閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

案山牛

2012-10-29 22:43:02 | 日々

(本日のタイトル、何て読むか?は、ちょっと置いといて・・)

この季節にしては珍しいような、もくもく雲の力こぶ。
仕事のあとはビールがうまいぜっ!と言ってるようだ。

 

 

桔梗も実になりました。

 

真上からみると、花と同じきれいな五角形。
中には小さい黒い種がたくさん入っている。

 

 

栗の落ち葉。
木の下は、からっぽのイガでいっぱいだ。

 

 

これはアカメガシワの葉。
同じ木でも、ふぞろいな形と大きさ。

 

 

ナギナタコウジュ。
1株が大きくなり、花が百くらいついて、なかなかみごとな眺め。
しかし、この草はにおいが個性的で、芳香とは言い難く、
ドクダミより手ごわい。枯れたあともいつまでもいつまでも消えない。


 

 

カラスザンショウ。
黒い実が房になってついている。


 

 

やあやあ、今年も会えたね。
いかにも食べられそうな雰囲気ではあるけれど、
名前がわからないものは、見るだけ、見るだけ。

 

さて、本日も、カメラを連れてお出かけします。
足をとめたのは、こちら。



田植え・・じゃなくて、稲刈りのすんだ田んぼ。
暖かいので、刈りあとから芽が出て、あっというまに緑になる。
その中に、何か、いますよ。
近づいてみましょう。

 

おじさーん、あのー、それ、牛ですか? 
だいぶ太めのようだけど・・サイ・・じゃないよね?

じつは、ここ、かかしおじさんの田んぼ。
(以前に書いた記事 →2006年と 2009年

おじさんの情熱は年々エスカレートし、初めの頃はおそろいの服で
「そっくり兄弟または5つ子」だったかかしが、次第に個性を持ち、
おじいさん、おばあさんから孫までの三世代家族となり、
服装から小道具まで凝りに凝って、もうわざわざ見物客が来るほど。
最近は、稲とは関係なく、冬から春にかけても次々に何か登場し、
田んぼはすっかりおじさんの「作品発表の場」となっているのです。

稲刈りがすむと、それまで見張り役をつとめたかかしたちが
集まって、相撲をとったり、サッカーをしたり、馬とびをしたりと、
工夫をこらしたパフォーマンスを披露してくれる・・のが通例でしたが、
今年はなぜかそれが見当たらず。
やらないのかなあ、と、通りすがりにちらちらと気にしていたところ、
おもむろに登場したのが、これでした。

案山牛!(←読み方は、えーと、かかうし?・・笑)
おじさん、新機軸。考えたね。

 

反対側から見ると、こんなです。
ほんとはそばまで行きたかったのですが、何やら近寄りがたい迫力。
それに、うっかりさわってバタッと倒れたりしたら困るし(笑)

牛さんのおなかはちょっと気になりますが、
おじさんが、すごくよく出来てるでしょう。
(え? このおじさんも、かかしなのよ)

  

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