COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
まぼろし
ついに入手した。
引伸ばし機用レンズ EL Nikkor 63mmF3.5 である。(写真右側)
1年近くもオークションに目を光らせていたが、やっと出品された。
案の定、日米欧のビッダーたちの激しい入札戦となったが、運良く勝利することが出来た。
手元に届くまでこんなに小さいものとは思っていなかった(笑)
なぜこのようなレンズを?と思われるだろう。
引伸ばし機用レンズは他にもいくつかの種類があるし、一般にそれほど高くは取引されていない。
だが、この63mmF3.5は特別である。
どうしてもこれでないとだめな理由があるのだ。
実はこのレンズ、紫外線領域まで記録することの出来る数少ないレンズのひとつなのだ。
写真左側には比較のために UV Nikkor 105mmF4.5 が写っているが、そのUV Nikkorがあまりにレアでしかも高価なので、その代用としてより安価なEL Nikkor 63mmF3.5 の名が挙げられたのだ。
しかし63mmF3.5も今やかなりのレアアイテムで、滅多にお目にかかれない。
EL Nikkorのラインナップの中では割高であったため、市場での数が少ないらしい。
つまりこの写真の組み合わせは、UV撮影を志す者にとっては、まさに幻のペアということになる。
元来が引伸ばし機用レンズだから、ピントは固定、唯一絞りリングがあるだけの非常にシンプルな構造だ。
その絞りリングには暗室の暗闇でも見やすいように、F値が大きく刻まれている。
一眼レフボディに取り付けて使用するためには、ヘリコイドやマウント変換のアダプタを買わなければならない。
また撮影するボディもCMOSのD2Xではだめで、D100かD70を使う必要がある。
D2X + PC Micro Nikkor 85mm F2.8D
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この日記のタイトル文字のグレーと本文の背景のグレーの色味がものすごく微妙に違っていて、CRTだと本文はかすかにピンクがかった品の良いグレーなんですが、液晶だとピンクが強く出るものがほとんどです。ホントはどんな色?(笑
ディスプレイでこんなに色が違うんじゃ話にならないですよね?それと、液晶は、S-RGBのアドビガンマ使うとかなり色がずれるので全く役にたたないことがわかりました。今はディスプレイのネイティブ設定にしてホワイトバランスをあわせてあります。これだと白が白く、灰色が灰色になります。でも他のプリンターで同じという保証がなくなるので、困ったものだと思います。
ところで、このプロジェクターレンズ、どうしてウルトラバイオレットまで記録できるんですか?みかけはなんてことないのに面白いですね。
保存してホームページビルダーで開いてもHTMLソースで#f3f3f3と#ddddddのようです。
前のVAIOだとブルーがかって見えていました。今のDELLだとまったくのグレーです。
(自分のブログだけど、人の作ったスタイルシートです)
DELLのTFTモニタはパソコン買ってつないだだけで、特に調整はしていません。
ただ2台並んでいるので、左右の色をを合わせようとしましたが、個体差があって、完全に合わせるのは無理ですね。
あのレンズですが、同じEL Nikkorでも他のものはすべて写りません。
あのレンズのみ、なぜ写るのか理由は知りませんが、その領域まで補正されていることはメーカーでも謳っていたようです。
調整するたびに色が変わるので結局よくわからなくなりました。
うちのディスプレイは、メーカー指定のICC読み込ませてアドビガンマで調整して、それから色座標はネイティブ座標に設定し、白点は、7500か6500として調整してます。これでたいていの場合はそこそこになるんですけどね。
ELニッコールのレンズ構成ってオルトメターでしたっけ?それだとするとかなり画質は良いはず。独特の立体感の出るんですよ。
昨日秋葉原中を歩いて、奇跡的にすべて揃ったのですが、家に帰ってみたら、お店の人がひとつ間違えていました。
今日取り替えてもらおうかと思っています。
揃ったら早速試し撮りします。