山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

しかり場分岐からハライ谷尾根

2022年12月25日 | 山スキー!R04
今日は杉魔神さんの企画で山スキーです。
雪は重パウダーでしたが尾根滑降楽しめました。雪の量はマダマダ。でも藪スキーに慣れた人なら十分楽しめます。昨年3月に新調したVOLKL BMT  109で滑れて満足。素晴らしい板だと実感しました。

 下界は湿雪が降ってましたが、山はパウダーをラッセルして登ります。樹氷が美しかった

前日O橋さんから何処の山に行くか打診が有りましたが、杉魔神さんの要望により、一里野スキー場からしかり場分岐~ハライ谷尾根に決まりました。
皆、行きたいところが様々で、纏まらなかった意見も彼(彼)の鶴の一声で決まりました。
今日のメンバーはS江さん、O橋さん、M井さん、T田さん、J地さん、カミさん、ボクの7人。今日はゴンドラ利用なので出発はおそく、勝山市の某病院に7:40集合で出発です。
 
 一里野スキー場には新婚時期以来    最初は薮が煩かった。もっと雪が欲しいところ

 
 立派な雪を纏ったブナがとても良かった    標高差はあまり無いので楽にラッセルで来た

無料駐車場に停め、リフト券を購入し、ゴンドラに乗ります。とても快適!ゴンドラは通年500円/回で乗れるのだが、物価高、燃料費高騰のため600円になっていました。9:30ゴンドラを下りて、さっそく尾根に取付きます。まだ藪が煩い。でも快適な尾根。このルートでしかり場分岐に登るのは初めてなので新鮮な気分。
 
 しかり場分岐でシールを剥がし檜新宮へ滑り込む      13:00檜新宮でお参りした後はラーメンタイム


 檜新宮で昼飯!暖かい食べ物が本当に美味しかった

吹雪の中、新宮下の樹林でいつものラーメン(糖質50%OFF)タイム。暖かいラーメンで身体が温かくなりつつ、楽しい時間を過ごす。これも山スキーの醍醐味。そして13:40尾根を滑ります!藪っぽいところも有れば、オープンバーンも有ったりと、皆新雪を巻き上げ絶叫!最初は軽いパウダーも徐々に重くなるが、登山口までパウダーを楽しめました。14:45着その後は林道そして除雪してない国道360号を滑って、ゲレンデをショートカットして車の元に到着しました。15:05
 
 尾根を滑ります。S江さんとカミさん     カミさんGO!雪庇が張り出しているので落ちたらアウト!


 パウダー最高!ブッ飛ばすO橋さん!

 
 藪が有ったり、薄かったり、大斜面が有ったりと、この応接が山スキーならではです。


 カミさんのPon2oon169が良く浮いていました。本日のメンバーのうち3人がPon2oon169

 
 勝山市在住のカミさん        大野市在住のねこぺんさん

どちらも雪国育ちなのでスキーで雪に戯れるのは慣れている。(カミさんは福井市出身ですが・・・)

 
 登山口に近づいてきたけど最後まで楽しめた     いつもビビる林道の片斜面。でも新雪降ったばかりなので楽勝だった。


 最後は国道を滑り、車の元へ

 
 この後ゲート。そして国道を滑降!     最後はショートカットしてスキー場を滑り車の元へ

今日は福井山岳会の仲間と山スキーで楽しかった。そういえば、ボクが就職したころの22歳の時に冬のボーナスで一式を揃え、TRABの板にジルブレッタ、コフラックで訪れた思ひ出の山スキーも此処、ハライ谷の尾根だった。もうあれから25年もの歳月(四半世紀)が過ぎたという事に何となく感慨深いものが有りました。
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護摩堂山スキー!

2022年12月19日 | 山スキー!R04
今日はいつもの平日ヒマ人との山行です。メンバーはYAMAさん、みっちゃん、ボクの3人です。

 護摩堂山の山頂にて記念撮影。とても寒かった

地元の山なので、おいの水谷上の駐車場に8:30集合です。駐車場は除雪がされており、準備していると除雪作業に従事されている方から声をかけてもらい「気を付けてね!」との事。9:00出発します。国道は除雪車が行き交い、テカテカのアイスバーン!転びそうになります。
 
 今日は母の愛車WAGON-R turboを借りてきました      国道157号も雪が可成り積もりました


 除雪車のロータリーに巻き込まれないように注意して歩きます(ロータリーを止めてくれました)

暫く国道を歩き、林道に取付きます。昨日から降り続いた雪は可成りの量。ラッセルして林道ショートカットしながら登ります。そして昨年は山頂尾根に取付かず、林道をそのまま進み、護摩堂峠から山頂に至りましたが、今日はそのまま尾根に取付き、藪ヤブの尾根を漕ぎながら山頂を目指します。今日は朝からずっと雪は降り続き、稜線に出ると風が強く寒い。ザックや合羽もバリバリに凍りつつ11:50山頂着。いつもなら山頂で昼飯だけど、今日はシール剥がして記念撮影して滑り降ります。
 
 快適な林道をラッセル!        みっちゃんもラッセル!

 
 護摩堂山に到着。寒く、スキーを外すと腰まで潜る新雪の深さ      山頂からGO!!最初は一瞬快適。この後は薮


 サンタさんもラーメンタイムに同席してくれました。

藪の中の滑降は滑りづらく、顔に木の枝が当たるのはもちろん、ターンも厳しく藪に突っ込みながら進むこと、尾根の取付き地点に到着。樹林帯(杉植林)は風も穏やかで此処で昼飯にしました。ここでビックリ!まだ12月24日じゃないけどサンタさんにお会いしたので、一緒にカップラーメンを食いました。

昼飯食った後は、杉の疎林の快適な斜面を滑降!でも新雪が深く、今日はセンター90㎜の板を持ってきたことを後悔。ファット板で来れば良かった。でも雪煙巻き上げ、下が林道の崖と知らず3mジャンプ!新雪で助かりました。最後は林道の朝来たトレースを滑るのですが、朝から更に15~20㎝くらい新雪が積もり、進まない林道を漕ぎながら13:45取付きに到着。
 
 整備された杉林の滑降は楽しい!     Pon2oon持って来れば良かったと後悔


 杉植林の適度な傾斜なので滑りやすく楽しい。パウダー滑降のボク(写真YAMAさん)

除雪しても降り続く真っ白な国道を歩き13:50駐車場所に到着しました。帰りの運転は真っ白な道路で側壁の雪壁との境界も不明瞭でゆっくり運転して帰りました。家に着くと雪がたくさん積もっており、除雪、そして後片付けしました。明日は捜索の予定
今日も楽しい馴染のメンバーとの山スキー!楽しかったです。
 
 ボブスレーしたかったけど新雪が更につもり先頭は漕ぐ。     駐車場所に到着。除雪に従事されている方々に感謝
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今週も白山へ

2022年11月25日 | 山スキー!R04
今日も天気が良いとの事で白山に行ってきました。先日の新嘗祭(11/23)は下界は雨だったので、白山は雪が降っただろうと期待しつつ登りました。
先週と同じように3:30に目覚ましをかけて出発!4:50に別当出合チェーンゲートを出発して登りました。

 黒ボコ道とエコーラインとの分岐から望む故郷の山々(右から大長山~経ヶ岳)

 
 踏み板の無い吊り橋を渡って砂防新道へ     徐々に空が明るくなってきた

今日は平日だったので登りでは誰とも会うことなく、甚之助避難小屋を過ぎてからの新雪には足跡も無く、今日は白山一番乗り。
十二曲がりから黒ボコ間は、融雪の水が凍り、登山道は一面氷で冷や冷やしつつ登りました。

 黒ボコを過ぎると弥陀ヶ原から白山がドーン!今日は木道ボブスレー出来そう!


 室堂前も真っ白!白山は徐々にその白さを増しています。

そして弥陀ヶ原の木道は雪が積もっており、帰りは木道ボブスレー満喫できるだろうと思いながら室堂着。室堂からの登りは所々風の当たる所や日当たりの良いところはカリカリに凍っており冷や冷やする場面も。アイゼンとウィペッドもって来ればよかったなと後悔。
 
 高天原から滑降する斜面を観察します      今日も山頂に登ることが出来ました。感謝!

8:50に山頂着。その前に山頂祠でお参り!!そして周りの景色を堪能!先週よりも良く晴れ、日本海はもちろん南アルプスまで望めた。景色を楽しんだ後は、逆くの字の上部エントリー場所へ移動。でも此処も難儀する。雪は固く恐る恐る移動し、カリカリ斜面でスキーも履きづらく緊張する。ここで転倒したら怪我は必至。慎重に準備しエントリー。斜面は凹状なので新雪が吹き溜まっていて快適。小気味良くターン。岩を踏んでガリガリ言うが、地雷専用の板なので気にすることなく這松の上もターンしてガリガリ。そうこうするうちに高天原に到着。ここで板を脱ぎ暫く歩き、青石から室堂に向け登山道や、その傍の斜面を滑り室堂着。そのまま滑り五葉坂のトップでスキーを外し下る。
 
 北アルプスも真っ白!     山頂から室堂、別山を望む!空気が澄んでて景色最高!


