在庫切れ

D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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朝早いと車が凍りつくようになり、そろそろ冬用タイヤに交換しないと危ない季節になってきた。
今朝は今年初めて車の外気温計が0度にまで落ちた。

昨年まで履いていたBSのスタッドレス（ランフラット）の山が、もうプラットホームのところまで削れていた。
冬用タイヤとしてちゃんと機能するのか危なっかしいレベルで、いずれにしても今年は新しいものに買い換える必要があった。
それは予定していたのだが、いつものタイヤ屋さんに電話してBSに問い合わせてもらったら、僕の車のサイズはメーカーに在庫が無いことがわかった。
しかも次の生産の予定は立っておらず、いつ入荷するかはまったくの未定だという。
冬用タイヤと言っても実際の生産は夏頃に行っており、シーズンに突入してから探すのでは遅いらしい。

噂によると、今年は雪が多そうだということで、在庫は東北地方などにすでに回されてしまったという。
関東地方の割り当て量は少なく、今からでは手に入らないようだ。
在庫を持っていないか何箇所かに当たってもらったが、どこにもみつからなかった。

特殊なタイヤということもあり、需要も生産も限られるので、このような事になったのだろう。
ランフラットタイヤは、もっと一般に広まるかと思ったが、日本では普及が遅々として進んでおらず、むしろ数が減少しているような印象さえある。
ネットで調べてみると、欧米ではランフラットが採用される傾向のようなことも書かれている。
実際のところはどうなのだろう。

評価の高いBSのものが無いとなると、他のメーカーにするしかないか・・・
タイヤ屋さんと話し合い、いくつか銘柄をあげたが、どれも評判はイマイチで気が進まない。
まてよ、ミシュランはどうだろう、という話になった。
スタッドレスタイヤが世に出たての頃は、ミシュランの評価がダントツであった。
実際僕も最初のスタッドレスはミシュランのものを履いていた。

仕入れ元に問い合わせてもらったら、そのサイズなら最後の4本がまだ残っているという連絡があった。
しかし当初予定していたBSを止めてそちらにして問題ないだろうか。
念のため、自動車のディーラーにも問い合わせてみた。
するとやはりBS以外ならミシュランがいいと勧められた。
実際に使ってみて、性能はBSと遜色なく、むしろ減りはBSより少なくて好評だという。

よし、それならミシュランにしようという事になり、その最後の在庫の4本を注文することにした。
ところがその1時間ほどの間に、最後の4本が売れてしまったというではないか!
何と、一瞬の差でせっかくの在庫を逃してしまった。
予想以上に争奪戦が激しくなっている。
今タイヤ屋さんに、他の仕入れ先を探してもらっているところだ。