今日は白山に行ってきました。4月15日に白山に登ったとき、カミさんが無事元気な子を産めますようにと白山の神様にお願いしてきたのですが、その祈りが通じたのか元気な男の子が予定日ピッタリに産まれたので、その旨の報告とお礼を言いにと再び白山の山頂に足を運びました。
今日のメンバーはいつもの福井山岳会 山スキー同好会の敏さんです。朝4:45に市ノ瀬ゲートを出発です。コースは砂防新道~白山山頂~湯の谷~釈迦岳~丸岡谷~釈迦新道~市ノ瀬のロングルート!気合入れていきましょう!(このコースはこれで3回目なので雪が少なくても大丈夫でしょ~)
薄暗い道を雑談しながら快適に登ります。いつもなら別当出合まで車で行けるけど今年は市ノ瀬からです。1時間10分ほど余分に歩くことになります。でも下山は違うコースから下りてくるので車で行けても意味がありません。5:50別当出合到着!ここで小休憩!
パッキング済ませて出発です(^^) たのしい吊橋渡り♪
さて行きますか!いつもなら吊橋は積雪で壊れないよう足元の板が外されているのですが今回は板が張ってありました。超快適です。それからは雪の全く無い登山道を黙々と歩きます。疎らに雪が出てきても我慢!シール歩行は中飯場の上の林道を過ぎてから。そこからは快適にズンズン高度を稼ぎます。空は真っ青!今日は日焼けするな~
7:45甚ノ助避難小屋着。屋根は例年と同じくらい出ています。雪はけっこう豊富にあるってことだね!別山も超キレイです。
雪に埋もれた甚ノ助小屋とボク 別山は堂々とした風格があります
今日は調子がイイです。ガンガン登り先行パーティーをぶち抜きます。8:30エコーライン上部にとび出ると目の前に白山がドド~ンと姿を現します。この瞬間の為にボクは生きてるんだ~!いつ見ても感激します。白山が大好きなんだな~敏さんを待ちながら周りの景色を堪能します。9:20室堂着!小屋を開けるために従業員の方々が除雪作業をしていました。オツカレサンです
ウオッ!白山が見えた! 室堂前の白山神社鳥居にて
さて最後のひと登り!山頂まであと少しです。岩やブッシュが出てきたところでスキーやザックをデポし10:10山頂着です。やった~
そこで、山頂の祠でカミさんの出産の報告をしました。白山の神様に感謝です。
山頂にて(今月2回もここに立てて幸せです) これからもボク達を見守ってください
さてこれからがお楽しみ!山頂の肩から大汝峰に向けトラバースして湯の谷に滑り込みます。う~ん感動の斜面!
もうすぐ湯の谷入り口です♪ 谷の上部は広大な快適バーン!
ずっと続きます・・・ 雪質も上々!
広い谷だな~ スキーが上手くなった気分!
だんだんと谷は細くなり白山特有の脆弱な地層により谷の側壁は崩れ岩がいっぱい落ちています。その上を滑りヒエェ・・・板が傷つくよ~そこで標高1800m付近で右岸の釈迦岳に続く尾根に取り付きシールを張り釈迦岳に向けて200m標高を稼ぎます。後ろを振り向くと5人パーティーがボクらと同じコースを滑ってきます。
だんだんとイヤらしくなる谷 上り返し地点から釈迦岳を望む
気温は高くなり汗ばみながら釈迦岳を目指します。そうして12:05釈迦岳山頂着。やったね!この山頂は昨年10月の沢登り以来です。白山山頂そして大汝峰がバ~ンと見えます。ここでやっと昼飯にありつきます(^^)そしてビール!これがあったから頑張れたんだ~ いい気分になっていると後続パーティーが来ます。なんと顔見知りの山ヤさんではないですか~ YAMADAさんをはじめ、Obaさん Matumuraさんなど5人が来ました。皆は昨日から白山入りし、南龍馬場避難小屋で泊まり、ゾロ谷などを滑り白山山頂からここに来たとのこと。楽しい会話で盛り上がりました。やっぱ山は楽しいな~
大汝峰から伸びる湯の谷が見えます やっぱビール!白山に乾杯!
釈迦岳からは丸岡谷へ・・・しかしその谷の大滝が露出しており滑れないので途中から丸岡谷左岸の尾根を滑ります。とても快適です♪がしかし途中(標高1300m付近)で雪が切れ藪漕ぎしながら登山道を探します。そして快適な登山道を下り林道に出ました。フゥ~
上部は超快適斜面が延々と続きます 藪漕ぎの末やっと登山道発見!
林道に出てからは熱った体を川の水で冷やし、そして飲んで皆とワイワイ下りました。
山の水は美味しいよ! 市ノ瀬到着!愛車の前にて
15:05市ノ瀬到着しました。今回のコースは白山の山スキーでは良く知られたクラシカルコースかな!?砂防新道コースは登りにはイイけど滑りは面白くないです。このコースはみんな知ってると思うけどオススメですよ~市ノ瀬を基点として白山を経由してぐるり一周できるのが魅力です。
さて今日の山行もイイ口実(言い訳!?)となりました。でもやっぱり息子の誕生のお礼を白山の神様に言えたのが良かったです。年内にまた何度か訪れると思うが、今度は息子を連れて山頂に立ちたいです。
白山、今日もありがとう!