です。徐々に周りは明るくなり、ひんやりと涼しげな登山道を登ります。もちろん源次郎は大きくなったので歩かせます。中飯場~甚ノ助小屋まではボクが担ぎ、甚ノ助~エコーライン分岐まで頑張るものの眠ってしまったので室堂まで源次郎を担ぐ事になりました。
 
 別当出合の登山口でかあちゃんと。          急登の石階段も身軽に登ってます。

 
 登山道も楽しく登りました。朝方はとても涼しく快適です。            エコーライン、黒ボコの分岐にて。

 
 担ぐとずっしり4歳の重みが方にのし掛かります。               弥陀ヶ原の光景はいつ来ても良いです。

起きている時は背中で歌を歌ってくれたり、いろいろお話ししてくれる源次郎ですが、眠ってしまうと急に重くなります。他の登山者の方に色々お声をかけてもらいながら楽しく登り、室堂を過ぎた頃から源次郎を起こし、登らせる事にします。振り返ると今まで見た事の無いような素晴らしいパノラマ!雲が低く靡く。子供ながらにその光景の変化に何か感じとっていたようです。毎年ですが、登らせて良かったと思う瞬間です。
白山の登山道は整備が良く行き届いており子供も歩きやすいです。そして9:35白山山頂に到着です。オメデトウ!!自分の高さより高いものが無い光景。この景色に異様を感じていたようです。ボクも久々に良く晴れた白山に感動でした。幼い子供にはどう映ったのかな!?
良い経験になったと思います。
 
 もうすぐ山頂!!足取りも軽くなっているようです。            山頂神社まであと少し。

 
 山頂から池を望む。普段見る事の無い光景に感動していたはず。      室堂前のベンチで宴会です。ビール超ウマイ!!!

山頂神社でお参りし、室堂へ下山します。だって・・・ビール!ビール!
ベンチに座り、ラーメンの準備をしながら家から凍らして持ってきたビール2本!丁度解凍されていて内部に少しばかりシャーベットが残る状態。もちろんギンギンに冷えています。これを一気飲み!!頑張って担いできた甲斐があるというもの。室堂で販売されるビールは350cc1本500円!儲けたね。
源次郎はというと、ラーメン食って蝶々を捕獲しようと室堂前を走りまくっている。2羽ゲット!(ちゃんと解放しました)
そうこうしながら、晴天の下、涼しい室堂前を過ごし11:00下山開始。危なくないところは歩かせて、それ以外はボクが担ぎ下山しました。すれ違う登山者は多く、若い女性は流行りの山ガールのカラフルな装束を身にまとい登ってきます。これを楽しみながら、登山者の方と楽しく会話しながら下山しました。
今日は好天の下、源次郎を鍛えるべく飴と鞭作戦で白山に登りました。今日で4歳4カ月の源次郎!白山に至るまでの間、その光景や植物、大好きな昆虫に接しながらとても良い経験をしてくれたと思いました。子育てにあまり参加しないボクですが、今日こそは、父親の威厳を知らしめることが出来た様で、終始源次郎の態度も違いました。
 
 弥陀ヶ原の木道をダッシュ!                 黒ボコで一息!落ちたらダメだよ。

 
 新しい甚ノ助小屋では爆睡しています。          最後は吊り橋渡って別当出合にゴール!みんなお疲れ様でした。

でも一番嬉しかった事は、本人も山を楽しんでいた事かな。今、源次郎の体重は15kgくらい。来年はどうなっているんだろうかと少し不安でもありますが、やっぱし家族でまた一緒に登りたいなと強く思いました。(カミさんも3人分の装備を担いでくれ、オツカレさんでした。)

