教育の成果は、その人の目の輝きによって測られるべきものだと思います。
偏差値が低かろうと、点数が取れていなかろうと、時に過ち、失敗してしまおうと、
二度と無い自分の人生を、目を輝かせて生きているかどうか。
それが大切だと思います。
なぜなら、その輝きの裏には、たくましく生き抜いていこうという意志や、
与えられた生への喜びが、必ず存在しているからです。
子どもたちの偏差値が低いことを嘆くより、
子どもたちの目の輝きが失われていること、
生きる活力が失われていることを、
嘆くのが当たり前にならなくてはダメだと思います。
目の輝きが失われていることに気づき、
そして、それを心から嘆く大人たちが増えていくことでしか、
あるいはまた、
目の輝きを取り戻す教育を考えられる大人たちが増えていくことでしか、
日本の教育が正気を取り戻すことはないのだろうと思います。