閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

梅雨入り

2024-06-24 16:20:23 | 日々

例年より遅い梅雨入り。
しかし「例年」って何なの?っていうくらい「異例」が多い。
降れば大雨、晴れれば猛暑の二択。「しとしと」も「梅雨寒」もメニューにないらしい。

 

雨の日のコマの居場所。家の外の薪置き場。
屋根がプラスティックの波板なので雨音がうるさいと思うけど、なぜか室内よりここがお気に入り。

 

 

ホスタ2号、咲きました。身長20センチ。可愛い。

 

エキナセア。
5種類(品種)が少しずつずれて、すこしずつ違う色味で咲くので、なかなか楽しい。
ちょうど他の花が途切れたときに咲いてくれるのでたすかります。秋になったら株分けして増やそうかな。

***

先日。病院で順番を待っていたら、突然うしろで「どこだよ!!」と大声がした。
振り返ると、廊下の真ん中に、格闘技でもやっていそうな体格の良いお兄さんが突っ立っている。何だろうと思ったら、天井を向いて「わかんねーよ!!」とまた吠えた。
見た目にはどこが悪いのかわからないけれど、受付で渡されるファイルを手にしているから、患者さんには違いない。
そこはCT室の前で、じつはひんぱんに人が迷って来るところなのだ。5分にひとりくらいは来るんじゃないかと思う。たいていはレントゲン室に行こうとしている人だ。
「この先を突き当たったら左に曲がって、まっすぐ行って、茶色の柱のところをまた左に曲がってください」
受付でそういうふうに言われて来るのだけれど、「左に曲がる」が二度ある上に、「茶色の柱」というのが柱というほど独立した柱ではないからか(「レントゲン室」への矢印がちゃんと目につく場所にあるにもかかわらず)、多くの人がそこを見過ごして直進してしまう。
直進すると「放射線受付」という表示が目に入るので、レントゲンって放射線の一種だっけ? となんとなくそのまま来てしまうのだが、お兄さんの立っているあたりまでくると、こんどは正面に「救急トリアージ」という大きな表示が見えてくるので、間違ったか?と気づくのだ。
わたしはヒマだったし、レントゲン室は知ってるので教えてあげたかったけれど、お兄さんは気短そうにくるっと向きを変えて、どすどすと戻って行ってしまった。

この話の教訓は…というほどでもないけれど、表示されている文字を読んで、正しい目的地まで行く、という訓練は、子どものうちにしておいたほうがいいと思う。どこでもスマホのナビが使えるとは限らないからね。
どうしてもわからなければ、そのへんの人に聞く。どの人なら知っていそうかを自分で判断し、礼儀正しくたずね、教えてもらったらちゃんとお礼を言う。それらもすべてサバイバル技術に含まれる。
学力テストの平均値が他県と比べてどうだとか言う前に、そういう大事なことをなぜ小学校で教えないのか。
(そのまま「わかんねーよ!」とわめき続けていれば、そのうち看護師さんか助手さんが通りかかって教えてくれたかもしれないけれど、それもサバイバル技術っていうのかどうかは、微妙)

ちなみに、わたしは方向音痴の上にエレベーターが苦手なので、「この先のAのエレベーターで2階に上がって…」と言われても階段を探しに行ってしまい、そのあげくずいぶん遠まわりをしたりするけれど、表示を読むのは好きだから、目的の場所にたどりつけなかったことは一度もないです。結果オーライ。

本日の収穫。

ブルーベリー(早生種)。
いつもこれの熟す時期を忘れていて、気がついたときには落ちそうになっていてあわてる。
春に花が咲いたところや、クマバチがぶんぶん来ているところを見なかったので、今年は裏年かと勝手に思っていたけれど、鳥よけネットのおかげで、これくらいは採れた。
ジャムには少ないので、デザートにつまんで食べてしまう。
このあと晩成種までにしばらく間があくので、また気がついてあわてることになりそう。

 

本日のにゃんズ。

 

 

 

 

催促がしつこいので「三分待て!」と言われたところ。

 

まだかー。

コメント
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