 室堂目指し滑降!最初はカリカリだったけど、直ぐにパウダー満喫できる!

 
 山頂祠を見上げる。岩は露出してるけど、この程度なら滑れる!     シュプール!山スキー最高


 青石から登山道を滑る!地雷も有ったけど気にせず頑張って滑る。

最後は弥陀ヶ原の木道をボブスレーばりにブッ飛ばし昼飯9:35~10:10。その後は未だ凍っている十二曲がりを慎重に下って砂防新道を下山。奥越の山々や更にその奥の山々を楽しみながら下山しました。そして12:15別当出合に到着。
 
 弥陀ヶ原のテーブルでラーメンタイム!      今日も景色が素晴らしかった!


 吊り橋の踏み板の有難さを感じながら渡る。

今日も白山で山スキーを楽しみましたが、まだまだ雪が少ない・・・。来週は寒波が来るみたいだし、行きたいなぁ。でも今度こそ市ノ瀬ゲートは締まっているだろうなぁ。今日も白山に登ることが出来、感謝です。
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今シーズン初滑り

2022年11月19日 | 山スキー!R04
今日は白山で山スキーです。今年の6月16日に白山で板納めをして早や5か月。

 室堂下から望む弥陀ヶ原と別山。まだまだ雪が少ない・・・

昨年も11月に2回(11/14)(11/17)白山で山スキーを滑りましたが、今年は雪が少ない!早くたくさん雪が積もって欲しいと思ひました。
 
 この時期は登山者が少ないので、何処でも駐車可能    登山靴なので踏み板の無い吊り橋も渡りやすかった

今日も朝3:30に起床して出発です。カミさんは常神半島縦走との事。今日は独りで気楽に登りました。昨年は市ノ瀬ゲートが閉まっていたので、今日はどうかなぁ…と思ひましたが、ゲートは開いており、別当出合チェーンゲートまで車で行けました。準備して4:50出発です。先行者の車は2台。この時期になると山屋さんは一気に少なくなり(下山時には以外に続々登ってきました)、静かな山を堪能出来ました。

 甚之助避難小屋から望む奥越の山々。大長山には雪が積もっていた

中飯場を過ぎると登山道は雪になり、所々凍っており滑ります。足元は登山靴で、ザックは山スキーに兼用靴を付けて登ります。雪が少なく、空振り(滑る所が無い)になるかもと不安が過りますが、とりあえず大好きな白山を目指します。

甚之助避難小屋に6:40到着。朝日に照らされた我らが奥越の秀峰が美しい!今日は伊吹山までバッチシ望めた。休憩後黒ボコ目指して登る。登山道に流れている沢水は凍っており危ない登りが続く。そして弥陀ヶ原に出ると、木道に雪が乗っており、帰りは此処を滑れそう。そして見上げると白山の山頂下(逆くの字の上半分は滑れそう)期待を膨らませ青空に映える白山を拝みながら登る。

 弥陀ヶ原に出ると白山がドカン!もっと白くなってね!

 
 弥陀ヶ原の木道も両サイドの雪を拾えば滑れる!     山頂下の斜面滑れそう!

8:05室堂着。このまま登山道を登り、高天原に出ると山頂から此処まで雪が繋がっている(這松の上に積もった雪の上も滑れる)。そして8:50山頂着。遥か日本海に北アルプスまでバッチシ!最高の天気。でも風が強く寒い。冬の雰囲気。

 高天原から滑る予定の斜面を見上げる。地雷も無さそうで、雪質も良さげ!行くっきゃない。

 
 今日も快晴!感謝の気持ちを奥宮で述べてきました      大汝も白装束

写真撮ったり山頂を楽しんだ後はエントリーポイントに移動し9:10滑降開始。誰も滑っていないNOトラックの雪面!!雪は少し硬い新雪だけど地雷は無く快適にターンを描く。すると、一人山スキーを担いだ山屋さんが登ってきた。「ゲンゴロウさん?」と呼ばれ、這松の上を滑っていくと山仲間のAXさん!ヤッパシ考えることは一緒。「一足先にお絵描きされた!」と・・・。

 山頂から高天原へエントリー!雪質最高!短い距離だったけど満足。


 シュプールを見上げる。この後は這松の上を滑って登山道に接続。

この後は、スキーを担いで下っていると「みっちゃん」が!今日はYAMAさんと一緒じゃなかったみたい。白のノローナで分かった。そして、室堂へ向け登山道を滑っていると裕ちゃんと、お母さん。にお会いしました。
  
 山仲間のAXさん。ヤッパシ考えることは同じらしいです     限界まで雪を繋いで滑る!山屋として

室堂は風が強く寒いので、そのまま下り、弥陀ヶ原の木道に僅かに積もった雪を拾いながら頑張って黒ボコ手前のベンチに到着。此処で湯を沸かしラーメンタイム(糖質50%OFF)。ラーメン食べていると二ッ谷さんも登って来られ、お久しぶりだった。10:15。ラーメン食った後は元来た氷で滑りやすい登山道を下り、12:25別当出合に到着!お疲れさまでした。そして車の所で後片づけしてると、AXさんが下りてこられました。
 
 弥陀ヶ原の木道も雪を繋いで滑る     白山を拝みながらラーメンを啜る。美味しい!!


 美濃の山々もクッキリ見えました。冬は空気が澄んでて遠くの山々を望めます。

今日は快晴の中、雪が無く空振りかなと思いましたが、それなりに新雪を滑れ感無量。そしてヤッパシ!白山が大好きな仲間とお会い出来、楽しい山行と成りました。また次回も白山に来たいけど、今度はゲート閉まってるかな!?
 
 汗をかくことも無く快適な登山に成りました    兼用靴と違い登山靴は踏み板の無い橋を渡りやすい

今シーズンも雪がたくさん降ってくれると嬉しいです。そして楽しい仲間と山に行きたいです。
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白山で今期 山スキーの板納め!

2022年06月16日 | 山スキー!R04
今日も平日ヒマ人で山スキーに行ってきました。
メンバーはM井さん、カミさん、ボクです。
昨年11月14日に白山で山スキーが始まり、本日6月18日に白山で板納め。両日とも天候が芳しくなかったけど、無事滑れて良かったです。

 山頂にて記念撮影!ガスガスの強風!

朝、4:00起床して勝山病院にてM井さんと5:00合流し出発です。ゲートは全て解放されており別当下の駐車場を出発です。今日は山頂付近にしか雪が無いという事で、ザックにスキーと兼用靴を付け、足元は登山靴で登ります。このまま室堂まで登り、室堂からは兼用靴で登りました。そして9:50山頂着。平日だし天気も悪いので誰も居ない静かな山頂。
 
 中飯場を過ぎると少しづつ雪が見えてきました     黒ボコ下にて。黒ボコからは滑れそうな斜面が有りました

 
 弥陀ヶ原の木道が見えてますが、滑れます    室堂周辺は雪が消えてました

山頂の奥宮でお参りして山頂で記念撮影。ヒルバオ雪渓を滑るためにガスガスの中、翠ヶ池に向かうが風が段々と強くなり、視界も悪く、このまま進むと危険と判断し、雪渓の下の千蛇ヶ池、クレバスを越して登り返し六地蔵着。此処まで来れば室堂までの地形は皆分かっている。ここでスキーを履き水屋尻雪渓を滑る。ガスガスだけど雪質は良好。あっという間に11:00室堂着
 
 碧ヶ池方向へ下る     池の中の雪渓が蒼くきれいだった。天気が良ければと…残念


 六地蔵から少し下れば室堂まで雪が繋がっていた。

ヤッパシ・・・スキーは爽快!天気はガスで視界は良くない、そして雪面はガタガタだけど、スイスイ進む。今日は今季ラストラン!この感慨を、仲間とカミさんと滑ったこの記憶を思いに留めつつ本日の白山を堪能。
 
 ガスの中、方向を確認して滑り込む    這松が見えると起伏距離感が分かりホッとする

 
 あっという間に室堂が見えてくる。でも満足     ギリギリまで滑り室堂へ・・・


 風を凌げる室堂で温かいラーメンを頂きます。こんな時期に山スキーで頑張るボク達を好奇な目で見られました。

室堂で昼飯食ったら、再び水屋尻雪渓を経由し弥陀ヶ原に向け滑り込みます。黒ボコ手前まで快適に滑り、一度スキーを外し、黒ボコ下を滑降。石を踏みカミさんの板の滑走面は深刻な傷が出来ました。(要チューンナップ)そして一旦登山道を歩き、雪が見えてきたところで再びスキーを履いて甚之助避難小屋手前まで滑りました。その後は藪漕ぎして12:35小屋に到着。 
 
 室堂から水屋尻へ向かう。視界は常に悪い    黒ボコからエントリー!


