Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

学ぶことは楽しいこと

2015年08月06日 | Weblog
少子化の進む中、
2年連続で、
小学生の不登校が増加しているそうだ。
中学生も増加している。

原因については、
『無理に学校に行かせなくてもいい』という親の意識の変化や、
「無気力な子供の増加」だそうだ。

原因は全て学校の外にあるという考え方らしい。

学校が学ぶことの楽しさを作ることができなくなっている。
親からの信頼も子供からの信頼も勝ち得ることができない。

教科指導にしても、人間関係作りにしても、
学校が機能しなくなっているのだ。

この学校が、
さらに夏休みを短くし、
土曜日を休みでなくして、
学校に抱え込もうというのだから、
不思議と言うしかない。

バッカーズ寺子屋の学びを全国に広げられたらと思う。

無気力な子供たちが生き生きとする、
様々な体験学習を提供できたらと思う。

「志」の大切さを伝えられたらと思う。

本来、学ぶことは楽しいことのはずだ。
価値ある物に触れれば、
学んでいる本人が一番その手応えと喜びを感じるはずだ。

教育している側の大人の使命感と学びへの意欲が問われている。






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壮大なる無駄

2015年08月06日 | Weblog
教育とは、
できない人たちが、
できるように成長していく過程を言うのだと思います。

そのためには多くの失敗や、多くの無駄が必要です。
最初からできるのであれば、
そもそも教育を受ける必要など無いわけです。

だから、
大人の賢しらで、
無駄の無いようにと先回りすることは、
チャレンジする機会を奪い、
失敗に学ぶ機会を奪うことでもあります。

相手は人間ですから、
ちょっとした出来事で心理は変化します。

その変化に沿ったボールを
投げなくてはならないのです。

できあいのもの、準備したものが、
いつでも心に響いて伝わるはずがありません。

企業的発想にしても経費は削減すべきです。
主婦的感覚にしても節約は大切にすべきです。

しかし、生活にも学びにも、
日常の場と非日常の場があります。

非日常の中での教育の場に
日常の感覚を持ち込むことが
教育的成果に大きなものを生み出すとは
私には到底思えません。

だから、
できればその成果を
見せていただきたいものだと思います。







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