Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

受け継がれるもの

2019年05月21日 | Weblog

吉田松陰先生は30歳で処刑をされます。

門人たちに当てた遺書「留魂録」は、

その伝わり方も不思議ですが、

一つ一つの言葉も不思議と胸に響いてきます。

うろ覚えで恐縮ですが、

現代語訳もどきを書いてみます。

(調べれば、すぐ正確なものはあるのですが・・・。)


「人にはそれぞれに相応しい四季がある。

十歳にして死ぬものには十歳の中に自ずからの四季がある。

二十歳には二十歳の四季が、

三十歳には三十歳の四季がある。

私は三十歳、四季はすでに備わっている。

私の人生が中身のない籾殻(もみがら)なのか、

身の詰まった米粒なのかは私の知るところではない。

もし同志の諸君の中に、

私のことを憐れんで、

その志を受け継いでやろうという人がいるなら、

それは即ち撒かれた種子が絶えずに穀物が毎年実るように、

私の命が生き続け受け継がれていくことになる。

同志のみなさんよ、

この辺りのことをどうかよく考えて欲しい。」


思いは受け継がれるもの。

教育は受け継がれるもの。

だから、

自分の教育をただただ

全力で深めていけば良いのだと思います。

それが伝わるかどうかは、

私の知るところではないのです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教育

2019年05月21日 | Weblog

教育は費用対効果が見えにくいこともあります。

だからといって手を抜いていれば、

その時には問題が表面化しなくしても、

数年の後には、

本物に触れたか、偽物に触れたかの、

本質的な違いが出てくると思います。

ただ、それもわかる人にはわかるし、

わからない人にはわからないものであることも

よくあることだと思います。

しかし、私はその見えない違いに、

全力で力を尽くしていこうと思います。

私が正しいかどうかは知ったことではありません。

ただ、そうせずにいられないからそうするだけです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする