山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

信楽焼の里へGO!

2010年10月12日 | 自転車2
昨日はYAMADAさん達のツーリングに参加させて頂きました。
10月の連休は雨続きで、11日に沢登りを計画していたけど、前日からの雨、翌日も朝まで雨が残る予報から、山行を諦めYAMADAさんにメールで打診すること暫し、ゲンちゃんも一緒にどう?と電話。もちろん「お願いします!!」
コースは滋賀の栗東の道の駅~信楽~木津川サイクルロード~山城大橋~宇治川~瀬田川~唐橋~栗東です。
 
 心地よい秋の風を切って走る。                   やったね!信楽焼のタヌキくん達と一緒に。

朝、5:30鯖江に集合し、車3台で出発!7時頃出発します。こんぜの里までの激坂に喘ぎ、あとは快適ルンルン。でも周りのメンバーが普段からいろんな大会に出ているツワモノ揃い。平均速度が速くロードに乗り慣れており、ついて行くのに精一杯。程良く乳酸が溜まりイイトレーニングになりました。
県道5号線の和束はとても快適なコースで全身に爽快な風を受け、茶畑の清々しい香りが鼻腔を抜ける。自転車って気持ちイイな~。山登りもいいけどこんな自転車もイイね!(ヘロヘロに疲れるしネ)(もちろん王滝SDA120kmのような変態的なMTBも素晴らしいです)。確かにこのコースは大勢のサイクリストとすれ違う。ヤッパシ皆もここがイイんだね。
 
 5号線はとっても気持ちイイ!ロードバイク最高って感じでした。               山城大橋を渡って滋賀県へ!

途中、空ぶかしして激走する訳の分からない車がカッ飛んで行くのを見て幾度か眼をしばたたかせ、哀れ(あくまでもボクの主観です)と蔑むこともあっけど。
途中、アクシデントも有り、目指すは奈良の大仏と息巻いていたけどこれを諦め、木津川サイクルロードを走る。自転車用に整備されとても快適!途中コンビニにピットイン!ここで昼食そして待望のビール!(もちろんノンアルコールですよ)そして宇治川、瀬田川沿いの道を走る。とても気持ち良く、車も少ないのでペダリングそして景色を楽しみながら走った。
唐橋を渡った後はいつもの琵琶湖一周コースを走り栗東に向かいました。走行距離125km

 石山寺に到着!この近くには親戚(母の姉)が住んでて何度か来た事が有るけど自転車で来るのはもちろん初めて!

今回のサイクリングコースを走ってみて、マウンテンには無い愉しみがこういうところにあるんだと実感し、新たな発見が幾つか有りました。そしてYAMADAさんが企画したこのコース。さすがやとその慧眼に恐れ入りました。またの機会に一緒に走りたいです。そして一緒に走ったメンバーの様にもっと強くなりたいです。
そして皆のカッコいいロードバイクを見ると眼が肥えるのか、新しいのが欲しくなりました。その前にエンジンをチューンナップしないとね!


コメント (7)
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王滝SDA 120km 完走!

2010年09月20日 | 自転車2

 スタート地点に並べられたMTB 赤ゼッケンは120km 黒ゼッケンは100km №18はゲンゴロウ、№19はヒデちゃん、№20は店長

今年もやってきました・・・。毎年参戦しているこのMTBのイベント。
木曾檜の産地である御嶽のお膝元長野県王滝村の山に巡らされた完全未舗装の林道を走るレース!
42km(479名)、100km(945名)、120km(62名)のカテゴリーに分かれていて、もちろんボクの走った120kmは最高峰のとても厳しく辛い。(  )内は出場した選手の数。
60名という少なさから、とてもとても厳しいということがうかがい知れる。でも08年リタイヤ!09年パンク3回したけど完走!そして今年も完走!した。

 
 テントを設営しMTBの調整したりゼッケン付けたり。青ゼッケンは42km!      明日は頑張るぞ~快適なキャンプサイトでみんなと

 
 大会前の前夜祭がそろそろはじまるよ!ここで要綱やコースの説明、そしてビール!いっぱい頂きました。     前夜祭から帰ってきてここでも宴会!!

