古い歌


D810 + AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G

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車を運転しながらFM放送を聞いていたら、古い子供向けの歌を流していた。
アナウンサーが、次は1960年代の歌から・・と言って、曲名を告げた。
あっと思って車の速度を落とした。
もう目的地は近かったが、到着を遅らせてでも、その歌を聞きたかったのだ。

子供の時から時々頭の中で鳴っていた歌である。
小学校の登下校の時間帯に、校内放送でかかっていたのだ。
拡声器から流れた不鮮明な音が、校舎から離れたところでも耳に入ってきた。

題名は知らなかったが、記憶にある一節が、曲のタイトルになっていたので、すぐにそれと分かった。
今こうして聞いてみると、歌詞は思っていたものとずいぶん違っており、メロディも半音違う箇所があった。
何しろ貧弱な校内放送でしか聞いた事が無く、当時も正確には聞き取れなかったのだ。

40数年前に中途半端な環境で耳に入ってきた歌が、今でも時折頭に浮かぶのだから、何とも不思議な話である。
しかも今になって記憶の間違いが修正された。
それにしてもこの歌は、僕の記憶装置を勝手に使って、40数年間も頭の中に居座り続けたことになる。



メイソンのエグゼキューティブ・インペリアル。
ブラウンのグレインレザー。
サイズはUS8D。

恐らく90年代の製品であろう。
同社のどのグレードに属する製品かわからないが、中級品としてまあまあのクオリティである。
ダブルソールでガッッチリ作られている。
今の製品からは感じられない「重量感」がある。

また似たような靴を・・と言われそうだが、実は訳があってこのクラスの製品をゲットしている。
カスタマイズを行うためのベース靴である。
このクラスの靴は、オークションに非常に安く出品されるので、カスタム用にちょうどいいのである。

このメイソンも、出品されても誰も入札せずに放置されていた。
しばらく眺めていたが、ある日思い立って、それを数十ドルで落札した訳である(笑)
箱無しのデッドストックで、左右を合わせて袋に包まれて送られてきた。
送料も安く、関税もかからなかった。
課税の基準はよくわからないのだが、いずれにしてもほんの数千円で、デッドストックが手に入ったわけである。



クッション性の高いオサリバンのヒール。
メイソンの製品に好んで使われるヒールである。
中央部の突起物がフワフワとした独特の感触で面白い。

サイズはUS8Dである。
時代によって表記が現行の靴とハーフサイズ違う場合があり、試着のできない個人輸入の場合は、一種の賭けになる。
駄目だったら手放すしかないので、最初の試着は少しどきどきする(笑)

足を入れてみると、ヒールは緩めであるが、まあまあのフィッティングである。
これならいけそうである。
古靴の場合、完璧なフィッティングを求めるのは、ほとんど不可能と言っていい。
まあまあの大きさであれば、あとは足の方で合わせる・・という考え方が必要になる。

ただしまだ実際に外で履いたわけではない。
今回は未使用の状態で、カスタマイズに出すつもりであった。
そのままお店にもって行き、預けてきた。
その結果はまた明日・・・

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