Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

壮大なる無駄

2015年08月06日 | Weblog
教育とは、
できない人たちが、
できるように成長していく過程を言うのだと思います。

そのためには多くの失敗や、多くの無駄が必要です。
最初からできるのであれば、
そもそも教育を受ける必要など無いわけです。

だから、
大人の賢しらで、
無駄の無いようにと先回りすることは、
チャレンジする機会を奪い、
失敗に学ぶ機会を奪うことでもあります。

相手は人間ですから、
ちょっとした出来事で心理は変化します。

その変化に沿ったボールを
投げなくてはならないのです。

できあいのもの、準備したものが、
いつでも心に響いて伝わるはずがありません。

企業的発想にしても経費は削減すべきです。
主婦的感覚にしても節約は大切にすべきです。

しかし、生活にも学びにも、
日常の場と非日常の場があります。

非日常の中での教育の場に
日常の感覚を持ち込むことが
教育的成果に大きなものを生み出すとは
私には到底思えません。

だから、
できればその成果を
見せていただきたいものだと思います。







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