 山屋さんにとってはこれだけの雪が有れば全然問題なし!雪に潜む石と一緒に滑降!

黒ボコ下からは一部登山道を進み、再び雪が見えてきたら、甚之助避難小屋向けてショートカットで滑り込む。手前の登山道まで藪漕ぎして甚之助避難小屋着。ここからは別当出合までスキーを背負って下山。
 
 甚之助避難小屋まで限界まで雪を繋ぎ滑る     でも、藪を漕いで登山道に出る


 甚之助避難小屋からはスキーを背負い別当出合へ向かう。

今シーズンの山スキーは今日で締めくくり。大好きな白山で終えることが出来、感無量。吊り橋を渡り、別当の大鳥居に近づくと雪崩により損壊した鳥居の工事が行われていました。笠木はヘリで吊り上げられ、その他損傷した部位はそのままで、もとの威厳ある風格に戻っていた。その姿を見て感激しました。今日も大好きな白山に、仲間とカミさんとで登ることが出来ました。白山に今日も登ることが出来、家族や職場、様々なものに感謝です。


 朝、雪崩により破壊された大鳥居は・・・下山する頃には


 無事修復されました。笠木はヘリで吊り上げたそうです。

今日で山スキーは板納めと成りました。これで漸く沢モードにスイッチできます。今年はどんな素敵な山に出会えるか・・・楽しみでもありつつ、頑張らないとね!
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白山!独り占め

2022年05月20日 | 山スキー!R04
今日は、いつもの平日ヒマ人はボクだけだったので、独りで楽しんできました。
朝3:30起床して愛車にMTBとかスキー、ザックを積んで出発です。淡い期待を込めて、市ノ瀬ゲートは開いてるかな!?と見に行くと固く閉ざされているので、駐車場に戻り、準備して5:15市ノ瀬を出発です。

 別当出合もまだまだ雪の壁!

平日だからなのか誰も居ないので、のんびりヒルクライム!そして6:00丁度に別当出合の雪の壁に到着。MTBをデポして鳥居を6:10出発。
 
 雪崩で破壊された鳥居は潜れませんでした。ここでお辞儀して入山!    吊り橋と萌黄色のシャワーを浴びて進む

石段越えて、中飯場越えても雪の塊がちらほら。徐々に雪は増えてくるも、雪から出てきた木々がゾンビの様に頭を垂れ進路を阻むので、雪が斑に付いた登山道を登り、標高1700m付近の別当覗辺りから雪が豊富で、ここからシール登高しようかと逡巡するが、大きく抉られたスプーンカットの雪面がシール登高に不向きなので、そのままスキーを担いで登る。
 
 別当覗を過ぎると漸く雪が増えだした。     甚之助平に出ると更に雪は豊富!


 甚之助平の向こうには別山!高曇りで暑くなく快適に登れました。

8:00甚之助避難小屋をスルーして黒ボコ方面に向かう。漸くここからシール登高と成る。やっとザックが軽くなった。黒ボコ斜面を登り切ると、山頂が見えた!このまま水屋尻雪渓を詰めて9:10室堂着。山頂西の肩の斜面を登ろうか迷うが、山頂へのスキーを担ぎ登山道を登り10:05山頂着

 弥陀ヶ原に出ると山頂がドカン!今日も山頂肩から大斜面を滑った(写真左の斜面)

奥宮で参拝。今日は風も有り、気温も低い。でも高曇りで天気は良好。山頂で記念撮影した後は、山頂西の肩目指し、下降する。
 
 今日は登山道を登り山頂に至りました。    奥宮の周りはもう雪は消えていました。


 今日は珍しく静かな山頂でした。ここから肩の斜面目指し下降します。

そして10:40エントリー地点に到着。室堂目指し広大な斜面を滑る。雪は良く滑るがスプーンカットの斜面は滑りにくい。今日はテレマークでなくAT板で良かった。

 室堂目指し広大斜面を貸し切り!雪面はガタガタだったけど楽しめた。

 
 いつもながら良いゲレンデ!     室堂着。前々回来たときは笠木のみ出てましたが、鳥居がだいぶ出てきた。

11:00室堂前のベンチでラーメンタイム。いつもは皆と賑やかな昼飯だけど、今日は静か。室堂の周りの雪も可成り沈降したよう。
 
 今日はひっそりと昼飯を頂きました。    弥陀ヶ原目指し滑る。ここも広大斜面を堪能

11:20黒ボコ目指し滑降開始!弥陀ヶ原もオートクルーズで黒ボコ斜面を滑り、甚之助避難小屋到着。そのまま木々や藪をすり抜けながら別当覗に到着。もう此処で滑降は不可能とし、スキーを担いで、歩きにくい兼用靴で登山道を下る。

 別当谷は快適!谷を滑った後はトラバースして甚之助平へ

 
 甚之助の斜面も快適だった。     別当出合に来ると雪は減ったが、流木などで荒れていた。

12:55に別当出合到着。兼用靴での歩きから解放されMTBに跨り走ること13:15市ノ瀬駐車場に到着しました。

 今日はカミさんの愛車commencal super normalを借りました。名車です。

今日は独りで白山山スキーでした。誰とも喋ることなく、春の山、野鳥の囀りを楽しみながらマイペースで登ることが出来ました。
白山はまだまだ雪が豊富!融雪のスピードも早いけど、まだ山スキーが楽しめそうです。(甚之助避難小屋より上がまだ楽しめそうです)
次は何処の山で滑ろうか悩ましい・・・。
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猫又谷滑降!

2022年05月11日 | 山スキー!R04
今日は平日ヒマ人のカミさんとボクとで山スキーに行ってきました。

 猫又谷の大斜面を滑降するカミさん!

ボクは5回目、カミさんは2006年に来たときは、悪天にてコルまで。今日は山頂まで登れ、劔岳も拝むことが出来、満足のいく山行と成りました。融雪のスピードは速いものの、例年通り最終堰堤まで滑ることが出来ました。
 
 林道を黙々歩きます。土倉谷まで雪は無かった     洞杉など巨岩を纏った立派な杉が多かった

前日にパッキングとかして、早めに就寝し1:30目覚まし時計が鳴り、準備して我が家を出発します。カミさんのV40㏄で向かいます。眠い目を擦りながら高速を走り魚津ICを降り、5:15片貝第四発電所の分岐に到着。南又谷の林道を進みゲート前で駐車し、ザックにスキーを付け林道を歩きます。歩いていると右岸の山の斜面から落石。そして洞杉を過ぎると土倉谷の橋に到着。2006年にカミさんと来たときは此処まで車で入れましたが、林道工事とかが有って、今は一般車両?通行止めです。
 
 南又発電所はブンブン鳴っていました      雪が有ったり無かったりの林道を歩きます


 最終堰堤に降りる所で猫又谷の全貌を見通すことが出来た。今日もボク達が一番乗り!

片貝南又発電所を横目に大きな落石とか、雪で覆われた林道を進みます。杉林や栃ノ木林を見ながら林道を進み、標高1060mの最終堰堤の右を登り、川床に出ます。漸くここからコルまでずっと雪が繋がっているようです。7:00少し休憩し釜谷分岐の所からシール登高となります。
 
 堰堤左岸から少し攀じって川床に出る        激流…融雪は進んでいる。

 
 まだまだ遠く感じる。    だんだん暑くなってきた。振り返ると日本海


 落石の音がする。雪面に落ちた落石は音を立てず飛んできた。

両岸からは雪崩の痕跡、デブリが有り、広範に亘って落石が雪面に認められ、滑りの時には注意が必要。序盤は傾斜が緩く、快適に登れますが、気温が上がるにつれ、雪面を落ちてくる落石や雪端の静かな音に注意しながら登ります。普段の楽しい尾根歩きと違って、谷を登り詰めるのにはストレス。落石の危険の無いところで休憩しながら登る。徐々に傾斜が強くなる。

 猫又谷といえば、真っすぐ伸びたこの斜面!傾斜は徐々に強くなる

 
 頑張って登ってくるカミさん      傾斜は強いが、スキーアイゼンが有れば左程怖くない

振り返ると富山平野や日本海、そして能登半島が見える。両岸の屹立した尾根と真っすぐに伸びる猫又谷が、この谷の素晴らしさ。ボクがこの谷に初めて訪れたのは1998年(今から24年前)に「めっこ山岳会」の鮎っちと来て以来、毛勝の分岐からのロングルートでヘロヘロになったのが思ひ出深い。山の雰囲気は今も昔も変わらない。

 コルに出ると正面には劔岳が!山頂は雲。段々と天気は下り坂

 
 爺ヶ岳から白馬岳など後立山がバッチシ!     劔岳をバックに山頂南東尾根を登るカミさん

徐々に傾斜は強くなり、標高1800mを越えると真っすぐに登れないので、スキーアイゼン付けてジグを切って登ることになる。ターンする時に雪の塊が落ちていく。先程まで5回ほど落石が有ったけど、もう此処からは皆無。雪は柔らかく踏み込めば難なくスキーで登れる。稜線手前の標高差100mは更に傾斜が強く、スキーを担ごうか悩ましいが、そのまま登り9:35に稜線着。ここで劔岳を拝むことが出来た。
 
