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ZOZOMAT


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

大きな画像

足の形状を測定するZOZOMATを試してみた。
既にだいぶ前にリリースされていたようだが、ZOZOSUITの時の失敗があり、あまり気が進まず試していなかった。
ネットでみつけて無料だというので申し込んだところ、数日後に測定用のシートが送られてきた。

ご存知の通り、僕は靴のフィッティングにはかなり悩まされてきた。
この足の形状測定の仕組みが上手く機能すれば、凄いことだし大変助かる。
試しにネットでの評価を見てみると、意外なほど高評価だ。
ZOZOSUITはダメだったが・・という前提で、ZOZOMATには高い評価を与えている人が多い。
これは期待できるかもしれない。

ZOZOSUITの時は革命的な方法だと思ったが、残念ながら不発に終わってしまったようだ。
測定結果の正確さに問題が有り、理論通り上手く機能しなかったのだ。
どうもリリースを急ぐあまり、不完全な状態で公開してしまったらしい。
クレームは発表直後の完成度の低い時期に集中していたそうで、その後改良されて精度が上がったようだが、世間の評価はもう下ってしまっていた。
個人的には今でもZOZOSUITの発想が完璧に機能すれば、通販の世界はかなり進歩すると思っている。

ZOZOMATは足の各部の寸法や形状を測定するためのものだ。
具体的には足長、足幅、足囲、かかと幅、足甲高さである。
早速測定してみたが、作業は簡単ですぐに終わってしまう。

送られてきた紙のシートを床に広げて、片足ずつ上に乗せて、スマホを真上と周囲6方向からかざすだけだ。
指示はスマホから音声で流れ、その通り動けば2、3分で完了する。
念のためもう一度慎重に測定し直してみたが、結果は1回目と大きくは変わらず、測定の精度は高いことが分かった。

計測結果によると、僕の足はエジプト型で足の幅は2Eで標準的、甲の高さも足の長さに対しほぼ平均通りという結果が出た。
えーっ、そ・・そうだろうか・・・
何でも何十万人もの日本人のデータから出した平均値であるという。
左右の足の各数値を見比べると、同一か0.2ミリ前後の差異に収まっており、比較的左右が揃っていることが分かる。
自分の足は甲が低めで幅は広めであるという認識があったので、結果は意外であった。
(もっとも足幅が広くて足甲が低ければ、足を包む革の面積は標準と一緒になるが・・・)

僕の足と相性のいい靴・・というのが、相性の度合いのパーセンテージとともに表示される。
点数の高いものから順に並ぶが、僕の場合、最高で93%の相性度である。
これは単に測定した数値から算出するのではなく、AIが全体の形状まで考慮した上で出しているという。
当然この靴のこのサイズ・・という表示になるが、僕の場合普段履いているものより大きめのサイズが、ベストであると指定されている。
大丈夫かなあ・・・

とりあえずはこの結果を信じて注文してみることにした。
ZOZOMATの数値と適合できる靴の機種はまだ限られている。
日曜日に町のお店に買いに行ったが、その機種を置いているお店が無く、結局ZOZOで注文することになった。
その辺はよく出来ている(笑)

下手に試着して買うのではなく、完全にZOZOMATの出した結果を信じて、指定されたサイズを購入することにした。
ZOZOで扱っている靴はファッション系のものに偏っており、靴マニア向けのものは少なく、革靴だとドクターマーチンばかりが出てくる(笑)
僕の年齢ではちょっと・・なので、スニーカーを注文することにした。

とりあえず相性92%のナイキのシューズを注文してみた。
スニーカーであれば価格は安く、出費は革靴の10分の1程度で済むので、失敗しても被害は少ない。
すぐに届くようなので、結果をまたここでレポートする予定。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (delldellsp)
2020-10-27 08:09:57
ZOZOMATですか
懲りない会社ですね
オーダー靴でも作るのかと思ったら、合った靴のお勧めですか
スーツの時も思ったのですが、実寸を測ってもその人にあったモノは作れない
プロはサイズだけではなくその人自身というか本質を見極めて作るからです。
それは長年積み上げた勘ともいうべきもので、データがどうのとかでは所詮かないませんね。
靴にしても、同じメーカーの同じものを注文してもまったく同じではありませんよね。

 
 
 
Unknown (COLKID@会社)
2020-10-27 09:49:25
これは同社のラインナップを見ても、当初からそこまで本格的なものは狙っていないのだと思います。
現状は多くの人がきついのは嫌だからとブカブカの靴を履いており、それがピッタリくる靴ってこういうものなんだ・・と分かり、靴のフィッティングに興味を持つようになり、結果としてそれが同社の売上に繋がる・・というのが目的でしょう。
このデータを元に誂え靴を作っても恐らく上手くいきません。
あくまで既製靴やイージーオーダー用で80点主義でいいのだと思います。
 
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