Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

手紙

2020年08月02日 | Weblog
古い手紙を処分しようと読み返していたら、捨てられない手紙にたくさん出会いました。

本当に心がこもっていて、結婚の報告、イベントの感想とお礼、問題が起きたとき残念な思いを綴ってくれたもの、生徒の一人語りのような手紙、様々な思いが綴られていて、当時の色々な思いが蘇ってきました。

そして、この手紙に、いや、この手紙の思いに、十分に私は答えていたのだろうかと考えさせられました。考えさせられ、反省させられたという方が正しいと思います。

手書きの手紙は、時を超えても思いが残っていきます。パソコン全盛の今ではありますが、デジタルデータでは、やはり思いも消えていくしかないもののようです。

手書きの手紙は、時を超えて、確かにその人と関わり、その時間の中にこそ、私の人生があったことを思い起こさせてくれます。

出会いと別れは沢山ありました。生死が別れを生み出すこともあれば、見解の相違が別れを生み出すこともあります。

そうした意味では、人の心は変質するものでしかありません。

私は、誤解を受けようと、見解が異なろうと、やはり、出会った人たちのことを大切な存在だと思っているのだと、少し可笑しく思いました。

とっくに失われたであろう初恋の思いをまだ引きずっているかのようで、愚かしくも思いました。

ただ、変わらぬ思いと、信念のようなものが、自分の心をそうさせているのだと思います。
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