9/18朝、いつものように、職場のH田、Y川先輩の車にテントや自転車等を詰め込み勝山を立つ。4時間半くらいで到着し、準備や受付をし、まったりと過ごす。先輩は車中泊で、ボクはテントを張った。昨年お世話になったLJさんやすこさんとお会い出来た!あしたもよろしくお願いします~!
夜はパスタ2人前作って食べる!一応カーボローディング。もちろんビールもたくさん飲んだ。10時には床に着く。翌朝、3時起き昨日の残った食糧や、ゼリーなどお腹に詰め込む。今日は120km走るしどれだけカロリー消費するか分からない。いっぱい食べとかなくちゃ。そしてトイレに並ぶ。
自転車をスタート地点に並べる。早くも100台は置かれている。(基本的に100kmと120kmは同じところを走るので。)
そして5:40神主が現れ、祈祷、全員で御嶽の山頂に向かい2礼2拍手1礼し、本日のレースの健闘をお祈りする。
 
 物凄く並べられた自転車!中には100万円をゆうに超すものも・・・欲しいな~      濁川の橋で記念撮影!バックは御嶽!だよ

6:00スタート!「プワァ~ン」といった気の抜けた号砲が鳴り響く。さぁ・・・これから長い長い自分との闘いが始まるのだ。昨年の記憶が脳裏をかすめ心が熱くなる。これが青春だ!村内を先導車の後を走りパレードラン。5km過ぎたところで林道に入る。鈴ヶ沢沿いの林道は荒れていて、落車する選手が多くその都度渋滞になる。早くもパンクしている人を発見!12km程登ると下り基調になる。フルサスの選手はガンガン攻めている。転んでいる人もいる。痛そう・・・。ガレガレの激下りを過ぎ丁字路を右折し登り基調。濁川の橋で記念撮影し再び跨る。ここからCP1まで一気に駆け上る。既に十数台のパンクを目撃。CP1(35km地点)には3時間以内に到着。レーション摂って跨る。ここから王滝川、三浦貯水池までアップダウンが繰り返しよく覚えていない。無難に走る事に。湖畔を走り、CP2目指し標高差300mを一気に登る!これが通称「無限坂」と言われるのだが甘い!120kmは後でそんなの比較にならない厳しい登りがあるんだよ~今回はパンクなどのメカニカルトラブルで路肩で修理している選手は30名ほど居た。例年より多い気がした。
CP2(65km地点)でLJさん達にお会いし、リヤディレーラーが泥や砂が詰まり調子が悪かったのでOILを貸してもらう。これでバッチシ!ありがとう~またここから登りが延々と続く。標高1630mの最高地点を後にし、後は下り基調のアップダウンでCP3(79km地点)へ、ここで100kmの選手は2回登って下ればゴール。でもボク達120kmはゴール手前で進路を左の林道にとり、20km余分に走らなければならない。これが王滝最大の難所!標高差700mを8kmの悪路を走って登らなきゃいけない。平均勾配約10%だ。疲れ切った体に鞭打ち、100kmのゴール地点から聞こえてくるアナウンスを背にひたすら登る。昨年は独り旅だったけど、今回は再びLJさんに出合う。延々と続く悪夢のような登り。そしてやっと尾根の向こう側に出たら下り!やった~2kmほど下ると、さっき走った100kmのコースに接続。ここの係員の方に激励され、それに応え下り!もうあと1箇所しか登りは無い。体の痛みも忘れぶっ飛ばす。そしてゴール付近の走りやすいダートを漕ぎ120kmゴール!やった~~~!!!
 
 ゴール後、家族といっしょに!迎えに来てくれてありがとう!          一息ついたところで母と!家族の理解あって出来るんだと思う。感謝!

ゴールのところで、カミさんと源次郎、母がボクを迎えてくれた。そしていつも行く自転車のショップの皆と握手を交わす。ありがとう!(職場の先輩は42kmで早く終わり、地元の祭りに出席しなくてはならず先に帰りました。そして)
ヘロヘロに疲れたけど、心はとても満たされ、120kmの悪路を共に走ってくれた愛車「COMMENCAL SUPER NORMAL 05」に感謝の意を伝えた。

今年も王滝SDA最高峰の120kmに出場でき、完走することが出来、嬉しかった。ロードで走る120kmと違い、全て悪路の林道のアップダウン(累積標高差(登り)3000m)はかなり厳しいものが有る。集中力を切らしたら転倒やパンクなどのアクシデントに見舞われる。マウンテンは厳しいな~!

