エルニッコール


画質は素直で色が濃くのる。
ピントが上手く合った時は後処理が不要なほどシャープだ。
ぬけも良くコントラストが非常に高い。

ドイツ製のレンズと言っても通用するかもしれない。
ニッコールレンズとは違った趣だ。
もっともこれもニッコールには違いないのだが・・・(笑)

ニコンらしい強調されたようなシャープさも併せ持つので、独自の魅力があると言っていいだろう。
実用性がまったく無いのでお勧めは出来ないが・・・(笑)

D2X + EL Nikkor 105mm F5.6N
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開放


レンズ自体の持つ唯一の機構は、絞りのリングを回すと羽根がせり出してくるだけというシンプルな仕組みで、それもカメラのボディとはまったく連動していない。
絞ればそのままファインダーの映像も暗くなっていく。
暗い被写体だと1段絞っただけでカメラのフォーカスエイドが使用できなくなる。

しかしF5.6の開放で撮影すれば、ご覧のように背景はきれいにボケる。
ポートレートの撮影にも使用できるだろう。
モデルさんが忍耐強ければ・・だが(笑)

ちなみにこの看板の写真は、カフェでコーヒーを注文し、机の上でレンズを一度ばらしてリングを交換し、近くのものにピントが合うようにしてから撮影した(笑)

D2X + EL Nikkor 105mm F5.6N
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無限遠


手元には幅40mm、20mm、10mm、6mmの4種類のリングがある。
これらを組み合わせて、丁度いい長さまで延ばしてやろうというわけだが、それがなかなか上手くいかない。
(実際にはヘリコイドや各変換アダプターの幅も関係してくる)

ある組み合わせでは、近距離側は2mくらいから合焦するのだが、無限遠があと一歩というところで出ない。
それではと数ミリ短い組み合わせにすると、今度は4mも先からしかピントが合わなくなり、さらには合焦範囲が無限遠を通り越してその先へと行ってしまう。
1mm単位での調整が必要なようだ。

また組み合わせによって、ファインダーに写る画角も変わってくるので、実際に何ミリに相当するレンズなのかわからなくなってくる。
望遠であることは確かだ(笑)

仕方ないので、使い難いのは覚悟の上で、とりあえず無限遠の出る組み合わせにして外に持って出た。
後になって、リングのねじを1mmほど緩めて使用すると按配がいいことに気付いたが、こんな不安定ででたらめな使い方は反則だろう(笑)

D2X + EL Nikkor 105mm F5.6N
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ヘリコイド


レンズ本体が約2万円で購入できる。
それ以外に一眼レフのボディに取り付けるためのアダプターが必要だ。

BORGのアダプターを色々組み合わせる。
引伸ばしレンズには、ピントを合わせるための前後への移動機構がないので、まずはそのためのヘリコイドを取り付けてやらなければならない。
さらに幅の違ういくつかのリングを組み合わせることで、レンズが合焦する範囲を探す必要がある。

以前接写に使ったEL Nikkor 50mmF2.8は無限遠が出ないので、これはもう接写レンズとして使うしかない。
しかし105mmの方はうまく組み合わせれば無限遠が出るので、通常のレンズとして使うことも可能だ。

D2X + EL Nikkor 105mm F5.6N
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本邦初公開??


答えは EL Nikkor 105mm F5.6。
本来は6x9cm判用の引伸ばしレンズ。
持ち出すのに勇気がいるほどのスローレンズだ。

ボーグのアダプターリングを色々組み合わせるうちに、どんどん延びて、こんな形になってしまった(笑)
(ヨドバシに合うキャップがなかったので、フードを買って付けた)
何だかみっともなくて、よく目立つ。
カメラのことを少しでも知っている人は、その異様な姿にぎょっとする。
そういう意味でも持って歩くのに勇気がいるレンズである(笑)

いや、このレンズから比べたら、普通のニッコールレンズなんて、本当に「普通のレンズ」に過ぎない。
ズームレンズでこのレンズ以上の描写をするレンズなんて何本あるだろうか?
もっと胸を張って歩かなければ・・・

D2X + EL Nikkor 105mm F5.6N

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何でしょう?


自分にちょっとした制約を設けてみる。
それほど大袈裟な話ではないが(笑)、非常に使い難いレンズを選び、その1本だけを持って出かけた。
まともに写るだけで十分驚きなのに、時に予想外の描写力を発揮し、ビックリさせられるレンズだ。

さて・・・
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今日の牛


今日は天気も温度もフェラーリ日和だった。
だがなぜか1台も見なかった。
かわりにこいつを見た。
僕はフェラーリの方がずっと好きだけど。
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