Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

新渡戸稲造

2012年04月06日 | Weblog
私は新渡戸稲造という人物をとても尊敬しています。

新渡戸稲造は、教育する人間を、
「教育屋」と「教育家」に分けて語っています。

曰く、
「教育屋」とは、
「学校を造って銭を儲け、
あるいは卒業証書を売って自分の生計を営む、
あるいは少しばかり覚えたことに勿体をつけて、
これを他の一層未熟な人に売りつける者」を言い、

「教育家」とは、
「飯を食うために教育を手段とするのではなくして
児童の身体知識精神を発達せしめる志と力のある者をいうのである」
と、そんな風に語っています。

また、
「若い人や児童の精神なり知識なりの
発達を助くるものが教育なら、
宇宙にある何事でも教育を授けないものはない。」

と語り、

「教育家たるの資格とは、即ち免状の有無ではない。
志と力の資格であり、特に、修養的教育を重んじることである」

と語っています。

その、修養的教育とは、

「無限責任で、あくまでも児童が後日死ぬるまで、
人生観を誤らないように、正しき人生観の材料を与うる教育」
のことを言います。


私の教育は、
あくまでも修養的教育でありたい。

そう心から願っています。









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