 もうすぐ山頂!快適な南東尾根を進むカミさん。滑りも良かった     山頂から釜谷山と毛勝山


 山頂から猫又谷を見下ろす。大猫山も望む

カミさんも無難にシールで登り詰める。後は標高差200mほど尾根を登り山頂だけど、尾根上には雪が無く笹!少し下って山頂東側を回り込むようにして登る(この斜面は滑りも良かった)。そして10:25山頂に到着。お疲れ様でした。山頂からは日本海、白山、後立山…そして天気は下り坂だけど、山頂付近を雲で覆われた劔岳。今までの疲れが吹き飛びました。

 猫又山の山頂で記念撮影!お疲れ様!!ガスっぽいけど360°パノラマを堪能富山県は素敵な山が有り羨ましいです。

シールを剥がしたり、景色を眺めたりと山頂でマッタリ過ごす。カミさんは猫又山の山スキー3回目で漸く山頂に登ることが出来感慨深い様子。(馬場島から大猫山経由の猫又山は秋に登ってますが)おめでたう!!10:50山頂から猫又谷のコル目指し南東面を滑る。快適!
 
 山頂から南東面を劔岳に向かって滑り込む      この後、尾根は雪が無いので少し登り返してコルに


 帰りはカミさん運転なので、生ジョッキ缶を頂く。美味しい!!

そして風の無いコルでひと息入れる。この時、続々後続の山スキー屋さんが登ってきた。ボク達はいつもの昼飯。劔岳を拝みながら。そして11:30猫又谷にエントリー!
 
 コルから猫又谷へエントリー!雪質も良好     最初は地雷も無く快適!


 出だしは可成り急な斜面。でも雪が程よく緩んでいて快適の様相

 
 この時期の山スキーの醍醐味     福井から遠路来ることが出来、良かった。


 カミさんも山スキー歴今シーズンで20年以上。年数は有るが、技術より経験値!?

最初は急斜面。転んだら滑落必至。でも雪も緩み気持ちイイ。流芯の落石が有るところを避け左岸側を滑る。ツボ足のトレースも無く面ツルザラメの快適斜面。地雷を踏むとき変な奇声をあげつつ、木片等紛らわしい斜面を滑り、振り返りつつ自分たちのシュプールや谷を眺めながら滑り、12:05最終堰堤に到着。

 徐々に地雷が増えてきた。でもかわしつつ!?滑る。

 
 地雷も有るけど色んな物が落ちている     木や葉っぱなどのゴミも豊富。でも良く滑る

ここでザックにスキーを付けて担ぎ、南又林道をショートカットしながら、春の息吹を感じつつ、時には仲良く、口喧嘩しながら長い林道をショートカットしながら、兼用靴では歩きにくい舗装路を歩き、林道脇を流れ落ちる水でスキーや兼用靴を洗い車の元に向かいました。
 
 最終堰堤の所まで滑ることが出来ました。    堰堤を越えるのも楽勝です。この後藪と林道

 
 雪が有ったり無かったりの林道を歩いて     土倉谷橋に到着。兼用靴歩きにくい(^^;)

 
 泥やらで汚くなったスキーと靴を洗って歩く。     カミさんの車の元に。2000㏄+TURBOのAWDは速いです!

今日はカミさんの念願だった猫又山~猫又谷を滑降出来、とても良い思ひ出を作ることが出来ました。道具は進化しても、年々二人の体力は退化していく。でも、そうこうしながらお互い一緒に山登りを楽しめることが出来ました。
そして、これを支えてくれている家族をはじめ、山仲間、職場に感謝です。
もちろん、帰宅後に山の跡片付けした後のビールは美味しかったです。

2009年にはGoToさんと!

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恒例のカミさんと白山

2022年05月05日 | 山スキー!R04
今日は雲一つない快晴の下、カミさんと白山に行ってきました。この時期の夫婦で白山山スキーは20年以上続く恒例行事といった感じ。

 山頂から滑り降りてくると、室堂でYAMAさん、みっちゃんが居ました。神社前で記念撮影!

そして、市ノ瀬まで車で入れるので、多くの登山者や山スキー屋が居り、インスタのフォロワーさんから声をかけられたり、懐かしの方、YAMAさんみっちゃんコンビにも遭遇するなど、賑やかな白山と成りました。
 
 市ノ瀬駐車場を出発です!白山ナンバー軽トラで来ました     吊り橋は快適に渡れます

昨日は、仕事とか、いろいろ忙しく、やっと寝られても、3時半に目覚ましが鳴り、軽トラにMTBやスキー、ザックを積んで、国旗を玄関前に高々と掲げ出発です。5:10に市ノ瀬駐車場を出発します。今日は甚之助まで体調が良くなく、辛かったです(^^;)MTBを漕ぐこと6:10に別当出合に到着しました。ここでビックリ!YAMAさんとみっちゃんにお会いします。やはり白山ナンバーのスバルはYAMAさんのだったんだねと。

 甚之助避難小屋を後に緩んだ雪面で快適に登れました。スキーアイゼンは必要無かった。

別当出合からは吊り橋の踏み板は入っており快適に渡り、スキー担いで登ること、中飯場の上からシール登高で行きます。途中、YASUHIROさんが颯爽と滑って行った。8:35甚之助避難小屋に到着し、黒ボコ方向か、エコーライン方向を悩むが、前回(2週間前)は黒ボコから登ったので、今回は定番のエコーから行くことに。
 
 ギリギリ雪は繋がっていました。        稜線に出る所は一部藪漕ぎ

トラバース後の、斜面入口はギリギリ雪が繋がっていたけど、上は5m程藪を漕いで尾根に出る。白山の展望ポイントから望む白山、そして背後にはカッコいい別山を望めた。雲一つない晴天。そして雪は減ったが、白と黒の縞模様がイイ感じ。

 稜線に出ると背後には別山がドカン!カッコいい(*^^*)


 そして目の前には御前峰がドカン!こちらもカッコいいし、神々しい(*^^*)

暫く進むと、南龍に2泊して周辺を滑っていたS平君にも遭遇。最後の日に白山山頂をとっておいたとの事。9:45に室堂着。雪が可成り消え鳥居や室堂が雪面から出てきた。神社付近の雪の中にビールを埋め、山頂目指す。雪もイイ感じ滑りが楽しみ!
 
 山頂まであと少し!鳥居が半分出てきた      帰りの滑りが楽しみ!

10:50山頂着。北アルプスはもとより大パノラマ!そして奥宮でお参りしていると、「〇〇君!」といきなり見知らぬ!?方から声をかけられ、「ボクが誰だか分かる?」と聞かれ逡巡していると、カミさんが「〇〇さん!」と言い当てました。この方は福井山岳会の大先輩で、20数年以来にお会いしました。(ご一緒した最後の記録は三方崩山の冬季バリエーション1泊2日以来)懐かしいし、白山山頂でお会いできたことに嬉しくなりました。朝3時市ノ瀬発でチブリ尾根~別山経由で白山に登ってきたとの事。

 山頂で記念撮影!今年も(2週間前も来たけど)夫婦で来ることが出来ました。

 
 感謝の気持ちを込めています(多分)      福井山岳会の大先輩(ローマ字訳するとEASTさん)

山頂で記念撮影し、室堂までひと滑り!快適斜面に雄叫び!11:15室堂に近づいてくると何やら2人が手を振っていました。YAMAさんと、みっちゃんでした。今から山頂を目指すそうです。さすがレジェンド!です。昼飯は白山を眺めながら、雪の下から掘り出したキンキンに冷えたビールを頂きました(帰りの運転はカミさん)。貧相な食事だけど、白山で食べるものは、どんなものより美味しいです。
 
 白山は雪が豊富!今日は日本海まで見渡せました     大斜面にGO!


 室堂へ滑り込むカミさん!とても快適なザラメを堪能


 テレマークターンをするボク!カミさんが撮ってくれた


 室堂前のベンチでリッチな昼飯!

11:55室堂発。水屋尻雪渓から黒ボコ、甚之助避難小屋、そして中飯場はショートカットしてギリギリまで滑り、石段下って13:10別当出合着。MTBに跨って走ること13:30に市ノ瀬に到着しました。下界は暑く、もう夏の様相。着替えてMTBやらを荷台に積んで帰宅しました。
 
 室堂には小さな鯉のぼりが有りました。今日は子供の日!     広大斜面!


 今日は黒ボコの大斜面を滑って甚之助避難小屋へ滑りました。

 
 先日の降雪のお蔭で、雪は白かった(斑だけど)   甚之助避難小屋向けて滑る。ここも快適

 
 快適。でも段々と雪は少なくなり、藪に突っ込んで滑って     別当出合からはMTBでブッ飛ばす!


