閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

クリスマスツリー

2006-12-10 09:19:27 | 日々

今年もクリスマスツリーは間伐ヒノキの先っぽです。
MとKでゆっさゆっさと運んできました。
高さは2メートル半くらい。
これでも外ではごく小ぶりの木に見えますが、
室内に入れるとかなりのボリュームです。

ほんとは杉のほうが雰囲気はモミの木っぽいのですが、
葉が針のようにちくちくして扱いにくいので、
近年はずっとヒノキを使っています。

昨年は黒猫ズがまだ子猫だったので、
ツリーによじ登るやらとびつくやら大さわぎでした。
だから落とされても大丈夫なものだけ飾って、
壊れやすい玉や豆電球などはつけませんでした。

今年はもういいかな、と思っていたら、真鈴がきて
わさわさと三分の二くらいの高さまで一気に登り、
銀の星や金の胡桃をちゃらちゃら揺らします。
うーむ、まだ登るのか、きみは。

アンデルセンの『もみの木』というお話では
クリスマスツリーはたった一晩飾られただけで
屋根裏部屋に片付けられてしまいます。
うちではたいていクリスマスをはさんで
3週間ちかく飾っておきますが、終わりころには
葉がぱらぱら散ってお掃除が追いつかなくなります。

クリスマスツリーのお話には素敵なのがたくさんありますね。
わたしはファージョンの『ガラスのクジャク』が好き。
それと、ブローティガンの『東京モンタナ急行』の中にある、
道端に捨てられたツリーの写真をひたすら撮ってまわった
という、ただそれだけのエピソードがなぜか好き。


さんごさんへ。
新刊、楽しんでいただけてうれしいです!
あのギターは、描いた本人に聞きましたら、

右…ビートルズ「ラバー・ソウル」(1965)収録時に
ジョン・レノンが使用したもの
左…「Space Oddity Live in Falmouth」(1968)で 
デイヴィッド・ボウイが使用したもの

だそうです。超レアものですねー。
あんな店のおもてに置いといていいんでしょうか。

コメント
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