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朝練

2011年09月07日 | 自転車2

 いつもは多くの登山者で賑わう市ノ瀬も朝3時とあってかひっそりしていました。

Fumiさんの朝練に倣い、ボクもやってみました。
王滝SDAも近い事だし、自転車に乗らなきゃいけないと思い、仕事前に乗る事に。コースはいろいろ考えたけど、登りが主体のコースじゃなきゃ。ということで、
自宅発―谷峠
夜は中々寝つけず、0:00に出発。まだ9月初旬だと言うのに寒すぎるのでカッパを着こんだ。国道に表示されている温度は11℃。登りでもそんなに汗をかかなかった。真っ暗闇の中、ヘッドライトを点し走る。中々快適だけど、不気味!普段邪魔で煩い国道を爆走する車やトラックの通行も殆ど無くちょっと気持ち悪いが快適!そして谷峠着。でもまだ時間が有るのでトンネル通って白峰村へ。何を思ったかそのまま市ノ瀬に向かった。
通い慣れた市ノ瀬への道も漆黒の闇でかなり不気味!突然目の前に狐が一匹通り過ぎて行った。
満天の星空を眺めた後、市ノ瀬でUターンして家路に向かうこ事に。
距離84km 5時間
少し眠いけど、仮眠とったし仕事に行くぞ~。でも、こんなトレーニングは今日で終わりだと思う。もっと良いコースを考えなきゃ。
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DIYルーム建築の経過 2

2011年09月04日 | DIY
仕事が休みの日はコツコツDIYに勤しみ、やっと此処まで辿りつきました。

 6月の防水紙を貼った状態と比較すると中々良い仕上がりです。ヤッパシ無垢材は良い風情です。

ドアも手作りです。指物師並みの!?テクニックで材料を正確に加工し組みます。もちろん釘などで組まず、ホゾで組んで強度はバッチシ!重厚感のあるドアが出来ました。上の開口部には小窓を付ける予定です。こちらは予め塗装を施しました…。
 
 かなり正確に刻まないと割れや反り等、後で痛い目に遭います。     組む時が楽しいです。きっちり合った時は超快感です。

 
 ドアらしくなったでしょ~!         塗装も結構好きです。もちろんキシラデコールです。

 
 ドアの枠にもぴったり!! 誤差等が有るので鉋で調整です。        「コワ」を貼り付けている時の状況。木は暖かみが有って好きです。

6月に載せた記録から早や2ヶ月が過ぎ、塗装はまだですが、やっと外壁が完成しました。
外壁は丸太の「コワ」(コワとは丸太を角材に製材するときに発生する端材です)を貼り付けました。
このコワは角材を製材するときに出たもの。その時の端材は形や大きさが様々なので幅を4寸や3寸5分で予め幅を決めて自分で製材し作りました。何本も作る必要が有ったので、この作業がいちばんしんどかったです。
貼ってしまえば、ログハウスの様な丸みを帯びた外壁は窓枠との調和も良く、薪ストーブの煙突を貫通させる開口部も設け(眼鏡石・板を取り付ける予定)、後はドア取り付けと内部の造作を残すのみ。
此処までにかかった工事費用は窓と間柱、電気配線の費用のみ。中々低コストで仕上げる事が出来そうです。
 
 個々に丸みを帯び節が出ていたりと、一つ一つ形の違う材料。イイ感じです。     後は内部を残すのみ。色々イメージが浮かんできますが、どんな風にしようかな。

まだまだ続く地下室工事DIY。夏も終わり冬になれば薪ストーブでも入れて、中で造作の仕事が出来そうです。
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山岳訓練

2011年09月02日 | 訓練
昨日、今日(9月1・2日)とF県消防学校の毎年恒例の行事である山岳訓練に行ってきました。
訓練の前日は学校で講義等をやりました。そして翌日から皆で山で訓練です。

平成22年に発生した山岳遭難事故件数は1942件(遭難者数は2396人)とこれら件数は年々増加の一途を辿り、平成10年の時と比べて約1000件増えています(これは過去最高の数値です)。これに伴い警察や消防における山岳救助出場件数は年々増加しています。
山岳という特殊な環境の下、通常の救助活動の様に救助工作車で現場に赴き即活動出来るモノと違い、徒歩等により現場に赴く必要がある事や、現場に投入できるマンパワーや担ぎ上げる事のできる資器材の制約、など様々なハードルがあります。もちろん航空支援との円滑な連携も必要となります。
そこで、山で災害があった場合、有効に活動できるためにも体力はもちろん、読図等の山の知識や救助手法等のスキルが求められます。ということで、初任科生にこれらを教えるべく行ってきました。(こんなボクで恐縮ですが・・・)
場所は「荒島岳」です。台風12号が近づく中、46期生と共に山で訓練をしてきました!
 