 市ノ瀬ゲートはまだ開きません。ボク的には風嵐ゲートが閉じている方が人が少なく白山を楽しむのには良いかも。

今日は毎年恒例のカミさんとの春の白山山スキーを楽しんできました。大勢の山スキー仲間にお会いできる山行と成りました。雪は物凄いスピードで溶けています。次は何処に行こうか悩ましい…。そんな二人が山で遊んでいる中、源次郎は部活、そしてボクの母は源次郎の送迎と、家族のお蔭で遊ぶことが出来るのだと。皆に感謝です。
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今日はカミさんと仲間とMTB&山SKI

2022年04月26日 | 山スキー!R04

 山頂で記念撮影!皆、素晴らしい笑顔です。カミさんお疲れ様!

段々と温かくなってきた。郷土の山「経ヶ岳」の雪は斑模様から真っ黒に。今年は雪がたくさん降ったと思っていたけど、溶けて無くなるスピードも凄まじく、ゲートが開くのを待っていたのでは賞味期限切れに成る。ということで、風嵐ゲートから白山を目指しました。
メンバーは、AXさん、S平さん、カミさん、ボクの4名です。
 
 風嵐ゲート前で準備中。今日は軽トラ!      ヘッデン灯して悶々と進む

朝2時に目覚まし時計をセットして、自宅発。風嵐ゲートでS平さんと合流し、MTBにスキーを取付け3:10出発です。カミさんは昨年の東面台地と市ノ瀬~白山以来の自転車とあってか、尻が痛そうですが、皆無視して進みます。市ノ瀬を過ぎたところでAXさんが追い付いてきた!そして5:20に別当手前の下の駐車場分岐に到着。ここまで除雪されていました。
 
 別当手前の除雪終了地点に到着するカミさん      雪に覆われた別当出合の休憩舎

MTBをデポして5:40出発です。暫くで別当出合に到着。休憩舎が雪崩による雪や夥しい流木で埋まっていた。雪が多い!そして吊り橋手前の「鳥居」が雪崩に破壊され、笠木が吹き飛ばされ無くなっていた。吊り橋を渡っていると別当谷の右岸に笠木が横たわっていました。無念!
 
 笠木を無くした鳥居。再建をお祈りします      踏み板の無い吊り橋は毎度のことで・・・

吊り橋を渡り、石段を登ると雪は豊富にあり、ここからスキーで登ることに成ります。最短距離で甚之助を目指します。
今年の降雪による雪崩で大鳥居が破壊されていました

 チブリ尾根を背景に登るカミさん

甚之助までは特に難所も無く快適に登ります。AXさんやS平さんが飛ばすので付いて行くのに必死。カミさん遅れ気味だけど大丈夫そう。さすがは元陸上選手(短距離)。そして7:50に甚之助避難小屋に到着。
 
 甚之助避難小屋の雪の量は例年通り    甚之助避難小屋に到着したカミさん。

甚之助避難小屋からは雪が多いので、黒ボコ方面から登ることにする。雪は徐々に緩み急登でも安心して登ることが出来る。そして9:20弥陀ヶ原に到着。水屋尻を詰め山頂へ向かいます。背後はカッコいい別山。天気は高曇り。
 
 別山を背にして。気温は低くなく快適     黒ボコへの斜面はスキーアイゼン付けて登る


 吸い込まれそうな斜面。ヤッパシ白山は大きい!カミさんガンバ!

弥陀ヶ原に出ると白山ドーン!逆くの字は雪が切れているので左のドームの肩目指し登る。いつも思うことだけど、標高、身体的負荷など登る際に心肺機能的な辛さが気持ち良い。そして肩に到着し、スキーをザックに付け山頂に目指すこと10:45山頂着。お疲れ様!紺屋ヶ池に2人の山屋さんが居るのが見える。何処から来たのかなとか言いつつ記念撮影

 弥陀ヶ原に出ると山頂がドーン!

 
 弥陀ヶ原を進むAXさんとカミさん。もう楽勝の様相     別山山頂を流れる雲が幻想的でした


 ヤッパシ白山は皆大好き!

山頂では記念撮影し、奥宮で一同参拝です。宗教的なものを擁する山は大好き!日々の平穏な豊かな生活に感謝をお祈りします。そして奥宮で昼飯を食っていると2名の山スキー屋さんが登って来られた。誰だか分からなかったけど、仲間の一人がYASUHIROさんとガンちゃんだと。過去にいろいろお世話になっているので一瞥するだけでは失礼なので挨拶しに行く。颯爽と東面へ向かう二人の後ろ姿を見送りました。
 
 肩からは雪は無くザレを登り山頂へ     奥宮で参拝。感謝と近況を報告します

奥宮ではいつものラーメンタイムです。暖かいラーメンと汁がとても美味しいし、仲間とカミさんと山で語らうこのひと時がとても楽しく素敵な時間。そして今日はカミさん運転なのでザックに忍ばせてきたビールを頂く。昇天しそうな程美味しい!!いつも有難う

 山頂の奥宮でいつもの!これも山の楽しみの一つ。

11:25山頂から南龍へ滑り込みます。縦溝の無い快適ザラメを堪能。斜面は広大でメローな雰囲気。テレマークターンが気持ちイイ。今日はS平さんとボクがテレマーク、カミさんは山スキー、AXさんはBC SHORTという短い板。テレマークは快適なのはもちろん、BC SHORTも可成り良く滑り、ターンも鋭い。さすがはSKIにかけては慧眼の持ち主。
 
 山頂からGO!AXさん    短い板でもこんなに滑れるもんだと感心。パウダーの時期は使い物になりませんが


 カミさんもGO!この後一旦スキーを外して南龍方面の斜面に取付きます

 
 広大斜面は続く・・・      S平さんのテレマークターン!カッコいいです。


 大斜面は続く

 
 どこまでも     南龍目指し落ちてゆく

そして吊り橋を渡り13:00に別当到着しました。十分滑れてお腹一杯。あとはMTBでダウンヒル。殆どオートクルーズで林道をかっ飛ばす。
 
 雪は豊富。どこでも滑れる!白山は天然のスキー場    中飯場への尾根。藪も気にならない

 
 石段を下りて、吊り橋たもとまで滑ったAXさん     林道はMTBをブッ飛ばす!S平さんはクロモリロードです(DISKブレーキ仕様)

13:25に市ノ瀬通過、そして13:55に風嵐ゲートに到着しました。
 
 ザックとスキーの重さに尻が痛くなりながらも頑張るカミさん     風嵐ゲートに到着した変態

今日は天気ももってくれ、豊富な雪を楽しめることが出来ました。これからは山スキーの超後半戦です。融雪のスピードは速く、自転車を駆使して登る山と成ります。尻の痛みに耐え登る山スキーも楽しいです。バスに乗っての立山も行きたいところです。山に雪が残る限り、6月まで山スキーに行けるとイイなと思ひました。
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恐竜の雪形発見!

2022年04月25日 | 山スキー!R04
別山からふと白山の方向を望むと恐竜の雪形を見ることが出来た(人によっては様々ですが)そして
勝山市と言えば恐竜。
でも、気温の上昇は凄まじく、直ぐに消えて無くなってしまうだろうなぁ。

 何となく首長竜のブラキオザウルスに見えました。

朝、3時に目覚まし時計をかけ、自宅を出発です。いつもの通い慣れた道。そして風嵐ゲートに到着。カミさんのMTBにスキー(スキーもカミさん用)を括り付け4:10出発です。さすがに今日は平日ヒマ人独り。徐々に明るくなりだし、市ノ瀬、そして別山登山口の雪融け最終に5:10到着。ザックにスキーを付け登山開始。
 
 風嵐ゲートから出発!     市ノ瀬から直ぐのところでMTBは終了

朝方はまだ雪が固く快適に歩け、登山口到着。暫くは登山道の見え隠れする雪面を歩き、雪の乗っている急登に取付き、1424m付近の尾根に出ます。ここでスキーを履くことにします。
 
 朝早い時間は雪がイイ感じに固く登りやすい(キックステップ良好)    尾根に出た!ここからシールハイク

尾根に出て暫く歩き振り返ると、三日前に登った猪鼻山とその子持ちカツラの巨木が望めました。感激!!ちなみにボクの視力は公称2.0!

 赤丸で囲んだところが子持ちカツラの巨木!再び目にすることが出来ました。

歩き慣れた快適な尾根。左に目をやると白山が鎮座。とても素敵なチブリ尾根!

 8:40にチブリ尾根避難小屋に到着です。此処から望む別山がカッコ良い!

