東京十社


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東京十社という神社のグループがある。
明治天皇が決められた、東京を代表する神社であるという。

明治維新前に皇居が京都にあった時代に、勅祭社(ちょくさいしゃ)と呼ばれる、天皇陛下から勅使が遣わされる神社が決められていた。
皇居が東京に移り、こちらで勅祭社に准ずる神社を、ということで、准・勅祭社が定められた。(当初は12社)
やがてその制度が無くなり、元・准勅祭社という形になったが、昭和天皇の即位50年を祝い、23区内の10社を巡る「東京十社巡り」が企画され、現在の東京十社が指定された。
いずれにしても、東京の格式の高い神社であることは間違いない。

具体的には・・・

根津神社(文京区根津)
芝大神宮(港区芝大門)
神田神社(千代田区外神田)
日枝神社(千代田区永田町)
亀戸天神社(江東区亀戸)
白山神社(文京区白山)
品川神社(品川区北品川)
富岡八幡宮(江東区富岡)
王子神社(北区王子本町)
赤坂氷川神社(港区赤坂)

の十の神社である。
確かにそうそうたる顔ぶれである。
有名なところばかりなので、半分くらいは過去に参拝している。

今世間では御朱印集めが流行っている。
御朱印をいただくために、神社巡りをする人が多い。
有名な神社に行くと、御朱印の受付前は長蛇の列になっている。
僕としては、その並ぶ時間があれば、その間写真を撮っていたほうがいいので、今のところ御朱印には手を出す気はない。

上記の東京十社でも、もちろん御朱印や御守りなど、それぞれ独自のものを頒布している。
一方で、東京十社が提携して作ったミニ絵馬・・というものがある。
ちゃんと専用の台もあるそうで、10種類をまとめて飾れるようになっている。

もちろん各神社の絵馬を集めるには、十社すべてを回る必要がある。
まあ、全部集めたからと言って、何があるわけではないのだが・・・
神社を回った記念と言う意味で、集めてみることにした。
御朱印のようにいただくのに時間がかかるわけでは無いし、頒布価格も300円とお安いし・・・(笑)

ところが、先日も書いたが、今は在庫が切れている神社が多いことが分かった。
たまたまなのか、半分くらいの神社で、品切れ中と言われた。
ただし発注しているので、程なく入荷する予定だという。
基本的に十社分を収集するものなので、出る数量はほぼ同じになるはずであるが、一回の注文量が違うのか、神社ごとに在庫に違いが出ている。

もちろん世間でミニ絵馬の収集が流行っているわけでは無い。
むしろ今から集めようというのは、僕くらいであろう(笑)

実際神社に行っても、積極的に並べているわけではなさそうだ、
授与所のお札類のラインナップに無いので、窓口で聞くと、奥から出してきてくれたところもあった。
まあ、こちらも、そのくらいの緩い気持ちで、集めてみようかな・・と考えている(笑)
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