帰りは迎えに来てくれた家族と一緒に高山市の居酒屋に寄り晩御飯を食べた。もちろん生ビールが最高に旨かった!!

最後に・・・この大会、本当は120kmに出場するつもりでいたけど、エントリー料金12000円を期日までに振り込む事が出来ず(うっかり忘れていた)、事務局に問い合わせたところ120km参戦は不可と言われ、追加募集の100kmは大丈夫と言われ、100kmのエントリー料10000円を現金書留で送った。でも・・・なんと後日届いた大会の要綱、出場種目には「120km」と記載されていた。100km走る気でいたボクだけど、2000円タダで走れるのだからと、内心ラッキー&走れるかな~と悩んでいた!そして不安!も有ったけど、今になってみれば完走できたし儲けた~!ラッキーと思っている。
でもなんで人間ってこんなに辛い事を求めてお金を払ってまでこんな事をするのかな!?

コメント (11)
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琵琶湖一周!!

2010年06月25日 | 自転車2
今日は1年振りに琵琶湖にやってきました。
昨年はYAMADAさん達と走ったのですが、その時は琵琶湖大橋でショートカットするコースだったので、今回はぐるっと一周してきました。
朝、3:30起床!車載TVでサッカー日本代表の応援をしながら、高速で木之本へ向かい、湖北の「湖北みずどりステーション」の道の駅に駐車し、時計と反対周りで走りました。
 
 出発前の湖北みずどりステーションにて!この時は元気いっぱい!!!           マキノサニービーチにて。

昨年は琵琶湖大橋から奥琵琶湖パークウェイ経由で走ったので、今回はその逆コースとなります。湖を横目に快適走るこのコース!とっても快適でした。
湖岸につくられた道路を走るので、アップダウンも無く、自分のペースでペダルを漕ぎ、湖の香りを嗅ぎながらのサイクリング!
さすが琵琶湖!!湖岸を走る自転車のコースはきちんと整備されており、そのサイクリストが集まる場所とあってか、ドライバーの意識も高く快適に走れました。
滋賀土木事務所から「琵琶湖周遊サイクリングマップ」をあらかじめげっとしてあったけど、そのコースを無視して国道や県道をはしっていました。
琵琶湖大橋を過ぎてからは、路線バスやらいろいろ煩くなったけど、瀬田の唐橋を通過し、北上!
 瀬田の唐橋で愛車 commencal

気になった事は、路上に轢死した動物が多い事。特にぺしゃんこになって臓物の飛び散った亀や、鳥、先輩が目撃した猿の死骸が気になった。
でも走行を妨げるものではなく快適にペダリングできた。そうして6時間50分かけて琵琶湖を周回する事が出来た。
平均時速は28km/h 走行距離は186kmでした。

とても良い運動になりました。疲労度は王滝120kmとは比較になりませんが、ロードでスイスイ走るのは気持ちイイね!

家に帰ってからビール一気飲み!!これが一番の目的でもありました。
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久々のロングライド

2010年06月10日 | 自転車2

 愛車の commencal 100° 中々の名機らしいのですが、動力源がダメです・・・

先日(6月7日)、職場のH田先輩と自転車に乗ってきました。
コースは「越前海岸」です。
三国の道の駅を(8:30)出発し、国道305号線を南下します。ここは海岸沿いでロケーションも良く、アップダウンもほとんど無く、そして一番うれしいのは、煩いトラックなどの車両の通過も少なく快適にペダルを漕ぐ事が出来ました。
昔は有料道路だった「越前・河野しおかぜライン」にのり、11:00敦賀に着いた。
ここでUターンしてもと来たコースを辿りました。
やっぱし、いつものコースと違い、海沿いのコースはアップダウンが無く快適に走る事が出来た~!
走行距離は124kmでした。
 海岸沿いを走るH田先輩
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自転車を始動!

2010年04月08日 | 自転車2
今日はとっても天気が良かったので山に行きたかった!けど先輩から「行くぞ」という下命により久しぶりに自転車に跨りました。
コースはいつものところです。勝山~真名川ダム~中島公園のコース
往復61kmでしたが、心地よい疲労感です。
久々のロード!冷たい空気を切り裂きペダルを踏むこの感触、とっても気持ちイイです。
今年も山に自転車に頑張って行こうと思います。

 中島公園で寛ぐH田先輩
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涙の120km完走!