白山や別山を望みながら歩く尾根はとても楽しい。高校山岳部の頃、5月に白山~別山周回した時の御舎利山から尻セードや、ザックにザックカバー付けて滑った斜面など、往時の楽しかった記憶を思い返しながら登る。

 チブリ尾根から望む白山!大きな首の長い恐竜の雪形を望む。色んな雪形を見つつ想像しながら登るのも楽しい。

御舎利下の雪面は固いが、前回ほどビビるほどでは無い。そのままエッジとシールを効かせ登り、這松帯に入り一安心。そして登山道に出たらスキーを担ぎ、御舎利山に到着10:10
 
 登山道に出た。      御舎利山からの別山。


 山頂に到着!雪は可成り融けてしまっている。


 三ノ峰方向の尾根。避難小屋も見えた!

御舎利山からはスキーで別山に向かい、10:25に到着。三ノ峰の方向を望む。カラスノ谷は雪!今度は沢登りで来たい。山頂で昼飯食いたいところだけど、今日は一人なのと、雪もイイ感じに緩んでいるので避難小屋へ滑ることに。

 御舎利山から小屋までの大斜面を独り占め!雪質も良好!


 今日は小屋で昼飯!11:20。ラーメンもツマミも景色も独り占め!

飯を食った後は尾根を滑り、ダケカンバの樹林帯を楽しみつつ、曲池を目指し、藪を少し漕いで北面に取付く11:50。細谷川の左岸林道目指し、曲池を鑑賞!?し素敵なブナ林を滑る。
 
 全貌は未だ雪に隠れている曲池!水が綺麗でした。    快適なブナ林!此処を滑るのもおススメ!

 
 細谷川が見えた!雪は林道まで繋がっていた     後は林道を歩くだけ!携帯の電波繋がっているのでYouTube見ながらMTBの元に

枯れ枝が落ちている斜面だけど、ブナ林の雰囲気が良く林道まで雪が繋がっており快適だった。12:15左岸林道着。
 
 片斜面の林道を過ぎるとMTBデポに到着      オートクルーズでゲート着

林道からは雪が切れる所まで滑り、その後はスキーを担ぎ13:10にMTBの元に到着。ここからは下り基調の市ノ瀬~風嵐間をオートクルーズでMTBでかっ飛ばすこと、道路の工事作業員の方々が通過の際、重機を退けてくれ道を譲ってくれるのを感謝しつつ一瞥し13:35に到着しました。
今日は平日ヒマ人ソロで山に来れましたが、天気と雪も良くとても楽しめました。
今日の雪質なら、2年前滑落して死ぬ思いをした「別山谷」滑れたかな!?と思ひましたが、単独なので行けませんでした。今度こそは!!と思う山行と成りました。
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子持ちカツラに会いに行ってきました

2022年04月17日 | 山スキー!R04

 周りの木々を圧倒し鎮座する巨木。新緑の時期には甘い香りがするのだろうなと。

今日もいつもの平日ヒマ人(今日は日曜日だけど)とで山スキーに行ってきました。
メンバーはYAMAさん、みっちゃん、M井さん、S江さん、ボクです。
 
 MTBをデポします。雪融けは早いように感じます     山スキーを担いで登りました

5:35ゲート出発です。ザックに山スキー付けてMTBを漕いだり、MTBに山スキーを固定して漕いだりと様々。皆一様に尻が痛くなりつつ漕ぐこと6:45にMTBデポ地点に到着。
 
 ブナの尾根を登ります    白山ズーム!だいぶ雪が解けたように感じます。

旅館横の登山道は雪に覆われ山頂までスキーを背負って登り、山頂にスキーをデポしてカツラの大木に向かいます。そして9:45に子持ちカツラに到着。上から見下ろすと小さく見えたそれは、近づくにつれ大きいと実感。しかも雪の上からなので、雪が消えたらもっと大木然とした貫録を醸すのだろうと。

 生命力を感じました。ボクが死んでも、ずっとこの山で生き続けていくのだろうなと。

実は、この子持ちカツラの大木は20年程前にYASUHIROさんと一緒に行った思ひ出の山です。あの当時の記憶は殆ど無いが、カツラの大木を目にすると、往時の記憶がフラッシュバックのやうに蘇ってきた。ご神体では無いので今日は木に登りました。(田舎の子供はやたら木に登りたがる)

 山頂ではいつもの昼飯!今日はカップヌードルを頂きました。尾根を吹き抜ける風は春の風情

そして再び山頂に戻り、白山を拝みながら昼飯を食って、スプーンカットの雪面を滑って下山しMTBに11:55着、そしてMTBに跨り12:35ゲート着です。
 
 滑りは快適!     大斜面も所々有りました

 
 ストップスノーは無く良く滑る     ツリーホールに気を付けながら


 今度はこの尾根から三ノ峰に行ってみたい。

今日は、巨大な子持ちカツラの巨木を堪能できた山行と成りました。初めて目にした時から20年の歳月が経ちましたが、これだけ巨木になると、どれだけ大きくなったか分からない。樹齢はどれだけなのかな!?と、人間の寿命なんて儚いものなのだなぁと。
 
 一旦スキーを外し沢を渡り      再び滑る。

 
 MTB寸前の所まで滑ることが出来ました。    帰りは下り基調でオートクルーズ!春を感じながらブッ飛ばしました

今度は、新緑の時期にカミさんと来てみたいなと思ひました。
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快晴の乙妻山にカミさんと

2022年04月02日 | 山スキー!R04
今日は、カミさんと妙高の「乙妻山」に行ってきました。目的はもちろん、山頂から北東斜面を滑ることです。ここを始めて滑ったのは、ボクが23歳ころ(1998年)、山スキーを始めて3年目くらいの頃。山スキーの先輩に連れて行ってもらった思ひ出の山。その後は、2008年に山岳会の仲間と行って以来。今日は、カミさんと行ってきました。
本来の目的は笹倉温泉から火打山を予定していましたが(過去にK尾さん達と行ったコース)、ここ最近の天候や気温を鑑み、北面はカミさん厳しいと判断し、現地で行き先を変更した次第。でも、ここに来て大正解でした。ボクは3回目、カミさんは初めての乙妻山ですが、天候に恵まれ、妙高、戸隠、北アルプスの絶景を堪能できることが出来ました。山頂に着いて、普段見ることのできない絶景に感動し涙目うるうるするカミさんを見て、夫婦で登る山行、お互い共有することのできる感動の有難みを実感しました。

 乙妻山北東面の大斜面を滑走するカミさん!

4月1日金、新たな新年度。異動などお互い慌ただしく、過ごし夜の9時に自宅発。子供の部活動などの送迎を両親に依頼しました。予定の火打山は雪の状況を勘案し、過去に2回行っている「乙妻山」に変更。高速道路を進み、1:30に大橋駐車場に到着。車中泊とします。外気温は-6度。寒く何度も目を覚ましつつ、4:00起床し準備を整え4:30に出発します。
 
 今日はカミさんのV40㏄で来ました。     佐渡山分岐手前に来ると朝焼けの空。今日は晴れ!!

佐渡山分岐までは緩斜面。サクサク進みます。分岐からは左に進路をとり、尾根に取付き佐渡山コルに向かいます。今日は放射冷却なのか、とても寒く、雪が氷化していないか心配になります。そして昔の記憶が徐々に蘇ってきます。5:50佐渡山のコルに到着です。ここから西の方向を見ると、取付く尾根の向こうに乙妻山の山頂が見えました。
 
 佐渡山のコルに到着(標高1550m)     コルからは氷沢川を滑ります

 
 取付く尾根とその奥に乙妻山     シールのまま一旦緩斜面を滑って尾根に向かいます。

コルからはシールのまま滑り降り、乙妻山の西に延びる尾根に7:15に取付きます1450m地点。気温が低く雪はカリカリの上に薄く新雪が乗っている状態。ボクは1906mまでシールで、カミさんは早速スキーアイゼン付けて登り返します。最初はブナやダケカンバの樹林帯を進み、安心できる登りですが、徐々に疎林、そして無木立となるので気が抜けません。でも樹林帯を抜けると背後には紺碧の空に妙高山や火打山、焼山の秀峰が覗かせます。足元の危うさを忘れ感動の瞬間(以後ずっとその感動は継続)。
 
 尾根に取付くところ。     青空にダケカンバの影が美しかった。


 振り返ると外輪山を伴った妙高山の威容が!感動。昔山スキーで行った時の記録が戻ってきた!

1906mの小ピークを過ぎると雪庇の張り出した無木立の尾根が続きます。スリップしたら落ちるのでスキーアイゼンを効かし登ります。この頃には、火打山や、焼山天狗原山~金山雨飾山、そして堂津岳と過去に滑った思ひ出の山々が望め、カミさんを待ちつつ景色を堪能!