 幕営中です。みんな夜は良く寝れたかな!?      MASでの舟形担架を用いて要救助者引き上げ。

 
 MASによる効果を確認。3倍、5倍の効果で少ないマンパワーでも要救助者と救助者4人をグイグイ引き上げます

 
 ディスタンスブレーキによる制動でザックを用い要救助者を担ぎ降下させる。

 台風の影響か、雨降る中でも訓練はもちろん続行です。プルージックを用いた降下です。

朝、学校を出発し、キャンプ場に向かいます。ここで野営訓練のテントを設営し、救助訓練を行いました。実施内容は昨年とほぼ変わらず、懸垂降下訓練や舟形担架による要救助者引き上げ訓練、要救助者降下訓練等を実施です。時折雨がパラツク中、学生44名は真剣な面持ちで挑みました。こんな無垢な学生を見ると、ボクにもこんな時が有ったんだなぁ~と
約10歳以上離れる「ゆとり教育」世代の若者達。でも消防を志す彼らには、そんな生ぬるい言葉は似合いません。皆、頭は丸刈りで汗臭く、ハートは熱く気持ちの良い連中です(女子学生は2名居ます)
 
 キャンプ場での定番!カレー作り。みんな飯盒でご飯炊くなんて何年ぶりかな!?     火つけは任せろ!(消すのもだね)

山岳救助訓練終了後はお待ちかねの自炊タイム!キャンプ場恒例のカレーを作り、教官やボクは炭火を起こしホルモンを焼きます。(皆で50人前を完食)
夜もふけ、いつものように学生に一発芸の披露をさせたり、非常呼集で整列腕立て組み体操など楽しいひと時を過ごしました。
 
 楽しい晩飯タイム!ジュース、お茶で乾杯です。        ハメをを外した学生一人に対する罰は連帯責任。とにかく腕立て伏せをやっています。

 
 基本の動作もバッチシ。         教官のモノマネや人間ピラミッド等の出し物で盛り上がります。

翌日(2日)は4:30起床でマラソン、朝食作り、テント撤収などし訓練現場の荒島岳の登山口の勝原スキー場に向かい8:40出発。
シャクナゲ平までの間、地形図、コンパスを用い読図訓練、そして我らの防災ヘリを山中で発煙筒等を用い誘導し要救助者救出訓練、そしてスケッドストレッチャーを用い、皆で協力しながら要救助者(学生1名)を山頂まで担ぎ上げました。
山頂に近付くにつれ先ほどまで白山が望める視程だったのが雨が降り出し遂には土砂降りに変わりました。山頂で記念撮影をし、雨により小川のようになった滑りやすい登山道を歩き、16:10勝原登山口に到着しました。皆ずぶ濡れ、泥だらけになり下りてきましたが、満面の笑顔!!
ヤッパシ山はイイなと思いました。
 
 朝の整列。テキパキ動き一糸乱れぬ動作そして大声、さすが消防士!         旧勝原スキー場ゲレンデを登る

 
 発煙筒を焚き、目印、そして風向を知らせる。そしてYの合図。        我らの強い味方!防災ヘリ。救出完了でホイストにより吊られる要救助者

 
 ヘリの後は山頂まで要救助者を搬送する。仲間同志協力して交替で担ぎ上げる。要救助者は生体を使用し実戦さながらの訓練です。

 
 標高もだいぶ上がり山頂はもうすぐです。            雨降る山頂で記念撮影!皆よく頑張った!!!

今回の訓練は初任科恒例の行事で、山に登り訓練を行うというもの。多分、教えた救助手法等は忘れてしまうかもしれないけど、心のどこかにこの記憶が残ってくれたらと思っています。9月末に学校を卒業した後、皆所属に散っていくだろう。けどこれを契機に自分達の管轄する地域の山に登ってくれたら嬉しいな。

消防学校初任科第46期の「同期の桜」。半年間共に頑張ってきた仲間との絆を生涯大事にしていってほしいと思った。
ヤッパシ若いってイイナぁ~。そして「山登りは青春」だなと思いました。

コメント (4)
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