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キシラデコールを塗った栗材
最近山に行けてません。今年はあまり行けないその理由は・・・源工房で働いているからです。
母屋の浴室を入れ替えを期に、濡れ縁を作っています。
浴室入れ替えに伴う脱衣室も完成し、もと有った家事室に掃き出し窓を入れて濡れ縁に出入りできるようにして、同じく和室の縁側と濡れ縁を9尺の掃き出し窓を入れました。中々良い仕上がりで、濡れ縁から眺める庭が良い感じ。今回のDIYもまだ完成に至っていませんが、我ながら良い出来と自負しています。
3月に材料の加工が始まりました。今回の目玉は浴室をユニットバスにするのですが、それは業者さんが行うのであって、ボクとしては濡れ縁の材質です。懇意にさせていただいている大工さんに栗材のバンコ(板状に挽いたもの)を購入。厚さ2寸、幅1.5尺、長さ12尺はある材料。今はこんなに大きな栗材は手に入りませんが7年前にバンコにして倉庫に眠っていたものです。良く乾燥しておりましたが。反りなどのあばれが大きいので、機械(自動かんな)に通すと段々薄くなって1.3寸になりましたが良い仕上がり。
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栗材を寸法割りしているところ。 雇いざねを入れる溝を入れたあと、塗装です。カミさんと源次郎も働きました。
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もう手に入らないくらいの良材。木目が美しいです。 濡れ縁の躯体も仕上がりここに床材(栗)を敷きます。
あと、躯体は雨に負けないよう檜材です。
これら材料の刻み等の加工で日々忙しく山に行けませんでしたが、徐々に仕上がる様を見て感動。大工やってて良かったと実感しました。そろそろ完成ですが、後は濡れ縁から庭に下りる階段や、耐力壁を一箇所設けるのに筋交いが良いのですが、貫を刺して作る予定。
毎日良い天気が続き、山に行きたい・・・と思いますが、頑張らなきゃ。
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良い感じになってきました。多少の材料の狂いは現場で修正しながら仕上げて行きます。 サッシも入って良い感じです。施主も大喜びです。
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濡れ縁に座って庭を眺める。何とも良い時間が流れます。 田舎は良いです。
ヤッパシ、木造の家は増改築も容易で、日本の風土に最も適した建築様式です。特に、最近の木造家屋は防火サイジングに代表される建材で作られ、内部の造作も壁は石膏ボードにクロス貼りと木造の風情を台無しにした家が多いです。柱を壁で隠さず、壁はぬり壁や無垢の木を見せたそういった家に住みたいと思います。
そういえばログハウスは日本の伝統工法をベースに造られています。
そろそろ山に復帰しようと思います。