Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育者の役割

2014年02月17日 | Weblog
それぞれの子供たちの人生があり、
それぞれの親たちの人生があります。

子供も、親も、
それぞれに悩みを抱え、
苦しい思いと戦っている時期を持つものです。

そして、その苦しみは、
往々にして他者への攻撃という形を取ってしまい易いものです。

教育に携わる者の役割は、
断じてそれを批難することではありません。

攻撃している人の心の底にある痛みに光をあて、
苦しんでいる人に対して、
自分に何ができるかを考え、
行動することなのです。

その行動は、

人の心を傷つける刺々しい言葉に対して、
温かい言葉を返すことかもしれません。

憎悪の表情や冷たい視線に対して、
温かい微笑みを投げかけることかもしれません。

与え続けていても、
失うものは何も無いのです。
負けることも無いのです。

教育をより良いものにするということは、
そういうことだと私は思います。









コメント (1)
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