2009年09月20日 | 自転車2

 ゴール地点での愛車 commencal supernomal05  ※時計はゴール時間から経過しています

セルフディスカバリー アドベンチャー・イン・王滝2009(9月)に参戦して今帰ってきました!
この大会は、MTB120km、100km、42kmの距離を木曾檜の産地である王滝村の山に縦横無尽に張り目ぐされた林道を走るレースです。
最高峰の120kmは、100kmを7時間以内で完走した者だけに権利がもらえるわけで・・・。ボクはこの資格を得ているので昨年からエントリーしていました。
昨年は苦渋を舐めさせられ、CP3でアウトとなったわけですが、今年のボクは違いました。

9/19に車にMTBやキャンプ用具を積んで王滝に向けてGO!です。当初職場のH田先輩と行く予定でしたが、勤務の関係上どうしても行けない事となった為、独り旅です。白鳥ICで高速に乗ったのですが、高山方面は強烈な渋滞・・・岐阜方面へ迂回し土岐~中津川と中央道に乗り19号線で王滝に向かいます。昔登った南木曽岳を眺めながらのドライブです。会場には2時頃到着し、受付を済ませゼッケンをMTBに付けてキャンプするとこを探していると、ブログで王滝120kmで知り合ったLJさんに声をかけられビックリ!!LJさんの近くでキャンプすることに決定!
今年の王滝はいつものコースでは無いが、台風等の自然災害による林道の崩壊も無く、いきなり会場でコース変更の通知が無かったのが良かった。でもいつものコースより3kmほど長い。夜は競技説明会&パーティーでビールを数本ゲットし購入分を含めてパスタを作って宴会!星空がきれいだし、心配していた台風の風も弱まりだした。朝3時起床しおにぎり、大福餅をたらふく食べて、ビタミン剤、ミネラル分を多めに食べトイレにGO~!スタート地点にMTBを置き、スタートの6時まで寛ぐ。
 