新雪の積もった時期なら何も考えずに登ることのできる尾根も今日はヒヤヒヤしつつ登ること、9:25に2250mの山頂南東の肩に到着しました。カミさん今日は珍しく靴づれ!?なのか調子がイマイチとの事だが、そのまま山頂を目指す。
 
 手前が1906mの小ピーク。その奥が無木立斜面が続く    カミさん山頂南東の肩に到着しました。景色に癒されながら登ったとか


 肩に出ると、乙妻山山頂は目の前。尾根の左は急斜面!落ちたら死ぬので慎重に山頂基部に取付きます(写真:カミさん)

肩からはなだらかな尾根を進み、基部は一部雪が付いていないので慎重に登り、9:50に山頂に到着しました。見渡す限りの大パノラマ!後立山がばっちりです。山と山の名前とあれやコレやと楽しいひと時。もちろん頸城山塊の山々、妙高、戸隠と飽きません。普段見ることのできない山々を望め、二人興奮気味・・・。
 
 後立山から槍まで見渡せました     左に明星山、そして雨飾山

 
 焼山に火打山!笹ヶ峰から行ってみたい!    振り返ると高妻山!カッコいい


 妙高山をバックに山頂に到着したカミさん!お疲れ様

山頂に着いてからは、微風だが寒いのでいつものブロック積んで早い昼飯とする。雪はカリカリなので、山頂で時間をとり、雪が緩むのを待つことにする。それにしてものどかな山頂。二人だけの特等席を堪能。

 もちろん今回も山頂で北アルプスや頸城、戸隠の山々を堪能しながら、ラーメンとアレを頂く。カミさんよろしく!!

10:40山頂で楽しんだ後は北東面に滑り込みます。若干雪が緩んだようで、エントリーしていきなり大斜面にシュプールです。最初は傾斜が強いが徐々に快適な斜面になる。
 
 山頂からGO!!    肩から北東面にエントリー手前

 
 大斜面にエントリー!最初は固いが徐々に    緩んできて快適に滑るカミさん

緩いザラメの上に斑に新雪が積もっており、板は良く滑る。カリカリの雪なのでテレマークはどうかな!?との不安は消え去り気持ち良くお互いターン!カミさんは「こんな大斜面初めて」との事。白山の東面台地とはまた違った谷地形の大斜面。延々続き、最後は疎林を縫いながらの滑り。最後まで快適だった。

 テレマーク向けの大斜面。そして後半はメローな斜面。雪質最高!(写真:カミさん)

 
 過去に3回来ているけど、今回が一番条件が良かった。    二人の絶叫がこだましていた。

 
 どこまでも・・・      エントリーしたところも。まだまだ続く斜面

11:15楽しかった滑りも終わり、谷のボトム手前で氷沢川の左岸にてシールを張り登り返します。朝のコル目掛け登り返し。気温も高くなり、雪は湿っているけど12:15に佐渡山のコルに到着。ここで再びシールを剥がして大橋駐車場目掛け滑り込む。朝、登った痩せ気味の尾根も雪が緩み、ツリーランを楽しみ、12:40に駐車場に到着。
 
 シールを張って登り返します。暑くてカッパを脱ぐ     佐渡山のコルに到着。ここからの滑りも楽しみ!

 
 尾根もイイ感じに雪が緩み快適!!    大橋駐車場目指し林道をブッ飛ばす。


 大橋駐車場にゴール!お疲れ様。

駐車場は朝、2台しかなかったが、8台に増えてました。ポカポカ陽気のなか、のんびり後片付けして、カミさん運転でドライブを楽しみながら帰路に着きました。自宅着17:30
いろいろ予定が変更した山だったけど、総じて、とても良い山行と成りました。今日も夫婦で普段いけない山に登れて良かった。そして北東面は最高でした。子供の部活の送迎とか、ボク達の居ない中家事等をやってくれた両親に感謝です。
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真名川ダム~中島~銀杏峯

2022年03月29日 | 山スキー!R04
今日はいつもの平日ヒマ人とで山スキーに行ってきました。
山スキーの定番「銀杏峯」ですが、今回は真名川ダムから通行止めなので自転車で中島公園に行き、ここから親水古道の尾根を登り銀杏峯を目指しました。

 1202mピークからの銀杏峯 雪面は縞模様だが、縦溝は無く快適な滑りを堪能できました。

ヒマ人のメンバーはM井さん、S江さん、S田くん、ボクの4名
6:00真名川ダムに集合。この先は通行止め看板が道を塞いでいるので、MTBに跨り6:20出発です。道路は中島公園まで除雪されていますが、所々岩などが落ちています。中島公園を過ぎると、この先は除雪されてなく、道の端の雪が切れているところを自転車に乗ったり、雪の上を押して進むこと、7:05に親水古道登山口着です。真名川ダムから登山口まで距離はちょうど10㎞。
 
 真名川ダムから先は通行止め。帰り道、工事中の作業員の方は快く通してくれた。   中島までは除雪完璧!

 
 中島から先は雪がたっぷり!    登山口の手前の入り口にて駐輪

登山口からはずっと雪が繋がっており、快調に登ることが出来ます。最初は杉の葉で埋め尽くされた杉林を進むと、ブナ林が続きます。急な登りですが、ザラメで登りやすい。徐々に傾斜が緩くなると、9:40に1202mピークに到着。ここは水車小屋尾根との合流地点。
 
 親水古道登山口(十数年ぶりにこの登山道に来た!)     快適なブナ林


 急な登りも。でも滑りも快調な尾根だった。

厳冬期とは違った様相の黒い山頂が見える。それにしても風が強く吹き飛ばされそう…。風に向かって進む。そして10:20に山頂に到着。風が強くじっとしてられない。耐風姿勢でシールを剥がし、10:40元来たルートを滑り込む。
 
 銀杏峯に続く尾根が見えだした。     1202mピーク付近のメローな斜面


 銀杏峯に段々と近づいてきた。春の様相


 山頂で記念撮影!雪がだいぶ減った。寂しい・・・

 
 大野盆地はもう雪が無い!    快適に滑ることが出来た。


 尾根滑降。ストップスノーは無く、スキーは良く走りました

 
 賞味期限はまだまだ有ります。     テレマーク向けの斜面。

 
 ここも良い斜面。    S江さんは今日も動画撮影に夢中!?


 大斜面。パウダーの時此処も滑って登り返したいなと


 滑りの途中で、風の無いところでいつもの昼飯!これも楽しいひと時。

風は若干、追い風で良く滑るザラメで快適に滑ることが出来た。11:00に1202mピークからは広大斜面、そして急な尾根、谷を楽しみながら滑る。その後は杉林を滑り、12:25自転車のもとに到着。
 
 テクニカルな斜面を滑り谷に向かうところ    まだまだ続く良好な斜面


 ナイスTのS江さん。

 
 際どい谷の雪を繋いでMTBの元に到着しました。     駐輪場の横の沢の水でスキーと靴を洗う

汚れたスキーを川で洗い、12:40MTBに跨り出発。緩い下り基調の道をペダルをこぎながら走ること13:15に真名川ダム駐車場に到着しました。
 
 MTBのサドルが尻に喰い込んで痛かった      でも下り基調なので快調

今日は、今まで滑ったことのない親水古道コースを滑れ嬉しかった。今年は雪が豊富!感謝!

 今日のコース(32km)
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越前甲から加賀大日山~北面滑降

2022年03月20日 | 山スキー!R04
今日は雪質を期待していませんでしたが、POWDERとZARAMEを満喫出来ました。
メンバーはS田さん、S江さん、カミさん、ボクの福井山岳会の仲間です。

 帰路にて大日山から甲に向かうところ。漸く晴れだしました!(背後の山は「加賀大日山」)

このルートは4年前にカミさんと行ったルート。前回は春スキーの様相でしたが、今日は新雪の中、冬山然とした雰囲気で行けてとても良かった。

 
 スタート地点!雪は可成り豊富にあります。     鎧壁も冬の様相です。

朝、6:00に横倉の最終除雪地点に集合し6:05出発です。天気は小雨がポツポツ降る程度。歩き慣れたルートを進みます。新雪が積もっておりワクワクしながら進むと、徐々にミゾレ、徐々に風も出てきて7:30峠に出る頃には雪が降ってきた。カッパもバリバリに凍ってきた。
 
 峠に出た!風が強い。       新雪が有り嬉しい反面、その下はカリカリで登りにくい。

 
 いつもの甲への稜線。春なのに今日は冬の様相    カミさん

尾根に取り付くと、固い残雪の上に新雪が10㎝程積もっており、ズルズルで登りにくい。時折りガスが切れると振り返り奥越の山々が顔をのぞかせる。感動の瞬間。でも再びガスの中を進む。そして9:10に越前甲に到着。今日の目的地は稜線を進み更に奥の加賀大日山です。

 越前甲で皆と記念撮影!福井山岳会の仲間との山行はいつも楽しいです。

 
 山頂より大日山方向。左端は1287mピーク     勝山市街地も見えました。田んぼにはまだ雪が多くありました。

3月8日に皿川右俣を滑降した時のエントリーポイントを覗き込むと面ツルパウダー!滑りたいけど、今日の雪質は可成り危険。そのまま稜線を進む。1287mピークも真っ白!

 新雪の稜線は楽しい。でも雪庇踏み抜きやステルスクラックには注意です。シールも良く進み下りは最高!

