馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

関節鏡手術2014年度

2015-06-04 | 関節鏡手術

きょうは、

1歳馬の第4中足骨骨折の摘出手術。

第4中足骨は副管骨の中でもしっかり靭帯で固定されているのだが、変位してしまっているので骨癒合することは望めず摘出することになった。

午後は、9歳競走馬の去勢。

3歳競走馬の腕節骨折の関節鏡手術。

                      -

2014年度の関節鏡手術頭数と部位のうちわけは・・・・

頭数が200頭あまり。

部位では、

腕節が最多で延べ102関節。

次いで飛節で延べ98関節。

球節が延べ25関節。

後膝が延べ15関節。

あとは、ごく少数の肩・蹄関節や腱鞘など。                

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きみとはのべ何回さんぽしたかね~

 


2 コメント

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Unknown (zebra)
2015-06-05 07:28:37
開腹手術の頭数は超えてるのでしょうからすごいですね。
海外の先生もびっくりされるでしょう。

牛の中手骨過剰ではもっと強引に取り外すわけですが靱帯で付着しているのであれば寿ケーラーみたいなもので剥がせないかなと思ってみたりするのです。
レントゲンではどこまで分離できるか判然としないでしょうから、エコー像で確認することになるのかもしれません。
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>zebraさん (hig)
2015-06-05 21:44:20
2000年にオクラホマ州立大へ行ったときに、私達の関節鏡手術頭数は年間120頭ほどだと話したら、あちらはそんなにやっていないとのことでした。種子骨骨折も関節鏡でやる、と言ったら驚いていました。
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