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COLKID プチ日記
証言

SIGMA DP1 Merrill
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時計ベルトのDバックル使用時上下入れ替え問題について、いくつかのお店をまわって話を聞いた。
実際の製品を見ると、確かにシングル式のフォールディングバックルを付けた時は、多くのメーカーがベルトの6時側と12時側を入れ替えている。
高級時計店でカラトラバを見たが、ベルトの上下が入れ替わって、巨大なパテックの十字マーク入りのDバックルが、下方にぶら下がって展示されていた。
確かに逆であることを意識すると、何だか奇妙な姿に見える(笑)
一方でジャガー・ルクルトなどは、Dバックルをつけてもベルトの入れ替えは行わず、通常方向のままで売られていた。
(以降ベルトの入れ替え無しを正方向とし、入れ替えありを逆方向と書く)
某百貨店の高級時計売場での証言。
こんな言い方では怒られるかもしれませんが、それはメーカーの自由です。それぞれが研究して、いいと思う方向につけていると思います。これが正しいという規則はありません。
ベルトメーカー1の証言。
当社で販売しているフォールディングバックルは、ロゴの方向の関係で、逆が正規の方向です。ですがお客様の自由で、付けにくいという理由で正方向にする場合も多いです。どちらでもまったく問題はなく、使いやすい方向にすべきです。
ベルトメーカー2の証言。
外した時のバックルのロゴが、時計と同じ向きになるのが正しい方向という見解をよく聞きます。ただし状況に応じて方向を変えるお客さんも多いです。シングル式の場合、金属板部分が腕に当たって痛い場合があり、入れ替えでそれが解消されることがあるからです。両開きバックルでロゴがない場合は、正方向でいいように思います。
某ベルト専門店の証言。
まったくお客様の自由だと思います。特にどちらが正しいとは意識していません。使い勝手に応じて、お客様の好みでどちらの方向にもつけます。
というわけで、誰からも納得の行く答えは得られなかった(笑)
しかしこれほど多くの時計メーカーが逆方向を採用している以上、明確な理由があるはずである。
引き続き調査を続けようと思う。
ちなみにバンビのウエブサイトを見ると、表からロゴの見えない同社の製品は、シングル式は逆、ダブル式は正、の方向で装着例が載っている。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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両開き(観音開き)の場合は、両方から等しくバックルを閉じるので、「正」で問題ないですよね。
一方、シングルの場合になると…バラバラ。
金属ベルトの感覚に従えば、革ベルトの場合も、「逆」でなければなりません。
しかし、「逆」だとどうも不格好(笑)
ところがろころが(笑)
実は、タグホイヤーの革ベルト時計には、全てシングルのDバックルが付いているのですが、「正」の向きでありながら、金属ベルトと同様に下から上に向かって閉じる事が出来る仕様なのです(笑)
その代わり、革ベルトも特殊な仕様ですが。
随分なこだわりようですよね。
何か理由があるとは思うのですが、ベルトを逆にする必要があります。
遊革が手前にくると、確かに通しやすいのは確かですが・・・
遊革が腕の向こう側で通しそこなって落としてしまったとか、そういう事故が起きるのかもしれません。
タグホイヤーの件、メーカーそれぞれのこだわりがあるのですね。
今いくつかの会社に質問状を送っているので返事がきたらまた書きます。