 
 前回滑った皿川右俣を覗き込む。今日の雪は雪崩の危険性有り!     緩やかな尾根でシールで滑るのも楽しい。

この甲~大日の稜線は緩やかなアップダウンが有り、気持ちイイ。雪庇の危険性は大したことないが、ステルスクラックが多く有り注意が必要。この頃にはガスも切れだし、大パノラマを楽しみながら進むことが出来る。そして前回難儀した1240mコルからの登りは岩場の所の雪も繋がっており、左から巻くように越すことが出来た。
 
 核心部の痩せた尾根をクリアした。      加賀甲の避難小屋が見えた!

これを越えると後は広い尾根をルンルン気分で進むこと、10:35加賀大日山に到着しました。

 加賀大日山まであと少し!背後は加賀甲

 
 加賀大日山に到着。ガスガスで視界が無い       山頂から北面に滑り込みます!

山頂はガスに包まれていますが、ここでシールを剥がし目的の山頂北面に滑り込む。出だしは急だが徐々に斜面はイイ感じに。そして視界も開けパウダーを楽しめました。これだから山は行ってみないと分からない。もっと滑りたいが、帰りのことも有るので再びシールを貼って登り返す。

 冬の様相!北面は無木立で快適斜面!S田さんブッ飛ばしすぎて、このあと縦に2回転して転倒!

 
 カミさんもこの後大転倒!新雪の下にデブリが有ったのかな!?    素晴らしい斜面。


 滑ってきた斜面を見上げる。この時期に新雪とは。感謝!

 
 シールを貼って加賀大日山に登り返す。     冬の様相。プチMONSTER出現

 
 風で新雪が付いていない所はカリカリで気が抜けない    もうすぐ山頂。山頂は広い

11:35再び大日山山頂。ここでいつもの風防を作りラーメンタイム(糖質50%OFF)時折りガスが晴れ、加賀甲の小屋とか帰りの稜線が見える。食べているのはカップラーメンだけどとても贅沢な時間を皆で共有できました。ここで皆と話すくだらない話がとても楽しい。

 山頂でいつもの。風防が有ると無いとでは快適性が違います。毎回このスタイルを堅持しています。

12:30シールを剥がし越前甲へ、1240mのコル目指して滑る。最初はメローなテレマーク向けの斜面はいつの間にか細い尾根、核心部へ。
 
 山頂を出発です。メローな斜面はテレマーク向け!    緩斜面は皆でTターンを満喫。

稜線上で切り落とした雪は表層雪崩となって落ちていく。慎重にクリアし鞍部に到着。

 本日の核心部(1240mコルの上の岩場)を望む。山スキーの機動力は凄いです

鞍部でシールを貼り、あとは快適な稜線を甲目指して進む。この頃になるとガスは完全に晴れ渡り、振り返ると朝は見えなかった加賀大日山を望むことが出来る。シールで滑ったり、登ったりと本当に楽しい稜線。
 
 気持ちイイ稜線      越前甲が見えてきた!

 
 良く滑る快適な尾根。また来年も来たいです       ずっとガスに包まれていた大日山も、振り返ると漸くその姿を現した。

そして13:40に越前甲に到着。ここでビックリしたのは山頂に残されたトレースは山スキー2~3名、ツボ1名程度。今日はあまり登山者が来なかったようです。
山頂でシールを剥がし、いつもの北面エントリーの所に滑る。
 
 山頂からの広大斜面もまだ新雪でいっぱい!     北面にエントリーです

そしてまたもやビックリ!この北面はノートラック!!ということで、皆で北面POWDERを満喫し、最後はトラヴァースして峠に14:20到着。

 北面はノートラックの大斜面でビックリ!そして底付き新雪を満喫できました。

峠からは滑らないZARAMEかと思っていたけど、ここでまたもやビックリ!とても良く滑るザラメで快適に台地を滑ることが出来ました。台地から杉林も快適で、まさかとは思っていましたが、林道も良く滑り、ほぼオートクルーズで林道を滑降し、14:40駐車場に到着しました。
 
 鎧壁の下の斜面も良く滑るザラメでした。     ビックリするくらいの走るザラメ~!

 
 今年は雪が多いです。林道も薄く積もった新雪のお蔭で滑りました     駐車場ゴール!

今日はまさかの新雪を楽しめました。そして一番良かったのは、甲から大日山までの尾根!これぞツアースキーの醍醐味といった快適で素敵な尾根を満喫できたことです。もちろん新雪やザラメを満喫できたのは良かったですが、それよりも尾根歩きが印象に残る山行と成りました。山岳会の楽しい仲間と、カミさんと素敵な思ひでを作ることが出来ました。仲間に感謝、家族に感謝です。
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経ヶ岳 外輪山1555mピークから亥向谷

2022年03月17日 | 山スキー!R04
今日は快適ザラメを堪能できました。同コースを昨年はPOWDER!今日はZARAME!無木立の快適斜面は雪質を問いません。

 広大な斜面が続く「亥向谷」。新雪の時もザラメの時も快適です。

メンバーはS田さん、M井さん、O本さん、ボクの4人(福井山岳会)
朝、M井さんが我が家に迎えに来てくれ、六呂師の集落センターに集合し、出発です。集落内を少し歩き、林道をショートカットしながら7:15法恩寺林道に出ます。
 
 集落センターに駐車させてもらいスタート!       法恩寺林道までは杉林の中を進みます

 
 唐谷も滝は全て埋まっており悪いところは無い      池の大沢への分岐で1555mピークが望めました。

少し下って唐谷林道を進み、谷を詰めます。1050m地点で池の大沢へのルートから東の谷を詰め、9:25に1555mピークの南側のコルに到着。

 振り返ると、杓子が岳が望めました。大野市は雲海の下

コルからそのまま、1555mピークに登ります。傾斜が急でスキー担いで登ろうかと思ひましたが、上手くコース取りして、そのままシールで登り、9:50山頂着です。
 
 コルに到着。山頂へは急斜面!      風が強いのでアウターを着込んで。スキーアイゼンは不要でした。


 もうすぐ山頂!池の大沢側は崖なので慎重にルートをとって登ります。

経ヶ岳がカッコイイです。白山も堪能。ここからの中岳~杓子が岳の眺めも良い。若干黄ばんだ雪がもう・・・残雪期の様相。山頂でシールを剥がし、亥向谷にエントリー!無木立の大斜面を満喫。

 山頂で記念撮影!バックは経ヶ岳!本日の紅一点のO本さんは今シーズンから山スキーを始めました。体力とセンスが有ります。

 
 山頂から雪庇を越えてエントリーするO本さん     山頂から亥向谷に落ちていく!

 
 大斜面。            山頂からずっと無木立


 今日はSKIJAMに行く予定だったS田さん。ヤッパシ山スキーの方が楽しいそうです(ボクもそう思ひます)

 
 皆、ブッ飛ばす!     O本さんは小学生の時に数回スキーをやったのみで、今年から山スキーデビュー!凄いね。


 シュプールで荒らされた斜面。楽しい思いをして滑った後は登り返す。

雪庇を越えてエントリーして、最初は急斜面も徐々にイイ感じの傾斜になる。テレマークに丁度良い広大斜面に成ります。そして一気に標高1030mまで滑り、再びシールを貼って10:30登り返し。楽しかった斜面もヘロヘロの登り。シールは水を吸って、重い板が更に重くなるけどヘロヘロの登りが気持ちよく、11:10コルに到着。
 
 シールを貼って登り返します。           もうすぐコル!


 崩れた雪庇のところで、いつもの昼飯タイム!景色を眺めながらのは最高です

ここで昼飯をとる。いつものテーブル作り!橋立峠や野伏ヶ岳、小白山、枇杷倉山の稜線を楽しむ。岐阜県側のこれら山は白くたおやかな風情だけど、ここから見るのは、また違った厳しそうな雰囲気です。皆で山を眺めながら雑談で盛り上がるラーメンはとても美味しいです。そして12:15唐谷にエントリー

 唐谷も大斜面!縦溝も深くなく、難無く滑ることが出来た。

 
 ブナ林のツリーランも堪能         良く滑るザラメ

 
 谷が徐々に狭くなってくると、唐谷林道      法恩寺林道に到着。林道を漕いで滑る。

広い谷でとても快適。ザラメも良く滑り快適!O本さんはS田さんに滑りを矯正されていました。飲み込むのが早く、カッコ良く滑ることが出来ているようでした。Tターンはダメだそうです。脇を締めて滑ることが大事だそうです。そうこうする中、あっという間に法恩寺林道の出合に到着。
 
 田んぼを進むと集落センターが見えてきました。      O本さんとS田さん。

帰りは林道を登らず、良く滑る(場所によってはストックで漕ぐ)雪なのでそのまま法恩寺林道を滑り、集落手前で田んぼをショートカットして13:15六呂師集落センターに到着。お疲れさまでした。

今日は、ザラメを堪能できました。この時期に前回来た時も快適ザラメ!いつ来ても素晴らしい谷と実感。
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