 夕暮れ前の御岳山 松原公園より                      ボクの愛車です。ピカピカだけど翌日にはドロドロです

 スタート地点に置かれたボクの愛車!この後300mにわたって1000台くらいのMTBが置かれています。

5:50スタート地点にライダーが並び神主の祈祷をうけ、御岳に向かい皆で2礼2拍手1礼の儀式をし、6:00いつもの気の抜けたような「プワ~ァン」といった号砲が鳴り響く。さぁ今から120kmの旅が始まるんだ!最初の5kmは先導車の後を付いてパレードラン!沿道の村民の方々が応援に来てくれていた。そしていつものガタガタの未舗装路を走ることになる。ボクはつとめて先頭集団とは言わないが早い集団に付いて行くように心がけペダルを踏む。
20kmを過ぎ下りを攻めているとき、後タイヤから蒸気機関車のように一定の周期で「シュッ・シュッ・・・」と小気味良いリズムで音がする。まさか!?と思い停止すると、リアタイヤからパンク防止剤の白い液体がタイヤから噴き出している。「ゲゲゲ~パンクだ~」チューブレスにパンク防止剤を注入しパンク対策をやってきたつもりだが、これだけ大きな穴が開いたんじゃ仕方ない。残念だが路肩に停車し、すぐ傍を走るライダーを横目にタイヤを外しザックからチューブを取り出しタイヤに入れ、空気入れで空気を入れ再スタート。かなりテンションが下がった。
堰堤を過ぎ再び登り始めると自転車屋の店長がパンク修理をしていた。「もっちゃんタイヤチューブちょうだい」と言われ、もう一本の予備を渡し再び登る。滝越へ向け下り再びきつく長い登りにはいるとリアタイヤからのトラクションの感覚が変わってきた。変だと思いタイヤを掴むと空気圧が足りない。「ガーン!またパンクかえ~!」予備チューブはさっき店長に渡したのでパッチ貼って直そうと思いタイヤを外していたら店長が再び後ろから登ってきた。「もっちゃんまたパンクか!?さっき貰ったでもう無いやろ。登ってくるライダーに声をかけて聞いてみるで」と言い登ってくるライダーに声をかけ、そのうちの一人から新品チューブ1本を貰った。さっそくチューブを組み換え空気を入れ再スタート。この時点でかなりやる気が減退したが、CP1まで頑張る。そして3時間00分前後に到着。そしてリアタイヤを握るとまたパンク・・・今日は何のために走ってきたんだ・・・と自分を責め情けなく惨めな気持ちでいっぱいになる。もう、ここでリタイヤした方が楽になるかなと思った。でも昨年リタイヤし、今年もこんな事で、まだ規定時間オーバーしていないうちに自分の判断でリタイヤするのか!?そんなんじゃあかんやろ~といった風に頭の中で悪魔と神様がこっちゃ~来いと囁いている。
こんな不運に遭遇しつつもやるっきゃね~と思い(神様が勝った)チューブを取り出し空気を入れ集中しパンク穴を探す。微妙な小さい穴が開いていた!サンドペーパーで患部を擦りゴム糊塗ってパッチ貼って、リムに収めリム打ちしないよう3kg程度に若干を多めに空気入れて修理完了。
パンク修理を済ませ走りだすと何故か心の底から何かこみ上げてきた。「畜生!!!」「何クソ~」といった気持が全身全霊を突き動かしたような感じです。「ここまで来たし、リタイヤなんて絶対いやだ。絶対規定時間内にゴールしてやる!」といった気持ちが湧き上がりました。
リアタイヤを庇い下りではスタンディングで走ります。そして今回は膝の調子も良く、適宜カーボショッツ等の携帯食糧を摂りながら、100kmの選手を抜きながら、そして惨めな自分自身を励ましながら走ります。無難にCP2を通過。パンクは大丈夫そう。休憩せずにゴールのことを考えひたすらペダリングに集中する。シャツが破れ血だらけの選手も居た。パンク修理している人も20数名見かけた。その人たちを憐れみ、抜き際に「ガンバ!!」と声をかけ走る。
延々と続くダートの登り道では無心に漕いだ。長い下りを終えCP3を通過「よっしゃ~」8時間以内に通過できたぞ。そして再び登りが始まる。100kmの選手は最後下ってそのままゴールだが、120kmを走るボクは100kmのゴール手前で再び分岐を左にとり高度500mの登り、20kmの一つ山を越えてゴールしなきゃならない。ここで7時間20分が経過!あと2時間40分でゴールできれば完走だ!!でもこの登りが非常に辛かった。でも傾斜が強く、道が悪いのでトラクションがかからずスリップする。どこまでも続く登り・・・CP1からCP2間の無限坂なんか比較にならない。そして周りの選手は誰もいない・・・完全に一人旅だ。日は傾きだし西日が目に滲みる。でもこの坂を登り切ればあとはほとんど下りだけだ!「頑張るぞ~」と叫びながら登る。
とうとう峠に到着!あとは少し下って登って下るだけ!100kmの選手を何人もかわしながら下る!
そしてゴール手前の平坦路に出るとゴールのアナウンスが聞こえてくる。あぁ・・・もうすぐだ!何故か自然に涙がこみ上げてくる。なんだろう?この感じ。アクシデントに見舞われたけど、昨年果たせなかった目標を達成できたんだ。そしてゴール!!自転車店の皆が待っていてくれた。ありがとう!そして自分にお疲れさん!熱い気持ちがこみ上げてきた。そして「いつものヤッタネ!!!」
そうして今年の王滝はこんな感じで完走することができた。

今回の大会は、CP1に着くまでに3度のパンクに見舞われ、気持ちが折れ、CP1でリタイヤしようかと思ったけど、9時間30分という長時間をかけ自分との戦いに勝ったといった感じです。この感動の記憶はたぶん忘れることのできない人生の大事な1ページに刻まれたと思います。そんだけ感慨深い大会でした。

昨年果たせなかった目標が達成でき嬉しかったし、ダメかと諦めていたけど、自分を奮い起した結果がこうなったんかな!?、人生のとても素晴らしい経験が出来ました。この年(30代)でこんな気持ちになれたことにとても嬉しく思うし、いつまでもこんなふうに青春したいな~と実感しました。

そして120kmの厳しさを痛感しました!(エントリー者数120km:59人 100km:935人 42km:436人)となっていて、120kmはエントリー者数少なすぎ!でも走ってみる価値はあると思いました。

自転車は青春!この一言です。


 ゴールしたときのボク ゼッケンの赤ナンバーは120km走者の証!(ボクは14番だったよ)

それにしても累積登高高度3000m以上だから、山登りでもなかなか体験できない登高差だね!悲鳴を上げずレシプロ運動してくれた両脚にも感謝です!!
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