Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

職人

2017年07月08日 | Weblog
ホームセンターで売っているお櫃と、
職人が心を込めて作ったお櫃は別物だ。

檜の材質も、箍の材質も、
木のつなぎ止め方も全く違う。

もちろん値もはる。

その良さも、違いも、
わかる人にはわかるが、
わからない人にはわからない。

職人の仕事というものは、
そういうものだ。

金銭的な安さに心を奪われて、
大切な文化と職人の業を失わぬようにしたい。

そのためには、
自分がものの良さがわかる人間になるしかない。

そのためには、
良いものに触れる努力をするしかない。
そして、
悪いものにも触れ、違いを体感するしかない。

それが教養を身につけるということだと思う。

私も職人であり続けたい。

魯山人のことばだったか、

わかる奴は、何も言わなくてもわかる。
わからない奴は、何べん言ってもわからない。

そんなものだと思います。

そして、私はその世界を生きていこうと思います。

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